JPH0464771B2 - - Google Patents

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JPH0464771B2
JPH0464771B2 JP60272358A JP27235885A JPH0464771B2 JP H0464771 B2 JPH0464771 B2 JP H0464771B2 JP 60272358 A JP60272358 A JP 60272358A JP 27235885 A JP27235885 A JP 27235885A JP H0464771 B2 JPH0464771 B2 JP H0464771B2
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crucible
cast iron
molten cast
die
shaft
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JP60272358A
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JPS61137655A (ja
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Gurumeru Iu
Piereru Misheru
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Saint Gobain PAM SA
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Publication date
Application filed by Saint Gobain PAM SA filed Critical Saint Gobain PAM SA
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Publication of JPH0464771B2 publication Critical patent/JPH0464771B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/10Supplying or treating molten metal
    • B22D11/11Treating the molten metal
    • B22D11/114Treating the molten metal by using agitating or vibrating means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/006Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths of tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
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    • B22D11/115Treating the molten metal by using agitating or vibrating means by using magnetic fields
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
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    • B22D11/116Refining the metal
    • B22D11/118Refining the metal by circulating the metal under, over or around weirs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
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    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
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    • B22D11/145Plants for continuous casting for upward casting

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は球状黒鉛鋳鉄管の連続鋳造装置、即
ち、鋳鉄管の内部空間を形成するための中子を使
用せずに球状黒鉛鋳鉄管を堅型下注ぎ連続鋳造す
るための装置に係る。
最近のフランス特許第1122833号明細書では溶
融金属を均質化するため、即ち連続鋳造モールド
又は鋳型の内部で溶融金属を均一に分布させるた
めの回転供給方式を用いている。しかしながらこ
れらの回転供給方式では、特に鋳鉄が水平方向の
速度成分を持たずに鉛直に落下するので浴の回転
は生起されない。
またもつと最近のフランス特許公開第2352612
号明細書では、溶融鋳鉄収容ルツボの周囲の回転
磁場を使用して溶融鋳鉄を遠心分離速度で回転さ
せ、中子を使用しない下注ぎ連続鋳造により鋳鉄
管を得る装置を記載している。
然しながら、中子を使用しないで形成すべき管
の外形を与える冷却固定管状ダイの内部に均質で
均一な供給を行うためには、溶融鋳鉄全体を遠心
分離速度より低い速度で回転させることが課題で
ある。即ち得られる鋳鉄管の各円形断面で該鋳鉄
管の肉厚が均一になり、完全に同心の内壁と外壁
とを得るためには冷却固定管状ダイ内の溶融鋳鉄
の回転を常時維持することが必要である。
本発明の目的は、管全体に亘つて極めて均一な
厚みを有する鋳鉄管を形成し得ると共に、大きな
鋳造能力を発揮し得る、球状黒鉛鋳造管の連続鋳
造装置を提供することにある。
本発明によれば、前述の目的は、ダイとベース
とからなる円筒状のルツボと、溶融鋳鉄を収容す
るための環状空間をルツボ内に形成すべく、ルツ
ボの内部にルツボと同軸に設けられると共に、下
端がルツボのベースに固着された円錐台状の部材
と、溶融鋳鉄を前述の環状空間内に供給すべく、
ルツボのベースに連結された溶融鋳鉄供給手段
と、前述の供給された溶融鋳鉄を冷却すべく、ダ
イの外周に設けられた冷却手段と、前述の部材内
に形成されており、上端が閉鎖され、ルツボの外
部と連通するように下端が開口した空洞と、前述
の供給された溶融鋳鉄を前述の部材の周りに緩徐
に回転させて前述の環状空間内で形成される管の
厚みを当該形成された管の全周に亘つて一定の値
に維持するための回転手段とからなり、当該回転
手段は、ルツボの下方の位置から前述の空洞内に
伸長すると共に回転自在に設けられたシヤフト
と、前述の空洞内に収容されていると共に、前述
の供給された溶融鋳鉄の全高に亘つて伸長するよ
うにシヤフトに取付けられた磁石手段と、ルツボ
の外部に設けられていると共に、シヤフトと磁石
手段とを緩徐に回転させるべく、シヤフトに連結
されたシヤフト回転手段とを備える、球状黒鉛鋳
鉄管の連続鋳造装置により達成され、また、ダイ
とベースとからなる円筒状のルツボと、溶融鋳鉄
を収容するための環状空間をルツボ内に形成すべ
く、ルツボの内部にルツボと同軸に設けられると
共に、下端がルツボのベースに固着された円錐台
状の部材と、前述の溶融鋳鉄を前述の環状空間内
に供給すべく、ルツボのベースに連結された溶融
鋳鉄供給手段と、前述の供給された溶融鋳鉄を冷
却すべく、ダイの外周に設けられた冷却手段と、
下端がルツボの外部と連通すると共に上端がルツ
ボの内部と連通するように、前述の部材内に形成
された貫通孔と、前述の供給された溶融鋳鉄を前
述の部材の周りに緩徐に回転させて前述の環状空
間内で形成される管の厚みを当該形成された管の
全周に亘つて一定値に維持するための回転手段と
からなり、前述の回転手段は、前述の貫通孔を貫
ぬいて伸長すると共に当該貫通孔内に回転自在に
配置されたシヤフトと、中央部がシヤフトの上端
に取付けられており、ルツボの径方向に伸長する
プレートと、当該プレートから下方に鉛直に伸長
すると共に、一端がルツボの底部近傍の位置に達
するように、他端が前述のプレートの対向端部に
それぞれ取付けられた一対の耐熱性の棒部材と、
シヤフトと棒部材とを緩徐に回転させるべく、シ
ヤフトの下端に連結されたシヤフト回転手段とを
備える、球状黒鉛鋳鉄管の連続鋳造装置によつて
も達成される。
第1発明の球状黒鉛鋳鉄管の連続鋳造装置にお
いては、円錐台状の部材が、溶融鋳鉄を収容する
ための環状空間をルツボ内に形成すべく、ルツボ
の内部にルツボと同軸に設けられると共に、下端
がルツボのベースに固着されており、空洞が前述
の部材内に形成されており、当該空洞の上端は閉
鎖され、ルツボの外部と連通するように前述の空
洞の下端が開口しており、回転手段が、供給され
た溶融鋳鉄を前述の部材の周りに緩徐に回転させ
て前述の環状空間内で形成される管の厚みを当該
形成された管の全周に亘つて一定の値に維持し、
前述の回転手段は、ルツボの下方の位置から前述
の空洞内に伸長すると共に回転自在に設けられた
シヤフトと、前述の空洞内に収容されていると共
に、供給された溶融鋳鉄の全高に亘つて伸長する
ようにシヤフトに取付けられた磁石手段と、ルツ
ボの外部に設けられていると共に、シヤフトと磁
石手段とを緩徐に回転させるべく、シヤフトに連
結されたシヤフト回転手段とを備えている。
第1の発明の連続鋳造装置においては、ルツボ
の下方の位置から前述の空洞内に伸長すると共に
回転自在に設けられたシヤフトと、前述の空洞内
に収容されていると共に供給された溶融鋳鉄の全
高に亘つて伸長するようにシヤフトに取付けられ
た磁石手段と、ルツボの外部に設けられていると
共に、シヤフトと磁石手段とを緩徐に回転させる
べく、シヤフトに連結されたシヤフト回転手段と
を備える回転手段が設けられているが故に、第1
発明の装置のように、磁力によつて溶融鋳鉄を攪
拌する場合は、溶融鋳鉄がルツボ内で回転力を生
じるように溶融鋳鉄をルツボ内に導入して、当該
導入された溶融鋳鉄の粘性によつてルツボ内の溶
融鋳鉄を攪拌(以後、粘性流攪拌と略称する)す
る場合と異なり、ルツボの内周(溶融鋳鉄の深さ
方向に関する一つのレベルでの内周)の各点にお
いて、溶融鋳鉄を全く同一の周速度で回転させる
ことができ(粘性流攪拌の場合は、周方向に溶融
鋳鉄が移動するにつれて、溶融鋳鉄の周速度は減
衰する)、極めて均一な周方向の温度分布を達成
し得、その結果、ルツボ内周の各点において溶融
鋳鉄を均一な厚みで凝固させ得る。また、第1発
明の装置における磁力攪拌の場合は、ルツボの下
方の部位に行くにつれて周方向の攪拌力(回転
力)が減衰する粘性流攪拌の場合と異なり、溶融
鋳鉄の深さ方向に関する各レベルにおいて、周方
向の攪拌力は一定であるため、ルツボ内の溶融鋳
鉄の深さ方向に関する各レベルにおいて、周方向
の温度分布も均一になし得、その結果、溶融鋳鉄
の深さ方向に関する各レベルにおいて、溶融鋳鉄
を周方向に関して均一な厚みで凝固させ得る。従
つて第1発明の鋳造装置は、管全体に亘つて極め
て均一な厚みを有する管を形成し得る。
更に、第1発明の装置は、磁力により溶融鋳鉄
の深さ全体に亘つて攪拌を行うため、粘性流攪拌
の場合のようにルツボの下方の部位に行くに従つ
て周方向の攪拌力が減衰する場合と異なり、溶融
鋳鉄の深さ方向に関する各レベルにおいて同じ周
方向の攪拌力が得られ、ルツボ内の冷却能力は、
粘性流攪拌の場合に較べて大きくなり、大きな鋳
造能力を発揮し得る。
第2発明の球状黒鉛鋳鉄管の連続鋳造装置にお
いては、円錐台状の部材が、溶融鋳鉄を収容する
ための環状空間をルツボ内に形成すべく、ルツボ
の内部に当該ルツボと同軸に設けられると共に、
下端がルツボのベースに固着されており、貫通孔
は、下端がルツボの外部と連通すると共に上端が
ルツボの内部と連通するように、前述の部材内に
形成されており、回転手段が、供給された溶融鋳
鉄を前述の部材の周りに緩徐に回転させて、前述
の環状空間内で形成される管の厚みを当該形成さ
れた管の全周に亘つて一定値に維持し、前述の回
転手段は、貫通孔を貫ぬいて伸長すると共に当該
貫通孔に回転自在に配置されたシヤフトと、中央
部がシヤフトの上端に取付けられており、ルツボ
の径方向に伸長するプレートと、当該プレートか
ら下方に鉛直に伸長すると共に、一端がルツボの
底部近傍の位置に達するように、他端がプレート
の対向端部にそれぞれ取付けられた一対の耐熱性
の棒部材と、シヤフトと棒部材を緩徐に回転させ
るべく、シヤフトの下端に連結されたシヤフト回
転手段とを有する。
第2発明の連続鋳造装置においては、貫通孔を
貫ぬいて伸長すると共に当該貫通孔内に回転自在
に配置されたシヤフトと、中央部がシヤフトの上
端に取付けられており、ルツボの径方向に伸長す
るプレートと、当該プレートから下方に鉛直に伸
長すると共に、一端がルツボの底部近傍の位置に
達するように、他端がプレートの対向端部にそれ
ぞれ取付けられた一対の耐熱性の棒部材と、シヤ
フトと棒部材とを緩徐に回転させるべく、シヤフ
トの下端に連結されたシヤフト回転手段とを備え
る回転手段を有しているが故に、第2発明の装置
のように、鉛直下方に伸長する一対の棒部材によ
つて溶融鋳鉄を機械的に攪拌する場合は、溶融鋳
鉄がルツボ内で回転力を生じるように溶融鋳鉄を
ルツボ内に導入して、当該導入された溶融鋳鉄の
粘性によつてルツボ内の溶融鋳鉄を攪拌(以後、
粘性流攪拌と略称する)する場合と異なり、ルツ
ボの内周(溶融鋳鉄の深さ方向に関する一つのレ
ベルでの内周)の各点において、溶融鋳鉄を全く
同一の周速度で回転させることができ(粘性流攪
拌の場合は、周方向に溶融鋳鉄が移動するにつれ
て、溶融鋳鉄の周速度は減衰する)、極めて均一
な周方向の温度分布を達成し得、その結果、ルツ
ボ内周の各点において溶融鋳鉄を均一な厚みで凝
固させ得る。また、第2発明の装置における機械
的攪拌の場合は、ルツボの下方の部位に行くにつ
れて周方向の攪拌力(回転力)が減衰する粘性流
攪拌の場合と異なり、溶融鋳鉄の深さ方向に関す
る各レベルにおいて、周方向の攪拌力は一定であ
るため、ルツボ内の溶融鋳鉄の深さ方向に関する
各レベルにおいて、周方向の温度分布も均一にな
し得、その結果、溶融鋳鉄の深さ方向に関する各
レベルにおいて、溶融鋳鉄を周方向に関して均一
な厚みで凝固させ得る。従つて第2発明の鋳造装
置は、管全体に亘つて極めて均一な厚みを有する
管を形成し得る。
更に、第2発明の装置は、鉛直下方に伸長する
一対の棒部材により溶融鋳鉄の深さのほぼ全体に
亘つて攪拌を行うため、粘性流攪拌の場合のよう
にルツボの下方の部位に行くに従つて周方向の攪
拌力が減衰する場合と異なり、溶融鋳鉄の深さ方
向に関する各レベルにおいて同じ周方向の攪拌力
が得られ、ルツボ内の冷却能力は、粘性流攪拌の
場合に較べて大きくなり、大きな鋳造能力を発揮
し得る。
第1発明の具体例によれば回転手段が磁性手段
である。この場合、この具体例により鋳造装置の
特徴は、円錐台状の部材としての中央中空レリー
フの内部に収納された磁石手段を含んでおり、該
レリーフは、冷却ダイとの間に溶融鋳鉄用の環状
空間を形成し、該環状空間は、この環状空間に収
容された溶融鋳鉄の高さを上回る高さを有してお
り、従つて環状空間内の溶融鋳鉄の高さ全体にわ
たり冷却ダイと中央レリーフの軸線の周囲に回転
磁場が生じることにある。
更に第2発明の具体例によれば、回転手段が機
械的手段である。この場合、この具体例の鋳造装
置の特徴は、円錐台状の部材としての中央中空レ
リーフが該レリーフの軸線に沿つて該レリーフの
貫通孔としての貫通空洞を通る回転シヤフトを内
蔵しており、該シヤフトの上部が環状に収容され
た溶融鋳鉄中に浸漬した耐熱性棒部材を担持して
おり、該棒部材が該環状に収容された溶融鋳鉄を
回転駆動することである。
第1発明及び第2発明の別の特徴及び利点は、
非限定的に示された添付図面に基づく以下の記載
より明らかにされるであろう。
以下に、添付図面を参照して第1発明及び第2
発明を詳細に説明する。
第1図は鋳鉄管の下注ぎ連続鋳造に使用される
第1発明及び第2発明の第1の参考例を示す。こ
の管は肉厚対直径比10%未満の薄肉管である。柱
身の肉厚即ち嵌合口に隣接する管状部分の肉厚
は、直径1000mmの管では15mm、直径300mmの管で
は8mm、直径80mmの管では5mmを超えない。
装置は、 −低ガス圧下で溶融鋳鉄を導入するための密閉取
瓶と、 −収容ルツボに対して溶融鋳鉄を接線方向に供給
し、溶融鋳鉄の回転を生起させ、この回転を維
持せしめる液圧手段を構成するサイフオン手段
と、 −管状の冷却ダイから構成される収容ルツボと、 −形成された管の引出装置(図示せず)とからな
る。
(1) 低ガス圧下の溶融鋳鉄の導入 キヤツプ3で閉鎖された傾斜入湯桶2をもつ
土びん式の低圧鋳造取瓶1が溶融鋳鉄Fを収容
している。耐火材から成る鉛直湯管4が土びん
式の密閉取瓶1の上壁を貫通している。管4は
取瓶1のほぼ底部まで浸漬されており、取瓶1
の上壁の十分上方までのびて取瓶1の上方に配
置された後述するごとく冷却ダイから構成され
る収容ルツボ内に開口している。下注ぎ湯管4
は密閉取瓶の内部空間を冷却ダイの内部空間と
連通させている。下注ぎ湯管4は当該管4と同
じ軸線XXをもつフランジ付き円錐台状口金5
によつて土びん式の取瓶1の上部壁に密封的に
接続されている。円錐台状口金5はまた軸線
XXをもつ下注ぎ湯管4と後述するサイフオン
手段とを接続すべく機能する。
(2) サイフオン手段による溶融金属の接線方向供
給 例えばアルミナシリカ系耐火材から成るベー
ス6はL字形湯管7の下部を内蔵しており、湯
管7は水平か又はやや傾斜した部分と後述する
冷却ダイの内周面に関して接線方向に溶融金属
の供給を行う開口としての接線オリフイス18
とを備える。接線オリフイス18の通過断面積
は下注ぎ湯管4の通過断面積より小さい。ベー
ス6は鉛直湯管4の軸線XXに平行な軸線YY
を持つ鉛直部分9を含むL字形湯管7のサポー
トの機能を果す。鉛直部分9の下部は湯管7の
水平部分と連通しており上部は軸線Yをもつ入
湯漏斗10で終端している。鉛直部分9の高さ
は後述する収容ルツボ即ちダイの高さに等し
い。鉛直部分9と収容ルツボとは連通管を形成
している。L字形湯管7の水平部分の直径は管
4の直径より小さい。前述のサイフオン手段
は、L字形湯管7と入湯漏斗10とから構成さ
れる導入手段とベース6とを備えている。
(3) 冷却ダイ及び収容ルツボ サイフオン手段のベース6は、軸線XXを有
する黒鉛管状ダイ11とベース6自体とからな
るルツボを担持している。ベース6は非冷却槽
の底12を形成する。
ダイ11は例えば銅から成る冷却水循環ジヤ
ケツト13によつて外部から冷却される。水は
導管14から流入し導管15から流出する。ダ
イ11と接触しているジヤケツト13は、冷却
されずに維持されるダイの下部以外の高さのほ
ぼ全体にわたつてダイ11を囲繞する。このた
めに例えばアルミナシリカ系耐火材から成り従
つて熱絶縁性をもつジヤケツト13の管状支持
プレート16が、ジヤケツト13とベース6と
の間に挿入されて冷却ジヤケツト13によるベ
ース6の冷却を阻止する。ダイ11、冷却水循
環ジヤケツト13及び管状支持プレート16は
冷却ダイを構成する。また、ダイ11の軸線
XXは冷却ダイの軸を構成する。
この参考例に於いて、ダイ11とベース6と
から成る収容ルツボ6−11の容積は、下注ぎ
湯管4が同軸的に貫通した軸線XXの中央レリ
ーフ17によつて冷却ダイの環状空間となり実
質的に減容している。冷却ダイ11−13−1
6の環状空間は、中央レリーフ17の外周面と
冷却ダイ11−13−16の内周面とによつて
規定される。口径の大きい鋳鉄管の鋳造には中
央レリーフ17の使用が特に有利である。中央
レリーフ17はサイフオン手段6−7−10の
一体的部分でありまたベース6とダイ11との
組合せによつて構成される収容ルツボの一体的
部分である。
ベース6から成るサポートの上面より下方に
ある円錐台状中央レリーフ17の広い下底は、
形成すべき鋳鉄管の所望の内径より実質的に小
さい直径を持つ。当然の結果として円錐台状中
央レリーフ17の狭い頂壁の直径は、形成すべ
き鋳鉄管の内部空間の内径より実質的に小さ
い。
溶融鋳鉄がダイ11の高さ全体に亘る環状空
間に限定されるように、レリーフ17の高さが
ダイ11より大きいのが有利である。中央レリ
ーフ17がダイ11より顕著に低い場合、溶融
鋳鉄がレリーフ17の頂部より溢れるため溶融
鋳鉄の無駄が生じる。中央レリーフの高さは少
なくともダイ11の高さの位置に位置決めさ
れ、下注ぎ湯管4の上端は中央レリーフの高さ
の位置に終端する。
L字形湯管7の接線オリフイス18は下部即
ち収容ルツボ6−11の環状空間の底部近傍に
接線的に開口している。鉛直湯管4の溶融鋳鉄
の通過断面積(低ガス圧下の溶融鋳鉄の軸方向
供給)はできるだけ大きいのが好ましいが、L
字形湯管7の水平部分から接線オリフイス18
に達する溶融鋳鉄の通過断面積、即ち収容ルツ
ボ6−11の底部でダイ11と中央レリーフ1
7との間の環状空間の幅により限定される通過
断面積は、軸方向下注ぎ湯管4の通過断面積よ
りも実質的に小さいのが好ましい。
(4) 鋳鉄管の引出装置 形成された鋳鉄管の引出装置は図示されてい
ない。該引出装置は形成鋳鉄管の把持手段、例
えばフランス特許出願第8400382号明細書(特
開昭60−148656号公報)に記載のごとき管状ジ
グ又はスチールスリーブを有する。該把持手
段、即ちジグMは上方への案内駆動ホイールま
たはローラEによつて担持される。形成された
鋳鉄管をジグMに接続又は固定するために、ジ
グMはばち形ノツチM1を有する。
動 作 以下の記載では、鋳造装置の収容ルツボ6−1
1の内部即ちダイ11と中央レリーフ17との間
の環状空間内での溶融鋳鉄の回転生起についての
み説明する。溶融鋳鉄の回転開始後は回転が同様
のプロセスで維持され、形成中の鋳鉄管の柱身の
ステツプ的上昇及び凝固は、フランス特許出願第
8400382号明細書の記載と同様のプロセスで行な
われる。
(1) 溶融鋳鉄の供給 この供給は2段階で行なわれる。
(a) ダイ11と底部12とから成る収容ルツボ
に溶融鋳鉄Fを充填するためのガス圧下の非
回転式主供給: 加圧流体をパイプ32から土びん式の取瓶
1に導入する。溶融鋳鉄Fは中央レリーフ1
7の上方まで上昇し、中央レリーフ17とダ
イ11との間の環状空間に溢出し、オリフイ
ス18から湯管7の水平部分を通つて湯管7
の鉛直部分9内に上昇する。
溶融鋳鉄Fのレベルが、ダイ11の上部で
ダイ11と中央レリーフの頂点との上端断面
よりやや下方のレベルNに達するまで、収容
ルツボ6−11の環状空間と鉛直部分9の内
部に溶融鋳鉄Fの導入が継続される。後述の
接線方向の供給と比較すると軸方向供給では
流量が大きい。
(b) 低流量の溶融鋳鉄の接線方向補助供給(液
圧回転手段): 高流量の主供給によつて鋳鉄管の鋳造開始
以前に最高レベルNに到達するので、溶融鋳
鉄の補充と回転とを目的とするこの補助供給
は、前述の主供給の直後でなく後述する時期
に行なわれる。L字形湯管7と接線オリフイ
ス18とを介して矢印fの方向に行なわれる
低流量の接線方向補助供給に関しては後述す
る。軸方向供給に比較して、接線方向供給は
低流量であるが高速である。
(2) 鋳鉄管柱身の成形及び形成中の管の引出し ジグMを上方からダイ11に導入する。ダイ
11の下端は冷却されていないが、上端に達す
るまでのダイ11の高さの大部分は逆に冷却ジ
ヤケツト13によつて冷却されている。従つて
溶融鋳鉄はダイ11と接触して凝固しジグMに
接触するまで厚みを増していきジグMと接触し
て凝固しノツチM1によつてジグMに連結され
る。ここでジグMは駆動案内ローラEによつて
上方に引出される。ステツプモータによつて駆
動されるローラEはジグMを不規則に上昇させ
る。ジグMは凝固鋳鉄部分をステツプ的に上方
に引上げる。ジグMが上方に引出され鋳鉄管の
先端が十分に引出されて鋳鉄管が駆動ローラE
に捕捉されるとジグMは無用になり鋳鉄管から
任意に分離され得る。この鋳鉄管の起端の形成
中に溶融鋳鉄を漏斗10に流し込み前記鋳鉄管
の起端の形成に使用された量の溶融鋳鉄を補充
または補給する。この場合引出し中に、溶融鋳
鉄のレベルNを、ダイ11の上端よりやや下方
に位置しジヤケツト13で冷却される高さに維
持する。
この接線方向供給は第3図のごとく行なわれ
る。ダイ11と中央レリーフ17との間の環状空
間の底部にオリフイス18から接線方向に流入す
る溶融鋳鉄はこの環状溶融鋳鉄全部を緩徐な速度
で徐々に回転させ始めこの回転を維持するに充分
な水平方向速度を持つ。この場合、鋳鉄管の引出
し中に、溶融鋳鉄のレベルNをダイ11の上端よ
りやや低く溶融鋳鉄が冷却ジヤケツト13で冷却
される高さに維持し同時に軸線XXの周囲で溶融
鋳鉄Fの緩徐な回転即ち数回転/分のオーダの回
転を維持する。
以下、本明細書において緩徐な回転とは、数回
転/分のオーダの溶融鋳鉄の回転を指示するもの
とする。
前記のごとく軸線XXの周囲で溶融鋳鉄を緩徐
に回転させ収容ルツボ6−11内の溶融鋳鉄の温
度を均等化し形成中の鋳鉄管の柱身の円形断面で
の管の肉厚を均一にする。したがつてこの円形断
面の内壁と外壁とは完全に同心である。
凝固した鋳鉄管の上方への引出しは、フランス
特許出願第8400382号明細書に記載のごとくステ
ツプ式で不連続的に行なわれる。鋳鉄管の柱身の
起端は、L字形湯管7と接線オリフイス18とか
ら溶融鋳鉄が接線方向に供給されて緩徐な回転が
生じるため柱身の全ての円形断面で一定の肉厚を
維持しつつローラEによつて案内される各上昇コ
ースに沿つて伸延する。
浴の温度の均質化は溶融鋳鉄の緩徐な回転によ
つて形成される柱身の肉厚の調整とある程度関係
がある。その理由は溶融鋳鉄の凝固プロセスにあ
る。即ち鋳鉄は共晶液でありその凝固はスチール
の凝固とは顕著に異なる。鋳鉄は凝固中に偏析現
象を生じない。従つて固液混合物を含有しない。
鋳鉄は共晶液であり液相から固相に急激に移行す
るので2つの相の混合及びデンドライトが発生し
ない。出願人は浴の高温部分で肉厚が薄いこと、
及び溶融鋳鉄を回転させて浴の温度を均質及び均
一にすると肉厚を増加し得ることを確認した。従
つてこのような回転によつて柱身の円形断面に於
いてほぼ均一な肉厚が得られる。
鋳鉄管の十分な柱身の長さが得られると漏斗1
0内への溶融鋳鉄の導入を中止し、例えば図示さ
れていない底部オリフイスのキヤツプを外してダ
イ11と中央レリーフ17との間の環状空間を速
やかに空にする。次に形成された鋳鉄管をダイ1
1から完全に取り外せばよい。
浴の温度を均質化し鋳鉄管の円形断面で肉厚を
均一にするために、溶融鋳鉄を緩徐に回転させる
手段として第1図から第3図に示した所謂「液
圧」手段以外の手段を使用することも可能であ
る。
第1発明の具体例(第4図) この具体例は、溶融鋳鉄の緩徐な回転を生起す
るために、第1図の参考例の所謂「液圧」手段を
磁石手段に代えた変形例に相当する。
後述するごとくこれら磁石手段が場所をとるた
め、前記の溶融鋳鉄の複式供給に代えて単式供給
が使用される。即ちガス圧下の土びん式の密閉取
瓶からの供給を削除してL字形湯管7から供給を
行う。
上部が閉鎖された円錐台状の部材としての中央
レリーフ34が第1図のレリーフ17に代えて使
用される。レリーフ34は電磁石または磁石36
を収納するための空洞35を有しており磁石手段
としての磁石36は中央レリーフ34及びルツボ
としての収容ルツボ6−11と同じ鉛直軸線XX
をもつシヤフトとしての回転シヤフト37に担持
されている。なお、収容ルツボはベース6とダイ
11とから構成される。収納空洞35の内部の磁
石36とシヤフト37とは溶融鋳鉄と全く接触し
ない。磁石36は溶融鋳鉄Fの高さ全体に亙るよ
うに配置されている。回転シヤフト37はシヤフ
ト回転手段としての減速モータ38によつて回転
駆動される。前記の場合と同様に回転は緩徐な速
度で生じる。即ち数回転/分のオーダで生じる。
これに比較して遠心分離速度は遥かに大きい(例
えば管径の大きいものでは10倍、小さいものでは
100倍)。溶融鋳鉄の供給は鉛直部分9を有したL
字形湯管7と任意に第1図のごとき接線オリフイ
ス18とによつて行なわれる。前記L字形湯管7
は中央レリーフ34とダイ11との間の溶融鋳鉄
用の環状空間の下部に開口している。然しなが
ら、この場合には電磁石または回転磁石36のご
とき磁力による回転手段を使用するので接線オリ
フイス18はあつてもなくてもよく、溶融鋳鉄導
入用導管を収容ルツボ6−11の底部12に開口
させるだけでもよい。
本具体例において、回転手段(磁石回転手段)
は、磁石36、シヤフト37及び減速モータ38
から構成される。
L字形湯管7、鉛直部分9及び入湯漏斗10は
溶融鋳鉄供給手段を構成し、ジヤケツト13、導
管14及び導管15は冷却手段を構成する。
鋳鉄管の柱身の形成は第1図から第3図の参考
例と同様であるが、ただ1つの違いは、溶融鋳鉄
が最初からL字形湯管7を含むサイフオン手段
7,10から導入されることである。溶融鋳鉄の
緩徐な回転は電磁石36の回転だけで生じてもよ
く、または電磁石36の回転駆動と溶融鋳鉄の接
線方向導入との双方の作用によつて生じてもよ
い。後者の場合には第4図のごとく接線オリフイ
ス18が必要である。
溶融鋳鉄の緩徐な回転を生起するためにまた別
の手段を使用することも可能である。
第2発明の具体例(第5図) この具体例では前述のレリーフ17及びレリー
フ34に代えて軸線XXをもつ円錐台状の部材と
しての管状の中央レリーフ39を用いる。軸線
XXをもつ貫通孔としての円柱状空洞40がレリ
ーフ39を貫通しており軸線XXをもつシヤフト
としての回転シヤフト41が遊〓を伴つて円柱状
空洞40を貫通している。シヤフト41はシヤフ
ト回転手段としての減速モータ42によつて回転
駆動される。回転シヤフト41は上部に水平なプ
レート43を担持しておりその周縁又はその周端
から棒部材としての鉛直黒鉛バー44が懸垂して
いる。
このバー44の長さはその下端がルツボとして
の収容ルツボ6−11の底部12の近傍で該収容
ルツボ6−11内の溶融鋳鉄に浸漬し得るに十分
な長さである。なお、収容ルツボはベース6とダ
イ11とから構成される。溶融鋳鉄の供給は、収
容ルツボ6−11の底部12に接線オリフイス1
8を任意に備えた第4図の具体例と同様にサイフ
オン手段7,10のみによつて行なわれる。空洞
40内部のシヤフト41は溶融鋳鉄と全く接触し
ない。
本具体例において、回転手段(機械的回転手
段)は、回転シヤフト41とプレート43とバー
44とからなる。
また、L字形湯管7、鉛直部分9及び入湯漏斗
10は溶融鋳鉄供給手段を構成し、ジヤケツト1
3、導管14及び導管15は冷却手段を構成す
る。
第5図の場合にも第1図から第3図に示す参考
例と同様に鋳鉄管Tは起端が凝固しジグMに捕捉
されて形成される。ただ1つの違いは溶融鋳鉄の
緩徐な回転駆動が軸線XXの回りで浴を回転せし
める軸線XXのバー44の緩徐な回転、即ち数回
転/分程度の回転によつて生起されることであ
る。
前述の参考例及び前述の具体例のいずれに於い
ても管の柱身が中子を要せずに形成されること
(第5図)、従つて柱身の全ての円形断面で柱身の
肉厚が均一になるように鋳鉄の緩徐な回転が使用
されることが理解されよう。
第6図から第11図の種々の参考例を示すよう
に溶融鋳鉄を緩徐に回転駆動するために流動性気
体手段を使用してもよい。
第3の参考例(第6図及び第7図) 溶融鋳鉄の供給はサイフオン手段6−7−10
を介して行なわれる。L字形湯管7は接線方向で
ないオリフイス8を介して中央レリーフ17とダ
イ11との間の環状空間の底部12に開口してい
る。
この参考例では例えば窒素又はアルゴンのごと
き不活性ガス流体が、ダイ11と中央レリーフ1
7との間の溶融鋳鉄用の環状空間の底部の近傍に
接線方向に導入される。
溶融鋳鉄の回転を生起するガス流体は、ダイ1
1の円筒状内壁の延長上で収容ルツボ6−11の
円筒状空洞とダイ11の円筒状空洞46とに接線
方向に装着された水平な2つの送風管45によつ
て底部12の近傍でベース6の内部に導入され
る。2つの送風管45の各々は円錐台状の多孔質
プラグ又はノズル47と多孔質ノズル47の広い
底面と同じ直径の円筒状スリーブ48と多孔質ノ
ズル47へのガス流体導入用導管49とを含む。
前記多孔質ノズル47は接線方向で空洞46に開
口する同様の円錐台状オリフイスの底部に装着さ
れており、例えばアルミナシリカ系耐火材(適正
な空〓率を与える粗い粒度の材料)から成る。ス
リーブ48は耐火材から成りノズル47と同心的
にベース6の壁を横断貫通している。円筒状スリ
ーブ48の軸線内でガス流体を多孔質ノズルまで
誘導する導管49は図示しない圧力流体ソースに
接続されている。円筒状スリーブ48の外端断面
とベース6の突起51とに閉鎖プレート50が取
り付けられている。突起51はベース6と一体形
成されてもよく又はベース6に付加されものでも
よい。導管49は閉鎖プレート50を貫通してい
る。従つてこの参考例では2つの送風管45と2
つの突起51と2つの導管49とが使用されてい
る。サイフオン手段6−7−10から導入された
溶融鋳鉄を緩速で回転駆動させるために窒素又は
アルゴンのごとき不活性ガス流体を2つの接線送
風管45から吹き込んで収容ルツボ6−11内の
溶融鋳鉄を矢印f2(第7図)に沿つて緩徐に回
転させる。
本参考例においては、ガス流体圧を変化させる
だけで溶融鋳鉄の回転速度を調整し得る。導管4
9と溶融鋳鉄との間に挿入された多孔質ノズル4
7を使用するので不活性ガスは溶融鋳鉄内部に分
布する微細気泡の形状で吹込まれる。
第4の参考例(第8図) この参考例の装置は第6図及び第7図の装置と
同じく一対の接線送風管45から不活性ガス流を
吹込んで溶融鋳鉄Fを回転させる。ただ1つの違
いは溶融鋳鉄Fの供給が第1図の参考例と同じく
ガス圧下の土びん式の密閉取瓶1と軸線XXの下
注ぎ湯管4によつて行なわれることである。サイ
フオン手段は使用されない。中央レリーフ17も
存在しない。従つて収容ルツボ6−11内の溶融
鋳鉄F用の収容空間は環状ではなく円筒状であり
底部12も環状ではない。従つて円錐台状送風管
45と下注ぎ湯管4の上部断面とは収容ルツボ6
−11の槽の底部12を開口している。小さい口
径の鋳鉄管を鋳造するときは中央レリーフ17を
削除するのが妥当である。
円錐台状送風管45は吹込パイプ(第7図の導
管49に相当する)と多孔性噴射部(第7図の多
孔質ノズル47に相当する)と円筒状スリーブ
(第7図の円筒状スリーブ48に相当)とからな
る。
第1図から第3図の参考例でも小さい口径の鋳
鉄管を鋳造するために中央レリーフ17を削除し
得る。逆に第4図の具体例では、収容ルツボ6−
11内の溶融鋳鉄F用の環状空間内で該収容ルツ
ボ6−11の高さ全体にわたる回転磁場を生成す
る1つ以上の電磁石36の収容室として中央レリ
ーフ34が不可欠である。第5図の具体例でも溶
融鋳鉄を回転駆動する耐熱性バー44の回転駆動
シヤフト41を通すために中央レリーフ39が必
要である。
中央レリーフ17が存在しないと溶融鋳鉄Fを
緩徐に回転させるエネルギは溶融鋳鉄用の空間が
環状であるときよりも大きいので、送風管45か
らの不活性ガス流体の圧力及び流速が増加するこ
とが理解されよう。
接線方向に導入されるガス流体によつて溶融鋳
鉄の緩徐な回転を生起する別の手段も可能であ
る。
第5の参考例(第9,10及び11図) 第6図及び第7図に示した多孔質プラグ47を
もつ接線送風管45からガス流体を導入する代わ
りに収容ルツボ6−11内の溶融鋳鉄Fに不活性
ガス流体を直接吹き込む上方に向つて傾斜した接
線方向噴射送風管を使用する。各噴射送風管は、
耐火材から成る円錐台状の円錐台状ノズル52か
ら成り、導管53で貫通されており、中央レリー
フ17をもたない収容ルツボ6−11の槽の底部
12と共面の環状凹所54に接線方向に開口して
いる。この参考例で接線噴射送風管は8個であ
る。噴射送風管の供給用の導管53の各々は加圧
不活性ガスの分配器の機能を果たす環状溝55に
開口する。バルブ57によつ制御される単一外部
導管56は加圧不活性ガス流体を環状溝55に導
入する。不活性ガス流体の分配用の環状溝55は
ベース6の下部に設けられる。溶融鋳鉄Fの供給
は第8図の参考例同様土びん式の密閉取瓶1と下
注ぎ湯管4とから行なわれる。管4は収容ルツボ
6−11の軸線XX内で該収容ルツボ6−11の
底部12に開口している。
多数の微細気泡を吹き込む多孔質プラグ47の
ついた送風管45と違つて、本参考例における噴
射送風管は溶融鋳鉄F内に大きい気泡を吹き込
む。然しながら、送風管が収容ルツボ6−11の
円筒状壁部でなく底部12に開口しているので、
回転中の溶融鋳鉄Fと底部12との摩擦が低減す
る。更に、気泡を高速で噴射すると溶融鋳鉄Fの
回転の運動エネルギがより高くなる。
最後に収容ツルボ6−11内の溶融鋳鉄Fを緩
徐に回転駆動するために、液圧的及びパルス的と
見なし得る別の手段も可能である。
第6の参考例(第12図から第14図) この参考例は第1図の参考例同様接線方向に溶
融鋳造を供給する手段を使用する。図示の参考例
では、収容ルツボ6−11内に溶融鋳鉄F用の環
状空間を形成する中央レリーフ17は存在しない
が該レリーフ17が維持されていてもよい。中央
レリーフ17の有無は形成すべき鋳鉄管の直径に
左右される。この参考例では収容ルツボ6−11
の底部12の近傍での溶融鋳鉄の接線方向供給
は、ガス圧下の取瓶58をもつ特別なサイフオン
手段によつて行なわれる。溶融鋳鉄Fの取瓶58
は、鉛直隔壁59と、バルブ33で制御される導
管32からのガス圧を上部に受容する閉鎖ドーム
形チヤンバ60と、溶融鋳鉄Fを矢印fに従つて
充填する漏斗62を上部に備えた通路61とを含
む取瓶である。チヤンバ60と充填用通路61と
は、隔壁59の下部に開設された接線オリフイス
65を介して連通する。取瓶58はチヤンバ60
の下部に水平又はほぼ水平な鋳造管64を有して
おり、この鋳造管はベース6に接続され、接線オ
リフイス65を介して収容ルツボ6−11の底部
12の近傍で収容ルツボ6−11の円筒状空洞4
6内に接線方向に開口しており、鋳造管64は円
筒状空洞46と取瓶の内部空間を連通している。
取瓶58と当該取瓶58の下部に設けられた鋳
造管64は導入手段を構成し、ダイ11、冷却水
循環ジヤケツト13及び管状支持プレート16は
冷却ダイを構成する。また、収容ルツボ6−11
の円筒状空洞46は冷却ダイ11−13−16の
内部空間を構成し、ダイ11の軸線XXは冷却ダ
イ11−13−16の軸を構成する。円筒状空洞
46は冷却ダイ11−13−16の内周面及びベ
ース6の内周面によつて規定される。
収容ルツボ6−11内の溶融鋳鉄Fのレベル
は、ダイ11の上部に位置する上位レベルNと、
該レベルより低いがダイ11の上端から遠くない
下位レベルN1との間で変化し得る。オリフイス
65と鋳造管64とを介した連通管作用によつ
て、ダイ11の上位レベルNと下位レベルN1と
は、取瓶58の通路61の上位レベルNと下位レ
ベルN1とに対応する。逆にダイ11のこの上位
レベルNと下位レベルN1とは、チヤンバ60の
下位レベルN2と上位レベルN3とに対応する。
レベルN2及びレベルN3の夫々はレベルN及び
N1とは異なる。ガス圧下のチヤンバ60内の下
位レベルN2に対応する上位レベルを得るために
最大ガス圧P1が必要であり、取瓶58のチヤン
バ60内の上位レベルN3に対応するダイ11内
の下位レベルN1を得るためには、最小ガス圧
P2が必要である。
鋳鉄管の製造は第1図から第3図に示す第1の
参考例と同様の処理によつて行なわれる。即ち先
ずジグM(図示せず)を使用する。取瓶58のチ
ヤンバ60内の最大ガス圧P1を導入し、この圧
力を脈動させずに維持すると、ジグMと接触した
溶融鋳鉄が上昇してジグMに捕捉される。この結
果、チヤンバ60内の溶融鋳鉄FのレベルはN3
からN2に低下する。
次にジグMと接触して凝固した溶融鋳鉄を補給
するために、取瓶58の通路61に矢印fの方向
で溶融鋳鉄を導入して収容ルツボ6−11内のレ
ベルをN1からNに上昇させる。次に、ステツプ
的な引出し中に通路61内の溶融鋳鉄の補給を継
続しつつ導管32を介してチヤンバ60内のガス
圧を最大値P1と最小値P2との間で周期的に且つ
規則的に変化させる。ガス圧の脈動は第14図の
正弦曲線に従つて生じる。第14図は導管32か
らチヤンバ60に導入されたガス圧Pの経時的変
化を示すグラフである。最大圧P1は、ダイ11
内のレベルNとチヤンバ60内のレベルN2とに
対応し、最小圧P2はチヤンバ60内のレベルN
3とダイ11内のレベルN1とに対応する。収容
ルツボ6−11の溶融鋳鉄Fのレベルの脈動を伴
うこのようなガス圧の脈動は、オリフイス65か
ら接線方向に到着する溶融鋳鉄のポンピングシス
テムを生起する。このポンピングシステム、即ち
脈動システム即ち溶融鋳鉄の接線方向供給用ガス
圧の周期的変化が、収容ルツボ6−11内で矢印
f2に沿つた溶融鋳鉄Fの緩徐な回転を生起す
る。
脈動の周波数と振幅、即ち圧力値P1とP2(第1
4図)即ちレベルN,N2及びN1,N3を調整
すると、溶融鋳鉄Fの回転速度の正確な調整が達
成され十分に均一な肉厚をもつ管が形成される。
第1発明及び第2発明によれば、管全体に亘つ
て極めて均一な厚みを有する鋳鉄管を形成し得る
と共に、大きな鋳造能力を発揮し得る、球状黒鉛
鋳鉄管の連続鋳造装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は軸方向供給を補助する接線方向供給を
用いる鋳鉄管の連続鋳造装置(第一の参考例)の
概略断面図、第2図は第1図の2−2線断面図、
第3図は第1図の装置の軸方向供給を補助する接
線方向供給を示す概略斜視図、第4図及び第5図
は溶融鋳鉄回転用に夫々磁石回転手段、機械的回
転手段を使用する本発明装置の具体例の第1図同
様の概略断面図、第6図は溶融鋳鉄回転用に気体
手段を使用する連続鋳造装置(参考例)の第1図
同様の概略断面図、第7図は第6図の7−7線断
面図、第8図は溶融鋳鉄回転用に気体手段を用い
る別の参考例の第1図同様の概略断面図、第9図
は溶融鋳鉄回転用に気体手段を用いる更に別の参
考例の第1図同様の概略断面図、第10図は第9
図の10−10線断面図、第11図は第9図及び
第10図で使用されるガス流体の噴射ノズルの拡
大部分断面図、第12図は溶融鋳鉄の接線方向供
給と前記供給の律動的脈動手段とを用いる鋳鉄管
連続鋳造装置(参考例)の第1図同様の概略断面
図、第13図は第12図の13−13線断面図、
第14図は溶融鋳鉄のレベルの脈動を経時的に示
すグラフである。 1……取瓶、4……下注ぎ湯管、6,7,10
……サイフオン手段、11……ダイ、17,3
4,39……中央レリーフ、18,65……接線
オリフイス、45……送風管、58……取瓶、6
4……鋳造管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ダイとベースとからなる円筒状のルツボと、 溶融鋳鉄を収容するための環状空間を前記ルツ
    ボ内に形成すべく、前記ルツボの内部に前記ルツ
    ボと同軸に設けられると共に、下端が前記ルツボ
    のベースに固着された円錐台状の部材と、 前記溶融鋳鉄を前記環状空間内に供給すべく、
    前記ルツボのベースに連結された溶融鋳鉄供給手
    段と、 前記供給された溶融鋳鉄を冷却すべく、前記ダ
    イの外周に設けられた冷却手段と、 前記部材内に形成されており、上端が閉鎖さ
    れ、前記ルツボの外部と連通するように下端が開
    口した空洞と、 前記供給された溶融鋳鉄を前記部材の周りに緩
    徐に回転させて前記環状空間内で形成される管の
    厚みを当該形成された管の全周に渡つて一定の値
    に維持するための回転手段とからなり、 前記回転手段は、前記ルツボの下方の位置から
    前記空洞内に伸長すると共に回転自在に設けられ
    たシヤフトと、前記空洞内に収容されていると共
    に、前記供給された溶融鋳鉄の全高に亘つて伸長
    するように前記シヤフトに取付けられた磁石手段
    と、前記ルツボの外部に設けられていると共に、
    前記シヤフトと前記磁石手段とを緩徐に回転させ
    るべく、前記シヤフトに連結されたシヤフト回転
    手段とを備える、球状黒鉛鋳鉄管の連続鋳造装
    置。 2 ダイとベースとからなる円筒状のルツボと、 溶融鋳鉄を収容するための環状空間を前記ルツ
    ボ内に形成すべく、前記ルツボの内部に前記ルツ
    ボと同軸に設けられると共に、下端が前記ルツボ
    のベースに固着された円錐台状の部材と、 前記溶融鋳鉄を前記環状空間内に供給すべく、
    前記ルツボのベースに連結された溶融鋳鉄供給手
    段と、 前記供給された溶融鋳鉄を冷却すべく、前記ダ
    イの外周に設けられた冷却手段と、 下端が前記ルツボの外部と連通すると共に上端
    が前記ルツボの内部と連通するように、前記部材
    内に形成された貫通孔と、 前記供給された溶融鋳鉄を前記部材の周りに緩
    徐に回転させて前記環状空間内で形成される管の
    厚みを当該形成された管の全周に亘つて一定値に
    維持するための回転手段とからなり、 前記回転手段は、前記貫通孔を貫ぬいて伸長す
    ると共に前記貫通孔内に回転自在に配置されたシ
    ヤフトと、中央部が前記シヤフトの上端に取付け
    られており、前記ルツボの径方向に伸長するプレ
    ートと、前記プレートから下方に鉛直に伸長する
    と共に、一端が前記ルツボの底部近傍の位置に達
    するように、他端が前記プレートの対向端部にそ
    れぞれ取付けられた一対の耐熱性の棒部材と、前
    記シヤフトと前記棒部材とを緩徐に回転させるべ
    く、前記シヤフトの下端に連結されたシヤフト回
    転手段とを備える、球状黒鉛鋳鉄管の連続鋳造装
    置。
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