JPH0464667A - メッシュ型枠の取付装置およびその取付工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 メツシュ型枠の取付装置およびその取付工法に関し、 メツシュ型枠の取り付けを短時間で容易に行え、セパレ
ータの正確なレベル調整を簡単に行える取付装置および
取付工法の提供を目的とし、鉄筋かごを構成するスター
ラップ筋の任意位置に取り付けられ、　両端側にネジ部
が形成されたセパレータと、セパレータ両端側のネジ部
に螺着さ札　メツシュ型枠の内面側を支持する座金と、
前記ネジ部に螺合さ札　メツシュ型枠の外面側を止着す
る締結部材と、を有し、 または、 両端側にネジ部を形成したセパレータを鉄筋かごのスタ
ーラップ筋に取り付け、セパレータ等のレベル調整を行
った後、セパレータ両端側のネジ部にメツシュ型枠の内
面側を支持する座金を螺着し、鉄筋かごの両側よりメツ
シュ型枠を取り付け、メツシュ型枠の外面側を止着する
締結部材を前記ネジ部に螺合した、ことを特徴とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、メツシュ型枠の取付装置およびその取付工法
に関する。

メツシュ型枠を用いた鉄筋コンクリート構造物の構築に
際し、この種の取付装置および取付工法が使用される。

〔従来の技術〕

従来、鉄筋かごの両側にメツシュ型枠を取り付ける際に
は、第１０図に示されるよう、その−面側にメツシュ型
枠１８を起こし、次いで第１１図のように鉄筋かご１０
を構成するスターラップ筋１２にセパレータ６０を取り
付けると共に、セパレータ６０の端部に外側から締結部
材６２を取り付けて前記メツシュ型枠１８を支持させた
後、これと反対側にも第１２図のようにメツシュ型枠１
８を起こし、同様に締結部材６２を取り付けることによ
り、その作業を行っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、前記従来の取付方法ではメツシュ型枠１
８を鉄筋かご１０の両側から同時に取り付けることがで
きないので、その作業に多くの手間と時間を要する。

また、スターラップ筋１２にセパレータ６０を取り付け
る際に＆戴　その端部をメツシュ型枠工８に押通した状
態で作業を行うので、作業性が悪く、このため、その取
り付けを確実に行うことが難しい。

さらに、セパレータ６０の取り付は時にはそのレベル調
整も併せて行う必要があるので、高度な技能が作業者に
要求される。

本発明は上記従来の事情に鑑みてなされたものであり、
その目的は、メツシュ型枠の取り付けを短時間で容易に
行え、セパレータの正確なレベル調整を簡単に行えるメ
ツシュ型枠の取付装置およびその取付工法を提供するこ
とにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明による取付装置およ
び取付工法は以下のように構成されている。

第１図には本発明によるメツシュ型枠の取付装置が示さ
れており、鉄筋かご１０を構成するスターラップ筋１２
の任意高さにはセパレータ１６が取り付けられている。

セパレータ１６は丸棒で形成されており、その両端側に
は第２図から理解されるようにネジ部１４が形成されて
いる。

このネジ部１４には、メツシュ型枠１８の内面側を支持
する座金２０と、メツシュ型枠１８の外面側を止着する
締結部材２６が螺着される。

座金２０の両端側には、第２図のように幅方向にわたっ
て凹＃＄２２が形成されている。

第７図〜第９図には本発明によるメツシュ型枠の取付工
法が示されている。

第７図に示されるように、鉄筋かご１０を構成するスタ
ーラップ筋１２にはセパレータ１６が取り付けられ、　
その際にセパレータ等のレベル調整が行われる。

セパレータ１６の両端部にはネジ部１４が形成されてお
り、各ネジ部１４には座金２０が螺着される。

次いで第８図に示されるように、鉄筋かご１０の両側か
らメツシュ型枠１８が取り付けられ、　メ、シュ型枠１
８の内面側は座金２０で支持される。

さらに、第８区　第９図のように各ネジ部１４へ締結部
材２６が螺合さ札　この締結部材２６でメツシュ型枠１
８の外面側が止着される。

〔作用〕

本発明で４も　セパレータ１６がスターラップ筋１２に
先付けさ札　次いでメツシュ型枠１８がセパレータ１６
の端部に取り付けられるので、セパレータ１６のレベル
調整およびメツシュ型枠１８の取り付けを短時間で容易
に行える。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
。

第１図には本発明による取付装置の全体構成が示されて
おり、図示されるように複数本の主筋１１およびスター
ラップ筋１２で鉄筋かご１０が形成されている。

スターラップｊｉ１２の任意高さにはセパレータ１６が
クリップ３４で取り付けられている。

セパレータ１６は丸棒で形成されており、その両端側に
は第２図から理解されるようにネジ部１４が形成されて
いる。

このネジ部１４には、メツシュ型枠１８の内面側を支持
する座金２０とメツシュ型枠１８の外面側を支持する締
結部材２６とが螺着される。

なお、スターラップ筋１２にクリップ３４を取り付ける
際において図面の二点鎖線で示されるようにセットする
ことにより、スターラップ筋１２からの突出長さを短（
することができ、かぶりが小さい（メツシュ型枠１８と
スターラップ筋１２との間隔が少ない）場合にも対応で
きる。

第２図および第３図には座金２０の構成が示されている
。

座金２０の両端側には幅方向にわたって凹溝２２が形成
されており、凹溝２２はメツシュ型枠１８のリブ部に当
接される。

また、座金２０のほぼ中央位置には孔２４が穿設されて
おり、孔２４には雌ネジが形成されている。

第４図および第５図にはクリップ３４の構成が示されて
おり、クリップ３４は中央部３６、ウェブ部３８．３８
＃よびフランジ部４０．４０とからなり、全体が弾性を
有している。

図示されるように、中央部３６は幅方向にわたって半円
上に形成されており、中央部３６に比べ幅狭のウェブ部
３８が中央部３６から側方に向かって延出されている。

フランジ部４０はウェブ部３８の端側より輻方向に突出
さ札　その中央部３６側にはセパレータ１６（スターラ
ップ筋１２）と嵌合する切り欠き４２が形成されている
。

第６図には締結部材２６の構成が示されており、その一
端側には孔２８が穿設さへ　孔２８には雌ネジ３０が形
成されている。

さらに、この締結部材２６には切り溝３２が形成されて
おり、切り溝３２にはくさび５２が挿入される。

なお、図中の実施例においてスターラップ筋１２にセパ
レータ１６を取り付ける際にクリップ３４を使用してい
る力ζ　結束線等を用いてもかまわない。

第７図〜第９図には本発明によるメツシュ型枠の取付工
法が示されている。

第７図に示されるように、鉄筋かご１０を構成するスタ
ーラップ筋１２にはセパレータ１６がクリップ３４で取
り付けられ、　その際にセパレータ等のレベル調整が行
われる。

セパレータ１６の取り付けが終わると、両端部のネジ部
１４に座金２０が螺着される。

次いで第８図に示されるように、鉄筋かご１０の両側よ
りメツシュ型枠１８が取り付けられ、　メ、シュ型枠１
８の内面側は座金２０で支持される。

各ネジ部１４には第８図のように締結部材２６が螺合さ
札　この締結部材２６によりメツシュ型枠１８の外面側
が支持される。

さらに、メツシュ型枠１８の外面側には縦端太４６およ
び横端太４８が取り付けら攬　横端太４８は押え板５０
を介して締結部材２６に挿入されるくさび５０で支持さ
れる。

以上説明したように本実施例によれば、セパレータ１６
のネジ部１４に締結部材２６を螺合するだけでメツシュ
型枠１８を取り付けることができ、また、メツシュ型枠
１８を鉄筋かご１０の両側から同時に取り付けることが
可能となるので、その取り付は作業を短時間で容易に行
える。

さらに、メツシュ型枠１０はセパレータ！６のネジ部１
４に螺着された座金２０と締結部材２６とで確実に固定
されるので、外れるおそれがな〜）。

また、セパレータ１６はメツシュ型枠１８が取り付けら
れる前にスターラップ筋１２へ先付ケされるので、セパ
レータ１２の正確なレベル調整を簡単に行える。

また、座金２０の両端側にはメツシュ型枠１８のリプ部
に当接する凹溝２２が形成されているので、メツシュ型
枠１８の取付をより容易かつ確実に行うことが可能とな
る。

さらに、セパレータ１６とスターラップ筋１２とはクリ
ップ３４で固定されているので、その取り付は作業をき
わめて簡単に行える。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、セパレータのネジ
部に締結部材を螺合するだけでメツシュ型枠の取り付け
が可能となり、また、メツシュ型枠を鉄筋かごの両側か
ら同時に取り付けることが可能となるので、その取り付
は作業を短時間で容易に行える。

さらに、メツシュ型枠はセパレータのネジ部に螺着され
た座金と締結部材とで確実に固定されるので、外れるお
それがない。

また、セパレータはメツシュ型枠が取り付けられる前に
スターラップ筋へ先付けされるので、セパレータの正確
なレベル調整を簡単に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の取付装置の全体構成を示す断面臥 第２図は第１図のＡ部拡大鳳 第３図は第２図の側面Ａ 第４図は第１図のＢ部拡大Ａ 第５図は第４図の下面１ 第６図は第１図のＣ部拡大臥 第７図〜第８図はそれぞれ本発明の取付工法を示す断面
臥 第１０図〜第１２図は従来例を示す断面Ａである。 １００拳拳鉄筋かご １１・・・主筋 １２＠−・スターラップ筋 １４をΦ・ネジ部 Ｉ　６　・　・ １８　・　・ ２０　・　・ ２２　・　・ ２４　・　・ ２６　・　・ ２８　・　・ ３２　・　・ ３４　・　・ ３６　・　・ ３８　・　・ ４４−　　・ ４６　・　・ ４８　・　會 ５０−　　・ ・セパレータ ・メツシュ型枠 ・座金 ・凹溝 ９孔 ・締結部材 争孔 ・雌ネジ ・切り溝 ・クリップ ・中央部 ・ウェブ部 ９フランジ部 ・切り欠き 響係止片 ・縦端太 ＠横端太 ・押え板 〒 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）、鉄筋かごを構成するスターラップ筋の任意位置
   に取り付けられ、両端側にネジ部が形成されたセパレー
   タと、 セパレータ両端側のネジ部に螺着され、メッシュ型枠の
   内面側を支持する座金と、 前記ネジ部に螺合され、メッシュ型枠の外面側を止着す
   る締結部材と、 を有する、ことを特徴とするメッシュ型枠の取付装置。
2. （２）、座金の両端側には幅方向にわたって凹溝が形成
   されている請求項（１）記載のメッシュ型枠の取付装置
3. （３）、両端側にネジ部を形成したセパレータを鉄筋か
   ごのスターラップ筋に取り付け、セパレータ等のレベル
   調整を行った後、 セパレータ両端側のネジ部にメッシュ型枠の内面側を支
   持する座金を螺着し、 鉄筋かごの両側よりメッシュ型枠を取り付け、メッシュ
   型枠の外面側を止着する締結部材を前記ネジ部に螺合し
   た、ことを特徴とするメッシュ型枠の取付工法。