JPH0464608A - 海水浄化ケーソン - Google Patents

海水浄化ケーソン

Info

Publication number
JPH0464608A
JPH0464608A JP2174880A JP17488090A JPH0464608A JP H0464608 A JPH0464608 A JP H0464608A JP 2174880 A JP2174880 A JP 2174880A JP 17488090 A JP17488090 A JP 17488090A JP H0464608 A JPH0464608 A JP H0464608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seawater
purification
chambers
caisson
pressure water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2174880A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2802149B2 (ja
Inventor
Sota Tsugawa
津川 惣太
Katsumi Kotaki
勝美 小滝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOMOTOGUMI KK
Original Assignee
OOMOTOGUMI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OOMOTOGUMI KK filed Critical OOMOTOGUMI KK
Priority to JP2174880A priority Critical patent/JP2802149B2/ja
Publication of JPH0464608A publication Critical patent/JPH0464608A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2802149B2 publication Critical patent/JP2802149B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
    • Y02A10/11Hard structures, e.g. dams, dykes or breakwaters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Revetment (AREA)
  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は単に津波や荒波の浸入を阻止するだけでなく
湾内の積極的な浄化を可能にした海水浄化ケーソンに関
するものである。
〔従来の技術〕
−iに、港や入江等の湾岸部の沖合には、津波や暴風雨
時の荒波から港や沿岸部を守る為の防波堤が設けられて
いる。
この為、防波堤によって囲まれた内海はこの防波堤によ
って外海と遮断されて海水の滞流が起こり、しかも工場
排水や生活排水が流れ込んでいる場合も多い。
したがって、一般に港や入江等の湾岸部の海水は、外海
に比べて汚れていることが多い。
そこで、最近では海水が透過できるように防波堤の海面
下の部分を柱列状にしたりすることにより、内海と外海
が完全に遮断されないように工夫された海水透過型の防
波堤も構築されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この種の防波堤は内海と外海を連続させ、潮の
みちひきを利用して内海の自然浄化を図ったものにすぎ
ず、これだけでは内海を積極的に浄化することは不可能
であった。
また、津波や荒波の浸入に対する防波堤としての効果も
、通常の直立防波堤に比べて劣るものであった。
この発明はこのような前記従来の課題を解消する為に提
案されたもので、津波や荒波の浸入を阻止すると共に内
海の海水を積極的に浄化することを可能にした海水浄化
ケーソンを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決する為の手段〕
この発明は単なる防波堤等としてだけでなく海水の積極
的な浄化をも可能にした海水浄化ケーソンに関するもの
で、複数ルートの海水導入路、当該海水導入路に連通ず
る複数層の圧力貯水層及び当該圧力貯水槽に連通ずる複
数室の海水浄化室を設け、前記海水導入路を圧力貯水層
方向に向かって上り勾配に形成し、且つ前記圧力貯水層
を海面より高い位置に設けた構成とすることにより前記
目的を達成するものである。
〔実施例〕
以下、この発明を図示する一実施例に基づいて説明する
第1図は防波堤用として構築された海水浄化ケーソン及
び当該海水浄化ケーソンからなる防波堤を示したもので
、海水浄化ケーソン1は鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コ
ンクリート若しくは鉄骨コンクリート等より略直方体形
に構築され、その中に海水浄化室2,2、海水導入路3
,3、及び圧力貯水層4,4が形成されている。
海水浄化室2,2は海水浄化ケーソン1の構築規模に応
じて3室乃至4室或いはそれ以上、海水浄化ケーソンl
の幅方向及び厚さ方向に独立して形成されている。
同様に、海水導入路3.3は海水浄化室2の上側部分に
海水浄化ケーソン1の幅方向に3ルート乃至4ルート或
いはそれ以上、独立して形成されている。
また、各海水導入路3.3は圧力貯水槽4に至るまで一
定角度の上り勾配に形成されている。
したがって、海水導入路3内に流れ込んだ海水は海水導
入路3を通過し、圧力貯水槽4に至るまでに波自身の破
砕力により大きなエアレションを与えることができる。
圧力貯水槽4は海水浄化室2のうち、一番内側に位置す
る海水浄化室2の真上にそれぞれ形成され、且つ各海水
導入路3とそれぞれ連続している。
なお、実施例では海水浄化室2は海水浄化ケーソンIの
幅方向及び厚さ方向共に3室ずつ形成され、また海水導
入路3は海水浄化ケーソン1の幅方向に3ルート形成さ
れ、さらに圧力貯水層4も海水浄化室2及び海水導入路
3の数に対応して海水浄化ケーソン1の幅方向に3槽形
成されている。
各海水浄化室2,2には海水の浄化を可能にする為のサ
ンゴ砂や砕石、或いは砂利5が複数層に分けて充填され
、必要に応じて海水中でも生息可能なバクテリアが飼わ
れている。
各海水浄化室2の隔壁6には、複数個の貫通孔7.・・
・が壁面全体に上下・左右に一定間隔おきに形成され、
当該貫通孔7.・・・によって各海水浄化室2は連続し
、海水浄化室2,2間を海水が自由に流れるようになっ
ている。
また、一番内側に位置する海水浄化室2の外壁2aの下
端部には、複数個の海水流出口8.・・・が上下・左右
方向に一定間隔おきに形成され、当該海水流出口8.・
・・より海水浄化室2内の海水が内海Aに流出するよう
になっている。
海水浄化ケーソン1の外壁1aの略中央部には、各海水
導入路3に連通ずる海水導入口9が外海Bに面して形成
され、当該海水導入口9より海水導入路3内に海水が空
気と共に勢い良く流れ込むようになっている。
圧力貯水槽4は内海Aの海面より高い位置に形成されて
いる。
また、圧力貯水槽4と海水浄化室2との隔壁10には、
複数個の貫通孔11が形成されている。
したがって、圧力貯水槽4内の海水は重力の作用によっ
て貫通孔Ifより海水浄化室2内に流れ込むことができ
る。
このような構成に於いて、海水導入口9より海水導入路
3内に流れ込んだ海水は海水導入路3を通過する際にエ
アレーションによって酸素が供給され、圧力貯水槽4に
貯水される。
圧力貯水層4内の海水は重力の作用によって貫通孔11
を通って海水浄化室2内に流れ込む。
海水浄化室2内に流れ込んだ海水は海水浄化室2内を流
れる際に浄化される。
また、海水中の有機物質は海水浄化室2内に生息するバ
クテリアによって分解される。
そして、海水浄化室2内で充分に浄化された海水は海水
流出口8.・・・より内海Aに放流される。
なお、海水浄化室2.・・・内にバクテリアを生息させ
る場合、酸素の供給が必要であるが、海水導入路3を圧
力貯水槽4方向に上り勾配とすることにより海水にエア
レーションを通用することができる為、酸素を充分に含
んだ海水を海水浄化室2内に供給することができ、バク
テリアの活発な活動を促すことができる。
さらに、第6図に図示するように海水浄化室2ムこ酸素
供給管12を配管し、当該酸素供給管12によって海水
導入路3より酸素を供給することもできる。
かかる場合、海水導入路3内に海水が流れ込むことン毎
水導入路3内には大きな正圧が作用する為、海水浄化室
2内に酸素を高圧下で積極的に供給することができる。
一方、引き潮の際、海水導入路3内には大きな負圧が作
用し、この負圧によって浄化室内の浄化材が吸いだされ
るおそれがある為、酸素供給管12の入り口に逆止弁1
3を取り付けてこの負圧の影響が海水浄化室2に及ぶの
を阻止するものとする(第6図及び第7図参照)。
なお、この発明に係る海水浄化ケーソン1は防波堤用の
ケーソンとしてだけでなく、護岸、桟橋等を構築する為
のケーソンとしても利用することができることはいうま
でもない。
〔発明の効果〕
この発明は以上の構成からなるので、以下の効果を有す
る。
4゜ ■ 荒波や津波が湾内に浸入するのを単に阻止するだけ
ではなく、海水を浄化して内海に放流する為、内海の水
質が改善される。
■ 動力を一切使用せず、しかも海水浄化室も従来より
一般に行われている砂や砕石等を充填しただけのもので
ある為、製作費及びこの海水浄化ケーソンからなる防波
堤の維持費も動力を利用してエアレーションを起こさせ
る従来のものに比べて極めて安くて済む。
■ 海水導入路は圧力貯水槽方向に一定角度の上り勾配
に形成されている為、海水導入路内に流れ込んだ海水は
海水導入路を通過し、圧力貯水槽4に至るまでに波自身
の破砕力により大きなエアレーションを与えることがで
きる。
したがって、海水浄化室内のバクテリアに海水を媒体と
して充分な酸素を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの発明の一実施例を示すもので、第
1図は海水浄化ケーソン及び当該海水浄化ケーソンから
なる防波堤の破断斜視図、第2図は海水浄化ケーソンの
縦断面図、第3図はその正面図、第4図は海水浄化室部
分の縦断面図、第5図はその横断面図、第6図は海水浄
化ケーソンの他の実施例の縦断面図、第7図は第6図に
於ける一部拡大断面図である。 ■・・・海水浄化ケーソン、2・・・海水浄化室、3・
・・海水導入路、4・・・圧力貯水層、5・・・サンゴ
砂や砕石、或いは砂利、6・・・隔壁、7・・・貫通孔
、8・・・海水流出口、9・・・海水導入口、10・・
・隔壁、1工・・・貫通孔、12・・・酸素供給管、1
3・・・逆止弁。 第 図 第 図 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数ルートの海水導入路、当該海水導入路に連通
    する複数層の圧力貯水層及び当該圧力貯水槽に連通する
    複数室の海水浄化室を設け、前記海水導入路を圧力貯水
    層方向に向かって上り勾配に形成し、且つ前記圧力貯水
    層を海面より高い位置に設けてあることを特徴とする海
    水浄化ケーソン。
  2. (2)海水浄化室にバクテリアを生息させ、且つ酸素供
    給管を配管してあることを特徴とする請求項第1項記載
    の海水浄化ケーソン。
JP2174880A 1990-07-02 1990-07-02 海水浄化ケーソン Expired - Fee Related JP2802149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2174880A JP2802149B2 (ja) 1990-07-02 1990-07-02 海水浄化ケーソン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2174880A JP2802149B2 (ja) 1990-07-02 1990-07-02 海水浄化ケーソン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0464608A true JPH0464608A (ja) 1992-02-28
JP2802149B2 JP2802149B2 (ja) 1998-09-24

Family

ID=15986278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2174880A Expired - Fee Related JP2802149B2 (ja) 1990-07-02 1990-07-02 海水浄化ケーソン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2802149B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013147835A (ja) * 2012-01-18 2013-08-01 Kajima Corp 水滞留領域における空気供給システム及び底質改善方法
JP2014091099A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Ibaraki Univ 海水を利用した下排水処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013147835A (ja) * 2012-01-18 2013-08-01 Kajima Corp 水滞留領域における空気供給システム及び底質改善方法
JP2014091099A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Ibaraki Univ 海水を利用した下排水処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2802149B2 (ja) 1998-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104926032A (zh) 一种沿海城市感潮河道多级复合强化净化方法
KR102014747B1 (ko) 조립식 쉘터 유닛 블록 및 이를 이용한 쉘터 구조
JP3535819B2 (ja) 水質保全装置および方法
JP2000034717A (ja) 貫通孔付消波ブロック
JPH11158837A (ja) 海水浄化ケーソン
JPH0464608A (ja) 海水浄化ケーソン
JP2822372B2 (ja) 水質浄化堤
JP2021106516A (ja) 河川の護岸用魚礁ブロック
JP3739498B2 (ja) 護岸構造
JP3087228B2 (ja) 浄化堤
JPH0368496A (ja) 水質浄化構造物
JP3393962B2 (ja) 水質浄化装置
JP2847258B2 (ja) 消波堤
JPH03278886A (ja) 水域浄化施設
JP2005133301A (ja) 石樋魚道と石積堰堤とからなる治水堰堤、及びその構築工法
KR200298530Y1 (ko) 어초블록
JP3505156B2 (ja) 潜 堤
KR100458719B1 (ko) 하천의 생태수로
JP2005036453A (ja) 遮水水域浄化装置
JPS6351506A (ja) 港内の海水の浄化装置
JP2946016B2 (ja) 水質汚濁防止用ブロック、ならびに水質汚濁防止方法
JP2838149B2 (ja) 水質浄化方法および水質浄化設備
KR200336702Y1 (ko) 오염된 수질을 정화시키면서 인공어초 기능을 발휘하는계단형 구조체의 생태 호안
JPH09165727A (ja) 貫通孔付消波ブロック、海水交換型防波堤、及び透過型消波ブロック堤
JP2772378B2 (ja) 閉鎖性水域の水質浄化設備

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080710

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090710

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees