JPH0464195A

JPH0464195A - 飲料販売機

Info

Publication number: JPH0464195A
Application number: JP2174411A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyuki Kato; 加藤　欣之
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1990-07-03
Filing date: 1990-07-03
Publication date: 1992-02-28
Anticipated expiration: 2012-08-13
Also published as: JP2640019B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、調理機構がカップ取り出し口よりも下方に位
置し、調理機構で飲料が収容されたカップを移動ステー
ジにより上昇してカップ取り出し口より突出させる飲料
販売機に関する。

（ロ）従来の技術一般に、カップに飲料を収容して顧客に販売する飲料販
売機では、そのカップ取り出し口は筐体の外壁面に開口
するように形成されており、また、カップ取り出し口を
開閉する扉部材が付設されている。

この扉部材は、通常、カップ取り出し口に対して上下方
向または左右方向に摺動可能に取り付けられているか、
あるいは、カップ取り出し口の上端部または側端部を軸
として回動自在に取り付けられている。

（ハ）発明が解決しようとする課題しかしながら、このようなカップ取り出し口の構造では
、顧客がカップを取り出すためには扉部材を開閉する手
間がかかり、使い勝手が悪いという不都合を生じていた
。

本発明は、かかる従来装置の不都合を解消するためにな
されたものであり、カップ取り出し口からカップを取り
出すときの手間を軽減できる飲料販売機を提供すること
を目的としている。

（ニ）課題を解決するための手段本発明は、調理機構がカップ取り出し口よりも下方に位
置し、調理機構で飲料が収容されたカップを移動ステー
ジにより上昇してカップ取り出し口より突出させる飲料
販売機において、内部機構を顧客より隠蔽するカバー部
材と、上記カップの口径より大きく開口するように上記
カバー部材に形成されたカップ取り出し口と、上記カッ
プ取り出し口を閉塞可能なシャッタ部材と、このシャッ
タ部材を上記カップ取り出し口の開閉方向に移動する移
動手段を備え、上記カップ取り呂し口の開口寸法の余裕
を上記シャッタ部材の移動方向に設定したものである。

また、調理機構がカップ取り出し口よりも下方に位置し
、調理機構で飲料が収容されたカップを移動ステージに
より上昇してカップ取り出し口より突出させる飲料販売
機において、顧客側に向って傾斜する傾斜面に形成され
たカバー部材と、このカバー部材に形成されたカップ取
り出し口と、上記カバー部材と傾斜面の形状が相似で上
記カップ取り出し口を閉塞可能なシャッタ部材と、この
シャッタ部材を上記カップ取り出し口の開閉方向に移動
する移動手段と、上記カバー部材の内側に配設されて移
動ステージにより上昇されたカップの下端部を検出する
カップセンサを備えたものである。

（ホ）作用したがって、カバー部材の傾斜面にカップ取り出し口が
開口するため、カップを取り出すときの顧客の動作が円
滑になり、カップを確実に取り出すことができる。また
、カップ取り出し口、の形状が、カップの口径より大き
く形成され、がっ、シャッタ部材の移動方向に寸法の余
裕が設定されているため、カップ取り出し口を通してシ
ャッタ部材の上面に乗った塵埃や生類は、シャッタ部材
の開動作時にシャッタ部材の上に残り、その結果、カッ
プ内に塵埃や生類が侵入することを防止できる。また、
カップが取り出されたことを検出するためのカップセン
サをカバー部材の傾斜面の内側に配置できる。

（へ）実施例以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。

第１図は、本発明の一実施例にががる販売機を示してい
る。

同図において、販売機１の筐体２の前面２ａの略中央部
には、飲料が収容されたカップ３を取り出すためのカッ
プ取り出し口４が形成されており、このカップ取り出し
口４よりも下側の筐体２の内部に、カップに飲料を収容
する調理機構（図示ｗ＆）が配設さ九ている。

カップ３は、調理機構で飲料が収容されると。

上下機構（図示略）により調理機構から搬送されてカッ
プ取り出し口４より突出され、顧客に提供される。

第２図（ａ）、（ｂ）は、カップ取り出し口４の機構の
一例を示している。

カップ取り出し口４は、前面２ａの凹部２ｂに取り付け
られている球面状のカバー部材５の略中央部に穿設され
ており、このカバー部材５の内側には、カバー部材５の
球面と中心ＰＣが一致する球面の一部を略扇状に切取っ
てなるシャッタ部材６が配設されている。

このシャッタ部材６は、中心ＰＣを通る鉛直線上に長平
方向が一致する軸７に固設されており、この軸７には、
減速機構８を介して、モータ９の動力が伝達されている
。また、シャッタ部材６の内側には、カップ３を検出す
るための一対の発光素子と受光素子からなるカップセン
サ１０が配設されている。また、移動機構１１は、カッ
プ３を調理機構からカップ取り出し口４にまで移動する
ためのものであり、待機時には、図の破線位置に停止し
ている。

また、シャッタ部材６には１、第３図に示すように、カ
ップ３の口径より若干大きい寸法の開口部１２が形成さ
れており、カップ取り出し口４は、この開口部１２より
もシャッタ部材６の移動方向に大きい略長孔に形成され
ている。

したがって、モータ９を駆動すると、その動力が減速機
構８を介して軸７に伝達され、それにより、軸７がモー
タ９の駆動方向に対応した方向に回動してシャッタ部材
６がカップ取り出し口４の開閉方向に移動する。

ここで、シャッタ部材６は、待機状態では、第３図に実
線で示した位置に停止されており、商品販売時には、図
の反時計周り方向に回動されて、開口部１２が移動機構
１１の直上に位置する状態になると停止される。

これにより、シャッタ部材６の開口部１２およびカップ
取り出し口４を介して、移動機構１１が外部に開放され
、移動機構１１に載置されているカップ３が顧客に提供
可能な状態となる。

このとき、カップ取り出し口４を通してシャッタ部材６
の上面に乗った塵埃１３は、シャッタ部材６の移動に伴
って、シャッタ部材６の移動方向側のカップ取り出し口
４の端部、すなわち、図の右端にまで移動し、その端部
に当接して引掛かると。

それ以降は、シャッタ部材６が移動してもその位置が保
持される。

したがって、シャッタ部材６に乗った塵埃１３は、カッ
プ取り出し口４と開口部１２の寸法差の部分に残り、そ
のため、開口部１２を介してカップ３の内部に侵入する
ことが防止される。

なお、開口部１２の寸法を、カップ取り出し口４よりも
大きく形成すると、カップ取り出し口４を開放するとき
に、シャッタ部材６に乗った塵埃１３をカップ３とカッ
プ取り出し口４の寸法差の部分に集めることができ、し
たがって、塵埃１３がカップ３の内部に落下することを
防止できる。

以上の構成で、販売待機時には、シャッタ部材４がカッ
プ取り出し口４を閉塞するとともに、移動機構１１は、
第２図（ａ）に示した位置に停止している。

この状態から、顧客が硬貨を投入して販売ボタンを押し
、飲料の販売をこの飲料販売機に指示すると、図示しな
い制御装置は、移動機構１１を第４図（ａ）に破線で示
したカップ収容位置にまで下方に移動するとともに、調
理機構により、販売ボタンで指定された飲料をカップ３
に収容する。

カップ３に指定の飲料が収容されると、制御装置は、図
示しない搬送機構により、カップ３を移動機構１１まで
移動して載置させる（第４図（ａ）参照）。

このように、移動機構１１へのカップ３の載置が終了す
る直前のタイミングで、制御装置は、モータ９を開放方
向に駆動して、シャッタ部材６を開放方向に移動し、開
口部１２を移動機構１１の直上位置にまで移動する。

このようにして、シャッタ部材６がカップ取り出し口４
を開放すると、制御装置は、移動機構１１を上昇させて
、第４図（ａ）、（ｂ）に実線で示すように、カップ３
をカップ取り出し口４より突出させる。

この状態では、カップ３の下端部は、カップ取り出し口
４の最下端部よりも高い位置に位置しており、したがっ
て、顧客は、カップ取り出し口４の縁に引掛けることな
く、カップ３を取り出すことができる。

このように、顧客がカップ３を取り出すと、カップセン
サ１０がカップ３を検出しなくなるので、制御装置は、
移動機構１１を待機位置にまで下降するとともに、シャ
ッタ部材６を閉塞方向に移動して、カップ取り出し口４
を閉塞する。

このようにして、顧客は、カップ取り出し口４よりカッ
プ３を容易に取り出すことができる。

また、カップ取り出し口４の寸法をカップ３の口径より
大きく、かつ、シャッタ部材６の移動方向に寸法の余裕
を形成しているので、シャッタ部材６に乗った塵埃がカ
ップ３の内部に落下することを防止できる。

また、カバー部材５とシャッタ部材６を中心ＰＣが同じ
球面の一部から形成しているので、カバー部材５とシャ
ッタ部材６との間の隙間をごく小さくすることができ、
したがって、この隙間から塵埃が内部に侵入することを
防止している。

また、シャッタ部材６の内側に、カップ３を検出するカ
ップセンサ１０を配設しているので、外部から侵入した
塵埃や生類、あるいは、滴下した飲料などによりカップ
センサ１０が汚れることを防止できるので、適切にカッ
プ３の検出を行うことができる。

ところで、上述した実施例では、カップ取り出し口およ
びシャッタ部材の形状として、球面の一部を切取ったも
のを用いているが、この形状としては、顧客側に傾斜し
ている傾斜面であれば、これに限ることはない。

また、上述した実施例では、鉛直方向に立った軸にシャ
ッタ部材を固設して、この軸を回転することによりシャ
ッタ部材を開閉方向に移動しているが、このシャッタ部
材の開閉機構としては、これに限ることはない。

なお、上述した実施例の説明では、本発明に直接関係し
ない部分を省略している。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によれば、カバー部材の傾斜
面にカップ取り出し口が開口するため、カップを取り出
すときの顧客の動作が円滑になり、カップを確実に取゛
り出すことができる。また、カップ取す出し口の形状が
、カップの口径より大きく形成され、かつ、シャッタ部
材の移動方向に寸法の余裕が設定されているため、カッ
プ内に塵埃などが落下することを防止できる。また、カ
ップが取り出されたことを検出するためのカップセンサ
を、カバー部材の傾斜面の内側に配置できるので、カッ
プセンサが汚れることを防止できるという効果を得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかる飲料販売機を例示し
た斜視図、第２図（ａ）はカップ取り出し口の周辺機構
の一例を示す概略断面図、同図（ｂ）は間部分正面図、
第３図はシャッタ部材の一例を示す概略図、第４図（ａ
）はカップ取り出し時の動作を説明するための概略断面
図、同図（ｂ）は同部分正面図である。２・・筐体、２ａ・・・前面、　２ｂ・・・凹部、３・
・・カップ、４・・・カップ取り出し口、５・・・カバ
ー部材、６・・・シャッタ部材、７・・・軸、８・・・
減速機構、９・・・モータ、１０・・・カップセンサ、
１１・・・移動機構、１２・・・開口部、１３・・・塵
埃。第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）調理機構がカップ取り出し口よりも下方に位置し
、調理機構で飲料が収容されたカップを移動ステージに
より上昇してカップ取り出し口より突出させる飲料販売
機において、内部機構を顧客より隠蔽するカバー部材と
、上記カップの口径より大きく開口するように上記カバ
ー部材に形成されたカップ取り出し口と、上記カップ取
り出し口を閉塞可能なシャッタ部材と、このシャッタ部
材を上記カップ取り出し口の開閉方向に移動する移動手
段を備え、上記カップ取り出し口は、上記シャッタ部材
の移動方向に開口寸法の余裕が設定されていることを特
徴とする飲料販売機。
（２）調理機構がカップ取り出し口よりも下方に位置し
、調理機構で飲料が収容されたカップを移動ステージに
より上昇してカップ取り出し口より突出させる飲料販売
機において、顧客側に向って傾斜する傾斜面に形成され
たカバー部材と、このカバー部材に形成されたカップ取
り出し口と、上記カバー部材と傾斜面の形状が相似で上
記カップ取り出し口を閉塞可能なシャッタ部材と、この
シャッタ部材を上記カップ取り出し口の開閉方向に移動
する移動手段と、上記カバー部材の内側に配設されて移
動ステージにより上昇されたカップの下端部を検出する
カップセンサを備えたことを特徴とする飲料販売機。