JPH0463190B2 - - Google Patents

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JPH0463190B2
JPH0463190B2 JP10941588A JP10941588A JPH0463190B2 JP H0463190 B2 JPH0463190 B2 JP H0463190B2 JP 10941588 A JP10941588 A JP 10941588A JP 10941588 A JP10941588 A JP 10941588A JP H0463190 B2 JPH0463190 B2 JP H0463190B2
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drilling
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Akira Oohashi
Takashi Matsuo
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Konoike Construction Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建設工事に適用するアースドリル工
法の場所打ち拡底杭において、拡底掘削に使用す
る回転掘削装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来のアースドリル工法による拡底杭用回転掘
削装置には、第9図および第10図に示すよう
に、拡掘削ビツト34を垂直軸38a,38b回
りに回転させて拡開する方式と、第11図に示す
ように、下開きリンク機構を有する上部拡掘削ビ
ツト40と、垂直なヒンジ機構を有し横開きする
下部拡掘削ビツト41をそれぞれ個別に拡開させ
る方式がある。
また土砂バケツトの底板を開板する方法につい
ては、地上作業員のレバー操作による手動開板方
式と、施工機のフレーム上部に取り付けたブラケ
ツトと掘削装置の開板部品との突き当てによる準
自動開板方式がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来の拡底用掘削装置を用いると次のよ
うな問題がある。
第9図および第10図に示す方式では、2翼の
拡掘削ビツト34を同調して拡縮動作せしめるた
めに、水平に配置した複雑な同調リンク機構39
と拡掘削ビツト34と同数の油圧シリンダ37を
必要とし、さらに拡掘削ビツト34の地山に対す
る貫入方向と切削速度が拡掘削ビツト34の拡開
中の開度によつて常に変化し地山に対するビツト
貫入力も変動するため、掘削孔壁が最も不安定に
なる拡底形状上部の逆傾斜部に対し、能率のよい
安定した掘削が行ないがたい。一方、第11図に
示す方式では、2翼構造の上下部の拡掘削ビツト
をそれぞれの油圧シリンダ43a,43bで個別
に動作せしめるために拡底機構が複雑化し、ま
た、拡底形状を全面同時に掘削することが困難で
ある。実用上では、上部拡掘削ビツト40の掘削
作業が完了した後に下部拡掘削ビツト41の掘削
作業へ移行しなければならず、掘削ないし作業能
率が大きく低下する。また、上部拡掘削ビツト4
0と下部拡掘削ビツト41の掘削軌跡を円滑に接
合せしめるためには、下部拡掘削ビツト41の拡
開動作を高精度に制御する必要があり、下部掘削
ビツト41の地山に対する切削角度およびビツト
貫入力が拡開中に変化する。さらに、油圧シリン
ダ43a,43bは垂直に配置されたトグル機構
に類似したリンク機構を形成するため、掘削開始
時から掘削終了時に至る掘削工程中に上部拡掘削
ビツト40の拡大力が大きく変動し、安定したビ
ツト貫入力が得られない。
土砂バケツトの底板の開板方法については、手
動開板方式では開板レバーの専従操作員を必要と
し、また施工機のフレーム上部のブラケツトを利
用した準自動開板方式では、掘削装置を地上高く
巻き上げた位置で底板を開板するために泥や土砂
の飛散が多く、周辺の人身および器物に対する危
険度が高い。
本発明は上述の従来技術の問題を解消し、高能
率で、安定性、安全性に優れた掘削作業を実現せ
しめ、合理的な構造を有する拡底杭用掘削装置を
提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本願第1発明は、杭先端の形状を拡大する場所
打ち拡底杭の掘削において、施工機のケリーバの
下端に接続され回転されるドリルパイプ1を装置
の中心に配置し、ドリルパイプ上部にピン軸5で
上端を固定した複数の拡掘削ビツト4をドリルパ
イプ周りに垂下させ、該拡掘削ビツトの下部にビ
ツト下端部が伸縮および屈折可能なように球座9
と連結軸10で構成される自在継手部を設け、油
圧シリンダ6の油圧力で各拡掘削ビツトを傘状に
等しく下開きせしめるリンク機構を設け拡掘削ビ
ツトの拡縮動作を可能ならしめるとともに、ドリ
ルパイプ下部にドリルパイプを回転軸として揺動
可能なように接合した土砂バケツト12を設置
し、該土砂バケツトにはバケツト側面の一部が開
口するように垂直なヒンジ14で開閉する複数の
側面蓋11を取り付け、自在継手部を有する拡掘
削ビツトの下端部4aと該側面蓋の端部を垂直な
ピン軸13で連結して拡掘削ビツトの拡縮動作と
側面蓋の開閉動作を連動せしめケリーバとドリル
パイプを掘削方向に回転させ拡掘削ビツトの全体
形状とリンク構造における動作軌跡で決定される
形状で地山を全面掘削するとともに、掘削土砂を
拡掘削ビツトおよび側面蓋の前面で土砂バケツト
内に取り込みながら所定の拡底形状を形成するよ
う構成する。
本願の第2発明は、油圧シリンダ6を水平に配
置して両端部を拡掘削ビツト4と連結し、該油圧
シリンダで相対する2翼の拡掘削ビツトを直動す
るよう構成する。
本願の第3発明は、前記土砂バケツト12にヒ
ンジ19で開閉する底板と該底板を係留させるロ
ツク装置17aを装備するとともに、該ロツク装
置を操作するレバー17を設け、拡掘削ビツト4
を拡縮する前記油圧シリンダ6の油圧回路を利用
して動作する油圧シリンダ18を土砂バケツトの
上部に配置して該レバーと連結せしめ、掘削土砂
の排出時に該油圧シリンダを操作してロツク装置
を開放し、油圧力で底板を自動的に開板するよう
構成する。
〔作用〕
本発明は前記の構成を有するので、下端部が伸
縮及び屈折機能をもつ拡掘削ビツト構造と、ドリ
ルパイプ軸回りにおける土砂バケツトの揺動作用
により、拡掘削ビツトと土砂バケツトの側面蓋を
連動して拡開し、拡底形状の全面を同時に掘削す
る。また、回転掘削装置の全体操作は、拡掘削ビ
ツトに装備した油圧シリンダと単純な構造の下開
きリンク機構のみの作用で作動し、油圧シリンダ
の伸長により拡掘削ビツトがドリルパイプを軸と
して半径方向に張り出し、かつ掘削中常に一定の
切削角度を保ちながら地山壁面に対し垂直に貫入
する。
さらに、油圧シリンダを水平に配置して拡掘削
ビツトを直動せしめる構成では、油圧シリンダの
作動力を効率的に利用するので、掘削中一定の拡
掘削ビツトの拡大力を発揮し、常に安定したビツ
ト貫入力を維持しながら掘削を行う。
さらに、土砂バケツトの底板を油圧力で開板せ
しめる構成では、底板を開板する油圧シリンダが
拡掘削ビツトを拡縮させる油圧回路に組み込んだ
切換弁の操作のみで作動し、遠隔操作により底板
を任意の高さで自動的に開板して掘削土砂を排出
する。
その結果、回転掘削装置を一定深さに保持した
状態で円滑な孔壁面を持つ拡底形状が一義的に決
定され、高能率で安定性に優れた掘削と、安全性
に優れ省力化された排土作業が実現されることに
なる。
〔実施例〕
以下に、図面に示す実施例について説明する。
第1図乃至第5図は、本発明の回転掘削装置の
構造と機能を示し、第1図および第2図は拡掘削
ビツトの収納状態、すなわち拡底掘削開始前の状
態を示し、第3図は拡掘削ビツトの拡開状態、す
なわち拡底掘削終了時の状態を示す。
回転掘削装置におけるドリルパイプ1の上端は
連結ピン2で施工機のケリーバと接続して回転掘
削装置をケリーバに懸垂させ、ケリーバの掘削回
転力をドリルパイプ1に確実に伝達する。ドリル
パイプ1の上部にはスタビライザ3を装備して掘
削の安定性を高める。
拡掘削ビツト4は4翼で構成され、該拡掘削ビ
ツトの上端をピン軸5でドリルパイプ上部に固定
し垂下させ、ドリルパイプ1と嵌合して上下方向
に摺動する同期リング7を設け、該同期リングと
ピン軸を介して拡掘削ビツト4の下部を連結リン
ク8で接合し、拡掘削ビツト4を油圧力でピン軸
5を中心として下開きせしめるリンク機構を形成
する。また油圧シリンダ6は相対する2翼の拡掘
削ビツト4に直結され、4翼の拡掘削ビツトの場
合にはドリルパイプ1の中心を通り交差するよう
に2個の油圧シリンダ6が水平に配置される。従
つて、油圧シリンダ6の拡縮力はそれぞれ相対す
る2翼の拡掘削ビツト4に直接伝達することがで
き、拡掘削ビツト4をドリルパイプ軸に対して半
径方向に拡縮する。なお、4翼の拡掘削ビツト4
の拡縮量は連結リンク8と同期リング7により同
期され等しくなる。さらに、ドリルパイプ1の下
部にはドリルパイプ1を回転軸として揺動可能な
ように接合した土砂バケツト12を設け、さらに
該土砂バケツトにはバケツト側面の一部が開口す
るように垂直なヒンジ14で開閉する側面蓋11
を取り付ける。
4翼の拡掘削ビツト4のうち、相対する1対の
拡掘削ビツト4の下部には、拡掘削ビツトの下端
部4aが上下方向に伸縮し屈折可能なように自在
継手部を設ける。すなわち、自在継手部は球座9
と拡掘削ビツトと下端部4aに備えた連結軸10
とから構成され、球座9に連結軸10を嵌合して
拡掘削ビツト4と拡掘削ビツトの下端部4aを自
在継手状に連結する。このため、拡掘削ビツト4
の拡開動作に伴い連結軸10も半径方向に張り出
されるため、油圧シリンダ6の伸縮動作で拡掘削
ビツト4と拡掘削ビツトの下端部4aが同時に連
動して拡縮することになる。拡掘削ビツト4と拡
掘削ビツトの下端部4aの自在継手部の動きは第
4図および第5図に示すごとく、拡掘削ビツト4
は下開きで拡縮するが、拡掘削ビツトの下端部4
aは土砂バケツトの側面蓋11と垂直なピン軸1
3で連結されているため球座9で折れ曲り、垂直
な状態で平行に拡縮する。また、拡掘削ビツトの
下端部4aには拡掘削ビツト4から張り出された
ガイド21が常に接触するので、連結軸10を中
心に拡掘削ビツトの下端部4aが回転することは
ない。なお、油圧シリンダ6の伸縮は地上の操作
盤で操作する。
同期リング7とドリルパイプ1との間には摺動
型キー部20を設けており、掘削回転力がドリル
パイプ1からピン軸5を介して直接拡掘削ビツト
4に伝達されるだけでなく、同期リング7と連結
リンク8を介しても伝達される。そして掘削回転
力は、ドリルパイプ1、ピン軸5、同期リング
7、連結リンク8、拡掘削ビツト4、球座9、連
結軸10、拡掘削ビツトの下端部4a、ピン軸1
3、側面蓋11、ヒンジ14を通して土砂バケツ
ト12まで伝達される。
第6図は、拡掘削ビツト4の下端に取付けた連
結軸10と拡掘削ビツトの下端部4aと側面蓋1
1および土砂バケツト12の平面的な動きを示
す。ドリルパイプ1と土砂バケツト12を揺動軸
15で接合し、ピン軸13を拡掘削ビツトの下端
部4aと連動して半径方向に張り出すに従い揺動
軸15で土砂バケツト12をドリルパイプ軸回り
に所定の揺動角度θだけ回転してヒンジ14を拡
開時のヒンジ位置14aまで掘削回転方向にずら
し、側面蓋11を円滑に開く。また、第3図の油
圧シリンダ6により拡掘削ビツト4を縮めること
で土砂バケツト12は逆の揺動回転動作を示し拡
掘削ビツトの下端部4aそして側面蓋11が閉じ
る。なお、土砂バケツト12をドリルパイプ軸回
りに揺動させても掘削作業上ならびに構造上の支
障はまつたくない。
掘削は拡底形状の上部を拡掘削ビツト4で行
い、掘削回転の半径方向に下開きで拡大すること
により拡掘削ビツトが常に最適な切削角度と安定
した拡大力を保ちながら地山壁面に貫入し、拡掘
削ビツト4の下開き角度通りに逆傾斜部が掘削さ
れる。一方、拡掘削ビツトの下端部4aは拡掘削
ビツト4に追従して半径方向に垂直な状態で平行
に張り出し、最適な切削角度と安定した拡大力を
保ちながら地山壁面に貫入し拡底形状下部の掘削
を行なう。また拡掘削ビツトの下端部4aは、掘
削土砂を土砂バケツト12の内部に導く側面蓋1
1を広げる役目を行い、拡掘削ビツトの下端部4
aと側面蓋11との前面で土砂12より広がつた
杭底面部の掘削土砂を土砂バケツト12内に掻き
寄せる。そして拡掘削ビツト4と拡掘削ビツトの
下端部4aおよび側面蓋11を閉じながら掘削土
砂を確実に土砂バケツト12内に取り込む。
土砂バケツト12の容量分を掘削した後、回転
掘削装置を地上に引き上げ、そして土砂バケツト
12の上部のレバー17を操作して底板16を下
方に開けて掘削土砂を排出し、所定の拡底径に拡
底するまで順次掘削を繰り返す。
上記実施例においては、本発明による構成例と
して水平に配置した油圧シリンダで拡掘削ビツト
を直動せしめる装置構成をとりあげたが、第7図
に示すごとく垂直に配置した1対の油圧シリンダ
6で同期リング7を上下動させ、リンク機構を介
して拡掘削ビツト4を拡縮せしめる装置構成を使
用しても、拡掘削ビツト4の拡大力が掘削中に変
動すること以外の従来技術の問題点をすべて解消
することができ、本発明の主要目的を十分に達成
することができる。また、上記実施例において
は、拡掘削ビツトを4翼としたので2翼構成の従
来技術に比して掘削時における装置の安定性が増
大し杭品質に対して好都合であるが、拡掘削ビツ
トを2翼にしても本発明の目的を達成し得ること
は勿論である。
第8図は、拡掘削ビツト4および底板開板のた
めのレバー17を操作するための油圧回路を示
し、拡掘削ビツト4を拡縮せしめる油圧シリンダ
6は油圧源23からの油圧力を切換弁25で切り
換えて伸縮させる。
土砂バケツト12の上部に配置した底板開板の
ための油圧シリンダ18は、切換弁25を中立に
保つた状態で切換弁27の操作で伸縮させる。す
なわち、切換弁27を開けることにより油圧源2
3からの油圧力が直接油圧ホース22に加わり、
同時に減圧弁28で減圧した油圧力が油圧ホース
26に加わる。この時の減圧弁28の減圧する比
率は、油圧シリンダ6のピストン側の受圧面積に
対するロツド側の受圧面積の比率より小さな値を
必要とする。この状態において油圧シリンダ6の
ロツド側の作動力は常にピストン側の作動力以上
となり、油圧シリンダ6は収縮状態になる。一
方、油圧ホース22の油圧力でシーケンス弁31
が作動する結果、油圧シリンダ18には油圧ホー
ス26の油圧力が加わり、油圧シリンダ18が縮
小してレバー17を動作させる。ついで、レバー
17の先端のロツク装置17aを開放してヒンジ
19により底板16を下方に開き、土砂バケツト
12内の土砂を排出する。一方、切換弁27を閉
じると、切換弁25を介して油圧ホース26の油
圧力が解除され、油圧シリンダ18はスプリング
力で伸長し、レバー17の先端のロツク装置17
aが復帰するので、底板を再び係留することがで
きる。
〔発明の効果〕
本願第1発明又は第2発明の拡底杭用回転掘削
装置を用いると、拡底形状の地山全面を同時に掘
削することができ、地山壁面に対し常に最適な切
削角度と安定した拡大力を保ちながら4翼の掘削
ビツトを貫入することができるので、高能率で安
定した掘削が実現できる。
本願第3発明は、土砂バケツトの底板を拡底掘
削用の油圧回路を利用して自動的に開板できるの
で、作業の省力化ならびに安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す掘削装置の収納
状態の側面図、第2図は同じく底面図、第3図は
拡掘削ビツトの拡開状態の斜視図である。第4図
は拡開状態の拡掘削ビツト下部の自在継手部の側
面図、第5図は拡開状態の拡掘削ビツト下部の自
在継手部の正面図、第6図はドリルパイプ軸回り
に土砂バケツトを揺動回転したときの説明用平面
図、第7図は油圧シリンダを垂直に配置した掘削
装置の拡開状態の側面図、第8図は掘削装置を操
作させるための油圧回路図である。 第9図は拡掘削ビツトを垂直軸回りに回転させ
て拡開する従来の掘削装置の側面図、第10図は
同じく平面図である。第11図は上下の拡掘削ビ
ツトを個別に拡開させる従来の掘削装置の側面図
である。 1はドリルパイプ、2は連結ピン、3はスタビ
ライザ、4は拡掘削ビツト、4aは拡掘削ビツト
の下端部、5はピン軸、6は油圧シリンダ、7は
同期リング、8は連結リンク、9は球座、10は
連結軸、11は側面蓋、12は土砂バケツト、1
3はピン軸、14はヒンジ、15は揺動軸、16
は底板、17はレバー、18は油圧シリンダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 杭先端の形状を拡大する場所打ち拡底杭の掘
    削において、施工機のケリーバの下端に接続され
    回転されるドリルパイプ1を装置の中心に配置
    し、ドリルパイプ上部にピン軸5で上端を固定し
    た複数の拡掘削ビツト4をドリルパイプ周りに垂
    下させ、該拡掘削ビツトの下部にビツト下端部が
    伸縮および屈折可能なように球座9と連結軸10
    で構成される自在継手部を設け、油圧シリンダ6
    の油圧力で各拡掘削ビツトを傘状に等しく下開き
    せしめるリンク機構を設け拡掘削ビツトの拡縮動
    作を可能ならしめるとともに、ドリルパイプ下部
    にドリルパイプを回転軸として揺動可能なように
    接合した土砂バケツト12を設置し、該土砂バケ
    ツトにはバケツト側面の一部が開口するように垂
    直なヒンジ14で開閉する複数の側面蓋を取り付
    け、自在継手部を有する拡掘削ビツトの下端部4
    aと該側面蓋の端部を垂直なピン軸13で連結し
    て拡掘削ビツトの拡縮動作と側面蓋の開閉動作を
    連動せしめ、ケリーバとドリルパイプを掘削方向
    に回転させ拡掘削ビツトの全体形状とリンク構造
    による動作軌跡で決定される形状で地山を全面掘
    削するとともに、掘削土砂を拡掘削ビツトおよび
    側面蓋の前面で土砂バケツト内に取り込みながら
    所定の拡底形状を形成することを特徴とする拡底
    杭用回転掘削装置。 2 油圧シリンダ6を水平に配置して両端部を拡
    掘削ビツト4と連結し、該油圧シリダで相対する
    2翼の拡掘削ビツトを直動するようになしたる請
    求項1記載の拡底杭用回転掘削装置。 3 前記土砂バケツト12にヒンジ19で開閉す
    る底板と該底板を係留させるロツク装置17aを
    装備するとともに、該ロツク装置を操作するレバ
    ー17を設け、拡掘削ビツト4を拡縮する前記油
    圧シリンダ6の油圧回路を利用して動作する油圧
    シリンダ18を土砂バケツトの上部に配置して該
    レバーと連結せしめ、掘削土砂の排出時に該油圧
    シリンダを操作してロツク装置を開放し、油圧力
    で底板を自動的に開板することを特徴とする請求
    項1又は2記載の拡底杭用回転掘削装置。
JP10941588A 1988-05-02 1988-05-02 拡底杭用回転掘削装置 Granted JPH01280196A (ja)

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