JPH0463152A - 湿式粉砕機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、湿式粉砕機に間し、特に、出口に分解及び組
み立てが容易な篩が設けられている湿式粉砕機に関する
。

また本発明は、粉砕媒体を使用し、冷却装置を内蔵し、
特に、鉱物、顔料、染料、化学薬品、填料、フェライト
等の磁性材料及びセラミック等を微細に粉砕し、或はこ
れら材料の微粒子を分散して、例えば塗料、印刷インク
、顔料、磁気テープ用コーテイング材、ゴム、接着材、
化粧品及び塗り薬等の医薬などの調製に適する湿式粉砕
機に関する。

さらに、本発明はサンドミル、サンドグラインダー、ダ
イノーミル、パールミル或はアトリションミルなどの湿
式粉砕機に関する。

（ロ）従来技術 粉砕媒体を使用する湿式粉砕機は、回転円板や回転片な
どの撹拌子の回転により、粉砕容器内で、粉砕媒体、例
えば平均粒径が０．１ないし１０　ａｌｌ程度の硬質の
微粒子からなるビーズ等の懸濁液を強制的に撹拌運動さ
せて、鉱物や磁性体等の被粉砕物を微粉砕或は分散させ
るため、塗料、印刷インク、顔料、染料、樹脂、食品、
薬品、セラミックスなどの産業分野において広汎に使用
されている。

このような湿式粉砕機においては、例えば、回転軸に棒
状の撹拌子を設け、例えば回転軸と共に撹拌子を高速回
転させて、例えば、被粉砕物及び粉砕媒体を懸濁するス
ラリーを撹乱し、被粉砕物及び粉砕媒体を、円筒容器内
でその周方向及び半径方向に激しく運動させ、撹拌子及
び粉砕容器壁と接触させると共に、夫々の間でも接触さ
せて粉砕している。

この粉砕において、粉砕された粉砕物は、粉砕容器出口
に設けられた篩によって、粉砕物及び粉砕媒体を含む懸
濁液から粉砕媒体を分離して、粉砕容器外に取り出され
ている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 しかし、ビーズ等の粉砕媒体は、撹拌子による撹乱作用
によって運動し、粉砕容器出口に設けられた篩に衝突し
て、比較的頻繁に篩の目詰りを生じる。このような篩の
目詰まりは、湿式粉砕機における篩による粉砕媒体と粉
砕物の分離の低下を来し、粉砕物の取り出しを低下させ
る。そこで、篩の目詰まりを取り除くために、粉砕作業
を中断して、粉砕容器内を空にし、篩装置を該容器から
取り出して、篩の清掃及び新しい篩との交換を行ってい
る。

このような粉砕媒体による篩目の清掃及び目の詰まった
篩と新しい篩との交換作業は、粉砕作業を中断させて、
粉砕容器内の内容物を総て取り出し、篩目の清掃又は新
しい篩の交換後、粉砕容器から一旦取り出された粉砕媒
体や被粉砕物を再び粉砕容器に入れ直して、粉砕作業を
再開している。

したがって、篩目の清掃及び篩の交換には、多くの時間
を要するが、このような無駄な手間に要する時間がその
多くを占めるので、問題とされている。

そこで、粉砕容器底部からその内部に延び、長手方向に
撹拌子を備える撹拌用の回転軸を挿入し、粉砕容器上部
に篩を装着し、篩目の清掃及び篩の交換時に、粉砕容器
内容物を一々外にあけないで、篩のみを取り出すことが
できる湿式粉砕機が提案されている。

しかし、粉砕媒体は、粉砕容器内において、比較的底部
に密であるから、粉砕容器底部に位置する撹拌用の回転
軸の軸受は部が摩耗し易くなり問題とされている。

本発明は、撹拌子を備える撹拌用の回転軸の軸受は部を
、粉砕容器の底部に有する湿式粉砕機における粉砕媒体
による該撹拌用回転軸の摩耗の問題を解決することを目
的としている。

（ニ）問題点を解決するための手段 本発明は、粉砕時、撹拌用の回転軸が粉砕媒体により摩
耗しないように設けられた、粉砕容器底部に回転軸の軸
受は部を有する湿式粉砕機を提供することを目的として
いる。

即ち、本発明は、粉砕容器の底部から該容器内上部に向
けて延びており且つ該容器に対して回転自在に支持され
ている回転軸と、該回転軸上にその長手方向に間隔を置
いて取り付けられた複数の撹拌子を備えており、入口か
ら導入される被粉砕物を前記撹拌子の回転により粉砕し
、前記容器の上部に設けられている出口から粉砕物を取
り出す湿式粉砕機において、粉砕容器底部には、回転軸
を囲む筒形状の壁が、その開口部を最下段の撹拌子の下
方に位置させて立設されており、該囲壁内部に被粉砕物
供給路が連通していることを特徴とする湿式粉砕機にあ
り、粉砕容器の底部から該容器内上部に向けて延びてお
り且つ該容器に対して回転自在に支持されている回転軸
と、該回転軸上にその長手方向に間隔を置いて取り付け
られた複数の撹拌子を備えており、粉砕容器底部には、
回転軸を囲む筒形状の壁が、その開口部を最下段の撹拌
子の下方に位置させて立設されており、該囲壁内部に被
粉砕物供給路が連通されており、入口から導入される被
粉砕物を前記撹拌子の回転により粉砕し、前記容器の上
部に設けられている出口から粉砕物を取り出す湿式粉砕
機において、粉砕容器の出口が、複数の支柱が固定され
ている粉砕容器の蓋部に形成されており、前記支柱の夫
々には、支柱挿通用の孔を有する間隔子と、支柱の位置
に対応する位置に形成されている複数の支柱挿通用の孔
を有すると共に、その挿通用の孔に囲まれた部分に該挿
通用の孔よりも大きい孔を有する板部材とが、夫々交互
に、その支柱挿通用の孔に支柱を挿通させて支柱に取り
付けられており、頂部板部材の上側に、複数の支柱挿通
用の孔を端部に有する蓋部材が、支柱挿通用の孔に支柱
を挿通させて取り付けられて、前記間隔子の厚みに相当
する間隙の篩目を有する格子型篩が形成されていること
を特徴とする湿式粉砕機にある。

本発明における湿式粉砕機には、従来の湿式粉砕機と同
様に、回転軸に複数の撹拌子が設けられている。粉砕容
器を形成する内壁面は、該撹拌子と共働して被粉砕物の
粉砕を行うことができるように、平滑に形成され、又は
固定子を設けて形成される。

本発明において、長手方向に撹拌子が取り付けられてい
る撹拌用の回転軸は、撹拌子が粉砕容器内に位置するよ
うに、粉砕容器の底部から該容器内部上方に延びて設け
られている。

本発明において、被粉砕物が、粉砕容器底部において撹
拌用の回転軸の周囲から該容器内に流出させられて、回
転軸の保護流を形成するように。

撹拌用の回転軸の周囲には、筒状の囲壁が形成され、こ
の回転軸と囲壁の間の空間に被粉砕物供給路が接続して
設けられている。したがって、回転軸と囲壁との間に形
成される間隙の大きさは、被粉砕物がその間隙から周囲
に流出して形成される被粉砕物の流れにより、回転軸に
向がって移動する粉砕媒体が、その向きを被粉砕物の流
れの方向に変えて、に回転軸から逸れるように形成され
る。

本発明において、粉砕容器の出口が粉砕容器の蓋部に形
成されていると、篩の目詰まり時に、菱を開けることに
より篩を取り出すことができるので、篩を取り出す操作
が簡単になって好ましい。

本発明において、粉砕容器の出口部に設けられる篩は、
分解及び組み立てが容易なように、例えば、粉砕容器の
蓋部又は出口部に、粉砕物の出口の周囲に複数の支柱を
設け、該支柱の夫々に、支柱挿通孔を有する間隔子を通
し、該間隔子の上に、前記支柱の配置位置に対応して支
柱挿通用の孔を環状部又は輪形部に有する複数の環状又
は角型輪形の板部材を該支柱に通し、以下間隔子と板部
材を交互に支柱に通して、間隔子を板部材で上下から挟
着するようにして、間隔子の厚さの篩目を有する格子形
状の篩に形成されるのが好ましい、この場合、本発明は
、篩を、支柱、間隔子及び環状板部材とで組み立てて形
成できるので、支柱を鋼材で形成し、例えば環状の板部
材をセラミック製とすることができることとなり、篩の
摩耗による被粉砕物の金属による汚染を防止することが
可能となる。

（ホ）作用 本発明は、粉砕容器底部に、回転軸を囲み筒状の囲壁を
、その回転軸と囲壁間の間隙開口部を最下段の撹拌子の
下方に位置させて立設させ、該間隙内に被粉砕物供給路
を連通させたので、回転軸を上向きに形成されていても
、回転軸の軸受は部から、被粉砕物流が噴出して、軸受
は部周囲に存在する粉砕室内の被粉砕物等の固体及び液
体を押しやることとなり、それら被粉砕物等の侵入が起
こらなくなり、また、撹拌用の回転軸粉砕媒体及び所定
粒度以下に粉砕されない被粉砕物によって、篩の目が詰
まっても、格子を形成する環状等の板部材を支柱から取
り外して、篩が簡単に分解でき、また、部材の交換も容
易となるので、篩の目詰まりの際の篩の清掃及び篩の修
復を、短時間でしかも簡単に行うことができる。

しかも、本発明においては、支柱、間隔子、複数の環状
等の板部材及び固定具という要素から形成されるので、
篩の構造が簡単となり、各要素を別個の材質で形成でき
る。例えば、篩の部分を、被粉砕物と同質の材料又は摩
滅し難い材料で篩の部分を形成することができることと
なり、粉砕物の汚染及び篩の摩滅を避けて粉砕を行うこ
とができる。

（へ）実施例 以下添付図面を参照して、本発明の実施の態様の一例に
ついて説明するが、本発明は以下の例示及び説明によっ
て何等の限定を受けるものではない 第１図は、本発明の一実施例について、被粉砕材料流入
部分及び流出部分を中心にその概略を示す部分的側断面
図である。

第１図において、粉砕機１は、ベッセル２を備えている
。本例において、ベッセル２は、下方のフランジ部３に
、ライニング層（図示されていない。）を有する底部材
４が取り付けられ、上方のフランジ部５には、篩６を取
り外し可能に備える蓋部材７が取り付けられて、ベッセ
ル２の内部に密閉された粉砕室８が形成されている。

本例において、ベッセル２の蓋部材７には、粉砕物流出
部９が形成され、底部材４には、被粉砕物導入部１０が
形成されている。ベッセル２の内部に形成される粉砕室
８には、撹拌装置１１が設けられている。撹拌装置１１
は、粉砕室８の被粉砕物導入部１０側から粉砕物流出部
９側に延びて、ベッセル２の底部材４の下方に設けられ
た軸受は部１２に回転可能に支持される回転軸１３が備
えられている１回転軸１３の下端にはプーリ　１４が設
けられており、該プーリ　１４から動力源に架は渡され
たベルト　１５を介して回転される。

本例において、回転軸１３には、回転軸１３の長手方向
に所定の間隔を置いて撹拌盤１６が取り付けられている
。本例において、撹拌盤１６は、前記回転軸１３の周囲
を囲んで設けられた殻部材１７間に挟持されている。上
端の撹拌盤１６には、粉砕時に、粉砕室８の内壁面１８
に当たって跳ね返る粉砕媒体が、直接、分離篩６に向か
うのを防止するように、該撹拌盤１６の上面１９から立
ち上がり、篩６の周囲を囲んで撹拌棒２０が設けられて
いる。

本例において、ベッセル２の底部材４には被粉砕物導入
用の流路２１が設けられている。この流路１２は、底部
材４に形成されｆ、回転軸挿通孔２２内に開口している
。底部材４の上面２３には、回転軸１２が挿通されて環
状に形成される被粉砕物噴出用のノズル孔２４を有する
環状部材２５が、該ノズル孔２４を底部材４の回転軸挿
通孔２２の上に位置させて設けられている。この環状の
被粉砕物噴出用のノズル孔２４は、回転軸１３の回転に
よって、周囲に被粉砕物を噴出する。

本例において、下端の撹拌盤１６は、その下の止め具２
６のねじ孔２７にねじを通して、回転軸１３に固定され
ている。止め具２６の下部には鍔部２８が形成されてお
り、ノズル孔２４から噴出する被粉砕物流はこの鍔部に
より、半径方向外側に反らされる。そのため鍔部２８の
直径はノズル孔２４の直径より大きく形成される。

蓋部材７の粉砕物流出部９には、粉砕物流出管２９が、
粉砕物と共に粉砕媒体を搬出させないように、粉砕媒体
分離用の篩６に囲まれた空間内に、その先端開口部３０
を位置させて設けられている。

この粉砕媒体分離用のｆｉ６は、格子状の篩目３１を有
しており、この篩目３１は、支持ボルト３２に篩形成用
の環状篩部材３３を取り付ける際に、間隔部材３４を間
に介在させることによって形成される。

環状篩部材３３には、環状部に支持ボルト３２に対応す
る位置に、支持ボルト３２の挿通用の孔３５が形成され
ており、この挿通用の孔３５に支持ボルト３２を挿通さ
せて、環状篩部材３３を支持ボルト３２に取り付ける。

隣合う上下の環状篩部材３３の間には、間隔部材３４が
配置されて、隣合う上下の環状篩部材３３の間に、篩６
の篩目３１の開きを形成する。この間隔部材３４は、支
持ボルト３２の挿通用の孔３６を有する環状部材であり
、各支持ボルト３２に夫々挿通して、その上下に、環状
篩部材３３を配置させて、環状篩部材３３間に篩目に対
応する間隔を設けるものである。各支持ボルト３２に環
状篩部材３３が取り付けられたところで、６蓋部材３７
を取り付け、ナツト３８で固定する。

本例は、以上のように構成されているので、粉砕媒体を
使用して粉砕する場合、粉砕室８には、例えばビーズ粒
等の粉砕媒体を所定量充填し、被粉砕物スラリー、例え
ば磁性材料スラリー等の被粉砕物スラリーを導入路２１
から所定量導入しなから、モータを駆動させて、プーリ
　１４を介して撹拌軸１３を回転させ、被粉砕物の粉砕
を行う。

所定時間粉砕したところで、被粉砕物スラリーを流出管
２９から流出させる。粉砕物スラリーの流出が開始され
たところで、粉砕物流出管２９の開閉弁（図示されてい
ない、）を開いて粉砕物を連続的に流出させる。

この粉砕は、被粉砕物が粉砕室８内に所定時間滞留して
、粉砕物が所定の粉砕粒度に達するように、被粉砕物ス
ラリーの導入量及び粉砕物スラリーの流出量を調整する
。

粉砕室８中の粉砕媒体及び被粉砕物粒は、複数の撹拌盤
１６が回転駆動すると、撹拌盤１６の回転力によって周
方向に運動すると共に、該回転に伴う遠心力により、撹
拌盤１６の半径方向に運動する。

したがって、被粉砕物粒は、その運動中に、被粉砕物粒
同士、粉砕媒体と被粉砕物粒、並びに被粉砕物粒と撹拌
盤及び筒体壁等との間で接触して、圧縮力及び剪断力を
受けて微粉砕される。

粉砕された粉砕物粒のスラリーは、上段の撹拌盤に至っ
て、上段の撹拌盤１６により撹拌される。

この撹拌により形成される流は、所定の大きさに粉砕さ
れた粉砕物を含有しており、所定の大きさに粉砕された
粉砕物は、この流出流と共に篩６の目３１を通って、流
出流として粉砕物流出管２９から流出される。

一方、粉砕室８の上部において、ビーズ等の粉砕媒体は
、その一部が粉砕室内壁面１３に当たり跳ね返って篩６
に向かうが、上段の撹拌盤１６に設けられている撹拌棒
２０の撹乱作用により跳ね飛ばされるで、篩６に当たり
難くなるので、篩目３１の目詰まりを避けることができ
る。

粉砕された粉砕物により、篩６の篩目３１の目詰まりを
起こしたときは、粉砕機１の作動を停止し、蓋部材７か
ら粉砕物流出部９を外して取り出し、粉砕物流出部９の
支持ボルト３２から環状篩部材３３を外して、新しい環
状篩部材３３と取り替えて、粉砕物流出部９を蓋部材７
に固定することによって、粉砕機１内の分離篩６の篩目
を更新することができる。

この場合、ベッセル２内の粉砕媒体等の充填率は６５〜
８５％であるが、ベッセル２から流出することがないか
ら、粉砕物流出部９を難無く取り出すことができる。

本実施例においては、環状篩部材３３は、蓋部材７と分
離可能に設けられた粉砕物流出部９に支持ホルト３２介
して装着させているが、蓋部材９に支持ボルト３２を介
して装着させることもてきる。また、支持ボルト３２は
、粉砕物流出部９に挿通するタイプのものとされている
が、埋め込みボルト等適宜の支持ボルトとすることがで
きる。

（ト）効果 本発明は、粉砕容器底部に、回転軸を囲み筒状の囲壁を
、その回転軸と囲壁間の間隙開口部を最下段の撹拌子の
下方に位置させて立設させ、該間除肉に被粉砕物供給路
を連通させたので、従来の回転軸を上向きにした湿式粉
砕機と相違して、回転軸の軸受は部に、被粉砕物等の固
体及び液体の侵入が起こらず、また、篩目の更新が、粉
砕機の停止後、−々粉砕媒体等を粉砕室から取り出す事
なく行うことができる。

したがって、本発明の湿式粉砕機は、従来の湿式粉砕機
と比較して軸受は部のトラブルが少なくなり、また、篩
目の更新に要する手間を減少し、また篩目の更新に要す
る時間を短縮することができる。

しかも、本発明においては、篩が、支柱、間隔子、複数
の環状等の板部材及び固定具という要素から形成される
ので、従来の湿式粉砕機における篩と比較して、篩の構
造が簡単であり、修理等が容易である。

しかも、本発明の湿式粉砕機における６は、従来の湿式
粉砕機では困難であった各要素を別個の材質で形成する
ことが、容易であり、例えば、篩の部分を、被粉砕物と
同質の材料又は摩滅し難い材料で形成して、粉砕時にお
ける粉砕物の汚染及び篩の摩滅を避けることができる。

したがって、本発明においては、篩の素材を、例えばセ
ラミックス等の適宜の材料で製造することができるので
粉砕機の用途を拡大することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例について、被粉砕材料流入
部分及び流出部分を中心にその概略を示す部分的側断面
図である。 符号の説明 １は粉砕機、２はベッセル、３及び５はフランジ部、４
はベッセルの底部材、６は篩、７は蓋部材、８は粉砕室
、９は粉砕物流出部、１０は被粉砕物導入部、１１は撹
拌装置、１２は軸受は部、１３は回転軸、１４はグーリ
、１５ベルト、１６は攪拌盤、１７は殻部材、１８は内
壁面、１９及び２３は上面、２０撹拌棒、２１は流路、
２２は回転軸挿通孔、２４は該ノズル孔、２５は環状部
材、２６は止め具、２７はねし孔、２８は鍔部材、２９
は粉砕物流出管、３０は先端開口部、３１は篩目、３２
は支持ボトル、３３は環状篩部材、３４は間隔部材、３
５及び３６は挿通用の孔、３７は６蓋部材、３８はナツ
トである。 錦　１　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）粉砕容器の底部から該容器内上部に向けて延びて
   おり且つ該容器に対して回転自在に支持されている回転
   軸と、該回転軸上にその長手方向に間隔を置いて取り付
   けられた複数の撹拌子を備えており、入口から導入され
   る被粉砕物を前記撹拌子の回転により粉砕し、前記容器
   の上部に設けられている出口から粉砕物を取り出す湿式
   粉砕機において、粉砕容器底部には、回転軸を囲む筒形
   状の壁が、その開口部を最下段の撹拌子の下方に位置さ
   せて立設されており、該囲壁内部に被粉砕物供給路が連
   通していることを特徴とする湿式粉砕機。
2. （２）粉砕容器の底部から該容器内上部に向けて延びて
   おり且つ該容器に対して回転自在に支持されている回転
   軸と、該回転軸上にその長手方向に間隔を置いて取り付
   けられた複数の撹拌子を備えており、粉砕容器底部には
   、回転軸を囲む筒形状の壁が、その開口部を最下段の撹
   拌子の下方に位置させて立設されており、該囲壁内部に
   被粉砕物供給路が連通されており、入口から導入される
   被粉砕物を前記撹拌子の回転により粉砕し、前記容器の
   上部に設けられている出口から粉砕物を取り出す湿式粉
   砕機において、粉砕容器の出口が、複数の支柱が固定さ
   れている粉砕容器の蓋部に形成されており、前記支柱の
   夫々には、支柱挿通用の孔を有する間隔子と、支柱の位
   置に対応する位置に形成されている複数の支柱挿通用の
   孔を有すると共に、その挿通用の孔に囲まれた部分に該
   挿通用の孔よりも大きい孔を有する板部材とが、夫々交
   互に、その支柱挿通用の孔に支柱を挿通させて支柱に取
   り付けられており、頂部板部材の上側に、複数の支柱挿
   通用の孔を端部に有する蓋部材が、支柱挿通用の孔に支
   柱を挿通させて取り付けられて、前記間隔子の厚みに相
   当する間隙の篩目を有する格子型篩が形成されているこ
   とを特徴とする湿式粉砕機。