JPH04243555A - 予め液体内に分散させた固体を粉砕および細砕するミルの粉砕体分離器 - Google Patents

予め液体内に分散させた固体を粉砕および細砕するミルの粉砕体分離器

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Publication number
JPH04243555A
JPH04243555A JP3158588A JP15858891A JPH04243555A JP H04243555 A JPH04243555 A JP H04243555A JP 3158588 A JP3158588 A JP 3158588A JP 15858891 A JP15858891 A JP 15858891A JP H04243555 A JPH04243555 A JP H04243555A
Authority
JP
Japan
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collar
ring
diameter
grinding
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP3158588A
Other languages
English (en)
Inventor
Carlos O Pujol
カルロス・オリバー・プージオル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oliver and Batlle SA
Original Assignee
Oliver and Batlle SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Oliver and Batlle SA filed Critical Oliver and Batlle SA
Publication of JPH04243555A publication Critical patent/JPH04243555A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/16Mills in which a fixed container houses stirring means tumbling the charge
    • B02C17/161Arrangements for separating milling media and ground material

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め液体内に分散させ
た固体を粉砕および細砕するミルの粉砕体分離器に関す
る。このミルは、構成や構造の特徴は別として、意図す
る機能と以下に示す幾つかの利点を提供する。
【0002】
【従来の技術】いろいろな粘度の液体内に予め分散され
た固体を含む製品のためのミルは公知であり、通常は水
平な軸を備え、かつ冷却される。ミルは粉砕体、例えば
ボールを含んでいる。粉砕体は処理すべき製品の入口を
通って、あるいは粉砕体を入れるために設けられた開口
を通って、粉砕室に入る。粉砕体は通常は室の底に設け
た出口から排出される。粉砕室は冷却または加熱のため
に二重壁を備えている。前記公知のミルは冷却液体また
は加熱液体のための循環ポンプを備えることができる。 ミルの軸には撹拌ディスクが交換可能に取付けられてい
る。このディスクはそれらの間のスペーサによって、互
いに予め定めた間隔をおいて配置されている。前記軸は
適当な伝達および速度制御手段を介してモータによって
駆動される。ミルは流量調節器を有するポンプを備えて
いる。このポンプは処理すべき製品を推進し、強制的に
かつ連続的に粉砕室を通過させる。
【0003】更に、水平軸または垂直軸と、内部に配置
された円筒状の固定要素すなわちステータおよび円筒状
の回転要素すなわちロータとを備えたミルが知られてい
る。粉砕室はロータとステータの円筒状内壁との間に形
成されている。粉砕体は通路を経て粉砕室に戻る。粉砕
体は更に、ステータ、場合によってはロータ内に少なく
とも一つの冷却室を備えている。
【0004】更に、粉砕室が同軸の2個の円筒壁によっ
て形成されたミルが知られている。この円筒壁は半径方
向の突起を備えている。この円筒壁の間には、円筒状の
ジャーの形をしたロータが配置されている。ロータは前
記の2個の壁に対向するその二つの平行な面に突起を備
えている。
【0005】更に、水平または垂直軸と、環状ダブル円
錐体に沿った少なくとも一つの固定要素すなわちステー
タと、このステータの中に入れられ、かつ環状ダブル円
錐体に沿った少なくとも1個のロータを備えたミルが知
られている。ロータは横断面が三角形の円環の形をし、
ステータの円形通路内に入れられている。この円形通路
は同じ横断面を有するが幾分大きくなっている。ステー
タとロータの輪郭はほぼ三角形の横断面の円環体である
か場合によってはステータとロータの両方のためにダブ
ル三角形または他の類似の形をしている。ロータの横断
面はステータの横断面の中で内接し、二つの横断面の間
に周方向空間を形成している。この空間は粉砕室を形成
し、その中で製品が循環し、ボールが入れられる。ボー
ルはその通路の始端部へボールを戻す通路によって閉じ
た通路に沿って循環する。このミルのロータの形はしば
しば、頂点を有する回転体の三角形横断面の“ディスク
”の形をし、通常はその外周部分が最も鋭利である。 この場合、1個以上のディスクが互いに平行にかつミル
の軸に対して横方向に配置可能である。粉砕室は処理さ
れる製品が追従する円に対して平行または直列に接続さ
れている。
【0006】1枚以上の板によって形成された上記種類
のミルが知られている。この板はボールすなわち粉砕体
の閉鎖回路内での再循環のための通路を有する。各板は
対応する輪郭を有する中空体の内側に配置されている。 それによって、各板すなわちロータと中空体すなわちス
テータの間には、ほぼラビンスの形をした粉砕室が形成
されている。各室は次の室に連通し、処理中の製品を循
環させる。すべての板は1本の軸によって作動させられ
る。
【0007】これらの公知ミルは粉砕室内に粉砕体を保
持し、粉砕された製品だけを通過させるストレーナを備
えている。このストレーナは篩からなり、場合によって
は軸と共に回転するかまたは粉砕室内で処理済み製品の
出口領域に定置固定されている。ミルの粉砕体ストレー
ナは、ミルの軸に横方向に固定された特殊材料からなる
一種の座金によって形成されたいわゆる“隙間”からな
っている。この座金は粉砕室の対応する壁に固定されそ
の方へ向いている他の座金に対して調節可能な距離をお
いて配置されている。この座金の間には、粉砕体の最小
直径よりも小さな周方向隙間が形成されている。従って
、この隙間は粉砕室の内側に粉砕体を保持するが、ミル
内で処理された粉砕済み製品を通過させる。
【0008】粉砕本体は小さなボールまたは他の適当な
幾何学形状体からなっていてもよく、またいろいろな合
金を含む金属、セラミックス、ガラス等からなっていて
もよい。粉砕体は摩耗しにくく、粉砕すべき製品の粉砕
処理によって生じる応力に対して抵抗力があるものでな
ければならない。上述のように、粉砕体はボールでもよ
いが、球体に制限されない。粉砕体には、粉砕体を衝突
および摩擦させ、粉砕室の面積を制限することによって
粉砕すべき製品の固体粒子を粉砕することができるいろ
いろな輪郭の物体が含まれる。粉砕体は粉砕すべき製品
の固体成分の所望される最終の細かさに依存する寸法を
有する。
【0009】一般的には、これらのミルは染料、塗料、
殺虫剤または他の化学製品、薬、食品、化粧品、電子製
品等の処理のために使用される。一般的には化学工業で
使用され、特に染料および塗料、印刷インク、顔料およ
び被覆剤の工業と、紙やコピー用紙のような他の製品を
作るパルプに使用される充填物を粉砕するための紙工業
と、バイオケミカル工業と、チョコレート製品のような
多数の製品のための食品工業と、磁気テープや半導体製
品を被覆するための電子工業と、薬品工業および化粧品
工業で使用される。
【0010】上記の幾つかの公知タイプのミルでは、処
理すべき製品が粉砕室を強制的にかつ連続的に循環させ
られる。この循環は通常はミルの入口または入口近くで
の流量が可変または調節可能なポンプによって製品を送
ることによって行われる。
【0011】これらのミルにおいて、粉砕体が処理され
る製品の固体粒子に衝撃応力と摩擦応力を加え、粉砕体
と製品の固体粒子の間の非常に多くの接触を生じること
が知られている。粉砕体は粉砕室の容積の一部を占める
。この粉砕室の容積は可変であり、処理すべき製品の特
性に依存する。しかし、通常は、粉砕室の全容積のうち
の粉砕体の占める容積は、50〜80%である。分離器
の材料は摩耗しにくいものでなければならず、その作業
表面は通常は硬化処理されている。
【0012】篩タイプの分離器は一般的に、マイクロボ
ールのための微調節が不可能であり、詰まることがある
。更に、洗浄が比較的に困難で、それゆえに比較的に骨
が折れる。分離器が摩耗した時には、修理が経済的でな
いので、交換しなければならない。
【0013】隙間タイプの分離器は、相対的に動く部分
を有するので、かなりの摩耗を生じる。そして、洗浄、
オーバーホールまたは交換のために、ミルの軸や他の部
品を分解しなければならないので、分解や再組み立てが
比較的に複雑である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の欠点のないミルを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】予め液体内に分散させた
固体を粉砕および細砕するミルの、本発明による粉砕体
分離器の場合には、フレームに固定要素すなわちステー
タが取付けられ、このステータが処理すべき製品を冷却
または加熱するためのジャケットを備え、ステータの内
部に、軸に固着された回転要素すなわちロータが配置さ
れ、この軸がミルの長手軸線に沿って配置され、かつミ
ルのフレームに取付けられた支持および軸受手段に張り
出して取付けられ、軸がロータ冷却媒体またはロータ加
熱媒体のための内側管路を備え、軸がフレームに取付け
られた伝動および変速手段を介して駆動手段によって回
転させられ、ステータとロータの間に粉砕室が形成され
、この粉砕室内に粉砕体が含まれ、この粉砕体が最初に
、閉鎖可能なステータ入口から粉砕室に入れられ、ステ
ータの下側部分に、粉砕体を排出するための同様に閉鎖
可能な出口が設けられ、ロータが回転しているときに製
品のインパルス手段によって、処理中の製品が粉砕室を
通過し、このインパルス手段が伝動および変速手段を介
して作動手段によって動かされ、ステータがインパルス
手段の出口に連通する、処理すべき製品の入口と、粉砕
された製品の出口を備え、この出口領域に、粉砕体を出
さないようにしかつ粉砕された製品の通過を許す分離手
段が設けられ、ステータと軸の間に製品の漏れを防ぐシ
ール手段が設けられ、製品が粉砕室の中を連続的にかつ
強制されて循環する。
【0016】この分離器は、分離器が好ましくは中空の
段付支持体を備え、この支持体の仮想の幾何学包絡面が
円錐台であり、この段が一連の円形リムによって形成さ
れ、このリムが分離器の長手軸線に対して垂直な平行平
面に沿って重ねられ、リムの直径が支持体の大きな底辺
部からその自由端の方へ小さくなっており、一連の円形
リムの代わりに、重ねられた短い他の一連の円形シリン
ダが使用され、このシリンダの中心が分離器の長手軸線
に配置され、シリンダの直径がリムの直径と同様に小さ
くなっており、支持体の大きな底辺部がそれをミルの粉
砕製品出口領域に据えつけるためのシール手段とフラン
ジを備え、分離器が一連の円形リングを備え、このリン
グの直径が支持体の大きな底辺部からその自由端の方へ
小さくなっており、各リングが内側のカラーと外側のカ
ラーからなり、両カラーの横断面が正方形であり、両カ
ラーがブリッジによって互いに連結され、ブリッジが横
方向オリフィスすなわち通路を形成し、各リングが段に
嵌まり、内側カラーの内径が取付けられる段の円形シリ
ンダの外径と調和し、最大リングの次のリングの外側カ
ラーの外径が、並置されたリングの外側カラーの内径に
一致し、分離器の長手軸線方向に測定したリングの内側
カラーの厚さが、その外側カラーよりも幾分大きく、並
置された対をなすリングの間に、軸方向に離隔距離が生
じ、この離隔距離が粉砕室内に保持すべき粉砕体の最小
厚さまたは直径よりも小さく、最大のリングの次のリン
グの外側カラーが、並置されたリングの内側カラーに対
して空間を形成し、この空間が対のリングの間の離隔距
離よりも大きく、支持体の大きな底辺部に好ましくは、
横断面正方形の第1の円形カラーが取り外し可能に固着
され、このカラーの外径が一連のリングの最大リングの
直径よりも大きく、カラーの内径が最大リングの外側カ
ラーの外径に一致し、第1の円形カラーと同一平面内に
同軸に第2の円形カラーが設けられ、この第2のカラー
が第1の円形カラーよりも小さく、かつ並置された最大
リングの内側カラーとほぼ同じであり、軸方向における
第2カラーの厚さが最大リングの外側カラーの厚さより
も幾分大きく、軸方向において2個のリングの間に、粉
砕体の最小厚さまたは直径よりも小さな離隔距離を生じ
、支持体のフランジの少なくとも一つの長手方向オリフ
ィスを通ってミルの出口の方へ粉砕済み製品を通過させ
るための一種の通路が第1と第2の円形カラーの間に形
成され、一連のリングと第2のカラーとからなる集合体
が、最小リングに作用するディスクによって保持および
固定され、このディスクが分離器の段付支持体の最小底
辺部に取り外し可能に固着され、ディスクの外径が最小
リングの外側カラーの内径と同じであり、このディスク
の外周エッジと最小リングの外側カラーの対向エッジの
間に離隔距離が生じ、この離隔距離が並置された一対の
リングの間の離隔距離に等しいことを特徴とする。
【0017】予め液体内に分散させた固体を粉砕および
細砕するミルの、本発明の対象である粉砕体分離器は、
公知のミルの分離器の上記欠点を除去し、特にマイクロ
ボール等のための微調節が可能であり、洗浄が容易であ
り、組み立てと分解が簡単であり、機械的に修理可能な
ため再使用可能であり、粉砕すべき製品の処理時間が短
く、効率がよく、スペースをとらない。更に、製品が処
理され、分離器を通過した後で、製品が微細で、一層均
一で、そして液体内に分散した固体の分配と大きさが一
層均質化される。更に、粉砕製品が分離器を通過すると
きに閉塞や詰まる可能性が低くなる。
【0018】本発明による分離器は、上記の利点に加え
て、他の利点がある。この利点は、前記の特徴の理解を
容易にするために以下詳細に説明する分離器の実施例か
ら容易に判る。以下の説明から、同時に、いろいろなこ
とが明らかになる。そのために、実施例を示した図を添
付する。本発明の範囲はこの実施例に制限されない。こ
の実施例は、予め液体内に分散させた固体を粉砕および
細砕するミルの、本発明の対象である粉砕体分離器の実
際の例である。
【0019】
【実施例】図1と図2に具体的に示すように、粉砕体分
離器1は、予め液体内に分散させた固体を粉砕および細
砕するためのミルに適用される。このミルは例えば図に
示すようなものである。本実施例では、本発明の出願人
と同じ出願人の発明であり、スペイン国特許出願第90
02766号の対象であるミルのために、粉砕体分離器
が適用される。しかし、この本実施例の分離器は、図示
していないフレームにステータ2を取付けた他のミルに
も適用可能である。このミルは処理される製品を冷却ま
たは加熱するためのジャケット3を備えている。ステー
タの内側には、軸5に固着されたロータ4が設けられて
いる。軸5はミルの長手軸線に沿って配置され、各々の
支持および軸受手段6に張り出すよう取付けられている
。この支持および軸受手段はミルのフレームに取付けら
れている。軸はロータ冷却手段またはロータ加熱手段の
ための内部管路7を備えている。軸5はそれぞれ慣用の
伝動および変速手段(図示していない)を介して駆動手
段によって回転させられる。この伝動および変速手段は
フレームに取付けられている。前記ステータとロータの
間には粉砕室8が形成されている。この粉砕室には粉砕
体が納められている。粉砕体は最初にステータの入口9
から粉砕室に入れられる。この入口は閉鎖可能である。 ステータの下側部分には、同様に閉鎖可能である、粉砕
体のための出口10が設けられている。ロータの回転中
、前記製品を推進する図示していない慣用手段によって
、処理される製品が粉砕室8を通過する。この手段は慣
用の伝動および変速手段(図示していない)を介して駆
動手段によって動かされる。ステータ2は処理すべき製
品のための入口11を備えている。この入口は製品イン
パルス(衝動)手段の出口に連通している。ステータは
更に、粉砕された製品のための出口12を備えている。 この出口の範囲には、分離器1が設けられている。 この分離器は粉砕体を出ないようにするが、粉砕された
製品は通過させる。ステータ2と軸5の間には、粉砕室
8を通って連続的にかつ強制的に循環する製品の漏れを
防ぐために、ジョイント13,14のようなシール手段
が設けられている。
【0020】実施例で示したように二つの部分によって
作ることができるジャケット3は、冷却および加熱用入
口管路15,16,17と出口管路19,20を備えて
いる。入口管路17は図1では、その位置が原因で見え
ない。しかし、粉砕済み製品の出口管路の冷却室に通じ
る入口管路17の開口の一部は見える。管路はすべて冷
却または加熱装置に接続されている。同様に、ロータ4
もパイプ21のようなパイプによって冷却される。この
パイプは冷却液または加熱液をロータ内部へ供給する。 液体は22のような管路を通って戻る。パイプと管路は
軸5の内部通路7に接続されている。この内部通路は冷
却または加熱装置と接続された、軸5の回転継手装置2
3の外側へ通じている。
【0021】上述のタイプのミルの幾何学的な軸線は水
平であるが、垂直であってもよい。
【0022】粉砕された製品の出口を備えたミルの外側
寄りのミルの部分に対応する分離器の部分を前側と呼び
、粉砕体に接触する、ミルの反対側の部分を後側と呼ぶ
【0023】分離器1は支持体24(図1,3および4
)と、25のような一連のリング(図1,5および6)
とからなっている。このリングは変化する数のリング、
例えば4本のリングからなっていてもよい。支持体24
は段が付いていて、好ましくは中空である。この支持体
の理想の幾何学的形状は円錐台であり、その段部は一連
の円形リム27からなっている。このリムは分離器の長
手軸線28に対して垂直な平行な平面に沿って重ねられ
、支持体の大きな底辺部29から自由端または小さな底
辺部30へ向かって直径が短くなっている。一連の円形
リムの代わりに、他の一連の短く重ねられた円形シリン
ダ31を使用してもよい。このシリンダの中心は前記長
手軸線28に位置し、シリンダの直径はリム27の各々
の直径と一致して小さくなっている。
【0024】大きな底辺部29はフランジ32と、ジョ
イント33(図1)のようなシール手段を備えている。 このシール手段は底辺部をミルに据えつけるために役立
つ。シール手段は円形溝34(図4)内に配置されてい
る(図4)。前記据え付けは粉砕された製品の出口領域
において、粉砕された製品の出口12に開口する長手通
路35を経て行われる。段付支持体24はねじ36によ
ってステータ2の前側部分に固着され、それによってフ
ランジがミルの外側に位置し、支持体の残りが図1に示
すように、そのリング25と共に、粉砕室18の内部の
方へ配置される。分離器1の支持体24とステータの間
で水が漏れないようにするために、ある場合には他のジ
ョイントを冷却室18に関連して設けてもよく、ある場
合には設けなければならない。これは支持体の通路35
と粉砕済み製品の出口管路12の間と同じである。本実
施例では38のようなオリフィスが設けられている。こ
のオリフィスは室18と冷却室を接続する。この冷却室
はジャケット3とステータ2の本体の間に形成される。
【0025】上記の分離器の取付けはその分解を容易に
し、ステータまたはその前側部分を分解する必要がない
【0026】分離器は一連の円形リング25によって形
成されている。このリングの直径は支持体24の大きな
底辺部29から自由端すなわち小さな底辺部30へ向か
って小さくなっている。各リングは内側カラー30と外
側カラー40(図5,6)からなっている。両カラーは
横断面が正方形で、41のようなブリッジによって互い
に連結されている。ブリッジは前記の二つのカラーと共
に、横方向オリフィスすなわち通路42を形成する。各
リング、本実施例では図5,6に示すように4本のリン
グはそれぞれ、段部26に具合よく嵌まっている。その
ために、その内側カラー30の内径d3は、それを取り
つける段部の円形シリンダ31の外径と調和している。
【0027】二番目の大きさのリングの外側カラー40
の外径Dは、それに並置されたリングの外側カラー40
の内径d1と一致する。分離器の支持体の長手軸線方向
に測定した、リングの内側カラー39の厚さaは、その
外側のカラー40の厚さbよりも幾分大きい。その結果
、並置された一対のリングの間に、リング43の横軸線
の方向において離隔距離cが生じる。この離隔距離は粉
砕室8内に保持される粉砕体の最小厚さまたは直径より
も小さい。上記のように並置された各々の対のリングの
間の離隔距離cは、同じリングの厚さaとbの差に正確
に一致している(図6)。すなわち、c=a−bである
。リングの並置取付けは図1に示してある。
【0028】二番目の大きさのリングの外側カラー40
は、それに並置されたリング(最大径D)の内側カラー
39と共に、空間を形成している。これは好ましいが必
須ではない。この空間は一対のリングの間の離隔距離c
よりも大である。すなわち、大きな直径の次のリング(
図1)に並置された小さな直径のリングの外側カラー4
0の内径d1は、大きな直径のリングの内側カラーの外
径d2よりも大である。両リングの間およびこの部分に
は、離隔空間が生じる。この離隔空間は円形の離隔空間
cよりも大である。
【0029】段付支持体24の大きな底辺部29には、
第1の円形カラー44が取り外し可能に固着されている
(図1)。このカラーは横断面が正方形で、外径が一連
のリングの最大リング25の直径Dよりも大である。第
1のカラーの内径は最大リングの外側カラー40の外径
Dと一致している。第1のカラーと同様に、第2のカラ
ー45が同じ平面内に同軸に配置されている。これは好
ましいが必須ではない。この第2のカラーは直径が小さ
く、実質的に並置された大きなリングの内側カラー39
と同じである。第2のカラーの軸方向厚さは、最大リン
グの外側カラー40の厚さよりも幾分大である。従って
、それらの間に軸方向の離隔距離が生じる。この離隔距
離は粉砕体の最小厚さまたは直径よりも小さい。第1と
第2の円形カラーの間には、粉砕された製品をミルの出
口の方へ通過させるために、一種の円形通路46が形成
されている。この通路は支持体24のフランジ32を横
切る長手方向オリフィスまたは通路35と連通している
。ミルの作動に必要なだけ、長手方向オリフィスを一つ
以上設けることができる。
【0030】第1のカラー44はねじ47によって支持
体24に取り外し可能に固着されている。このねじは支
持体のねじ穴(図3,4)にねじ込まれる。一連のリン
グ25と第2のカラー45からなる集合体は、ディスク
49によって保持および固定されている。このディスク
は最小のリングに作用し、分離器1の段付支持体24の
小さな底辺部30に取り外し可能に固着されている(例
えば中央ねじによって)。前記ディスクの外径は最小リ
ングの外側カラー40の内径d1と同じである。このデ
ィスク49の外周エッジと最小リングの外側カラーの対
向エッジの間には、対をなす各並置リングの間の離隔距
離cと同じ離隔距離が生じる。
【0031】前記のように、並置されたリングの間の離
隔距離によって生じる、粉砕体の保持のための通路の区
域は、内側通路の残りの区域よりも小さい。それによっ
て、分離器のこの部分に生じる、粉砕体の閉塞すなわち
詰まりの確率が小さくなる。
【0032】予め液体中に分散させた固体を粉砕および
細砕するための、本発明の対象であるミルの粉砕体分離
器の実施において、あらゆる詳細な変更が可能である。 更に、構成部品の絶対的および相対的形状および寸法、
数、それに使用される材料および付属品の他の要因に関
して、経験や実務を提案可能である。構造的ないかなる
変更も、特許請求の範囲で請求していることと共存でき
る。なぜなら、これらのことがすべて、特許請求の範囲
に含まれるからである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の粉砕体分離
器は、マイクロボール等のための微調節が可能であり、
洗浄が容易であり、組み立てと分解が簡単であり、機械
的に修理可能なため再使用可能であり、粉砕すべき製品
の処理時間が短く、効率がよく、スペースをとらない。 更に、製品が処理され、分離器を通過した後で、製品が
微細で、一層均一で、そして液体内に分散した固体の分
配と大きさが一層均質化される。更に、粉砕製品が分離
器を通過するときに閉塞や詰まる可能性が小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による分離器を備えた、予め液体内に分
散させた固体を粉砕および細砕するミルの垂直縦断面図
である。
【図2】予め液体内に分散させた固体を粉砕および細砕
するミルの軸と支持および軸受手段の垂直縦断面図であ
る。
【図3】分離器の支持部を前端側から見た図である。
【図4】図3のIII−III線に沿った断面図である
【図5】支持部に取付けられたリングの一つを示す、後
側部分の正面図である。
【図6】図5のV−V線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1            分離器 2            ステータ 3            ジャケット4      
      ロータ 5            軸 6            支持および軸受手段7  
          内部管路 8            粉砕室 9,11            入口10,12  
          出口13,14        
    シール手段15,16,17        
    入口管19,20            出
口管24            支持体 25            リング 27            リム 29            大きな底辺部30   
         小さな底辺部31        
    円形シリンダ32            フ
ランジ39            内側カラー40 
           外側カラー41       
     ブリッジ43            リン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フレームに固定要素すなわちステータ
    が取付けられ、このステータが処理すべき製品を冷却ま
    たは加熱するためのジャケットを備え、ステータの内部
    に、軸に固着された回転要素すなわちロータが配置され
    、この軸がミルの長手軸線に沿って配置され、かつミル
    のフレームに取付けられた支持および軸受手段に張り出
    して取付けられ、軸がロータ冷却媒体またはロータ加熱
    媒体のための内側管路を備え、軸がフレームに取付けら
    れた伝動および変速手段を介して駆動手段によって回転
    させられ、ステータとロータの間に粉砕室が形成され、
    この粉砕室内に粉砕体が含まれ、この粉砕体が最初に、
    閉鎖可能なステータ入口から粉砕室に入れられ、ステー
    タの下側部分に、粉砕体を排出するための同様に閉鎖可
    能な出口が設けられ、ロータが回転しているときに製品
    のインパルス手段によって、処理中の製品が粉砕室を通
    過し、このインパルス手段が伝動および変速手段を介し
    て作動手段によって動かされ、ステータがインパルス手
    段の出口に連通する、処理すべき製品の入口と、粉砕さ
    れた製品の出口を備え、この出口領域に、粉砕体を出さ
    ないようにしかつ粉砕された製品の通過を許す分離手段
    が設けられ、ステータと軸の間に製品の漏れを防ぐシー
    ル手段が設けられ、製品が粉砕室の中を連続的にかつ強
    制されて循環する、予め液体内に分散させた固体を粉砕
    および細砕するミルの粉砕体分離器おいて、分離器が好
    ましくは中空の段付支持体を備え、この支持体の仮想の
    幾何学包絡面が円錐台であり、この段が一連の円形リム
    によって形成され、このリムが分離器の長手軸線に対し
    て垂直な平行平面に沿って重ねられ、リムの直径が支持
    体の大きな底辺部からその自由端の方へ小さくなってお
    り、一連の円形リムの代わりに、重ねられた短い他の一
    連の円形シリンダが使用され、このシリンダの中心が分
    離器の長手軸線に配置され、シリンダの直径がリムの直
    径と同様に小さくなっており、支持体の大きな底辺部が
    それをミルの粉砕製品出口領域に据えつけるためのシー
    ル手段とフランジを備え、分離器が一連の円形リングを
    備え、このリングの直径が支持体の大きな底辺部からそ
    の自由端の方へ小さくなっており、各リングが内側のカ
    ラーと外側のカラーからなり、両カラーの横断面が正方
    形であり、両カラーがブリッジによって互いに連結され
    、ブリッジが横方向オリフィスすなわち通路を形成し、
    各リングが段に嵌まり、内側カラーの内径が取付けられ
    る段の円形シリンダの外径と調和し、最大リングの次の
    リングの外側カラーの外径が、並置されたリングの外側
    カラーの内径に一致し、分離器の長手軸線方向に測定し
    たリングの内側カラーの厚さが、その外側カラーよりも
    幾分大きく、並置された対をなすリングの間に、軸方向
    に離隔距離が生じ、この離隔距離が粉砕室内に保持すべ
    き粉砕体の最小厚さまたは直径よりも小さく、最大のリ
    ングの次のリングの外側カラーが、並置されたリングの
    内側カラーに対して空間を形成し、この空間が対のリン
    グの間の離隔距離よりも大きく、支持体の大きな底辺部
    に好ましくは、横断面正方形の第1の円形カラーが取り
    外し可能に固着され、このカラーの外径が一連のリング
    の最大リングの直径よりも大きく、カラーの内径が最大
    リングの外側カラーの外径に一致し、第1の円形カラー
    と同一平面内に同軸に第2の円形カラーが設けられ、こ
    の第2のカラーが第1の円形カラーよりも小さく、かつ
    並置された最大リングの内側カラーとほぼ同じであり、
    軸方向における第2カラーの厚さが最大リングの外側カ
    ラーの厚さよりも幾分大きく、軸方向において2個のリ
    ングの間に、粉砕体の最小厚さまたは直径よりも小さな
    離隔距離を生じ、支持体のフランジの少なくとも一つの
    長手方向オリフィスを通ってミルの出口の方へ粉砕済み
    製品を通過させるための一種の通路が第1と第2の円形
    カラーの間に形成され、一連のリングと第2のカラーと
    からなる集合体が、最小リングに作用するディスクによ
    って保持および固定され、このディスクが分離器の段付
    支持体の最小底辺部に取り外し可能に固着され、ディス
    クの外径が最小リングの外側カラーの内径と同じであり
    、このディスクの外周エッジと最小リングの外側カラー
    の対向エッジの間に離隔距離が生じ、この離隔距離が並
    置された一対のリングの間の離隔距離に等しいことを特
    徴とする、予め液体内に分散させた固体を粉砕および細
    砕するミルの粉砕体分離器。
JP3158588A 1990-10-31 1991-06-28 予め液体内に分散させた固体を粉砕および細砕するミルの粉砕体分離器 Pending JPH04243555A (ja)

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ES9002767A ES2030619A6 (es) 1990-10-31 1990-10-31 Separador de cuerpos moledores en molinos para triturar y desaglomerar solidos predispersados en liquidos.

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JP3158588A Pending JPH04243555A (ja) 1990-10-31 1991-06-28 予め液体内に分散させた固体を粉砕および細砕するミルの粉砕体分離器

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EP (1) EP0483452B1 (ja)
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EP0483452A1 (en) 1992-05-06
ES2030619A6 (es) 1992-11-01
EP0483452B1 (en) 1995-08-30
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