JPH0462493B2 - - Google Patents

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JPH0462493B2
JPH0462493B2 JP60015879A JP1587985A JPH0462493B2 JP H0462493 B2 JPH0462493 B2 JP H0462493B2 JP 60015879 A JP60015879 A JP 60015879A JP 1587985 A JP1587985 A JP 1587985A JP H0462493 B2 JPH0462493 B2 JP H0462493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
bistable circuit
synchronization
bistable
clock
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60015879A
Other languages
English (en)
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JPS61174811A (ja
Inventor
Takashi Uno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Publication of JPS61174811A publication Critical patent/JPS61174811A/ja
Publication of JPH0462493B2 publication Critical patent/JPH0462493B2/ja
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  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クロツク信号を用いるデイジタル回
路網における同期化回路に関する。
〔従来の技術〕
クロツク信号を用いるデイジタル回路網では、
内部の信号の伝搬はクロツク信号に同期して行わ
れる。しかし、デイジタル回路網の外部から入力
される信号(以後、非同期入力信号と称す)はク
ロツク信号とは無関係な任意のタイミングで到来
することが多い。非同期入力信号をデイジタル回
路網内部で使用する場合、これをクロツク信号に
同期化して内部に取込む必要がある。このため、
従来非同期入力信号をクロツク信号に同期化する
同期化回路が用いられて来た。
第3図は同期化回路の論理回路図、第4図は第
3図の第1の双安定回路のMOSトランジスタ回
路図、第5図は従来技術による第4図に示す第1
の双安定回路の入出力特性図である。
同期化回路は、第1の同期化クロツクφ1によ
る第1の同期化期間(第1の同期化クロツクφ1
が“H”の区間)を有する第1の双安定回路11
と、第2の同期化クロツクφ2による第2の同期
化期間(第2の同期化クロツクφ2が“H”の区
間)を有する第2の双安定回路12とで構成され
ている。従来、第1の双安定回路11のMOSト
ランジスタM1〜M4で構成される正帰還回路は第
5図に示すように、入出力特性VIN1−VIN2,V1
V2が対称になるように設計されており、平衡点
14においては出力端P1,P2の電位V1,V2は同
一の電位Vmとなるように設定されている。ま
た、第2の双安定回路12も第1の双安定回路1
1と同様に設計され、第2の双安定回路12の入
力論理しきい値は第1の双安定回路11の平衡点
14の電位Vmと同一になるように設定されてい
る。
第6図は従来技術による第3図に示す同期化回
路のタイミングチヤートである。
非同期入力信号INが低レベル(以下“L”と
略記する)になると反転信号は高レベル(以
下、“H”と略記する)へ遷移する。この場合非
同期入力信号INの入力タイミングがクロツクφ1
が“L”に変化する時刻t3より充分前である場合
(時刻t1)は、実線で示すように、第1の双安定
回路11の出力端P1,P2の電位V1,V2はそれぞ
れ“L”、“H”に遷移し、反転動作が完了する。
これにより、第1の双安定回路11は安定状態に
達したためクロツクφ1が“L”になつた時刻t3
降も状態は変わらない。したがつて、クロツク
φ2が“H”に変化するとともに第2の双安定回
路12の状態が反転させられる(すなわち出力端
P3,P4の電位V3,V4はそれぞれ“H”、“L”に
変化させられる)。非同期入力信号INが“H”に
変化する場合も同様の動作により第1および第2
の双安定回路11,12は反転され、非同期入力
信号INのクロツク同期化は正常に行なわれる。
しかしながら、非同期入力信号INの変化のタ
イミングがクロツクφ1が“L”に変化する時刻t3
の直前、例えば時刻t2である場合は、破線部で示
すように、第1の双安定回路11はクロツクφ1
の期間中に反転動作が完了せず、出力端P1,P2
の電位V1,V2は平衡点14の電位Vmで示され
る中間レベル“E”となる。このため、第2の双
安定回路12の出力端P3,P4の電位V3,V4も、
前述したようにその入力論理しきい値が平衡点1
4の電位Vmと同一になるように設定されている
ため、同じく中間レベル“E”となり、その状態
が安定状態に達しない。このような場合、第1、
第2の双案定回路11,12は安定状態a、cに
移行することなく、非安定状態である中間レベル
“E”(状態b)に長期間止まるあるいはこの中間
Vレベル“E”が内部回路へ侵入する確率が高く
なる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したように、従来のこの種の同期化回路
は、非同期入力信号のタイミングによつては双安
定回路の平衡点である中間レベルが内部回路まで
伝搬し、誤動作を多発するという重大な問題点が
あつた。
本発明の目的は、誤動作を起こす確率の小さい
安定した同期化回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、平衡点出力を2種の異なる電位とな
るように構成し、第2の双安定回路の入力論理し
きい値をこれら2種の異なる電位の中間になるよ
うに構成して、非同期入力を受ける第1の双安定
回路が安定状態に達せず平衡点中間レベルに止つ
た場合には、第2の双安定回路はその状態を変化
しないようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について添付図面を参照
して説明する。
第1図は本発明による第4図に示す第1の双安
定回路の入出力特性図、第2図は本発明による第
3図に示す同期化回路のタイミングチヤート、第
3図は同期化回路の論理回路図、第4図は第3図
の第1の双安定回路のMOSトランジスタ回路図
である。
第3図ならびに第4図において、第1の双安定
回路11の正帰還回路を構成するMOSトランジ
スタM1〜M4は、その抵抗M1R〜M4Rの比M1R
M3R、M2R:M4Rを異なる値に設定されるか、あ
るいはMOSトランジスタM3,M4の入力論理し
きい値を異なる値に設定されており、第1図に示
すように、第1の双安定回路11の出力端P1
P2の電位V1,V2は、平衡点13においては2種
の異なる電位Vm1,Vm2となるように構成さて
いる。また、第2の双安定回路12の入力論理し
きい値は前記2種の電位Vm1,Vm2の中間にな
るように設定さている。
次に本実施例の動作を第2図のタイミングチヤ
ートを参照しながら説明する。
非同期入力信号INの変化のタイミングがクロ
ツクφ1(第1の同期化信号)が“L”に変化する
時刻t3より充分前である場合(時刻t1)には、同
期化回路の動作は前述した従来技術の場合と同様
に正常動作する。
非同期入力信号INの変化のタイミングがクロ
ツクφ1が“L”に変化する時刻t3の直前、例えば
t2である場合には、破線部で示すように、第1の
双安定回路11は従来技術の場合と同様にクロツ
クφ1の期間中に反転動作が完了せず、出力端P1
P2の電位V1,V2は平衡点13の電位Vm1,Vm2
で示されるそれぞれの中間レベル“E”となる。
しかしながら、ここで、第2の双安定回路12の
入力論理しきい値は前述したように前記2種の電
位Vm1,Vm2の中間の値に設定されているので、
第1の双安定回路11の出力端P1,P2の電位V1
V2がそれぞれ中間レベル“E”の電位Vm1
Vm2に止つている状態でクロツクφ2(第2の同期
化信号)が“H”となつても、第2の双定回路1
2は、従来技術の場合とは異なり、その状態を変
えることがない。このような状態で次のクロツク
φ1,φ2が入力すると、先づ第1の双安定回路1
1の状態が非安定状態を脱し、出力端P1,P2
電位V1,V2が中間レベル“E”からそれぞれ
“L”、“H”に遷移し、これにより、第2の双安
定回路12の状態が変わり、出力端P3,P4の電
位V3,V4がそれぞれ“H”、“L”に遷移する。
すなわち、正常な動作が行なわれる。
なお、本実施例はMOSトランジスタについて
示したが、バイポーラ素子、JFET素子等のデイ
ジタル回路用の素子についても同様に適用でき
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、第1の双安定
回路の平衡点出力を2種の異なる電位となるよう
に構成し、第2の双安定回路の入力論理しきい値
がこれら2種の異なる電位の中間になるように構
成することにより非同期入力を受ける第1の双安
定回路が安定状態に達せず平衡点に止まつた場合
には、第2の双安定回路の状態は変化しないた
め、従来技術のように中間レベルが内部回路に侵
入するという誤動作は生ぜず、非同期入力の同期
化を安定して行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による第4図に示す第1の双安
定回路の入出力特性図、第2図は本発明による第
3図に示す同期化回路のタイミングチヤート、第
3図は同期化回路の論理回路図、第4図は第3図
の第1の双安定回路のMOSトランジスタ回路図、
第5図は従来技術による第4図に示す第1の双安
定回路の入出力特性図、第6図は従来技術による
第3図に示す同期化回路のタイミングチヤートで
ある。 11……第1の双安定回路、IN……非同期入
力信号、12……第2の双安定回路、φ1……第
1の同期化信号、13,14……平衡点、φ2
…第2の同期化信号、P1〜P4……出力端、M1
M4……MOSトランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1のクロツク信号による第1の同期化期間
    を有する第1の双安定回路と、 第2のクロツク信号による第2の同期化期間を
    有し前記第1の双安定回路の相補性出力を入力と
    する第2の双安定回路と を備える同期化回路において、 前記第1の双安定回路の平衡点出力は2種の異
    なる電位に設定され、 前記第2の双安定回路の入力論理しきい値は前
    記第1の双安定回路の平衡点出力電位の中間に設
    定された ことを特徴とする同期化回路。
JP60015879A 1985-01-30 1985-01-30 同期化回路 Granted JPS61174811A (ja)

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JP60015879A JPS61174811A (ja) 1985-01-30 1985-01-30 同期化回路

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JP60015879A JPS61174811A (ja) 1985-01-30 1985-01-30 同期化回路

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JPS61174811A JPS61174811A (ja) 1986-08-06
JPH0462493B2 true JPH0462493B2 (ja) 1992-10-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5047658A (en) * 1990-06-01 1991-09-10 Ncr Corporation High frequency asynchronous data synchronizer

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56136033A (en) * 1980-03-26 1981-10-23 Nec Corp Complementary mos integrated circuit

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JPS56136033A (en) * 1980-03-26 1981-10-23 Nec Corp Complementary mos integrated circuit

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JPS61174811A (ja) 1986-08-06

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