JPH0462234A - 油圧ショベルの多段伸縮アーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は油圧式ショベルの多段伸縮アームに関するもの
である。

（従来波ｖ＃） 油圧式ショベルの多段伸縮アームとして、たとえば特公
昭６２−２７２１２号及び特公昭６２−２７２１３号の
ものがある。これらは多段伸縮アームの伸長時に筒の保
護装置としてばね力を利用するものであるが、ばね力に
も限度がある。このため伸長時における簡の保護のより
完全なものがのぞまれていた。

（発明が解決しようとする課題） 伸縮アームを伸長させた状態でアームシリンダを操作す
ると伸縮アームの筒に大きな力が働き筒が曲損する事が
あるが、これを防止するため従来のごとくばね力を用い
る方式をさらに改良し、多段式伸縮アームの筒の破損防
止をより完全に行えるようにしようとするものである。

（課題を解決するための手段） 伸縮アームを伸縮させる昇降シリンダと、昇降シリンダ
の下端に取付けたシーブホルダと、シーブホルダに取付
けたガイドと、該ガイドと接する伸縮シリンダの最外側
パイプに設けたリミットスイッチと、バケットの接地で
作動する前記リミットスイッチより下に設けたリミット
スイッチを具え、上記２つのリミットスイッチが作動す
るとリレーを作動させて切換バルブを切換えることによ
ってアームシリンダ作動回路のリリーフバルブを作動さ
せてその保持圧を一時的に下げるようにした。

（実施例） 第２図は本発明による３段伸縮アーム１が油圧式ショベ
ルのブーム２の先端に取付けられた状態を示し、３ａは
アームシリンダ４によってブーム２に俯仰自在に装着さ
れた最外側パイプ、３ｂは中間パイプ、３ｃは最内側パ
イプである。そして中間パイプ３ｂは最外側パイプ３ａ
に、又最内側パイプ３Ｃは中間パイプ３ｂにそれぞれテ
レスコープ式に嵌っている。５は最内側パイプ３Ｃの下
端に装着されたクラムシェルバケットである。

６は３段伸縮アーム１の昇降シリンダで、その下端にシ
ーブホルダ７が取付けられている。８はシーブホルダ７
のガイド（第４図）、９は伸縮アーム１の中間伸長位置
を検出するりミツトスイッチ、１０はクラムシェルバケ
ットの接地を検知するリミットスイッチである。

さて第１図は制御回路図で、１１は／＜ツテリー１２．
１３はリレー　１４はパイロットランプ、１５はブザー
であるゆ 上記リレー１２、リミットスイッチ１０、パイロットラ
ンプ１４及びブザー１５は、伸縮アーム上の下端に取付
けられているクラムシェルバケット５が接地すると、リ
ミットスイッチ１ｏが作動し、パイロットランプ１４と
ブザー１５によってその接地したことをオペレータにし
らせる。

アームシリンダ４とコントロールバルブ１６の配管から
分岐し、チエツクバルブ１７を介して電磁油圧切換バル
ブ１８にリレー１３を接続して１Ａる。又切換バルブ１
８はリリーフ／＜ルブ１９しこ接続されている。

昇降シリンダ６を縮めると伸縮アーム１の筒が伸び、シ
ーブホルダ７に取付けられたガイド８カス移動し、リミ
ットスイッチ９までガイド８が移動するとリミットスイ
ッチ９が作動する。さらに筒が伸びクラムシェルバケッ
ト５が接地すると、リミットスイッチ１０が作動し、リ
レー１２．１３が作動し電磁切換バルブ１８を切換える
。この状態でアームシリンダ４を操作するとリリーフバ
ルブ１９が働き、筒に大きな力が加る事を防いでいる。

第１図で、２０．２１はアームシリンダ作動回路に設け
たオーバーロードリリーフバルブで、これらのセット圧
力を低下させる事に依り伸縮アームの筒に加る力は小さ
くなり、筒の保護は可能であるが、伸縮アーム１を縮め
ダンプ姿勢とした時、アームシリンダ４には高圧を要求
される。オーバーロードリリーフバルブ２０．２１のセ
ット圧力を低下させると伸縮アーム１を保持出来なくな
り、アーム１が降下し危険である。

そこで本発明は伸縮アーム１が伸長し、さらにバケット
５が接地した時のみリリーフバルブ１９を作動させるよ
うにしたので、伸縮アームを構成する筒の保護が可能で
ある。

（効果） 伸縮アーム１が伸長し、途中の伸長位置をリミットスイ
ッチで検知し、さらにバケットが接地したことを別のリ
ミットスイッチで検知し、これら両リミットスイッチの
検知の結果アームシリンダの保持圧を下げる切換バルブ
とリリーフバルブよりなる装置を設けたので、より完全
な筒の保護が可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明配管図。 第２図は伸縮アームの正面図。 第３図は第２図の■矢視部詳細図。 第４図は第３図の■矢視図。 図において； １　伸縮アーム　　　２　ブーム ３ａ　　最外側パイプ　　３ｂ　　早開パイプ３ｃ　　
最内側パイプ　　４　アームシリンダ５　クラムシェル
バケット ６　昇降シリンダ　　７　シーブホルダ８　ガイド ９．１０　リミットスイッチ １１　　バッテリー　　　　１２．１３　　リレー１４
　　パイロットランプ１５　　ブザー１６　　コントロ
ールバルブ １７　　チエツクバルブ　１８　　切換バルブ１９　　
リリーフバルブ ２０．２１　　オーバーロードリリーフバルブ２２　　
メインリリーフバルブ 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　伸縮アームを伸縮させる昇降シリンダと、昇降シリン
   ダの下端に取付けたシーブホルダと、シーブホルダ（７
   ）に取付けたガイドと、該ガイドと接する伸縮シリンダ
   の最外側パイプに設けたリミットスイッチと、バケット
   の接地で作動する前記リミットスイッチ（９）より下に
   設けたリミットスイッチを具え、上記２つのリミットス
   イッチが作動するとリレーを作動させて切換バルブを切
   換えることによってアームシリンダ作動回路のリリーフ
   バルブを作動させてその保持圧を一時的に降下させるよ
   うにしたことを特徴とする油圧ショベルの多段伸縮アー
   ム。