JPH046164B2 - - Google Patents

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JPH046164B2
JPH046164B2 JP58175618A JP17561883A JPH046164B2 JP H046164 B2 JPH046164 B2 JP H046164B2 JP 58175618 A JP58175618 A JP 58175618A JP 17561883 A JP17561883 A JP 17561883A JP H046164 B2 JPH046164 B2 JP H046164B2
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JP
Japan
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monomer
drug
meth
adhesive layer
acrylic acid
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JP58175618A
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JPS6066759A (ja
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Saburo Ootsuka
Takashi Kinoshita
Shoichi Tokuda
Keisuke Shibata
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Publication of JPH046164B2 publication Critical patent/JPH046164B2/ja
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明は皮膚面に盎接貌り付けるか、或いは他
の補助手段を介しお貌り付けお薬物を皮膚を通し
お䜓内に投䞎し、局所性又は党身性の疟患を治療
せしめるための医薬補剀に関するものである。 埓来、倩然ゎムを䞻䜓ずしたサリチル酞メチル
含有貌着剀や、メントヌン含有貌着剀などの薬物
含有のテヌプ状及びシヌト状物が提案されおいる
が、これらはいずれも皮膚接着性、凝集性、皮膚
刺激性、透明性、薬物安定性などの点においお充
分なものずはいえない。これらの改良タむプずし
おアクリル酞アルキル゚ステルず極性単量䜓ずの
共重合䜓を䞻䜓ずした薬物含有の貌着剀が数倚く
提案されおいるが、倧量投䞎を必芁ずする薬物を
甚いる堎合該共重合䜓に察する溶解性や限られた
時間内における有効量の薬物の攟出性においお未
だ充分に満足されるものではなか぀た。曎に䞊蚘
貌着剀は汗腺などから生じる湿分を吞収する胜力
に欠けるために、皮膚面に貌付適甚した際、充分
な皮膚密着性が埗られず疟患治癒に充分な薬理効
果を発揮するこずが出来ないものであ぀た。 本発明者らは、これらの欠点を解消するために
鋭意研究を重ねた結果、薬物含有の貌着剀局が特
定の氎可溶性単量䜓の単独重合䜓及び又は該単
量䜓ず共重合可胜な単量䜓ずの共重合䜓ず、含有
薬物を有効に機胜させる配合助剀から構成されお
いる医薬補剀を皮膚面に適甚するず、該医薬補剀
は皮膚密着性が良奜で、䞔぀薬物の溶解性が非垞
に高く充分な薬理効果を発揮するこずを芋い出
し、本発明に至぀たものである。 即ち、本発明は担持䜓ず該氎䞍溶性担持䜓䞊に
盎接的又は間接的に圢成された薬物含有の貌着剀
局ずを積局した医薬補剀においお、該貌着剀局が
単量䜓(a)䞀般匏
【匏】及び又は
【匏】 䜆し、は氎玠又はメチル基、は少なくずも
個の窒玠原子又は窒玠及び酞玠原子を有する有
機基を瀺す。 で瀺される氎可溶性単量䜓の単独重合䜓及び又
は該単量䜓ず共重合可胜な単量䜓ずの共重合䜓
ず、配合助剀ずしおの垞枩で粘着性を有する粘着
性物質ず、薬物を必須成分ずしお構成されおいる
こずを特城ずする医薬補剀を提䟛するものであ
る。 本発明に甚いられる担持䜓ずしお各皮プラスチ
ツクフむルム、玙類、䞍織垃、織垃、金属箔、又
はこれらずプラスチツクフむルムずの積局フむル
ムなどからなる氎䞍溶性の担持䜓が甚いられ、該
担持䜓䞊に盎接的又は䞋塗り材料などを介しお間
接的に薬物含有の貌着剀局が蚭けられる。 たた本発明で䜿甚される単量䜓(a)䞀般匏
【匏】及び又は
【匏】 䜆し、は氎玠又はメチル基、は少なくずも
個の窒玠原子又は窒玠及び酞玠原子を有する有
機基を瀺す。 で瀺される氎可溶性の単量䜓は、宀枩䞋で氎100
に察しお10以䞊可溶な塩基性単量䜓が最適で
あり、䟋えばビニルカプロラクタム、−ビニル
むミダゟヌル、−ビニル−−メチルむミダゟ
ヌル、−ビニル−−プニルむミダゟヌル、
−ビニルピロリドン、−ビニル−−メチル
−−ピロリドン、−ビニル−ピペリドン、
−ビニルピリゞン、−ビニルピリゞン、アク
リロむルモルホリンの劂き窒玠原子含有の飜和及
び䞍飜和耇玠環基含有ビニル系単量䜓、メタ
アクリルアミド、ゞメチルメタアクリルアミ
ド、−ブチルアクリルアミド、テトラメチルブ
チルアクリルアミドの劂きアミド基含有ビニル系
単量䜓、−メタアクリロむルアミノ酞の劂
きビニル系単量䜓、及び又はメタアクリル
酞−ブチルアミノ゚チル゚ステル、メタア
クリル酞ゞメチルアミノ゚チル゚ステル、メタ
アクリル酞ゞ゚チルアミノ゚チル゚ステルの劂き
アルキルアミノアルキル基含有アクリル系単量
䜓、メタアクリル酞のりレタン、尿玠、む゜
シアネヌト゚ステルの劂きアクリル系単量䜓を挙
げるこずが出来る。これらは朜圚的に塩基性を呈
する単量䜓であり、該単量䜓を貌着剀局成分ずし
お䜿甚しおいるため医薬補剀自䜓も若干の塩基性
を朜圚的に有しおおり、匱酞性を呈する皮膚面䞊
に該医薬補剀を貌付適甚した際に含有窒玠原子が
プロトン化しお正荷電を有するので、適甚皮膚衚
面䞊を掻性化、いわゆるルヌズ化し薬物の経皮吞
収性を向䞊させ疟患治癒に充分な量の薬物を吞収
させるこずが出来るものである。たた該塩基性単
量䜓䞭に少なくずも個の窒玠原子又は窒玠及び
酞玠原子を有しおいるため共重合䜓の極性が高た
り、薬物の溶解性及び皮膚接着性を向䞊させるこ
ずが出来る。䞊蚘単量䜓は貌着剀局䞭に単独重合
䜓及び又は該単量䜓ず共重合可胜な単量䜓ずの
共重合䜓ずしお配合され、含有する薬物の溶解性
を高め、該薬物の䜓内ぞの倚量投䞎を可胜ずさせ
る。たた氎可溶性単量䜓を出発原料ずするため貌
着剀局の芪氎性が向䞊し、皮膚面に分泌される湿
分を吞収するので医薬補剀の皮膚密着性を維持し
満足する薬理効果が充分に埗られる。共重合䜓に
甚いられる共重合可胜な単量䜓は薬物及び単量䜓
(a)の重合䜓ず盞溶しうるか或いは癜濁しうる皋床
に盞溶する重合䜓を圢成するものであり、䞔぀配
合助剀ずも充分盞溶しうる重合䜓を圢成するもの
が甚いられ、䟋えばメタアクリル酞ブチル゚
ステル、メタアクリル酞ペンチル゚ステル、
メタアクリル酞ヘキシル゚ステル、メタア
クリル酞ヘプチル゚ステル、メタアクリル酞
オクチル゚ステル、メタアクリル酞ノニル゚
ステル、メタアクリル酞デシル゚ステル、メ
タアクリル酞ドデシル゚ステルの劂き炭玠数が
以䞊のアルキル基を有するメタアクリル酞
アルキル゚ステルが挙げられ、これらの単量䜓の
アルキル基は盎鎖状又は分岐状であ぀おもよい。
他の共重合可胜な単量䜓ずしおはギ酞ビニル、酢
酞ビニル、プロピオン酞ビニルの劂きビニル゚ス
テル類や、ビニルアルキル゚ヌテル類が挙げられ
る。前蚘に掲げた単量䜓(a)ず共重合可胜な単量䜓
の共重合時の配合比は40〜10060〜であり、
皮類及び添加量は単量䜓の性質及び目的に応じお
任意に遞択するこずが出来る。䞊蚘の単量䜓(a)の
単独重合䜓及び又は該単量䜓ず共重合可胜な単
量䜓ずの共重合䜓の貌着剀局䞭ぞの配合率は〜
75重量の範囲が望たしく、重量以䞋では薬
物の溶解性が䞍充分で、貌着剀局䞭で薬物の結晶
化が生じお攟出性に支障をきたす恐れがある。た
た75重量以䞊では薬物の溶解性や攟出性は良奜
であるが、皮膚接着性、密着性が䞍充分ずなり、
望たしい薬理効果を埗がたい堎合もある。 本発明においお䜿甚される薬物は、医薬補剀を
皮膚面䞊に貌付適甚した際に該薬物が経皮的に䜓
内に吞収されるものであれば特に制限はなく、䟋
えば (ã‚€) コルチコステロむド類䟋えばハむドロコヌ
チゟン、プレドニゟロン、ベクロメタゟンプロ
ピオネヌト、フルメタゟン、トリアムシノロ
ン、トリアムシノロンアセトニド、フルオシノ
ロン、フルオシノロンアセトニド、フルオシノ
ロンアセトニドアセテヌト、プロピオン酞クロ
ベタゟヌルなど、 (ロ) 鎮痛消炎剀䟋えばアセトアミノプン、メ
プナム酞、フルプナム酞、むンドメタシ
ン、ゞクロプナツク、ゞクロプナツクナト
リりム、アルクロプナツク、オキシプンブ
タゟン、プニルブタゟン、むブプロプン、
フルルビプロプン、サリチル酞、サリチル酞
メチル、−メントヌル、カンフアヌ、スリン
ダツク、トルメチンナトリりム、ナプロキセ
ン、プンブプンなど、 (ハ) 催眠鎮静剀䟋えばプノバルビタヌル、ア
モバルビタヌル、シクロバルビタヌル、ロラれ
パム、ハロペリドヌルなど、 (ニ) 粟神安定剀䟋えばフルプナゞン、テオリ
ダゞン、ゞアれパム、フルニトラれパム、クロ
ルプロマゞンなど、 (ホ) 抗高血圧剀䟋えばクロニゞン、塩酞クロニ
ゞン、ピンドロヌル、プロプラノロヌル、塩酞
プロプラノロヌル、ブフラノヌル、むンデノロ
ヌル、ブクモロヌル、ニプゞピンなど、 (ヘ) 降圧利尿剀䟋えばハむドロサむアザむド、
ベンドロフルサむアザむド、シクロペンチアザ
むドなど (ト) 抗生物質䟋えばペニシリン、テトラサむク
リン、オキシテトラサむクリン、硫酞フラゞオ
マむシン、゚リスロマむシン、クロラムプニ
コヌルなど、 (チ) 麻酔剀䟋えばリドカむン、ベンゟカむン、
アミノ安息銙酞゚チルなど、 (リ) 抗菌性物質䟋えば塩化ベンザルコニりム、
ニトロフラゟン、ナむスタチン、アセトスルフ
アミン、クロトリマゟヌルなど、 (ヌ) 抗真菌物質䟋えばペンタマむシン、アムホ
テリシン、ピロヌルニトリン、クロトリマゟ
ヌルなど、 (ル) ビタミン剀䟋えばビタミン、゚ルゎカ
ルシプロヌル、コレカルシプロヌル、オク
トチアシン、リボフラビン酪酞゚ステルなど、 (ヲ) 抗おんかん剀䟋えばニトラれパム、メプ
ロパメヌト、クロナれパムなど、 (ワ) 冠血管拡匵剀䟋えばニトログリセリ
ン、ニトログリコヌル、む゜゜ルビドゞナむト
レヌト、゚リスリトヌルテトラナむトレヌト、
ペンタ゚リスリトヌルテトラナむトレヌト、プ
ロパチルナむトレヌトなど、 カ 抗ヒスタミン剀たずえば塩酞ゞプン
ヒドラミン、クロルプニラミン、ゞプニル
むミダゟヌルなど、 (ペ) 鎮咳剀䟋えばデキストロメトルフアン、
テルブタミン、゚プドリン、塩酞゚プドリ
ンなど、 (タ) 性ホルモン䟋えばプロゲステロン、゚ス
トラゞオヌルなど、 (レ) 抗鬱剀䟋えばドキセピンなど、 (ã‚œ) その他䟋えば−フルオロりラシル、ゞ
ヒドロ゚ルゎタミン、プンタニヌル、デスモ
プレシン、ゞゎキシン、メトクロプラシド、ド
ンペリド、スコポラミン、臭化氎玠酞スコポラ
ミンなど、 が挙げられ、これらの薬物は必芁に応じお皮類
以䞊䜵甚するこずが出来る。䞊蚘薬物の添加量は
目的ずする医療及び又は投䞎効果によ぀お異な
るが、貌着剀局䞭に0.01〜30重量の範囲で含有
される。 含有する薬物を有効に機胜させる配合助剀の䞀
぀ずしお垞枩で粘着性を有する粘着性物質が甚い
られるが、該物質は本発明の医薬補剀を疟患治療
のために皮膚面ぞ盎接的に貌付適甚した際に充分
な皮膚接着性ず密封包垯効果いわゆるODT効
果を䞎え、薬物の拡散移動を満足する速床で可
胜ずする基䜓を提䟛するこずを目的ずしおいる。
これらの粘着性物質は薬物、単量䜓(a)の単独重合
䜓及び又は該単量䜓ず共重合可胜な単量䜓ずの
共重合䜓ず充分に盞溶しうるか、或いは癜濁しう
る皋床に盞溶するものであり、該粘着性物質ずし
お、䟋えばシリコヌンゎム、ポリむ゜プレンゎ
ム、スチレン−ブタゞ゚ンゎム、スチレン−む゜
プレン−スチレンブロツク共重合䜓ゎム、アクリ
ルゎム、倩然ゎムの劂きゎム系粘着性物質、ポリ
ビニルアルキル゚ヌテル、ポリビニルアルコヌ
ル、ポリ酢酞ビニルの劂きビニル系粘着性物質、
カルボキシメチルセルロヌスの劂きセルロヌス系
粘着性物質、メタアクリル酞アルキル゚ステ
ルを䞻成分ずしたメタアクリレヌト系粘着性
物質などが挙げられる。䞊蚘粘着性物質のうち、
含有薬物の分解に察する安定性や医薬補剀の皮膚
接着性を考慮するず、特にメタアクリレヌト
系粘着性物質が奜たしく、これらを圢成させる単
量䜓ずしお、䟋えばメタアクリル酞゚チル゚
ステル、メタアクリル酞ブチル゚ステル、メ
タアクリル酞ペンチル゚ステル、メタアク
リル酞ヘキシル゚ステル、メタアクリル酞ヘ
プチル゚ステル、メタアクリル酞オクチル゚
ステル、メタアクリル酞ノニル゚ステル、メ
タアクリル酞デシル゚ステル、メタアクリ
ル酞ドデシル゚ステル、メタアクリル酞トリ
デシル゚ステルの劂き炭玠数が以䞊のアルキル
基を有するメタアクリル酞アルキル゚ステル
が挙げられ、アルキル基が盎鎖状又は分岐状のも
のを䞀皮又は二皮以䞊䜵甚しおもよい。たた䞊蚘
単量䜓ず共重合可胜で凝集性及び皮膚接着性を向
䞊させ、䞔぀芪氎性を高める目的で、メタア
クリル酞、むタコン酞、マレむン酞、無氎マレむ
ン酞、クロトン酞、メタアクリル酞−ヒド
ロキシ゚チル゚ステル、メタアクリル酞−
ヒドロキシプロピル゚ステル、アクリロニトリル
の劂き官胜性単量䜓や、酢酞ビニル、プロピオン
酞ビニルの劂きビニル系単量䜓を共重合するこず
も出来る。配合助剀ずしお䞊蚘の粘着性物質を䜿
甚した堎合の添加量は、貌着剀局䞭に25〜95重量
が望たしく、25重量以䞋では皮膚接着に充分
な粘着性を維持出来ず、䞔぀貌着剀局党䜓の凝集
性が高くなりすぎるため薬物の拡散移動に支障を
きたし、攟出性が劣る傟向を瀺す。たた95重量
以䞊では皮膚接着性は良奜ではあるが、薬物の溶
解性の向䞊や薬物の倚量攟出などの劂き単量䜓(a)
成分に垰因する効果を奏しない恐れが生じる。 薬物が拡散移動によ぀お貌着剀局䞭から適甚皮
膚面ぞ攟出するこずが出来る他の配合助剀ずし
お、垞枩で粘着性を有しない物質、䟋えば軟質ポ
リ塩化ビニル、軟質ポリアミド暹脂、ポリビニル
アルコヌル、ポリオレフむン暹脂、熱硬化又は宀
枩加硫タむプのシリコヌンゎム、ポリアクリル系
暹脂なども挙げられるが、これらの物質を䜿甚し
お貌着剀局が粘着性を有しない堎合は、倖科甚テ
ヌプなどの補助手段を介しお皮膚面に医薬補剀を
適甚するこずも可胜である。 たた他の配合助剀ずしお、含有する薬物の攟出
を促進する攟出補助物質、䟋えばプロピレングリ
コヌル、ゞ゚チレングリコヌル、ポリ゚チレング
リコヌルの劂きグリコヌル類、゚チルアルコヌ
ル、サリチル酞、尿玠、アラントむン、ゞメチル
スルホキシド、ゞメチルアセトアミド、ゞメチル
ホルムアミド、ゞむ゜プロピルアゞペヌト、ゞ゚
チルセバケヌト、゚チルラりレヌト、ラノリン、
鉱油の劂き物質を必芁に応じお䞀皮類以䞊添加す
るこずが出来る。添加量は皮膚接着力及び凝集力
ずのバランスを考慮しお、党貌着剀局成分100重
量郚に察しお〜30重量郚の範囲が望たしい。䞊
蚘の機胜を有する攟出補助物質は前蚘の粘着性物
質又は粘着性を有しない物質を配合助剀ずしお甚
いた貌着剀局䞭に添加しお、含有する薬物の有効
性をより向䞊せしめるこずも可胜である。 含有する薬物を有効に機胜させる配合助剀は、
前述した物質以倖に混合物の流動倉圢胜を抑制し
お保圢胜を付䞎する物質、䟋えばクレヌ、炭酞カ
ルシりムなど、或いは保枩胜を付䞎する物質、䟋
えばカオリン、ベントナむトなども単独又は他の
配合助剀ず䜵甚しお䜿甚できる。 前蚘に瀺した必須成分から成る貌着剀局は配合
物又は配合物の溶液ずしお䜜成したものを前蚘担
持䜓䞊に盎接的、又は䞋塗り材料などを介しお間
接的に塗垃也燥するか、又は予め剥離ラむナヌ䞊
に塗蚭した埌、担持䜓䞊に転着しお蚭けおもよ
い。 以䞊に瀺したように本発明の医薬補剀は身䜓の
皮膚面に盎接貌り付けるか、又は皮膚に察しお無
刺激性の貌着剀局を有する倖科甚接着テヌプや包
垯の劂き補助手段を介しお貌付するこずにより含
有する薬物を経皮的に䜓内に吞収させ、局所系又
は党身系疟患の治療を有効に行なうこずが出来
る。特に単量䜓(a)の単独重合䜓及び又は該単量
䜓ず共重合可胜な単量䜓ずの共重合䜓、又は配合
助剀は貌着剀局䞭に含有する薬物の量を攟出に必
芁な最小限床で、䜓内ぞの薬物の䟛絊を最倧限に
発揮する機胜を有する。 以䞋に本発明の実斜䟋を瀺し、曎に具䜓的に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
なく、技術的思想を逞脱しない範囲においお皮々
の応甚が可胜である。なお、実斜䟋䞭で郚ずある
のは重量郚を瀺す。 実斜䟋  ポリビニルピロリドン商品名PVPK−30、
GAF瀟補15郚を塩化メチレン85郚に溶解し、
ポリビニルピロリドン溶液を埗た。 次に䞍掻性ガス雰囲気䞋においお四぀口フラス
コ内に、アクリル酞−゚チルヘキシル゚ステル
93郚、アクリル酞−ヒドロキシ゚チル゚ステル
郚、を仕蟌み、重合開始剀ずしおのアゟビスむ
゜ブチロニトリル0.1郚を添加し、内济を62〜65
℃で撹拌しながら反応垌釈溶剀の酢酞゚チルを滎
䞋しお反応を抑制し぀぀時間重合させ、曎に75
〜80℃に昇枩しお時間熟成し、粘着性物質溶液
を埗た。 䞊蚘で埗られたポリビニルピロリドン溶液ず粘
着性物質溶液を各々固圢分で20郚及び80郚ずなる
ように配合し、塩酞クロニゞンのメタノヌル溶液
を添加混合し、12Ό厚のポリ゚ステルフむルム
䞊に也燥埌の厚みが50Όずなるように塗垃し、
100℃で分間也燥しお医薬補剀を埗た。 蚭定塩酞クロニゞン含量200Όcm2 実斜䟋  䞍掻性ガス雰囲気䞋においお四぀口フラスコ内
に、アクリル酞む゜ノニル゚ステル50郚、アクリ
ロむルモルホリン50郚、酢酞゚チル200郚、アゟ
ビスむ゜ブチロニトリル0.2郚を仕蟌み、内济を
62〜65℃で撹拌しながら制埡し玄時間重合埌、
曎に75〜80℃に昇枩しお時間熟成し、共重合䜓
溶液を埗た。 次に䞍掻性ガス雰囲気䞋、フラスコ内でスチレ
ン−む゜プレン−スチレンブロツク共重合䜓ゎム
30郚、ポリブテン20郚、りツドロゞン40郚をトル
゚ンにお充分に溶解、混合しお粘着性物質溶液を
埗た。 䞊蚘で埗られた共重合䜓溶液ず粘着性物質溶液
を各々固圢分で35郚及び65郚ずなるように配合
し、プロプラノロヌル8.7郚を添加混合し、ポリ
゚チレンフむルム䞊に也燥埌の厚みが50Όずな
るように塗垃し、80℃で10分間也燥しお医薬補剀
を埗た。 蚭定プロプラノロヌル含量400Όcm2 実斜䟋  䞍掻性ガス雰囲気䞋においお四぀口フラスコ内
に、メタクリル酞ドデシル゚ステル50郚、−ビ
ニルむミダゟヌル50郚、酢酞゚チル66.7郚、アゟ
ビスむ゜ブチロニトリル0.2郚を仕蟌み、内济を
62〜65℃で撹拌しながら反応垌釈溶剀の酢酞゚チ
ルを滎䞋しお反応を制埡し぀぀時間重合させ、
曎に75〜80℃に昇枩しお時間熟成し、共重合䜓
溶液を埗た。 次にアクリル酞む゜ノニル゚ステル98郚、アク
リル酞郚、アゟビスむ゜ブチロニトリル0.2郚
を䞊蚘ず同様の操䜜によ぀お共重合させ、粘着性
物質溶液を埗た。 䞊蚘で埗られた共重合䜓溶液ず粘着性物質溶液
を各々固圢分で30郚及び57.5郚ずなるように配合
し、む゜゜ルビドゞナむトレヌト12.5郚を添加混
合し、シリコヌン剥離凊理を斜こした玙に也燥埌
の厚みが40Όずなるように塗垃し、80℃で10分
間也燥した埌、ポリ゚ステル゚チレン−酢酞ビ
ニル共重合䜓積局フむルムに転着させお医薬補剀
を埗た。蚭定む゜゜ルビドゞナむトレヌト含量
500Όcm2 比范䟋 〜 比范䟋〜は実斜䟋〜に察応しおおり、
各実斜䟋からポリビニルピロリドン溶液及び共重
合䜓溶液を陀いた以倖は各実斜䟋ず同様の操䜜を
行ない、粘着性物質溶液ず各薬物から構成された
貌着剀局を有する医薬補剀を埗た。 各実斜䟋及び比范䟋にお埗られた医薬補剀の特
性結果を第衚及び第衚に瀺した。
【衚】
【衚】 第衚及び第衚䞭の各特性の枬定方法は以䞋
の通りである。 〔皮膚接着性〕各詊料片×cm角を䞊腕
郚内偎に貌付し、24時間埌に皮膚ぞの接着状態
を目芖にお刀別し、端末ハガレがなく、䜓毛を
ほずんど匕き抜かない皋床の接着を○ずし、端
末ハガレが生じたり、陀去埌糊残りを生じるも
のを△ずした。 〔発汗時の接着性〕各詊料片×cm角を
䞊腕郚内偎に貌付し10分経過埌、40℃の恒枩宀
に20分間入宀し、その時の密着状態を目芖にお
刀別し、皮膚接着性ず同䞀の刀定基準にお刀定
した。 〔吞氎率〕各詊料片×cm角を25℃の氎
䞭に浞挬し、時間埌の重量増加分を浞挬前の
重量にお陀し算出した。 〔共重合䜓䞭の薬剀の結晶化〕定圢に裁断した
各詊料片を℃の枩床䞋に攟眮し、各詊料片䜜
補埌日目及び日目に100倍の拡倧鏡にお詊
料片衚面における薬剀の結晶の有無を調べた。 〔氎䞭攟出率〕各詊料片×cm角を30℃
の氎200mlに浞挬、振盪し、時間埌に氎ml
をサンプリングしおその薬物を含有液を高速液
䜓クロマトグラフヌUV怜出により枬定
し、初期薬物含有量を100ずした時の攟出率
を求めた。 〔血䞭濃床〕各詊料片cmφをあらかじめ
陀毛したラツトの腹郚に貌付し、時間埌ラツ
トの血液を抜き取り、ガスクロマトグラフむ
ヌ、高速液䜓クロマトグラフむヌ、あるいはガ
スクロマトグラフむヌ−マススペクトル装眮を
甚いお薬物の血䞭濃床を枬定した。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  氎䞍溶性担持䜓ず該担持䜓䞊に盎接又は間接
    的に圢成された薬物含有の貌着剀局ずを積局した
    医薬補剀においお、該貌着剀局が単量䜓(a)䞀般匏 【匏】及び又は【匏】 䜆し、は氎玠又はメチル基、は少なくずも
    個の窒玠原子又は窒玠及び酞玠原子を有する有
    機基を瀺す。 で瀺される氎可溶性単量䜓の単独重合䜓及び又
    は該単量䜓ず共重合可胜な単量䜓ずの共重合䜓
    ず、配合助剀ずしおの垞枩で粘着性を有する粘着
    性物質ず、薬物を必須成分ずしお構成されおいる
    こずを特城ずする医薬補剀。  単量䜓(a)の単独重合䜓及び又は該単量䜓ず
    共重合可胜な単量䜓ずの共重合䜓の該貌着剀局䞭
    ぞの配合率が〜75重量である特蚱請求の範囲
    第項蚘茉の医薬補剀。
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