JPH0461472A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0461472A
JPH0461472A JP2170239A JP17023990A JPH0461472A JP H0461472 A JPH0461472 A JP H0461472A JP 2170239 A JP2170239 A JP 2170239A JP 17023990 A JP17023990 A JP 17023990A JP H0461472 A JPH0461472 A JP H0461472A
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Norio Ishibashi
規男 石橋
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、文字情報などを含む濃淡画像の2値化処理に
適用される画像処理装置に関するものである。
[従来の技術] 例えば、ファクシミリ装置では、原稿上の画情報をイメ
ージセンサなどにより電気的アナログ信号として読み取
るとともに、このアナログ信号を基準信号と比較して、
その大小関係から2値化信号を得るような画像処理が行
われている。
しかして、従来、このように画像を2値化する手段とし
て、入力画素と出力画素の比が1:1のものについては
、組織的デイザ法、誤差拡散法、平均誤差最小法などが
知られている。
組織的デイザ法は、原稿上から読み取られた画情報のア
ナログ信号に対して、予め重み付けを考慮したデイザパ
ターンデジタル情報から得られる基準信号を用意し、こ
れらの大小関係から2値化信号を得るようにしたもので
、複雑な演算が不要で、構成も比較的簡単にできること
から多く利用されている。ところが、このものは、輪郭
部が移動したり消滅したりすることがあるため、文字な
どを含む濃淡画像の場合、精度の高い2値化処理が難し
く、このまま2値化表示を行うと、特に文字部について
は欠落を生じたり、輪郭にはけを生じるなどの問題があ
った。
一方、誤差拡散法および平均誤差最小法は、上述の組織
的デイザ法に比べ、解像度の点で優れており、精度の高
い2値化表示を行うことができるが、これらは、いずれ
もアルゴリズムが複雑で、ソフト処理しようとすると処
理速度に問題があり、またハード処理しようとするとデ
ジタル的処理を行うことから、例えば、A/Dコンバー
タ、ラインバッファ、乗算、加算器および比較器などを
必要とし、回路構成が大掛かりになり、装置の大型化と
ともに、価格的にも高価になる欠点がある。
そこで、最近になって、写真などの濃淡画像に対する処
理方法として組織的デイザ法、文字情報に対する処理方
法としてフローティングスレッシュ2値化法の2値化処
理回路をそれぞれ用意していて、利用者が原稿の画像の
状態を判断して、これら2値化処理回路の一方を切替え
スイッチなどの操作で選択して実行させるようにしたも
のか考えられている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このように利用者が原稿の画像状態から濃淡
画像または文字情報を判断して、切替えスイッチを操作
して最適な2値化処理回路を選択するのでは、濃淡画像
に文字情報が混在するような場合は、適切な判断が難し
く、スイッチの切替え操作をしても、濃淡画像あるいは
文字情報のいずれかの画質が劣化してしまう欠点があっ
た。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、濃淡画像
と文字情報が混在するような画像に対しても良好な2値
化処理を行うことができる画像処理装置を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の画像処理装置は、原稿面の画情報を読み取ると
ともに、画素単位の電気的信号を原稿読取り手段より出
力し、この原稿読取り手段より出力される電気的信号を
疑似中間調処理により第1の処理手段で2値化するとと
もに、この2値化信号を、画像を構成するN×Nの領域
の画素に対応させて第1の記憶手段に記憶し、一方、電
気的信号を疑似中間調処理によらずに第2の処理手段で
2値化するとともに、この2値化信号を、画像を構成す
るN×Nの領域の画素に対応させて第2の記憶手段に記
憶し、この第2の記憶手段のN×Nの領域での画素の白
黒、黒白の変化点を変化点検出手段でカウントして、こ
のカウント値が所定数以上の場合は第2の記憶手段の内
容を出力するとともに所定数以下の場合は第1の記憶手
段の内容を出力するようにしたものである。
[作用] この結果、本発明によれば画像を構成するNxNの領域
の単位で、画素の白黒、黒白の変化点の数をカウントす
ることで、このカウント値が所定数以上の場合は、疑似
中間調処理によらない2値化信号を出力するとともに、
所定数以下の場合は、疑似中間調処理による2値化信号
を出力するようにできるので、濃淡画像と文字情報か混
在するような画像に対しても良質な2値画像出力が得ら
れるようになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面にしたがい説明する。
第1図は、同実施例の回路構成を示すものである。図に
おいて、1は原稿で、この原稿1面に対して一次元イメ
ージセンサブロック2を配設している。この−次元イメ
ージセンサブロック2は、原稿1面に光を照射するLE
Dアレイ、原稿1面からの反射光量をレンズ系を通して
与えられ画情報に応したアナログ信号を出力するイメー
ジセンサを有している。
一次元イメージセンサブロック2のアナログ信号は、フ
ローティングスレッシュ2値化処理回路3および組織的
デイザ法処理回路4に与えられる。
フローティングスレッシュ2値化処理回路3は、−次元
イメージセンサブロック2より与えられるアナログ信号
に対し、当該アナログ信号を積分した値を閾値として、
これらの大小関係を判断し2値化信号を出力するように
している。また、組織的デイザ法2値化処理回路4は、
疑似中間調処理を行うもので、−次元イメージセンサブ
ロック2より与えられるアナログ信号に対し、予め重み
付けを考慮したデイザパターンデジタル情報から得られ
る基準信号を閾値として、これらの大小関係から2値化
信号を得るようにしている。
そして、フローティングスレッシュ2値化処理回路3の
2値化信号は、第1のバッファ群5に転送される。この
第1のバッファ群5は、画像を構成する複数ライン、こ
こでは4ライン分の画素の2値化信号を記憶するライン
バッファ51〜54からなっている。この場合、ライン
バッファ51〜54は、直列に接続されていて、フロー
ティングスレッシュ2値化処理回路3より各ラインの2
値化信号が順に転送され、その後、各ラインバッファ5
1〜54より各ラインに対応する2値化信号HDIO〜
HDI3がパラレル出力されるようになっている。この
場合、ラインバッファ54に1ライン目、ラインバッフ
ァ53に2ライン目、ラインバッファ52に3ライン目
、ラインバッファ51に4ライン目の画素に対応する2
値化信号か転送される。
一方、組織的デイザ法2値化処理回路4の2値化信号は
、第2のバッファ群6に転送される。この第2のバッフ
ァ群6も、画像を構成する複数ライン、ここでは4ライ
ン分の画素の2値化信号を記憶するラインバッファ61
〜64からなっている。この場合、ラインバッファ61
〜64は、直列に接続されていて、組織的デイザ法2値
化処理回路4より各ラインの2値化信号が順に転送され
、その後、各ラインバッファ61〜64より各ラインに
対応する2値化信号がパラレル出力されるようになって
いる。この場合も、ラインバッファ64に1ライン目、
ラインバッファ63に2ライン目、ラインバッファ62
に3ライン目、ラインバッファ61に4ライン目の各ラ
インの2値化信号が転送されるようになる。
第1のバッファ群5のラインバッファ51〜54よりパ
ラレル出力される2値化信号HDIO〜HD 13は、
第1のレジスタマトリクス部7に送られるとともに、水
平方向エツジ検出出力としてエツジ検出回路9に送られ
、第2のバッファ群6のラインバッファ61〜64より
パラレル出力される2値化信号HD20〜HD 23は
、第2のレジスタマトリクス部8に送られる。
第]のレジスタマトリクス部7は、画像を構成する4×
4の小領域の画素に相当する2値化信号か書き込まれる
もので、ここでは、第2図に示スようにラインバッファ
51〜54よりパラレル出力される2値化信号10〜H
D 13が与えられる4ビツトのシフトレジスタ71〜
74を有するとともに、これらシフトレジスタ71〜7
4の1ビツト目aO5bo、co、doのデータを信号
LATで読むシフトレジスタ75.2ビツト目a1、b
l   cl   dlに対応するシフトレジスタ76
.3ビツト目a2、b2、c2、d2に対応するシフト
レジスタ77.4ビツト目a3   b3、c3、d3
に対応するシフトレジスタ78を有している。
この場合、第4図(a)に示すクロック信号CK2が与
えられる毎にラインバッファ51〜54よりパラレル出
力される2値化信号HD 10〜HD 13は、シフト
レジスタ71〜74にシフト入力されるとともに、水平
方向エツジ検出出力としてエツジ検出回路9に送られ、
クロック信号CK2の4パルス目毎に出力される同図(
b)に示すラッチ信号LTによりシフトレジスタ71〜
74の内容が、そのままシフトレジスタ75〜78にラ
ッチされ、続く同m (c)に示す4パルスのクロック
信号CKIによりその内容が垂直方向エツジ検出出力V
DO〜VD3としてエツジ検出回路9に出力されるよう
にしている。
一方、第2のレジスタマトリクス部8も画像を構成する
4×4の小領域の画素に相当する2値化信号が書き込ま
れるもので、ラインバッフ761〜64よりパラレル出
力される2値化信号HD 20〜HD 23が与えられ
る図示しない4ビツトのシフトレジスタを有している。
エツジ検出回路9は、水平方向エツジ数検出回路91、
垂直方向エツジ数検出回路92および加算器93を有す
るものである。ここで、水平方向エツジ数検出回路91
は、第3図に示すようにバイナリカウンタ911〜91
4、加算器915.916.917から構成され、水平
方向エツジ検出出力として与えられる2値化信号HDI
O−HD13の前回のものと今回のものの白rOJから
黒「1」への立上り、黒「1」から白rOJへの立下り
の変化点を水平方向エツジとしてバイナリカウンタ91
1〜914でカウントし、バイナリカウンタ911と9
12のカウント値を加算器915で加算するとともに、
バイナリカウンタ913と914のカウント値を加算器
916で加算し、これら加算器915と916の加算値
を加算器917で加算し、この結果を水平方向エツジ数
AD)lとして出力するようにしている。一方、垂直方
向エツジ数検田回路92についても水平方向エツジ数検
出回路91と同様であり、垂直方向エツジ検出出力VD
O〜VD3に対する垂直方向エツジ数ADVを出力する
ようにしている。そして、これら水平方向エツジ数AD
Hと垂直方向エツジ数ADVを加算器93で加算し、こ
の加算結果を比較器10に与えるようにしている。
比較器10は、基準値レジスタ11に予め書き込まれた
基準値とエツジ検出回路9での検出結果、つまり加算器
93の加算結果との大小関係を判断するもので、この判
断結果を出力選択器12に与える。この出力選択器12
は、加算器93での加算結果が基準値以上と比較器10
で判断すると、第1のレジスタマトリクス部7の出力を
選択し、加算器93での加算結果が基準値以下と比較器
10で判断すると、第2のレジスタマトリクス部8の出
力を選択するようにしている。この場合、第1のレジス
タマトリクス部7または第2のレジスタマトリクス部8
の出力は、4×4の出力を1単位として選択されるよう
にしている。そして、この出力選択器12を介して選択
された出力は、2値画像データメモリ13に送られ記憶
されるようになっている。
次に、以上のように構成した実施例の動作を説明する。
いま、−次元イメージセンサブロソク2で、図示しない
LEDアレイより原稿1面に光が照射されると、原稿1
面からの反射光量がレンズ系を通してイメージセンサに
与えられ原稿1の画情報に応じたアナログ信号が出力さ
れる。このアナログ信号は、フローティングスレッシュ
2値化処理回路3およびa織的デイザ法処理回路4にそ
れぞれ与えられる。
この状態で、フローティングスレッシュ2値化処理回路
3では、−次元イメージセンサブロック2より与えられ
るアナログ信号に対し、当該アナログ信号を積分した積
分値を閾値として、これらの大小関係を判断し2値化信
号を出力する。また、組織的デイサ法2値化処理回路4
では、疑似中間調処理を行うために、−次元イメージセ
ンサブロック2より与えられるアナログ信号に対し、予
め重み付けを考慮したデイザパターンデジタル情報から
得られる基準信号を閾値として、これらの大小関係から
2値化信号を出力する。
そして、フローティングスレッシュ2値化処理回路3の
2値化信号は、第1のバッファ群5のラインバッファ5
1〜54に順に転送される。この場合、画像を構成する
4ライン分の画素の2値化信号が転送され、lライン目
の画素の2値化信号は、ラインバッファ54.2ライン
目の画素の2値化信号は、ラインバッファ53.3ライ
ン目の画素の2値化信号は、ラインバッファ52.4ラ
イン目の画素の2値化信号は、ラインバッファ51にそ
れぞれ書き込まれる。
一方、組織的デイザ法2値化処理回路4からの2値化信
号も、第2のバッファ群6のラインバッファ61〜64
に順に転送される。この場合も、画像を構成する4ライ
ン分の画素の2値化信号が転送され、1ライン目の画素
の2値化信号は、ラインバッファ64.2ライン目の画
素の2値化信号は、ラインバッファ63.3ライン目の
画素の2値化信号はか、ラインバッファ62.4ライン
目の画素の2値化信号は、ラインバッファ61に、それ
ぞれ書き込まれるようになる。
このようにして、4ライン分のデータ転送が終了すると
、2値画像データメモリ13へのデータ書き込みが行わ
れる。
この場合、第1のバッファ群5の各ラインバッファ51
〜54がシフト動作され、各ラインに相当する2値化信
号HDIO−HD13かパラレル出力される。また、こ
のシフト動作に同期して第4図(a)に示すクロック信
号CK2が与えられ、パラレル出力される2値化信号H
DIO〜HD 13は、レジスタマトリクス部7のシフ
トレジスタ71〜74にシフト入力されるとともに、水
平方向エツジ検出出力としてエツジ検出回路9の水平方
向エツジ検出回路91に送られる。この場合、第2のバ
ッファ群6の各ラインバッファ61〜64もシフト動作
され、各ラインに相当する2値化信号HD 20〜HD
23がパラレル出力されるとともに、このシフト動作に
同期するクロック信号CK2により、レジスタマトリク
ス部8の図示しないシフトレジスタにシフト入力されて
いる。
水平方向エツジ検出回路91では、水平方向エツジ検出
出力として与えられる2値化信号HD10〜HDI3の
前回の2値化信号HD 10〜HD 13との関係から
白「0」から黒「1」への立上り、黒「1」から白「0
」への立下りの変化点を水平方向エツジとしてバイナリ
カウンタ91.1〜9]4てカウントする。そして、バ
イナリカウンタ911と912でのカウント値を加算器
915て加算し、バイナリカウンタ913と914での
カウント値を加算器916で加算し、これら加算器91
5と916の加算値を加算器917で加算する。
このような動作は、クロック信号CK2が与えられる毎
に繰り返され、2値化信号HDIO〜HD13は、シフ
トレジスタ71〜74に順にシフト入力されるとともに
、水平方向エツジ検出出力としてエツジ検出回路9の水
平方向エツジ検出回路91に送られ、水平方向のエツジ
数が加算器917で加算される。
その後、クロック信号CK2が4回繰り返され、シフト
レジスタ71〜74に4×4の2値化信号が入力され、
これに相当する水平方向のエツジ数が加算器917で加
算されると、この結果が水平方向エツジ数ADHとして
出力される。
また、この状態で、第4図(b)に示すラッチ信号LA
Tが与えられ、シフトレジスタ71〜74の内容がその
ままシフトレジスタ75〜78にラッチされる。そして
、これに続けて同図(C)に示すクロック信号CKJが
与えられると、シフトレジスタ75〜78の内容が垂直
方向エツジ検出出力VDI −VD4としてエツジ検出
回路9の垂直方向エツジ数検出回路92に出力される。
この場合、垂直方向エツジ数検出回路92は、上述した
水平方向エツジ数検出回路91と同様であり、クロック
信号CKIか与えられる毎に、垂直方向エツジ検出出力
VDI  ・VD4より垂直方向エツジ数が加算され、
そして、クロック信号CKIが4回繰り返され、これに
相当する垂直方向のエツジ数か加算されると、この結果
が垂直方向エツジ数ADVとして出力される。
これで、レジスタマトリクス部7の4×4の水平方向お
よび垂直方向のエツジ数かカウントされたことになり、
これら水平方向エツジ数、A D Hと垂直方向エツジ
数ADVが、加算器93で加算され、比較器10に与え
られる。
そして、比較器10で、基準値レジスタ11に予め書き
込まれた基準値とエツジ検出回路9での検出結果、つま
り加算器93の加算結果の大小関係か判断される。ここ
で、比較器10が、加算器93の加算結果か基準値以上
と判断すると、レジスタマトリクス部7の4×4の2値
化信号は、エツジ部の多い文字情報であると予想され、
出力選択器12により第1のレジスタマトリクス部7の
出力が選択され、2値画像データメモリ]3に送られ記
憶される。この場合のメモリ13への書き込みは、クロ
ック信号CK2に同期して行われる。一方、加算器93
の加算結果が基準値以上と判断すると、レジスタマトリ
クス部7の4×4の2値化信号は、写真などの濃淡画像
と予想され、出力選択器12により第2のレジスタマト
リクス部8の出力が選択され、2値画像データメモリ1
3に送られ記憶される。
この2値画像データメモリ13へのデータ送出とともに
、バッファ群5.6のパラレル出力が、レジスタマトリ
クス部7.8に水平方向4ビツトが入力され、上記同様
水平方向の変化点検出処理が実行されることになる。こ
のようにして4ライン分の処理が終了すると、その後、
再び、フローティシダスレッシュ2値化処理回路3より
4ライン分の画素に対応する2値化信号が第1のバッフ
ァ群5のラインバッファ51〜54に転送され、同時に
、組織的デイザ法2値化処理回路4より4ライン分の2
値化信号が第2のバッファ群6のラインバッファ61〜
64に転送され、それぞれ4X4の画素に対応する2値
化信号としてレジスタマトリクス部7.8に入力される
。そして、レジスタマトリクス部7の2値化信号につい
て、水平方向および垂直方向のエツジ数が検出されると
ともに、この結果に基づいて、出力選択器12により第
1のレジスタマトリクス部7または第2のレジスタマト
リクス部8の出力が選択され、2値画像データメモリ1
3に記憶されるようになり、以下、同様な動作の繰り返
しにより原稿1上の画情報が記憶されることになる。
したがって、このようにすればフローティングスレッシ
ュ2値化処により得られた2値化信号を、画像構成する
4×4の小領域の画素に対応させてレジスタマトリクス
部7に書き込むとともに、これら2値化信号について、
水平方向および垂直方向のエツジ数をカウントし、この
カウント値が基準値レジスタ11の基準値を越える場合
は、エツジ部の多い文字情報であると判断してレジスタ
マトリクス部7の内容を出力し、基準値を越えない場合
は、写真などの濃淡画像と判断してレジスタマトリクス
部8の内容を出力するようにしたので、従来、利用者が
原稿の画像状態から濃淡画像または文字情報を判断し、
切替えスイッチを操作して最適な2値化画像出力を選択
するものと比べ、濃淡画像に文字情報が混在するような
場合も、面倒なスイッチ操作を省略できるとともに、適
切な判断が可能で、良質な2値化画像出力を得ることが
できるようになる。
なお、本発明は上記実施例にのみ限定されず、要旨を変
更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば、上述した実施例では、レジスタマトリクス部7
.8として4×4の小領域の場合を述べたが、N×Nの
領域の場合にも適用できる。この場合は、エツジ検出回
路のバイナリカウンタ、第1および第2のバッファ群の
ラインバッファの数、レジスタマトリクス部の構成は、
その都度変更するようになり、また、基準値レジスタの
基準値も変更するようになる。また、上述した実施例で
は、基準値レジスタの基準値を一定に設定した場合を述
べたが、水平方向エツジ数、垂直方向エツジ数に重みを
つけて補正できるようにしてもよい。
[発明の効果] 本発明の画像処理装置は、原稿面の画情報を読み取ると
ともに、画素単位の電気的信号を原稿読取り手段より出
力し、この原稿読取り手段より出力される電気的信号を
疑似中間調処理により第1の処理手段で2値化するとと
もに、この2値化信号を、画像を構成するNxNの領域
の画素に対応させて第1の記憶手段に記憶し、一方、電
気的信号を疑似中間調処理によらずに第2の処理手段で
2値化するとともに、この2値化信号を、画像を構成す
るN×Nの領域の画素に対応させて第2の記憶手段に記
憶し、この第2の記憶手段のNxNの領域での画素の白
黒、黒白の変化点を変化点検出手段でカウントして、こ
のカウント値が所定数以上の場合は第2の記憶手段の内
容を出力するとともに所定数以下の場合は第1の記憶手
段の内容を出力するようにしたものであるから、画像を
構成するNxNの領域の単位で、画素の白黒、黒白の変
化点の数をカウントすることで、このカウント値が所定
数以上の場合は、疑似中間調処理によらない2値化信号
を出力でき、所定数以下の場合は、疑似中間調処理によ
る2値化信号を出力できるようになり、濃淡画像と文字
情報が混在するような画像に対しても、面倒な切替え操
作を必要とすることなく、良質な2値画像出力が得られ
ることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図、第2図は、同実施例に用いられるレジスタマトリク
スを示す回路構成図、第3図は、同実施例に用いられる
水平方向エツジ数検出回路を示す回路構成図、第4図は
、同実施例の動作を説明するだめのタイムチャートであ
る。 1・・・原稿、2・・・−次元イメージセンサブロック
、3・・・フローティングスレッシュ2値化処理回路、
4・・・組織的デイザ法2値化処理回路、5・・・第1
のバッファ群、51〜54・・・ラインバッファ、6・
・・第2のバッファ群、61〜64・・・ラインバッフ
ァ、7.8・・レジスタマトリクス部、71〜74・・
・4ビツトシフトレジスタ、75〜78・・・ラッチ付
き4ビツトシフトレジスタ、9・・・エツジ数検出回路
、91・・・水平方向エツジ数検出回路、191〜19
4・・・バイナリ2ビツトカウンタ、195〜197・
・・加算器、92・・・垂直方向エツジ数検出回路、9
3・・・加算器、10・・・比較器、11・・・基準値
レジスタ、12・・・出力選択器、13・・・2値画像
データメモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 原稿面の画情報を読み取るとともに画素単位の電気的信
    号を出力する原稿読取り手段と、この原稿読取り手段よ
    り出力される電気的信号を疑似中間調処理により2値化
    する第1の処理手段と、 この第1の処理手段より出力される2値化信号を画像を
    構成するN×Nの領域の画素に対応させて記憶する第1
    の記憶手段と、 上記電気的信号を上記疑似中間調処理によらずに2値化
    する第2の処理手段と、 この第2の2値化処理手段より出力される2値化信号を
    画像を構成するN×Nの領域の画素に対応させて記憶す
    る第2の記憶手段と、 23の第2の記憶手段のN×Nの領域での画素の白黒、
    黒白の変化点をカウントする変化点検出手段と、 この変化点検出手段でのカウント値が所定数以上の場合
    は上記第2の記憶手段の内容を出力するとともに所定数
    以下の場合は上記第1の記憶手段の内容を出力する制御
    手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
JP2170239A 1990-06-29 1990-06-29 画像処理装置 Pending JPH0461472A (ja)

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