JPH0460319A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は着脱自在のエアーフィルターをもつ空気調和機
に関するものである。

〈従来の技術〉 従来用いられているエアーフィルターを装着した空気調
和機において、このフィルターの取出し機構は、例えば
実公昭６１−６４９号公報のように吸込パネルと熱交換
器との間にフィルターを下方から挿入し、フィルター下
部をグリル下部に差し込んで設置する構成としている。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、このようにフィルター下部をグリル下部から取
出すためには、下方向に移動させるための取っ手を設け
なくてはならず、その取っ手の奥行き寸法だけ空気調和
機の奥行きも厚くしなければならない欠点があった。

本発明は上記実情に鑑み、フィルターに形成した取っ手
が空気調和機の奥行き方向に突き出ないようにし、上記
課題を解決する空気調和機を提供することを目的とした
ものである。

く課題を解決するための手段〉 本発明は、本体に開閉自在に設けられた吸込パネルと、
このパネルの裏側に着脱自在に取付けられたエアーフィ
ルターとを有する空気調和機において、前記本体には吸
込パネルとエアフィルターとの係止片とが夫々係合する
係合具と、この係合具を係止片から外すための操作具と
を設けたものである。

く作　用〉 上記のような構成のため、エアーフィルタの装着に当た
り前面に位置せしめる吸込パネルを上方へ一旦跳ね上げ
た状態としておき、フィルターをグリル前面に添って下
方より挿入し、この下端内側に突設のロック爪（係止片
）をグリルに有する案内溝を貫通し内側に位置したスラ
イド部材（係合具）の係止開口縁に弾係合してロック状
態とし、この後に前記吸込パネルを閉蓋状とすれば、こ
の下端内側に突設のロック爪（係止片）も同様にスライ
ド部材（係合具）の他の係止開口縁に弾係合してロック
状態となる。

フィルターの取出しに当たっては、単にグリル下端部に
横敷設のスライド部材の一端に有するロック解除ボタン
（操作具）を横方向へ押し込めば、該スライド部材（係
合具）が摺動し前記各ロック爪（係止片）を係合する各
係止開口が横移動する。このとき、第１段として吸込パ
ネル用ロック爪（係止片）に対応する係止開口縁が外れ
その縁係合か解け（ロック解除）、吸込パネルを上端の
枢着点を基点として前方へ跳ね上げ解放し、第２段とし
て更にロック解除ボタン（操作具）を押し込みフィルタ
ー用ロック爪（係止片）に対する係止開口縁の係合を外
す（ロック解除）と、このフィルター自身の弾力性で取
っ平部が飛び出し、容易にフィルターを引き出せる。

〈実施例〉 以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明すれば、次
の通りである。

１は空気調和機本体２の正面に配設する上端を枢着し前
方へ跳ね上げ自在となる吸込パネルで、該吸込パネル１
の内側に装着するエアーフィルター３をグリル４の前面
位置に下方より挿入するよう配設し、且つグリル４の後
面下端部に少なくともフィルター幅の長さを持つ帯板状
のスライド部材（係合具）５を左右へ摺動自在に敷設す
ると共に、該スライド部材５の所定位置に穿った並設の
方形状係止開口６，７に、吸込パネル１の下端内側に直
交突設したロック爪（係止片）８とフィルター３の下端
内側に直交突設したロック爪（係止片）９を、グリル４
に切欠きしたスリット状案内溝１０を貫通して夫々係合
するようにし、全体としてフィルター取出し機構とする
。この場合、前記各係止開口６゜７の係止縁６ａ、７ａ
は係止開口幅の約半分に形成し、残る半分はロック爪８
．９の係合を見ない切欠きとなる非係合縁６ｂ、７ｂと
なっている。１１はフィルター３のロック爪８位置とな
るのフィルター本体下部に形成してなる取っ平部である
。但し、この取っ平部１１はあくまで前面に覆う吸込パ
ネル１内に納まる幅をもつものである。

次にこの作用を説明すると、先ずフィルター３の装着固
定に際して、予めロック機構となるスライド部材５を一
端に設けたロック解除ボタン（操作具）１２を押し込み
、この係止開口６の係止縁６ａに係合するロック爪８の
係合を解き吸込パネル１を前方へ跳ね上げ状態としてお
き（第３図参照）、合成樹脂製フィルター３をグリル４
の前面位置の下方からグリル面に添うように押上げ、該
フィルター３の上端部３ａをグリル４の上端に形成した
屈曲せる案内路１３に挿通すると共に、下端内側に突設
の口・ツク爪９をグリル４に有する案内溝１０を貫通し
て後面のスライド部材５の係止間ロアに挿通し、このロ
ック爪９の係止段部９ａを係止間ロアの係止縁７ａに係
合し固定とする。なお、この口・ツク爪９の挿入に当た
っては、口・ツク爪９の先端は傾斜面９ｂをもち、対向
する係止間ロアの係止縁７ａに形成の傾斜面７Ｃに滑動
するため、円滑な挿入を得る。

この後、跳ね上げた吸込パネル１を回動して閉しるよう
にすれば、該吸込パネル１の口・ツク爪８も前記同様に
グリル４の案内溝１０を貫通し、対向するスライド部材
５の係止開口６の係止縁６ａに係合し所謂口・ツク状態
となる（第４図参照）。

ここにおいて、フィルター３を取り外した０ときは、空
気調和機本体２の片側に突出せるスライド部材５のロッ
ク解除ボタン１２を横方向へ少しく第１段押し込み）押
し込めば、スライド部材５が横移動し、各係止開口６，
７がずれる。この人１段階の押し込みでは、吸込パネル
１のロック爪８に対する係止開口６の係止縁６ａがずれ
非係合縁６ｂが臨むため、吸込パネル１の係合が解ける
ので（ロック解除）、吸込パネル１を上端の枢着部１４
を基点として跳ね上げればよい。

この後、更にロック解除ボタン１２を押し込めば（第２
段押し込み）、今度はスライド部材５の係止間ロアの係
止縁７ａがずれて非係止縁７ｂにフィルター３のロック
爪９が臨み係合が解ける。この場合、フィルター３の上
端部３ａは屈曲した挿入となっているため、ロック解除
でフィルター自身の弾力性で取っ平部１１が飛び出し、
容易にフィルター３を取り出すことができる。

〈発明の効果〉 上述のように、本発明の空気調和機は開閉自在の吸込パ
ネルとこの裏側に着脱自在に取付けられエアーフィルタ
ーを備えた本体にあって、エアーフィルターとの係止片
か係合する係合具。

操作具を設けたため、吸込パネルを開放したときに、エ
アーフィルターのロック部（係止片）も解除し、フィル
ター下部の取っ平部を引くたけて容易に取出すことがで
きる。しかも、この場合取っ平部を従来のように空気調
和機本体の奥行き方向へ突出せず、吸込パネルの内側に
納まる構成としたことにより、空気調和機本体の奥行き
寸法を短縮化でき、外観的にも体裁が良いものとなる。

【図面の簡単な説明】

図図は本発明の実施例を示すもので、第１図はフィルタ
ーを装着した空気調和機本体の正面図、第２図は同要部
を示す側面図、第３図は同吸込パネルを跳ね上げた説明
図、第４図は吸込パネルとフィルターのロック爪（係止
片）の係合状態を示す拡大断面図、第５図Ａは吸込パネ
ルとフィルターがロックされた説明図、第５図Ｂは吸込
パネルを開放しフィルターがロックされた説明図、第５
図Ｃは吸込パネルとフィルタが開放された説明図である
。 １・・・吸込パネル、２・・・空気調和機本体、３・・
フィルター　５・・・スライド部材（係合具）、８゜９
・・・ロック爪（係止具）、１２・・・ロック解除ボタ
ン（操作具）。 特　許　出　願　人　　三洋電機株式会社代　　理　　
人　　　　　　尾　　股　　行　　雄第４図 第 図 （Ｂ） 笛 図 （Ａ） 第５図（Ｃ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、本体に開閉自在に設けられた吸込パネルと、このパ
   ネルの裏側に着脱自在に取付けられたエアーフィルター
   とを有する空気調和機において、前記本体には吸込パネ
   ルとエアーフィルターとの係止片とが夫々係合する係合
   具と、この係合具を係止片から外すための操作具とを設
   けたことを特徴とする空気調和機。