JPH0460200A - 遠心ポンプケーシング - Google Patents
遠心ポンプケーシングInfo
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- JPH0460200A JPH0460200A JP17234590A JP17234590A JPH0460200A JP H0460200 A JPH0460200 A JP H0460200A JP 17234590 A JP17234590 A JP 17234590A JP 17234590 A JP17234590 A JP 17234590A JP H0460200 A JPH0460200 A JP H0460200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing shell
- suction
- casing
- recess
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 2
- 241000544061 Cuculus canorus Species 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は遠心ポンプケーシングに係り、特ニケーシング
殻に過大な外力や内圧が作用した場合でも、ケーシング
の変形を抑えることができるようにした遠心ポンプケー
シングに関する。
殻に過大な外力や内圧が作用した場合でも、ケーシング
の変形を抑えることができるようにした遠心ポンプケー
シングに関する。
一般に、−枚のステンレス鋼板などをプレスにより深絞
りして吸込みボートを有するケーシング殻を形成し、こ
のケーシング殻の吸込みボートに吸込みフランジを固着
してなる遠心ポンプケーシングは知られている。
りして吸込みボートを有するケーシング殻を形成し、こ
のケーシング殻の吸込みボートに吸込みフランジを固着
してなる遠心ポンプケーシングは知られている。
この種の遠心ポンプケーシングは、板金型であるので、
強度的に弱くなりがちであり、吸込みフランジに過大な
外力が作用した場合などに、この外力がケーシング殻に
直接伝達されてライナ一部が変形するなどの恐れがある
。
強度的に弱くなりがちであり、吸込みフランジに過大な
外力が作用した場合などに、この外力がケーシング殻に
直接伝達されてライナ一部が変形するなどの恐れがある
。
このライナ一部が変形すると、羽根車との間に当りが生
じ、この当りにより、騒音、ポンプ過負荷などの問題が
生じ、ひいてはケーシング殻と羽恨事とが接触して羽根
車破損などの不測の事態につながる恐れがある。
じ、この当りにより、騒音、ポンプ過負荷などの問題が
生じ、ひいてはケーシング殻と羽恨事とが接触して羽根
車破損などの不測の事態につながる恐れがある。
これらを解消するために、従来、ケーシング殻の吸込み
側の壁部と、吸込みフランジとの間に支持部材を介装し
、この支持部材により、吸込みフランジに作用する外力
を吸収するとともに、この外力をケーシング殻の外表面
に伝達し、これによりライナ一部の変形を阻止するよう
にしたものが提案されている。
側の壁部と、吸込みフランジとの間に支持部材を介装し
、この支持部材により、吸込みフランジに作用する外力
を吸収するとともに、この外力をケーシング殻の外表面
に伝達し、これによりライナ一部の変形を阻止するよう
にしたものが提案されている。
しかしながら、この種の遠心ポンプでは、ケーシング殻
の吸込み側の壁部に、上述した外力だけではなく、ポン
プ運転中の内圧も作用するので、上記のように、外力を
吸収するだけては、強度的に見て充分てはないという問
題かある。
の吸込み側の壁部に、上述した外力だけではなく、ポン
プ運転中の内圧も作用するので、上記のように、外力を
吸収するだけては、強度的に見て充分てはないという問
題かある。
また、ケーシング殻の吸込み側の壁部と吸込みフランジ
との間には、相フラ/ジ締結用のナツトを着脱する空所
が必要になるが(例えば、特表昭63−500817号
公報参照)、従来のものでは、その空所を充分に確保す
ることができないという問題がある。
との間には、相フラ/ジ締結用のナツトを着脱する空所
が必要になるが(例えば、特表昭63−500817号
公報参照)、従来のものでは、その空所を充分に確保す
ることができないという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する
問題点を解消し、吸込みフランジに作用する過大な外力
、及びポンプ運転中の内圧を充分に吸収することができ
、しかも相フランジ締結用のナツトの着脱用空所を充分
に確保することかできるようにした遠心ポンプケーシン
グを提供することにある。
問題点を解消し、吸込みフランジに作用する過大な外力
、及びポンプ運転中の内圧を充分に吸収することができ
、しかも相フランジ締結用のナツトの着脱用空所を充分
に確保することかできるようにした遠心ポンプケーシン
グを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、鋼板をプレスに
より深絞りして一体的に形成したケーシング殻の吸込み
側に吸込みフランジを備えてなる遠心ポンプケーシング
において、ケーシング殻の吸込み側の壁部を鏡板状に湾
曲して形成するとともに、この鏡板状の壁部と吸込みフ
ランジとの間に、全体として環状に形成されかつ周方向
に波形状に形成されてなる支持部材を介装し、この支持
部材の凹部に対向する吸込みフランジの背面のボルト孔
領域に窪み部を形成し、この窪み部と支持部材の凹部と
の間にナツト着脱用の空所を形成したことを特徴とする
ものである。
より深絞りして一体的に形成したケーシング殻の吸込み
側に吸込みフランジを備えてなる遠心ポンプケーシング
において、ケーシング殻の吸込み側の壁部を鏡板状に湾
曲して形成するとともに、この鏡板状の壁部と吸込みフ
ランジとの間に、全体として環状に形成されかつ周方向
に波形状に形成されてなる支持部材を介装し、この支持
部材の凹部に対向する吸込みフランジの背面のボルト孔
領域に窪み部を形成し、この窪み部と支持部材の凹部と
の間にナツト着脱用の空所を形成したことを特徴とする
ものである。
本発明によれば、ケーシング殻の吸込み側の壁部が鏡板
状に湾曲して形成され、その剛性が高められているので
、ポンプの運転中に、ケーシング殻内の内圧が上昇して
も、その内圧に充分に耐えられるものになる。またケー
シング殻の壁部と吸込みフランジとの間に、全体として
環状に形成されかつ周方向に波形状に形成されてなる支
持部材が介装されているので、吸込みフランジに過大な
外力が作用しても、外力は支持部材により吸収されると
ともに、鏡板状に形成された剛性の高いケーシング殻の
外表面に伝達されるので、吸込みノズルなどに直接負荷
されることがなく、ライナーリング部等の変形が防止さ
れる。さらに支持部材の凹部に対向する吸込みフランジ
の背面のボルト孔領域に窪み部を形成し、この窪み部と
支持部材の凹部との間に、ナツト着脱用の空所を形成し
たので、限られた狭いスペース内に広い作業用の空所が
確保され、ナツト着脱等の作業が容易になる。
状に湾曲して形成され、その剛性が高められているので
、ポンプの運転中に、ケーシング殻内の内圧が上昇して
も、その内圧に充分に耐えられるものになる。またケー
シング殻の壁部と吸込みフランジとの間に、全体として
環状に形成されかつ周方向に波形状に形成されてなる支
持部材が介装されているので、吸込みフランジに過大な
外力が作用しても、外力は支持部材により吸収されると
ともに、鏡板状に形成された剛性の高いケーシング殻の
外表面に伝達されるので、吸込みノズルなどに直接負荷
されることがなく、ライナーリング部等の変形が防止さ
れる。さらに支持部材の凹部に対向する吸込みフランジ
の背面のボルト孔領域に窪み部を形成し、この窪み部と
支持部材の凹部との間に、ナツト着脱用の空所を形成し
たので、限られた狭いスペース内に広い作業用の空所が
確保され、ナツト着脱等の作業が容易になる。
以下、本発明による遠心ポンプケーシングの〜実施例を
添付図面を参照して説明する。
添付図面を参照して説明する。
第1図において、符号1はケーシング殻を示しており、
このケーシング殻1は、−枚の鋼板をプレスにより深絞
りして形成されている。ケーシング殻1の一端には、固
定フランジ2が一体的に形成され、この固定フランジ2
はモータ5のブラケット5aに連結されている。また、
ケーシング殻1の他端には、該ケーシング殻1の強度を
増すための、鏡板状に湾曲する壁部7が形成されており
、この壁部7の中央にはポンプ吸込口3が開口している
。このポンプ吸込口3には吸込みノズル4の後端が溶接
により固定されており、この吸込みノズル4の先端には
吸込みフランジ14が溶接により固定されている。この
吸込みフランジ14の中央には吸込口6が開口している
。
このケーシング殻1は、−枚の鋼板をプレスにより深絞
りして形成されている。ケーシング殻1の一端には、固
定フランジ2が一体的に形成され、この固定フランジ2
はモータ5のブラケット5aに連結されている。また、
ケーシング殻1の他端には、該ケーシング殻1の強度を
増すための、鏡板状に湾曲する壁部7が形成されており
、この壁部7の中央にはポンプ吸込口3が開口している
。このポンプ吸込口3には吸込みノズル4の後端が溶接
により固定されており、この吸込みノズル4の先端には
吸込みフランジ14が溶接により固定されている。この
吸込みフランジ14の中央には吸込口6が開口している
。
ケーシング殻1の内側の中央部には周方向に延びるボリ
ュート室Aが設けられ、このボリュート室Aの外周は、
張出し部1aによって画成されている。この張出し部1
aはケーシング殻1の外周壁を半径方向外方に膨出させ
て形成されている。
ュート室Aが設けられ、このボリュート室Aの外周は、
張出し部1aによって画成されている。この張出し部1
aはケーシング殻1の外周壁を半径方向外方に膨出させ
て形成されている。
張出し部1aの張出し高さは、第2図に示すように、周
方向に亘って連続的に変化し、ポリュート室Aの流路断
面積は、流体の流れる方向に向かって漸次増大している
。そして、張出し部1aの終端には、吐出ノズル22の
一端が接続され、この吐出ノズル22の他端には吐出フ
ランジ23が接続されている。この吐出フランジ23の
中央部には吐出口25が開口している。
方向に亘って連続的に変化し、ポリュート室Aの流路断
面積は、流体の流れる方向に向かって漸次増大している
。そして、張出し部1aの終端には、吐出ノズル22の
一端が接続され、この吐出ノズル22の他端には吐出フ
ランジ23が接続されている。この吐出フランジ23の
中央部には吐出口25が開口している。
ケーシング殻1の内側には羽根車8が設けられ、この羽
根車8はボス9と一体的になっており、このボス9は主
軸10の自由端にキー13を介して連結されている。主
軸10は軸受(図示せず)により回転自在に支持されて
いる。主軸10には軸封装置11が装着され、この軸封
装置11は、ケーシング殻1に固着されたケーシングカ
ックー12により支持されている。また、羽根車8の吸
込み側の端縁部8aと吸込みノズル4の内周との間には
、断面をほぼL字状とするライナーリング28が嵌め込
まれている。このライナーリング28は、羽根車8の端
縁部8aと吸込みノズル4との間からの流体の逆流を抑
制するために設けられている。
根車8はボス9と一体的になっており、このボス9は主
軸10の自由端にキー13を介して連結されている。主
軸10は軸受(図示せず)により回転自在に支持されて
いる。主軸10には軸封装置11が装着され、この軸封
装置11は、ケーシング殻1に固着されたケーシングカ
ックー12により支持されている。また、羽根車8の吸
込み側の端縁部8aと吸込みノズル4の内周との間には
、断面をほぼL字状とするライナーリング28が嵌め込
まれている。このライナーリング28は、羽根車8の端
縁部8aと吸込みノズル4との間からの流体の逆流を抑
制するために設けられている。
また、この遠心ポンプでは、ケーシング殻1や吸込みノ
ズル4は、上記のように、薄い鋼板で作られているので
、吸込みフランジ14に過大な外力が作用したり、ケー
シング殻1の壁部7にポンプ運転中の内圧が作用したり
すると、ケーシング殻1や吸込みノズル4が変形する恐
れがある。
ズル4は、上記のように、薄い鋼板で作られているので
、吸込みフランジ14に過大な外力が作用したり、ケー
シング殻1の壁部7にポンプ運転中の内圧が作用したり
すると、ケーシング殻1や吸込みノズル4が変形する恐
れがある。
しかして、この実施例によれば、これらの変形を阻止す
るために、吸込側の壁部7を鏡板状に湾曲に形成してケ
ーシング殻1自体の強度を向上させている。また、吸込
みフランジ14とケーシング殻1の壁部7との間に、強
度を増すための、支持部材19を介装している。
るために、吸込側の壁部7を鏡板状に湾曲に形成してケ
ーシング殻1自体の強度を向上させている。また、吸込
みフランジ14とケーシング殻1の壁部7との間に、強
度を増すための、支持部材19を介装している。
この支持部材19は、第3図に示すように、全体として
は環状に形成されるとともに、板厚tの鋼板で形成され
ており、第4図からも明らかなように、周方向には、平
面部aと曲面部すとを交互に繰り返して波形状に形成さ
れている。また、互いに隣接する平面部aと平面部aと
の間には凹部20が形成されており、この凹部20の底
を形成する曲面部すは、第1図に示すように、ケーシン
グ殻1の壁部7の外表面に沿う形状になっている。
は環状に形成されるとともに、板厚tの鋼板で形成され
ており、第4図からも明らかなように、周方向には、平
面部aと曲面部すとを交互に繰り返して波形状に形成さ
れている。また、互いに隣接する平面部aと平面部aと
の間には凹部20が形成されており、この凹部20の底
を形成する曲面部すは、第1図に示すように、ケーシン
グ殻1の壁部7の外表面に沿う形状になっている。
そして、この曲面部すはケーシング殻1の壁部7に固着
され、平面部aは吸込みフランジ1−4の背面に固着さ
れている。
され、平面部aは吸込みフランジ1−4の背面に固着さ
れている。
この吸込みフランジ14には吸込配管用の相フランジ2
9が接続されており、この相フランジ29を接続するに
は、相フランジ29側から吸込みフランジ14のボルト
孔14a(第2図参照)を通してボルト31を挿入し、
このボルト31にナツト33をかけて締め付ける。この
ナツト33は、第1図に示すように、吸込みフランジ1
4と壁部7との間の隙間内に挿入されている。なお、想
像線で示されるボルト31やナツト33の部分は第2図
における■−■断面を示している。
9が接続されており、この相フランジ29を接続するに
は、相フランジ29側から吸込みフランジ14のボルト
孔14a(第2図参照)を通してボルト31を挿入し、
このボルト31にナツト33をかけて締め付ける。この
ナツト33は、第1図に示すように、吸込みフランジ1
4と壁部7との間の隙間内に挿入されている。なお、想
像線で示されるボルト31やナツト33の部分は第2図
における■−■断面を示している。
また、吸込みフランジ14の表面から吐出口25の中心
線までの寸法L(第1図参照)は、規格により定められ
ているので、吸込みフランジ14と壁部7との間の隙間
は広くとれず、ナツト33は狭い隙間内に挿入されるこ
とになる。この狭い隙間内に、ナツト33を挿入して締
めたり緩めたりする作業はきわめて困難な作業になる。
線までの寸法L(第1図参照)は、規格により定められ
ているので、吸込みフランジ14と壁部7との間の隙間
は広くとれず、ナツト33は狭い隙間内に挿入されるこ
とになる。この狭い隙間内に、ナツト33を挿入して締
めたり緩めたりする作業はきわめて困難な作業になる。
しかして、この遠心ポンプでは、吸込フランジ14と壁
部7との間に作業用の空所35が形成されている。即ち
、支持部材19の凹部20に対向する吸込みフランジ1
4の背面には窪み部21が形成され、この窪み部21は
ボルト孔14aの領域に形成されており、この窪み部2
1と支持部材19の凹部20との間には、第5図に示す
ように、ナツト着脱用の空所35が形成されている。
部7との間に作業用の空所35が形成されている。即ち
、支持部材19の凹部20に対向する吸込みフランジ1
4の背面には窪み部21が形成され、この窪み部21は
ボルト孔14aの領域に形成されており、この窪み部2
1と支持部材19の凹部20との間には、第5図に示す
ように、ナツト着脱用の空所35が形成されている。
この種のポンプでは、長期間に亘って使用した場合に、
ボルト31及びナツト33が錆びて、メンテナンス時に
、ナツト33を緩めることができなくなる恐れがある。
ボルト31及びナツト33が錆びて、メンテナンス時に
、ナツト33を緩めることができなくなる恐れがある。
このような場合には、第6図に示すように、ボルト31
の軸部31aを切断線37に沿って切断し、軸部31a
とナツト33の一体物39を、第7図に示すように、ナ
ツト着脱用の作業用の空所35内で回転させて取り出せ
ばよいので、メンテナンスは極めて容易になる。
の軸部31aを切断線37に沿って切断し、軸部31a
とナツト33の一体物39を、第7図に示すように、ナ
ツト着脱用の作業用の空所35内で回転させて取り出せ
ばよいので、メンテナンスは極めて容易になる。
即ち、この実施例によれば、作業用の空所35の大きさ
は、軸部31aとナツト33の一体物39を、回転させ
て取り出すことのできる大きさに形成されている。
は、軸部31aとナツト33の一体物39を、回転させ
て取り出すことのできる大きさに形成されている。
次いで、この実施例の作用を説明する。
羽根車8を回転させると、流体は、吸込口6から吸込ま
れ、羽根車8を通って吐き出され、周方向に漸次増大す
るボリュート室Aを通り、さらにノズル22を通して吐
出フランジ23の吐出口25から吐出される。しかして
、このポンプの運転中には、ケーシング殻1内の内圧が
上昇するが、この実施例によれば、ケーシング殻1の吸
込み側の壁部7が鏡板状に湾曲して形成されているので
、この内圧に充分に耐えることができる。
れ、羽根車8を通って吐き出され、周方向に漸次増大す
るボリュート室Aを通り、さらにノズル22を通して吐
出フランジ23の吐出口25から吐出される。しかして
、このポンプの運転中には、ケーシング殻1内の内圧が
上昇するが、この実施例によれば、ケーシング殻1の吸
込み側の壁部7が鏡板状に湾曲して形成されているので
、この内圧に充分に耐えることができる。
また、この実施例によれば、ケーシング殻1の壁部7と
吸込みフランジ14との間に、全体として環状に形成さ
れかつ周方向に波形状に形成されてなる支持部材19が
介装されているので、この支持部材19により外力は吸
収されるとともに、鏡板状に湾曲して形成された剛性の
高いケーシング殻1の外表面に伝達されるので、仮に、
吸込みフランジ14に過大な外力が作用しても、この外
力は直接吸込みノズル4などに負荷されることはなく、
ライナーリング28の変形などを防止することができる
。
吸込みフランジ14との間に、全体として環状に形成さ
れかつ周方向に波形状に形成されてなる支持部材19が
介装されているので、この支持部材19により外力は吸
収されるとともに、鏡板状に湾曲して形成された剛性の
高いケーシング殻1の外表面に伝達されるので、仮に、
吸込みフランジ14に過大な外力が作用しても、この外
力は直接吸込みノズル4などに負荷されることはなく、
ライナーリング28の変形などを防止することができる
。
さらに、支持部材19の凹部2oに対向する吸込みフラ
ンジ14の背面のボルト孔14a領域に窪み部21を形
成し、この窪み部21と支持部材19の凹部20との間
に、ナツト33着脱用の空所35を形成したので、限ら
れた狭いスペース内に広い作業用の空所35を確保する
ことができるので、ナフト33着脱等の作業を容易に行
うことができる、など種々の効果が得られる。
ンジ14の背面のボルト孔14a領域に窪み部21を形
成し、この窪み部21と支持部材19の凹部20との間
に、ナツト33着脱用の空所35を形成したので、限ら
れた狭いスペース内に広い作業用の空所35を確保する
ことができるので、ナフト33着脱等の作業を容易に行
うことができる、など種々の効果が得られる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ケー
シング殻の吸込み側の壁部が鏡板状に湾曲して形成され
ているので、ポンプの運転中に、ケーシング殻内の内圧
が上昇しても、この内圧に充分に耐えることができる。
シング殻の吸込み側の壁部が鏡板状に湾曲して形成され
ているので、ポンプの運転中に、ケーシング殻内の内圧
が上昇しても、この内圧に充分に耐えることができる。
また、ケーシング殻の壁部と吸込みフランジとの間に、
全体として環状に形成されかつ周方向に波形状に形成さ
れてなる支持部材が介装されているので、外力は支持部
材により吸収されるとともに、鏡板状に湾曲して形成さ
れた剛性の高いケーシング殻の外表面に伝達されるので
、仮に、吸込みフランジに過大な外力が作用しても、こ
の外力は直接吸込みノズルなどに負荷されることがなく
、ライナーリング部等の変形を防止することができる。
全体として環状に形成されかつ周方向に波形状に形成さ
れてなる支持部材が介装されているので、外力は支持部
材により吸収されるとともに、鏡板状に湾曲して形成さ
れた剛性の高いケーシング殻の外表面に伝達されるので
、仮に、吸込みフランジに過大な外力が作用しても、こ
の外力は直接吸込みノズルなどに負荷されることがなく
、ライナーリング部等の変形を防止することができる。
さらに、支持部材の凹部に対向する吸込みフランジの背
面のボルト孔領域に窪み部を形成し、この窪み部と支持
部材の凹部との間に、ナツト着脱用の空所を形成したの
で、限られた狭いスペース内に広い作業用の空所を確保
することができるので、ナツト着脱等の作業を容易に行
うことができるなど種々の効果を奏する。
面のボルト孔領域に窪み部を形成し、この窪み部と支持
部材の凹部との間に、ナツト着脱用の空所を形成したの
で、限られた狭いスペース内に広い作業用の空所を確保
することができるので、ナツト着脱等の作業を容易に行
うことができるなど種々の効果を奏する。
図、第2図は同じく正面図、第3図は支持部材を示す正
面図、第4図は第3図のIV−rV断面図、第5図は第
1図のe方向矢視展開図、第6図及び第7図はボルトの
軸部とナツトとの一体物を空所から取り出す際の状態を
示す断面図である。
面図、第4図は第3図のIV−rV断面図、第5図は第
1図のe方向矢視展開図、第6図及び第7図はボルトの
軸部とナツトとの一体物を空所から取り出す際の状態を
示す断面図である。
1・・・ケーシング殻、4・・・吸込みノズル、7・・
・壁部、8・・・羽根車、14・・・吸込みフランジ、
14a・・・ボルト孔、19・・・支持部材、20・・
・凹部、21・・・窪み部、22・・・吐出ノズル、2
9・・・相フランジ、31・・・ボルト、33・・・ナ
ツト、35・・・空所。
・壁部、8・・・羽根車、14・・・吸込みフランジ、
14a・・・ボルト孔、19・・・支持部材、20・・
・凹部、21・・・窪み部、22・・・吐出ノズル、2
9・・・相フランジ、31・・・ボルト、33・・・ナ
ツト、35・・・空所。
Claims (1)
- 鋼板をプレスにより深絞りして一体的に形成したケーシ
ング殻の吸込み側に吸込みフランジを備えてなる遠心ポ
ンプケーシングにおいて、ケーシング殼の吸込み側の壁
部を鏡板状に湾曲して形成するとともに、この鏡板状の
壁部と前記吸込みフランジとの間に、全体として環状に
形成されかつ周方向に波形状に形成されてなる支持部材
を介装し、この支持部材の凹部に対向する前記吸込みフ
ランジの背面のボルト孔領域に窪み部を形成し、この窪
み部と前記支持部材の凹部との間にナット着脱用の空所
を形成したことを特徴とする遠心ポンプケーシング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2172345A JP2808838B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 遠心ポンプケーシング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2172345A JP2808838B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 遠心ポンプケーシング |
Publications (2)
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JPH0460200A true JPH0460200A (ja) | 1992-02-26 |
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JPS63500817A (ja) * | 1985-05-17 | 1988-03-24 | クライン・シャンツリン・ウント・ベッカ−・アクチエンゲゼルシヤフト | 遠心ポンプケ−シング |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP2172345A patent/JP2808838B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63500817A (ja) * | 1985-05-17 | 1988-03-24 | クライン・シャンツリン・ウント・ベッカ−・アクチエンゲゼルシヤフト | 遠心ポンプケ−シング |
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Publication number | Publication date |
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JP2808838B2 (ja) | 1998-10-08 |
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