JPH046018Y2 - - Google Patents

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JPH046018Y2
JPH046018Y2 JP1980156276U JP15627680U JPH046018Y2 JP H046018 Y2 JPH046018 Y2 JP H046018Y2 JP 1980156276 U JP1980156276 U JP 1980156276U JP 15627680 U JP15627680 U JP 15627680U JP H046018 Y2 JPH046018 Y2 JP H046018Y2
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JP
Japan
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ring
mount
press
molded
axial direction
Prior art date
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JP1980156276U
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English (en)
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JPS5779830U (ja
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一眼レフカメラ本体におけるマウント
において、仕上がり精度が切削加工によるものと
同程度に高くできて、しかも生産性をあげること
ができる構造のものに関する。
レンズ鏡筒側のバヨネツト部をカメラ本体に装
着脱するためのマウントは、レンズ側及びカメラ
側に露出制御等の信号伝達を行なう信号部材や情
報伝達のための連動部材をカメラ本体側の所定位
置に保持する必要があるため所要の嵌合精度、嵌
合強度を要求される。
さらに、構造的にはレンズ鏡筒側バヨネツト部
との嵌合、連結を果す突出状の爪部や切欠部を、
レンズとの間の光軸方向のガタツキを規制し得る
ように寸法上の制約があり、構造、形状が非常に
複雑になつて被加工材から所望の形態に仕上げる
のに多数の加工工程を要する。
従来のマウントは、焼結成型したステンレス・
スチール製素体からこれを切削加工して成型して
おり、その加工費が高くコストの低減を図ること
が出来ないでいた。
さらに、切削加工には叙上の如く高精度の仕上
げ寸法および形態を要求されているため、各種工
作機械を用いて多くの工数をかけて切削仕上げて
いるのが現状である。
又、マウント本体それ自体をプレス成型するこ
とが考えられるものの、構造的に彫型から鍛造後
に取出すことができずに鍛造不可能であつたり、
マウントの厚さすなわち軸線方向の長さが大幅5
〜10mm前後あることにより精度があまくなりがち
であり、その異形度に比例して困難となる問題が
ある。
そこで、切削加工によるところの諸問題が解決
されていて、しかも同加工に準ずる仕上がり精度
を有する構造に係るものが望まれており、本考案
は斯る要望を満足したマウント構造を提供するこ
とを目的とする。
本考案はその目的を達成するために、マウント
本体を、少なくとも一枚板状リングと、このリン
グをベースとしてその軸線方向の重ね合せ面に重
合されるリングとに軸線方向に分割且つ夫々に軸
線方向にプレス成型すると共にこれらのリングの
上記重ね合せ面を熔接して一体化してなる構成と
したことを特徴とする。
すなわち、マウント本体を、その軸線方向に分
割することにより、複数の各リングそしてマウン
ト全体の仕上り精度を切削加工に準ずる程度まで
レベルアツプすると共にプレス成型によるところ
の生産性の向上を達成したものである。
以下、図面に基づいて本考案の実施の一例を詳
細に説明する。
マウント本体Aはカメラ本体Bに螺子1で着脱
自在に固定される周知の各種外観形状のものであ
り、螺子1の通孔2を開口すると共にシヤツター
駆動用作動ロツドが通る穴部3を有し、且つレン
ズ鏡筒CのバヨネツトC1が嵌合し且つ回転して
噛合連結する開口4および切欠部5および突出状
の爪部6を備えている。斯るマウント本体Aは、
軸線方向に夫々がプレス成型容易なブロツク形態
に適宜数分割して夫々プレス成型した各リング
A1,A2……によつて構成されており、レンズ鏡
筒Cと接する側の一枚板状リングA1をベースと
してこれの軸線方向の重ね合せ面aに他分割成型
したリング或いは径方向の内外にも分割されたリ
ングA2……を順次重合して、夫々の軸線方向の
重ね合せ面a,a1……で溶接し一体的に重合形成
している。
さらに具体例を揚げて説明する。
第2図乃至第4図に示す外観形状のマウント本
体Aは、プレス成型されて通孔2、穴部3、切欠
部5、爪部6および後述のリングA2の嵌合段部
7を有するリングA1と、プレス成型されたリン
グA2との二要素に分割構成し、両リングA1,A2
をその重ね合せ面aでスポツト溶接して積層形成
する。
第5図は上記実施例と同じ外観形状のマウント
本体Aを示し、このマウント本体Aは、プレス成
型されて通孔2、穴部3、切欠部5、爪部6を有
すると共に後述のリングA3とによりリングA2
嵌合段部7を備えるリングA1と、プレス成型さ
れたリングA2と、プレス成型されて通孔2a、
穴部3aを有し且つリングA1とで嵌合段部7を
形成するリングA3との三要素に分割構成し、リ
ングA1に対してリングA2,A3を夫々の重ね合せ
面a,a1でスポツト溶接して重合形成する。
第6図乃至第8図に示す外観形状のマウント本
体Aは、プレス成型されて通孔2を有すると共に
後述のリングA3とにより嵌合段部7を備えるリ
ングA1と、プレス成型されて切欠部5、爪部6
を有するリングA2と、プレス成型されてリング
A1とで嵌合段部7を形成するリングA3との三要
素に分割構成し、リングA1に対してリングA2
A3を夫々の重ね合せ面a,a1でスポツト溶接し
て重合形成する。
第9図、第10図は上記第6図に示す実施例と
同じ外観形状のマウント本体Aであり、第9図の
マウント本体Aは、プレス成型されて通孔2を有
すると共に後述のリングA3とにより嵌合段部7
を備えるリングA1と、プレス成型されて切欠部
5、爪部6を有するリングA2と、プレス成型さ
れてリングA1とで嵌合段部7を形成するリング
A3と、プレス成型されてリングA2における爪部
6との間に軸線方向の僅かの段部8を形成し得る
にたる薄厚状のリングA4との四要素に分割構成
し、リングA1に対してリングA2,A3を重ね且つ
該リングA2上にリングA4を重ねて夫々の重ね合
せ面a,a1,a2でスポツト溶接して重合形成す
る。
第10図のマウント本体Aは、プレス成型され
て通孔2を有すると共にリングA3とにより嵌合
段部7を備えるリングA1と、プレス成型されて
段部8、切欠部5、爪部6を有するリングA2と、
プレス成型されて該リングA2とリングA1との継
体であるリングA4と、プレス成型されてリング
A1とでリングA4の嵌合段部7を形成するリング
A3との四要素に分割構成し、リングA1上にリン
グA3,A4を重ね且つリングA4上にリングA2を重
ねて夫々の重ね合せ面a,a1,a2でスポツト溶接
して重合形成する。
これら、第6図、第9図、第10図に示したマ
ウント本体Aの穴部3は軸線方向に重合状の各構
成要素のリングを貫通している。
第11図乃至第12図に示す外観形状のマウン
ト本体Aは、プレス成型されて通孔2、穴部3を
有するリングA1と、プレス成型されて通孔2a、
穴部3a、切欠部5、爪部6を有するリングA2
との二要素に分割構成し、両リングA1,A2をそ
の重ね合せ面aでスポツト溶接して重合形成す
る。
尚、上記各実施例に示すマウント本体Aの外観
形状は図示のもはに限定されず、その他の各種の
外観形状に対応して、ベースであるリングA1と、
他の構成リングを軸線方向或いは径方向の内外に
も分割形成することにより重合形成可能であるこ
とは言うまでもない。
したがつて、上記各実施例で示す外観形状のマ
ウント本体Aのように、軸線方向およびリングの
直径方向に段差、爪部6等の突出物を持つ形態
を、一枚板状のリングA1をベースとして、これ
に他の軸線方向或いは径方向にも所定分割成型し
た各要素リングを組合せて自在に形成することが
できるものであり、特に第5図、第10図で例示
する様に各リングを、そのリング厚みと爪部6の
厚さ更に段高さとが等しい値を持つよう分割ブロ
ツク化せしめることによつて、高精度の仕上げ寸
法にプレス成型できるものであつた。
したがつて本考案によれば次の利点がある。
マウント本体が、夫々プレス成型容易なブロ
ツク形態の軸線方向に分割されて且つその軸線
方向の複数の各ブロツクを夫々プレス成型して
集成するところの構造であるため、鍛造による
成型が不可能な構造形態を含めて構造上の制限
がなく、しかもミーリング加工等の切削加工よ
りも格段効率的に大量生産できて、その精度、
強度ともに優れているものである。
仕上り精度が切削加工に準ずる程度に高く、
レンズ鏡筒側のバネヨツトとの所要の結合関係
を果すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカメラ本体に組込んだ本考案マウント
の一実施例を示す斜視図。第2図は拡大正面図。
第3図は断面図。第4図は分解して示す断面図。
第5図は第二実施例の断面図。第6図は第三実施
例の正面図。第7図は同断面図。第8図は同分解
断面図。第9図は第四実施例の断面図。第10図
は第五実施例の断面図。第11図は第六実施例の
正面図。第12図は同断面図。第13図は同分解
断面図である。 図中、A……マウント本体、B……一眼レフカ
メラ本体、C……レンズ鏡筒、C1……バヨネツ
ト、A1,A2,A3,A4……リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レンズ鏡筒側のバヨネツトが嵌合状に結合する
    一眼レフカメラ本体におけるマウントにおいて、
    マウント本体を、少なくとも一枚板状リングと、
    このリングをベースとしてその軸線方向の重ね合
    せ面に重合されるリングとに軸線方向に分割且つ
    夫々に軸線方向にプレス成型すると共にこれらの
    リングの上記重ね合せ面を熔接して一体化してな
    る一眼レフカメラ本体におけるマウント構造。
JP1980156276U 1980-10-30 1980-10-30 Expired JPH046018Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980156276U JPH046018Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980156276U JPH046018Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5779830U JPS5779830U (ja) 1982-05-17
JPH046018Y2 true JPH046018Y2 (ja) 1992-02-19

Family

ID=29515445

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980156276U Expired JPH046018Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55147620A (en) * 1979-05-08 1980-11-17 Canon Inc Bayonet device of lens-barrel

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55147620A (en) * 1979-05-08 1980-11-17 Canon Inc Bayonet device of lens-barrel

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JPS5779830U (ja) 1982-05-17

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