JPH0231363B2 - Renzukyotonoidokiko - Google Patents

Renzukyotonoidokiko

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JPH0231363B2
JPH0231363B2 JP8911879A JP8911879A JPH0231363B2 JP H0231363 B2 JPH0231363 B2 JP H0231363B2 JP 8911879 A JP8911879 A JP 8911879A JP 8911879 A JP8911879 A JP 8911879A JP H0231363 B2 JPH0231363 B2 JP H0231363B2
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JP
Japan
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cam
lens
cam member
holding frame
optical axis
Prior art date
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JP8911879A
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English (en)
Other versions
JPS5612606A (en
Inventor
Akyasu Washimi
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Priority to US06/166,825 priority patent/US4386829A/en
Priority to DE3026188A priority patent/DE3026188A1/de
Publication of JPS5612606A publication Critical patent/JPS5612606A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレンズ鏡筒のカム部材に関し、特に、
ズームレンズに使用されるカム部材に関するもの
である。従来ズームレンズ鏡筒に使用されている
カムは、筒部とカム部が金属円筒材料からなつて
おり、これをNC加工して、複雑な形状をした高
精度なカム部分を有するカム部材を形成してい
た。このカム部分にカムフロワーが圧接し、カム
フオロワーと一体的に結合された移動レンズを光
軸方向にカム部分に沿つて移動させ、所定の焦点
距離を得ていた。ズーム環を操作する場合カム部
分にわずかな傷があるとズーミング操作のトルク
に微少変動を生じ、良好なズーム操作感が得られ
ず、又光学性能にも悪影響を及ぼす。そのため、
カムフオロワーが圧接するカム部表面をなめらか
に仕上げるため、加工時、多大な工程をかけるこ
とからカム部材のコスト上昇が避けられなかつ
た。又、カム部材の周面に溝を刻つた溝カムの場
合は、円筒に外周から内周へ慣通した溝を加工す
るため、変形が生じ易く、カムの回転角の変形が
生じない範囲に制限されるという欠点もあつた。
一方このカム部材を合成樹脂で一体成形すると
いうものも知られているが、コスト上多大のメリ
ツトはあるものの、温度、湿度等の環境変化に対
する精度の劣化は避けられず、又、強度上も多少
の問題があつた。又、特開昭53−80226に見られ
る如く、円筒部を金属に置きかえたものも提案さ
れているが、この製法によると、樹脂の収縮の相
達の点から、精度上、問題があり、又価格的に
も、それ程の効果は期待できないものである。
特にズームリングのカム部材のコストを低減す
る方法として合成樹脂材料にて成形加工して製作
することは非常に有効である。しかし一方でズー
ムリングのズーム倍率を高倍率にする要望があ
り、これに答えるためには複雑なカム軌跡とした
り、又複数のレンズを異なつたカム軌跡で動かす
必要が生じる。そのためカム部材自体の構造の複
雑化と金型製作上のコストアツプ要因を抱えるこ
とになる。
本発明は、以上の諸点に鑑みなされたもので、
環境変化による精度の劣化が少なく、機械強度も
十分保有し、かつコストも安いカム部材の提供を
目的とするものである。
本発明はレンズ保持枠の光軸平行方向の移動を
制御するカム部材を合成樹脂材料にて成形すると
ともに、カム面をその外側面に形成し、該カム部
材を筒部材の内周に固定することによつて、該カ
ム部材自体が該筒部材の内周面より内径方向に突
出した突起状カムになるようにし、上記従来の諸
点の問題を解決し得たレンズ鏡筒の移動機構を提
供する。
以下図面にもとずき詳細に説明する。第1図は
本発明によるカムを使用したズームレンズの要部
断面概略図である。上側半分は広角側、下側半分
は望遠側を示し、いずれの場合も距離リング1は
無限遠側を示している。尚カム部材及びカムフオ
ロワー部はレンズ構成の前群レンズ群のもののみ
を示し、絞り部あるいはマウント部、連動レバー
類の詳細は略してある。
第2図は、本発明によるカム部材の断面斜視図
である。図において、1は距離リング、2は前群
レンズ、3は前群保持枠で、前記距離リング1と
合焦用ヘリコイド1a,3aにてヘリコイド結合
している。4は前群用スプリング、5は前群用カ
ムフオロワー、6はズームリング、6aは前群用
ズームカム面、6bは前群用保護壁面、6cは補
強用ボス、7は前群用ストツパーピン、8は前群
保持枠、9は後群、10は絞りリング、11は固
定筒、11aは直進案内溝、12はレンズマウン
ト部、13は絞り部、tは前群用間隙である。距
離リング1と前群2は一体的に結合されている。
前群保持枠3にはカムフオロワー5及びストツパ
ーピン7がネジ止めされそれぞれのカムフオロワ
ー5、ストツパーピン7は固定筒11の直線案内
溝11aにかん合し回転規制されている。従つて
距離リング1を回転させることにより、前群2は
回転し光軸方向に前後移動し焦点合わせが行なわ
れる。又、前群保持枠3に植設されたストツパー
ピン7には、固定筒の一端11bより伸ばされた
スプリング4の一端が固着されている。(第3図
参照)そのため、カムフオロワー5はズームリン
グ6のカム部分6aのカム面6a1にスプリング4
により附勢されて当接している。従つて、ズーム
リング6を回転させると、前群保持枠3はカム面
6a1に沿つて光軸方向に直進前後する。又、スト
ツパーピン7も同様に移動し、このストツパーピ
ンから微小な間隙tを隔てて前群用保護壁面6b
が形成されている。
一方後群は不図示の後群用カム面に沿つて、前
群同様に光軸方向に直進前後移動し、所定の焦点
距離が得られる。
第2図は本発明によるズームカムの断面斜視図
である。6はズームリング部の金属円筒形状であ
る。6aは前記ズームリング部6の内周に固定す
るカム部材であり、該カム部材は合成樹脂材料か
ら成り前記カムフオロワー5と圧接する面6a1
前記レンズ保持枠の光軸平行方向への移動量を表
わすカム面となるように突起状に成形加工によつ
て作られ、前記カム部材の材料と異なる材質の前
記ズームリング部6の内周に固定する。カム部材
6aのズームリング部6内周への固定の一方法と
して第2図においてはカム部材6aの上面に補強
用ボス6cを設け、該補強用ボス6cを、不図示
のズームリング部6の孔に嵌合してカム部材6a
を固定する。
ズームリング部6の材質は金属に限ることはな
く例えば熱膨張率の少ない合成樹脂を使用するこ
とも可能であり、又ボス部も、特に図示した形状
にこだわらないものである。
以上のように本発明は、レンズ保持枠の光軸平
行方向の移動を制御するカム部材を合成樹脂材料
にて成形するとともに、カム面をその外側面に形
成し、該カム部材を筒部材の内周に固定すること
によつて、該カム部材自体が該筒部材の内周面よ
り内径方向に突出した突起状カムになるようにし
て、該筒部材の光軸回りの回転によつて該レンズ
保持枠を光軸方向に移動するようにしたことを特
徴とするレンズ鏡筒の移動機構であり、次のよう
効果を得る。
1 ズームカム部が成形加工可能となり、合成樹
脂によつて成形することによりスムーズなズー
ム操作が得られ、又、材料自身に潤活剤を入れ
ることも可能である。
2 合成樹脂で一体成形したカムと比較すると温
度、湿度等の変化が微小であり、それだけ精度
の良いカムとなる。
3 外側円筒部を金属にすれば、機械強度が十分
とれる。又形状が単純なため、プレス絞り部品
となる。
4 成形時の変形が少なく高精度、同一品質のも
のができる。
5 安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカム部材を用いたレンズ鏡胴
の要部の断面図。第2図はカム部材の断面斜視
図。第3図はストツパーピン7の斜視図。 6……ズーミング操作部とカム部を一体的に成
形した部材、6a……部材6のカム部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 レンズを保持したレンズ保持枠と、 前記レンズ保持枠の光軸平行方向の移動を制御
    するカム部材を有した筒部材と、 前記レンズ保持枠に固定し、前記カム部材と圧
    接するカムフオロワーを有したレンズ鏡筒の移動
    機構において、 前記カム部材は合成樹脂材料から成つており、
    該カム部材は前記カムフオロワーと圧接し前記レ
    ンズ保持枠の光軸平行方向への移動量を表わすカ
    ム面がその外側面に形成され、 前記カム部材を前記筒部材の内周に固定するこ
    とによつて、前記カム部材自体が該筒部材の内周
    面より内径方向に突出した突起状カムになるよう
    にして、該筒部材の光軸回りの回転によつて前記
    レンズ保持枠を光軸方向に移動するようにしたこ
    とを特徴とするレンズ鏡筒の移動機構。
JP8911879A 1979-07-13 1979-07-13 Renzukyotonoidokiko Expired - Lifetime JPH0231363B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8911879A JPH0231363B2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13 Renzukyotonoidokiko
US06/166,825 US4386829A (en) 1979-07-13 1980-07-08 Mechanical mounting system for a zoom lens assembly
DE3026188A DE3026188A1 (de) 1979-07-13 1980-07-10 Mechanische fassung fuer einen zoom-linsenaufbau

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8911879A JPH0231363B2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13 Renzukyotonoidokiko

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5612606A JPS5612606A (en) 1981-02-07
JPH0231363B2 true JPH0231363B2 (ja) 1990-07-12

Family

ID=13961969

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JP8911879A Expired - Lifetime JPH0231363B2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13 Renzukyotonoidokiko

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04113369U (ja) * 1991-03-22 1992-10-02 イーグル工業株式会社 二重形のガスケツト

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6055804B2 (ja) * 1980-12-18 1985-12-06 キヤノン株式会社 フオ−カス操作環の移動停止位置調整装置を有する撮影レンズ
JPS597319A (ja) * 1982-07-05 1984-01-14 Hitachi Ltd ズ−ムレンズ用カムフオロア

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JPS5612606A (en) 1981-02-07

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