JPH046002Y2 - - Google Patents

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JPH046002Y2
JPH046002Y2 JP2864586U JP2864586U JPH046002Y2 JP H046002 Y2 JPH046002 Y2 JP H046002Y2 JP 2864586 U JP2864586 U JP 2864586U JP 2864586 U JP2864586 U JP 2864586U JP H046002 Y2 JPH046002 Y2 JP H046002Y2
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JP
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lens
ferrule
optical fiber
fixed
cylindrical
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JP2864586U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 光通信等に用いる光デバイス用のレンズの固定
構造であつて、フエルールを固定する円筒状固定
金具とレンズ間に空間を形成し、レンズの剥離を
防止するようにした。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、光デバイス用レンズの固定構造に係
り、とくにフエルールからレンズが剥離しないよ
うにしたレンズの固定構造に関する。
驚異的を開発が続けられている光フアイバは、
光通信、光学機器の分野で多用されており、この
光フアイバとレンズとの結合は光フアイバをフエ
ルールに挿入固定し、このフエルールの端部にレ
ンズを光学接着剤で固着して、さらに円筒状固定
金具内に接着する構造が用いられている。
〔従来の技術〕 第2図は、従来のレンズの固定構造を説明する
断面図である。
図において、レンズ6と略同じ膨脹係数の材料
例えばセラミツク等からなり、光フアイバ5の挿
通孔31を穿設してなるフエルール3に、一側端
部の被覆を所定長除去した光フアイバ5を挿通し
て固着し、この光フアイバ5の端部を剥離した端
部を接着したフエルール3の端部に、透明な例え
ばレンズボンド等の光学接着剤4でレンズ6を着
した状態で、金属例えばステンレス鋼等からなる
円筒状固定金具2に挿入して、接着剤で一体的に
接着したるのち、円筒状固定金具2を筐体1に固
定する構造である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のレンズの固定構造にあつては、光フア
イバを挿着したフエルールとレンズを一旦固定し
ておき、これを一体的に円筒状固定金具内に挿入
して接着剤で固定しているので、光デバイスを構
成する各材質の熱膨脹係数差等による歪、応力に
より、接着剤に剥離が生じ光の結合効率が低下
し、信頼性に欠けるという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決して接着剤の剥
離を防止し信頼性の向上を図つたレンズの固定構
造を提供するものである。
すなわち、光デバイス用レンズの固定構造を、
該レンズと略同じ膨脹係数を有する材質からな
り、光フアイバを挿通接着してなるフエルールの
端面に、レンズを接着固定し、該フエルールを筐
体1に固定する円筒状固定金具に固着し、該円筒
状固定金具とレンズ間に空間を形成することによ
つて解決される。
〔作用〕
上記レンズの固定構造は、光フアイバを挿通固
着したフエルールの端面に、レンズを接着固定し
たのち、円筒状固定金具の内面にフエルールのみ
を接着するので、レンズが各材質の膨脹係数差に
よる歪、応力に影響されないので、結合効率の低
下を防止する。
〔実施例〕
第1図は、本考案の一実施例を説明する断面図
である。第1図において、この考案を特徴づける
レンズの固定構造は第2図と同様、筐体、円筒状
固定金具、フエルール、光フアイバならびにレン
ズ等をそなえているが、該円筒状固定金具および
フエルールを改善した点に特徴を有する。したが
つて円筒状固定金具およびフエルール以外の部分
には第2図と同じ符号を付しており、ここではこ
れらの部分の説明は省略するものとする。
本考案を特徴づけるフエルール8は、レンズ6
と略同じ膨脹係数を有する材料例えばセラミツク
等からなり、光フアイバ5の挿通孔81を穿設し
たレンズより太径のフエルール8に、一側端部の
被覆を所定長除去した光フアイバ5を挿通して固
着し、この光フアイバ5の端部を剥離した端部を
接着したフエルール8の端部に、透明な例えばレ
ンズボンド等の光学接着剤4でレンズ6を同軸と
なるように固着した状態で、金属例えばステンレ
ス鋼等からなる円筒状固定金具7に挿入して、接
着剤でフエルール8のみを接着したものである。
したがつて、レンズ6は円筒状固定金具7の内
周とは接着されず空間を形成するとともにレンズ
6を覆う形となつている。そうしてこの円筒状金
具7を筐体に固着する構造である。
なお、本実施例ではフエルールの材質をセラミ
ツクについて説明したが、セラミツクに限らずス
テンレス鋼その他レンズと略同じ膨脹係数の有す
る他の材料であつても構わない。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ばレンズが円筒状固定金具と接触していないの
で、周囲温度の変化に影響することが少なくな
り、接着剤の剥離が防止できるとともに、信頼性
の向上に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を説明する断面
図、第2図は、従来のレンズの固定構造を説明す
る断面図である。 図において、1は筐体、2,7は円筒状固定金
具、3,8はフエルール、4は光学接着剤、5は
光フアイバ、6はレンズ、31,81は光フアイ
バ挿通孔、をそぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光デバイス用レンズの固定構造を、該レンズ6
    と略同じ膨脹係数を有する材料からなり、光フア
    イバを挿通接着してなるフエルール8の端面に、
    レンズ6を接着固定し、該フエルール8を筐体1
    に固定する円筒状固定金具7に固着し、該円筒状
    固定金具7とレンズ6間に空間を形成することを
    特徴とするレンズの固定構造。
JP2864586U 1986-02-27 1986-02-27 Expired JPH046002Y2 (ja)

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JP2864586U JPH046002Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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JP2864586U JPH046002Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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JPS62140502U JPS62140502U (ja) 1987-09-04
JPH046002Y2 true JPH046002Y2 (ja) 1992-02-19

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2509582B2 (ja) * 1986-10-17 1996-06-19 株式会社東芝 光フアイバコリメ−タ
JP6390265B2 (ja) * 2014-08-22 2018-09-19 住友電気工業株式会社 レンズ付きコネクタ

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Publication number Publication date
JPS62140502U (ja) 1987-09-04

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