JP3610204B2 - 光導波路モジュール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信分野などで用いられる光導波路チップと入出力用の光ファイ−とから構成される光導波路モジュールについて、信頼性を向上させた光導波路モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の光導波路モジュールの例として導波路型多分岐モジュールのブロック図を図4に示す。まず主要部品として光導波路チップ1 と接続用光部品から構成されており、接続用光部品としては、例えばV溝を石英基板上に形成し、所望の位置に光ファイバを接着剤などで配置固定したものが用いられている。光導波路チップ1 及び光ファイバブロック2,3 の接続面は端面研磨されており、多芯接続の場合は多芯光ファイバブロック3 のそれぞれのコア間隔は、光導波路チップ1 のコアと一致するように作製されている。また光導波路チップ1 及び光ファイバブロック2,3 は光軸を一致させた後、一般的に接着剤4 により接続固定されている。この構造の導波路型多分岐モジュールに例えば熱収縮チューブを実装することにより信頼性を向上させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の光導波路モジュールにあっては、光導波路チップ及び光ファイバブロックが矩形であるのに対し熱収縮チューブが円形であるために、熱収縮チューブを光導波路チップ及び光ファイバブロックに完全に密着させるように収縮するには長時間の加熱が必要となり、接着剤のゆるみにより挿入損失の劣化をまねいてしまう。
【0004】
本発明の目的は、光回路が形成された光導波路チップとその光導波路チップの両端面に少なくとも1本以上の光ファイバを基板上に整列固定した光ファイバブロックを光軸が一致するように接続固定した光導波路モジュールにおいて、実装が容易でありかつ高信頼性を得る構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はこれらの課題を解決するためのものであり、光回路が形成された矩形の光導波路チップとその光導波路チップの両端面に少なくとも1本以上の光ファイバを基板上に整列固定した矩形の光ファイバブロックを光軸が一致するように接続固定するとともに、前記接続固定された光導波路チップ及び光ファイバブロックの外周に円形の熱収縮チューブを実装してなる光導波路モジュールにおいて、前記光導波路チップと前記光ファイバブロックとが接続された接続部の少なくとも一つの面一定以上の高さまで接着剤を断面の形状が円形に近い形に隆起させ、かつ、前記熱収縮チューブを接着剤のガラス転移点以下で実装させて前記接着剤を内周に密着させてなることを特徴とする光導波路モジュールを提供する。
【0006】
さらに、請求項1記載の光導波路モジュールに熱収縮チューブを実装した光導波路モジュールにおいて、隆起した接着剤と熱収縮チューブが密着している光導波路モジュールを提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は本発明の光導波路モジュールの一実施例を示す斜視図であり、図2は熱収縮チューブを実装した光導波路モジュールについて光軸方向の断面を示す図であり、図3は熱収縮チューブを実装した光導波路モジュールについて光軸垂直方向の接続部断面を示す図である。
【0008】
図1の本発明の光導波路モジュールにおいて、1は多分岐型光導波路チップ、2は単芯光ファイバブロック、3は多芯光ファイバブロック、4は接着剤とから構成されている。光導波路チップ1と光ファイバブロック2、3との光軸を一致させ接着剤4にて固定するときに光導波路チップ1の上面と底面に接着剤を盛り上げ、接続部の断面の形状を円形に近い形にしている。
【0009】
この光導波路モジュールに熱収縮チューブ5を実装した状態の光軸方向の断面図を図2に示す。また、光軸垂直方向の断面図を図3に示す。図2、3で示されりように矩形の光導波路チップ1および光ファイバブロック2、3の接続部を円形に近い形にしたことにより、熱収縮チューブ5の内部温度を使用している接着剤4のガラス転移温度以下にして実装した場合でも接続部は完全に熱収縮チューブと密着していることが分かる。
【0010】
以上の結果、挿入損失の劣化につながる接続部の位置ずれは完全に抑止されるため、挿入損失が劣化しないように熱収縮チューブを収縮し、信頼性のある光導波路モジュールが実現可能となる。ただし、接続部以外の場所については、完全に密着していてもそうでなくても良く、樹脂等で封止されていても構わない。また、接続部の接着剤を盛り上げる際は、熱収縮チューブを実装したときに密着しやすい形状になっていれば、上記の限りでない。さらに実装の形態は熱収縮チューブのみとは限らず、接着剤を隆起させることにより接続部の実装を容易にした場合、同様の効果が得られることは容易に考えられる。
【0011】
【発明の効果】
本発明は以上のとおり、光回路が形成された矩形の光導波路チップとその光導波路チップの両端面に少なくとも1本以上の光ファイバを基板上に整列固定した矩形の光ファイバブロックを光軸が一致するように接続固定するとともに、前記接続固定された光導波路チップ及び光ファイバブロックの外周に円形の熱収縮チューブを実装してなる光導波路モジュールにおいて、前記光導波路チップと前記光ファイバブロックとが接続された接続部の少なくとも一つの面一定以上の高さまで接着剤を断面の形状が円形に近い形に隆起させ、かつ、前記熱収縮チューブを接着剤のガラス転移点以下で実装させて前記接着剤を内周に密着させてなるために、実装が容易でありかつ高信頼性のある光導波路モジュールを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光導波路モジュールの一実施例を示す斜視図である。
【図2】熱収縮チューブを実装した光導波路モジュールについて光軸方向の断面を示す図である。
【図3】熱収縮チューブを実装した光導波路モジュールについて光軸垂直方向の接続部断面を示す図である。
【図4】従来の光導波路モジュールを示す斜視図。
【符号の説明】
1 多分岐型光導波路チップ
2 単芯光ファイバブロック
3 多芯光ファイバブロック
4 接着剤
5 熱収縮チューブ

Claims (1)

  1. 光回路が形成された矩形の光導波路チップとその光導波路チップの両端面に少なくとも1本以上の光ファイバを基板上に整列固定した矩形の光ファイバブロックを光軸が一致するように接続固定するとともに、前記接続固定された光導波路チップ及び光ファイバブロックの外周に円形の熱収縮チューブを実装してなる光導波路モジュールにおいて、前記光導波路チップと前記光ファイバブロックとが接続された接続部の少なくとも一つの面一定以上の高さまで接着剤を断面の形状が円形に近い形に隆起させ、かつ、前記熱収縮チューブを接着剤のガラス転移点以下で実装させて前記接着剤を内周に密着させてなることを特徴とする光導波路モジュール。
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