JPH0459889A - スラグよりの土壌改良材の製造方法 - Google Patents
スラグよりの土壌改良材の製造方法Info
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Landscapes
- Fertilizers (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は現在はその利用が十分ではない製鉄。
製鋼スラグを有効に活用し、土壌改良材を造る方法に関
するものである。
するものである。
〈従来の技術〉
最近酸性雨による植物の被害、ゴルフ場に於ける農薬の
被害など色々な自然破壊が問題となっている。
被害など色々な自然破壊が問題となっている。
一方製鉄、製鋼スラグは完全には利用されておらず、そ
の廃棄場所にも困っている現状である。
の廃棄場所にも困っている現状である。
しかし、これらのスラグ類は、下記第1表にも示す如く
石灰、硅酸の2成分が主なもので他にアルミナ、マグネ
シア、鉄、マンガン等植物の生育には有効成分ばかり含
んでおり、有害となるものは殆どない。
石灰、硅酸の2成分が主なもので他にアルミナ、マグネ
シア、鉄、マンガン等植物の生育には有効成分ばかり含
んでおり、有害となるものは殆どない。
第1表
現にこれらはスラグは適当に粉砕されて、珪鉄肥料や副
産石灰等として利用されているのが現状である。
産石灰等として利用されているのが現状である。
しかるにこれらスラグは上記第1表にも伴記し如く、吸
水性が小さく、保水性に欠ける為その肥効が十分に発揮
されないという欠点がある□。
水性が小さく、保水性に欠ける為その肥効が十分に発揮
されないという欠点がある□。
〈発明が解決しようとする課題〉
本発明は上述した如く、成分的には植物の生育に有効成
分を含むが保水性にかけるが為にそれを有用に活用しき
れないスラグに対し多孔質セラミックスを組み合わせる
ことにより全体として保水性に富む土壌改良材を提供す
ることを目的とする。
分を含むが保水性にかけるが為にそれを有用に活用しき
れないスラグに対し多孔質セラミックスを組み合わせる
ことにより全体として保水性に富む土壌改良材を提供す
ることを目的とする。
〈課題を解決する為の手段〉
上記本発明の目的は、次の如き手段によって解決出来る
。即ち、耐火粘土15〜30重量%、残部微粉砕した製
鉄、製鋼スラグからなる混合物を焼成し、次いで徐冷す
るスラグよりの土壌改良材の製造方法である。
。即ち、耐火粘土15〜30重量%、残部微粉砕した製
鉄、製鋼スラグからなる混合物を焼成し、次いで徐冷す
るスラグよりの土壌改良材の製造方法である。
ここで、用いるスラグ中に酸化鉄など焼成時にガス発生
を伴う成分を多く含む場合には、スラグに混合する物質
としては耐火粘土のみでよいが、酸化鉄などのガス発生
成分をあまり含まないスラグの場合には焼成してその後
にボアが出来る有機質(例えばノコクズ等)を5重量%
以下の範囲で添加することもある。
を伴う成分を多く含む場合には、スラグに混合する物質
としては耐火粘土のみでよいが、酸化鉄などのガス発生
成分をあまり含まないスラグの場合には焼成してその後
にボアが出来る有機質(例えばノコクズ等)を5重量%
以下の範囲で添加することもある。
耐火粘土を15〜30%重量の範囲で添加するのは、1
5重量%未満では製品の粘結性に欠けると共に焼成まで
の取扱中の粉化が起こり易いためで、一方30重量%を
越えるとスラグの分量を低め吸水性も小となりすぎるか
らである。
5重量%未満では製品の粘結性に欠けると共に焼成まで
の取扱中の粉化が起こり易いためで、一方30重量%を
越えるとスラグの分量を低め吸水性も小となりすぎるか
らである。
又焼成条件については、スラグの成分、及びその他物質
の混合比にもよるが大体900〜1050”Cで行い、
その後の冷却は製品表面がガラス質とならない様に徐冷
する。
の混合比にもよるが大体900〜1050”Cで行い、
その後の冷却は製品表面がガラス質とならない様に徐冷
する。
く作用〉
本発明では、スラグに耐火粘土単味、又は耐火粘土と有
機質を添加し、焼成することにより、有機質は勿論、ス
ラグや耐火粘土中に含まれている。
機質を添加し、焼成することにより、有機質は勿論、ス
ラグや耐火粘土中に含まれている。
ガス化成分が放出された跡が微細な孔となり無数に出来
、スラグ自体も膨張し、得られる製品は石灰分を多量に
含んだ多孔質の一種のセラミックスの如きものとなる。
、スラグ自体も膨張し、得られる製品は石灰分を多量に
含んだ多孔質の一種のセラミックスの如きものとなる。
従ってその吸収率は30〜41%ともなり、−船釣なス
ラグが上記第1表に示した如く1.0〜6.0%である
のと比べると著しく吸水性に富むものである。
ラグが上記第1表に示した如く1.0〜6.0%である
のと比べると著しく吸水性に富むものである。
又得られる製品の石灰分(Cab)は25〜35重量%
でありこれはアルカリ肥料として十分である。
でありこれはアルカリ肥料として十分である。
〈実施例〉
以下本発明の実施例を示す。
この実施例は、電気炉スラグ68重量%、本節粘土27
重量%及び有機質としてのノコクズ5重量%を、混合の
後電気炉にて1000℃で30分間保持し、その後徐冷
した。 。
重量%及び有機質としてのノコクズ5重量%を、混合の
後電気炉にて1000℃で30分間保持し、その後徐冷
した。 。
得られた製品の吸水率は40.8%、見掛気孔率は55
.9%、嵩比重は1.37であった。
.9%、嵩比重は1.37であった。
〈発明の効果〉
以上述べて来た如く、本発明によれば従来あまり有効利
用されてはいない製鉄、製鋼スラグに耐火粘土、又は耐
火粘土と有機質を加え、焼成後徐冷という簡単な操作で
吸水性に富む製品を得ることが出来、長期に酸性土壌の
中和及び農薬の効果保持を図ることが出来る。従って農
薬の使用回数を減少させ農薬類の被害を少なくする効果
を有する。
用されてはいない製鉄、製鋼スラグに耐火粘土、又は耐
火粘土と有機質を加え、焼成後徐冷という簡単な操作で
吸水性に富む製品を得ることが出来、長期に酸性土壌の
中和及び農薬の効果保持を図ることが出来る。従って農
薬の使用回数を減少させ農薬類の被害を少なくする効果
を有する。
又本発明で得られる製品は多孔質であるので土壌の乾湿
を調整して、土沖の微生物増殖の担体の働きをするので
、スラグが有する肥効成分と相乗して、土壌を植物の生
育に最適な条件に保つという効果をも奏するものである
。
を調整して、土沖の微生物増殖の担体の働きをするので
、スラグが有する肥効成分と相乗して、土壌を植物の生
育に最適な条件に保つという効果をも奏するものである
。
特許出願人 泉山精土株式会社
代 理 人 有 吉 教 晴平成2年8
月29日
月29日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、耐火粘土15〜30重量%、残部微粉砕した製鉄、
製鋼スラグから成る混合物を焼成し、次いで徐冷するこ
とを特徴とするスラグよりの土壌改良材の製造方法。 2、耐火粘土15〜30重量%、有機質5重量%以下(
0を含まず)、残部微粉砕した製鉄、製鋼スラグから成
る混合物を焼成し、次いで徐冷することを特徴とするス
ラグよりの土壌改良材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17244090A JPH0459889A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | スラグよりの土壌改良材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17244090A JPH0459889A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | スラグよりの土壌改良材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0459889A true JPH0459889A (ja) | 1992-02-26 |
JPH0478677B2 JPH0478677B2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15942026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17244090A Granted JPH0459889A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | スラグよりの土壌改良材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0459889A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0952201A1 (en) * | 1998-04-24 | 1999-10-27 | Createrra Inc. | Organic compost modifier and modified organic compost modified by the same |
KR100481372B1 (ko) * | 1997-12-16 | 2005-06-20 | 주식회사 포스코 | 전로슬래그를이용한산성토양중화재의제조방법 |
KR100601083B1 (ko) * | 2001-08-31 | 2006-07-14 | 주식회사 포스코 | 투수성이 우수한 토양개량재 제조방법 |
JP2006219604A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Ohbayashi Corp | 土壌改良工法及び土壌改良材 |
KR100903637B1 (ko) * | 2002-12-24 | 2009-06-18 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 탄소질 함유 토양 개량재 및 그의 제조 방법 |
KR101007779B1 (ko) * | 2003-12-23 | 2011-01-14 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 제강슬래그를 이용한 성형체 및 그의 제조방법 |
JP2011093946A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Jfe Steel Corp | 土壌改良材 |
JP2015142918A (ja) * | 2015-03-13 | 2015-08-06 | Jfeスチール株式会社 | 土壌改良材 |
CN112195028A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-08 | 鞍钢集团矿业有限公司 | 一种碱化水稻土复合改良剂及改良方法 |
-
1990
- 1990-06-28 JP JP17244090A patent/JPH0459889A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR101007779B1 (ko) * | 2003-12-23 | 2011-01-14 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 제강슬래그를 이용한 성형체 및 그의 제조방법 |
JP2006219604A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Ohbayashi Corp | 土壌改良工法及び土壌改良材 |
JP2011093946A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Jfe Steel Corp | 土壌改良材 |
JP2015142918A (ja) * | 2015-03-13 | 2015-08-06 | Jfeスチール株式会社 | 土壌改良材 |
CN112195028A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-08 | 鞍钢集团矿业有限公司 | 一种碱化水稻土复合改良剂及改良方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0478677B2 (ja) | 1992-12-11 |
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