JPH0459802B2 - - Google Patents
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- JPH0459802B2 JPH0459802B2 JP58148696A JP14869683A JPH0459802B2 JP H0459802 B2 JPH0459802 B2 JP H0459802B2 JP 58148696 A JP58148696 A JP 58148696A JP 14869683 A JP14869683 A JP 14869683A JP H0459802 B2 JPH0459802 B2 JP H0459802B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q15/00—Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
- H01Q15/14—Reflecting surfaces; Equivalent structures
- H01Q15/141—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing reflecting surfaces
- H01Q15/142—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing reflecting surfaces using insulating material for supporting the reflecting surface
- H01Q15/144—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing reflecting surfaces using insulating material for supporting the reflecting surface with a honeycomb, cellular or foamed sandwich structure
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q25/00—Antennas or antenna systems providing at least two radiating patterns
- H01Q25/001—Crossed polarisation dual antennas
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
〔背景〕
この発明は、人工衛星や宇宙船に取付けて地球
上の送受信局と通信するために使用することので
きる、直交する2つの偏波を使用するためのコン
パクトなアンテナ構体に関する。
上の送受信局と通信するために使用することので
きる、直交する2つの偏波を使用するためのコン
パクトなアンテナ構体に関する。
米国特許第3898667号および第3096519号の各明
細書およびアイ・イー・イー・イー(IEEE)の
CH1352−4/78/0000−0343号第343〜347頁掲
載のローゼン(A.Rosen)の論文「SBS通信衛星
−集積化設計(SBS Communication Satellite
−An Integrated Design)」には、互いに直角な
偏波に応動する電源と反射器により同じ周波数帯
で複数の信号を独立に送受できるアンテナ方式が
記載されている。上記米国特許第3898667号では
各反射器がそれぞれの焦点を一致させずに重ねら
れ、その反射面がそれぞれ平行な反射性導電素子
から成り、各反射器の反射素子が互いに直交して
いる。各反射器はその素子に対して同様に偏つた
付属フイードを有する。各反射器は回転放物面の
一部であつて、素子がある方向例えば水平方向を
向いた第1の反射器の一部が素子が第2の方向例
えば垂直方向を向いた第2の反射器の一部に重な
り、素子が第2の反射器の素子と同じ方向を向い
た第3の反射器の一部が素子が第1の反射器の素
子と同じ方向を向いた第4の反射器の一部に重な
つている。各反射器は支柱によつて衛星に取付け
られ、その支持の材料は電磁波に不透明な黒鉛繊
維入りエポキシ樹脂組成物(GFEC)と開示され
ている。
細書およびアイ・イー・イー・イー(IEEE)の
CH1352−4/78/0000−0343号第343〜347頁掲
載のローゼン(A.Rosen)の論文「SBS通信衛星
−集積化設計(SBS Communication Satellite
−An Integrated Design)」には、互いに直角な
偏波に応動する電源と反射器により同じ周波数帯
で複数の信号を独立に送受できるアンテナ方式が
記載されている。上記米国特許第3898667号では
各反射器がそれぞれの焦点を一致させずに重ねら
れ、その反射面がそれぞれ平行な反射性導電素子
から成り、各反射器の反射素子が互いに直交して
いる。各反射器はその素子に対して同様に偏つた
付属フイードを有する。各反射器は回転放物面の
一部であつて、素子がある方向例えば水平方向を
向いた第1の反射器の一部が素子が第2の方向例
えば垂直方向を向いた第2の反射器の一部に重な
り、素子が第2の反射器の素子と同じ方向を向い
た第3の反射器の一部が素子が第1の反射器の素
子と同じ方向を向いた第4の反射器の一部に重な
つている。各反射器は支柱によつて衛星に取付け
られ、その支持の材料は電磁波に不透明な黒鉛繊
維入りエポキシ樹脂組成物(GFEC)と開示され
ている。
上記米国特許第3096519号は他の独立の反射器
と共通の表面を持ち、Vビーム高度測定用レーダ
方式に適する複合マイクロ波エネルギ反射器を開
示しているが、この構体では、まず同形の2つの
反射器を重ねて両者の素子面がどこでも緊密に接
触するようにした後、一方の反射器を各反射器の
一部が従う回転形の回転軸の周りに回転して複合
反射器を得る。またこの複合反射器は各成分アン
テナの一部だけが回転放物面に一致している。回
転角が増して一方の反射器が他方の反射器からさ
らに変位すると、両者に共通の領域の大きさが減
少するので、これに応じてアンテナ全体の面積を
増大することが必要となる。
と共通の表面を持ち、Vビーム高度測定用レーダ
方式に適する複合マイクロ波エネルギ反射器を開
示しているが、この構体では、まず同形の2つの
反射器を重ねて両者の素子面がどこでも緊密に接
触するようにした後、一方の反射器を各反射器の
一部が従う回転形の回転軸の周りに回転して複合
反射器を得る。またこの複合反射器は各成分アン
テナの一部だけが回転放物面に一致している。回
転角が増して一方の反射器が他方の反射器からさ
らに変位すると、両者に共通の領域の大きさが減
少するので、これに応じてアンテナ全体の面積を
増大することが必要となる。
上記SBS通信衛星の論文記載の通信アンテナ
は、同じアパーチヤ内に偏位して重ねられた本質
的に独立の2つの格子型反射器より成り、その一
方は水平偏波用、他方は垂直偏波用で、どちらの
反射器も直径と焦点距離が同じであるが、両者の
底面が偏位しているため、これに対応する焦点面
の偏位を有する。送受信には互いに物理的に干渉
しない各別の2つのフイード配列を用いることが
できる。前方の水平格子型反射器は本質的に後方
の反射器から反射される垂直偏波の無線周波数
(RF)輻射に透明である。2つの反射器を重ねて
1つのアパーチヤ内に置くことにより、支持構体
を共通にして大型化することができるが、直交偏
波ビーム用のアンテナを重ねた構造は問題なしと
しない。すなわち打上げや動作時の振動に耐え得
るようにその構造に対する比較的高い機械的共振
周波数を維持しつつ2つのアンテナの良好な電気
的応答を得ること、および相異る材料の膨張の差
による歪みが最小である熱応答特性を持つことが
難しい。
は、同じアパーチヤ内に偏位して重ねられた本質
的に独立の2つの格子型反射器より成り、その一
方は水平偏波用、他方は垂直偏波用で、どちらの
反射器も直径と焦点距離が同じであるが、両者の
底面が偏位しているため、これに対応する焦点面
の偏位を有する。送受信には互いに物理的に干渉
しない各別の2つのフイード配列を用いることが
できる。前方の水平格子型反射器は本質的に後方
の反射器から反射される垂直偏波の無線周波数
(RF)輻射に透明である。2つの反射器を重ねて
1つのアパーチヤ内に置くことにより、支持構体
を共通にして大型化することができるが、直交偏
波ビーム用のアンテナを重ねた構造は問題なしと
しない。すなわち打上げや動作時の振動に耐え得
るようにその構造に対する比較的高い機械的共振
周波数を維持しつつ2つのアンテナの良好な電気
的応答を得ること、および相異る材料の膨張の差
による歪みが最小である熱応答特性を持つことが
難しい。
〔発明の概要〕
この発明によるアンテナ構体は、相異なる位置
に焦点を持つ、互に完全に重畳関係に隔置された
第1および第2の電磁波反射器であつて、各反射
器が(a)複数個の平行に隔置された細長い電磁波反
射素子の配列体と、(b)該反射素子の配列体の形状
に適合する形状に形成された、電磁波に対して透
明な反射素子支持手段とで構成され、さらに一方
の反射器の反射素子が他方の反射器の反射素子と
互に直交するよう配向されている当該第1および
第2の電磁波反射器、ならびに上記第1および第
2の反射器の間に配置され且つこれらの反射器に
固定された、電磁波に対して透明なリブ構体であ
つて、所定偏波のRF輻射が上記第1の反射器お
よび当該リブ構体の占める空間を透過して上記第
2の反射器によつて反射されるようにする当該リ
ブ構体を含み、上記第1の反射器の反射素子支持
手段、上記第2の反射器の反射素子支持手段およ
び上記リブ構体の各々が、板状の蜂の巣芯材と該
芯材の対向する両表面にそれぞれ設けられた表面
層とで構成され、さらに上記芯材および上記表面
層の各々が電磁波に対して透明な強化織布(例え
ばエポキシ強化織布)を用いて形成されているこ
とを特徴とする。
に焦点を持つ、互に完全に重畳関係に隔置された
第1および第2の電磁波反射器であつて、各反射
器が(a)複数個の平行に隔置された細長い電磁波反
射素子の配列体と、(b)該反射素子の配列体の形状
に適合する形状に形成された、電磁波に対して透
明な反射素子支持手段とで構成され、さらに一方
の反射器の反射素子が他方の反射器の反射素子と
互に直交するよう配向されている当該第1および
第2の電磁波反射器、ならびに上記第1および第
2の反射器の間に配置され且つこれらの反射器に
固定された、電磁波に対して透明なリブ構体であ
つて、所定偏波のRF輻射が上記第1の反射器お
よび当該リブ構体の占める空間を透過して上記第
2の反射器によつて反射されるようにする当該リ
ブ構体を含み、上記第1の反射器の反射素子支持
手段、上記第2の反射器の反射素子支持手段およ
び上記リブ構体の各々が、板状の蜂の巣芯材と該
芯材の対向する両表面にそれぞれ設けられた表面
層とで構成され、さらに上記芯材および上記表面
層の各々が電磁波に対して透明な強化織布(例え
ばエポキシ強化織布)を用いて形成されているこ
とを特徴とする。
以上のように、この発明は、2つの直交する偏
波用の反射器のうちの一方の反射器を電磁波に対
して透明なリブ構体を介して他方の反射器によつ
て支持したことを主要な特徴とする。この発明の
アンテナ構体は上記のように2つの反射器が重畳
関係で互に固定されているのでコンパクトであ
り、両反射器を一体としてアンテナ支持構体によ
り宇宙船等に取付けることができる。またこの発
明の上記構成のアンテナ構体は、前述の米国特許
第3898667号に記載のような各反射器をそれぞれ
別個の支持構体(支柱)により宇宙船に取付ける
従来のものと比べて、宇宙船の打上げ時における
ような振動に対して一層良く耐えることができ
る。
波用の反射器のうちの一方の反射器を電磁波に対
して透明なリブ構体を介して他方の反射器によつ
て支持したことを主要な特徴とする。この発明の
アンテナ構体は上記のように2つの反射器が重畳
関係で互に固定されているのでコンパクトであ
り、両反射器を一体としてアンテナ支持構体によ
り宇宙船等に取付けることができる。またこの発
明の上記構成のアンテナ構体は、前述の米国特許
第3898667号に記載のような各反射器をそれぞれ
別個の支持構体(支柱)により宇宙船に取付ける
従来のものと比べて、宇宙船の打上げ時における
ような振動に対して一層良く耐えることができ
る。
特に衛星通信に用いる通信用アンテナ反射器は
回転放物面の一部である反射面を有し、この回転
放物面は次式で表される。
回転放物面の一部である反射面を有し、この回転
放物面は次式で表される。
U2+V2=4fW
ここでU、Vは反射面上の任意の点のU、V軸
で決まる平面への射影の座標、fはその回転放物
面の焦点距離、Wは表面上の点のその回転放物面
の軸Wへの射影である。この回転放物面はU=V
=W=0から拡がり、軸Wに関して対称である。
U=V=W=0にある面積中心は一般に頂点とし
て知られている。
で決まる平面への射影の座標、fはその回転放物
面の焦点距離、Wは表面上の点のその回転放物面
の軸Wへの射影である。この回転放物面はU=V
=W=0から拡がり、軸Wに関して対称である。
U=V=W=0にある面積中心は一般に頂点とし
て知られている。
このような反射面を形成する方法は数多く知ら
れているが、その1つは導電性金属線または帯金
を直交するように編組してRF反射面を形成する
ものである。
れているが、その1つは導電性金属線または帯金
を直交するように編組してRF反射面を形成する
ものである。
また反射面として放物線型の偏波用格子線を用
いた構造もある。この格子線はUV平面に投影す
るとすべてその回転放物面のU軸(水平偏波)ま
たはV軸(垂直偏波)に平行になる。このような
単一方向の線から成る面は同じ偏波のRF輻射を
反射し、その格子線方向に直角な偏波のRF輻射
を透過する性質がある。この構造のため、このよ
うな反射面を2つ上下に積重ねると、アンテナの
反射面を衛星打上げ用容器のような限られた容積
内に好適な収納ができる。
いた構造もある。この格子線はUV平面に投影す
るとすべてその回転放物面のU軸(水平偏波)ま
たはV軸(垂直偏波)に平行になる。このような
単一方向の線から成る面は同じ偏波のRF輻射を
反射し、その格子線方向に直角な偏波のRF輻射
を透過する性質がある。この構造のため、このよ
うな反射面を2つ上下に積重ねると、アンテナの
反射面を衛星打上げ用容器のような限られた容積
内に好適な収納ができる。
しかし放物線型単一方向の格子線はその反射面
がその行動環境を通じて適正な形状と位置を維持
するように2次構体により支持される必要があ
る。衛星用アンテナの場合は、行動環境が地面、
打上げ台、移動軌道および動作空間軌道の全環境
を含む。この2次構体は偏波用格子線の形状およ
び位置を正しく保つ外、RFビームに対する干渉
が極めて小さい(透明な)ことを要する。これは
RFビームと他の反射器との間にある反射器につ
いて特に言え、従つて積上げ構造では上側の水平
反射器の支持構体が下側の垂直反射器で反射され
る垂直偏波RFビームに対して理想的には完全に
透明でなければなならない。下述の構体は電気的
干渉が最小で、熱入力を有するその行動環境内で
それを正しい形状と位置に保つ助けをする2つの
反射器の支持構造を与える。
がその行動環境を通じて適正な形状と位置を維持
するように2次構体により支持される必要があ
る。衛星用アンテナの場合は、行動環境が地面、
打上げ台、移動軌道および動作空間軌道の全環境
を含む。この2次構体は偏波用格子線の形状およ
び位置を正しく保つ外、RFビームに対する干渉
が極めて小さい(透明な)ことを要する。これは
RFビームと他の反射器との間にある反射器につ
いて特に言え、従つて積上げ構造では上側の水平
反射器の支持構体が下側の垂直反射器で反射され
る垂直偏波RFビームに対して理想的には完全に
透明でなければなならない。下述の構体は電気的
干渉が最小で、熱入力を有するその行動環境内で
それを正しい形状と位置に保つ助けをする2つの
反射器の支持構造を与える。
以下説明する構体は完全に重なつて間に高級繊
維補強蜂の巣状芯材を挾んだ2枚の外殻を有し、
この外殻は共通の補強用リブ構体で接続されて
「超サンドイツチ」構造を成している。この「超
サンドイツチ」という語は数個のサンドイツチ層
を含み、それがさらに1つのサンドイツチ構体を
形成した構造を意味する。換言すれば、サンドイ
ツチ層をいくつか組合せると超サンドイツチがで
きる。
維補強蜂の巣状芯材を挾んだ2枚の外殻を有し、
この外殻は共通の補強用リブ構体で接続されて
「超サンドイツチ」構造を成している。この「超
サンドイツチ」という語は数個のサンドイツチ層
を含み、それがさらに1つのサンドイツチ構体を
形成した構造を意味する。換言すれば、サンドイ
ツチ層をいくつか組合せると超サンドイツチがで
きる。
第1図、第2図、第3図では、アンテナ10は
上部反射器12、下部反射器14、この上下反射
器12,14を接続するリブ構体16および下部
反射器14の裏側に取付けられたアンテナ支持構
体18を有し、また図示されていないが、アンテ
ナ面に対して電磁波を放射し、またはアンテナ面
で反射された電磁波を受信するホーン構体を含ん
でいる。
上部反射器12、下部反射器14、この上下反射
器12,14を接続するリブ構体16および下部
反射器14の裏側に取付けられたアンテナ支持構
体18を有し、また図示されていないが、アンテ
ナ面に対して電磁波を放射し、またはアンテナ面
で反射された電磁波を受信するホーン構体を含ん
でいる。
反射器12,14は第11図に詳細に示すよう
に同様な材料で構成されている。すなわち反射器
12はデユポン(Dupont)社のケブラ
(Kevlar)布型式120を可とするエポキシ強化ケ
ブラ布材料で作つた蜂の巣状芯材20で構成され
ている。この芯材20の厚さは例えば約3.17〜
12.7mmでよい。ケブラ(Kevlar)は繊維または織
物として入手し得るポリパラベンツアミド材料に
対するデユポン社の登録商標である。この芯材2
0はリボン方向22を有する。リボン方向とは波
型リボン(すなわち蜂の巣状芯材を形成する繊維
層)の長手方向である。芯材は互いに接合されて
長手方向がリボン方向と直交する蜂の巣の6角柱
室を形成する波型の隣接織物リボンから成り、市
販されている。芯材20の1表面30は第1図、
第2図、第3図の反射器12,14で示すような
回転放物面に成形されている。
に同様な材料で構成されている。すなわち反射器
12はデユポン(Dupont)社のケブラ
(Kevlar)布型式120を可とするエポキシ強化ケ
ブラ布材料で作つた蜂の巣状芯材20で構成され
ている。この芯材20の厚さは例えば約3.17〜
12.7mmでよい。ケブラ(Kevlar)は繊維または織
物として入手し得るポリパラベンツアミド材料に
対するデユポン社の登録商標である。この芯材2
0はリボン方向22を有する。リボン方向とは波
型リボン(すなわち蜂の巣状芯材を形成する繊維
層)の長手方向である。芯材は互いに接合されて
長手方向がリボン方向と直交する蜂の巣の6角柱
室を形成する波型の隣接織物リボンから成り、市
販されている。芯材20の1表面30は第1図、
第2図、第3図の反射器12,14で示すような
回転放物面に成形されている。
芯材表面30を掩う第1の表面層24はエポキ
シ材料で強化された2枚のケブラ布26,28か
ら成るが、1枚でも3枚以上でもよい。布28は
その縦糸(「縦糸」とは1次繊維の方向で、これ
に直角な2次繊維が「横糸」である)がリボン方
向22とある角を成すように芯材20の表面30
に接着されている。この角は例えば45°である。
外側の布26は縦糸の角が0°でリボン方向22と
同じである。布26上には格子層32が取付けら
れている。
シ材料で強化された2枚のケブラ布26,28か
ら成るが、1枚でも3枚以上でもよい。布28は
その縦糸(「縦糸」とは1次繊維の方向で、これ
に直角な2次繊維が「横糸」である)がリボン方
向22とある角を成すように芯材20の表面30
に接着されている。この角は例えば45°である。
外側の布26は縦糸の角が0°でリボン方向22と
同じである。布26上には格子層32が取付けら
れている。
格子層32はポリイミド材料(この1つはデユ
ポン社の商標カプトン(Kapton)として知られ
ている)のようなRF輻射に透明な媒体中に固定
された銅リボンのような導電性素子33の平行配
列から成り、この層32の各素子33はリボン方
向22と直角を成している。
ポン社の商標カプトン(Kapton)として知られ
ている)のようなRF輻射に透明な媒体中に固定
された銅リボンのような導電性素子33の平行配
列から成り、この層32の各素子33はリボン方
向22と直角を成している。
下側の表面層34もエポキシ材料で強化された
2枚のケブラ布36,38から成り、布36は芯
材20の下面40に直接接着されている。布36
の縦糸は布28の縦糸と平行で、すなわちリボン
方向22と例えば45°を成し、布38の縦糸は布
26の縦糸と平行で、リボン方向と同じである。
下側表面層34の布の数も図示の2枚より多くて
も少なくてもよい。各布の厚さは例えば約0.127
mmである。
2枚のケブラ布36,38から成り、布36は芯
材20の下面40に直接接着されている。布36
の縦糸は布28の縦糸と平行で、すなわちリボン
方向22と例えば45°を成し、布38の縦糸は布
26の縦糸と平行で、リボン方向と同じである。
下側表面層34の布の数も図示の2枚より多くて
も少なくてもよい。各布の厚さは例えば約0.127
mmである。
リボン方向22および布36,38の縦糸の方
向に対する布26,28の方向は平面状準等方性
複合体を形成するものである。反射素子33を含
む反射格子層32が追加されている以外、上側の
表面層24は下側の表面層34と同じ構造を持
ち、層32の平行素子33が公知のように線形偏
波を放射(または受信)する反射器を形成してい
る。
向に対する布26,28の方向は平面状準等方性
複合体を形成するものである。反射素子33を含
む反射格子層32が追加されている以外、上側の
表面層24は下側の表面層34と同じ構造を持
ち、層32の平行素子33が公知のように線形偏
波を放射(または受信)する反射器を形成してい
る。
下部反射器14の構造も上述の上部反射器12
の構造と同様であるが、上部反射器12の格子素
子33が反射されるすべての電磁波の水平偏波に
応動するように取付けられているに対し、下部反
射器14は格子素子が上部反射器12の格子素子
33の方向と90°を成すため、上部反射器12の
応動する輻射に対して直角の偏波を成すRF輻射
に応動する。
の構造と同様であるが、上部反射器12の格子素
子33が反射されるすべての電磁波の水平偏波に
応動するように取付けられているに対し、下部反
射器14は格子素子が上部反射器12の格子素子
33の方向と90°を成すため、上部反射器12の
応動する輻射に対して直角の偏波を成すRF輻射
に応動する。
第1図では反射器12の布26の縦糸が基準の
0°方向を向き、反射素子33がこの0°方向に対し
て垂直方向を向いている。下部反射器14の層3
2′の格子素子33′は層32の素子33の方向に
対し90°の方向を向いている。上部反射器の層2
6に対応する下部反射器の層26′の縦糸は層2
6の縦糸と90°を成し、同様に上部反射器12の
層28,36,38に対応する下部反射器の残り
の層28′,36′,38′の縦糸はその対応する
上部反射器の各層の縦糸と90°を成している。こ
のように上部反射器12と下部反射器14はそれ
ぞれ同様のサンドイツチ構造を成す同様の材料か
ら成ることが判る。
0°方向を向き、反射素子33がこの0°方向に対し
て垂直方向を向いている。下部反射器14の層3
2′の格子素子33′は層32の素子33の方向に
対し90°の方向を向いている。上部反射器の層2
6に対応する下部反射器の層26′の縦糸は層2
6の縦糸と90°を成し、同様に上部反射器12の
層28,36,38に対応する下部反射器の残り
の層28′,36′,38′の縦糸はその対応する
上部反射器の各層の縦糸と90°を成している。こ
のように上部反射器12と下部反射器14はそれ
ぞれ同様のサンドイツチ構造を成す同様の材料か
ら成ることが判る。
第1図の反射器12,14の正面図は例として
矩形の切込み42がある以外ほぼ円形を成してい
る。切込み42はフイードホーン構体(図示せ
ず)を受入れるものである。第1図では上下の反
射器12,14が互いに重なつて1つの反射器の
ように見える。
矩形の切込み42がある以外ほぼ円形を成してい
る。切込み42はフイードホーン構体(図示せ
ず)を受入れるものである。第1図では上下の反
射器12,14が互いに重なつて1つの反射器の
ように見える。
2つの反射器12,14は第2図のようにリブ
構体16により結合されて「超サンドイツチ」構
体を成している。リブ構体16は下部反射器14
の前面外側の凹面反射面と上部反射器12の背面
外側の凸面に直接接合されている。
構体16により結合されて「超サンドイツチ」構
体を成している。リブ構体16は下部反射器14
の前面外側の凹面反射面と上部反射器12の背面
外側の凸面に直接接合されている。
第4図に示すように、リブ構体16は2つの同
心円型リブ44,46を有し、リブ46が第2図
に示すように2つの反射器12,14の外周縁7
1,73にある。第1図に示すように、アンテナ
の中心部にはリブ構体16の部品が含まれていな
い。平行リブ48,50は切込み42の対応辺に
隣接し、横行リブ52で終つている。リブ52の
両端はリブ46の内面と衝合し、リブ52自身は
切込み42の長辺と一致する。
心円型リブ44,46を有し、リブ46が第2図
に示すように2つの反射器12,14の外周縁7
1,73にある。第1図に示すように、アンテナ
の中心部にはリブ構体16の部品が含まれていな
い。平行リブ48,50は切込み42の対応辺に
隣接し、横行リブ52で終つている。リブ52の
両端はリブ46の内面と衝合し、リブ52自身は
切込み42の長辺と一致する。
2つのリブ44,46の間には補強用リブ5
4,56,58,60が半径方向にスポーク状に
接合されている。リブ44,46,48,50,
52,54,56,58,60はすべて同じ構造
で、反射器12,14と(反射格子素子がない以
外)同様のサンドイツチ構造を有し、エポキシ強
化多層ケブラ布表面層とエポキシ強化単層ケブラ
布蜂の巣芯材から成る。このリブの蜂の巣芯材の
厚さは例えば約3.17〜12.7mmでよい。
4,56,58,60が半径方向にスポーク状に
接合されている。リブ44,46,48,50,
52,54,56,58,60はすべて同じ構造
で、反射器12,14と(反射格子素子がない以
外)同様のサンドイツチ構造を有し、エポキシ強
化多層ケブラ布表面層とエポキシ強化単層ケブラ
布蜂の巣芯材から成る。このリブの蜂の巣芯材の
厚さは例えば約3.17〜12.7mmでよい。
第8図および第9図に示すように、リブ例えば
58は上部反射器12と下部反射器14の間に接
合され、蜂の巣芯材62と2枚の複層表面層6
4,66を有する。芯材62はエポキシ強化ケブ
ラ単層布で形成されている。0°のリボン方向はほ
ぼリブの長手方向に平行な方向で、0°の縦糸方向
はこの芯材のリボン方向に平行である。
58は上部反射器12と下部反射器14の間に接
合され、蜂の巣芯材62と2枚の複層表面層6
4,66を有する。芯材62はエポキシ強化ケブ
ラ単層布で形成されている。0°のリボン方向はほ
ぼリブの長手方向に平行な方向で、0°の縦糸方向
はこの芯材のリボン方向に平行である。
各リブは第8図および第9図に示すように反射
器12,14に接合されている。例としてリブ5
8をとると、これは例えば山型に成形されたエポ
キシ強化2層ケブラ布から成る強化ケブラ布クリ
ツプ68,70を用いて下部反射器14に接合さ
れている。すなわち強化クリツプ68の片側がリ
ブ58に、他の側が下部反射器14の上側の凹面
にそれぞれ接合され、強化クリツプ70もリブ5
8の反対側と反射器12の凹面にそれぞれ接合さ
れている。この2つのクリツプ68,70はその
間にリブ58を嵌着する溝型を形成する。
器12,14に接合されている。例としてリブ5
8をとると、これは例えば山型に成形されたエポ
キシ強化2層ケブラ布から成る強化ケブラ布クリ
ツプ68,70を用いて下部反射器14に接合さ
れている。すなわち強化クリツプ68の片側がリ
ブ58に、他の側が下部反射器14の上側の凹面
にそれぞれ接合され、強化クリツプ70もリブ5
8の反対側と反射器12の凹面にそれぞれ接合さ
れている。この2つのクリツプ68,70はその
間にリブ58を嵌着する溝型を形成する。
リブ58の上縁にはU字型をした第3のクリツ
プ72が嵌着している。組立て時において上部反
射器12をまだ粘着性のあるU時型クリツプ72
に圧着し、公知の方法で全構体を加圧下において
硬化させる。各リブおよび反射器の間の接手はす
べてクリツプ68,70,72のようなクリツプ
を含んでいる。第2図の各反射器12,14の外
周縁71,73は第9図のクリツプ72と同様の
断面を有するエポキシ強化単層ケブラ布の蓋(図
示せず)で掩うこともできる。
プ72が嵌着している。組立て時において上部反
射器12をまだ粘着性のあるU時型クリツプ72
に圧着し、公知の方法で全構体を加圧下において
硬化させる。各リブおよび反射器の間の接手はす
べてクリツプ68,70,72のようなクリツプ
を含んでいる。第2図の各反射器12,14の外
周縁71,73は第9図のクリツプ72と同様の
断面を有するエポキシ強化単層ケブラ布の蓋(図
示せず)で掩うこともできる。
第2図において、下部反射器14の頂点をVL、
上部反射器12の頂点をVUで示す。各反射器の
頂点はその反射器より少し下方にある。頂点VU、
VLは第1図および第2図に示すように相互並び
に反射器12,14に対して配置されている。上
下の反射器12,14の焦点をそれぞれfU、fLで
示す。図示のように上部反射器の焦点距離(VU、
fU間距離)は下部反射器の焦点距離(VL、fL間距
離)より短かいが、これらの相対位置は例示のた
めである。完全なアンテナ装置では焦点fU、fLに
対応する電子回路とフイードホーンの構体が設け
られることを理解すべきである。
上部反射器12の頂点をVUで示す。各反射器の
頂点はその反射器より少し下方にある。頂点VU、
VLは第1図および第2図に示すように相互並び
に反射器12,14に対して配置されている。上
下の反射器12,14の焦点をそれぞれfU、fLで
示す。図示のように上部反射器の焦点距離(VU、
fU間距離)は下部反射器の焦点距離(VL、fL間距
離)より短かいが、これらの相対位置は例示のた
めである。完全なアンテナ装置では焦点fU、fLに
対応する電子回路とフイードホーンの構体が設け
られることを理解すべきである。
第2図において上下の反射器12,14とリブ
構体16から成る「超サンドイツチ」構体は支持
構体18により宇宙船のような支持基体74に取
付けられている。第3図ではこの支持構体18が
2つの十字型リブ76,78から成つている。リ
ブ76,78は第9図について上述したリブ58
と同じ構造を有する。構体18はまた4本の円管
状脚部80,82,84,86を有し、脚部80
は彎曲した1対の補強材88,90により反射器
14に取付けられ、また残つた脚部も同様の彎曲
補強材によりその反射器14に取付けられてい
る。補強材88,90はリブ78に対してほぼ直
角で、内側の環状リブ44の上にある。第12図
に示すように、リブ76,78はそれぞれ互いに
組合さるための切込み91,92を有し、組合さ
れた後第13図に示すようにほぼL字型のエポキ
シ強化多層ケブラ布製部材94,96,98,1
00をその交差点で各リブに接着することにより
補強されている。
構体16から成る「超サンドイツチ」構体は支持
構体18により宇宙船のような支持基体74に取
付けられている。第3図ではこの支持構体18が
2つの十字型リブ76,78から成つている。リ
ブ76,78は第9図について上述したリブ58
と同じ構造を有する。構体18はまた4本の円管
状脚部80,82,84,86を有し、脚部80
は彎曲した1対の補強材88,90により反射器
14に取付けられ、また残つた脚部も同様の彎曲
補強材によりその反射器14に取付けられてい
る。補強材88,90はリブ78に対してほぼ直
角で、内側の環状リブ44の上にある。第12図
に示すように、リブ76,78はそれぞれ互いに
組合さるための切込み91,92を有し、組合さ
れた後第13図に示すようにほぼL字型のエポキ
シ強化多層ケブラ布製部材94,96,98,1
00をその交差点で各リブに接着することにより
補強されている。
第10図は補強材および対応する脚部を含むリ
ブ76,78の代表的構造を示す。リブ78には
2つの切込み102,104が設けられ、脚部8
0にも2つの切込み106,108が設けられ、
それぞれ互いに嵌着してリブ78を脚部80に結
合するようなつている。脚部80の一方の側には
補強材90が取付けられ、反対の側にも補強材8
8が取付けられている。この補強材90,88お
よびリブ78はさらに例えばエポキシ強化2層ケ
ブラ布製の補強用部材110等により脚部80に
固定される。部材110は補強材と脚部にそのリ
ブ78との交差点において接合され、残りの脚部
82,84,86も同様に対応する補強材とリブ
76または78に取付けられる。第10図の補強
材、リブおよび脚部の構体の端縁112は下部反
射器14の外側の凸面に接合される。さらに第8
図および第9図のクリツプ68,72のようなク
リツプを用いて補強材とリブ76,78が反射器
14の凸面に取付けられる。
ブ76,78の代表的構造を示す。リブ78には
2つの切込み102,104が設けられ、脚部8
0にも2つの切込み106,108が設けられ、
それぞれ互いに嵌着してリブ78を脚部80に結
合するようなつている。脚部80の一方の側には
補強材90が取付けられ、反対の側にも補強材8
8が取付けられている。この補強材90,88お
よびリブ78はさらに例えばエポキシ強化2層ケ
ブラ布製の補強用部材110等により脚部80に
固定される。部材110は補強材と脚部にそのリ
ブ78との交差点において接合され、残りの脚部
82,84,86も同様に対応する補強材とリブ
76または78に取付けられる。第10図の補強
材、リブおよび脚部の構体の端縁112は下部反
射器14の外側の凸面に接合される。さらに第8
図および第9図のクリツプ68,72のようなク
リツプを用いて補強材とリブ76,78が反射器
14の凸面に取付けられる。
脚部80,82,84,86はすべて同様に構
成され、例えばエポキシ強化黒鉛織物で作られて
いる。各脚部の一端にはアルミニウムまたはチタ
ンのような材料の取付金具116が接合され、各
脚部を第1図の衛星74に機械的に固定するよう
になつている。第3図の取付金具116は円孔と
円溝を持つ方形足部材で、その円溝は管状脚部8
0,82,84,86の各一端を受けるようにな
つている。各脚部例えば86は各取付金具116
に接着され、各取付金具116はさらに第2図の
衛星構体74に固定される。
成され、例えばエポキシ強化黒鉛織物で作られて
いる。各脚部の一端にはアルミニウムまたはチタ
ンのような材料の取付金具116が接合され、各
脚部を第1図の衛星74に機械的に固定するよう
になつている。第3図の取付金具116は円孔と
円溝を持つ方形足部材で、その円溝は管状脚部8
0,82,84,86の各一端を受けるようにな
つている。各脚部例えば86は各取付金具116
に接着され、各取付金具116はさらに第2図の
衛星構体74に固定される。
第6図に示すように反射器12,14に垂直な
多層式隅補強材116,118等があつて、各リ
ブと他のリブとの衝合端部を接合している。例え
ばリブ54,56,58,60の一端をリブ44
の対向面に接合している。第6図に示す補強材1
16,118はエポキシ強化多層ケブラ布で作る
ことができる。
多層式隅補強材116,118等があつて、各リ
ブと他のリブとの衝合端部を接合している。例え
ばリブ54,56,58,60の一端をリブ44
の対向面に接合している。第6図に示す補強材1
16,118はエポキシ強化多層ケブラ布で作る
ことができる。
上述のように、反射器12,14間のリブ構体
16はケブラ布のような輻射に透明な材料で形成
され、この布はすべてRF輻射に透明な接着剤で
接着される。このような接着材は当業者に公知で
ある。各反射器の面積の比較的大きい部分を占め
るその中央部は、第4図に示すようにその間にリ
ブ構体を全く含んでいない。換言すれば、両反射
器の比較的大きい中央部にはリブ構体が及んでい
ない。これは第2図に示すように下部反射器14
の反射用格子素子と焦点fLにあるそのフイードホ
ーンとの間にリブ構体があるため重要である。リ
ブ構体16のRF透過率は、下部反射器14の格
子素子に向つてまたはそこから反射されてその構
体を通過するビームに対する影響を最小にするた
めに重要である。第1図の上部反射器12の格子
層32のサンドイツチ型支持構体はRF輻射に透
明である。従つて第2図において下部反射器14
の格子層32′と点fLにあるそのフイードホーン
との間の構成部品がすべて本質的にRF輻射に透
明であるため、上記のようなビームに対する効果
は極めて小さい。
16はケブラ布のような輻射に透明な材料で形成
され、この布はすべてRF輻射に透明な接着剤で
接着される。このような接着材は当業者に公知で
ある。各反射器の面積の比較的大きい部分を占め
るその中央部は、第4図に示すようにその間にリ
ブ構体を全く含んでいない。換言すれば、両反射
器の比較的大きい中央部にはリブ構体が及んでい
ない。これは第2図に示すように下部反射器14
の反射用格子素子と焦点fLにあるそのフイードホ
ーンとの間にリブ構体があるため重要である。リ
ブ構体16のRF透過率は、下部反射器14の格
子素子に向つてまたはそこから反射されてその構
体を通過するビームに対する影響を最小にするた
めに重要である。第1図の上部反射器12の格子
層32のサンドイツチ型支持構体はRF輻射に透
明である。従つて第2図において下部反射器14
の格子層32′と点fLにあるそのフイードホーン
との間の構成部品がすべて本質的にRF輻射に透
明であるため、上記のようなビームに対する効果
は極めて小さい。
第1図ないし第11図について上述したような
向きに構成部品を組合せると、温度の上下による
熱変形が極めて小さくなり、構体に対する湿度の
影響も極めて少ない。反射器12,14間の支持
構造素子(リブ)の数を最小にし、低損失材料を
用い、反射器12,14とリブ構体16の材料と
素子を上述のように配向すると、挿入損が極めて
小さくなる。
向きに構成部品を組合せると、温度の上下による
熱変形が極めて小さくなり、構体に対する湿度の
影響も極めて少ない。反射器12,14間の支持
構造素子(リブ)の数を最小にし、低損失材料を
用い、反射器12,14とリブ構体16の材料と
素子を上述のように配向すると、挿入損が極めて
小さくなる。
脚部80,82,84,86はRF輻射に透明
な黒鉛布で製することもできるが、反射器14の
裏面すなわち反射器12,14と点fU、fLの間を
通るRF輻射行路の外側にあるため、その透過度
はアンテナの電気特性には全く影響がない。アン
テナの最中央部に支持構体18により形成された
別のリブ構体は、これもまた下部反射器14の裏
側にあるため、反射器12,14と点fU、fLの間
を通るRF輻射に決定的効果を与えない。
な黒鉛布で製することもできるが、反射器14の
裏面すなわち反射器12,14と点fU、fLの間を
通るRF輻射行路の外側にあるため、その透過度
はアンテナの電気特性には全く影響がない。アン
テナの最中央部に支持構体18により形成された
別のリブ構体は、これもまた下部反射器14の裏
側にあるため、反射器12,14と点fU、fLの間
を通るRF輻射に決定的効果を与えない。
上述のアンテナ構体は用いた構成素子が比較的
少数のため比較的軽量で、例えばこの発明による
直径約1524mm(60インチ)の円形アパーチヤ2重
反射器構体は重さ約6.35Kg未満である。上述の構
造の他の利点は比較的ステイフネスが高く、自然
振動周波数が高い(100GHz以上で宇宙船系内で
一般に遭遇する機械的周波数より高い)ことであ
る。また上述のアンテナ構体は軌道環境における
熱変形が少なく、最悪の温度変動条件においても
熱変形の平均自乗根値が約0.5mm未満、最大値が
約1.5mm未満である。地上条件で吸収した水分の
着脱によつて生ずる変形も小さく、例えば平均自
乗根が約0.38mm未満、最大値が約1.14mmである。
少数のため比較的軽量で、例えばこの発明による
直径約1524mm(60インチ)の円形アパーチヤ2重
反射器構体は重さ約6.35Kg未満である。上述の構
造の他の利点は比較的ステイフネスが高く、自然
振動周波数が高い(100GHz以上で宇宙船系内で
一般に遭遇する機械的周波数より高い)ことであ
る。また上述のアンテナ構体は軌道環境における
熱変形が少なく、最悪の温度変動条件においても
熱変形の平均自乗根値が約0.5mm未満、最大値が
約1.5mm未満である。地上条件で吸収した水分の
着脱によつて生ずる変形も小さく、例えば平均自
乗根が約0.38mm未満、最大値が約1.14mmである。
上述の円形リブ44,46は平行平面上にある
(その端縁が通常のアパーチヤ方向を向く)ため、
比較的製造が困難である。この円形リブの代用と
して(単一の円形素子でなく)数個の直線状素子
を多角形状に配置したリブ構体もある。このよう
な他の構造のものは上述の構体より若干重く、上
下の反射器間の重要な中央アパーチヤ領域にある
リブ素子の数が多いこともある。図には4本の脚
部を示したが、これより少数または多数も使用し
得ることは明らかである。
(その端縁が通常のアパーチヤ方向を向く)ため、
比較的製造が困難である。この円形リブの代用と
して(単一の円形素子でなく)数個の直線状素子
を多角形状に配置したリブ構体もある。このよう
な他の構造のものは上述の構体より若干重く、上
下の反射器間の重要な中央アパーチヤ領域にある
リブ素子の数が多いこともある。図には4本の脚
部を示したが、これより少数または多数も使用し
得ることは明らかである。
このアンテナ構体に使用し得る材料の1例とし
て、表面層、端部蓋、クリツプおよびその関連材
料用のフアイバライト・ケブラ布型式120/エポ
キシ934(Fiberite Kevlar Fabric Style 120/
Epoxy 934)がある。蜂の巣状芯材はヘクセル社
(Hexel Corp.)製のケブラ49材料型式HRH−
49−1/4−2.1で製することもできる。各素子の接
合にはハイソール社(Hysol Co.)のEA934、
EA956、EA9312として公知の接着剤を使用する
ことができる。
て、表面層、端部蓋、クリツプおよびその関連材
料用のフアイバライト・ケブラ布型式120/エポ
キシ934(Fiberite Kevlar Fabric Style 120/
Epoxy 934)がある。蜂の巣状芯材はヘクセル社
(Hexel Corp.)製のケブラ49材料型式HRH−
49−1/4−2.1で製することもできる。各素子の接
合にはハイソール社(Hysol Co.)のEA934、
EA956、EA9312として公知の接着剤を使用する
ことができる。
上部反射器とその支持構体の構造に用いる材料
が、若干のビームがこの構体を通過するため、低
い損失正接と低い誘電常数を示すことが重要であ
る。各反射器のサンドイツチ構体の熱膨張係数は
第11図の芯材のリボン方向22に垂直な方向よ
り平行な方向に高い。各反射器の上面に接合され
る格子素子33に銅その他の金属を使用すると、
その反射器は直交異方度が高くなる。従つて芯材
のリボン方向を対応する反射器の格子素子の方向
に直角に向けることにより、その反射器のサンド
イツチ構体の異方性が最小になる。さらに表面層
の縦糸と蜂の巣構造の〔0/45〕/H.C./〔45/0〕
関係の準等方性設計により、各反射器構体の熱膨
張係数並びに機械的ステイフネスおよび強度特性
の異方性が最小になる。この綜合効果は宇宙空間
の温度変化による反射器の変形が最小になること
である。
が、若干のビームがこの構体を通過するため、低
い損失正接と低い誘電常数を示すことが重要であ
る。各反射器のサンドイツチ構体の熱膨張係数は
第11図の芯材のリボン方向22に垂直な方向よ
り平行な方向に高い。各反射器の上面に接合され
る格子素子33に銅その他の金属を使用すると、
その反射器は直交異方度が高くなる。従つて芯材
のリボン方向を対応する反射器の格子素子の方向
に直角に向けることにより、その反射器のサンド
イツチ構体の異方性が最小になる。さらに表面層
の縦糸と蜂の巣構造の〔0/45〕/H.C./〔45/0〕
関係の準等方性設計により、各反射器構体の熱膨
張係数並びに機械的ステイフネスおよび強度特性
の異方性が最小になる。この綜合効果は宇宙空間
の温度変化による反射器の変形が最小になること
である。
上述した本発明によるアンテナ構体は種々の用
途に用い得ることが当業者には考えられよう。そ
の考えられる使用例として、通信衛星を介して地
上局AおよびB間で複信形式で両方向通信を行う
ために該衛星に本発明のアンテナ構体を取り付け
て使用した場合を例示する。この場合、アンテナ
構体の2つの反射器は同じ方向にビームを輻射す
るように配向され、またアンテナ構体は該2つの
反射器の各々が地球上の同じ領域をカバーするよ
うに当業者に周知の通常の方向および姿勢制御シ
ステムにより制御され、地上局AおよびBが上記
同じ領域内に位置しているとする。まず地上局A
からBへの信号の伝達のため、地上局Aから第1
の周波数帯域の信号を直交する偏波の内の一方の
偏波(水平偏波)で衛星へ向けて送信し、この第
1の水平偏波信号f1Hを衛星上のアンテナの第1
の(水平偏波用)反射器で受けて、これをその焦
点に配置された第1のアンテナ素子(電磁ホー
ン)へ反射する。衛星内において、第1のアンテ
ナ素子で受けた信号f1Hは第1のダイプレクサ
(アンテナ共用装置)を介して第1の受信機に印
加され、次いで周波数変換されて第1の周波数帯
域とは異なる第2の周波数帯の信号として第1の
送信機へ送られ、そこで増幅されて第1のダイプ
レクサを介して第1のアンテナ素子に供給され
る。この第2の信号は第1のアンテナ素子から放
射されて第1の反射器で反射されて第2の水平偏
波信号f2Hとして地上局Bへ送られる。逆方向す
なわち地上局BからAへ信号を伝達するには、上
記第1の信号と同じ周波数帯域を持つ第3の信号
を地上局Bから衛星へ向けて垂直偏波で送信し、
この第3の垂直偏波信号f3Vを衛星上のアンテナ
の第2の(垂直偏波用)反射器で受けて、その焦
点に配置された第2のアンテナ素子(電磁ホー
ン)へ反射する。信号f3Vは衛星内において第2
のアンテナ素子から第2のダイプレクサを介して
第2の受信機に印加され、次いで周波数変換され
て上記第2の周波数帯域と同じ周波数帯域を持つ
第4の信号として第2のダイプレクサを介して第
2のアンテナ素子に供給される。この第4の信号
は第2のアンテナ素子から放射されて第2の反射
器で反射されて第4の垂直偏波信号f4Vとして地
上局Aへ送られる。こうして地上局AおよびB間
で衛星を介して両方向の複信通信を行うことがで
きる。上記の本願のアンテナ構体の使用例では、
f1Hおよびf3V、ならびにf2Hおよびf4Vのように、
同じ周波数帯域内において2つの別個の信号を伝
送することが出来る。勿論、上記信号f1H、f2H、
f3Vおよびf4Vの夫々の周波数帯域を相異なるよ
うにしてよい。また上記の信号は通話のために音
声で搬送波を変調した信号、電話回線と接続した
多重電話信号など種々の形式の信号であつてよ
い。
途に用い得ることが当業者には考えられよう。そ
の考えられる使用例として、通信衛星を介して地
上局AおよびB間で複信形式で両方向通信を行う
ために該衛星に本発明のアンテナ構体を取り付け
て使用した場合を例示する。この場合、アンテナ
構体の2つの反射器は同じ方向にビームを輻射す
るように配向され、またアンテナ構体は該2つの
反射器の各々が地球上の同じ領域をカバーするよ
うに当業者に周知の通常の方向および姿勢制御シ
ステムにより制御され、地上局AおよびBが上記
同じ領域内に位置しているとする。まず地上局A
からBへの信号の伝達のため、地上局Aから第1
の周波数帯域の信号を直交する偏波の内の一方の
偏波(水平偏波)で衛星へ向けて送信し、この第
1の水平偏波信号f1Hを衛星上のアンテナの第1
の(水平偏波用)反射器で受けて、これをその焦
点に配置された第1のアンテナ素子(電磁ホー
ン)へ反射する。衛星内において、第1のアンテ
ナ素子で受けた信号f1Hは第1のダイプレクサ
(アンテナ共用装置)を介して第1の受信機に印
加され、次いで周波数変換されて第1の周波数帯
域とは異なる第2の周波数帯の信号として第1の
送信機へ送られ、そこで増幅されて第1のダイプ
レクサを介して第1のアンテナ素子に供給され
る。この第2の信号は第1のアンテナ素子から放
射されて第1の反射器で反射されて第2の水平偏
波信号f2Hとして地上局Bへ送られる。逆方向す
なわち地上局BからAへ信号を伝達するには、上
記第1の信号と同じ周波数帯域を持つ第3の信号
を地上局Bから衛星へ向けて垂直偏波で送信し、
この第3の垂直偏波信号f3Vを衛星上のアンテナ
の第2の(垂直偏波用)反射器で受けて、その焦
点に配置された第2のアンテナ素子(電磁ホー
ン)へ反射する。信号f3Vは衛星内において第2
のアンテナ素子から第2のダイプレクサを介して
第2の受信機に印加され、次いで周波数変換され
て上記第2の周波数帯域と同じ周波数帯域を持つ
第4の信号として第2のダイプレクサを介して第
2のアンテナ素子に供給される。この第4の信号
は第2のアンテナ素子から放射されて第2の反射
器で反射されて第4の垂直偏波信号f4Vとして地
上局Aへ送られる。こうして地上局AおよびB間
で衛星を介して両方向の複信通信を行うことがで
きる。上記の本願のアンテナ構体の使用例では、
f1Hおよびf3V、ならびにf2Hおよびf4Vのように、
同じ周波数帯域内において2つの別個の信号を伝
送することが出来る。勿論、上記信号f1H、f2H、
f3Vおよびf4Vの夫々の周波数帯域を相異なるよ
うにしてよい。また上記の信号は通話のために音
声で搬送波を変調した信号、電話回線と接続した
多重電話信号など種々の形式の信号であつてよ
い。
第1図はこの発明の1実施例による1対の重畳
直交型アンテナ反射器の正面図、第2図は第1図
の実施例の線2−2に沿う断面図、第3図は第1
図の実施例の背面図、第4図は2つの反射器の間
で切つて上部の前面反射器の方を見た第1図のア
ンテナ構体の断面図、第5図は第1図の実施例の
一部の線5−5に沿う断面図、第6図は第5図の
実施例の一部の線6−6に沿う断面図、第7図は
第5図の実施例の線7−7に沿う断面図、第8図
は第1図の実施例の一部の線8−8に沿う断面
図、第9図は第8図の構体の線9−9に沿う断面
図、第10図は第1図、第2図および第3図の構
体の一部の分解斜視図、第11図は一方の反射器
を形成する各素子を示す分解図、第12図は第1
3図の素子の構造を示す分解斜視図、第13図は
第2図の実施例の一部の線13−13に沿う断面
図である。 12,14……第1および第2の反射器、16
……輻射透明リブ手段、20……電磁波に透明な
部材(蜂の巣状芯材)、33,33′……電磁波反
射素子、20,24,34……素子支持構体。
直交型アンテナ反射器の正面図、第2図は第1図
の実施例の線2−2に沿う断面図、第3図は第1
図の実施例の背面図、第4図は2つの反射器の間
で切つて上部の前面反射器の方を見た第1図のア
ンテナ構体の断面図、第5図は第1図の実施例の
一部の線5−5に沿う断面図、第6図は第5図の
実施例の一部の線6−6に沿う断面図、第7図は
第5図の実施例の線7−7に沿う断面図、第8図
は第1図の実施例の一部の線8−8に沿う断面
図、第9図は第8図の構体の線9−9に沿う断面
図、第10図は第1図、第2図および第3図の構
体の一部の分解斜視図、第11図は一方の反射器
を形成する各素子を示す分解図、第12図は第1
3図の素子の構造を示す分解斜視図、第13図は
第2図の実施例の一部の線13−13に沿う断面
図である。 12,14……第1および第2の反射器、16
……輻射透明リブ手段、20……電磁波に透明な
部材(蜂の巣状芯材)、33,33′……電磁波反
射素子、20,24,34……素子支持構体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 相異なる位置に焦点を持つ、互に完全に重畳
関係に隔置された第1および第2の電磁波反射器
であつて、各反射器が(a)複数個の平行に隔置され
た細長い電磁波反射素子の配列体と、(b)該反射素
子の配列体の形状に適合する形状に形成された、
電磁波に対して透明な反射素子支持手段とで構成
され、さらに一方の反射器の反射素子が他方の反
射器の反射素子と互に直交するよう配向されてい
る当該第1および第2の電磁波反射器、ならびに 上記第1および第2の反射器の間に配置され且
つこれらの反射器に固定された、電磁波に対して
透明なリブ構体であつて、所定偏波のRF輻射が
上記第1の反射器および当該リブ構体の占める空
間を透過して上記第2の反射器によつて反射され
るようにする当該リブ構体を含み、 上記第1の反射器の反射素子支持手段、上記第
2の反射器の反射素子支持手段および上記リブ構
体の各々が、板状の蜂の巣芯材と該芯材の対向す
る両表面にそれぞれ設けられた表面層とで構成さ
れ、さらに上記芯材および上記表面層の各々が電
磁波に対して透明な強化織布から形成されている
ことを特徴とするアンテナ構体。 2 上記リブ構体が上記反射器の中心部を包囲し
て、該中心部を横切らないように配置されている
特許請求の範囲第1項記載のアンテナ構体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US408503 | 1982-08-16 | ||
US06/408,503 US4575726A (en) | 1982-08-16 | 1982-08-16 | Antenna construction including two superimposed polarized parabolic reflectors |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5952903A JPS5952903A (ja) | 1984-03-27 |
JPH0459802B2 true JPH0459802B2 (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=23616545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58148696A Granted JPS5952903A (ja) | 1982-08-16 | 1983-08-12 | アンテナ構体 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4575726A (ja) |
JP (1) | JPS5952903A (ja) |
CA (1) | CA1206606A (ja) |
DE (1) | DE3329558A1 (ja) |
FR (1) | FR2531817B1 (ja) |
GB (1) | GB2125633B (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4625214A (en) * | 1984-10-15 | 1986-11-25 | Rca Corporation | Dual gridded reflector structure |
DE3609084A1 (de) * | 1985-07-26 | 1987-02-05 | Messerschmitt Boelkow Blohm | Reflektoranordnung |
DE3609078A1 (de) * | 1985-07-26 | 1987-02-05 | Messerschmitt Boelkow Blohm | Reflektoranordnung |
SE455745B (sv) * | 1987-06-30 | 1988-08-01 | Syd Sparbanken | Reflektor for en parabolantenn |
US4939526A (en) * | 1988-12-22 | 1990-07-03 | Hughes Aircraft Company | Antenna system having azimuth rotating directive beam with selectable polarization |
FR2649539B1 (fr) * | 1989-07-06 | 1991-11-08 | Yves Devillers | Antenne demontable et aerotransportable pour telecommunications bidirectionnelles avec un satellite |
GB2237685A (en) * | 1989-10-05 | 1991-05-08 | Nigel Henry New | Aerial |
FR2664750B1 (fr) * | 1990-07-11 | 1993-01-29 | Aerospatiale | Bireflecteur a grilles. |
US5333003A (en) * | 1992-01-21 | 1994-07-26 | Trw Inc. | Laminated composite shell structure having improved thermoplastic properties and method for its fabrication |
CA2105745C (en) * | 1992-09-21 | 1997-12-16 | Parthasarathy Ramanujam | Identical surface shaped reflectors in semi-tandem arrangement |
US5847681A (en) * | 1996-10-30 | 1998-12-08 | Hughes Electronics Corporation | Communication and tracking antenna systems for satellites |
US6028569A (en) * | 1997-07-07 | 2000-02-22 | Hughes Electronics Corporation | High-torque apparatus and method using composite materials for deployment of a multi-rib umbrella-type reflector |
US6891511B1 (en) * | 2002-11-07 | 2005-05-10 | Lockheed Martin Corporation | Method of fabricating a radar array |
US7193578B1 (en) * | 2005-10-07 | 2007-03-20 | Lockhead Martin Corporation | Horn antenna array and methods for fabrication thereof |
JP4986897B2 (ja) * | 2008-03-14 | 2012-07-25 | 三菱電機株式会社 | 衛星搭載用偏波共用アンテナ装置 |
US9395217B1 (en) | 2014-01-22 | 2016-07-19 | Paul C. Gaor | Vehicle location assisting device |
CN111201447A (zh) * | 2017-09-01 | 2020-05-26 | 诺基亚通信公司 | 远程电可倾斜扩散式聚焦无源反射器 |
EP3884310A2 (en) * | 2018-06-21 | 2021-09-29 | SeeScan, Inc. | Electromagnetic marker devices for buried or hidden use |
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Family Cites Families (8)
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FR1213871A (fr) * | 1958-10-31 | 1960-04-05 | Thomson Houston Comp Francaise | Perfectionnements aux antennes fonctionnant en hyperfréquences |
GB884313A (en) * | 1959-08-10 | 1961-12-13 | Gen Electric Co Ltd | Improvements in or relating to passive aerials |
US3483614A (en) * | 1962-12-14 | 1969-12-16 | Hexcel Products Inc | Method for making dimpled honeycomb sandwich |
US4198639A (en) * | 1978-12-26 | 1980-04-15 | Cubic Corporation | Parabolic and log periodic antennas combined for compact high-gain broadband antenna system |
US4274099A (en) * | 1979-02-26 | 1981-06-16 | Downs James W | Random conductive roving reflective surfacing for antennas and guides |
-
1982
- 1982-08-16 US US06/408,503 patent/US4575726A/en not_active Expired - Lifetime
-
1983
- 1983-08-03 CA CA000433742A patent/CA1206606A/en not_active Expired
- 1983-08-12 GB GB08321775A patent/GB2125633B/en not_active Expired
- 1983-08-12 JP JP58148696A patent/JPS5952903A/ja active Granted
- 1983-08-16 DE DE19833329558 patent/DE3329558A1/de not_active Ceased
- 1983-08-16 FR FR8313323A patent/FR2531817B1/fr not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5678204A (en) * | 1974-02-06 | 1981-06-27 | Rca Corp | Microwave antanna unit |
JPS5757006A (en) * | 1980-09-24 | 1982-04-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Antenna structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2531817A1 (fr) | 1984-02-17 |
GB2125633B (en) | 1985-11-27 |
CA1206606A (en) | 1986-06-24 |
FR2531817B1 (fr) | 1987-01-30 |
JPS5952903A (ja) | 1984-03-27 |
GB8321775D0 (en) | 1983-09-14 |
US4575726A (en) | 1986-03-11 |
DE3329558A1 (de) | 1984-02-16 |
GB2125633A (en) | 1984-03-07 |
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