JPH0459702A - 殺虫剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ベンズアルデヒドおよび／またはインドール
を有効成分として含有する殺虫剤に関する。さらに詳し
くは、ダニ、ゴキブリ、シロアリ等の各種害虫に対する
優れた防虫もしくは殺虫効果を有する殺虫剤に関する。

［従来の技術］ 屋内性のイエダニ等はアレルギー、虫咬症等の被害を入
園にもたらす害虫である。これらダニ類の防除用として
、有機リン系殺虫剤、カーバメイト系殺虫剤、ピレスロ
イド系殺虫剤等が使用されてきたが、安全性の面からピ
レスロイド系殺虫剤が比較的広く使用されてきた。

ゴヤブリ類は食品害虫としであるいは病害の伝播者とし
て不潔な害虫であり、これらに対する有効な防除方法あ
るいは防除剤に対する要求も極めて強い、ゴヤブリ類の
防除方法あるいは防除剤としては、ゴキブリの忌避作用
を利用した、例えばメントール（特開昭第５５−１０４
２０２号公報）、Ｎ−ゲラニルジメチルアミン、Ｎ−シ
トロリネルジメチルアミン（特開昭第５８−１１３１０
５号公報）、シンナミルアルコール、オイゲノール、サ
フロール（特開昭第５０−１０５８２１号公報）等が知
られている。他にもダニ、ゴキブリ、黒アリ等に対して
忌避作用を有するアルキルフェノールを有効成分として
含有する害虫忌避剤（特開昭第５９−７８１０５号公報
）、パラフィン系炭化水素と安息香酸ベンジルとを併用
した殺ダニ剤（特開昭第６１−９１１０３号公報）、リ
ナロールを含有したノミ、家バエ、蚊、ダニ等の殺虫剤
（特開昭第６１−８３１０３号公報）、イソボルニルチ
オシアノアセテートを含有したダニ類の忌避剤（特開昭
第６０−４１０１号公報）等が提案されてきた。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記した従来提案されてきた防虫効果も
しくは殺虫効果を有する殺虫剤は必ずしも満足できるも
のではなかった。

本発明者らは、ダニ類、ゴヤブリ類、鮫類、羊毛害虫、
シロアリ等の害虫類に対して有効な殺虫剤を開発すべく
鋭意研究を進めた結果、優れた殺虫もしくは防虫性を示
す薬剤の開発に成功し、本発明に到達した。

すなわち本発明の目的は、各種の害虫類に対して優れた
防虫もしくは殺虫効果を示し、かつ安全性にも優れた殺
虫剤を提供するにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、ベンズアルデヒドおよび／またはインドール
を有効成分として含有する殺虫剤を提供する。

ベンズアルデヒドは、染料、香料、医薬品などの中間物
として用いられるものであり、インドールは、香料調合
に用いられる化合物であるが、これらの化合物が防虫も
しくは殺虫効果を示すことは従来全く知られていなかっ
た６本発明者らは、意外にもこれらの化合物が優れた防
虫もしくは殺虫効果を有することを見いだしたことに基
づき、本発明を完成させた。

ベンズアルデヒドおよびインドールは、そのまま使用し
てもよいが、好ましくは適当な有機溶剤、例えば変性ア
ルコール、エーテル等で希釈、あるいは適当な担体に吸
着、混合または分散させて使用する。担体の例としては
、珪藻土、アルミナ、酸性白土、木粉、カオリン、ベン
トナイト、活性炭、紙、シリカ等を例示できるにれら担
体は１種または２種以上の混合物として使用してもよい
。

またベンズアルデヒド等を各種の合成樹脂に含浸才たは
混練して使用してもよい。

さらに使用目的によっては、乳化剤、分散剤、懸濁剤、
湿潤剤、安定剤等を添加し、油剤、乳剤、水和剤、粉剤
、錠剤、噴射剤等の形状で使用してもよい。

本発明の殺虫剤には必要により他の殺虫剤、香料等を適
宜配合してもよい。

製剤中の有効成分の濃度および施用量は、剤形、予防、
駆除、害虫の種類、害虫による被害の程度に応じて任意
に選択できる０通常ベンズアルデヒドおよび／またはイ
ンドールの含有率は、液剤、粉剤等の場合には、約３〜
１０重量％が実用的であり、さらに実用的には約３〜５
重量％が好ましい 本発明の殺虫剤は、有効成分そのもの才たはその製剤を
、ダニ類（例：ケナガダニ、コナダニ、ツメダニ、シラ
ミダニ、ホコリダニ、イエダニ、ニキビダニ等）の棲息
区域、例えば一般家庭、食堂の厨房、家具、押し入れ、
洗面所等にあるいは穀物倉庫の必要箇所に噴霧、散布、
堕布等の各種手段を適用することにより、ダニ類を殺虫
もしくは防虫できる。ゴキブリの場合には、ゴキブリの
棲息場所、潜伏場所ｔた通路等に噴霧、散布、塗布等の
手段を適用することにより、殺虫あるいはある一定地域
から逃避させ、ゴキブリによる被害を有効に防除できる
。

さらにまた、他の害虫類、例えば羊毛害虫類、蚊、ブヨ
、ノミ、ハエ等に対しても上記と同様もしくは頭領する
手段を適用することにより、有効な防虫もしくは殺虫効
果を発揮できる。

以下実施例に基づき本発明をより詳細に説明する。以下
の例において、特に断りの無い限り％は重量％を示す。

実施例　１．２ 辻久二ぶ１ ペンズアｌレデヒド（実施例１）およびインドール（実
施例２）をそれぞれ変性アルコールで濃度５％に希釈し
、直径５．８ｃｍの円形濾紙に０．２６ｍ１　（１００
ｇ／ｍ’の割合〉含浸させ、２４時間風乾した。その濾
紙を直径５．８ｃｍのガラス製シャーレの底面に敷き、
生きたクナガダニを約１００四人れた後和紙で菱をした
。これらのシャーレを室温で７５％ＲＨの環境下に２４
時間放置した。

変性アルコールのみを上記と同じ割合で含浸させた濾紙
を用いて上記と同じように操作して、対照試験とした。

各試験とも２回繰り返して測定した。

放Ｗｖｉ、ケナガダニの生死判定を行った。なお生きて
いるダニとは、体の一部を動かしているダニである。

試験結果を大喪に示す。

［発明の効果コ 本発明によれば、優れた殺虫、防虫効果を示す新規な殺
虫剤が提供される。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ベンズアルデヒドおよび／またはインドールを有効成分
   として含有する殺虫剤。