JPH0459202B2 - - Google Patents

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JPH0459202B2
JPH0459202B2 JP59072241A JP7224184A JPH0459202B2 JP H0459202 B2 JPH0459202 B2 JP H0459202B2 JP 59072241 A JP59072241 A JP 59072241A JP 7224184 A JP7224184 A JP 7224184A JP H0459202 B2 JPH0459202 B2 JP H0459202B2
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JP
Japan
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Hisao Saito
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、矩形や丸形などの物品の上部や側部
を被覆体により被覆する物品の被覆装置に関する
ものである。
従来例の構成とその問題点 例えば、矩形の物品の一例である冷蔵庫や洗た
く機などを段ボール箱内に梱包する場合、緩衝材
として発泡スチロールが挿入される。この場合に
発泡スチロールを冷蔵庫などの表面に直接接触さ
せたのでは、該表面に摺接により傷を付けるなど
悪影響を及ぼす。また冷蔵庫などの商品は防塵、
防水を考慮しなければならない。そのために第1
図に示すように、矩形物品1の少なくとも上部を
フイルム2により被覆し、発泡スチロールをこの
フイルム2に接触させたり、フイルム2で防塵、
防水を行なうようにしている。従来の被覆方法
は、第2図に示すように、コンベヤ3上の矩形物
品1の上部に、ローラ4によつて供給されるフイ
ルム2を上方から被せ、そして矩形物品1の上面
上方においてフイルム2を、シール装置5により
シールすると共に、切断装置6によりカツトして
いる。かかる従来方法によると、フイルム2を上
方から供給することから、設備の上下高さが非常
に高くなり、これにより設置場所の規制を受ける
と共に、保守点検が容易に行なえない。またフイ
ルム2としては第3図に示すような筒状のものが
使用されており、したがつて、例えば矩形物品1
が平面視において大きくなつたときにはフイルム
2を被せることができない。すなわち、一種類の
フイルム2でほぼ一種類の矩形物品1に対する被
覆しか行なえず、したがつて種々な形状の矩形並
品1が流れるラインにおいて採用できないことに
なる。
そこで最近では第4図に示すような被覆方法が
提供されている。すなわち、両側部7a,7bを
折りたたんで二重状とし且つ一面の中央部に切目
8を有するフイルム7を、その切目8を下方に位
置させてコンベヤ3の上方で長さ方向に供給し、
そして、その先端部がシールされたフイルム7
を、上位水平状の他面に対して両側部7a,7b
をガイドフレーム9によつて垂れ下がり状に拡
げ、次いでシール部側にその前面が接当するよう
にガイドフレーム9内に矩形物品1を供給し、そ
して矩形物品1をガイドフレーム9から押出し移
動させたのち、矩形物品1の後面側において前記
フイルム7をシール・カツト装置10により左右
方向からシール・カツトして、矩形物品1に対す
る被覆を行なうと共に新たなシール部を形成して
いる。このような従来方法によると、種々な形状
の矩形物品1が流れるラインにおいて採用できる
が、その反面、次のような問題が生じる。すなわ
ち、両側部7a,7bを完全に拡げた後でないと
矩形物品1の供給は行なえないことから、完全に
拡げるための充分に長い距離のガイドフレーム9
が必要となり、設備全体がライン方向において大
型化する。また両側部7a,7bは、矩形物品1
の供給用空間に対してその上部を遮る状態で垂れ
下がり状に拡げられることから、供給される矩形
物品1の上面および側面上部が両側部7a,7b
と摺接しながら移動する(第4図仮想線参照)こ
とになり、これによつて両側部7a,7bの正確
な垂れ下がりが期待できないと共に、損傷を招く
ことになる。
発明の目的 本発明の目的とするところは、ライン長さ方向
での設備長さを短かくし得ると共に、被覆体と物
品との摺接を最小限に抑えることのできる物品の
被覆装置を提供するものである。
発明の構成 上記目的を達成するために本第1発明における
物品の被覆装置は、偏平状の上部用被覆体を長さ
方向に移動させる上部用被覆体供給装置を設け、
上部用被覆体の移動中に、水平状の中央部に対し
て両側辺部を垂れ下がり状とする上部ガイドおよ
び側部ガイドを設け、この垂れ下がらせた両側辺
部に、その上縁部が重合するように側部用被覆体
を案内する案内ローラを設け、これら被覆体間の
前端に形成してなるシール部側に前面が接当する
ように、門状に形成された被覆体内に物品を供給
する搬送コンベヤを設け、物品の後面側において
各被覆体を左右方向からシール・カツトして、物
品に対する被覆を行うと共に新たなシール部を形
成するシール・カツト装置を設けている。さらに
本第2発明における物品の被覆装置は、筒状物を
押しつぶして形成した二重偏平状で且つその一面
の中央部に長さ方向の切目を有せしめてなる上部
用被覆体を、その切目を上方に位置させて長さ方
向に移動させる上部用被覆体供給装置を設け、そ
して移動中に、水平状の他面に対して、一面の左
右に分割された両辺を長さ方向に折り返して反転
させながら垂れ下がり状に拡げる上部ガイドおよ
び側部ガイドを設け、この垂れ下がらせた両辺
に、その上縁部が重合するように側部用被覆体を
案内する案内ローラを設け、これら被覆体間の前
端に形成してなるシール部側に前面が接当するよ
うに、門状に形成された被覆体内に物品を供給す
る搬送コンベヤを設け、物品の後面側において各
被覆体を左右方向からシール・カツトして、物品
に対する被覆を行なうと共に新たなシール部を形
成するシール・カツト装置を設けている。
実施例と作用 以下に本発明の一実施例を第5図〜第12図に
基づいて説明する。11は筒状物を押しつぶして
形成した二重偏平状の上部用被覆体で、ロール芯
12に予めロール状に巻取られている。前記ロー
ル芯12は機枠13の側部に回転自在に支持さ
れ、さらに回転駆動装置14に連動連結してい
る。前記機枠13を貫通して下部に物品の一例で
ある矩形物品15を支持搬送する搬送コンベヤ1
6が配設され、この搬送コンベヤ16の終端に接
続して搬出コンベヤ17が配設される。これらコ
ンベヤ16,17は、ベルトコンベヤ、チエンコ
ンベヤ、ローラコンベヤなどいずれであつてもよ
く、また矩形物品15は直接に搬送してもパレツ
トを介して搬送してもよい。前記機枠13の上部
には、二重偏平状の上部用被覆体11に対して一
面の中央部に切目を形成し、そして切目を上方に
位置させてライン方向に供給する上部用被覆体供
給装置18を設けている。すなわち機枠13の一
側上部には、巻き戻されて上方に移送される上部
用被覆体11を他側に向けて案内する第1案内ロ
ーラ19が配設され、そして機枠13の上部中央
には、第1案内ローラ19からの上部用被覆体1
1を表裏反転させたのちコンベヤ下手側に案内す
る第2案内ローラ20が配設される。さらに機枠
13の上部後端には、第2案内ローラ20からの
上部用被覆体11を反転させてコンベヤ上手側に
案内する第3案内ローラ21が配設される。前記
機枠13の上部前端には門形枠22が立設され、
この門形枠22の下部にはローラ支持枠23が取
付けられる。このローラ支持枠23の後部上面に
は第1定置ローラ24と第2定置ローラ25とが
配設され、さらに前端上面に第3定置ローラ26
を配設すると共に、前端下面に第4定置ローラ2
7を配設している。前記門形枠22の上部には軸
28を介して左右一対のスイングアムーム29が
取付けられ、これらスイングアムーム29の後部
側に第1可動ローラ30と第2可動ローラ31と
第3可動ローラ32とを所定間隔置きに配設する
と共に、前端に補助ウエイト33を取付けてい
る。そして門形枠22の上端には、補助ウエイト
33側が上昇する方向でのスイングアーム29の
最大揺動量を規制するストツパ34が設けられ、
また中間部には、第3可動ローラ32から第3定
置ローラ26へと移送される上部用被覆体11が
接当自在な案内板35が設けられ、さらに案内板
35には上向きの切断刃(カミソリ刃など)36
が取付けられる。実際に上部用被覆体11は、第
9図に示すように切断刃36によつて下位の一面
の中央部が長さ方向にカツトされて、切目37を
形成すると共に左右に分割辺11a,11bを形
成するが、その後に第3定置ローラ26と第4定
置ローラ27に案内されて反転し、切目37を上
方に位置させてライン方向に供給されることにな
り、以つて上記した19〜36により上部用被覆
体供給装置18を構成する。前記機枠13内の上
部には、前記上部用被覆体供給装置18からの上
部用被覆体11の下位他面11cを支持案内する
上部ガイド38が搬送コンベヤ16に沿つて水平
状に配設される。さらに機枠13内の両側には、
前記上部用被覆体供給装置18から供給され且つ
前記上部ガイド38で他面11cが案内される上
部用被覆体11で、上位に位置する左右の分割辺
11a,11bを反転しつつ垂れ下がり案内する
左右一対の側部ガイド39A,39Bが設けてあ
り、これら側部ガイド39A,39Bの前面は下
方後方への円弧面39a,39bに形成してあ
る。両側部ガイド39A,39Bは取付け部材4
0A,40Bを介して機枠13に取付けられる。
前記側部ガイド39A,39Bの前端側方に夫々
ロール芯48A,48Bが縦方向に配設され、こ
れらロール芯48A,48Bは遊転自在または駆
動回転自在である。これらロール芯48A,48
Bには一重偏平状の側部用被覆体49A,49B
があらかじめ巻き取られている。両側部用被覆体
49A,49Bは巻き戻され、そして縦方向の案
内ローラ50A,50Bを介して側部ガイド39
A,,39Bの内側に供給され、その際に側部用
被覆体49A,49Bの上縁部(上部側の或る
巾)は、両分割辺11a,11bに対して内側か
ら重合する状態になる。前記両コンベヤ16,1
7の接続部にシール・カツト装置41が設けら
れ、このシール・カツト装置41は、保持枠42
と、この保持枠42に取付けた左右一対の加圧フ
レーム43A,43Bとからなり、これら加圧フ
レーム43A,43Bは互いに接近離間自在で、
相対向面に複数本のヒーターなどを有する。前記
上部ガイド38の後端には上部用被覆体11のシ
ール部を上下方向で展張させる展張装置44が設
けられる。この展張装置44は、両加圧フレーム
43A,43B間に突入する横姿勢と両加圧フレ
ーム43A,43B間から上手側に退出する起立
姿勢とに揺動変位自在な開口具45と、この開口
具45を揺動させるシリンダ装置46とから構成
される。
以下に上記実施例における作用について説明す
る。ロール芯12にロール状に巻かれている上部
用被覆体11は、回転駆動装置14の作動によつ
て巻き戻され、そして第1案内ローラ19、第2
案内ローラ20、第3案内ローラ21に案内され
たのち上部用被覆体供給装置18へと供給され
る。そして上部用被覆体11は、第1可動ローラ
30、第1定置ローラ24、第2可動ローラ3
1、第2定置ローラ25、第3可動ローラ32、
第3定置ローラ26へと移送され、その移送中に
おいて、第9図に示すように一面の中央部が切断
刃36により自動的に切断されて、切目37と分
割辺11a,11bとを形成する。この上部用被
覆体11は第3定置ローラ26と第4定置ローラ
27とにより反転され、第10図に示すように切
目37を上方に位置させて機枠13内に送り込ま
れる。そして上部用被覆体11は、下位の他面1
1cが上部ガイド38上で支持案内され、また上
位の両分割辺11a,11bは両側部ガイド39
A,39Bの円弧面39a,39bに案内されて
長さ方向に折り返して次第に反転されながら、第
11図に示すように両側部ガイド39A,39B
の内側で垂れ下がり状に拡げられる。このとき側
部用被覆体49A,49Bが、ロール芯48A,
48Bから巻き戻され、そして案内ローラ50
A,50Bを介して側部ガイド39A,39Bの
内側に、その長さ方向に供給されており、該側部
用被覆体49A,49Bの上縁部は分割辺11
a,11bの内側で重合状態になる。したがつて
機枠13内において各被覆体11,49A,49
Bは門状となる。被覆作業を行なう前において、
これら被覆体11,49A,49Bの先端部には
前工程で生じたシール部S1が形成されている。ま
た開口具45は第6図実線に示すように横姿勢に
ある。したがつて各被覆体11,49A,49B
の先端部は、シール部S1が中央部で上下に位置す
るように、その前面が閉塞された状態にある。こ
の状態で搬送コンベヤ16により、門状に形成さ
れた被覆体11,49A,49B内に矩形物品1
5が搬入され、この矩形物品15は分割辺11
a,11bなどに接触することなく各ガイド3
8,39A,39B内を通り、そしてシール部S1
にその前面が接当する。そして矩形物品15がさ
らに搬送されることにより、各被覆体11,49
A,49Bは引掛けられた状態で引出される。引
続いて搬出コンベヤ17により搬送され、第6図
実線に示すように、矩形物品15の後面がシー
ル・カツト装置41の部分を通過したときに両コ
ンベヤ16,17は停止される。このように搬送
される矩形物品15により各被覆体11,49
A,49Bが引掛けられて引出されるところの、
該引出し力によつて各被覆体11,49A,49
Bは各ローラに亘つて移送されるのであり、した
がつて回転駆動装置14は上部用被覆体11を巻
き戻すためにのみ使用される。回転駆動装置14
の巻き戻し速度と前述した引出し速度とは必ずし
も同じでなく、したがつてシール・カツト作業中
に次回で使用する上部用被覆体11が準備され
る。すなわち、引出しが終了したときには、例え
ば第6図仮想線に示すようにスイングアーム29
は可動ローラ30,31側が下位になるように引
出し力によつて揺動しており、そして引出し停止
後においてロールの巻き戻しが行なわれることに
よつて、そのたるみに応じて補助ウエイト33に
よりスイングアーム29が揺動し、たるみ分を該
部で吸収し展張状態を維持する。上部用被覆体1
1の準備長さが充分に取れたとき、スイングアー
ム29はストツパ34に接当して揺動が阻止さ
れ、またリミツトスイツチ47に検出されて回転
駆動装置14が停止される。前述したように矩形
物品15を搬出コンベヤ17上に停止させた状態
で、第6図仮想線に示すように開口具45を退出
した起立姿勢とし、これにより上部用被覆体11
の上位他面11cの中央を引上げ、シール・カツ
ト装置41に対向する箇所を上下方向に展張させ
る。次いでシール・カツト装置41を作動させ、
前述した展張部を含めて各被覆体11,49A,
49Bをシールしカツトする。これにより第12
図に示すように矩形物品15の後面側にシール部
S2を形成して、該矩形物品15に対する各被覆体
11,49A,49Bにより被覆が行なえると共
に、新たなシール部S1が生じる。このように展張
した状態でシールすることは、シール面をきれい
にし得ると共に確実なシールを可能にし得る。矩
形物品15は搬出コンベヤ17によつて後方に搬
出され、その後、シール・カツト装置41を非作
動状態にすると共に開口具45を横姿勢にするこ
とによつて最初の状態に戻る。
上記実施例のようにロール状の上部用被覆体1
1を機枠13の外側下部にセツトする場合には、
ロール状物の重量が大のときに容易にセツトでき
ることになる。しかし、上部用被覆体11が重量
小であつたり、取扱い(セツト)が容易であると
きには機枠13上に配置してもよく、この場合に
は、各案内ローラ19,20,21を省略できる
と共に、機枠13の外側を簡素化できる。
上記実施例では矩形物品15について説明した
が、これは丸形などの物品でも同様に被覆し得る
ものである。
前記被覆体11,49A,49Bとしては、塩
化ビニールフイルム、クロスシート、エアーキヤ
ツプシート、発泡シートなどが採用される。採用
に際しては、全てを同一品種にしてもよく、また
異品種を組合わせてもよい。最も好ましいのは、
上部用被覆体11として塩化ビニールフイルムな
どの薄肉フイルムを使用し、側部用被覆体49
A,49Bとしてエアーキヤツプシートや発泡シ
ートなどの厚肉シートを使用することである。第
13図のAは発泡シート51を示し、Bはエアー
キヤツプシート52を示す。前記被覆体11,4
9A,49Bとしては、透明のもの、半透明のも
の、不透明のもの、のいずれであつてもよい。
また上部用被覆体11としては、第14図Aで
示すように、予め切目37を有するものをロール
状に巻き取つておくことにより切断刃36などを
不要にでき、さらに第14図Bで示すように、切
目37を有するもの、或いは有さないものにおい
てガセツト状に押しつぶし形成したものでもよ
い。さらに第14図Cで示すように切目37を有
さない一枚偏平状(この場合に第1発明に相当す
る)のものを使用してもよい。
なお実施例では、上部用被覆体11の他面11
cの全てが矩形物品15の上面に当てがわれ、且
つ分割辺11a,11bの全てを垂れ下がらせる
ように説明したが、これは矩形物品15の平面形
状(長さ)に応じて、他面11cの両側相当部が
垂れ下がり部側に移行(ずれ)したり、分割辺1
1a,11bの上部が上面に当てがわれるべく移
行(ずれ)したりしても所期の被覆を行なえるも
のである。
発明の効果 上記構成の本第1発明における物品の被覆装置
によると、次のような効果を得ることができる。
すなわち、上部用被覆体、ならびに両側部用被覆
体を物品の流れ方向に沿つて水平方向に供給する
ことから、従来のように両分割片を拡げなくて済
む。従つてこの分だけ両分割片を拡げるための距
離を取らなくてもよいことになつてライン方向で
の設備長さを短くできるとともに、物品と両分割
片との摺接を最小限に抑えることができる。な
お、門状の形態を成す各被覆体内に物品を供給し
て、これら被覆体をシールすることから、物品が
平面視において異なる形状であつたとしても、い
ずれの物品の上部に対しても被覆体による被覆を
行なうことができ、したがつて種々な形状の物品
が流れるラインにおいても容易に採用できる。特
に本第1発明によると、上部用と側部用との三枚
の被覆体を供給してシール時に一体化しながら被
覆を行なうことから、物品の緩衝や保護も可能と
したエアーキヤツプシートや発泡シートなど厚手
の被覆体でも、何んら制約されることなく容易に
使用することができる。また本第2発明において
上部用被覆体の供給は、下位の水平状の他面に対
して、切目により左右に分割辺を形成した上位一
面の該分割辺を、長さ方向に折り返して反転させ
ながら垂れ下がり状に拡げて物品の左右側面に対
向位置させて行なうことから、両分割辺を拡げる
ためのライン方向の距離を従来ほど取らなくても
よいことになつてライン方向での設備長さを短か
くでき、しかも拡げる際に両分割辺が物品の移送
空間を遮ることがないことから、上部用被覆体と
物品との摺接を最小限に抑えることができて、正
確な垂れ下がりを期待できると共に、上部用被覆
体の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は被覆後の矩形物品を示す斜視図、第2
図は従来の被覆方法を示す概略正面図、第3図は
使用フイルムの要部斜視図、第4図は従来の別の
被覆方法を示す概略側面図、第5図〜第12図は
本発明の一実施例を示し、第5図は斜視図、第6
図は側面図、第7図は正面図、第8図は平面図、
第9図〜第11図は作用状態を示す要部の概略正
面図、第12図は被覆後の物品斜視図、第13図
A,B、第14図A,B,Cは被覆体の正面図で
ある。 11……上部用被覆体、11a,11b……分
割辺、11c……他面、13……機枠、15……
矩形物品(物品)、16……搬送コンベヤ、17
……搬出コンベヤ、18……上部用被覆体供給装
置、29……スイングアーム、35……案内板、
36……切断刃、37……切目、38……上部ガ
イド、39A,39B……側部ガイド、39a,
39b……円弧面、41……シール・カツト装
置、44……展張装置、49A,49B……側部
用被覆体、51……発泡シート、52……エアー
キヤツプシート、S1,S2……シート部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 偏平状の上部用被覆体を長さ方向に移動させ
    る上部用被覆体供給装置を設け、上部用被覆体の
    移動中に、水平状の中央部に対して両側辺部を垂
    れ下がり状とする上部ガイドおよび側部ガイドを
    設け、この垂れ下がらせた両側辺部に、その上縁
    部が重合するように側部用被覆体を案内する案内
    ローラを設け、これら被覆体間の前端に形成して
    なるシール部側に前面が接当するように、門状に
    形成された被覆体内に物品を供給する搬送コンベ
    ヤを設け、物品の後面側において各被覆体を左右
    方向からシール・カツトして、物品に対する被覆
    を行うと共に新たなシール部を形成するシール・
    カツト装置を設けたことを特徴とする物品の被覆
    装置。 2 筒状物を押しつぶして形成した二重偏平状で
    且つその一面の中央部に長さ方向の切目を有せし
    めてなる上部用被覆体を、その切目を上方に位置
    させて長さ方向に移動させる上部用被覆体供給装
    置を設け、そして移動中に、水平状の他面に対し
    て、一面の左右に分割された両辺を長さ方向に折
    り返して反転させながら垂れ下がり状に拡げる上
    部ガイドおよび側部ガイドを設け、この垂れ下が
    らせた両辺に、その上縁部が重合するように側部
    用被覆体を案内する案内ローラを設け、これら被
    覆体間の前端に形成してなるシール部側に前面が
    接当するように、門状に形成された被覆体内に物
    品を供給する搬送コンベヤを設け、物品の後面側
    において各被覆体を左右方向からシール・カツト
    して、物品に対する被覆を行なうと共に新たなシ
    ール部を形成するシール・カツト装置を設けたこ
    とを特徴とする物品の被覆装置。
JP7224184A 1984-04-10 1984-04-10 物品の被覆装置 Granted JPS60217915A (ja)

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Citations (3)

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JPS60217915A (ja) 1985-10-31

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