JPH0458906A - 送風装置付き椅子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、温度調整された空気を噴出するようにした送
風装置イ」き椅子に関する。

（従来の技術） 水浴や湯浴の後は体の水濡れを乾燥させる必要がある。

乾燥させる方法には、自然乾燥を待つ、乾いたタオル等
で拭く等のほかに、温風乾燥機等の機械設備による方法
がある。

機械設備による方法では、多数の利用者が一度に入れる
乾燥室を設けたり、個別に利用できるシャワールーム等
に温風乾燥機能を備えたりしたものが有る。

利用者はプールや浴室からでた後、乾燥室または温風乾
燥機能を備えたシャワールーム等に入って体を乾かした
後、更衣室に移って着替等をする。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来の方法では、利用する１１．′Ｉは
乾燥室、または、温風乾燥機能を備えたシャワールーム
等に出向く必要があり、プールサイドや浴室の脱衣室で
くつろぎながら乾燥させることができない。

また、乾燥室を設けるための床面積を必要とするととも
に、送風加熱器等の機器設備を予め工事して据え付ける
等の必要がある。従って、設備変更が困難である。

（課題を解決するための手段） 上記課題を解決するために、椅子の上面に空気を噴出す
るための通風用開口を複数備え、上記開口から空気を噴
出するように、送風手段を−に記聞口に連通して椅子の
内部に設けるとともに、噴出空気の温度を調整するため
の通風温度調整手段を上記送風手段と開［１との間に介
設して送風装置イ・］き椅子として構成した。

（作用） 送風手段によって椅子の」二面に複数備えられた通風用
［Ｊ旧」がら空気が噴出されるとともに、１−５記送風
手段と開ＩＺＩとの間に介設した通風温度調整手段によ
って噴出空気の温度が調整される。

プールサイトや浴室の脱衣室等、任意の場所に設置され
る。

（実施例） 本発明の実施例を添イ」図面に基ついて以下に説明する
。

第１図（Δ）は本発明に係る送風装置イχ１き椅子の縦
断面図、（Ｂ）は（Ａ、　）図の１３−Ｂ線半断面図で
ある。

送風装置イ・１き椅子１は両側板を持つリクライニング
チェア型のフレーム１０と座面とで形づくられている。

下面及び後面は開放されている。

上記椅子１の座面は、断熱性を有する細幅の上面板１１
を隙間を空けて側板１０ａ間に横方向に架は渡して構成
され、上面板１１の間の隙間を通風用開口１２とする。

−に面板１１−の下方には通風空気の温度調整手段１３
を上面板１１に沿って固設し、さらにその下側からこの
温度調整手段］３に向けて風を送る送風手段１４を背当
て部・腰置き部・足載せ部用にそれぞれ分散配置する。

温度Ｊ！１］整手段王手段具体的には放熱フィン付きシ
ースヒータ等の、水濡れに影響されない発熱機構を保持
枠１３ａに取り利けたちのである。また、送風手段１４
は電動ファン等の送風機構を保持枠１４ａにとりつけた
ものである。

両側部の側板１０ａは断熱性部材で作られ、その一方の
外側に、温度と風量を制御する操作パネル１６を取り代
ける。

操作パネル１６は、送風手段１４、温度調整手段１４の
入り切り、送風量調整、温度調整を制御する。

以上のごとき構成からなる送風装置イ」き椅子の作用を
説明する。

第１図の送風装置イ」き椅子１の操作パネル１６で送風
を指令すると、送風手段１４が作動し、下部及び後部の
空気がド側から」二面板１１に吹きイ・ｊｉＪられ、上
面板１１の間の通風相開「１１２から上記椅子１の」−
側に向けて空気が噴出される。

上記操作パネル１６で弾送風を指令すると、送風手段１
４が強力に作動して通風用開口１２からの空気噴出が増
大される。

また、温風を指令すると温度調整手段１３が作動して噴
出空気が加熱され、通風用開目１２から温風が噴出され
る。高温指令のときは温度調整手段１３０発熱量が増加
され、通風温度が上昇される。

従って、−１−記椅子１上に濡れた体を置けば、噴出空
気により速やかに乾燥される。

このように、本発明に係る送風装置例き椅子は椅子の中
から／ｌＩＭ度調整された空気が噴出される。

この椅子は広い場所を必要とせす、移動可能である。従
って置き場所を選ばない。プールサイトや浴室の更衣室
等に備えれば、利用者はその場でくつろぎながら、濡れ
た体を乾燥させることができる。

また、建物固定の設備と異なり機器の更新が容易である
。そのため、故障時の対応に適している。

そして、異なるデサインの椅子と交換して楽しむことが
できる。

第２図は本発明に係る別実施例の送風装置イ」き椅子縦
断面図で有る。

送風装置付き椅子２は、両脇部を塞いだ断熱性部材のリ
クライニングチェア型のフレーム２０の」二面に断熱性
を有する細幅の上面板２１を設けて構成される。

上面板２１の間にフレーム２０に多数の貫通孔を設けて
通風相開Ｌ１２２とする。

フレーム２０の内部は後板２４と底板２５とによって、
同椅子２の後部から入った空気を上記通風用開口２２に
導く送風路を構成する。後板２４及び底板２５の外側は
断熱性の高い部月２６で覆う。

後板２４及び底板２５は前方に傾斜して設ける。

底板２５の下端部に水抜き孔２５ａを下方へ貫通する。

上記通風用開口２２から侵入した水等を排出するためで
ある。

同椅子２の後部の送風路人口部に温度調整手段２７と送
風手段２８とを一体に設ける。この温度調整手段２７は
冷風用熱交換器を持ち、送風手段２８と一体化した冷暖
房空調ユニットをなす。

同椅子２の右脇部に操作パネル２９を設け、温度調整手
段２７と送風手段２８とを操作する。温度調整範囲は温
風域の他に冷風域を含む。

この送風装置付き椅子２は次のように作用する。

操作パネル２９からの指令に応じて、送風空気は温度調
整手段２７によって温風域から冷風域までの温度範囲で
調整されて上面の通風用開口２２から噴出される。

また、内部に侵入した水等は後板２４及び底板２５を伝
って水抜き孔２５ａから排出される。

この送風装置イτ１き椅子は、冷風域の温度範囲で調整
されることを除いてその作用効果は前記実施例と同様の
効果を有する。

なお、通風用開口は」−記実施例に限られず、網目状そ
の他通風性を有するものであれば良い。

（発明の効果） 以」−に説明したごとく、本発明に係る送風装置付き椅
子は、広い場所を必要とせす、移動可能である。従って
置き場所を選ばない。プールサイドや浴室の更衣室等に
備えれば、利用者はその場でくつろぎながら、濡れた体
を乾燥させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）は本発明に係る送風装置付き椅子の縦断面
図、（Ｂ）は（Ａ）図のＢ−Ｂ線半断面図、 第２図は本発明に係る別実施例の送風装置イ］き椅子縦
断面図で有る。 １２・・・送風装置付き椅子。 １２．２２・・・通風用開口 １３．２７・・・温度調整手段 １４．２８・・・送風手段

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 空気を噴出するための通風用開口を有する椅子であって
   、 前記開口は椅子の上面に複数備えられ、 上記開口から空気を噴出するように、送風手段を上記開
   口に連通して椅子の内部に設けるとともに、 噴出空気の温度を調整するための通風温度調整手段を上
   記送風手段と開口との間に介設したことを特徴とする送
   風装置付き椅子。