JPH0458768A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH0458768A
JPH0458768A JP2169358A JP16935890A JPH0458768A JP H0458768 A JPH0458768 A JP H0458768A JP 2169358 A JP2169358 A JP 2169358A JP 16935890 A JP16935890 A JP 16935890A JP H0458768 A JPH0458768 A JP H0458768A
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Minoru Maehara
稔 前原
Haruo Nagase
春男 永瀬
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、商用交流電圧をチョッパー回路によって直流
電圧に変換し、この直流電圧をインバータ回路によって
矩形波電圧に変換して負荷に供給するインバータ装置に
関するものである。
[従来の技術] 良敦匠と 第11図は従来の一般的なインバータ装置の回路図であ
る。交流電源Vsの交流電圧は、ダイオードD、〜D6
よりなるダイオードブリッジ回路にて全波整流され、コ
ンデンサC2、C3の直列回路により平滑されて、直流
電圧となる。コンデンサC2C5の直列回路には、トラ
ンジスタQ、、Q2の直列回路が並列的に接続されてい
る。各トランジスタQ、、Q2には、ダイオードD +
 、 D 2が逆並列接続されている。トランジスタQ
、、Q2の接続点とコンデンサC2、C3の接続点の間
には、インダクタL3を介して、負荷RとコンデンサC
4の並列回路が接続されている。
第12図は上記回路の動作波形図である。まず、第1の
期間T1では、トランジスタQ1が高周波的にオン・オ
フされてトランジスタQ2はオフされる。トランジスタ
Q、がオンされると、コンデンサC2からトランジスタ
Q、、インダクタし、を介してコンデンサC4と負荷R
の並列回路に電流が流れて、トランジスタQ1がオフさ
れると、インダクタし、の蓄積エネルギーによりコンデ
ンサC。
と負荷Rの並列回路、コンデンサC1、ダイオードD2
を介して電流が流れる。このとき、トランジスタQ、の
スイッチングによる高周波電流はコンデンサC1を介し
てバイパスされるので、負荷Rには一方向に直流電流が
流れる。
次に、第2の期間T2では、トランジスタQ2が高周波
的にオン・オフされてトランジスタQ1はオフされる。
トランジスタQ2がオンされると、コンデンサC3から
コンデンサC4と負荷Rの並列回路、インダクタし2、
トランジスタQ2を介して電流が流れて、トランジスタ
Q2がオフされると、インダクタL3の蓄積エネルギー
により、ダイオードD、、コンデンサC2、コンデンサ
C4と負荷Rの並列回路を介して電流が流れる。このと
き、トランジスタQ2のスイッチングによる高周波電流
はコンデンサC4を介してバイパスされるので、負荷R
には上記とは逆方向に直流電流が流れる。
したがって、第1及び第2の期間T、、T2を交互に繰
り返すことにより、負荷Rには第12図に示すような矩
形波電流11aが流れることになる。
この従来例では、電源電圧の変動に対して負荷電流が変
動する。その原因は、電源電圧が変動すると、それを整
流・平滑したコンデンサC、C3の電圧VDCが変動す
るからである。したがって、電源変動に対する補償を行
うには、負荷電流を検出し、その検出値が一定となるよ
うにスイッチング素子を制御する必要がある。
【1匠λ 第13図は他の従来例の回路図である。この回路にあっ
ては、入力力率を改善するために、ダイオードD3〜D
、よりなるダイオードブリッジ回路の直流出力端とイン
バータ回路の間に、チョッパー回路を挿入したものであ
る。このチョッパー回路は昇圧型のチョッパー回路であ
り、ダイオードブリッジ回路の直流出力端にインダクタ
L2とトランジスタQコの直列回路を接続し、トランジ
スタQ、の両端に逆流阻止用のダイオードD、を介して
コンデンサC2,C:、の直列回路を接続したものであ
る。トランジスタQ3は他のドライブ回路により高速で
スイッチングされる。まず、トランジスタQ3がオンさ
れると、ダイオードブリッジ回路の直流出力端をインダ
クタL2で短絡することになる。これにより、インダク
タL2に流れる電流は、ダイオードブリッジ回路の直流
出力電圧の大きさに比例した傾きで増加し、インダクタ
L2にエネルギーが蓄えられて行く。次に、トランジス
タQaがオフされると、インダクタL2のエネルギーは
放出され、ダイオードD7を介してコンデンサC2、C
:lを充電する。このとき、コンデンサC2、Csの直
列回路には、ダイオードブリッジ回路の直流出力電圧に
インダクタL2の両端に生じる電圧を加えた電圧が充電
されるので、コンデンサC、、C3の直列回路には、交
流電源Vsのピーク値よりも高い直流電圧VDCを得る
ことができる。
この従来例2では、電源電圧変動に対する負荷電流の変
動補償は、チョッパー回路がコンデンサC2,C3に出
力する電圧VDCを一定に制御することで実現できる。
このような制御は、例えば、トランジスタQ、の駆動信
号のPWM制御により容易に行える。また、トランジス
タQ3を高速でオンオフさせることで、インダクタL2
を介して交流電源Vsから常に入力電流Iinを流すこ
とができ、インダクタL2の電流波形は包絡線が正弦波
状となる。これをフィルター回路で電流が連続的になる
ようにフィルタリングすれば、入力電流■inは入力電
圧Vinと同相の正弦波となり、入力力率はほぼ1とな
る。さらにまた、入力電流Iinの歪率は小さくなり、
高調波成分が少なくなる。フィルター回路はインダクタ
L1とコンデンサC5よりなるローパスフィルタにて構
成されている。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように、従来例1では、電源電圧の変動に対して
負荷電流が変動し、これを補償するには、インバータ回
路のスイッチング素子を制御する必要がある。また、従
来例2では、チョッパー回路の出力電圧を一定化するこ
とにより、電源電圧の変動に対する負荷電流の変動を補
償することができるが、−旦、チョッパー回路で直流電
圧VDCを得て、その後、別途設けたインバータ回路で
矩形波電力に変換しているので、チョッパー回路に専用
のトランジスタQ3が必要で、そのドライブ回路も必要
となり、使用素子数が多くなり、電力損失が大きくなっ
たり、構成が複雑になったりするという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、チョッパー回路とインバータ回
路とでスイッチング素子を兼用した簡単な構成の矩形波
出力のインバータ装置において、電源変動に対する負荷
変動の補償を容易に実現することにある。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の基本構成を示す回路面である9以下、
その回F#I構成について説明する。トランジスタQ、
、Q2はバイポーラ型のトランジスタよりなり、そのベ
ースには駆動信号S 3. S 2が供給されている。
駆動信号S、、S2は高周波の矩形波信号よりなるが、
交流電源Vsが正の半サイクル(Vin>0)のときに
は駆動信号S2が停止し、負の半サイクル(Vin<O
)のときには駆動信号S1が停止する。トランジスタQ
、のエミッタは、トランジスタQ2のコレクタに接続さ
れている。トランジスタQ、、Q2のコレクタ及びエミ
ッタには、ダイオードD + 、 D 2のカソード及
びアノードが夫々接続されている。トランジスタQ、の
コレクタにはダイオードD、のカソードが接続され、ダ
イオードD3のアノードはダイオードD、のカソードに
接続され、ダイオードD4のアノードはトランジスタQ
2のエミッタに接続されている。トランジスタQ、のコ
レクタには、コンデンサC2の一端が接続され、コンデ
ンサC2の他端はコンデンサC5の一端に接続され、コ
ンデンサC3の他端はトランジスタQ2のエミッタに接
続されている。トランジスタQ、、Q2の接続点とコン
デンサC2、C3の接続点の間には、インダクタし、を
介して負荷Rが接続されている。負荷Rには、コンデン
サC2が並列的に接続されている。トランジスタQ、、
Q2の接続点は交流電源Vsの一端に接続されている。
交流電源Vsの他端は、インダクタL + 、 L 2
を介して、ダイオードD 、、D 、の接続点に接続さ
れている。インダクタL 1. L 2の接続点と交流
電源Vsの一端との間には、コンデンサC2が接続され
ている6インダクタL1とコンデンサCIはフィルター
回路を構成している。
第2図は上記回路の動作波形区である。同図に示すよう
に、交流電源Vsが正の半サイクル(Vin〉0)のと
きには、トランジスタQ1が高周波的にオン・オフ駆動
され、トランジスタQ2はオフ状態とされる。また、交
流電源Vsが負の半サイクル(Vin<O)のときには
、トランジスタQ2が高周波的にオン・オフ駆動され、
トランジスタQはオフ状態とされる。以下、上記回路の
動作について詳述する。
まず、交流電源Vsが正の半サイクルのときに、トラン
ジスタQ、がオンすると、インダクタL2、ダイオード
D3、トランジスタQ1を通る経路で交流電源Vsから
インダクタL2に電流1.2が流れ、その電流値は入力
交流電圧Vinの瞬時値に比例した傾きで増加していく
。このとき、コンデンサC2からトランジスタQ1、イ
ンダクタし、を介して負荷RとコンデンサC4の並列回
路に電流が流れる。
次に、トランジスタQ、がオフすると、インダクタL2
、ダイオードD1、コンデンサC2,C,、ダイオード
D2、交流電源Vsを通る経路で、インダクタL2のエ
ネルギーが放出され、コンデンサC2及びC3が充電さ
れる。
このように、交流電源Vsが正の半サイクルでは、トラ
ンジスタQ1がチョッパー用のスイッチング素子と負荷
電流供給用のスイッチング素子を兼ねるものであり、ト
ランジスタQ2は休止している。なお、トランジスタQ
1のスイッチングによる高周波電流は主としてコンデン
サC4にバイパスされるので、負荷Rには電流Ilaが
矢印に示す方向の直流電流として流れる。
次に、交流電源Vsが負の半サイクルのときに、トラン
ジスタQ2がオンすると、交流電源Vs、トランジスタ
Q2、ダイオードD4、インダクタL2を通る経路で、
インダクタL2に電流IL2が上記とは逆方向に流れ、
その電流値は入力交流電圧■10の瞬時値に比例した傾
きて増加して行く。このとき、コンデンサC3から負荷
R、インダクタし2、トランジスタQ2を通る経路で負
荷RとコンデンサC1の並列回路に電流が流れる。次に
、トランジスタQ2がオフすると、交流電源Vs、ダイ
オードD4、コンデンサC2、C3、ダイオードD1、
インダクタL2を通る経路で、インダクタL2のエネル
ギーが放出され、コンデンサC2及びC3を充電する。
このように、交流電源Vsが負の半サイクルでは、トラ
ンジスタQ2がチョッパー用のスイッチング素子と負荷
電流供給用のスイッチング素子の働きを兼ねるものであ
り、トランジスタQ、は休止している。なお、トランジ
スタQ2のスイッチングによる高周波電流は主としてコ
ンデンサC1にバイパスされるので、負荷Rには電流1
1mが矢印とは逆方向の直流電流として流れる。したが
って、負荷Rには交流電源Vsの入力電圧Vinに同期
して極性が反転する矩形波電流が流れることになる。
上記回路にあっては、負荷電流供給用のスイッチング素
子がチョッパー用のスイッチング素子を兼ねて、少ない
素子数で構成されており、電力損失が少なく、回路構成
も簡単になるという利点がある。また、上記回路にあっ
ては、交流電源Vsの半サイクル毎に各トランジスタQ
、、Q2が交互にチョッパー用及び負荷電流供給用のス
イッチング素子として働くので、スイッチング素子1偏
当たりのストレスが軽減されるという利点があり、2個
のスイッチング素子の電力損失のバランスが取れている
ので、例えば放熱構造は同じで良い。
さらに、2個のスイッチング素子はチョッパー用及び負
荷電流供給用のスイッチング素子として動作しているか
ら、別個にチョッパー駆動回路を設ける必要がなく、駆
動回路の構成も簡単化される。
なお、交流電源■sとインダクタL2の間に、インダク
タし、とコンデンサC1よりなるフィルター回路を挿入
して入力電流Iinを連続的にすることにより、入力電
流歪率を低減することができ、また、入力電流Iinを
入力電圧Vinと同相の正弦波にできるので、入力力率
はほぼ1となる。
「作用] 第1図に示す回路においては、負荷Rに流れる電流11
aが、第2図に示すように、中央部に凹みを有する波形
となり、これにより電源変動に対する負荷変動の補償を
実現できる。その原理は、第3図(a) 、 (b)の
破線で示す経路で交流電源Vsからの電流が負荷Rへ廻
り込むことにある。つまり、交流電源Vsが正の半サイ
クルでトランジスタQ1がオフしたときには、インダク
タL2、ダイオードD、、コンデンサC2、コンデンサ
C1、インダクタL3、交流電源Vsを通る経路(第3
図(a)参照)で電流が廻り込む。また、交流電源Vs
が負の半サイクルでトランジスタQ2がオフしたときに
は、交流電源VS、インダクタL3、コンデンサC4、
コンデンサC1、ダイオードD1、インダクタL2を通
る経路(第3図(b)参照)で電流が廻り込む。
この破線で示す経路で廻り込む電流の向きは、負荷Rに
本来流れるべき電流とは逆向きであるので、負荷電流波
形に凹みを生じさせるものである。そして、この廻り込
む電流は、チョッパー回路のインダクタL2の蓄積エネ
ルギーに起因するものであるから、入力電圧Vinの瞬
時値が大きくなるにつれて増大するものであり、したが
って、中央部はど負荷電流波形の凹みは大きくなる。ま
た、電源変動によって入力電圧Vinの瞬時値が全体と
して増大すれば、それだけ負荷電流波形の凹みも大きく
なるので、負荷電流の変動は抑制される。
第4図(&)は交流電源Vsが正の半サイクル(Vin
〉0)のとき、第4図(b)は交流電源Vsが負の半サ
イクル(Vin<O)のときについて、それぞれトラン
ジスタQ、、Q2のオン・オフ動作と、インダクタL2
.L3に流れる電流IL2.IL3との関係を示してい
る。第4図(a)の場合においてトランジスタQ、がオ
フした後、又は第4図(b)の場合においてトランジス
タQ2がオフした後、インダクタL2に電流IL2が流
れている期間をt、とし、インダクタL3に電流IL3
が流れている期間をt2とすると、t+>t2のときに
は、第3図(a) 、 (b)の破線で示す経路で電流
の廻り込みが生じる。ここで、入力電圧Vin、負荷電
圧■1a、コンデンサ電圧VDCの関係が、Voc< 
2 (V in±VNa)の関係を満足する期間が存在
すれば、必ずt+>t2となり、交流電源Vsから負荷
Rへの電流の廻り込みが生じる。ただし、上記不等式中
の値VDo、Vin、V1aは全て大きさを意味してお
り、符号は考慮に入れない。
第5図は負荷電流11aの電源変動に対する波形変化を
示している。まず、定格電圧時には実線で示すように中
央部に凹みを有する矩形波電流Ifaが負荷Rに流れる
。また、電源電圧の増加時には、チョッパー回路の出力
電圧VI)cが増大するので、破線で示すように、矩形
波電流It’aのピーク値は増大するが、交流電源Vs
から負荷Rへの電流の廻り込みも増大するので、中央部
の凹みが大きな矩形波電流INaが負荷Rに流れるもの
であり、全体として矩形波電流INaの実効値は定格電
圧時に比べて大きく変動しない。反対に、電源電圧の減
少時には、チョッパー回路の出力電圧VDCが減少する
ので、−点鎖線で示すように、矩形波電流11aのピー
ク値は減少するが、中央部の凹みが小さな矩形波電流I
laが負荷Rに流れるものであり、全体として矩形波電
流11aの実効値は定格電圧時に比べて大きく変動しな
い。これにより、電源変動に対する負荷変動を補償でき
るものである。
[実施例1] 第6図は本発明の第1実施例の回路図である。
本実施例では、VDC検出回路1によりコンデンサC2
、C3の直列回路の両端電圧V[)cを検出し、Vin
検出回路2により交流電源■Sからの入力電圧Vinを
検出し、■1a検出回路3により負荷Rの両端電圧V1
aを検出し、各検出電圧V DC,V in 、 V 
1mを制御回路4に入力している。制御回路4では、加
算器44によりVlaとVinを加算し、定数倍器43
により2倍して、2 (Vj!a+ V in)を求め
る。そして、これを比較器42によりVDCと比較し、
常に、VDC< 2 (V in十Vl!a)という条
件が満足されるように、デユーティ及び周波数制御部4
1で駆動信号S、、S2のデユーティ及び周波数又はそ
のいずれか一方を制御する。つまり、駆動信号S + 
、 S 2のデユーティ(1スイッチング周期に占める
オン時間の割合)を変えたり、スイッチングの周波数を
変えることにより、チョッパー回路の入力電力やインバ
ータ回路の出力電力を変えることができるので、上記の
条件を常に満足させることが可能となる。
なお、定数倍器43は本質的な構成要素ではなく、Vi
n、Veaの検出レベルを調節して2(Vin+V1a
)を検出できるように構成すれば良い。
[実施例2] 第7図は本発明の第2実施例の回路図である。
本実施例では、負荷Rとして放電灯1aを用いている。
トランジスタQ、、Q2のスイッチング周波数は、例え
ば数十KHz程度であり、スイッチングによる高周波電
流は、大部分が放電灯1aに並列接続された平滑用のコ
ンデンサC1にバイパスされる。したがって、放電灯1
aには直流成分のみが流れるものであり、ランプ電流I
Naは高周波成分の少ない矩形波電流となる。また、そ
の極性は商用交流電圧Vsに同期して反転するので、放
電灯1aとして高圧放電灯を使用しても、音響的共鳴現
象に起因するアークの不安定を生じることはなく、光出
力のちらつきや立ち消えを防止することができるもので
ある。
また、本実施例では、入力電圧Vinを検出するための
Vin検出回路2を省略し、その検出値に相当する電圧
E2を負荷電圧V1aの検出値に加算している。それ以
外の構成は、第6図に示す第1実施例と同様である。交
流電源Vsの入力電圧Vinは電源の特性として予め分
かっているので、その検出値に相当する電圧E2を作成
して、Vinの検出値の代わりに用いることができる。
これにより、検出箇所が2箇所になるので、構成が簡単
になり、しかも第1実施例と同様の効果が得られる。
[実施例3コ 第8図は本発明の第3実施例の回路図である。
本実施例では、負荷電圧Vlaを検出するための■1a
検出回路3を省略し、その検出値に相当する電圧E3を
入力電圧Vinの検出値に加算している。
また、本実施例においても、負荷として放電灯1aを接
続している。それ以外の構成は、第6図に示す第1実施
例と同様である。負荷の放電灯laは定電圧特性を持つ
ので、使用する放電灯1aのランプ電圧VI2aを予め
測定しておいて、その測定値に相当する電圧E3を作成
して、Vlaの検出値の代わりに用いることができる。
これにより、検出箇所が2箇所になるので、構成は簡単
になり、しかも第1実施例と同様の効果が得られる。
[実施例4コ 第9図は本発明の第4実施例の回路図である。
本実施例では、入力電圧Vinを検出するためのVin
検出回路2と、負荷電圧V1aを検出するためのVla
検出回路3を省略し、それらの検出値に相当する電圧E
2.E、3を加算している。また、本実施例においても
、負荷として放電灯1aを接続している。それ以外の構
成は、第6図に示す第1実施例と同様である6交流電源
Vsの入力電圧Vinは電源の特性として予め分かつて
おり、負荷の放電灯laのランプ電圧V1gも予め測定
しておくことができるので、それらの検出値に相当する
電圧E 2.E 。
を作成して、Vin、Vlaの検出値の代わりに用いる
ことができる。これにより、検出箇所が1m所だけにな
るので、楕或は更に簡単になり、しかも第1実施例と同
様の効果が得られる。
なお、実施例において、トランジスタQ、、Q2として
パワーMO5FETを使用すれば、ダイオードD、、D
2はパワーMO8FETの寄生ダイオードで代用できる
ので、使用素子数が減り、回路構成を更に簡単化できる
ものである。また、第1及び第2のインダクタンス要素
は、トランスであっても構わない。
[実施例5] 第10図は本発明の第5実施例の動作波形図である。上
述のように、第1〜第4実施例では、入力電圧Vinの
全期間にわたって、VDC< 2 (V i n+V1
a)の関係を満足するように構成されており、この場合
には、負荷電流11aは第5図に示すような波形となっ
て、電源変動に対する負荷電流11aの変動補償がなさ
れる。しかしながら、実際には、入力電圧Vinが所定
値以上の期間だけ、上記関係式を満足するように構成し
ても、入力電圧Vinの変動に対する負荷を流lff1
aの変動補償は実現できる。
本実施例では、入力電圧Vinが所定値以上の期間だけ
、上記の関係式を満足するようにしており、この場合の
負荷電流I/aの波形図は第1o図に示すようになる。
同図に示すように、入力電圧Vinが減少した場合には
、負荷電流Ilaのピーク値が低く、入力電圧Vinに
比例して負荷電流11aを補正する期間taも短く、そ
の補正量も少ない。それに比べて、定格電圧時には負荷
電流Ilaのピーク値が高くなるが、補正期間tbが長
くなり、その補正量も多くなる。また、入力電圧Vin
が増加した場合には、電荷電流11aのピーク値は更に
高くなるが、補正期間tcが長くなり、その補正量も多
くなる。したがって、負荷電流11aの実効値はほぼ一
定のままであり、入力電圧Vinの変動に対する負荷電
流Ifaの変動補償が実現できる。
本実施例の回路構成は、第6図〜第9図のいずれを用い
ても良い。ただし、本実施例では、VDC< 2 (V
in+’vla)の関係を入力電圧Vinの所定値以上
でのみ成り立つように構成している点が異なる。本実施
例のように、入力電圧Vinの一部の期間でのみVoc
< 2 (V in+ Vfa)の関係が成り立つよう
にすれば、VDc、VNaの制約が緩くなって、制御が
容易となるという利点がある。
[発明の効果] 本発明にあっては、上述のように、交流電源の第1及び
第2の極性時にそれぞれ高周波的にオン・オフ動作を行
う第1及び第2のスイッチング素子の直列回路に、2個
のダイオードの直列回路を並列逆向きに接続し、且つ2
個のコンデンサの直列回路を並列的に接続し、各スイッ
チング素子に逆方向通電経路を構成し、スイッチング素
子の接続点とダイオードの接続点の闇に第1のインダク
タンス要素を介して交流電源を接続してチョッパー回路
を構成し、スイッチング素子の接続点とコンデンサの接
続点の闇に第2のインダクタンス要素を介して負荷とコ
ンデンサの並列回路を接続して矩形波インバータ回路を
構成したインバータ装置において、交流電源からの入力
電圧をVin、負荷の両端電圧をVla、上記2個のコ
ンデンサの直列回路の両端電圧をVDCとしたときに、
VDC<2(Vin+V1a)となる期間が生しるよう
に第1及び第2のスイッチング素子を制御するようにし
たから、交流電源の第1の極性時に第1のスイッチング
素子がオフしたとき、又は第2の極性時に第2のスイッ
チング素子がオフしたときに、交流電源から負荷に廻り
込む電流により、負荷電流波形に凹みを生じさせ、この
凹みが電源電圧の増大につれて大きくなることを利用し
て、電源変動に起因する出力変動を抑制できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示す回路図、第2図は同上
の動作波形図、第3図(a) 、 (b)は本発明によ
る電源変動補償の原理を説明するための回路図、第4図
(a) 、 (b)は本発明の作用説明のための波形図
、第5図は本発明による電源変動補償の様子を示す波形
図、第6図は本発明の第1実施例の回路図、第7図は本
発明の第2実施例の回路図、第8図は本発明の第3実施
例の回路図、第9図は本発明の第4実m例の回路図、第
10図は本発明の第5実施例の動作波形図、第11図は
従来例の回路図、第12図は同上の動作波形図、第13
図は他の従来例の回路図である。 Vsは交流電源、D、〜D、はダイオード、QQ2はト
ランジスタ、L1〜L3はインダクタ、C〜C4はコン
デンサ、Rは負荷、1はVI)c検出回路、2はV1a
検出回路、3はVin検出回路、4は制卸回路である。 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1及び第2のスイッチング素子を順方向が一致
    するように直列に接続し、各々のスイッチング素子に逆
    並列の通電経路をそれぞれ構成し、2個のダイオードを
    順方向が一致するように直列に接続した回路を、上記ス
    イッチング素子の直列回路と順方向が逆になるように並
    列的に接続し、第1及び第2のスイッチング素子の接続
    点と上記2個のダイオードの接続点との間に第1のイン
    ダクタンス要素を介して交流電源を接続し、2個のコン
    デンサの直列回路を第1及び第2のスイッチング素子の
    直列回路の両端に並列的に接続してチョッパー回路を構
    成し、第1及び第2のスイッチング素子の接続点と上記
    2個のコンデンサの接続点との間に第2のインダクタン
    ス要素と負荷の直列回路を接続し、この負荷の両端にコ
    ンデンサを並列接続してインバータ回路を構成し、交流
    電源の第1の極性時に第1のスイッチング素子を高周波
    的にオン・オフさせて第2のスイッチング素子はオフと
    し、交流電源の第2の極性時に第2のスイッチング素子
    を高周波的にオン・オフさせて第1のスイッチング素子
    はオフとする制御回路を備えたインバータ装置において
    、交流電源からの入力電圧をVin、負荷の両端電圧を
    Vla、上記2個のコンデンサの直列回路の両端電圧を
    V_D_Cとしたときに、V_D_C<2(Vin+V
    la)となる期間を有するように第1及び第2のスイッ
    チング素子を制御する回路を備えることを特徴とするイ
    ンバータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006066351A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Lecip Corp 点灯制御装置

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