JPH0458611B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0458611B2 JPH0458611B2 JP26940385A JP26940385A JPH0458611B2 JP H0458611 B2 JPH0458611 B2 JP H0458611B2 JP 26940385 A JP26940385 A JP 26940385A JP 26940385 A JP26940385 A JP 26940385A JP H0458611 B2 JPH0458611 B2 JP H0458611B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- stopped
- feeding
- fed
- mark
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000000750 progressive effect Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000000109 continuous material Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はロール状マイクロフイルム等の長尺な
フイルムを検索するフイルム検索装置に関する。
フイルムを検索するフイルム検索装置に関する。
(従来の技術)
従来、この種フイルム検索装置としては、次に
示すようなものがある。すなわち、マイクロフイ
ルムを一方向例えば巻取方向に高速で給送しつ
つ、該マイクロフイルム上に設けられた検索マー
クを検出して、フイルムの画像コマを計数する。
所望の画像コマを検出するとそのままオーバーラ
ンさせて停止させ、オーバーランした分だけマイ
クロフイルムを逆方向に低速で給送し、所望の画
像コマを読取位置に停止させる。マイクロフイル
ムを巻戻方向に高速で給送した場合も同様に、所
望の画像コマを検出するとそのままオーバーラン
させて停止させ、オーバーランした分だけマイク
ロフイルムを逆方向に低速で給送し、所望の画像
コマを読取位置に停止させるように構成されてい
る。
示すようなものがある。すなわち、マイクロフイ
ルムを一方向例えば巻取方向に高速で給送しつ
つ、該マイクロフイルム上に設けられた検索マー
クを検出して、フイルムの画像コマを計数する。
所望の画像コマを検出するとそのままオーバーラ
ンさせて停止させ、オーバーランした分だけマイ
クロフイルムを逆方向に低速で給送し、所望の画
像コマを読取位置に停止させる。マイクロフイル
ムを巻戻方向に高速で給送した場合も同様に、所
望の画像コマを検出するとそのままオーバーラン
させて停止させ、オーバーランした分だけマイク
ロフイルムを逆方向に低速で給送し、所望の画像
コマを読取位置に停止させるように構成されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、斯かる従来技術の場合には、次のよう
な問題点を有している。すなわち、マイクロフイ
ルムを停止させる場合、電気的にブレーキをON
しても機械的な遅れが必然的に生じ、マイクロフ
イルムの停止位置が僅かにズレ、拡大投影される
フイルムの画像が所定位置からズレてしまう。こ
の停止位置のズレは、フイルムの停止直前の給送
方向が常に同じでズレる方向が一定していれば、
予めフイルム検索装置とフイルム投影装置との相
対位置をズレ量に応じて補正しておけば解消する
ことができる。しかし、従来は、マイクロフイル
ムの給送方向に関係なく所望画像コマを検出する
と、オーバーランさせた後に逆方向に低速で給送
して停止させているため、停止直前の給送方向が
一定していない。したがつて、停止位置のズレを
補正した場合は、一方向に給送して停止した時の
みズレがなく、他方向に給送して停止した時には
ズレが甚だ大きくなり、補正をしない場合には、
どの方向に給送して停止させた時でも位置ズレが
生じるという問題点があつた。特に、フイルムの
画像をプリントする際には、画像がプリント枠か
らはみ出して画像が欠けてしまうという問題点も
あつた。
な問題点を有している。すなわち、マイクロフイ
ルムを停止させる場合、電気的にブレーキをON
しても機械的な遅れが必然的に生じ、マイクロフ
イルムの停止位置が僅かにズレ、拡大投影される
フイルムの画像が所定位置からズレてしまう。こ
の停止位置のズレは、フイルムの停止直前の給送
方向が常に同じでズレる方向が一定していれば、
予めフイルム検索装置とフイルム投影装置との相
対位置をズレ量に応じて補正しておけば解消する
ことができる。しかし、従来は、マイクロフイル
ムの給送方向に関係なく所望画像コマを検出する
と、オーバーランさせた後に逆方向に低速で給送
して停止させているため、停止直前の給送方向が
一定していない。したがつて、停止位置のズレを
補正した場合は、一方向に給送して停止した時の
みズレがなく、他方向に給送して停止した時には
ズレが甚だ大きくなり、補正をしない場合には、
どの方向に給送して停止させた時でも位置ズレが
生じるという問題点があつた。特に、フイルムの
画像をプリントする際には、画像がプリント枠か
らはみ出して画像が欠けてしまうという問題点も
あつた。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点を解
説するためになされたもので、その目的とすると
ころは、検索された画像コマを所定位置に停止さ
せる場合に、位置ズレの生じないフイルム検索装
置を提供することにある。
説するためになされたもので、その目的とすると
ころは、検索された画像コマを所定位置に停止さ
せる場合に、位置ズレの生じないフイルム検索装
置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記の目的を達成するために、フイ
ルムの給送方向が特定方向か否かを判別し、フイ
ルムを停止させる直前は、常にフイルムを特定方
向に給送してフイルムの停止時における停止位置
の一定のずれをあらかじめ補正してフイルムを停
止させる制御部を有することを特徴とする。
ルムの給送方向が特定方向か否かを判別し、フイ
ルムを停止させる直前は、常にフイルムを特定方
向に給送してフイルムの停止時における停止位置
の一定のずれをあらかじめ補正してフイルムを停
止させる制御部を有することを特徴とする。
(実施例)
以下図面により本発明を説明する。
第1図は本発明を適用した検索装置を備えたマ
イクロフイルムリーダーを示し、1はフイルムを
ロール状に巻いた供給リールを収納したカートリ
ツジ、2はカートリツジ1内のフイルムFの選択
を送り出す送り出しローラ、3はローラ2を駆動
する送り出し用モーター、4は送り出しローラ2
をフイルムに接触させる位置とフイルムから離間
する位置に移動させるソレノイド、5,6はフイ
ルムガイドローラ、7はフイルムを照明するラン
プ、8は集光用レンズ、9はランプ7によつて照
明されたフイルムの画像をスクリーン(不図示)
に拡大投影する投影レンズ、10はフイルムFの
各コマaの側縁に設けた計数用マームmを検出す
るマーク検出器、11は巻取りリールである。供
給リールの回転軸15は逆送り用モーター16に
結合され、モーター16が駆動するとフイルムF
はカートリツジ1内に巻戻される。巻取リール1
1の回転軸17は順送り用モーター18に結合さ
れ、モーター18が駆動するとフイルムFは巻取
リール11に巻取られる。20は回転軸15の回
転を制止する第1ブレーキ装置、21は回転軸1
7の回転を制止する第2ブレーキ装置である。ブ
レーキ装置20,21として公知の種々のものを
使用することができる。
イクロフイルムリーダーを示し、1はフイルムを
ロール状に巻いた供給リールを収納したカートリ
ツジ、2はカートリツジ1内のフイルムFの選択
を送り出す送り出しローラ、3はローラ2を駆動
する送り出し用モーター、4は送り出しローラ2
をフイルムに接触させる位置とフイルムから離間
する位置に移動させるソレノイド、5,6はフイ
ルムガイドローラ、7はフイルムを照明するラン
プ、8は集光用レンズ、9はランプ7によつて照
明されたフイルムの画像をスクリーン(不図示)
に拡大投影する投影レンズ、10はフイルムFの
各コマaの側縁に設けた計数用マームmを検出す
るマーク検出器、11は巻取りリールである。供
給リールの回転軸15は逆送り用モーター16に
結合され、モーター16が駆動するとフイルムF
はカートリツジ1内に巻戻される。巻取リール1
1の回転軸17は順送り用モーター18に結合さ
れ、モーター18が駆動するとフイルムFは巻取
リール11に巻取られる。20は回転軸15の回
転を制止する第1ブレーキ装置、21は回転軸1
7の回転を制止する第2ブレーキ装置である。ブ
レーキ装置20,21として公知の種々のものを
使用することができる。
カートリツジ1内に収納されているマイクロフ
イルムFは送り出し用モーター3の駆動によりロ
ーラ2によつてカートリツジ1から引き出され、
巻取リール11の方に送り出される。送り出され
たフイルムは順送り用モーター18の駆動によつ
て回転している巻取リール11に自動的に巻取ら
れる。
イルムFは送り出し用モーター3の駆動によりロ
ーラ2によつてカートリツジ1から引き出され、
巻取リール11の方に送り出される。送り出され
たフイルムは順送り用モーター18の駆動によつ
て回転している巻取リール11に自動的に巻取ら
れる。
フイルムが巻取リール11に巻付くとソレノイ
ド4が不作動になり、ローラ2がフイルムから離
れると共に、モーターが停止する。以後、フイル
ムFはモーター18の駆動によりカートリツジ1
から巻取リール11へ送給される。以下、これを
順送りという。モーター18を駆動せず、モータ
ー16を駆動するとフイルムFは前述と逆に巻取
リール11からカートリツジ1へ送給される。以
下、これを逆送りという。マーク検出器10はラ
ンプ7によつて照明されたフイルムFの上の検索
用マークmを光学的に検出し電気信号に変換す
る。マイクロフイルムFの画像はランプ7、集光
用レンズ8によつて照明され、投影用レンズ9に
よつてスクリーンに投影され、閲読に供されるよ
うになつている。
ド4が不作動になり、ローラ2がフイルムから離
れると共に、モーターが停止する。以後、フイル
ムFはモーター18の駆動によりカートリツジ1
から巻取リール11へ送給される。以下、これを
順送りという。モーター18を駆動せず、モータ
ー16を駆動するとフイルムFは前述と逆に巻取
リール11からカートリツジ1へ送給される。以
下、これを逆送りという。マーク検出器10はラ
ンプ7によつて照明されたフイルムFの上の検索
用マークmを光学的に検出し電気信号に変換す
る。マイクロフイルムFの画像はランプ7、集光
用レンズ8によつて照明され、投影用レンズ9に
よつてスクリーンに投影され、閲読に供されるよ
うになつている。
第2図は上記装置のフイルム送給路を示すもの
で、2′は送り出しローラ2に対向して設けられ
たピンチローラ、57,58は平行に離間して配
置されたガラス板で、その間をフイルムが通る。
51〜56はフイルム送給路に沿つて設けられた
フイルムガイド板、60,61はフイルムガイド
ローラーである。
で、2′は送り出しローラ2に対向して設けられ
たピンチローラ、57,58は平行に離間して配
置されたガラス板で、その間をフイルムが通る。
51〜56はフイルム送給路に沿つて設けられた
フイルムガイド板、60,61はフイルムガイド
ローラーである。
以上の構成によつて、フイルムFはフイルムガ
イド板51と52の間、53と52の間、ガラス
板57と58の間、フイルムガイド板54と56
の間、55と56の間、ローラ60と61の間を
走行する。
イド板51と52の間、53と52の間、ガラス
板57と58の間、フイルムガイド板54と56
の間、55と56の間、ローラ60と61の間を
走行する。
第3図は検索装置を示し、30はマーク検出器
10がフイルム上のマークmを検出したとき出力
するマーク検出信号を計数したり、フイルム送給
を制御する計数/制御部である。31は検索すべ
き所望の画像のコマ番号を入力したり、誤検索の
あつた場合に正しいコマ番号を計数/制御部30
に入力したりする操作部、32は操作部31に入
力した所望のコマ番号を記憶する記憶部、33は
記憶部32の内容を表示する表示部、34は計数
部でマーク検出器10からの信号又は操作部のキ
ー操作により加減算し、その結果により制御部に
信号を送出する。35は計数部34よりの信号を
受けてフイルムの送給方向や停止等を制御すると
共にフイルムの給送方向を判別する判別手段を兼
ねた制御部、36は制御35の制御の下にフイル
ムを送給・停止させるフイルム駆動部である。
10がフイルム上のマークmを検出したとき出力
するマーク検出信号を計数したり、フイルム送給
を制御する計数/制御部である。31は検索すべ
き所望の画像のコマ番号を入力したり、誤検索の
あつた場合に正しいコマ番号を計数/制御部30
に入力したりする操作部、32は操作部31に入
力した所望のコマ番号を記憶する記憶部、33は
記憶部32の内容を表示する表示部、34は計数
部でマーク検出器10からの信号又は操作部のキ
ー操作により加減算し、その結果により制御部に
信号を送出する。35は計数部34よりの信号を
受けてフイルムの送給方向や停止等を制御すると
共にフイルムの給送方向を判別する判別手段を兼
ねた制御部、36は制御35の制御の下にフイル
ムを送給・停止させるフイルム駆動部である。
ここで、記憶部32は計数/制御部30の内部
にあつても良い。即ち、計数/制御部30として
マイクロプロセツサーを用い、このマイクロプロ
セツサーに記憶部32が内蔵されている。この場
合、マイクロプロセツサーに対して、マーク検出
器10と操作部31のキーが入力装置となり、表
示部33、フイルム駆動36が出力装置となる。
にあつても良い。即ち、計数/制御部30として
マイクロプロセツサーを用い、このマイクロプロ
セツサーに記憶部32が内蔵されている。この場
合、マイクロプロセツサーに対して、マーク検出
器10と操作部31のキーが入力装置となり、表
示部33、フイルム駆動36が出力装置となる。
以上の構成において、本実施例に係るフイルム
検索装置では、次のようにしてフイルムの検索が
行なわれる。今、操作部31よりフイルムの所望
のコマ番号を入力し、検索を開始すると、入力さ
れたコマ番号は記憶部32を介して表示部33に
表示される。以降は第4図のフローチヤートに従
つて説明する。
検索装置では、次のようにしてフイルムの検索が
行なわれる。今、操作部31よりフイルムの所望
のコマ番号を入力し、検索を開始すると、入力さ
れたコマ番号は記憶部32を介して表示部33に
表示される。以降は第4図のフローチヤートに従
つて説明する。
操作部31よりコマ番号Aが入力されると(ス
テツプ101)、計数/制御部30はA−B=Cの演
算を行なう(ステツプ102)。ここで、Bは検索開
始前のコマ番号で、現在スクリーン(図示せず)
等に表示されている画像コマのコマ番号である。
演算結果Cが零の場合は現在表示されているコマ
即ち停止している状態が所望するコマであるた
め、何の動作も行なわず、ステツプ120にとび、
検索を終了する。検索結果Cが零でない場合は次
のステツプ103に進む。ここで、演算結果Cの正
負が判別され、演算結果Cが正の場合はステツプ
104に進んでフラツグを“0”にリセツトし、モ
ーター18をONとしてその駆動力でカートリツ
ジ1から巻取リール11へ高速でフイルムを給送
する(ステツプ105)。演算結果Cが負の場合は、
上述したのとは逆にフラツグを“1”にセツト
し、且つC=−CとしてCを正の数とし(ステツ
プ106)、フイルムを高速でカートリツジ側に巻き
戻す(ステツプ107)。ここで、フラツグはフリツ
プフロツプでもマイクロプロセツサーの内部メモ
リでもその他の外部メモリを用いてもよい。ま
た、演算結果Cも内部メモリでも外部メモリどち
らに記憶させてもよい。ここで、フイルム移送中
にマーク検出器10によつてマークmが検出され
ると(ステツプ108)、そのたびに演算結果Cから
1だけ減じ(ステツプ109)、Cの値が零となるま
でマーク検出が行なわれる。
テツプ101)、計数/制御部30はA−B=Cの演
算を行なう(ステツプ102)。ここで、Bは検索開
始前のコマ番号で、現在スクリーン(図示せず)
等に表示されている画像コマのコマ番号である。
演算結果Cが零の場合は現在表示されているコマ
即ち停止している状態が所望するコマであるた
め、何の動作も行なわず、ステツプ120にとび、
検索を終了する。検索結果Cが零でない場合は次
のステツプ103に進む。ここで、演算結果Cの正
負が判別され、演算結果Cが正の場合はステツプ
104に進んでフラツグを“0”にリセツトし、モ
ーター18をONとしてその駆動力でカートリツ
ジ1から巻取リール11へ高速でフイルムを給送
する(ステツプ105)。演算結果Cが負の場合は、
上述したのとは逆にフラツグを“1”にセツト
し、且つC=−CとしてCを正の数とし(ステツ
プ106)、フイルムを高速でカートリツジ側に巻き
戻す(ステツプ107)。ここで、フラツグはフリツ
プフロツプでもマイクロプロセツサーの内部メモ
リでもその他の外部メモリを用いてもよい。ま
た、演算結果Cも内部メモリでも外部メモリどち
らに記憶させてもよい。ここで、フイルム移送中
にマーク検出器10によつてマークmが検出され
ると(ステツプ108)、そのたびに演算結果Cから
1だけ減じ(ステツプ109)、Cの値が零となるま
でマーク検出が行なわれる。
C=C−1の結果、Cの値か零になると所望す
るコマのマークがマーク検出器10を通過したこ
とになる。この時点でフラツグが“0”か否かに
よつて(フラツグ110)、現在駆動されているモー
ターを停止させ(ステツプ111、112)、フイルム
を慣性でオーバーランさせる。このまま放置すれ
ば、エネルキーの補給がなされないので、ある時
間内にフイルムは自然に停止する。即ち、フイル
ムの速度は順次遅くなり最後には零となる。ここ
で、モーターの停止と同時に適当な長さのタイマ
ーをセツトする(ステツプ113)。このタイマーの
長さは、フイルム給送機構にもよるが、通常は数
10msec〜数secに設定される。このタイマーが作
動中に(ステツプ114)、再びマーク検出を行ない
(ステツプ115)、所望コマからのオーバーラン量
の測定を行ない、結果をCとする(ステツプ
116)。この間にタイマーがクリアになり、タイム
アウトとなると、ブレーキ20,21を作動させ
てフイルムを停止する(ステツプ117)。ブレーキ
20,21の作動順序はフイルム給送機構により
様々であり、同時に作動させた方が有効な場合
と、ある時間差をおいて作動させた方が有効な場
合があり、更にその順序も機構から決定されるも
のであるが、本実施例にとつては本質的でない。
タイマーが終了後、計数値Cに1を加算し(ステ
ツプ118)、次のステツプ119に移る。
るコマのマークがマーク検出器10を通過したこ
とになる。この時点でフラツグが“0”か否かに
よつて(フラツグ110)、現在駆動されているモー
ターを停止させ(ステツプ111、112)、フイルム
を慣性でオーバーランさせる。このまま放置すれ
ば、エネルキーの補給がなされないので、ある時
間内にフイルムは自然に停止する。即ち、フイル
ムの速度は順次遅くなり最後には零となる。ここ
で、モーターの停止と同時に適当な長さのタイマ
ーをセツトする(ステツプ113)。このタイマーの
長さは、フイルム給送機構にもよるが、通常は数
10msec〜数secに設定される。このタイマーが作
動中に(ステツプ114)、再びマーク検出を行ない
(ステツプ115)、所望コマからのオーバーラン量
の測定を行ない、結果をCとする(ステツプ
116)。この間にタイマーがクリアになり、タイム
アウトとなると、ブレーキ20,21を作動させ
てフイルムを停止する(ステツプ117)。ブレーキ
20,21の作動順序はフイルム給送機構により
様々であり、同時に作動させた方が有効な場合
と、ある時間差をおいて作動させた方が有効な場
合があり、更にその順序も機構から決定されるも
のであるが、本実施例にとつては本質的でない。
タイマーが終了後、計数値Cに1を加算し(ステ
ツプ118)、次のステツプ119に移る。
次に、第5図に示すように、フラツグが“0”
か否かすなわちフイルムが停止するまでの給送方
向が順送りか否かを判別し(ステツプ121)、この
実施例では逆送り方向が特定方向であるため、順
送りの場合にはフイルムを低速で逆送りして(ス
テツプ122)、この間にマークが検出される度に計
数値Cを1ずつ減算する(ステツプ123)。その結
果が零になると、ブレーキを作動させ(ステツプ
124)、フイルムを最終的に停止させ、所望のコマ
をスクリーン上に表示する。
か否かすなわちフイルムが停止するまでの給送方
向が順送りか否かを判別し(ステツプ121)、この
実施例では逆送り方向が特定方向であるため、順
送りの場合にはフイルムを低速で逆送りして(ス
テツプ122)、この間にマークが検出される度に計
数値Cを1ずつ減算する(ステツプ123)。その結
果が零になると、ブレーキを作動させ(ステツプ
124)、フイルムを最終的に停止させ、所望のコマ
をスクリーン上に表示する。
一方、フラツグが“1”の場合すなわちフイル
ムが停止するまでの給送方向が逆送り方向である
場合には、ステツプ104に戻つてフラツグを0と
して高速順送りし(ステツプ104、105)、その間
マークを検出してオーバーランした分だけ戻る
(ステツプ108、109)。Cの値が零になるとフラツ
グが“0”であるため、モーター18を停止させ
(ステツプ111)、フイルムを慣性でオーバーラン
させる。その後は、前記の場合と同様にオーバー
ランした分のマークを検出しつつ、タイマーがク
リアしたところでブレーキを作動させてフイルム
を停止させ、計数値に1を加算する(ステツプ
113、114、115、116、117、118)。次に、再びフ
ラツグが“0”か否かの判別を行なうが(ステツ
プ121)、今度はフラツグが“0”すなわちフイル
ムが停止するまでの給送方向が順方向となつてい
るので、フイルムを低速で逆送りし(ステツプ
122)、この間にマークが検出される度に計数値C
を1ずつ減算する(ステツプ123)。その結果が零
になると、ブレーキを作動させ(ステツプ124)、
フイルムを最終的に停止させ、所望のコマをスク
リーン上に表示する。
ムが停止するまでの給送方向が逆送り方向である
場合には、ステツプ104に戻つてフラツグを0と
して高速順送りし(ステツプ104、105)、その間
マークを検出してオーバーランした分だけ戻る
(ステツプ108、109)。Cの値が零になるとフラツ
グが“0”であるため、モーター18を停止させ
(ステツプ111)、フイルムを慣性でオーバーラン
させる。その後は、前記の場合と同様にオーバー
ランした分のマークを検出しつつ、タイマーがク
リアしたところでブレーキを作動させてフイルム
を停止させ、計数値に1を加算する(ステツプ
113、114、115、116、117、118)。次に、再びフ
ラツグが“0”か否かの判別を行なうが(ステツ
プ121)、今度はフラツグが“0”すなわちフイル
ムが停止するまでの給送方向が順方向となつてい
るので、フイルムを低速で逆送りし(ステツプ
122)、この間にマークが検出される度に計数値C
を1ずつ減算する(ステツプ123)。その結果が零
になると、ブレーキを作動させ(ステツプ124)、
フイルムを最終的に停止させ、所望のコマをスク
リーン上に表示する。
このように、フイルムを順送り又は逆送りして
いる際に所望のコマを検出した場合でも、フイル
ムを最終的に停止させる場合は、フイルムを低速
で逆送りして停止させるようになつている。すな
わち、フイルムが停止する直前の給送方向は常に
一定しているため、たとえブレーキを作動させて
フイルムが停止するまでに位置ズレが生じるとし
ても、予めこれを補正してフイルムの停止位置を
設定できるため、フイルム停止時の位置ズレの発
生は最小限に押さえることができる。
いる際に所望のコマを検出した場合でも、フイル
ムを最終的に停止させる場合は、フイルムを低速
で逆送りして停止させるようになつている。すな
わち、フイルムが停止する直前の給送方向は常に
一定しているため、たとえブレーキを作動させて
フイルムが停止するまでに位置ズレが生じるとし
ても、予めこれを補正してフイルムの停止位置を
設定できるため、フイルム停止時の位置ズレの発
生は最小限に押さえることができる。
なお、前記実施例では、逆送り方向を特定方向
とした場合について説明したが、特定方向は適宜
設定される。すなわち、本実施例をプリント機能
を備えたリーダープリンタに適用した場合、リー
ダープリンタには、プリント面を上にして排出す
るフエイスアツプ型と、プリント面を下にして排
出するフエイスダウン型とがある。また、通常マ
イクロフイルムには1連の連続した資料がページ
数ごとにコマ番号の小さいもの大きなもの順に撮
影されている。従つて、一連の資料をプリントす
る場合、フエイスアツプ型のリーダープリンタに
あつては、コマ番号の大きなものから小さなもの
フイルムを1コマずつ逆送りしてプリントすれ
ば、プリントされた資料がページの順に並べられ
た状態で排出される。また、フエイスダウン型で
はこの逆となる。そのため、フエイスアツプ型の
場合は、逆送りで停止させることが殆どであるか
ら、逆送りを特定方向とし、フエイスダウン型の
場合は、順送りで停止させることが殆どであるか
ら、順送り特定方向とするのが望ましい。
とした場合について説明したが、特定方向は適宜
設定される。すなわち、本実施例をプリント機能
を備えたリーダープリンタに適用した場合、リー
ダープリンタには、プリント面を上にして排出す
るフエイスアツプ型と、プリント面を下にして排
出するフエイスダウン型とがある。また、通常マ
イクロフイルムには1連の連続した資料がページ
数ごとにコマ番号の小さいもの大きなもの順に撮
影されている。従つて、一連の資料をプリントす
る場合、フエイスアツプ型のリーダープリンタに
あつては、コマ番号の大きなものから小さなもの
フイルムを1コマずつ逆送りしてプリントすれ
ば、プリントされた資料がページの順に並べられ
た状態で排出される。また、フエイスダウン型で
はこの逆となる。そのため、フエイスアツプ型の
場合は、逆送りで停止させることが殆どであるか
ら、逆送りを特定方向とし、フエイスダウン型の
場合は、順送りで停止させることが殆どであるか
ら、順送り特定方向とするのが望ましい。
また、前記実施例では、フイルムを高速で送
り、所望の画像コマの検索マークを検出した時点
でオーバーランさせる場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、フイルムを高速
で送りながら検索マークを計数し、所望の画像コ
マに近づいた場合に、フイルムの給送速度を低く
して、オーバーランさせずに所望の画像コマを検
索する装置にも適用することができる。すなわ
ち、フイルムの給送方向が特定方向と一致した場
合にはそのまま停止させ、フイルムの給送方向が
特定方向と一致しない場合にのみ、フイルムをオ
ーバーランさせて停止させ、再度特定方向に低速
で給送して所望の画像コマのところで停止させる
ようにすれば良い。
り、所望の画像コマの検索マークを検出した時点
でオーバーランさせる場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、フイルムを高速
で送りながら検索マークを計数し、所望の画像コ
マに近づいた場合に、フイルムの給送速度を低く
して、オーバーランさせずに所望の画像コマを検
索する装置にも適用することができる。すなわ
ち、フイルムの給送方向が特定方向と一致した場
合にはそのまま停止させ、フイルムの給送方向が
特定方向と一致しない場合にのみ、フイルムをオ
ーバーランさせて停止させ、再度特定方向に低速
で給送して所望の画像コマのところで停止させる
ようにすれば良い。
つまり、本発明の要旨は、フイルムを停止させ
る直前の給送方向を常に一定にすることにあり、
オーバーランの有無は本質的には重要でない。
る直前の給送方向を常に一定にすることにあり、
オーバーランの有無は本質的には重要でない。
(発明の効果)
本発明は以上の構成及び作用よりなるもので、
フイルムを停止させる直前の給送方向を判別し、
少なくともフイルムを停止させる直前は、常にフ
イルムを特定方向に給送して停止させるようにし
たので、常にフイルムが停止する際の給送方向を
一定にして、ブレーキ作動からフイルムが停止す
るまでの遅延に伴う位置ズレを予め補正して、位
置ズレを最小限におさえることができる。
フイルムを停止させる直前の給送方向を判別し、
少なくともフイルムを停止させる直前は、常にフ
イルムを特定方向に給送して停止させるようにし
たので、常にフイルムが停止する際の給送方向を
一定にして、ブレーキ作動からフイルムが停止す
るまでの遅延に伴う位置ズレを予め補正して、位
置ズレを最小限におさえることができる。
第1図は本発明に係るフイルム検索装置の一実
施例を適用したマイクロフイルムリーダーの要部
を示す斜視図、第2図はフイルム給送路を示す正
面図、第3図は制御系を示すブロツク図、第4図
及び第5図は制御系の動作を示すフローチヤート
である。 符号の説明、1……カートリツジ、10……マ
ーク検出器、11……巻取リール、16,18…
…モーター、20,21……ブレーキ装置、30
……計数/制御部、34……計数部、35……制
御部、F……マイクロフイルム、m……検索用マ
ーク。
施例を適用したマイクロフイルムリーダーの要部
を示す斜視図、第2図はフイルム給送路を示す正
面図、第3図は制御系を示すブロツク図、第4図
及び第5図は制御系の動作を示すフローチヤート
である。 符号の説明、1……カートリツジ、10……マ
ーク検出器、11……巻取リール、16,18…
…モーター、20,21……ブレーキ装置、30
……計数/制御部、34……計数部、35……制
御部、F……マイクロフイルム、m……検索用マ
ーク。
Claims (1)
- 1 長尺なフイルムを給送しつつ該フイルム上に
設けられた検索マークを検出して、フイルムの所
望画像コマを検索するフイルム検索装置におい
て、前記フイルムの給送方向の一方を特定方向と
し、フイルムの給送方向が特定方向か否かを判別
し、フイルムを停止させる直前は、常にフイルム
を特定方向に給送してフイルムの停止時における
停止位置の一定のずれをあらかじめ補正してフイ
ルムを停止させる制御部を有することを特徴とす
るフイルム検索装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26940385A JPS62129832A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | フイルム検索装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26940385A JPS62129832A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | フイルム検索装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62129832A JPS62129832A (ja) | 1987-06-12 |
JPH0458611B2 true JPH0458611B2 (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=17471925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26940385A Granted JPS62129832A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | フイルム検索装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62129832A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2541584Y2 (ja) * | 1993-06-23 | 1997-07-16 | 大同ほくさん株式会社 | 防水パンの脚部構造 |
-
1985
- 1985-12-02 JP JP26940385A patent/JPS62129832A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2541584Y2 (ja) * | 1993-06-23 | 1997-07-16 | 大同ほくさん株式会社 | 防水パンの脚部構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62129832A (ja) | 1987-06-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |