JPH0458146A - 構造物壁面の剥離箇所探索体、並びに構造物壁面の剥離箇所検出装置 - Google Patents

構造物壁面の剥離箇所探索体、並びに構造物壁面の剥離箇所検出装置

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JPH0458146A
JPH0458146A JP2169185A JP16918590A JPH0458146A JP H0458146 A JPH0458146 A JP H0458146A JP 2169185 A JP2169185 A JP 2169185A JP 16918590 A JP16918590 A JP 16918590A JP H0458146 A JPH0458146 A JP H0458146A
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wall surface
peeling
rolling
search body
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JP2169185A
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Shigeru Horinouchi
茂 堀之内
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■1発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、構造物壁面に付着させたモルタル、タイルの
様な化粧部材の剥離状態を探索するための構造物壁面の
剥離箇所探索体、並びに構造物壁面の剥離箇所検出装置
に関するものである。
(2)従来の技術 近年、コンクリート構造物の壁面に
付着させたモルタル、タイルの様な化粧部材が、酸性雨
によるセメント部材の劣化で剥離、脱落する事故が多発
している。そこで、コンクリート構造物壁面の剥離状態
を点検するビル管理者も多くなり、構造物屋上に足場を
組設し、この足場より垂下した吊下ワイヤに昇降ゴンド
ラを取付け、或はクレーンのブームに作業ボックスを取
付け、前記昇降ゴンドラや作業ボックス内に作業者が搭
乗して構造物の壁面に沿って昇降しながら壁面を点検用
ハンマで叩打し、その反響音でモルタルやタイルの浮き
等の剥離部分を判別している。また、赤外線を利用して
構造物壁面の剥離状態を画面に度数分布で表示しながら
調査する方法も提案されている。
(3)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記昇降ゴンドラや作業ボックスに搭乗
して壁面を叩打しながら反響音で剥離状態を確認する作
業は、高所作業であるため危険度が高いまた、架設足場
を組立てするのに多くの手間を要する。
従って、調査経費が高価と成り易い。
更に、赤外線を利用した調査においては、構造物の室内
に人が在室しでいるか、または、空室であるかによって
剥離状態の度数分布に誤差を発生し易く、剥離状態の精
密な判定を行なうことが困難であると共に、装置コスト
が極めて高価であり、かつ、隣接ビル間等の狭小作業場
所では赤外線を適正な判別箇所に投射することが困難で
調査作業自体が不可能であるという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたももので
あり、その目的は、構造物壁面のモルタルやタイルの様
な化粧部材の剥離状態の探索、検出を棒体に遊転自在に
軸支させた多角形状の転打輪を壁面と接摺回転させなが
ら、転打輪の発する転打音で探索、検出する様になした
ものであって、剥離状体の検出が的確で、遠隔操作によ
り作業者が壁面を昇降する必要がないため安全性が高(
、壁面の移動探索に手間を要せず、検索経費も安価であ
る構造物壁面の剥離箇所探索体、並びに構造部壁面の剥
離箇所検出装置を提供することにある。
Il、発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は構造物壁面26に
付着させたモルタル、タイル等の化粧部材の剥離状態を
探索する探索体であって、適当長さの棒体12と、この
棒体12の端部に遊転自在に軸支され少なくとも正多角
形を形成する様に複数の転打面22を有した転打輪14
とを備え、前記棒体12を把持して構造物壁面26に沿
って移動させながら構造物壁面26と回転接摺する転打
輪14が発する転打音で剥離状態を検出してなる構造物
壁面の剥if箇所の探索体IOから構成される。
つぎに、構造物壁面26に付着させたモルタル。
タイル等の化粧部材の剥離状態を探索するための装置で
あって、伸縮棹30と、この伸縮棹30の端部に設けら
れた検索体駆動装置34aと、この検索体駆動装置34
aに装着され棒体12の端部に転打輪14が軸支された
探索体IOとを備え、前記検索体駆動装置34aは、ケ
ース体313a内に設置された駆動モータ38と、この
駆動モータ38とケース体36aに軸支された駆動軸4
2とを連動させるための減速機構40と、この駆動軸4
2の端部に固定され探索体lOを装着するための探索体
取付部44aとを有し、伸縮棹30を把持して構造物壁
面26に沿って検索体駆動装置34aを移動させながら
駆動軸42と共に回動する探索体IOの転打輪14が構
造物壁面26との接摺回転で発する転打音で剥離状態を
検出してなる構造物壁面の第1剥離箇所検出装置32a
から構成される。
また、前記検索体駆動装置34aは、構造物壁面26と
接摺回転する探索体lOの転打輪14の転打音を受信し
て地上へ送信するためのラジオ送受信機50を有してな
ることとしてもよい。
また、前記探索体取付部44aは、弾性円盤46よりな
り、この弾性円盤460周側面の複数位置に探索体10
の棒体12の取付孔48を有してなることとしてもよい
5 っぎに、構造物壁面26着させたモルタル、タイル等の
化粧部材の剥離状態を探索するための装置であって、検
索体駆動装置3bと、この検索体駆動装置34bに装着
され棒体12の端部に転打輪14が軸支された探索体1
0と、この探索体10を構造物壁面26に安定した状態
で常時当接させるため前記検索体駆動装置34bの両側
より突設された探索体密着面安定杆62とを備え、前記
検索体駆動装置34bは、ケース体36b内に設置され
た駆動モータ38と、この駆動モータ38とケース体3
6bに軸支された駆動軸42とを連動させるための減速
機構40と、この駆動軸42の端部に固定され探索体l
Oを装着するための探索体取付部44bとを有し。
前記検索体駆動装置34bを探索体密着面安定杆62で
構造物壁面26に沿って安定移動させながら、駆動軸4
2と共に回動する探索体lOの転打輪14が構造物壁面
26との回転接摺で発する転打音で剥離状態を検出して
なる構造物壁面の第2剥離箇所検出装置32bから構成
される。
また、前記検索体駆動装置34bは、構造物壁面26と
接摺回転する探索体IOの転打輸14の転打音を受信し
て地上へ送信するためのラジオ送受信機50を有してな
ることとしてもよい。
また、前記検索体駆動装置34bは、吊下索72と、こ
の吊下索72と連係した操作索80でON−〇FF動作
するスイッチ機構68とを備えてなることとしてもよい
つぎに、構造物壁面26付着させたモルタル、タイル等
の化粧部材の剥離状態を探索するための装置であって、
検索体駆動装置34cと、この検索体駆動装置34cに
装着され棒体12の端部に転打輸14が軸支された探索
体IOと、この検索体駆動装置34cの昇降装置82と
を備え、前記昇降装置82は、地上に配置されたウィン
チ機構86とガイドワイヤ巻取機構88と、構造物壁面
26の屋上部に設置された屋上シーブ機構90とを有し
、地上のガイドワイヤ巻取機構88より屋上シーブ機構
90へ掛け廻したガイドワイヤ106に検索体駆動装置
34Cをガイドさせると共にウィンチ機構86より屋上
シーブ機構90へ掛け廻した昇降ワイヤ112で検索体
駆動装置34cを昇降させながら回動する探索体10の
転打輸14が構造物壁面26との回転接摺で発する転打
音で構造物壁面26の剥離状態を探索してなる構造物壁
面の第3剥離箇所検出装置32cから構成される。
また、前記検索体駆動装置34cは、ケース体36cと
、このケース体36cが装架された架台116とを備え
、前記ケース体35cは、内部に駆動モタ38と、この
駆動モータ38と連動する減速機構40と、この減速機
構40の回転軸と探索体10の駆動軸42とに連係され
駆動軸42を探索体lOの転打輪14が円弧軌跡を描く
様に反復回動させるための反復連動機構120と、この
駆動軸42の端部に固定され探索体10を装着するため
の探索体取付部44cとを有し、前記探索体取付部44
cは、駆動軸42の外端に固定された間座12Bと、こ
の間座128に枢着され探索体10を常時構造物壁面2
6へ付勢するための付勢バネ132を備えた取付枠13
0とを有してなることとしてもよい。
また、前記探索体取付部44cは、伸縮探索体機構13
4を備え、前記伸縮探索体機構134は、前記探索体取
付部44cの取付枠130より突設された伸縮筒体13
6と、この伸縮筒体136の上端に固定された探索体1
0と、伸縮筒体136の基部に設置され伸縮筒体136
を伸縮動作させるための伸縮作動機構138とを有して
なることとしてもよいまた、前記検索体駆動装置34c
は、ケース体36cを架台116に装架させるためケー
ス体36cより架台116内へ突設された腕杆156と
、この腕杆156を架台116内に滑動自在に支持する
ための支持部158とを備え、前記架台116は、前記
昇降装置82のガイドワイヤ105への吊支位置に対し
てケース体36cを近接、または離開させながら構造物
壁面26に対して探索体10の位置決めをなすための位
置決め機構164を有してなることとしでもよい。
また、前記検索体駆動装置32cは、前記伸縮探索体機
構134の近傍位置に構造物壁面26に向けて配置され
剥離箇所に表示液を吹き付けるための噴射ノズル174
と、この噴射ノズル174と連通され指示液を噴射ノズ
ル174に圧送するため架台IlG内に設置されたポン
プ機構176とを備えてなることとしてもよい。
また、前記検索体駆動装置34cは、構造物壁面26と
接摺回転する探索体10の転打輪14の転打音を受信し
て地上へ送信するためのラジオ送受信機50を有してな
ることとしてもよい。
(2)作用 本発明の剥離箇所探索体は、棒体の端部を作業者が杷持
し、転打輪を構造物壁面に回転接摺させながら構造物壁
面と平行に往復移動させ、転打輪の各転打面が順次構造
物壁面と接触する時の転打音を作業者が聴察し、モルタ
ルやタイルの様な表面化粧材が浮いて内部が剥離状態に
ある箇所においては、転打音が他の壁面と異なる反響音
を発することにより直に剥離箇所の特定が出来るもので
ある。
つぎに、第1剥離箇所検出装置は、作業者が伸縮棹を把
持して検索体駆動装置の各探索体の転打輸を構造物壁面
に軽く当接させ、その状態で検索体駆動装置の探索体の
転打輪を構造物壁面と接摺回転させ、その転打音により
剥離状態の検出をなすものであり、壁面の剥離箇所の特
定を地上で簡易に検出できるものである。
つぎに、第2剥離箇所検出装置は、高層建造物の屋上よ
り吊下ケーブルで吊下しながら、構造物壁面に沿って検
索体駆動装置を下降、または上昇させながら、検索体駆
動装置の検索体を構造物壁面に当接させて回転させ、探
索体の転打輸が発する転打音により剥離箇所を検出する
ものであり、探索体密着面安定杆を備えたことにより、
この探索体密着面安定杆が壁面と接摺しながら検索体駆
動装置の反転揺動を防止し1回転し、でいる探索休転の
転打輪を常時構造物壁面に安定接摺ささせ、壁面の剥離
状態の検出を簡易に出来ることとなる。
つぎに、第3剥離箇所検出装置は、高層ビル等の構造物
壁面の剥離箇所の検出をなすものであり、屋上シーブ機
構、昇降装置、検索体駆動装置等を構造物壁面に沿って
組設し、検索体駆動装置を移動台車と屋上シーブ機構に
張設したガイドワイヤにガイドさせながらウィンチ機構
の昇降ワイヤで上下移動させ、検索体駆動装置の探索体
を反復回動させなから転打輸が円弧軌跡を描く様に反復
回動させて壁面と接摺させ、その転打育で剥離位置を検
出するものであり、高層ビルの壁面の剥離状態を遠隔操
作で簡易で、的確に検出出来ると共に作業時の安全性を
高め得るものである。
(3)実施例 以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例
を説明する。
第1図乃至第5図には、本発明の実施例に係る剥離箇所
の探索体10が示されている。
図において、探索体10は棒体12と、この捧体12の
端部に遊転自在に軸支された転打輪14とを備えている
前記棒体I2は、30乃至50cm位の長さであり、そ
の端部には第5図に示す様に螺子軸16が遊転自在に軸
支され、この螺子軸I6は棒体12の先端に固定された
ストッパ18で係止されている。
前記転打輪14は、袋ナツト状の正六角体20に形成さ
れ、外周面に6組の転打面22と、下面中心より開孔さ
れ棒体12の螺子軸16に螺着するための螺子孔24と
を有している。この螺子孔24を棒体12の端部に軸支
させた螺子軸16に螺着することにより転打輪14は棒
体12に遊転自在に軸支されることとなる。
前記転打輪14は、正六角体に限定されることなく正多
角形であれば良いが、転打音により明確な識別を得るた
めには、正五角形乃至正7角形位の形状が最適である。
この探索体10は、第6図に示す様に転打輪14を構造
物壁面26に回転接摺させながら構造物壁面26と平行
に往復移動させ、転打輪14の各転打面22が順次構造
物壁面26と接触する時の転打音を作業者が聴察し、モ
ルタルやタイルの様な表面化粧材が浮いて内部が剥離状
態にある箇所においては、転打音が例えばカラカラと他
の壁面と異なる反響音を発することにより直に剥離箇所
の特定が出来るものである。
探索体10は、作業者が棒体I2を把持して転打輪14
を円弧軌跡状に反復移動させる範囲内での剥離状態の検
出は出来るが、それ以上の高い箇所においては、第7図
に示す様に伸縮棹30の上端に探索体IOの棒体12を
装着したり、或は、第8図に示す様に梯子28に作業者
が昇ったりして検出をなしても良いものである。
第9図乃至第13図には、探索体10を駆動装置体に組
込みさせた第1剥離箇所検出装置32aが示されている
この第1剥離箇所検出装置32aは、伸縮棹30と、こ
の伸縮棹30の上端に設けられた検索体駆動装置34a
と、この検索体駆動装置34aに回転自在に装着された
探索体IOとを備えている。
前記検索体駆動装置34aは、第11図乃至第13図に
示す様に、縦割型で相互に開閉可能なケース体36aと
、このケース体36a内に設置された駆動モータ38と
、この駆動モータ38と連動するつオームギヤの様な減
速機構40とを備えている。
前記減速機構40の回転軸が駆動軸42としてケース体
36aに軸支されて外部へ突設され、この駆動軸42の
端部に探索体取付部44aが固定されている。
前記探索体取付部44aは、ゴムの様な弾性体を素材と
した適当径、肉厚の弾性円盤46で形成されている。こ
の弾性円盤46の円周面の放射対称位置には探索体10
を装着するための三組みの取付孔48が開孔され、この
各取付孔48に、先端に転打輪14を軸支した探索体1
0の棒体12の基端部が着脱自在に係止されている。
この探索体取付部44aと共に三組みの探索体I0が回
転しながら棒体12先端の転打輪14を構造物壁面26
に回転接摺させ、その転打音により構造物壁面26の剥
離状態を検出するものである。
前記検索体駆動装置34aは、そのケース体36aの側
面近傍位置にラジオ送受信機50が付設され、前記探索
体IOの転打輪14が発する転打音を受信して地上の作
業者が携帯している受信機に送信する様になしている。
更に、ケース体36aの下面には駆動モータ38とラジ
オ送受信機50を制御する制御盤52が固定され、この
制御盤52の下面に固定された継手軸54に伸縮棹30
の上端が継手され、伸縮棹30の下端部に設けたスイッ
チ56と制御盤52とをコード58aで接続すると共に
スイッチ56より電源コード58bが延長されている。
前記第1剥離箇所検出装置32aは、第14図に示す様
に、電源コード58bを適宜な電源60に接続した後で
作業者が伸縮棹30を把持して検索体駆動装置34aの
各探索体10の転打輪14を構造物壁面26に軽く当接
させる。その状態でスイッチ56をONとなすと、駆動
モータ38の回転力が減速機構40で減速されて駆動軸
42が低速回転し、各探索体10の転打輪14が構造物
壁面26と接摺回転しなから転打音を発するものである
この転打音は検索体駆動装置34aに付設したラジオ送
受信機50でもって受信しながら地上の作業者へと送信
され、作業者は携帯している受信機でもって転打音を聴
察しながら構造物壁面26に沿って第1剥離箇所検出装
置32aを移動させ、その転打音を常時聴察しながら、
異なる反響音により剥離箇所の特定を地上で簡易に検出
できるものである。
次に、第15図乃至第第18図には、第2剥離箇所検出
装置32bが示されている。
図において、第2剥離箇所検出装置32bは、検索体駆
動装置34bと、この検索体駆動装置34bに回転自在
に装着された探索体IOと、この検索体駆動装置34b
の両側より突設され探索体IOを安定した状態で構造物
壁面26に常時当接さるための探索体密着面安定杆62
とを備えている。
この第2剥離箇所検出装置32bの特徴的なことは、第
1剥離箇所検出装置32aと類似した検索体駆動装置3
4bを構造物壁面26の上部より吊下しながら探索体1
0の転打輪14を構造物壁面26に回転接摺させ、この
転打輪14の回転接摺による反力で検索体駆動装置34
bが左右方向に揺動して転打輪14が構造物壁面26よ
り離脱するのを防止するために検索体駆動装置34bの
両側より探索体密着面安定杆62を突設させたことにあ
る。
そして、前記検索体駆動装置34bは、同じく縦割型で
相互に開閉可能なケース体36bと、このケース体36
b内に設置された駆動モータ38と、この駆動モータ3
8と連動するつオームギヤの様な減速機構40とを備え
、前記減速機構40の回転軸が駆動軸42としてケース
体36bに軸支されて外部へ突設され、この駆動軸42
の端部に探索体取付部44bが固定されている。この探
索体取付部44bは弾性円盤46で形成され、その外周
面には同じく複数の取付孔が開孔されて探索体10の棒
体12が係止されている。
第15図、第16図に示す様に、探索体密着面安定杆6
2は、ケース体36の駆動軸42が軸支されている部位
の上方と下方寄り位置に固定され探索体IOの転打輪1
4の回転軌跡外となる左右方向へ突設された上下安定杆
64.64と、この上下安定杆64.64の両端部に軸
支されたガイドローラ66.66とを備えている。この
上下安定杆64.64の両端部のガイドローラ66.6
6が構造物壁面26に当接することによってケース体3
6は鉛直方向を中心とした回転揺動を抑制され、探索体
取付部44bと共に回転する各探索体lOの転打輪14
は構造部壁面26に常時安定した状態で当接しなから接
摺回転することとなる。
また、前記検索体駆動装置34bは、そのケース体36
bの側面近傍位置にラジオ送受信機50が。
下面には駆動モータ38とラジオ送受信機50を制御す
る制御盤52が、上部内面にはロータリスイッチ68が
、下部内面に表示ランプ70等がそれぞれ設置され、電
源コードを兼用した吊下ケーブル72がケース体36の
上面の釣金具74にコイルスプリング76aを介して結
着78された後に制御盤52に接続されている6更に、
ロータリスイッチ68の操作紐80に接続したコイルス
プリング76bが前記吊下ケーブル72の結着78に連
係されている。
この吊下ケーブル72を上方へ牽引するごとにコイルス
プリング76a、76bが伸長され、ロータリスイッチ
68は交互にON−OFF動作する。
この第2剥離箇所検出装置32bは、第18図に示す様
に高層建造物の屋上で、電源コードを兼用した吊下ケー
ブル72を電源に接続しおき、構造物壁面26に沿って
検索体駆動装置34bを下降、または上昇させなから吊
下ケーブル72を一度上方へ牽引すると、ロータリスイ
ッチ68がONとなり、制御盤52を介して表示ランプ
70、駆動モータ38、ラジオ送受信機50等へ桶型さ
れ、構造物壁面26に当接した3組みの探索体IOの転
打輪14が壁面と接摺回転しなから転打音を発するもの
である。
この転打音は検索体駆動装置34の側面近傍位置に付設
したラジオ送受信機50でもって受信しながら屋上の作
業者へと送信され、作業者は携帯している受信機でもっ
て転打音を聴察しながら構造物壁面26に沿って第2剥
離箇所検出装置32bを移動させ、その転打音によって
剥離箇所の特定が順次出来ることとなる。
検索体駆動装置34. bは吊下ケーブル72に吊下し
ながら高層建物の壁面の剥離状態の検出が簡易に出来る
もので、吊下ケーブル72に吊下されて壁面と接摺回転
する探索体IOの転打輪14の反力で検索体駆動装置3
4bのケース体36bが反転揺動しようとしても、探索
体密着面安定杆62の上下安定杆64.64の両端のガ
イドローラ66.66が壁面と接摺しながら検索体駆動
装置34bの反転揺動を防止しながら回転している探索
休転10の転打輪14を常時構造物壁面26に安定接摺
ささせ、壁面の剥離状態の検出を簡易に出来ることとな
る。
なお、吊下ケーブル72は電源コードと兼用しているが
、これに限定されることなく電源コードを別体となして
制御盤52に接続しても良い。
次に、第19図乃至第29図には、第3剥離箇所検出装
置32cが示されている。
図において、第3剥離箇所検出装置32cは、第19図
、第20図に示す様に検索体駆動装置34cと、この検
索体駆動装置34cに装着された探索体10と、この検
索体駆動装置34cを構造物壁面26に沿って昇降移動
させるための昇降装置82とを備えている。
前記昇降装置82は、構造物壁面26と対向した地上に
停車させた移動台車84の上面に設置されたウィンチ機
構86と、ガイドワイヤ巻取機構88と、構造物壁面2
6の屋上部に設置された屋上シーブ機構90とを有して
いる。
前記屋上シーブ機構90は、第21.22.23図に示
す様に構造物壁面26の屋上防護壁Wの上面に乗架する
一対のローラ92a、92aを下面に遊架させ屋上防護
壁Wの厚みに対応して伸縮可能に形成された矩形枠体9
4と、この矩形枠体94の両側部の一端より屋上防護壁
Wの内面と対向して垂下され下端部に屋上防護壁Wの内
面に当着するローラ92bが遊架された第1挟持杆96
aと、矩形枠体の両側部の他端に枢着垂下され同じく下
端部に屋上防護壁Wの外面に当着するローラ92bがM
架された第2挟持杆96bと、を備え、前記矩形枠体9
4の両側の第2挟持杆96b、96bは、相互に平面透
v型状の吊下杆98で連設されている。
この吊下杆98に加わる荷重が大きいほど第2挟持杆9
6b、96bは屋上防護壁Wの外面に強圧にに圧着され
、第1.第2挟持杆96a、96bの屋上防護壁Wに対
する係着力が増大されて離脱する様な危険が防止される
前記吊下杆98の先端部の下面には正面視三角形状のシ
ーブ取付枠100がボルトビン等で枢着され、このシー
ブ取付は枠100の中央位置に昇降ワイヤのためのシー
ブ102と、両端寄り位置にガイドワイヤのためのガイ
ドリング104.104とが装着されている。
そして、移動台車84のガイドワイヤ巻取機構88に巻
き込みしたガイドワイヤ106をガイドワイヤ巻取機構
88の側部のシーブガイド108から前記シーブ取付は
枠lOOのガイドリング104.104へ掛け廻し、更
に、移動台車84上面のウィンチ機構86の側部で移動
台車84に固定された係止リング11Oへと引き降ろし
係止させる。このガイドワイヤ106に検索体駆動装置
34cの両側部を昇降自在に装架させる。
また、ウィンチ機構86より引出した昇降ワイヤ112
をシーブ取付は枠100の中央に設けたシーブ102に
掛け廻し、前記ガイドワイヤ106に装架された検索体
駆動装置34cに着脱自在に結着させる。
前記ウィンチ機構86を駆動しながら昇降ワイヤ112
を巻き込み、または、巻き戻すことにより検索体駆動装
置34cは構造物壁面26に沿って昇降することとなる
第24図乃至第29図には、前記検索体駆動装置34c
が示されている6 図において、検索体駆動装置34cは、ケース体36c
と、このケース体36cを装架させるための凹部114
を一端面に設けた箱形状の架台116と、この架台11
6の凹部114の反対側において上面端部に突設された
集音板118とを備えている。
前記ケース体36cは、内部に駆動モータ38と、この
駆動モータ38と連動するつオームギヤの様な減速機構
40と、この減速機構40の回転軸とケース体36cの
上部位置に軸支され探索体10を駆動するための駆動軸
42とに連係され、探索体10の転打輪14が円弧軌道
を描く様に駆動軸42を連動させるための反復連動機構
120とを備えている前記反復連動機構120は、第2
5図、第26図に示す様に減速機構40の回転軸40c
の端部に固定されたクランクレバー122と、上方の駆
動軸42の端部に固定されたレバー124と、前記クラ
ンクレバー122とレバー124とに両端部が枢着され
た連設棒126と有し、回転軸40cの回転と共に回転
するクランクレバー】22でレバー124は上下に反復
揺動しながら駆動軸42を共に反復回動させる。
第24図、第26図に示す様に前記駆動軸42は、その
外端部に探索体取付部44cを備えている。
前記探索体取付部44cは、駆動軸42に固定された間
座128と、この間座128に枢着され探索体10を装
着させるための取付枠130とを有し、この取付枠13
0の上端と間座128とには探索体10を常時構造物壁
面へ付勢させるための付勢バネ132が張設されている
また、前記取付枠124には上端に探索体10が固定さ
れた伸縮探索体機構134が設置されている。この伸縮
探索体機構134は、取付枠130より突設された伸縮
筒体136と、この伸縮筒体136の基部に設置された
伸縮作動機構138とを有している。
伸縮作動機構138は、伸縮筒体136内に貫通された
フレキシブルシャフト140と、モータ142の回転軸
144と傘歯車機構14Bを介して交差連動する回転軸
148に設けた巻取ドラム150とを有し、この巻取ド
ラム150にフレキシブルシャフト140が巻込みされ
ている。
また、前記伸縮筒体13−6の上端部にフレキシブルシ
ャフト140の端部が固定されると共に探索体IOの棒
体12が同じく突出状に固定されている。
この巻取ドラム150にフレキシブルシャフト140を
巻込みした状態で巻取ドラム150を逆回転させると伸
縮筒体136内をフレキシブルシャフト140が伸長し
ながら伸縮筒体136がともに伸長され、逆にフレキシ
ブルシャフト140を巻取ドラム150を正転させて巻
き込みすることによって、伸縮筒体136は縮長される
こととなる。
また、第24図、第29図に示す様に、検索体駆動装置
34cのケース体36cは、構造物壁面26と対向する
板面に上下一対の横杆152.152が固定され、この
横杆152.152の両端寄り位置には構造物壁面と接
摺するガイドローラ154.154が水平に遊架されて
いる。更に、ケース体36Cは架台116の上面へ腕杆
156が突設され、この腕杆156は、架台116に設
けられた支持部158に滑動自在に支持されている。
更に、架台116は、両側面に昇降ワイヤ112の吊具
160と、ガイドワイヤ106を通すためのガイドリン
グ162と、このガイドワイヤ106の吊支位置に対し
ケース体36cを近接、または離開させて構造物壁面2
6に対する探索体lOの位置決めをするための位置決め
機構164とを備えている前記位置決め機機構164は
、架台116の凹部114の上部位置において前記腕杆
156の下面のラックギヤ166と係合しモータ168
と減速機170を介して連動するギヤー172を有して
いる。
このギヤー172の正転、または逆転により腕杆l56
を介してケース体36cを架台116に対して近接、ま
たは離開させながら架台116の昇降ガイド位置に関係
なくケース体36cを壁面に対する好適位置へと配置さ
せる。
第24図に示す様に、検索体駆動装置34cは、伸縮探
索体機構134の近傍位置に構造物壁面26に向かう様
に噴射ノズル174が装着されている。
この噴射ノズル174は、架台116内に設置したポン
プ176にホースで連通され、同じく架台llG内に設
置され侵食によりアルカリ性から中性並びに弱酸性に変
化したコンクリートに反応する指示薬を収容したタンク
178に前記ポンプ176が連通されている。
前記探索体lOで剥離侵食された検出位置に噴射ノズル
174より指示薬を吹き付け、その反応着色で剥離位置
を表示させる。
同じく第24図に示す様に、集音板118の略中央上部
位置にはラジオ送受信機50と、集音マイク180とが
付設されている。
そして、第3剥離箇所検出装置32cを用いて高層ビル
等の構造物壁面26の剥離箇所の検出をなす場合には、
第19図、第20図に示す様に屋上シーブ機構90、昇
降装置82、検索体駆動装置34c等を構造物壁面26
に沿って組設し、検索体駆動装置34Cを移動台車84
へと下降させおき、ケース体36cの位置決め機構16
4のモータ168、伸縮探索体機構134の伸縮作動機
構138のモータ142、駆動軸42を反転連動させる
駆動モータ38、噴射ノズル174のポンプ176、ウ
ィンチ機構86等は作業者が携帯する制御ボックスに接
続し、その制御ボックスに設けた各スイッチにより各々
操作させるものである。
そして、検索体駆動装置34cのケース体36cの位置
決め機構164のモータ164を動作させてガイドワイ
ヤ106に吊支させた架台116より壁面へとケース体
34cを移動させて位置決めを行ない、つぎに伸縮探索
体機構134の伸縮作動機構138のモータ142によ
って巻取ドラム150に巻込みされたフレキシブルシャ
フト140を送り出しながら伸縮筒体136を伸長させ
て上端の探索体IOの転打輪14を構造物壁面26に当
接させる。そこで、ケース体36c内の駆動モータ38
を駆動させると、その回転力が減速機構40よりクラン
クレバー122、連設棒12B、レバー124に伝達さ
れながら駆動軸42が反転連動し、伸縮探索体機構13
4が共に反転連動しながら探索体lOの上端の転打輸1
4は円弧軌跡を描きながら反復回動し、転打輸14の反
復回動と同期させながら移動台車84のウィンチ機構8
6を動作させ、昇降ワイヤ112を巻込みながら検索体
駆動装置34cを壁面に沿って徐々に上昇させながら探
索体10の転打輪14で剥M箇所を検索してゆくもので
ある。
壁面と接摺回転する転打輸14の発する転打音は架台1
16の集音板118のマイク180で集音してラジオ送
受信機50で作業車の受信機に受信され、この音声が剥
離箇所に特有の反響音を発したらその位置で噴射ノズル
174に連通したポンプ176を動作させてタンク17
8内の指示薬を噴射ノズル174より構造物壁面26へ
と吹き付けるもので、剥離位置においてコンクリート成
分はアルカリ性より中性または弱酸性へと移行している
ため、吹き付けられた指示薬は、赤紫色に着色されて剥
離位置が表示されることとなる。
上昇中の検索体駆動装置34cが壁面の上部位置に到達
したら、ウィンチ機構86、ケース体36c内の駆動モ
ータ38を停止させ、屋上シーブ機構90と地上の移動
台車84を探索体10の転打輸14の探索範囲部分だけ
横に移動させ、その後検索体駆動装置34cを壁面に添
って下降させながら円弧軌跡を描きながら反復回動する
探索体10の転打輪14で順次剥離箇所を検出してゆく
もので、高層ビルの壁面の剥離箇所を遠隔操作により安
全に移動探索出来ることとなる。
ここにおいて、高い判別精度を維持しながら装置全体の
コストは比較的安価に維持できると共に、各ビルディン
グ間等の狭小空間でも装置本体が移動できる範囲であれ
ば自動的に剥離箇所の判別が可能であり、かつ、人身事
故は確実に防止されることとなる。
■0発明の効果 以上、説明した様に本発明の剥離箇所探索体においては
、棒体の端部に多角形状の転打輪を回転自在に軸支した
ことにより、壁面をハンマーで叩打することなく転打輪
を壁面に接摺回転させながらその転打前により簡易に、
しかも高精度に剥M箇所の検出が出来るものである。
また、第1薄理箇所検出装置においては、伸縮棹の上端
に駆動モータで回転する探索体取付部を備えた検索体駆
動装置を固定し、この探索体取付部の円周面に複数の探
索体を装着して連続回転させながら構造物壁面に探索体
の転打輪を接摺させ、その転打前により剥離箇所の確認
をなすものであり、地上で伸縮棹を把持しながら高所の
壁面の剥離箇所を安全に、しかも探索体が自動回転する
ため、伸縮棹を把持しながら移動したり、高さ調整した
りしながら広範囲の壁面検索が可能となり、足場を組立
てすることなく地上から安全に剥離検索作業が出来るこ
ととなる。
また、検索体駆動装置にラジオ送受信機を備えて転打前
を地上の受信機に送信するため、高所位置の探索におけ
る転打前を確実に捕捉出来ることとなるまた、探索体取
付部は弾性円盤であるため、探索体の取付け、交換等も
現場で簡易にできる。
つぎに、第2剥離箇所検出装置は、第1剥離箇所検出装
置の検索体駆動装置をケーブルに吊下させ、この検索体
駆動装置に探索体密着安定杆を備えたものであり、高層
建物の屋上より吊下させながら壁面に沿って上下、左右
方向に移動させながら同じく自動回転する探索体の転打
輪を壁面に接摺回転させるものであり、探索体密着安定
杆が壁面に当接して゛ガイドするため探索体の回転時の
反力で検索体駆動装置が回動することなく安定した状態
で剥離状態の探索が出来るものである。
また、ラジオ送受信機で転打前を作業者へと送信して的
確な検出が出来ると共に、吊下ケーブルの上下揺動と連
動するスイッチ機構を備えたことにより探索体の回転と
停止とを屋上から確実に制御できる。
次に、第3剥離箇所検出装置は、高層ビルの屋上と地上
とにガイドワイヤと昇降ワイヤ等より成る昇降装置と、
この昇降装置で上下移動される検索体駆動装置とを備え
たものであり、地上より作業者が遠隔操作しながら探索
体の転打輪を壁面に対して円弧軌跡を描(様に反復動作
させて探索することにより、高層ビルの壁面の剥離状態
を安全に、的確に探索できる。
また、探索駆動装置は、箱形の架台内に探索体伸縮機構
や駆動機構を備えたケース体を架台の吊支位置にたいし
て近接、難解ができる位置決め機構を備えているため、
壁面に出窓の様な凸部があっても探索体の転打輪を常に
壁面に接摺させながら探索することが出来る。
また、剥離位置のコンクリートと反応する指示液を吹き
付ける噴射ノズルを備えているため、検出した剥離箇所
を外部より簡易に確認が出来ることとなる。
また、ラジオ送受信機を備えているため、作業者は的確
に転打輪による転打前を捕捉出来る。
ここにおいて、高い判別精度を維持しながら装置全体の
コストは比較的安価に維持できると共に、各ビルディン
グ間等の狭小空間でも装置本体が移動できる範囲であれ
ば自動的に剥離箇所の判別が可能であり、かつ、人身事
故は確実に防止されることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る探索体の正面図第2図
は、その転打輪の拡大正面図、 第3図は、第2図A−A線矢視図、 第4図は、第2図B−B線断面図、 第5図は、同じ<C−C線断面図。 第6図は、その転打輪の壁面に対する回転接摺を示した
説明図、 第7図は、探索体を伸縮棹の上端に連設した正面図、 第8図は、探索体による剥離箇所検出の説明図、第9図
は、第1剥離箇所検出装置の正面図、第】0図は、その
側面図、 第11図は、その検索体駆動装置の拡大正面図。 第12図は、その拡大側面図。 第13図は、その検索体駆動装置のケース体を開口した
拡大正面図。 第14図は、第1剥離箇所検出装置の使用状態の説明図
、 第15図は、第2剥離箇所検出装置の検索体駆動装置の
拡大正面図、 第16図は、その拡大側面図、 第17図は、検索体駆動装置のケース体を開口した拡大
正面図、 第18図は、第2剥離箇所検出装置の使用状態の説明図
、 第19図は、第3剥離箇所検出装置の正面図、第20図
は、その側面図、 第21図は、その屋上シーブ機構の拡大正面図、第22
図は、その拡大平面図、 第23図は、その拡大側面図、 第24図は、その検索体駆動装置の拡大斜視図、第25
図は、そのケース体の一部を切開した拡大背面図、 第26図は、第25図D−D線拡大断面図、第27図は
、第26図E−E線拡大断面図、第28図は、同じ<F
−F線拡大断面図、第29図は、ケース体の位置決め機
構を示した拡大側面図である。 10、、、探索体、12.、、棒体、14.、。 転打輪、26.、、構造物壁面、32a、32b、32
c、、、第1、第2、第3剥離箇所検出装置、34a、
34b、34c、、+検索体駆動装置、36a、36b
、36c、、、ケース体244a、44b、44c、、
、探索体取付部、62.、、探索体密着面安定杆、82
.、、昇降装置、86.、。 ウィンチ機構、88.、、ガイドワイヤ機構、9091
.屋上シーブ機構、106.、、ガイドワイヤ112、
、、昇降ワイヤ、116.、、架台、134、、、伸縮
探索体機構、136.、、伸縮筒体164、、、位置決
め機構 第 図 第 図 第 図 第 図 第 18図 竿21図 第 26図 鳩 25図 L

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、構造物壁面に付着させたモルタル、タイル等の化粧
    部材の剥離状態を探索する探索体であって、適当長さの
    棒体と、この棒体の端部に遊転自在に軸支され少なくと
    も正多角形を形成する様に複数の転打面を有した転打輪
    と、を備え、 前記棒体を把持して構造物壁面に沿って移動させながら
    構造物壁面と回転接摺する転打輪が発する転打音で剥離
    状態を検出してなる構造物壁面の剥離箇所探索体。 2、構造物壁面に付着させたモルタル、タイル等の化粧
    部材の剥離状態を探索するための装置であって伸縮棹と
    、この伸縮棹の端部に設けられた探索体駆動装置と、こ
    の探索体駆動装置に装着され棒体の端部に転打輪が軸支
    された探索体と、を備え、前記探索体駆動装置は、ケー
    ス内に設置された駆動モータと、この駆動モータとケー
    スに軸支された駆動軸とを連動させるための減速機構と
    、この駆動軸の端部に固定され探索体を装着するための
    探索体取付部と、を有し、 伸縮棹を把持して構造物壁面に沿って探索体駆動装置を
    移動させながら駆動軸と共に回動する探索体の転打輪が
    構造物壁面との接摺回転で発する転打音で剥離状態を検
    出してなる構造物壁面の剥離箇所検出装置。 3、前記探索体駆動装置は、構造物壁面と接摺回転する
    探索体の転打輪の転打音を受信して地上へ送信するため
    のラジオ送受信機を有してなる特許請求の範囲第2項記
    載の構造物壁面の剥離箇所検出装置。 4、前記探索体取付部は、弾性円盤よりなり、この弾性
    円盤の周側面の複数位置に探索体の棒体の取付孔を有し
    てなる特許請求の範囲第2項記載の構造物壁面の剥離箇
    所検出装置。 5、構造物壁面に付着させたモルタル、タイル等の化粧
    部材の剥離状態を探索するための装置であって探索体駆
    動装置と、この探索体駆動装置に装着され棒体の端部に
    転打輪が軸支された探索体と、この探索体を構造物壁面
    に安定した状態で常時当接させるため前記探索体駆動装
    置の両側より突設された探索体密着面安定杆と、を備え
    、 前記探索体駆動装置は、ケース内に設置された駆動モー
    タと、この駆動モータとケースに軸支された駆動軸とを
    連動させるための減速機構と、この駆動軸の端部に固定
    され探索体を装着するための探索体取付部と、を有し、 前記探索体駆動装置を探索体密着面安定杆で構造物壁面
    に沿って安定移動させながら、駆動軸と共に回動する探
    索体の転打輪が構造物壁面との回転接摺で発する転打音
    で剥離状態を検出してなる構造物壁面の剥離箇所検出装
    置。 6、前記探索体駆動装置は、構造物壁面と接摺回転する
    探索体の転打輪の転打音を受信して地上へ送信するため
    のラジオ送受信機を有してなる特許請求の範囲第5項記
    載の構造物壁面の剥離箇所検出装置。 7、前記探索体駆動装置は、吊下索と、この吊下索と連
    係した操作索でON−OFF動作するスイッチ機構と、
    を備えてなる特許請求の範囲第5項、または第6項記載
    の構造物壁面の剥離箇所検出装置。 8、構造物壁面に付着させたモルタル、タイル等の化粧
    部材の剥離状態を探索するための装置であって探索体駆
    動装置と、この探索体駆動装置に装着され棒体の端部に
    転打輪が軸支された探索体と、この探索体駆動装置の昇
    降装置と、を備え、 前記昇降装置は、地上に配置されたウインチ機構とガイ
    ドワイヤ巻取機構と、構造物壁面の屋上部に設置された
    屋上シーブ機構と、を有し、 地上のガイドワイヤ巻取機構より屋上シーブ機構へ掛け
    廻したガイドワイヤに探索体駆動装置をガイドさせると
    共にウインチ機構より屋上シーブ機構へ掛け廻した昇降
    ワイヤで探索体駆動装置を昇降させながら回動する探索
    体の転打輪が構造物壁面との回転接摺で発する転打音で
    構造物壁面の剥離状態を探索してなる構造物壁面の剥離
    箇所検出装置。 9、前記探索体駆動装置は、ケース体と、このケース体
    が装架された架台とを備え、 前記ケース体は、内部に駆動モータと、この駆動モータ
    と連動する減速機構と、この減速機構の回転軸と探索体
    の駆動軸とに連係され駆動軸を探索体の転打輪が円弧軌
    跡を描く様に反復回動させるための反復連動機構と、こ
    の駆動軸の端部に固定され探索体を装着するための探索
    体取付部と、を有し、前記探索体取付部は、駆動軸の外
    端に固定された間座と、この間座に枢着され探索体を常
    時構造物壁面へ付勢するための付勢バネを備えた取付枠
    と、を有してなる特許請求の範囲第8項記載の構造物壁
    面の剥離箇所検出装置。 10、前記探索体取付部は、伸縮探索体機構を備え、前
    記伸縮探索体機構は、前記探索体取付部の取付枠より突
    設された伸縮筒体と、この伸縮筒体の上端に固定された
    探索体と、伸縮筒体の基部に設置され伸縮筒体を伸縮動
    作させるための伸縮作動機構と、を有してなる特許請求
    の範囲第8項、または第9項記載の構造物壁面の剥離箇
    所検出装置。 11、前記探索体駆動装置は、ケース体を架台に装架さ
    せるためケース体より架台内へ突設された腕杆と、この
    腕杆を架台内に滑動自在に支持するための支持部と、を
    備え、 前記架台は、前記昇降装置のガイドワイヤへの吊支位置
    に対してケース体を近接、または離開させながら構造物
    壁面に対して探索体の位置決めをなすための位置決め機
    構を有してなる特許請求の範囲第8項乃至第10項記載
    の構造物壁面の剥離箇所検出装置。 12、前記検索体駆動装置は、前記伸縮探索体機構の近
    傍位置に構造物壁面に向けて配置され剥離箇所に表示液
    を吹き付けるための噴射ノズルと、この噴射ノズルと連
    通され表示液を噴射ノズルに圧送するため架台内に設置
    されたポンプ機構とを備えてなる特許請求の範囲第8項
    乃至第11項記載の構造物壁面の剥離箇所検出装置。 13、前記探索体駆動装置は、構造物壁面と接摺回転す
    る探索体の転打輪の転打音を受信して地上へ送信するた
    めのラジオ送受信機を有してなる特許請求の範囲第8項
    乃至第12項記載の構造物壁面の剥離箇所検出装置。
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