JPH0457475A - カラー・ビデオハードコピー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はホストコンピュータからＣＲＴなどのディスプ
レイ装置へ送られるビデオ信号を横取りして、上記ディ
スプレイ装置の画面に写し出された多色階調画像を用紙
上に印画・印字するカラ・ビデオハードコピー装置に関
する。

〔従来の技術〕

第４図は従来のこの種の装置の１例を示したもので、Ｒ
はビデオ信号赤入力、Ｇはビデオ信号前入力、Ｂはビデ
オ信号前入力、２１は入力インタフェースであって、上
記ビデオ信号人力Ｒ，Ｇ、Ｂを８ビツトの重みを持つ画
像データに変換する。２２は画像メモリであって、上記
画像データの１画面分を格納する。画像メモリ２２に格
納された画像データは１画面分毎に順次読み出されてＲ
ＧＢ／ＹＭＣ色変換回路２３に送られる。ＲＤは画像メ
モリ２２のフレームメモリ２２Ｒから読み出された赤信
号ディジタルデータ、ＧＤは画像メモリ２２のフレーム
メモリ２２Ｇから読み出された緑信号ディジタル化デー
タ、ＢＤは画像メモリ２２のフレームメモリ２２Ｂから
読み出された青信号ディジタルデータである。２４は印
字ヘッド駆動部、２５は印字部、２６はマイクロコンピ
タμ−ＣＰＵを備える印刷制御回路、２７は入力装置で
ある。ＨＣＰＵはホストコンピュータ、ＣＲＴはディス
プレイである。

〔発明が解決しようとする課題〕

この種のカラー・ビデオハードコピー装置において、デ
ィスプレイ画面に表示されている画像の、ある部分画像
の色を他の色に置き換えて印字部２５からプリントアウ
トしよとする場合、基本８色、白（Ｗ）、赤（Ｒ）、緑
（Ｇ）、青（Ｂ）、シアン（Ｃ）、マゼンダ（Ｍ）、黄
（Ｙ）、黒（Ｂｋ）を基本８色のうちの他の色に、数値
等で指定して変更することはできるが、表示画面上の任
意の色（特に、中間色）を他の任意の色に変換してプリ
ントアウトすることはできない。

このため、ディスプレイ表示画面に、色変換を指定した
基本色を混色とする表現色があった場合には、その表現
色も変わってしまうという問題があった。すなわち、例
えば、ディスプレイ表示画面上の黒い文字のみを白い文
字に変換するため、黒（Ｂｋ）−白（Ｗ）、白（Ｗ）−
黒（Ｂｋ）の指定を行った場合に、ディスプレイ表示画
面の中に、明るい灰色の背景色があったとすると、この
背景色は暗い灰色としてプリントアウトされてしまうと
いう問題があった。

本発明は上記問題を解消するためになされたもので、表
示画面上の色変換したい色を、該色を持つ画像部分のあ
る位置を指定するだけで、予め指定した任意の所望色に
色変換して用紙上にプリントアウトすることができるカ
ラー・ハードコピー装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するため、カラー・ビデオハー
ドコピー装置において、画像メモリから読み出された画
像データが、予め指定した所望色へ色変換したい被変換
色を持つメモリ番地の画像データであるか否かを判別し
て該画像データである場合に出力する判別部、この判別
部が出力した場合を除いて上記画像メモリから読み出さ
れた画像データを印字部に入力し、上記判別部が出力し
た場合には上記画像メモリから読み出された画像データ
に代えて上記所望色のデータを上記印字部に入力する選
択部とからなるカラー・アサイン回路を備える構成とし
た。

請求項２では、カラー・アサイン回路は、画像メモリか
ら読み出される赤信号ディジタルデータ緑信号ディジタ
ルデータおよび青信号ディジタルデータをそれぞれ取り
込んで被変換色赤データメモリ、被変換色青データメモ
リおよび被変換色青データメモリの内容とそれぞれ比較
する第１の判別器、第２の判別器および第３の判別器と
、上記３つの判別器が共に出力したことを条件として出
力する論理積回路とからなる判別部、および該論理積回
路が出力した場合には上記赤信号ディジタルデータ、緑
信号ディジタルデータおよび青信号ディジタルデータに
代えて所望色赤データ設定器、所望色緑データ設定器お
よび所望色青データ設定器の内容を印字部に入力する第
１のセレクタ、第２のセレクタおよび第３のセレクタか
らなる選択部を備えた構成とした。

請求項３では、請求項２の第１の判別器、第２の判別器
および第３の判別器として、ウィンドコンパレータ用い
、これらは、入力が、それぞれに設定値として与えられ
る上限値と下限値を超えない場合に出力する構成とした
。

請求項４では、入力装置を通して指定された色変換した
い色を持つ画像位置の画像データを画像メモリから読み
出して判別部に設定するステップと、上記入力装置を通
して指定された所望色のブタを選択部のメモリに格納す
るステップからなるカラー・アサインプログラムを有し
、上記入力装置によりカラー・アサインモードが選択さ
れると該プログラムを実行する構成とした。

〔作用〕

本発明では、ディスプレイ画面に写し出された画像のあ
る色（被変換色）を他の色の所望色に変換してプリント
アウトしたい場合に、この被変換色を持つ画像部分（例
えば、背景部分）のある位置を指定するとともに上記所
望色のデータを設定しておくと、画像メモリから読み出
される画像ブタのうち上記被変換色と同じ値を持つ画像
データは上記所望色のデータに変換され、ディスプレイ
画面上の画像は、被変換色であった部分（例えば、上記
背景部分）だけが色変換されてプリントアウトされる。

〔実施例〕

以下、本発明の１実施例を図面を参照して説明する。

第１図において、１０はカラー・アサイン回路であって
、画像メモリ２２の次段に接続されており、第２図に示
す構成を有している。

第２図において、ＩＲｌＩＧおよびＩＲは判別器であっ
て、画像メモリ２２から赤信号ディジタルデータＲＤ、
緑信号ディジタルデータＧＤおよび青信号ディジタルデ
ータＢＤをそれぞれ入力し、その入力したデータの値を
、被変換仏界データメモリ２Ｒ１被変換色緑データメモ
リ２Ｇ、被変換色青データメモリ２Ｂに格納されたデー
タＲＸｙ、ＧＸｙおよびＢＸｙとそれぞれ比較して一致
した場合に一致信号を論理積回路３に出力する。データ
ＲＸア、ＧＸｙおよびＢＸｙについては後述する。ＩＲ
ＩＧ、ＩＢ〜３はカラー・アサイン回路１０の判別部１
１を構成する。、４Ｒは所望色赤データ設定器、４Ｇは
所望色緑データ設定器および４Ｂは所望色青データ設定
器であって、８ビツトレジスタからなり、それぞれ所望
色の赤データＲ５、緑データＧ５、青データＢ、を書き
込まれる。５Ｒ５Ｇおよび５Ｂはセレクタであって、論
理積回路３の出力信号（ゲート信号）を受けると、所望
色赤データ設定器、４Ｇは所望色緑データ設定器および
４Ｂは所望色青データ設定器の内容をそれぞれ読み出し
て印字部２５のＲＧＢ／ＹＭＣ色変換回路２３に入力し
、論理積回路３が出力しない場合には、それぞれ赤信号
ディジタルデータＲＤ、緑信号ディジタルデータＧｏお
よび青信号ディジクルデータＢ、をＲＧＢ／ＹＭＣ色変
換回路２３に入力する。４Ｒ１４Ｇ、４Ｂ〜５Ｒ１５Ｇ
、５Ｂはカラー・アサイン回路１０の選択部１２を構成
する。

第３図は画像メモリ２２の各フレームメモリ２２Ｒ〜２
２Ｂのデータ領域を示したもので、横Ｘピクセル×縦Ｙ
ビクセルのサイズを有しているものとする。ビクセルＰ
は色変換したい被変換色（上記データＲ，，，Ｇ、、、
Ｂ、ｙ）を持つビクセルであって、そのメモリ番地（ｘ
、ｙ）は入力装置を通して指定され、印刷制御回路２６
にセットされる。また、所望の赤データＲ５、緑データ
Ｇ３、青データＢ、は入力装置２７を通して所望色界デ
タ設定器４Ｒ１所望色緑データ設定器４Ｇおよび所望色
青データ設定器４Ｂにそれぞれ格納される。この被変換
色を持つメモリ番地（ｘ、ｙ）の指定および所望色デー
タの設定は上記入力装置でカラー・アサインモードを指
定してから行う。なお、ホストコンピュータＨＣＰＵか
ら取り込む水平・垂直同期信号やその他の信号は図示を
省いである。

本実施例において、ホストコンピュータＨＣＰＵからデ
ィスプレイＣＲＴに送られているビデオ信号を横取りし
、１画面分のビデオ信号赤火力Ｒ、ビデオ信号総入力Ｇ
、ビデオ信号青火力Ｂをインターフェース２１を通して
赤色ディジタルデータＲＤ、緑色ディジタルデータＧＤ
、青色ディジタルデータＢＤにそれぞれ変換したのち、
−旦、画像メモリ２２に格納する。１画面分の上記ブタ
Ｒ９、ＧＤ、ＢＤの格納が終わると、これらのデータは
画像メモリ２２から順次読み出されるが、本実施例では
、上記カラー・アサインモードが指定されていると、こ
の読み出し前に、印刷制御回路２６が上記セットされて
いるメモリ番地（Ｘ、ｙ）のピクセルＰが持つデータＲ
Ｘ、、　Ｇ、ｌ、、　ＢＸｙを画像メモリ２２から読み
出して被変換仏界デタメモリ２Ｒ３被変換色緑データメ
モリ２Ｇ、被変換色青データメモリ２Ｂに格納する。

今、データＲＸＩ／％　ＧＸＹ％　Ｂｘｙが、ＲＸｙ−
１００、ＧＸｙ＝８５、ＢＸ、＝２０の重みを有し、所
望色のデータＲｓ　、Ｇｓ　、ＢｓがＲ５−２００、Ｇ
。

＝２２０、Ｂ、＝１５０の重みを持つものとする。

画像メモリ２２から順次読み出された画像データはカラ
ー・アサイン回路１０に到来するが、今、読み出された
あるピクセルＰ“の画像データが、例えばＲＸｙ・　＝
１００、ＧＸｙ・　＝８５、Ｂ　ｘｙ・−２５であると
すると、Ｒｘｙ＝　ＲＸｙ９．、　Ｇｘｙ−ＧＸｙ・で
あるので、判別器ＩＲとＩＧは信号を出力するが、ＢＸ
ｙ＝ＢＸｙ・　であるので、判別器ＩＢは信号を出力せ
ず、従って、論理積回路３はアクティブとはならないの
で、セレクタ５Ｒ，５Ｇ。

５Ｂは画像メモリ２２から送られてきたデータＲＸ、・
＝１００、ＧＸｙ・＝８５、ＢＸｙ・−２５をそのまま
ＲＧＢ／ＹＭＣ色変換回路２３に送出する。上記ピクセ
ルＰの画像データＲ，ｙ、　Ｇ、、、　Ｂｘｙと同じ重
みを持つ画像データが画像メモリ２２から読み出された
場合には、これらのデータはそれぞれ被変換仏界データ
メモリ２Ｒ１被変換色緑データメモリ２Ｇ、被変換色青
データメモリ２Ｂの内容と一致するので、判別器ＩＲ１
ＩＧ、ＩＢが全て出力し、論理積回路３はアクティブと
なる。従って、セレクタ５Ｒ，５Ｇ、５Ｂはそれぞれ所
望色赤データ設定器４Ｒ１所望色緑データ４Ｇ、所望色
青データ４Ｂを選択し、データＲＸｙＧＸＦ’、Ｂｘ、
’　に代えて、これらの設定器４Ｒ。

４Ｇ、４Ｂに格納されているデータＲｓ＝２００、ＧＳ
＝２２０、Ｂｓ＝１５０をＲＧＢ／ＹＭＣ色変換回路２
３に送出する。

このように、本実施例では、ディスプレイ画面に写し出
された画像のある色（被変換色）を他の所望色に変換し
てプリントアウトしたい場合には、上記被変換色を持つ
画像部分のある位置（画像メモリ２２上の絶対位Ｗ）を
指定するとともに上記所望色の値を設定するだけで、上
記画像位置の色と同じ色を持つ画像部分の全ての色を所
望色に変換することができ、この被変換色および上記所
望色は任意の中間色を含む任意の色であってもよい。

従って、本実施例によれば、ディスプレイ画面の画像背
景色を所望色に変換したいような場合に、この背景色を
持つ画像部分内の任意の位置を指定して、所望色のデー
タを設定するだけで、画像背景部分をすべて所望色に変
換することができる。

なお、上記実施例における判別器ＩＲ１ＩＧ、１Ｂはそ
れぞれへの２つの入力の一致・不一致を判定するが、ウ
ィンド・コンパレータを用い、ピクセルＰのＲＸｙ％　
ＧＸｙ％　１３Ｘｙに対し上限値と下限値を求めてウィ
ンドコンパレータに設定するようにすると、上記背景画
像の色にバラツキがあっても、該背景画像全体の色の所
望色で統一することができる。

また、上記実施例では、被変換色を１つのピクセルＰで
指定しているが、エリアで指定することも可能である。

また、第２図のカラーアサイン回路の機能の一部または
全部をソフトウェアにて置換することも可能である。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明した通り、画像メモリから読み出され
る画像データの値を監視して、この値が色変換したい画
像データであると判別した場合には、この画像データに
代えて、予め設定しである所望色を持つ画像データを選
択する構成としたことにより、ある画像位置を指定すれ
ば該画像位置の色をもつ画像部分合ての色を所望の他の
色に変換することができるので、自由度が高く、希望す
る画像部分の色だけを正確に色変換することができるカ
ラー・アサイン機能を実現することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック構成図、第２図
は上記実施例におけるカラー・アサイン回路のブロック
構成図、第３図は上記実施例に画像メモリのデータ領域
を示す図、第４図は従来のカラー・ビデオハードコピー
装置の要部を示すブロック構成図である。 Ｉ　Ｒ，Ｉ　Ｇ、　Ｉ　Ｂ−判別器、２Ｒ１２Ｇ、２Ｂ
被変換色データメモリ、３−論理積回路、４Ｒ１４Ｇ、
４Ｂ−所望色データ設定器、５Ｒ１５Ｇ、５Ｂ−セレク
タ、１１−判別部、１２−・選択部、２２−画像メモリ
、２３−・ＲＧＢ／ＹＭＣ色変換回路、２４−印字ヘッ
ド駆動部、２５−印字部、２６−印刷制御回路、２７・
−・入力装置。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスプレイ装置へ送られるビデオ信号を横取り
   入力してディジタルデータに変換したのち画像メモリに
   一次記憶し、この画像メモリに一次記憶したデータを順
   次読み出し、印字部に与えて印字ヘッドを駆動するカラ
   ー・ビデオハードコピー装置において、 上記画像メモリから読み出された画像データが、予め指
   定した所望色へ色変換したい被変換色を持つメモリ番地
   の画像データであるか否かを判別して該画像データであ
   る場合に出力する判別部、この判別部が出力した場合を
   除いて上記画像メモリから読み出された画像データを印
   字部に入力し、上記判別部が出力した場合には上記画像
   メモリから読み出された画像データに代えて上記所望色
   のデータを上記印字部に入力する選択部とからなるカラ
   ー・アサイン回路を備えることを特徴とするカラー・ビ
   デオハードコピー装置。
2. （２）カラー・アサイン回路は、画像メモリから読み出
   される赤信号ディジタルデータ、緑信号ディジタルデー
   タおよび青信号ディジタルデータをそれぞれ取り込んで
   被変換色赤データメモリ、被変換色緑データメモリおよ
   び被変換色青データメモリの内容とそれぞれ比較する第
   １の判別器、第２の判別器および第３の判別器と、上記
   ３つの判別器が共に出力したことを条件として出力する
   論理積回路とからなる判別部、および該論理積回路が出
   力した場合には上記赤信号ディジタルデータ、緑信号デ
   ィジタルデータおよび青信号ディジタルデータに代えて
   所望色赤データ設定器、所望色緑データ設定器および所
   望色青データ設定器の内容を印字部に入力する第１のセ
   レクタ、第２のセレクタおよび第３のセレクタからなる
   選択部を備えたことを特徴とする請求項１記載のカラー
   ・ビデオハードコピー装置。
3. （３）第１の判別器、第２の判別器および第３の判別器
   はともにウインドコンパレータであって、入力が、それ
   ぞれに設定値として与えられる上限値と下限値を超えな
   い場合に出力することを特徴とする請求項２記載のカラ
   ー・ビデオハードコピー装置。
4. （４）入力装置を通して指定されたメモリ番地の画像デ
   ータを画像メモリから読み出して判別部に設定するステ
   ップと、上記入力装置を通して指定された所望色のデー
   タを選択部に設定するステップからなるカラー・アサイ
   ンプログラムを有し、上記入力装置によりカラー・アサ
   インモードが選択されると該プログラムを実行すること
   を特徴とする請求項１または２または３記載のカラー・
   ビデオハードコピー装置。