JPH02296265A - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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JPH02296265A
JPH02296265A JP11846189A JP11846189A JPH02296265A JP H02296265 A JPH02296265 A JP H02296265A JP 11846189 A JP11846189 A JP 11846189A JP 11846189 A JP11846189 A JP 11846189A JP H02296265 A JPH02296265 A JP H02296265A
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直人 荒川
Masaki Sakai
坂井 雅紀
Toshihiro Kadowaki
門脇 俊浩
Tetsuya Onishi
哲也 大西
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入力画像情報を記憶することが出来る画像処
理システムに関するものである。
〔従来の技術〕
近年、カラー画像をディジタル的に色分解して読み取り
読み取られたディジタル画像信号に所望の処理を加え、
編集加工して得られるディジタルカラー画像信号に基づ
きカラー記録を行うディジタルカラー複写機が普及して
きた。またさらに、前述したディジタルカラー複写機に
カラー画像記憶装置およびモニタデイスプレィを接続し
た画像処理システムも本出願人により提案されている。
これらの装置はカラー画像記憶装置に格納したデータを
ディジタルカラー複写機に順次送ることにより何回でも
カラー画像が得られるようになっている。また、モニタ
デイスプレを接続することにより格納画像データを確認
することができるようになっている。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上述のシステムにおいてデジタル複写機
と画像記憶装置とを夫々の機能を生かしつつ有機的に動
作させるよう全体を制御することは難しいという問題が
生じた。
本発明はかかる点を解決した新規な画像処理システムを
提供することを特徴とする特許 〔課題を解決するための手段〕 本発明はかかる課題を解決するため、画像を読み取って
記録材に像形成する画像入出力手段、該画像入出力手段
により読み取られる画像を記憶する記憶手段、前記画像
入出力手段、記憶手段を制御する制御手段であって、前
記画像入出力手段、前記記憶手段を別個にローカル/リ
モート状態に制御することが出来る制御手段を有する。
(以下余白) 〔実施例〕 以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。
くシステム全体の構成〉 第1図は本発明に係る一実施例のカラー画像処理システ
ムの概略内部構成の一例を示すシステム構成図であり、
本実施例システムは第1図図示のように上部にデジタル
カラー画像を読取るデジタルカラー画像読取り装置(以
下、[カラーリーダ」と称する)1と、下部にデジタル
カラー画像を印刷出力するデジタルカラー画像プリント
装置(以下、「カラープリンタ」と称する)2、画像記
憶装置3とSv録再生機31、モニタテレビ32、およ
びホストコンピュータ33、フィルムスキャナ34より
構成される。
本実施例のカラーリーダ1は、後述する色分解手段と、
COD等で構成される光電変換素子とにより、読取り原
稿のカラー画画像情報をカラー別に読取り、電気的なデ
ジタル画像信号に変換する装置である。
また、カラープリンタ2は、出力すべきデジタル画像信
号に応じてカラー画像をカラー別に制限し、被記録紙に
デジタル的なドツト形態で複数回転写して記録する電子
写真方式のレーザビームカラープリンタである。
画像記憶装置3は、カラーリーダ1またはフィルムスキ
ャナ34からの読取りデジタル画像やSVB再生機31
からのアナログビデオ信号を量子化し、デジタル画像に
変換したのち記憶する装置である。
Sv録再生機31は、Svカメラで撮影し、Svフロッ
ピーに記録された画像情報を再生し、アナログビデオ信
号として出力する装置である。またSv録再生機31は
、上記の他にアナログビデオ信号を入力することにより
、Svフロッピーに記録することも可能である。
モニタテレビ32は、画像記憶装置3に記憶している画
像の表示やSv録再生機31から出力されているアナロ
グビデオ信号の内容を表示する装置である。
ホストコンピュータ33は画像記憶装置3へ画像情報を
伝送したり、画像記憶装置3に記憶されているカラーリ
ーダt’Psv録再生機およびフィルムスキャナ34の
画像情報を受は取る機能を有する。
また、カラーリーダlやカラープリンタ2などの制御も
行う。
フィルムスキャナ34は、35mmフィルム(ポジ/ネ
ガ)をCOD等の光電変換器によりフィルムの画像を電
気的なカラー画像情報に変換する装置である。
以下各部毎にその詳細を説明する。
〈カラーリーダ1の説明〉 まず、カラーリーダlの構成を説明する。
第1図のカラーリーダlにおいて、999は原稿、4は
原稿を載置するプラテンガラス、5は/)ロゲン露光ラ
ンプ10により露光走査された原稿からの反射光像を集
光し、等倍型フルカラーセンサ6に画像入力するための
ロッドアレイレンズである。
ロッドアレイレンズ5、等倍型フルカラーセンサ6、セ
ンサ出力信号増巾回路7、ハロゲン露光ランプ10が一
体となって原稿走査ユニット11を構成し、原稿999
を矢印(AI)方向に露光走査する。原稿999の読取
るべき画像情報は、原稿走査ユニット11を露光走査す
ることにより1ライン毎に順次読取られる。読取られた
色分解画像信号は、センサ出力信号増巾回路7により所
定電圧に増巾されたのち、信号線501によりビデオ処
理ユニットに入力され、ここで信号処理される。なお、
信号線501は信号の忠実な伝送を保証するために同軸
ケーブル構成となっている。信号502は等倍型フルカ
ラーセンサ6の駆動パルスを供給する信号線であり、必
要な駆動パルスはビデオ処理ユニット12内で全て生成
される。8,9は画像信号の白レベル補正、黒レベル補
正のための白色板および黒色板であり、ハロゲン露光ラ
ンプ10で照射することによりそれぞれ所定の濃度の信
号レベルを得ることができ、ビデオ信号の白レベル補正
黒レベル補正に使われる。
13はマイクロコンピュータを有する本実施例のカラー
リーダl全体の制御を司るコントロールユニットであり
、バス508を介して操作パネル20における表示、キ
ー人力の制御、およびビデオ処理ユニット12の制御等
を行う。また、ポジションセンサSl、82により信号
線509,510を介して原稿走査ユニット11の位置
を検出する。
さらに、信号線503により走査体11を移動させるた
めのステッピングモータ14をパルス駆動するステッピ
ングモータ駆動回路15を、信号線504を介して露光
ランプドライバ21によりハロゲン露光ランプlOの0
N10FF制御、光量制御、信号線505を介してのデ
ジタイザ16および表示部の制御等のカラーリーダ部1
の全ての制御を行っている。
また、20はカラーリーグ部lの操作部であり、タッチ
パネルを兼用した液晶表示パネルおよび各種の指示を与
えるためのキーを含む。なお、かかる表示パネルの表示
例については第47図以降に示す。
原稿露光走査時に前述した原稿走査ユニット11によっ
て読取られたカラー画像信号は、センサ出力信号増巾回
路7.信号線501を介してビデオ処理ユニット12に
入力される。
次に第2図を用いて上述した原稿走査ユニット11、ビ
デオ処理ユニット12の詳細について説明する。
ビデオ処理ユニット12に入力されたカラー画像信号は
、サンプルホールド回路S/H43により、G(グリー
ン)、B(ブルー)、R(レッド)の3色に分離される
。分離された各カラー画像信号はA/D変換器44でア
ナログ/デジタル変換され、デジタル・カラー画像信号
となる。
本実施例では原稿走査ユニットll内のカラー読取りセ
ンサ6は、第2図にも示すように5領域に分割した千鳥
状に構成されている。このカラー読取りセンサ6とズレ
補正回路45を用い、先行走査している2、4チヤンネ
ルと、残るl、 3.5チヤンネルの読取り位置ずれを
補正している。ズレ補正回路45からの位置ずれの補正
法の信号は、点補正回路/白補正回路46に入力され、
前述した白色板8、黒色板9からの反射光に応じた信号
を利用してカラー読取りセンサ6の暗時ムラや、ハロゲ
ン露光ランプ10の光量ムラ、センサの感度バラツキ等
が補正される。
カラー読取りセンサ6の入力光量に比例したカラー画像
データはビデオインターフェイス201に入力され、画
像記憶装置3と接続される。
このビデオインターフェイス201は、第3図〜第6図
に示す各機能を備えている。すなわち、(1)点補正/
白補正回路46からの信号559を画像記憶装置3に出
力する機能(第3図)、(2)画像記憶装置3からの画
像情報563をセレクタ119に入力する機能(第4図
) (3)合成回路115からの画像情報562を画像記憶
装置3に出力する機能(第5図) (4)画像記憶装置3からの2値化情報206を合成回
路115に入力する機能(第6図) (5)画像記憶装置3とカラーリーダ1との間の制御ラ
イン207 (H3YNC,VSYNC,画像イネーブ
ルEN等のライン)およびCPU間の通信ライン561
の接続。特にCPU通信ラインはコントロールユニット
13内の通信コントローラ162に接続され、各種コマ
ンドおよび領域情報のやりとりを行う。
の5つの機能を有する。この5つの機能の選択はCPU
制御ライン508によって第3図〜第6図に示すように
切換わる。
以上説明したように、ビデオインターフェイス201は
、5つの機能を有し、その信号ライン205゜206.
207は双方向の伝送が可能となっている。
かかる構成に依り双方向伝送が可能となり、信号ライン
数を少なくし、ケーブルを細くするとともに、安価にす
ることが出来る。
また、カラーリーダ1とつながる画像記憶装置3のイン
ターフェイスコネクタ(第27図(A)の4550)の
信号ラインも同様に双方向伝送が可能となっている。
したがって、システムを構成する各装置間の接続ライン
の数を減少させることができ、更には互いに高度の通信
を行うことが出来る。
また、黒補正/白補正回路46からの画像情報559は
、人間の目に比視感度特性に合わせるための処理を行う
対数変換回路48(第2図)に入力される。
ここでは、白=OOH,黒=FFHとなるべく変換され
、さらに画像読み取りセンサに入力される画像ソース、
例えば通常の反射原稿と、フィルムプロジェクタ−等の
透過原稿、また同じ透過原稿でもネガフィルム、ポジフ
ィルムまたはフィルムの感度、露光状態で入力されるガ
ンマ特性が異なっているため、第7図(a)、  (b
)に示されるごとく、対数変換用のLUT (ルックア
ップテーブル)を複数有し、用途に応じて使い分ける。
切り換えは、信号線p: go、 A gl、 f g
2により行われ、CPU22のI10ポートとして、操
作部等からの指示入力により行われる。ここで各B、 
 G、  Hに対して出力されるデータは、出力画像の
濃度値に対応しており、B(ブルー)、G(グリーン)
、R(レッド)の各信号に対して、それぞれイエロー、
マゼンタ。
シアンのトナー量に対応するので、ここ以後のカラー画
像データはY、M、Cに対応づける。
なお、色変換回路47は、入力されるカラー画像データ
R,B、 Gより特定の色を検出して他の色に置きかえ
る回路である。例えば、原稿の中の赤色の部分を青色や
他の任意の色に変換する機能を実現するものである。
次に、対数変換48により得られた原稿画像からの各色
成分画像データ、すなわち、イエロー成分。
マゼンタ成分、シアン成分に対して、色補正回路49に
て次に記すごとく色補正を行う。カラー読み取りセンサ
に一画素ごとに配置された色分解フィルターの分光特性
は、第8図に示す如く、斜線部の様な不要透過領域を有
しており、一方、例えば転写紙に転写される色トナー(
’Y、 M、 C)も第9図のような不要吸収成分を有
することはよく知られている。なお、図では、それぞれ
R,GとY、  Mについてのみ示している。
そこで、各色成分画像データYi、 Mi、 Ciに対
し、 なる各色の一次式を算出し色補正を行うマスキング補正
はよく知られている。更にYi、 Mi、 Ciにより
、Min (Yi、 Mi、 Ci) (Yi、 Mi
、 Ciのうちの最小値)を算出し、これをスミ(黒)
として、後に黒トナーを加える(スミ入れ)操作と、加
えた黒成分に応じて各色材の加える量を減じる下色除去
(OCR)操作も良く行われる。第10図(a)に、マ
スキング、スミ入れ、UCRを行う色補正回路49の回
路構成を示す。本構成において特徴的なことは ■マスキングマトリクスを2系統有し、1本の信号線の
“110”で高速に切り換えることができる ■UCRの有り、なしが1本の信号線″110″で、高
速に切り換えることができる ■スミ量を決定する回路を2系統有し、“Ilo”で高
速に切り換えることができる という点にある。
まず画像読み取りに先立ち、所望の第1のマトリクス係
数Mし第2のマトリクス係数M2をCPU22に接続さ
れたバスより設定する。本例ではであり、MIはレジス
タ50〜52に、M2はレジスタ53〜55に設定され
ている。
また、56〜62はそれぞれセレクターであり、S端子
−“l”の時Aを選択、”0”の時日を選択する。従っ
て、マトリクスM、を選択する場合切り替え信号MAR
EA566=“1”に、マトリクスM2を選択する場合
“0”とする。
また、63はセレクターであり、選択信号C6゜C、(
567、568)により第10図(b)の真理値表に基
づき出力a、  b、  cが得られる。選択信号Co
、C,およびq2は、出力されるべき色信号に対応し、
例えばY、M、C,Bkの順に(C2゜C1,Co) 
= (0,O,O)、  (0,0,1)、  (0゜
1、  O)、  (1,O,O)、更にモノクロ信号
として(0,1,1)とすることにより所望の色補正さ
れた色信号を得る。なお、Co、C,、C2はカラープ
リンタ2の像形成シーケンスに応じて、CPU22が発
生する。いま、(co、C1,C2)=(0゜0.0)
、かつMAREA566= ”1″とすると、セレクタ
63の出力(a、  b、  c)には、レジスタ50
a、  50b、  50cの内容、従って(ayl、
  −bMt 。
CCI)が出力される。一方、入力信号Yi、Mi。
CiよりMin (Yi、  Mi、  Ci) =に
として算出される黒成分信号570は、64にてY=a
x−b (a。
bは定数)なる−次変換をうけ、(セレクター60を通
り)減算器65a、65b、65cのB入力に入力され
る。各減算器65a、  b、  cでは、下色除去と
してY=Yi  (ak−b)、M=Mi−(ak−b
)。
C=C1−(ak−b)が算出され、信号線571a。
571b、571cを介して、マスキング演算のための
乗算器66a、  66b、  66cに入力される。
セレクター60は信号UAREA572により制御され
、UAREA572は、UCR(下色除去)、有り、無
しを“110”で高速に切り換え可能にした構成となっ
ている。
乗算器66a、66b、66cには、それぞれA入力に
は(ayl、  −bMt 、  −CC1)、B入力
には上述した(Yi−(ak−b)、Mi−(ak−b
)、C1−(ak−b)) = l:Yi、  Mi、
  Ci〕が入力されているので同図から明らかなよう
に、出力DoutにはC2−0の条件(Y or M 
 or C選択)でY o、 u t=Yix (aY
l) +Mix (−bMI) +CiX (−CCI
)が得られ、マスキング色補正、下色除去の処理が施さ
れたイエロー画像データが得られる。同様にして Mout=Yix(−aY2)+Mix(bM2)十C
1x(−CC2)Cout=YiX(−aY3)+Mi
X(−bM3)+C1X(CC3)がDoutに出力さ
れる。色選択は、出力すべきカラープリンターへの出力
順に従って(Co、C+C2)により第1O図(b)の
表に従ってCPU22により制御される。レジスタ67
a、  b、  c、  68ab、  cは、モノク
ロ画像形成用のレジスタで、前述したマスキング色補正
と同様の原理により、MONOk 1Yi+ I!I 
Mi十m 1Ciにより各色に重み付は加算により得て
いる。
切り換え信号MAREA566、UAREA572゜K
AREA573は、前述したようにマスキング色補正の
係数マトリクスM、とM2の高速切り換え、UAREA
572は、UCR有り、なしの高速切り換え、KARE
A573は、黒成分信号(信号線574→セレクター6
1を通ってDoutに出力)の、1次変換切り換え、す
なわち、K = M i n (Y i 、  M i
 。
Ci)に対し、Y=ck−dまたはY=ek  f (
C+d、  e、  fは定数パラメータ)の特性を高
速に切り換える信号であり、例えば−複写画面内で領域
毎にマスキング係数を異ならせたり、UCR量またはス
ミ量を領域ごとで切り換えることが可能なような構成に
なっている。従って、色分解特性の異なる画像入力ソー
スから得られた画像や、黒トーンの異なる複数の画像な
どを、本実施例のごとく合成する場合に適用し得る構成
である。なお、これら領域信号MAREA、UAREA
、KAREA (566゜572、573)は後述する
領域発生回路(第2図69)にて生成される。
次に、原稿における黒い文字や細線の黒再現、および黒
文字、黒線線のエツジ部の色にじみを改善する黒文字処
理回路について、第11図、第12図に従って説明する
第2図の点補正/白補正回路46によって、黒レベル、
白レベルの補正されたR、G、B(レッド。
グリーン、ブルー)の各色信号559R,559G。
559BはLOG変換48、マスキング、下色除去49
をうけた後、プリンターに出力すべき色信号が選択され
、信号線565に出力される。これと平行して、信号R
,G、Bより原稿の無彩色部分で、かつ、エツジ部であ
る部分(すなわち、黒文字。
黒細線である部分)を検出するために、輝度信号Y1色
差信号1.  QをY、  1.  Q算出回路70で
算出する(第11図)。
輝度信号Y575は、エツジ信号を抽出するためによく
知られたディジタル2次微分回路72で、5×5のマト
リクス計算すべ(,5ライン分のラインバッファ回路7
1に入力され、前述のごとく、演算回路72でラプラシ
アン演算が行われる。すなわち、入力の輝度信号Yが第
12図(d)の1)のようなステップ状の入力(例えば
文字部)である場合、ラプラシアン後の出力576は同
図1i)のようになる(以後エツジ信号と呼ぶ)。ルッ
クアップテーブルLUTA73a、LUTB73bは黒
文字(または、黒細線)のエツジ部における印刷量(例
えばトナー量)を決定するためのルックアップテーブル
であり、それぞれ第12図(a)、(b)のような特性
をもったルックアップテーブルで構成されている。すな
わち、エツジ信号576に対し、LUTAが作用すると
、第12図(d)(iii)のように振幅が太き(なり
、これは、後述するように黒のエツジ部の黒トナー量を
決定する。また、エツジ信号576にLUTBが作用す
ると絶対値が負となって表われ、これは黒エツジ部のY
、M、C(イエローマゼンタ、シアン)のトナー量を決
定する。これは、第12図(d)(iV)のような信号
であり、スムージング(平均化)回路74を通ることで
同図(v)のような信号になる。
一方、無彩色検出回路75は、例えば完全な無彩色で出
力=1、有彩色では出カニ〇となるよう、例えば第12
図のような特性に従って信号を出力する回路であり、本
信号は、黒トナー印刷時に“1”となる信号577によ
り黒トナー印刷時にセレクター76で選択され、信号5
78に通過し、乗算器77にて黒トナー量を決定する前
述の信号579(第12図(d)(iii))と乗算が
とられたのち、加算器78で原画像信号に加算される。
一方、Y、  M、  C(イエロー、マゼンタ、シア
ン)トナー印刷時は、黒文字、黒細線部にY、  M、
  Cのトナーが印刷されないことが望ましいわけであ
るから、色選択信号577により、セレクター76では
“l”が乗算器に出力され、セレクター79からはLU
TB736からの出力をスムージングした信号(第12
図(d) (v))が出力され、加算器78では第12
図(d)(V)と同じ信号が入力され、原信号から黒の
エツジ部からのみ信号が減じられる。
すなわち、この意味する処は、黒のエツジ部に対し黒ト
ナー量を決定する信号は強く、つまり黒トナー量を増加
し、同一部に対するY、  M、  Cのトナー量を減
らすことにより、黒部をより黒く表現するということで
ある。
無彩色信号580を2値化回路80bで2値化した信号
581は、無彩色の時“1″、有彩色の時“O”となる
。すなわち、前述のごとく、セレクター79においては
黒トナー印刷時(577−“l”の時)S入力−“1°
“となり、A入力、すなわち579(第12図(d)(
iii))が出力され、黒エツジが強調される。Y、M
、(1−チー印刷時(577=“0°゛の時)は信号5
81=“ビ、従って無彩色であれば前述のごと(Y、M
、Cのトナー量を減じるべ(S入力が選択され、第12
図(d) (V)が出力されるが、有彩色の場合、信号
581=0、従って581=1、すなわち、セレクター
79のS入力は1となってAが選択され、第12図(d
)(iii)の信号が加算器78に出力されて、通常の
よく知られたエツジ強調となる。
LUTA73aには、第12図(a)のごとく、エツジ
信号の値が±n以下の時はゼロとなるようなLUTと±
m以下でゼロとなるようなLUTの2種類が用意されて
おり、原信号565のレベル、すなわち、ちこの時の原
稿の濃度に応じてゼロにクランプする値を選択するよう
になっている。原稿の濃度レベルがCPU22よりバス
508を介して設定される値より大の時、すなわち濃い
場合、コンパレータ81の出力=’l”となり、第12
図(a)のA′B′でゼロにクランプされるLUTを、
また、ある濃度以下、すなわち、コンパレータ81の出
力“0”の時は、A、BでゼロにクランプされるLUT
を選択するようにして、濃度域に応じたノイズ除去の効
果を変えている。
さらに、ANDゲート82の出力583は黒文字のエツ
ジ周辺部に対する更なる改善を施したものであり、黒文
字のエツジ部に対してY、M、C印刷時は584 (B
入力)を、それ以外は585を選択するべく切り換える
信号である。AN’Dゲート584に入力される信号5
86は、前述のエツジ信号にLUTC(第12図(C)
)の特性を作用させた信号を2値化回路80aで2値化
したものであり、すなわち、エツジ信号の絶対値が所定
の値以上の時“1″、以下の時“0”となる。従って、
587−“l”581= ”1”、588=“L”とな
るのは、無彩色で、エツジ信号が大の時、すなわち、黒
信号のエツジ部の所で、しかもY、M、Cのトナー印刷
時のみである。したがって、この時、先に説明したよう
に原信号から黒のエツジに相当する所のみY、  M。
Cのトナー量を決定する信号が減じられ、さらに、残っ
た信号に対して平均化回路84でスムージングがなされ
、信号ER=“1″の時セレクター83を通り589に
出力される。それ以外の時は、通常にエツジ強調された
信号585が出力589に出力される。
信号ERは、CPU22より制御され、ER−“ビの時
は平均化回路84の出力が出力589に、ER=“0”
の時は“0”が出力589に出力される。これは、黒文
字のエツジ周辺の色トナー(Y、M、C)の信号を完全
に“0″にして色にじみを更に消すことになり、これら
は選択可能な構成となっている。
第13図は、領域発生回路69における領域信号発生(
前述のMAREA566、UAli:A372.KAR
EA573など)の説明のための図である。領域とは、
例えば第13図(e’ )の斜線部のような部分を指し
、これは副走査方向の区間に、毎ライン言いか変えれば
、H3YNCごとに第13図(e)のタイミングチャー
トAREAのような信号で他の領域と区別される。
なお、かかる領域は例えばデジタイザ16等で指定され
る。
第13図(a)〜(d)は、この領域信号の発生位置1
区間長1区間の数がCPtJ22によりプログラマブル
に、しかも多数得られる構成を示している。本構成に於
いては、1本の領域信号はCPUアクセス可能なRAM
の1ビツトにより生成され、例えばn本の領域信号AR
EAO〜AREAnを得るために、nビット構成のRA
Mを2つ有している(第13図(d) 85A、  8
5B)。
いま、第13図(b)のような領域信号AREAO。
およびAREAnを得るとすると、RAMのアドレスX
1+  X3のビットOに1”を立て、残りのアドレス
のビットOは全て“O”にする。一方、RAMのアドレ
スL  xl l  X2 +  x4に“1”をたて
て、他のアドレスのビットnは全て“O”にする。H3
YNCを基準として一定クロックに同期して、RAMの
データを順次シーケンシャルに読み出していくと、例え
ば、第13図(C)のように、アドレスx1とX3の点
でデータ“1”が読み出される。この読み出されたデー
タは、第13図(d)86−0〜86− nのJ−にフ
リップフロップのJ。
K両端子に入っているので、出力はトグル動作、すなわ
ち、RAMより“1”が読み出されCLKが入力される
と、出力“0”→“1”、“1”→“O”に変化して、
AREAOのような区間信号、従って領域信号が発生さ
れる。また、全アドレスに亘ってデータ=“0“とする
と、領域区間は発生せず領域の設定は行われない。
第13図(d)は本回路構成であり、85A、 85B
は前述したRAMである。これは、領域区間を高速に切
り換えるために例えば、RAMA35Aよりデータを毎
ラインごとに読み出しを行っている間にRAMA35A
に対し、CPU22より異なった領域設定のためのメモ
リ書き込み動作を行うようにして、交互に区間発生と、
CPUからのメモリ書き込みを切り換える。従って、第
13図(f)の斜線領域を指定した場合、A−+B→A
−+B→AのようにRAMAとRA M Bが切り換え
られ、これは第13図(d)において、(Cs +  
C41C5) −(0+1.0)とすれば、VCLKで
カウントされるカウンタ出力がアドレスとして、セレク
タ87Aを通してRAMA35Aに与えられ(Aa)、
ゲート88A開、ゲート88B閉となってRAMA35
Aから読み出され、全ビット幅、nビットがJ−にフリ
ップフロップ86−O〜86−nに入力され、設定され
た値に応じてA RE A O−A RE A nの区
間信号が発生される。
BへのCPUからの書込みは、この間アドレスバスA−
Bus、デニタバスD−Bus、およびアクセス信号R
/Wにより行う。逆にRAMA35Aに設定されたデー
タに基づいて区間信号を発生させる場合CC3,C4,
C5)= (1,0,1)とすることで、同じように行
え、CPUからのRAMA35Aへのデータ書き込みが
行える。
従って、例えば、この領域信号に基づき、画像の切り出
しくトリミング)、枠ぬき等の画像の加工を容易に行う
ことができる。すなわち、第2図で領域発生回路69よ
り前述したごとく発生される領域信号590は、I10
ポート25より出力される領域切換え信号ECH591
で、セレクター89において選択され、ANDゲート9
0の入力に入力される。これは、図から明らかなように
、例えば第13図(b)、AREAOのごとく信号59
0を形成すれば、X、からx3までの間の画像の切り出
しであり、AREAnの・ごとく形成すれば、Xlから
X2までの間が枠で抜け、1からXl+  x2からX
4までの区間でか画像の切り出しであることは容易に理
解されるであろう。
第14図、第15図は、領域制限マスク用ビットマツプ
メモリ9Iの構成および制御タイミングを示すものであ
る。第2図から理解されるように、例えば後述する色変
換回路の検出出力592により、原稿中の特定の色領域
にのみ領域制限する領域制限マスクが作成でき、また、
外部画像記憶装置3より入力されるビデオ画像信号56
0に基づき、2値化回路92にて2値化された信号59
3により濃度値(あるいは、信号レベル)に対応した領
域制御マスクを作成できる。
第14図(a)は、領域制限マスク用のビットマツプメ
モリー91およびその制御の詳細を示すブロック図であ
る。マスクは、第15図のごとく4×4画素を1ブロツ
クとし、1ブロツクにビットマツプメモリの1ビツトが
対応するように構成されているので、例えば、16pe
l/mmの画素密度の画像では、297mmX420m
m (A3サイズ)に対しては、(297X420X1
6X16)÷16=2Mbit。
すなわち、例えばI M b i tのダイナミックR
AM。
2chipで構成し得る。
第14図(a)にてセレクター93に入力されている信
号592.593は、前述のごとくマスク生成のための
データ入力線であり、例えば、切り換え線594により
第2図の2値化回路92の出力593が選択されると、
まず、4×4のブロック内での“1”の数を計数すべく
、1ビット×4ライン分のバッファ94A、94B、9
4C,94Dに入力される。FIFO94A〜94Dは
、図のごとく94Aの出力が94Bの入力に、94Bの
出力が94Cの入力に、と云うように接続され、各FI
FOの出力は4ビット並列にラッチ95A〜95Cに、
VCLKによりラッチされる(第14図(d)のタイミ
ングチャート参照)。
FIFOの出力595Aおよびラッチ95A、  95
B。
95Cの各出力595B、 595C1595pは、加
算器96A、 96B、 96Cで加算され(信号59
6)、コンパレータ97においてCPU22により、I
10ポート25を介して設定される値(例えば、“12
”)とその大小が比較される。すなわち、ここで、4×
4のブロック内の1の数が所定数より大きいか否かを判
定する。
第14図(d)において、ブロックN内の“1”の数は
14″、ブロック(N+1)内の1の数は“4”である
から、第14図(a)のコンパレータ97の出力597
は信号597が14”の時は1”4”の時はθ″となり
、従って、第14図(d)のラッチパルス598により
、ラッチ98で4×4の1ブロツクに1回ラッチされ、
ラッチ98のQ出力がメモリ99のDIN入力、すなわ
ち、マスク作成データとなる。100Hはマスクメモリ
の主走査方向のアドレスを生成するHアドレスカウンタ
であり、4×4のブロックで1アドレスが割り当てられ
るので、画素クロックV CL Kを分周器101 H
で4分周したクロックでカウントupが行われる。
同様に、lOO■はマスクメモリーの副走査方向のアド
レスを生成するアドレスカウンタであり、同様の理由で
分周器101■によって各ラインの同期信号H3YNC
を4分周したクロックによりカウントupされ、Hアド
レス、■アドレスの動作は4×4ブロツク内の“l“の
計数(加算)動作と同期するように・制御される。
また、■アドレスカウンタの下位2ビツト出力、599
、600はNORゲート102でNO’Rがとられ、4
分周のクロック601をゲートする信号602がつくら
れ、アンドゲート103によってタイミングチャート第
14図(C)の如く、4×4ブロツクに1回だけのラッ
チが行われるべく、ラッチ信号598がつくられる。ま
た、603はCPUバス508(第2図)内に含まれる
データバスであり、604は同様にアドレスバスであり
、信号605はCPU22からのライトパルスWRであ
る。CPU22からのメモリ99へのWR(ライト)動
作時、ライトパルスはLo″となり、ゲー) 104,
105,106が開き、CPU22からのアドレスバス
、データバスがメモリ99に接続され、ランダムに所定
のデータが書き込まれ、またHアドレスカウンタ、■ア
ドレスカウンタにより、シーケンシャルにWR(ライト
)、RDリードを行う場合は、I10ポート25に接続
されるゲート107,108の制御線によりゲート10
7. 108が開き、シーケンシャルなアドレスがメモ
リ99に供給される。
例えば、2値化出力92の出力593、または色変換回
路の出力592、あるいは CPU22により、第16
図のようなマスクが形成されれば太線枠内のエリアを基
に画像の切り出し、合成等を行うことができる。
次に、4×4画素ブロック単位で作成されたマスクは、
第17図(b)の(i)のごとくエツジ部(境界部)が
、4画素単位でのギザギザとなるため、第2図の補間回
路109により、ギザギザ部をスムーズにして、見た目
になめらかにする。
第17図(a)に補間回路のブロックを示す。110は
セレクターであり、A入力はHiクランプ、すなわち、
8ビツトとするとFFHが、B入力にはGNDに、゛す
なわち00oが入力されており、前述のビットマツプの
マスクメモリの出力606により、いずれかを切り換え
る。これにより、補間回路111の入力には、領域マス
ク内はFF□が、領域マスク該は00Hが出力される。
これは、第17図(b)の(i)のごとくである。補間
回路111は、例えば1次補間法、高次補間法、5in
c補間法等、いずれの回路でも良く、回路構成もよく知
られたものを適用すれば良い。補間回路の出力は多値で
出力されるので、2値化回路112で2値化する。これ
により、第17図(b)の(ii )に示されるごとく
、元の境界Aに対しBのごとくにして境界のなめらかさ
を確保するようにしている。セレクタ113はマスクメ
モリーの出力をそのまま出力するか(Aを選択)、前述
のように補間後のなめらかな境界を持つマスク信号を選
択して出力するかをCPU22のI10ポートに接続さ
れている切り換え信号608により、必要に応じて切り
換える。従って、例えば信号608で補間出力を選択し
、更に第2図のセレクター89で領域制限マスクの出力
を選択すべくE CHを切り換えるとアンドゲート90
によって第18図(a)のごとくマスクにより非矩形で
の図形の切り出しが可能である。また、ビットマツプメ
モリ91のマスクメモリの出力を第2図の信号線607
より取り出して、セレクター114により選択し、後述
する合成回路115にて合成すると、第18図(b)の
ごとくなる。
第2図の116は濃度変換回路であり、例えば第19図
のごと(色ごとに濃度、諧調を変えられるようになって
おり、LUT(ルックアップテーブル)等で構成される
。118はくり返し回路であり、第20図のごと(FI
FOで構成される。609は同図(b)で示されるH’
S Y N Cであり、毎ラインに1回Loパルスがラ
イン同期信号として入力され、FIFO内部のWR(ラ
イト)ポインター(不図示)を初期化する。611は入
力画像データ、612は出力画像データであり、Rep
eat信号6はFIFOのRD(リード)ポインターを
初期化する信号である。従って、第20図(b)のタイ
ミングチャートのごと<、FIFOにシーケンシャルに
書き込まれたデータ1〜10は図のごと(Repeat
信号616が入力されることにより、 →1→2→3→
4→1→2→3→l→2→3”とくり返し読み出しが行
われる。すなわち、毎ラインで同一に形成されたRep
eat信号616をFIFOに与えることにより同図(
c)のごとく同一画像のくり返しを行わせることができ
る。従って、前述のビットマツプのマスク領域形成用メ
モリに第21図(A)のごとく“1”のデータを書き込
み、読み出し時に第1図合成回路115で合成すること
により、点線(切り取り線)が形成される。
画像は前述のごと(、くり返し回路118でRepea
t信号を第21図(A)で■、■の時点で発生するよう
に領域発生回路69で制御すれば、くり返した画像に対
しての切り取り線をつけることができ、第21図(B)
のごとく“1”のデータを書き込むことにより掛線が(
C)のごとく書き込むことにより画像に対する黒わくを
形成することが可能となる。くり返し回路118から出
力した画像信号612は画像合成回路115に入力され
各種画像処理が行われる。
く合成〉 次に図番は前後するが第25図(A)を用いて合成回路
の詳細を説明する。
ここで行われる編集処理は指定領域ごとに独立に第25
図(A)に示すRAM135,136に設定されるデー
タに基づいてプログラマブルに行われる。
すなわち、詳しくは後述するがエリアコード発生器13
0より得られるコード番号(以下エリアコードと称す)
毎に各々処理される。
上記領域指定および各種編集処理の指定はデジタイザ1
6、操作部20および画像記憶装置3から得られる指示
(コマンド)に応じCPUを通してCPUバス508よ
り第25図(A)のエリアコード発生器130とRAM
135,136とレジスタ140〜142に編集処理に
対応したパラメータが設定される。
また第25図(A)において132はエリアコード発生
回路130、レジスタ131のいずれかの出力をセレク
トするセレクタ。なお、130は同期信号H8YNCお
よびCLKに応じて自動的にエリアコードを発生するエ
リアコード発生器、レジスタ131はCPU/<ス50
8からの信号が入力するレジスタである。135,13
6はエリアコードと該エリアコードに対応した処理また
は画像データとがテーブルとなって記憶されているRA
Mである。なお、RAM135.136のテーブルの内
容については第25図(F)に示すように入力アドレス
としてセレクタ132を介して入力するコード、および
プリンタが面順次の像形成中において形成色を示すコー
ドCO+ CIが付与され、その出力として、3ビツト
の機能コードと8ビツトのデータを有する。なおこの3
ビツトの機能コードはセレクタ137を介してデコーダ
146に与えられる。かかる機能コードとしては後述す
るように例えば文字のアドオンまたは特定画像領域のマ
スキング等の指示を与えるためのコードであり、8ビツ
トのデータは例えば画像信号612の濃度調整用データ
である。139゜143.145は夫々デコーダの出力
SO,Sl、  S2゜S3.  S4に応じてセレク
ト状態が切り換わるセレクタであり、144はセレクタ
143. 145の出力の乗算を行う乗算器である。1
46はセレクタ132を介して入力する6ビツトデータ
のうち最上位ビットMSB621 (かかるM′SBは
第25図(E)に示すように画像の各エリアの端部にお
いて1°゛となるようにエリアコード発生器130から
出力される)、第2図示の信号613. 614で示さ
れる文字信号およびセレクタ137を介して入力される
機能コードの3つをデコードするデコーダである。
次に、前述したエリアコードについて説明を行う。エリ
アコードとは例えば第25図(B)のように原稿147
上にデジタイザ16などを用いて領域148を指定した
ときそれぞれの領域に番号すなわちエリアコードをつけ
それぞれの領域を区別する手段である。本実施例では原
稿の全面領域はエリアコード“0”とし第25図(B)
では点a、  bを対角線とする矩形エリアを例えばエ
リアコード“1”、点c、  dを対角線とする矩形エ
リアをエリアコード“2゛′と設定したものである。こ
こで例えば図に示されるA−B区間を走査している時は
走査と同時に下図に示されるタイミングでエリアコード
を発生させている。C−D、E−F区間も同様である。
このように原稿の走査と同時にエリアコードを発生させ
、そのエリアコードにより領域を区別しリアルタイムに
領域ごとに異なる画像処理編集を実現している。
上記設定は、前述したようにデジタイザ16および操作
部20より行っている。設定可能な領域の数は、エリア
コードのビット数により決まり例えばnビットとするな
らば2n領域の設定を可能としている。
次に第2φ図(C)に第25図(A)130!:示すエ
リアコード発生回路内部概略構成図の一例を示す。かか
る発生回路130は前述したエリアコードを原稿の操作
と同時にリアルタイムに発生させる回路で、前記デジタ
イザ等の領域指定手段により得られた領域の座標および
エリアコードを設定することにより、プログラマブルに
エリアコードを発生させるようになっている。以下に詳
細を説明する。
RAM153,154は7bitlワード構成でそれぞ
れ主走査lライン分の容量を有するメモリである。
このRAMはCPUアドレスバス627、データバス6
25によりCPUと接続している。149はアドレスカ
ウンターでVideo  CLKをカウントすることに
より、RAMのアドレスを発生させている。またカウン
タ149はH3YNCによりリセットされており、新し
いラインを走査する毎に同じアドレスをセレクタ151
,152を介してRAM153,154に与える。よっ
てリセットに応じてRAM153,154はデータをス
タートから読み出すようにしている。
155は割り込み発生器でCPUデータバス625およ
びチップセレクト624によってCPUからあらかじめ
プログラムされた数だけ入力するH8YNCをカウント
したとき、CPUに割込信号INTを発生させるととも
に、J−にフリップフロップ158のトグル動作により
アドレスカウンター149により読み出されるRAMも
切り換えている。151. 152゜156はセレクタ
ーで前記フリップフロップ158の出力によりA、B入
力いずれかを選択することによってRAM153,15
4のいずれか一方を選択している。
第25図(D)はRAM153. 154.のデータ構
造を示す説明図である。図のようにM S B l b
 i tと下位6bitに分け、MSBは前述した通り
指定された領域と指定されていない領域との変化点を表
わし、下位6bitは変化するエリアコードが格納しで
ある。RAMのアドレスは主走査方向であるY座標と対
応している。第25図(D)は例えば第25図(E)に
示す原稿150上の指定領域159(エリアコード“2
0”)のA−B間を走査するときのRAMデータを表わ
している。このとき原稿全面領域は、エリアコード“0
″としている。逆に設定された領域はエリアコード“2
0”を設定した場合の例である。上記設定のRAMを第
25図(C)アドレスカウンター149から発生される
アドレスよりシーケンシャルにRAM153,154を
読み出し、エリアコードを発生させている。例えば第2
5図(E)A−Hに示す区間を走査する場合、走査開始
直後にRAM出力としてMSB“1″下位6bitは“
0”(エリアコード“0”)が読み出され、第25図(
C)に示すように、MSB627をラッチ信号とするラ
ッチ157により下位6bitがラッチされエリアコー
ド“0”が出力される。またa(0,P)点に達した時
にもRAMの出力としてMSB“1”、下位6bitは
“20”が読み出され、上記同様ラッチされエリアコー
ド“20°′が出力される。さらにアドレスが進み次の
MSBが“1”となるまでエリアコード“20”が出力
される。すなわちアドレスrが読み出され、前述したよ
うにデータが新たにラッチされるまでエリアコード“2
0″がラッチ157から出力されつづける。
さらに走査が進み、Y方向主走査が終了した時点でX方
向に1つ進みH8YNCが割り込み発生器155により
カウントされる。この時前述したようにアドレスカウン
ター149はリセットされ、読み出されるアドレスも再
びOからスタートされる。また、領域が矩形であるため
第25図(E)b点を含む区間C−Dの走査が終了する
まで同じデータすなわちRAM+53,154のいずれ
か一方のRAMが読み出せつづけられ、よ(あらかじめ
割り込み発生器155に、X方向H8YNCのカウント
数、この例では(q−o)をセットしておけば区間A−
Bから区間C−Dまでの走査が終了した時点で割り込み
発生器155は割り込み信号INTを発生し、同時に、
第25図(C)J−にフリップフロップ158のトグル
動作によりセレクタ156によって読み出されるRAM
が切り換わる。これによってあらかじめプログラムされ
た次の領域情報がセレクタ156によって選択されたR
AMから出力される。また、割り込みINTの発生によ
りCPUは前述した手段により得られている領域の座標
およびエリアコードから、割り込み発生器155、また
休止中のRAMすなわち、セレクタ156によって選択
されていないRAMに再び新しく別の指定領域に応じた
信号をセットする。かかるセットはCPUからデータバ
ス625、およびチップセレクト信号C2、C3の制御
によって行われる。上述した構成、すなわち、2つのR
AMを順次切り換え、休止中のRAMをCPUによりプ
ログラムすることにより少ないメモリ容量で原稿の全画
面についてエリアコード626を発生できる。
前述したように第25図(A)に示すエリアコード発生
回路130より出力されたエリアコード626はセレク
タ132に画像信号とともに入力され、そのエリアコー
ドをもとに領域ごとの編集処理を行っている。
エリアコード発生器130は矩形領域に対してのみエリ
アコードを発生できたが、本実施例においては非矩形領
域にも対応出来るように構成されている。かかる構成の
ため131,132が設けられている。
第25図(A)に示した131はレジスタでCPUバス
508と接続している。このレジスタにあらかじめ非矩
形領域に対応したエリアコードを設定しておく。
この時後述するが画像記憶装置3からの非矩形領域信号
615が入力されると、前記信号615をセレクト信号
としてセレクタ132により、レジスタ131に設定さ
れている値が選択され、前記非矩形領域信号に対応した
非矩形エリアコードが得られるようになる。
エリアコードは前述したように、本実施例では6bit
あり、MSB621 1bitはデコーダー146およ
びセレクター137に入力され、他の信号はRAM13
5.136にパラレルに入力される。
RAM135,136は、CPUバス(データバス62
5、アドレスバス627を総称する)508によりCP
Uと接続されプログラマブルな構成になっている。
第25図(F)にRAM135,136のデータ構造を
示す。133はRAMの構成概略図でアドレス入力とし
てエリアコード4bitおよびカラーセレクト信号62
9. 2bit、合計6bitが入力される。
この時カラーセレクト信号C8+  CI+  c2を
LSBから2bitC(、、C1とすることで面順次で
送られてくる画像信号が4色のうちどの信号なのかを選
択しそれによって、エリアコードかっ色ごとにアクセス
するアドレスを変えている。
本実施例では後述するがプリンター2で画像形成する除
色ごとにM(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロ)
、Bk(ブラック)の面順次で画像を転送している。こ
の時、転送すべき色の種類を第25図(A)に示すカラ
−セレクト629信号C8+  CI(第1O図(a)
に示すC8+  CIと同じ信号である)によって行っ
ている。第25図(F)の134にデータ構造詳細図を
示す。図のようにMSBから3bitに機能コードを持
ち、このコードをデコードすることにより、そのコード
に従って、それぞれ違った画像処理を行っている。なお
、本実施例では3bitで機能コードを表わすことによ
ってそれぞれエリアコードまたは色ごとに6種類の画像
編集を可能としている。下位8bitは機能コードに従
った画像処理編集時の各種パラメータを格納している。
エリアコードおよびカラーセレクト信号より選択された
データはMSBから3bitすなわち機能コードは第2
5図(A)137に示すセレクター137に入力され、
エリアコードMSEの621によってかかる2つのRA
Mから出力される3bitの機能コードの切換を行って
いる。一方、下位8bitのデータもデコーダー146
からのセレクト信号Slによりセレクター139に選択
され出力される。
上記選択された機能コードはデコーダー146に入力さ
れ文字信号622、また、エリアコードM S B b
 i t621を合わせて、それぞれ編集処理を行うた
めの制御信号623を作り出している。各制御信号はセ
レクターの選択信号として用い信号の流れを変えること
により編集を行っている。本実施例では、前記制御信号
より次に説明する6つの編集機能を実現している。
■領域内スルー 指定領域内は画像信号に対して何も処理を行わず出力す
る機能である。入力された画像信号は138に示すネガ
ポジ反転回路(後述する)を通りS2によってセレクタ
ー143から選択出力され乗算器144に入力される。
一方RAMデータはSlによってセレクター139から
いずれかが選択され、さらにS3.  S4によって決
定されるセレクター145を通り、乗算器144によっ
て前記画像信号と演算され出力される。この時乗算器1
44に入力されるRAMデータから画像の濃度が決定さ
れ、また面順次で送られてくる各色ごとに異なる計数を
設定すれば領域ごとに独立に濃度、カラーバランスが可
変可能である。
すなわち、使用者が操作パネルによって領域を設定した
後に、該領域のカラーバランスを設定するとCPUはか
かる設定値をバス508を介してRAM135またはR
AM136に書き込む。さらに、セレクタ145のB入
力を選択して画像信号612と乗算器144によって乗
算すればよい。
■領域内マスキング 指定領域内全面にわたって、他の任意な色で均一にぬり
つぶされた画像を出力する機能である。
例えばこの機能を設定しである領域を走査中では、S2
により画像信号に変わってRAMのデータが選択され乗
算器144に入力される。一方、係数は制御信号S3.
  S4よりレジスタ142を選択し、図示はしていな
いがCPUとバスにて接続されておりあらかじめCPU
より適当な係数例えば“1°′を格納しておく。乗算器
144にて演算され出力される。
■領域内文字挿入(1) 例えば、第25図(G)に示すように画像の指定領域1
59の中に160に示すような文字を挿入するモードで
ある。例えばあらかじめ161に示すようにビットマツ
プメモリなどに文字データを格納しておく。指定領域の
走査と同時に図に示すようなタイミングで文字の2値デ
ータがメモリからスキャンされ読み出され文字信号62
2とする。この信号を第25図(A)622に示す文字
信号として入力し、セレクター143をスイッチする。
すなわち、文字信号622がHighの時には、セレク
ター143はRAM135、または136のデータを選
択し、Lowの時には画像信号を選択するようなSO〜
s4をデコーダ146は出力することにより挿入を行っ
ている。また、上記文字信号とともに83.  S4も
変化し乗算器144の係数は文字信号622がHigh
の時はレジスタ140を選択している。これも前述した
のと同様に、CPUバスと接続しておりあらかじめ適当
な係数を設定しておく。通常はレジスタ140に1を設
定しておく。特にレジスタ140に設定する係数を変え
ることによって挿入文字の濃度を自在に変えることが出
来る。
■領域内文字挿入(2) 第25図(H)に示すように指定領域内を、ある指定色
でマスキングし、また、その同じ領域について前記した
ように別の指定色で文字を挿入する機能である。指定領
域内を走査中は、前述したようにセレクター143はR
AMのデータを選択している。この時前述したように、
第25図(G)に示すビットマツプメモリより得られる
文字信号よりセレクター139をスイッチする。すなわ
ち文字でない場合はRAM135のデータを出力し、文
字である時はRAM136を選択することにより実施し
ている。なお、あらかじめRAM136は例えば領域内
の文字の濃度データ、135は例えば領域内の文字以外
の濃度データがCPUバス508を介して書き込まれて
いる。
また前記同様に文字信号とともに係数についてもレジス
ター142,140を選択出力している。
乗算器144により演算され出力される。
すなわちレジスタ140,142を別に設けているので
文字部と文学部以外の濃度を独立に設定出来る。
■領域内ネガ・ポジ反転 領域内の画像のみネガ・ポジ反転して出力する機能であ
り制御信号SOによってネガ・ポジ反転回路138をス
イッチすることにより行っている。
138を出た出力ば前記スルー機能と同じ設定で出力さ
れる。
■領域内ネガ・ポジ反転文字挿入 前述した領域内文字挿入機能(1)と前述した領域内ネ
ガ・ポジ反転を組み合したもので領域内ネガ・ポジ反転
の画像に文字を挿入する機能である。文字挿入手段は前
記手段と同じなので説明は省略する。
以上説明した実施例において第25図(A)のデコーダ
146の動作については第25図(1)に示す。
読図において最も左側の欄に示す1〜6は上述の■〜■
の各機能を示している。また図中の1人力」として示し
た左側はデコーダ146の入力であり、「出力」として
示した右側はデコーダ146の出力SO〜S4である。
以上のようにビデオ処理ユニット12で処理された画像
情報はプリンタインターフェイス56を介しカラープリ
ンタ2に出力される。
〈カラープリンタ2の説明〉 次に、カラープリンタ2の構成を第1図を用いて説明す
る。
第1図のプリンタ2の構成において、711はスキャナ
であり、カラーリーダ1からの画像信号を光信号に変換
するレーザ出力部、多面体(例えば8面体)のポリゴン
ミラー712、このポリゴンミラー712を回転させる
モータ(不図示)およびf/θレンズ(結像レンズ)7
13等を有する。714は図中1点鎖線で示されるスキ
ャナ711よりのレーザ光の光路を変更する反射ミラー
、715は感光ドラムである。
レーザ出力部から出射したレーザ光は、ポリゴンミラー
712で反射され、f/θレンズ713および反射ミラ
ー714により感光ドラム715の面を線状に走査(ラ
スタースキャン)し、原稿画像に対応した潜像を形成す
る。
また、717は一次帯電器、718は全面露光ランプ、
723は転写されなかった残留トナーを回収するクリー
ナ部、724は転写前帯電器であり、これらの部材は感
光ドラム715の周囲に配設されている。726はレー
ザ露光によって、感光ドラム715の表面に形成された
静電潜像を現像する現像器ユニットであり、731Y 
(イエロー用)、731M(マゼンタ用)、731C(
シアン用)、731Bk (ブラック用)は感光ドラム
715と接して直接現像を行う現像スリーブ、730Y
、 730M、 730C,730Bkは予備トナーを
保持しておくトナーホッパー、732は現像剤の移送を
行うスクリューである。これらのスリーブ731Y〜7
31Bk、 トナーホッパー730Y〜7308におよ
びスクリュー732により現像器ユニット726が構成
され、これらの部材は現像器ユニット726の回転軸P
の周囲に配設されている。
例えば、イエローのトナー像を形成する時は、本図の位
置でイエロートナー現像を行う。マゼンタのトナー像を
形成する時は、現像器ユニット726を図の軸Pを中心
に回転させ、感光体715に接する位置にマゼンタ現像
器内の現像スリーブ731Mを配設させる。シアン、ブ
ラックの現像も同様に 現像器ユニット726を図の軸
Pを中心に回転させて動作する。
また、716は感光ドラム715上に形成されたトナー
像を用紙に転写する転写ドラムであり、7I9は転写ド
ラム716の移動位置を検出するためのアクチュエータ
板、720はこのアクチュエータ板719と近接するこ
とにより転写ドラム716がホームポジション位置に移
動したのを検出するポジションセンサ、725は転写ド
ラムクリーナー、727は紙押えローラ、728は除電
器、729は転写帯電器であり、これらの部材719.
720. 725.727729は転写ローラ716の
周囲に配設されている。
一方、735. 736は用紙(紙葉体)を収集する給
紙カセット、737,738はカセット735,736
から用紙を給紙する給紙ローラ、739.740.74
1は給紙および搬送のタイミングをとるタイミングロー
ラである。これらを経由して給紙搬送された用紙は、紙
ガイド749に導かれて先端を後述のグリッパに担持さ
れながら転写ドラム716に巻き付き、像形成過程に移
行する。
また、550はドラム回転モータであり、感光ドラム7
15と転写ドラム716を同期回転させる。
750は像形成過程が終了後、用紙を転写ドラム716
から取りはずす剥離爪、742は取りはずされた用紙を
搬送する搬送ベルト、743は搬送ベルト742で搬送
されて来た用紙を定着する画像定着部であり、画像定着
部743において、モータ取り付は部748に取り付け
られたモータ747の回転力は、伝達ギヤ746を介し
て一対の熱圧力ローラ744および745に伝達され、
この熱圧力ローラ744および745間を搬送される用
紙上の像を定着する。
以上の構成により成るプリンタ2のプリントアウト処理
を、第22図のタイミングチャートも参照して以下に説
明する。
まず、最初のITOPが来ると、レーザ光により感光ド
ラム715上にY潜像が形成され、これが現像ユニット
731Yにより現像され、次いで、転写ドラム上の用紙
に転写が行われ、マゼンタプリント処理が行われる。そ
して、現像ユニット726が図の軸Pを中心に回動する
次のITOP551が来ると、レーザ光により感光ドラ
ム上にM潜像が形成され、以下同様の動作でシアンプリ
ント処理が行われる。この動作を続いて来るITOP5
51に対応してC,Bkについても同様に行い、イエロ
ープリント処理、ブラックプリント処理が行われる。こ
のようにして、像形成過程が終了すると、次に剥離爪7
50により用紙の剥離が行われ、画像定着部743で定
着が行われ、一連のカラー画像のプリントが終了する。
次に くフィルムスキャナ34の説明〉 第1図に示すフィルムスキャナ34の第45図を用いて
説明する。
3001は透過原稿照明用の光源(ランプ)、3002
は光源3001からの光線から熱線を除去する熱線吸収
フィルター、3003はフィルタ3002を通った照明
光を平行光束にする照明光学系である。3004は透過
原稿を副走査方向に移動する副走査駆動台、3005は
透過原稿を回転する回転台、3006は透過原稿を収納
するフィルムホルダー、3007は35mm写真フィル
ムのような透過原稿である。3008は透過原稿300
7を透過した光束(原稿像)の光路を切換る可動ミラー
、3009は原稿像の光路を偏向するミラー、3010
はミラー3009を通った原稿像を結像する撮像レンズ
である。
3017は光源3001を支持するランプ保持部材であ
る。3064はそれぞれCOD位置合わせ機構、撮像レ
ンズ3010により結像した透過原稿像を光電変換する
ためにR,G、  Bそれぞれの色分解フィルタを有す
るCOD (電荷結合素子)アレイを用いたCCDライ
ンセンサ3061,3’062,3063である。
3025はCCDラインセンサ3061.3062.3
063のアナログ出力を増幅し、A/D (アナログ・
デジタル)変換を行うアナログ回路、3026はアナロ
グ回路3025に対して調整用の標準信号を発生する調
整用信号発生源3027はアナログ回路部3025から
得られるR、 G、 Hのデジタル画像信号に対してダ
ーク補正を施すダーク補正回路、3028はダーク補正
回路3027の出力信号にシェーディング補正を施すシ
ェーディング補正回路、3029はシェーディング補正
回路3028の出力信号に対して主走査方向の画素ずれ
を補正する画像ずれ補正回路である。
3030は画像ずれ補正回路3029を通ったR2O,
B信号を出力機器に応じた例えばY(イエロ)、M(マ
ゼンタ)、C(シアン)の各色信号に変換したりする色
変換回路である。また、3031は信号のLOG変換や
γ変換を行うルックアップテーブル(LUT)である。
ルックアップテーブル(L4JT)3031の出力はイ
ンターフェイス回路3038と最小値検出回路3032
に接続されている。
3032は、ルックアップテーブル3031の出力信号
の最小値を検出する最小値検出回路、3033は最小値
検出回路3032の検出値゛に応じて下色除去(UGR
)のための制御量を得るルックアップテーブル(LUT
)、3034はルックアップテーブル3031の出力信
号に対してマスキング処理を行うマスキング回路、30
35はマスキング回路3034の出力信号に対してルッ
クアップテーブル3033の出力値を基に下色除去処理
を行うUCR回路(下色除去回路)である。30・36
はUCR回路3035の出力信号に対し記録濃度を指定
濃度に変換する濃度変換回路、3037は濃度変換回路
3036の出力信号に対し指定された変倍率に変換処理
する変倍処理回路である。
3038は第1図のカラーリーダlや画像記憶装置3と
本装置間の信号の伝送を行うインタフェース回路(I/
F)、3039は装置全体の制御を司どるコントローラ
であり、コントローラ3039の内部にはマイクロコン
ピュータ等のCPU (中央演算処理装置)、処理手順
がプログラム形態で格納されたROM (リードオンリ
メモリ)、データの格納や作業領域として用いられるR
AM (ランダムアクセスメモリ)等を有する。
3040は変倍処理回路3037からインタフェース回
路3038、コントローラ3039を介して入力する出
力値のピーク値を検出するピーク検出回路、3041は
コントローラ3039への各種指示を行う操作部、30
42はコントローラ3039の制御状態等を表示する表
示部である。
3034は上述の撮像レンズ3010の絞り制御を行う
レンズ絞り制御部、3044は撮像レンズ3010の焦
点調整を行うレンズ距離環制御部、3045は可動ミラ
ー3008を駆動するミラー駆動部である。
3048はフィルム送り制御部であり、フィルムホルダ
ー3006を駆動してフィルムを送る。3049は副走
査駆動台3004の走査を制御する副走査制御部、30
50は光源(ランプ)3001の光量を制御するランプ
光量制御回路、3051はランプ保持部材3017を介
して光源3001の位置を調節するランプ位置駆動源で
ある。
3052はコントローラ3039の制御の基にタイミン
グ信号(クロック)を発生するタイミングジェネレータ
、3053は上述の各制御部や処理回路とコントローラ
3039とを連結するバス、30.54は出力機器に対
する画像データを入出力するデータ線、3055は出力
機器に対する同期信号Hsync。
Vsync等を入出力する同期信号線、および3056
はインターフェース間の所定のプロトコルによるコマン
ドのやり取りを行うための通信線である。
次に、各部の動作を説明する。
光源3001は例えばハロゲンランプのような光源であ
り、光源3001からの出射光は熱線吸収フィルタ30
02および照明光学系3003を通ってフィルムホルダ
ー3006に載せた3 5 m m写真フィルムのよう
な透過原稿3007を照明する。透過原稿3007の像
は、可動ミラー3008により光路が切り換えられるこ
とにより、 ■投影レンズ3011とミラー3012.3013を通
って不図示のスクリーン上、または ■ミラー3009、撮像レンズ3010、および3色分
解プリズム3021を通ってCCDラインセンサ302
2〜3024上 に投影される。
上述の■のモードの場合において、CCDラインセンサ
3022〜3024はタイミングジェネレータ3052
のクロックにより同期をとって駆動され、各CCDライ
ンセンサの出力信号はアナログ回路3025に入力され
る。アナログ回路3025は、増幅器とA/D変換器と
から構成され、増幅器で増幅された信号をタイミングジ
ェネレータ3052から出力されるA/D変換のための
タイミングクロックに同期してA/D変換器でA/D変
換する。
次に、アナログ回路3025から出力されるRlG、 
 Bの各ディジタル信号に対してダーク処理回路302
7により暗信号のレベル補正をかけ、続いてシェーディ
ング補正回路3028で主走査方向のシェーディング補
正を行い、さらに画素ずれ補正回路3029で主走査方
向の画素ずれを、例えばFIFO(ファーストイン・フ
ァーストアウト)バッファの書き込みタイミングをずら
すことにより補正する。
次に、色変換回路3030では、色分解光学系3021
の色補正をしたり、出力機器に応じて、R9G、B信号
をY、M、Cの色信号に変換したり、Y、I、Qの色信
号に変換したりする。次のルックアップテーブル303
1では、テーブル参照により、輝度リニアな信号をLO
Gに変換したり、任意のγ変換したりする。
3032〜3037は、主にカラーレーザー複写機のよ
うなプリンタで用いるY、  M、  C,Bk (ブ
ラック)の4色により画像を出力するための画像処理回
路を構成する。ここで、最小値検出回路3032、マス
キング回路3034、ルックアップテーブル3033、
およびUCR回路3035の組み合わせ、プリンタのマ
スキングとUCR(下色除去)を行う。
次に、濃度変換回路3036により各濃度信号のテーブ
ル変換を行い、さらに変倍処理回路3037により主走
査方向の変倍処理を行い、その変倍処理後のY’ 、M
’ 、C’ 、Bk’  信号をインタフェース回路3
038を介してカラーリーダーlへ送る。
また、インターフェイス回路3038は前述のY’、M
’  C’、Bk’ の信号の他にルックアップテーブ
ル3031からの画像情報R(レッド)、G(グリーン
)、B(ブルー)も出力可能である。
これは本フィルムスキャナ34が接続される機器により
決定されカラーリーダーlと接続する場合はY’  M
’  C’  Ek’ の形式で、また、画像記憶装置
3と接続する場合はR,G、  Bの形式で画像データ
を出力する。
また第45図示の実施例においてフィルムスキャナ34
にフィルムをセットする方法として第46図に示すよう
に2種類が可能である。
上図はオートチェンジ−でマウントM1に入れたフィル
ムを多数枚1度にセットして読み取りたい画像サンプル
を初期設定でどのサンプルを何枚読み取りかを入れれば
自動的に動作するためのものである。
下図はオートローダM2で前記マガジンにキャリアの搬
送機構と、そのキャリアの位置合せを行うためのセンサ
を設けたものである。
〈画像記憶装置3の説明〉 最初に本実施例におけるカラーリーダlから画像記憶装
置3への記憶方法と、入力ビデオ機器の1つであるSv
録再生機31からのビデオ情報の画像記憶装置3への記
憶方法について述べる。また、フィルムスキャナ34か
らの画像情報の画像記憶装置3への記憶方法についても
述べる。
次に、画像記憶装置3から画像情報を読み出し、処理し
たのち、カラープリンタ2により画像形成を行う本発明
の、一実施例について詳細に説明する。
〈カラーリーダ1からの画像記憶〉 カラーリーダ1による読み取り領域の設定は、以下に述
べるデジタイザにより行われる。
このデジタイザ16の外観図を第23図に示す。
カラーリーダ1からの画像データを画像記憶装置3へ転
送する為の操作方法は後述する。モード設定面420は
、読み取り原稿上の任意の領域を設定するためのもので
ある。ポイントペン421はその座標を指定するもので
ある。
原稿上の任意の領域の画像データを画像記憶装置3へ転
送するには、操作部20により画像登録モードにした後
、ポイントペン421により読み取る位置を指示する。
操作方法については後述する。
この読み取り領域の情報は、第1図の通信ライン505
を介してビデオ処理ユニット12へ送られる。
ビデオ処理ユニット12では、この信号をCP、U制御
ライン508によりビデオインターフェイス201から
、画像記憶装置3へ送る。
原稿999の指示した領域の情報を画像記憶装置3に送
るプロセスを説明する。
第24図にデジタイザ16のポイントペン421により
て指示された領域の情報(A、 B点)のアドレスの例
を示す。
カラーリーダlは、VCLK信号、ITOP、EN信号
等を信号ライン207で、画像データ205とともに画
像記憶装置3へ出力する。これらの出力信号ラインのタ
イミングチャートを第26図に示す。
またビデオインターフェイス201は、第3図で示すデ
ータの流れとなっている。
第26図に示すように、操作部20のスタートボタンを
押すことにより、ステッピングモータ14が駆動され、
原稿走査ユニット11が走査を開始し、原稿先端に達し
たときITOP信号が“1 ”となり、原稿走査ユニッ
ト11がデジタイザ16によって指定した領域に達し、
この領域を走査中EN信号が“1”となる。このため、
■信号が“l”の間の読み取りカラー画像情報(DAT
A205)を取り込めばよい。
以上の第26図に示すように、カラーリーダlからの画
像データ転送は、ビデオインターフェイス201を第3
図に示すように制御することにより、ITOP、EN信
号の制御信号およびVCLKを信号207としてビデオ
インターフェイス201から出力し、該207に同期し
てRデータ205R,Gデータ205G、  Bデータ
・205Bがリアルタイムで画像記憶装置3へ送られる
次にこれら画像データと制御信号により、画像記憶装置
3が具体的にどのように記憶するかを第27図(A)〜
(F)を参照して説明する。
コネクタ4550は第2図に示すカラーリーダl内のビ
デオインターフェイス201とケーブルを介して接続さ
れ、Rデータ205R,Gデータ205G。
Bデータ205Bは、それぞれ9430R,9430G
9430Bを介してセレクタ4250と接続されて い
る。ビデオインターフェイス201から送られるVCL
K、EN信号、ITOPは、信号ライン9450Sを通
りセレクタ4250に入力されている。また、原稿の読
み取りに先だって、デジタイザ16によって指示した領
域情報は通信ライン9460を通りリーダコントローラ
4270に入力され、ここからCPUバス9610を介
してCPU4360に読み取られる。
コネクタ4550を介してセレクタ4250に入力され
たRデータ9430R,Gデータ9430G、Bデータ
9430Bは、セレクタ4250により選択されたのち
、信号ライン9421R,9421G、  9421B
に出力され、フィルタ回路9500に入力される。
第28図(A)は、フィルタ回路9500を詳細に表わ
した説明図である。
画像信号9421R,9421G、 9421Bは、F
IFOメモリ4’252R,4252G、4252Bに
入力される。
またシステムコントローラから受けるタイミング制御信
号9450によりコントロールされる。
FIFOメモリ4252R,4252G、4252Bか
らの出力は、画像情報9421R,9421G、 94
21Bに対し、■主走査遅れの信号であり、信号ライン
9422R,9422G、 9422Bを通り、加算器
4253R。
4253G、4253Bに入力される。加算器4253
R。
4253B、  4253Gは主走査方向2画素、副走
査方向2画素、すなわち4画素の平均をとり、信号ライ
ン9423R,9423G、9423Bに出力する。
セレクタ4254R,4254G、4254Bは画像信
号9421R,9421G、9421Bまたは加算平均
された信号9423R,9423G、 9423Bの選
択を行い、信号9420R,9420G、 9420B
とし、各画像メモリに入力される。
上記セレクタ4254R,4254G、  4254B
のセレクト信号は、図示はしないがCPU4360によ
って制御されプログラマブルとなっている。
以上説明したように、フィルタ回路9500は、例えば
カラーリーダ1より網点画像などが読み込まれた場合モ
ワレによって画像劣化を防止すべ(画像の平均化が行わ
れる。
第28図(B)、(C)にセレクタ4250の内部の構
成を示すブロック図を示す。図示の如(、カラーリーダ
1または後述するが、各種ビデオ機器例えばスチルビデ
オ再生器またはフィルムスキャナからの画像信号を任意
に切り換えられるようになつている。これらの切り換え
信号はデコーダDCを介してCPUからプログラマブル
に制御可能となっている。
例えばカラーリーダ1から画像記憶装置3への画像情報
を記憶する場合、制御信号5ELECT−A。
5ELECT−Dを0にセットしてトライステートバッ
ファ4251R,G、B、H3,VS、CK、ENおよ
び4252R,G、 B、 H3,VS、 CK、 E
Nのみを生かし、他のトライステートバッファを全てハ
イインピーダンスとすることでカラーリーダlからの画
像信号9430R,G、Bおよび制御信号9450Sが
、それぞれ9421R,G、 Bおよび9420Sと結
合される。
前述したようにセレクタ4250により選択された画像
信号はフィルタ9500を通過し、システムコントロー
ラ4210の制御によって各メモリに格納される。以下
その詳細を説明する。
システムコントロiう4210は、セレクタ4254R
4254G、4254Bおよびフィルタ9500を介し
た画像データ9420R,9420G、9420Bのう
ち、画像の有効領域のみをFIFOメモリ4050AR
4050AG、4050ABに転送する。また、システ
ムコントローラ4210はこの時トリミング処理および
変倍処理も同時に行う。
さらに、FIFOメモリ4050AR,4050AG。
4050ABはカラーリーダ1と画像記憶装置3のクロ
ックの違いを吸収する。
本実施例のこれらの処理を第27図、第29図の回路図
、および第30図のタイミングチャートを参照して以下
説明する。
第28図(B)に示すセレクタ4253R,4253G
4253Bからの、フィルタ9500を介したFIFO
メモリ4050AR,4050AG、  4050AB
へのデータ転送に先だち、デジタイザ16で指示された
領域の主走査方向の有効領域をCPUバス961Oによ
って、第29図に示すコンパレータ4232.4233
に書き込む。なお第29図はシステムコントローラ42
1Oの構成およびメモリA−M内のFIFOメモリの構
成を示す図である。
コンパレータ4232にはデジタイザ16で指示された
領域の主走査方向におけるスタートアドレスを、コンパ
レータ4233にはストップアドレスを設定する。
また、デジタイザ16で指示された領域の副走査方向は
、セレクタ4213を制御してCPUバス9610側を
選択して有効とし、RAM4212に指示された領域の
有効領域には“0”データを書き込み、無効領域には“
1”データを書き込む。
主走査方向における変倍処理は第29図に示すレートマ
ルチプライヤ4234にCPUバス9610を介し、変
倍率をセットする。また副走査方向における変倍処理は
RAM4212へ書き込むデータにより可能である。
第30図はトリミング処理を施した場合のタイミングチ
ャートである。上記に述べたようにデジタイザ16で指
示された領域のみをメモリに記憶する場合(トリミング
処理)、主走査方向のトリミング位置は第29図に示す
コンパレータ4232と4233にセットし、副走査方
向のトリミング位置は、セレクタ4213をCPUバス
9610側にし、CPUによりRAM4212に書き込
む((例)トリミング領域を主走査1000〜3047
、副走査1000〜5095とする)。すなわち、RA
M4212はセレクタを介して入力されるカウンタ42
14の出力する各アドレスに対応したエリアに、“1“
もしくは“0″がCPUによって書き込まれる。ここで
後述するように“l”はメモリ4050R,G、 Bの
読み出しを禁止し“0“′は読み出しを行わせるデータ
である。
主走査方向のトリミング区間信号9100は、H3YN
CIN9452とCLKIN9456に同期してカウン
タ4230が動作し、このカウンタ出力9103が10
00となったとき、コンパレータ4232の出力が1と
なり、フリップフロップ4235の出力Qが1となる。
続いてカウンタ出力9103が3047になったときコ
ンパレータ4233の出力が1となり、フリップフロッ
プ4235の出力は1からOとなる。また、第30図の
タイミングチャートでは、等焙処理を行っているため、
レートマルチプライヤ4234の出力はlである。トリ
ミング区間信号9100によってFIFOメモリ405
0AR,AG、ABに入力される、カラー画像情報の1
000番地から3047番地までがFIFOメモリ40
50AR,AG、ABに書き込まれる。
また、コンパレータ4231からはH3YNCIN94
52に対し、1画素分遅れた信号9107を出力する。
このようにFIFOメモリ4050AR,AG。
ABのR3TW入力、R3TR入力に位相差を持たせる
ことにより、FIFOメモリ4050AR,AG、AB
に入力されている、CLKIN9456とCLK945
3の周期の違いを吸収する。
次に、副走査方向のトリミングは、まず、第29図のセ
レクタ4213を制御したカウンタ4214側を選択し
て有効とし、VSYNCIN9455、H3YNCIN
9452に同期した区間信号9104をRAM4212
から出力する。区間信号9104はフリップフロップ4
211で信号9107と同期をとり、FIFOメモリ4
050AR,AG、ABのリードイネーブルに入力する
。すなわちFIFOメモリ4050AR,AG。
ABに記憶された画像情報は、トリミング信号9101
が“0”の区間のみ出力される(n  =m’ )。
また、信号9101は第32図に示すようにカウンタコ
ントローラ9141に入力されカウンタイネーブル信号
となり、かつメモリ4060A−R,G、  Bのライ
トイネーブル信号となっており、前述したようにFIF
Oメモリ4050A、R,G、Bから出力された画像情
報はカウンタ4080A−0から出力されるアドレスに
従って即座にメモリ4060A−R。
G、Bに書き込まれる。
以上の説明においては、トリミング処理のみを説明した
が、トリミングと同時に変倍処理も可能である。主走査
方向の変倍はレートマルチプライヤ4234に変倍率を
CPUバス9610を介し設定する。また副走査はRA
M4212へ書き込むデータにより変倍処理が可能であ
る。
第31図にトリミング処理および変倍処理(50%)を
施した場合のタイミングチャートを示す。
第31図はセレクタ4254R,G、Bからの画像デー
タを変倍処理して50%縮小し、FIFOメモリ405
0AR,AG、ABに転送した場合のタイミングチャー
ト例を示す図である。
第29図のレートマルチプライヤ4234にCPUバス
9610を介し50%縮小の設定値をセットする。
このときレートマルチプライヤ9106の出力は第31
図に示すように主走査方向1画素毎に“0“と“1″が
繰り返された波形となる。この信号9106とコンパレ
ータ4232. 4233で作られた区間信号9105
との論理積信号9100がFIFOメモリ4050AR
,AG、ABへのライトイネーブルを制御することによ
り縮小を行う。
また、副走査は第31図図示のようにRAM4212へ
の書き込みデータ(FIFOメモリ4050AR,AG
ABへのり一ドイネーブル信号)を画像データ有効領域
内で“1″(読み出し禁止)にすることにより、50%
縮小された画像データのみが画像メモリ4060AR,
AG、ABに送られる。第31図の場合においては、リ
ードイネーブル信号9101は“1 ”0“′データを
交互にくりかえすことにより50%縮小を行っている。
すなわち、主走査方向のトリミングおよび変倍処理はF
IFOメモリ4050AR,AG、ABのライトイネー
ブルを制御し、副走査方向のトリミングおよび変倍処理
はFIFOメモリ4050AR,AG。
ABのリードイネーブルを制御する。
次に、FIFOメモリ4050AR,4050AG、 
4050ABからメモリ4060AR,4060AG、
4060ABへの画像データの転送は第27図(C)に
示すカウンタコントロール9141Aおよびカウンタ4
0BOA−0〜3と制御ライン9101によって行われ
る。
なお、9101は第29図示のコンパレータ4231の
出力でありFIFO4050R,G、Bのリードイネー
ブルRE、第32図示のメモリ4060A−R−Bのラ
イトイネーブルとして用いられている。
第27図(C)に示すカウンタコントロール9141A
はメモリ4060A−R,G、Bに対してアドレスを発
生するカウンタ40BOA−0〜3をコントロールする
回路でCPUからのコマンドにより次に述べる主な3種
の機能を有する。
1、’CPUリード/ライトモード →任意のアドレスのデータをCPUにより参照ができる
2、リードモード →システムコントローラの制御信号により格納画像デー
タを読み出しカラーリーダ1に転送プリント出力を得る
3、ライトモード →システムコントローラの制御信号によりカラーリーダ
Iからの画像を格納する。
いづれの場合もカウンタ4080A−0〜3のカウント
開始アドレスをCPUから任意に設定可能となっている
。これにより任意のアドレスからの読み出し、書き込み
が可能となる。通常スタートアドレスは0番地である。
制御ライン9101はFIFOメモリ、4050AR。
AG、ABのリードイネーブル信号であり、またカウン
タコントロール9141Aに入力されカウンタが制御さ
れる。さらにメモリ4060AR,AG、ABのライト
イネーブル信号でもある。
カウンタコントロール9141Aはライトモードの場合
、入力される制御信号9101をカウンタ40BOA−
0〜3のカウンタイネーブル信号として用い、なお、カ
ウンタコントロールはCPUコマンドに応じたカウンタ
を選択する場合と、全てのカウンタを選択する場合があ
る。9140Aはカウンタ選択信号である制御ライン9
101が“0”のときFIFOメモリ4050R,G、
Bから読み出された画像データはメモリ4060R,G
、Bに入力される。
このとき例えばカウンタ40BOA−0が選択されてい
るならばカウンタ4080A−0のイネーブルは“0”
となっており、CLK9453に同期してカウントup
l、た信号9120−0がカウンタ4080−0から出
力され、セレクタ4070を通りメモリ4060AR。
AG、ABのADR9110に入力される。
また、このときメモリ4060AR,AG、ABのライ
トイネーブルWE9101も“0”となっているから、
メモリ4060R,G、Bに入力されている画像データ
9090R,G、Bが記憶される。
なお、本実施例におけるメモリ容量は各色1Mバイトで
あるため、第24図における読み取り領域の画像データ
を50%縮小することにより、読み取り画像データは本
画像記憶装置3がもつメモリの最大容量のデータに変換
され、記憶さている。
また、以上の実施例ではCPU4360は、A3原稿の
デジタイザ16で指示された領域の情報から有効領域を
算出し、第29図に示すコンパレータ4231〜423
3.  レートマルチプライヤ4234およびRAM4
212に対応するデータをセットする。
本実施例では、読み取り画像のデータ容量が具備する画
像メモリ容量よりも多いため縮小処理を行い、記憶可能
な容量に変換した後画像メモリに記憶した。しかし、読
み取り画像のデータ容量が具備する画像メモリ容量より
も少ない場合はデジタイザ16で指示された領域のメモ
リへの書き込みを制御するコンパレータ4232,42
33には、トリミング情報データを設定し、レートマル
チプライヤ4234には等倍の設定を行う。また、RA
M4212への書き込みデータは、画像有効領域は全て
“0”を、それ以外は“1”とし、等倍の設定とする。
また、読み取り画像のアスペクト比(縦・横の比)を保
ったままメモリに記憶するために、まずCPU4360
はデジタイザ16から送られてきた領域情報から、有効
画素数“X”を求める。次に画像記憶メモリの最大容量
“y”から、次式により2を求める。
X  100 = z この結果、 (1) z≧100のときはレートマルチプライヤ42
34の設定はlOO%RAM4212に有効画像領域の
全てを“θ′°とし等倍で記憶する。
(2)z<100のときはレートマルチプライヤ423
4の設定およびRAM4212ともに2%の縮小を行い
、アスペクト比を保ったまま、メモリの最大容量に記憶
する。
この場合においても、RAM4212に書込むデータは
、縮小率“2”に対応して“1″ “0″のデータを適
時書込めばよい。
このように制御することにより、画像記憶装置3内のみ
の制御で入力画像のアスペクト比を保ったまま、任意の
変倍処理が容易な制御で可能となり、読み取り画像の効
果的な認識が可能となる。また同時にメモリ容量の利用
効率を最大とすることが可能である。
マタ・以上に述べた設定は、画像格納メモリ(メモリA
・ B、  C,D)および第27図(E)に示すデイ
スプレィ(メモリM)とも独立に設定可能となっており
、画像格納する際、別々の変倍率で同じ画像を同時に別
々のメモリ例えば前述したようにメモリA、B、C,D
とメモリMなどに格納できる。
〈メモリEの説明〉 第27図(A)におけるメモリEについて説明する。第
27図(D−1)にその内部構成概略図を示す。メモリ
Eは2値画像のメモリ(以下ビットマツプメモリと称す
)でありその動作は前項で説明したメモリA゛に準する
カラーリーグから読み込まれた画像データの中でビット
マツプメモリEに書き込まれる画像データは前項の説明
同様セレクタ4250.フィルタ9500を通りメモリ
E内の第27図(D−1)に示すFIFO4050E−
Rに書き込まれる。かかる場合には第29図で説明した
と同様にライトイネーブル9100により書き込みが制
御される。この時実施例ではR信号のみを画像信号とし
ているが輝度信号に代表されるものであれば他に何でも
よい。例えば、G信号やR’、  G、  Bを所定の
比率で加重平均をとった信号であってもよい。FIFO
4050ERに書き込まれた画像データは前項の説明同
様に制御信号9I01により読み出され、4055−H
に示される2値化回路により2値化され順次メモリに書
き込まれる。この時点が“1”白が“0”となる。
かかる2値化の闇値はCPUがバスを介して所定の値を
レジスタ4053に書き込む。例えば第27図(D−2
)に示すように白地にある濃度を持ったハート型の原稿
Aを用意し図の点線のように領域Bを指定する。この領
域をビットマツプメモリEに読み込ませることによりビ
ットマツプメモリには図の様な“0”と“1″の2値画
像が格納される。
4080Eはメモリ4060EHの読み出し書き込みア
ドレスを制御するためのカウンタ、9141Eは該カウ
ンタ4080Eのカウント状態を制御するためのカウン
タコントロールであり、システムコントローラ421O
によって第29図において説明したのと同様にCPUに
より読み出し書き込み位置がコントロールされる。この
データを矢印に示すように順次読み出すことにより第2
7図(D−2)中Fに示す様な非短形領域信号が、信号
ライン4072に出力されセレクタ4071のセレクト
信号として用いられる。セレクタ4071の一方の入力
にはCPUバスと接続された8ビツトの容量のレジスタ
4074が設けられ、あらかじめ所定の出力濃度値がセ
ットされる様構成され、他方の入力には固定の値例えば
80Hが入力されている。よって信号4072が“1”
時セレクタは前記設定したある濃度値が4172に出力
され、結果として図のハート型の領域に前記設定した濃
度値が出力される。
また、4172の最上位ビット(MSB)が4173に
出力され(BI倍信号称す)非矩形の領域信号として用
いられる。
また前述の4171.4172は第27図(B)の■p
に部分に出力され、セレクタ4230を介して第2図に
示すビデオインターフェイス201に入力される。
第27図に示すビットマツプEにおいてはその出力とし
てメモリ4060E−Rに蓄えられた2値画像に対して
第27図(D−1)図示のレジスタ4074によってセ
ットする濃度をCPUを介して書き換えることにより任
意に設定することが出来る。また、かかるレジスタに“
80H”以上のデータを書き込めば4173に示す信号
ラインにはビットイメージが出力される。
くSv録再生機31からの画像記憶〉 本実施例システムは、第1図図示のようにSv録再生機
31からのビデオ画像を画像記憶装置3に記憶し、モニ
タテレビ32やカラープリンタ2へ出力することも可能
である。また、画像処理装置3は入力した画像のハンド
リングをも行う。
以下に、Sv録再生機31からのビデオ画像を画像記憶
装置3への取り込みについて説明する。
まず、Sv録再生機31からのビデオ画像の画像記憶装
置3への取り込み制御について、第27図(A)。
(B)の画像記憶装置3のブロック構成図を参照して以
下に説明する。
Sv録再生機31よりのビデオ画像は、アナログインタ
ーフェイス450.0を介してNTSCコンポジット信
号9000形で入力され、デコーダ400oによりセパ
レートR,G、  B信号、およびコンポジット)SY
NC信号の4つの信号である9015R,GB、  S
に分離される。
また、デコーダ4000は、アナログインターフェイス
4510からのY(輝度)/C(クロマ)信号901O
も上記と同様にデコードする。セレクタ4010への9
02OR,9020G、  9020B、  902O
Sの各信号は、セパレートR,G、 B信号およびコン
ポジット5YNC信号゛の形での入力信号である。
セレクタ4010はCPUバス9610と接続されてお
り、信号9030R−8と9’020R−8の選択はC
PUからプログラマブルに行えるようになっている。
セレクタ4010によって選択されたセパレートR,G
、 B信号としての905OR,9050G、 905
0Bの各信号は、A/Dコンバータ402OR9402
0G。
4020Bによってアナログ/デジタル変換される。
また、セレクタ401Oにより選択されたコンポジット
5YNC信号905(Isは、TBC/HV分離回路4
030に入力され、該TBC/HV分離回路4030に
より、コンポジット5YNC信号9050Sからクロッ
ク信号9060C,水平同期信号9060Hおよび垂直
同期信号9060Vが、さらに第28図(C)に示す画
像イネーブル信号9060ENが作られセレクタ425
0に入力される。なおイネーブル信号ENは有る画像領
域を示す信号である。
セレクタ4250は前述したように画像ソースをカラー
リーダ1からの画像や、各種ビデオ機器(本実施例では
仮にSv再生機としている)からの画像やフィルムスキ
ャナ34からの画像を選択出力するセレクタである。第
28図(B)、(C)を用いて具体的動作について説明
する。
例えばビデオ機器側の画像を選択する場合、制御信号5
ELECT−A、5ELCT−Bを0にセットしトライ
ステートバッファ4253R,G、B、H8゜VS、C
K、ENおよび4252R,G、 B、 H3,VS。
CK、ENのみを生かし、5ELF、CT−C,D、 
 E。
F、をlにセットして他のトライスラートバッファをす
べてハイインピーダンスとすることで、ビデオ機器から
の画像信号9051R,G、Bおよび同期信号9051
Sがそれぞれ9420R,G、  B、  94.20
’Sと結合される。
他の機器からの画像データを入力する場合も同様である
。更に本実施例においてはカラーリ・−ダ1、またはフ
ィルムスキャナ34との接続に関しては双方向の通信ラ
インを用いるためにセレクタ4250内にトライステー
トバッファを用いていることを特徴としている。
本実施例のTBC/HV分離回路4030より出力され
る9050(7)中で、TVCLK9060C信号は1
2 + 27 M Hzのクロック信号、T V HS
 Y N C9060H信号はパルス幅63.5 μS
 (7)信号、TVVSYNC9060V信号はパルス
幅16.7mSの信号である。
かかるビデオ画像信号が入力されるようにセレクタ42
50を切り換える際にはCPUはフィルタ9500の各
スイッチ4254R,G、 Bを第28図中上側に切り
換える。したがって実質的にフィルりがかからずにメモ
リA、  B、  C,Dのいずれかに入力される。ま
た、リーダからの画像を取り込む場合には網点の画像等
のようにモアレが発生する画像が有るため、かかる画像
に対応して前述の各スイッチ4254R,G、Bを下側
に切り換えるモアレの発生を防止する。次に再び第27
図(C)を用いて説明する。
FIFOメモリ4050AR,4050AG、4050
ABは、TVH8YNC9060H信号によッテリセッ
トされ、′0”番地からTVCLK9060C信号に同
期して、データ9060R,9060G、9060Bを
書き込む。このFIFOメモリ4050AR,4050
AG。
4050ABの書き込みは、システムコントローラ42
IOから出力されるWE信号9100の付勢されて(す
る時に行なわれる。
この■信号9100によるこのFIFOメモリ4050
AR,4050AG、4050ABの書き込み制御の詳
細を以下に説明する。
本実施例におけるSvB再生機31はNTSC規格であ
る。このため、Sv録再生機31よりのビデオ画像をデ
ジタル化した場合、640画素(H)X480画素(V
)の画面容量となる。従って、まず画像記憶装置3のC
PU4360は、コンパレータ4232!。
4233に主走査方向640画素となるように設定値を
書き込む。次にセレクタ4213の入力をCPUバス9
GlO側にし、このRAM4213に副走査方向480
画素分の“0”を書き込む。
また、主走査方向の倍率を設定するレートマルチプライ
ヤ4234に100%のデータを設定する。
Sv録再生機31の画像情報をメモリ4060ARAG
、ABに記憶する場合、システムコントローラ42工0
は、T B C/’HV分離回路4030から出力され
るTVVSYNC9060V、TVH8YNC9060
H。
TvCLK9060Cは第29図に示すVSYNCIN
9455゜H8YNCIN9452.CLKIN’94
56に接続される。
上述したように、画像制御信号をSv録再生機インター
フェイス側にすることにより、A/Dコンバータ402
01R,4020G、  4020Bからの出力信号で
ある9051R,9051G、9051Bのビデオ画像
の1主走査分のデータがフィルタ回路9500に入力さ
れ、その出力信号9420R,G、 BがFIFOメモ
リ4050AR,4050AG、4050ABに等倍で
記憶される。
く画像記憶装置よりの読み出し処理〉 次に、以上説明した画像記憶装置3のメモリ4060A
R,4060AG、4060ABよりの画像データの読
み出し処理について説明する。
このメモリからの画像出力をカラープリンタ2で画像形
成を行う場合の指示入力等は、おもに上述した第23図
に示すデジタイザ16および操作部2゜によって行われ
る。
例えば画像形成したい領域をデジタイザで第37図のよ
うに指定した場合カラーリーダlは、その位置座標をコ
ネクタ4550に接続されている制御ライン9460を
介して画像記憶装置3のCPU4360に送る。かかる
位置座標は例えば8ドツトのデータとして出力される。
CPU4360は第27図(F)に示すシステムコント
ローラー4210内の領域信号発生器4210−2(第
13図(d)に示すものと同様)に前記送られた座標情
報をもとに領域信号発生器を、所望の画像出力を得るべ
くプログラムする。具体的には第13図(d)に示すR
AM85A、85Bに座標情報に対応したデータをセッ
トする。第27図(F)に領域信号発生器より出力され
る各信号を示すそれぞれが各領域ごとの制御信号となる
前述したプログラムを終了すると画像記憶装置3はカラ
ーリーダ1からのコマンド待ちとなり、ここでコピース
タートボタンを押すことにより画像形成がスタートする
スタートボタンが押されるとカラーリーダ1は、信号線
4550を通して画像記憶装置3のCPU4360にそ
のコマンドを送り、コマンドを受けとったCPU436
0は瞬時にセレクタ4250の切り換えを行う。第28
図(B)(C)において画像記憶装置3からカラーリー
ダ1に画像を送る際の設定は、5ELECT−C,5E
LECT−E、5ELECT−Fを“0″としゲートを
開き他のトライスラートバッファは、すべてハイインピ
ーダンスとする。さらにCPU4360は所望する画像
が格納されているメモリのカウンタコントローラをリー
ドモードに設定する。
以上の設定でカラーリーダ1からスタートのタイミング
信号1−TOPとBDを受、ける。一方カラーリーダ1
は画像記憶装置3からは前記タイミング信号に同期して
画像信号、CLK画像イネーブル信号を得るようになっ
ている。
まず最初に記録紙の大きさに応じて画像形成を行う実施
例、次にデジタイザで指示された領域に画像を形成する
実施例について説明する。
〈記録紙の大きさに対応した画像形成処理〉本実施例に
おいては、カラープリンタ2は第1図に示すように2つ
のカセットトレイ735,736をもち、2種類の記録
紙がセットされている。ここでは、上段にA4サイズ、
下段にA3サイズの記録紙がセットされている。この記
録紙の選択は走査部20の液晶タッチパネルにより選択
入力される。
なお、以下の説明はA4サイズの記録紙への複数の画像
形成をする場合について行う。
まず、画像形成に先立ち、上述したカラーリーダ1やフ
ィルムスキャナ34またはSv録再生機から画像記憶装
置3への読取り画像データの入力により、後述する画像
メモリ4060AR,4060AG。
4060ABに、例えば第33図に示すようにそれぞれ
「画像O」〜「画像15」の合計16の画像データを記
憶させる。
次に操作部よりスタートキーを押す。
これにより第2図示のCPU22がこのキー人力を検知
し、A4サイズの記録紙に対し、自動的に画像形成位置
の設定を行う。第33図に示す16の画像を形成する場
合には、例えば画像形成位置を第34図のように設定す
る。
本実施例における以上の画像形成処理の詳細を第27図
のブロック図、および第35図に示すタイミングチャー
トを参照して以下に説明する。
第2図に示すカラープリンタ2からプリンタインターフ
ェイス56を介してカラーリーダ1に送られて来るIT
OP信号511は、ビデオ処理ユニット12内のビデオ
インターフェイス201に入力され、ここから画像記憶
装置3へ送られる。画像記憶装置3ではこのITOP信
号551により画像形成処理を開始する。そして、画像
記憶装置3に送られた各画像は、画像記憶装置3内の第
27図(A)、(B)に示すシステムコントローラ42
1Oの制御で画像がメモリABCD等から読み出される
システムコントローラ4210内にある領域信号発生器
(第27図(F))から出力される制御信号9102−
0〜3はカウンタイネーブル信号となるべくカウンタコ
ントロール9141に入力される。
カウンタコントロール9141は前記入力された制御信
号に基づき、カウンタをイネーブルとし、またセレクタ
4070のセレクト信号9140を制御する。この時同
時にカウンタコントロール9141はリードイネーブル
信号9103を出力し、またこの信号が次段のFIFO
4140−0〜3のライトイネーブル信号となる。
このアクセスにより各メモリ4060AR,4060A
G。
4060ABに記憶された画像データが読み出され、各
メモリからの読出し画像信号9160AR,9160A
G。
9160ABは、第27図(C)に示すルックアップテ
ーブル(LUT)4110R,4110G、4110B
に送られ、ここで人間の目の比視感度特性に合わせるた
めの対数変換が行われる。この各LUTよりの変換デー
タ9200AR,9200AG、9200ABは、マス
キング/黒抽出/UCR回路4120に入力される。そ
して、このマスキング/黒抽出/UCR回路4120A
で画像記憶装置3のカラー画像信号の色補正を行うとと
もに、黒色記録時はUCR/黒抽出を行う。
そして、これら連続してつながっているマスキング/黒
抽出/UCR回路4120Aよりの画像信号9210は
第27図(B)に示すセレクタ4130によって、領域
信号発生器から出力されるセレクト信号9230に基づ
いて、各FIFOメモリ4140−0〜3に入力される
。これによって第33図に示すようにシーケンシャルに
並んでいた各画像は、このFIFO4140−0〜3の
作用により並列に処理可能となる。
第35図は、前述した画像の流れをタイミングチャート
で表わしたものである。
第27図(B)中9320−0〜3は拡大補間回路のイ
ネーブル信号9340はセレクタ4I90のセレクト信
号で使用する拡大補間回路を選択する。いづれも領域信
号発生器から出力されるもので、領域ごとに最大4つま
で独立に拡大処理ができるようになっている。
例えばイネーブル信号9320−、’Oによって拡大補
間回路4150−0がイネーブルとなると、拡大補間回
路4150−0はFIFO4140−0にリードイネー
ブル信号9280−0を出力し、FIFOより画像デー
タを受は取り拡大処理を行うようになっている。なお、
本実施例では1火桶間法を用いている。他の拡大補間回
路も同様にイネーブルとなった時点でFIFOに対しリ
ードイネーブル信号を出しFIFOのデータを読み取る
。第35図にタイミングチャートを示す。
この時点で前述したように、メモリからシーケンシャル
に読み出した画像データは並列に処理が行なわれ、最終
的にセレクタ4190によって画像のレイアウトが完了
し、ここまで並列に処理された各画像データを再びシリ
アルの画像データ信号とする。セレクタ4190により
シリアル画像データに変換された画像信号9330は、
エツジフィルタ回路4180によって、エツジ強調、お
よびスムージング(平滑化)処理が行われる。そしてL
UT4200を通り、信号ライン9380を介し、セレ
クタ4230に入力される。
セレクタ4230には前述したビットマツプメモリのデ
ータ(2M)とメモリからの画像データとが入力する。
かかる2つの切り換えの詳細は第41図を用いて後述す
る。
セレクタ4230を出力した画像信号9380はセレク
タ4250に■として入力され、第27図(F)に示す
前記領域信号発生器から作られるビデオイネーブル信号
、およびクロックとともにカラーリーダ1へ送られる。
以下、「画像O」〜「画像3」の全ての画像データの形
成が終了すると、次に「画像4」〜「画像7」、「画像
8」〜「画像11」、「画像12」〜「画像15」の順
で順次画像形成され、第34図に示す「画像O」〜「画
像15Jの16個の画像形成が行われる。
上述したように、本実施例では、16個の画像を記憶し
第34図に示すようにレイアウトしてプリントアウトし
たが、この画像の数は、任意に設定可能である。
また、Sv録再生機3Iからの画像の場合、SVフロッ
ピーの画像を連続してプリントアウトが可能であり、イ
ンデックスプリントとしての機能も有する。
同様にフィルムスキャナ34もオートチェンジャーを使
用し、自動的に次々と画像を記憶し24面や36面プリ
ントを行うことにより、フィルム画像のインデックスプ
リントが可能である。
く任意の位置のレイアウトによる画像形成〉以上の説明
は、第34図のように画像を自動的に形成可能に展開し
、画像形成する制御を説明したが、本実施例は以上の例
に限るものではなく、任意の画像を任意の位置に展開し
て画像形成することもできる。
以下、この場合の例として第37図に示す[画像0」〜
「画像3」を、図示の如く展開し、画像形成する場合を
説明する。
まず、上述したメモリへの画像入力制御と同様の制御に
より、カラーリーダIやフィルムスキャナ34またはS
v録再生機31から読み込んだ4個の画像情報を、画像
メモリである4060AR,4060AG。
4060ABへ、第36図のように記憶させる。
そして、ポイントペン421を操作して座標検知板42
0より所望の展開位置を指定入力する。例えば展開領域
を第37図に示すように指定入力する。
この場合の画像形成処理を第27図(A ”)〜(F)
のブロック構成図、および第38図、第39図に示すタ
イミングチャートを参照して以下説明する。
第38図は第37図に示す、“l、”ラインにおける画
像形成時のタイミングチャート、第39図は第37図に
おける“1□”ラインにおける画像形成時のタイミング
チャートである。
ITOP信号551は、上述と同様にプリンタ2から出
力され、システムコントローラ4210はこの信号に同
期して動作を開始する。
なお、第37図(A)に示す画像のレイアウトにおいて
、「画像3」はカラーリーダ1やフィルムスキャナ34
またはSV録再生機3Iからの画像を90度回転したも
のとなっている。
この画像の回転処理は以下の手順で行われる。
まず、第27図におけるDMAC(ダイレクトメモリア
クセスコントローラ)4380によって4060AR。
4060AG、4060ABからワークメモリ4390
へ画像を転送する。次に、CPU4360によってワー
クメモリ4390内で公知の画像の回転処理を行った後
、DMAC4380によって、ワークメモリ4390か
ら4060AR,4060AG、4060ABへの画像
の転送を行い、画像の回転処理が行われることになる。
デジタイザ16によってレイアウトされ、指示入力され
た各画像の位置情報は、第1図のビデオ処理ユニット1
2を介して前述した通りの経路で画像記憶装置3へ送ら
れる。
上記位置情報は、信号ライン9460を介してCPU4
360に読み取られる。CPU4360は前記位置情報
をもとに領域信号発生器のプログラムを行うことは、す
でに述べたとおりである。
この各画像に対する展開位置情報を受取ったシステムコ
ントローラ4210は、各画像に対応した拡大・補間回
路4150−0〜3の動作許可信号9320−0〜3お
よびカウンタイネーブル信号91020〜3、かつ各セ
レクタ制御信号を発生し、所望の画像が得られるように
なっている。
本実施例における任意の位置のレイアウトにおいては、
例えばカウンタO(4080−0)が画像0に、カウン
タ1 (4080−1)が画像1に、カウンタ2 (4
080−2)が画像2に、カウンタ3 (40803)
が画像3にそれぞれ対応して動作する。
第37図に示す“ノ1”ラインにおける画像形成時の制
御を、第38図を参照して説明する。
画像メモリ4060AR,4060AG、4060AB
がらの「画像0」の読み出しは、カウンタO(4080
−0)によって、加”番地から0.5M”番地(第36
図に示す「画像0」の格納領域)までを読み出す。この
カウンタ4080−0〜3の出力の切換えは、カウンタ
コントローラ9141の制御のもとにセレクタ4070
によって行われる。
同様に、「画像1」の読み出しは、カウンタ1 (40
801)によって”0.5M”番地から“IM”番地(
第36図に示す「画像]」の格納領域)までが読み出さ
れる。この読み出しのタイミングを第38図に9160
AR,AG、  ABとして示す。
「画像O」および「画像1」のデータは、LUT411
0AR,4110AG、 4110ABを介してマスキ
ング/黒抽出/UCR回路412OAに送られ、ここで
面順次の色信号921Oとなる。この面順次色信号92
10は、セレクタ4120によって並列化され、各画素
毎に分けられてFIFOメモリ41400.4140−
1に送られる。そして、システムコントローラ421O
からの拡大・補間回路41500、4150−1への動
作許可信号9320−0.93201がイネーブルとな
ると、拡大・補間回路41500.4150−1はFI
FO読み出し信号9280−0゜9280−1をイネー
ブルとし、読み出し制御を開始する。
FIFOメモリ4140−0. 4140−1は、コノ
信号9280−0. 9280−1によって拡大・補間
回路4150−0.4150−1への画像データの転送
を開始する。そして、この拡大・補間回路4150−0
゜4150−1によって、先に、デジタイザ16で指示
された領域に従ったレイアウトおよび補間演算がされる
。このタイミングを第38図の9300−09300−
1に示す。
レイアウトおよび補間演算がされた「画像0」、「画像
l」データは、セレクタ4190によって選択された後
、エツジフィルタ回路4180を通り、LUT4200
に入力される。その後のコネクタ455oまでの処理は
上述と同様であるので説明を省略する。
次に第39図を参照して、第37図に示す“12ライン
のタイミングを説明する。
画像メモリ4060AR,4060AG、4060AB
から拡大・補間回路4150−1.4150−2ま−C
−ノ処理は上述と略同様である。
ただし、12 ラインにおいては、「画像l」と「画像
2」が出力されているため、カウンタ1(4080−1
)とカウンタ2 (4080−2)、FIFO4140
−1,4140−2、拡大・補間回路4150−1゜4
150−2が動作する。これらの制御は、システムコン
トローラ4210からの制御信号に従って行われる。
第37図に示す如く、“I!、2”ラインでは、「画像
l」と「画像2」が重なり合っている。この重なった部
分において、どちらかの画像を画像形成するか、または
両方の画像を画像形成するかはシステムコントローラ4
210からの制御信号934oによって選択可能である
具体的制御は上述の場合と同様である。
コネクタ4550からの信号は、ケーブルによってカラ
ーリーダ1と接続されている。このため、カラーリーダ
Iのビデオインターフェイス20’lは、第4図に示す
信号ライン経路で画像記憶装置3よりの画像信号205
Rをプリンタインターフェイス56に選択出力する。
上述した本実施例における画像形成における画像記憶装
置3よりカラープリンタ2への、画像情報の転送処理の
詳細を第40図のタイミングチャートを参照して以下に
説明する。
上述した如く、操作部20のスタートボタンを押すこと
によりプリンタ2が動作を始め、記録紙の搬送を開始す
る。そして、記録紙が画像形成部の先端に達するとIT
OP信号551を出力する。このITOP信号551は
、カラーリーダ1を介して画像記憶装置3に送られる。
画像記憶装置3は、設定された条件のもとに、各画像メ
モリ4060AR。
4060AG、4060ABに格納されている画像デー
タを読み出し、上述したレイアウト、拡大・補間等の処
理を行う。
〈メモリ拡大連写〉 ホストコンピュータ33より送られた画像データはGP
IB4580を介して入力され、ワークメモリ4390
で一旦展開され、画像メモリA、  B、 C,Dに書
き込まれ前述した手段により同様に読み出され、プリン
ト出力を得ることができる。例えば第43図に示すよう
に画像記憶メモリに転送された画像が第27図(C)?
、1m示すカウンタO(4080−0)によって読み出
されるメモリ領域であるならば、画像は同様に第37図
(A)の画像0の領域にプリント出力される。
またホストコンピュータからレイアウト座標情報、拡大
倍率およびプリントコマンドを送ることにより、前述し
たものと同様に任意のレイアウトによる画像形成をホス
トコンピュータの制御によって行うことができる。
さらに拡大倍率が任意に設定できるため、プリント用紙
の限定を越えて拡大出力画像を得ることができる。
第37図(G)は例えばメモリ格納画像を4枚のプリン
ト用紙に分割して拡大プリントした例を示す(以下拡大
連写と称す)。以下に詳細を説明する。
第37図(F)は第27図(C)に示すカウンタ040
BOA−0によって読み出されるメモリ領域に格納され
ている画像を模式的に表わした図である。
図のように拡大倍率および用紙サイズによりメモリ格納
領を任意に分割できるようになっている。ホストコンピ
ュータから拡大連写コマンドを受は取ると、CPUは用
紙サイズおよび拡大倍率からメモリの分割サイズを計算
し、システムコントローラおよび読み出しカウンタ0に
セットする。
図では分割サイズはH方向がa、V方向がbとしている
これらはカウンタが読み出す先頭番地を計算するのに用
いられる。
また簡単のために図では、それぞれの4つの分割領域が
4枚のプリント出力に対応するようになっている。
第40図に示すtT OP信号551により画像形成処
理が開始され、システムコントローラ4210からカウ
ンタイネーブル信号9130−0によりlラインa番地
まで読み出され拡大処理されて、カラーリーダlに送ら
れる。読み出しカウンタは読み出しが終了すると次のラ
インの先頭アドレスを計算し、再び読み出しを繰り回し
bラインまで読み出しを行い、1枚目のプリントは終了
する。続いて2枚目のITOP信号551が来るまでに
2枚目の先頭番地2を計算し、順次繰り回し先頭番地を
計算しながら4枚目まで連続してプリントを行う。最後
にプリント画像をつなぎ合わせることにより拡大処理さ
れた画像が得られるようになっている。
くメモリEを用いた非矩形画像合成〉 次にビットマツプメモリEを用いた非矩形画像合成処理
について説明する。
例えば第37図(B)に示すように画像Oの出力領域を
ハート型にし原稿上合成出力する場合を説明する。
前述したようにまず出力したい画像Oの領域の大きさを
考慮し、ハート型の2値画像をビットマツプメモリEに
展開する。次に前項と同じようにカラーリーダ1より各
画像の展開領域をデジタイザ16を用いて指定入力する
。この時画像0についてのみ非矩形領域の選択ボタンを
操作部より選択する。これら指示された各画像の位置情
報および処理情報は、第1回ビデオ処理ユニット12を
介して画像記憶装置3へ送られる。前記送られた情報は
、信号線9460をよりCPU4360に読み取られ、
これらの情報を基に画像の出力タイミングをプログラム
することはすでに述べたとうりである。
カラーリーダlからのI−TOP信号を受けると画像記
憶装置3はメモリより画像の読み出しを開始し、第27
図のセレクタ4230を通過する際に画像合成が実際に
行われる。
第41図は第27図(B)のセレクタ4230の内部概
略構成図である。3010はレジスターlでかかるレジ
スターにセットするデータを制御することによってビッ
トマツプメモリから8bit濃度データもしくはBl信
号をCPUからプログラマブルに選択できる。3020
.3030はかかる選択するゲートである。例えば8b
itの濃度データを選択するとORアゲ−3040にて
画像信号とビットマツプの合成が行われる。
一方Bl信号を選択するとセレクタ305oセレクト信
号となり、前記BI倍信号3050に示すレジスターに
設定されるデータの濃度の画像データとメモリからの画
像データ9380を選択出力できるようになっている。
非矩形の画像合成を行う場合は通常レジスター2は“0
”を設定しておく。順次読み出される画像データ938
0は、ビットマツプから出力される、非矩形領域信号B
Iセレクト信号とするセレクタ3050にて非矩形切り
抜かれ非矩形の画像合成を可能にしている。
上記BI倍信号単独でカラーリーダlに送られカラーリ
ーダlにて前記Bl信号を利用した処理も可−能である
すなわち前述のBl信号を第2図のビデオインターフェ
ース回路201に入力する信号206として用い、かつ
該ビデオインターフェース回路201を第6図に示す状
態にして用いれば、リーダー側にて前述の画像合成を行
うことが出来る。
また本実施例においてはリーダー1によって読み取られ
るカラー画像に対して、リアルタイムで画像記憶装置3
の画像を合成することも出来る。
すなわち上述のようにカラープリンタ2のITOP信号
551に同期して、画像記憶装置3から画像が読み出さ
れるが、また同時にカラーリーダlも上記ITOP信号
551に同期して反射原稿999をフルカラーセンサー
6にて読み出しを開始する。カラーリーダ1の処理は上
述と同様であるので説明を省略する。
上述した画像記憶装置3からの画像情報と、カラーリー
ダ1からの画像情報との合成を第37図(C)のタイミ
ングチャートを参照して以下に説明する。
第37図(C)は、第37図(A)において画像0〜4
以外の部分はリーダ1によって読み取られる反射原稿を
合成した際の11における反射原稿999と、画像記憶
装置3から信号を合成したタイミングチャートである。
ITO,P信号551に、同期して読み出されたカラー
リーダ1の画像情報は、点補正/白補正回路の出力信号
559RGBとなり、第20図の11においてH8YN
Cに同期して出力されている。また、画像記憶装置3か
らの画像情報205RGBはデジタイザ16により指示
された領域のみが出力される。これら2種の画像情報は
ビデオインターフェイス101に入力され、デジタイザ
16で指示された領域以外はカラー原稿の画像が合成回
路115から出力され、デジタイザ16で指示された領
域は、画像記憶装置3からの情報が出力される。
上述の実施例では非矩形領域の設定手段として、欲する
領域の形状のマスクバタンをあらかじめ用意しておき、
それをリーダに読み込ますことにより、ビットマツプメ
モリに展開していた。
さらに本実施例では、第27図(D−1)に示すように
ビットマツプメモリをCPUバスと接続し、CPUによ
りビットマツプメモリにマスクバタンを展開できるよう
にしている。例えば、星形、菱形、6角形他用いる頻度
が高いと思われる定型のマスクパタンの場合、そのデー
タもしくはデータを発生するプログラムをCPUのプロ
グラムROMあるいはフォントROM4070に記憶さ
せておき、使用する際にはプログラムを起動させ、自動
的にマスクバタンを発生させることができる。
以上の構成では、マスクバタンを作成し、読み込ませる
必要がなく、簡単にビットマップメモリにマスクバクン
を作成することができ、第37図(B)に示す様な画像
合成をさらに簡単に実施することができる。
また本実施例においては、例えばコンピュータ33から
送信されたコードデータからCPU4360によって文
字の第27図(D−1)に示すフォントROM4070
を参照し、文字フォントをEに示すビットマツプメモリ
上に展開することもできる。
このように、自由にビットマツプメモリに文字フォント
を書き込むことができ、更に前述した第41図のアンド
ゲート3020をアクティブにし、アンドゲート303
0を非アクティブとし、画像デー、夕9380とビ゛ッ
トマツプメモリ上の画像とをオアゲー)3040によっ
て合成することによって、各種格納画像データとの文字
合成が容易に行えるようになっている。
また、CPU4360によって例えばバタン発生プログ
ラムを起動することにより、罫線になどもビットマツプ
に書き込むことができ、第37図(D)のようにかかる
罫線と画像データとの合成も容易にできる。この他各種
固定パタンをCPUプログラムとして持つことができる
さらに、ビットマツプメモリに予め書き込んだフォント
ROM4070からの文字データと画像データとを合成
し、第37図(E)に示すように、第34図に示した各
画像の下面にメツセージのはいった画像が得られるよう
になっている。これらの文字はあらかじめ前述したよう
に、ホストコンピュータより文字コードを送り展開する
ことも可能であるし、またリーダーから読み込みセット
しておくことも可能である。
〈モニタテレビインターフェイスの説明〉本実施例のシ
ステムは第1図図示のように、画像記憶装置内の画像メ
モリの内容をモニタテレビ32に出力可能である。また
、SV録再生機31からのビデオ画像を出力することも
可能である。
以下に詳しく説明する。画像メモリ4060AR。
4060AG、4060ABに記憶されているビデオ画
像データは、DMAC4380によって読み出され、デ
イスプレィメモリ4060M−R,4060M−G。
4060M−Bへ転送され、記憶される。
また一方、前述したようにシステムコントローラ421
Oから各メモリに出力するコントロール信号を制御する
ことによって、所望する画像を画像メモリに格納すると
同時にデイスプレィメモリMにも格納出来る。
また、デイスプレィメモリMの詳細を示す第27図(E
)に示すようにデイスプレィメモリ40ロ0MR,40
60M−G、4060M−Bに記憶されたビデオ画像デ
ータは、LUT4420R,4420G、 4420B
を通ってD/Aコンバータ4430R,4430G、 
4430Bに送られ、ここでデイスプレィコントローラ
4440からの5YNC信号4590Sに同期してアナ
ログR信号4590R,G信号4590G、B信号45
90Bに変換され出力される。
一方、デイスプレィコントローラ4440からはこれら
のアナログ信号の出力タイミングに同期して5YNC信
号9600が出力される。このアナログR信号4590
R,G信号4590G、B信号4590B。
5YNC信号4590Sをモニタ4に接続することによ
り、画像記憶装置3の記憶内容を表示することができる
また、本実施例においては、第1図に示すホストコンピ
ュータ33から第27図(B)に示す4580、GPI
Bコントローラ4310を介して画像記憶装置3へ制御
コマンドを送ることによって、表示されている画像のト
リミングが可能である。
CPU4360は、ホストコンピュータ33によって指
示入力された領域情報より、上述と同様の制御で、デイ
スプレィメモリ4410R,4410G。
4410Bから画像メモリ4060AR,4060AG
4060AEへ有効領域のみを転送することによってト
リミングが可能である。
また、ホストコンピュータ33からの領域指示情報に対
応して第27図(B)に示すCPU4360は第29図
のコンパレータ4232.4233およびRAM421
2に上述した場合と同様にしてデータをセットし、再び
カラーリーダ1やSv録再生機31から画像データを入
力することにより、トリミングされた画像データを40
60AR,4060AG、 4060ABに記憶するこ
とができる。
次に、画像メモリ4060R,4060G、4060B
に複数の画像が記憶されている場合、カラープリンタ2
で記録する際に各画像のレイアウトも、モニタテレビ3
2とホストコンピュータ33を用いて可能である。
まずモニタテレビ32に記録紙の大きさを表示し、この
表示を見ながら各画像のレイアウトした位置情報をホス
トコンピュータ33によって大刀することにより、カラ
ープリンタ2で記録する各画像のレイアウトが可能であ
る。
この時の画像メモリ4060AR,4060AG、 4
060ABからカラープリンタ2への記憶情報の読出し
制御およびカラープリンタ2での記録制御は、上述した
実施例と同様であるので説明は省略する。
くコンピュータインターフェイスの説明〉本実施例のシ
ステムは、第1図図示のようにホストコンピュータ33
を有し、画像記憶装置3と接続されている。第27図(
B)を用い上記ポストコンピュータ33とのインターフ
ェイスを説明する。
ホストコンピュータ33とのインターフェイスは、コネ
クタ4580によって接続されたGPIBコントローラ
43−10にて行われる。GPIBコントローラはCP
Uバス9610を介し、CPU4360と接続されてお
り、決められたプロトコルによりホストコンピュータ3
3とのコマンドのやりとりや画像データの転送が可能で
ある。
例えば、ホストコンピュータ33よりGP−IBを介し
て画像データが転送される場合、画像データは一ライン
ずつGP−4Bコントローラ431oにより受は取られ
、−時ワークメモリ4390に格納される。格納された
データは、随時ワークメモリより画像格納メモリAB、
CDおよびモニタデイスプレィメモリMにDMA転送さ
れ、再び新たにGP−IBコントローラ431oよりデ
ータを受は取り、上記の繰り回しにより画像転送を行っ
ている。
第42図は第27図(A)、  (El)に示したワー
クメモリ4369、画像格納メモリA−C,およびモニ
タデイスプレメモリMの関係を表わしたブロック図を示
す。
なお、かかる第42図においては実施例の各構成要件の
符号を付し直している。ホストコンピュータ33からは
、まずはじめに転送すべき画像サイズが送られる。すな
わち入力端子2401、GP−IBコントローラ240
2を介してホストコンピュータ33からCPU2403
にかかる画像サイズが読み込まれる。次に画像データが
一ラインずつ読み込まれ、−時ワークメモリ2404に
格納される。ワークメモリに格納された画像データは、
DRAMコントローラ2405 (以下DMACと称す
)により画像記憶メモリ2406. デイスプレィメモ
リ2407に順次転送される(ここでは簡単の為にR,
G、 Bをひとまとめにしている)。以下にその詳細を
説明する。画像記憶メモリ2406.デイスプレィメモ
リ2407は例えば第43図に示すようにアドレスを割
当てられ、画像が格納されている。図では、H方向にア
ドレス下位、■方向にアドレス上位が対応している。例
えば、A点はH方向100H,V方向100Hとするな
らばA点のアドレスは1O0100Hとなる。
同様にデイスプレィメモリもまたアドレス下位、■方向
にアドレス上位を割当てている。ここで、例えば順次送
られて来る画像を、画像格納メモリ2402には等倍、
デイスプレィメモリ24o7には3/4に縮小して転送
するものとする。
まず、前述したようにホストコンピュータから送られる
画像の画像サイズ、および縮小率がDM ACにセット
され、一方、DRAMコントローラ24o8゜2409
には格納先頭アドレスおよび縮小された場合の画像サイ
ズがセットされる。上記設定終了後、CPUによりDM
AC2405にコマンドが送られ画像の転送が開始され
る。
DMAC2405は、ワークメモリ24o4に対しアド
レスおよび■信号を与え画像データを読み出している。
このとき、アドレスは順次インクリメントしていき、I
Hの読み出しが終了した時点で再びホストコンピュータ
より次の一ラインを受は取りワークメモリに格納される
。一方、同時にDRAM:lントo−ラ2408. 2
409i、mはDMACよりl0WI、l0W2が与え
られ、順次画像データが書き込まれるようになっている
。この時、DRAMコントローラ2408.2409は
「σ■倍信号カウントし、前記セットした先頭アドレス
より書き込みアドレスを順次インクリメントしている。
H方向の書き込みが終了した時点でV方向のアドレスが
インクリメントされ、次のHの先頭から書き込みが行わ
れる。
上記転送が行われる際、DMACは口重に対してレート
マルチプライヤと同様の機能を持っており、従って「Φ
Wを間引くことにより縮小を行っている。例えば前記し
たように3/4の縮小を設定した場合、DMACはH方
向については4回に1回10Wを間引き、■、力方向つ
いては4ラインにつき1ラインの区間10Wを出さない
様な構成となっており、結果としてIOWによるメモリ
への書き込みを制御することにより縮小を行っている。
第44図にタイミングチャートを示す。図のように読み
出しアドレスがワークメモリ2404に入力され、■信
号によりデータがデータバスに現われる。同時に書き込
みアドレスが格納先アドレスに入力され、「σW倍信号
よりデータが書き込まれる。
この時、「σW倍信号間引かれた場合前述したように書
き込みアドレスはインクリメントされず、また書き込み
も行われないようになっている。
くマンマシンインターフェイスの説明〉本実施例のシス
テム(第1図)は前述したように、ホストコンピュータ
33からとカラーリーダ1の操作部20から操作可能と
なっている。
以下この操作部20を用いたマンマシンインターフェイ
スについて説明する。
カラーリーダlにおいて操作部20の外部機器キー(図
示しない)を押すことにより、第47図のAの図が操作
部20の液晶タッチパネルに表示される。
かかる第47図は画像記憶装置3へのカラーリーダ1、
フィルムスキャナ34、またはSV録再生機31からの
画像データの記憶を行う場合の操作を示した図である。
第47図Aの画像登録キーを押すと液晶タッチパネルは
Cのようになり、C図中Xとして示した破線で囲まれた
領域に表示された入力ソースを圃クキ−により選択する
入力ソースとしては本実施例ではカラーリーダ11フイ
ルムスキヤナ34、Sv録再生機31の3種類が有りこ
れらがQQ主キー操作により選択される。このようすを
0図の下に示す。
次にC図内の画像番号キーを押すことにより次に進む。
D図の場合には指定した画像番号にすでに画像が記憶さ
れている場合を示す。かかるDに示す画像は第47図Y
に示すエリアをオンすることによって表示される。E図
、G図、H図は、0図の入力ソースの選択(EIIDキ
ーにより選択)から決まりカラーリーダを選択した場合
はE図に、フィルムスキャナ34を選択した場合はG図
に、Sv録再生機31を選択した場合はH図となる。
カラーリーダIの画像登録を選択すると第47図E図に
示す状態となる。かかる状態において第23図のデジタ
イザ16のポインティングペン421により、カラーリ
ーダlのプラテンガラス4上の原稿999の読み取りエ
リアを指示する。この指示が終了するとF図となり確認
のための図が表示される。読み取りエリアの変更がある
場合は回キーを押すことにより、E図にもどり、再度設
定が可能である。
読み取りエリアがOKのときは回母キーを押すとG図と
なり、次に使用するメモリ量の設定を行う。
G図のメモリ量のバーグラフは画像記憶装置3内のメモ
リポート(第27図(A)のメモリA〜D)の装着によ
りバーグラフの長さが変化する。
画像記憶装置3は上述したメモリボード(メモリA〜D
)を1枚から最大4枚まで装着可能である。
すなわちメモリポー14枚装着時が一番長いバーグラフ
となる。
G図のバーグラフは画像記憶装置3内のメモリ容量を示
すとともに、画像登録するさいの使用メモリ量を設定す
る。国日キーにより登録使用メモリ量を決定し、登録ス
タートキーを押すことにより第1図の原稿走査ユニット
11がスキャン1、原稿999読み込む。
第1図に示す原稿走査ユニット11からの画像情報はケ
ーブル501を通りビデオ処理ユニット12により処理
されたのち、ビデオインターフェイス201を介して画
像記憶装置3に出力する。画像記憶装置3は鴫人力した
画像情報をモニタテレビ3に表示する。
画像記憶装置3のメモリ(27図(C))への記憶方法
は上述したものと同様であるため略す。
以上のようにG図のメモリ量の設定を可変に出来るため
、同一エリアの画像を記憶する場合でも、設定メモリ量
を多(することにより高画質に画像記憶が可能となる。
また、メモリ量を小さくとることにより、多くの画像を
入力する。ことも可能である。
次にフィルムスキャナ34からの画像登録は、G図に示
す表示となり、その登録方法はカラーリーダ1の場合と
同様であるため詳細な説明は略す。
Sv再生機31からの画像登録を選択した場合には第4
7図のH図の表示となり、登録スタート前に回転方向の
登録が有るか否かAGC(オートゲインコントロール)
の0N10FF、およびフィールド/フレームの設定を
行う。上記設定の後、登録スタートキーを押すことによ
り、Sv録再生機31からの画像情報を画像記憶装置3
はメモリ(27図(C))にとり込む、メモリへの画像
記憶方法は、上述したものと同様であるため略す。
第48図は、画像記憶装置3内のメモリからカラープリ
ンタ2ヘレイアウトプリントする際の操作方法を示した
図である。
第48図の0図が3種のレイアウトパターンを選択する
ため操作表示である。
固定パターンレイアウトは、あらかじめ決められたパタ
ーンに画像記憶装置3のメモリの内容をプリントアウト
するものである。
フリーレイアウトは、第23図に示すデジタイザ16の
ポイントペン421によってプリントするエリアを指示
し、そのエリアに画像記憶装置3のメモリ内容をプリン
トアウトするものである。
合成は第23図に示すデジタイザ16のポイントペン4
21によって指示されたエリアに、画像記憶装置3のメ
モリ内容を書き込み指示されたエリア以外は、カラーリ
ーダ1のプラテンガラス4上の原稿999の画像を合成
しプリントアウトするものである。
固定レイアウトが選ばれた場合には、第48図のD図に
よって固定レイアウトプリントにおけるプリント面数の
設定を行う。固定レイアウトの各画像エリアにはA−P
の画像エリア名が与えられており、各エリア(A〜P)
に対応する画像番号を各々、第48図、E図、F図を用
いて設定を行う。例えば第48図り図において16画面
を選択した場合には第48図Eに示す表示がなされる。
B図中の例えばAに示すエリアを選択すると次いで表示
はFに示す図に移り、設定されたエリアに形成すべき画
像の番号を第48図中の数値キーを用いて設定する。か
かる指定をくり返すことによつて複数の画像の登録を行
うことが出来る。登録すべき画像の個数は、D図におい
て選ばれた固定パターンの種類に応じて自動的に決定さ
れる。かかる設定が終了すると、カラーリーダのCPU
はB図にて選択された種類の外部機器の種類応じ、例え
ばSvであればS■再生機のF図にて選択された所望画
面に対応する画像を記憶装置3に格納する。
次に第1図の操作部20のスタートキー(図示しない)
に対応する画像番号の指示を促す。次いで指定した番号
のスイッチをオンを押すことにより固定レイアウトされ
たハードコピーが、プリンタ2より出力される。固定レ
イアウトプリントの16面で出力した画像は第34図に
示すようなレイアウトでプリントされる。
第48図の1図に示すフリーレイアウトプリントについ
て説明する。フリーレイアウトプリントは、まず最初に
各エリアを第23図に示すデジタイザ16のポイントペ
ン421によって各エリアを順番に設定する。同時に各
エリアにプリントする画像番号をL図のテンキーによっ
て選択する。
各エリアの設定終了後、第1図の操作部2oのスタート
キー(図示せず)を押すことにより、1図およびに図で
設定した領域に画像記憶装置3のメモリ内容がプリント
アウトされる。
第48図G図に示す合成レイアウトは上述したフリーレ
イアウトとエリアの設定は同様である。
エリア以外は反射原稿の画像が出力され、カラーインカ
ラーの画像出力が行われる。
第49図は、第47図A図に示した状態において[モニ
ター表示コのキーをオンにした場合、すなわちモニター
テレビ32への表示操作と、読図に示した状態において
「カラーバランス」のキーをオンした場合、すなわち画
像記憶装置3内の画像情報をカラープリンタ2でプリン
トアウトする際の各画像の色味を調整する際の操作を示
す。
第49図A図のモニタ表示キーを押すと0図のような表
示となり、画像記憶装置3の画像番号を選択しモニター
テレビ32に表示するかソース表示のどちらかを選択す
る。詳細は前に述べているため略す。
第49図A図のカラーバランスキーを押すことによりD
図のようになり、カラーバランスを設定する画像番号を
選択する。画像番号を選択すると液晶タッチパネルはE
図のような表示となり、レッド、グリーン、ブルー色に
対応した棒グラフが表示される。レッドの国キーを押す
と棒グラフは左側により、電気信号的には赤の輝度信号
を増幅する働きをするため、モニタ表示されている赤色
成分が薄くなる。これは第27図(E)のモニタメモリ
内のルックアップテーブル(LUT)4420R。
G、  Bのカーブを変化させることにより、モニタテ
レビの色味を変化させるとともに第27図(C)のルッ
クアップテーブル(LUT)4110A−R。
G、  −Bのカーブも変化させる。すなわち、カラー
リーダlのCPUから画像記憶装置内のCPUへ通信が
行われ、その結果かかるLUTの書き換えは画像記憶装
置3内のCPUによって行われる。上述したように2種
のLUTを同時に変化させることにより、モニタ表示さ
れている画像と同じ色味でカラープリンタ2よりプリン
トアウトすることが可能である。
第50図は第47図A図に示す状態で1=>」キーをオ
ンした際に表示される。第50図Bに示す表示において
「sVjキーをオンした際の表示例を示す図である。す
なわちSv録再生機31で再生されるSvディスクの内
容をモニタテレビ32に表示する操作と、カラープリン
タ2からプリントアウトするための操作である。
第50図の0図がインデックス表示またはインデックス
プリントを選択するための操作を示す。
S■ディスクは、フィールド記録で50面、フレーム記
録で25面記録可能である。
第50図りの表示スタートキーを押すとフィールド記録
の場合はSVディスクの前半の25画面がモニタに表示
され、E図の表示スタートキーを押すことにより後半2
5画面を表示する。なおかかる場合には画像記憶装置3
内のCPUはSV再生機をリモート状態とする。
かかる場合にはカラーリーダ1のCPUは画像記憶装置
内3内のCPUにSV再生機から複数のトラックの画像
を順次メモリに記憶させる指示を発生する。すると、画
像記憶装置3内のCPUはSV再生機に対して以下の指
示を発生する。すなわちSVディスク上に記録される5
0画面前半の25画面を画像記憶装置3内のメモリに順
次記憶させる。
なお、かかる場合には画像記憶装置3はSV再生機に対
して、ヘッドの移動指示を与えるだけでよい。
具体的には画像記憶装置3に画像信号を記憶させる前に
、Sv再生機の再生ヘッドがSvディスク内の最外周ト
ラックをアクセスさせ、次いで最外周トラックから再生
されるビデオ画像を前述のように記憶装置3内のメモリ
に記憶させる。次に記憶装置3のCPUはS■再生機に
対して再生ヘッドを1トラック分内周側に移動させる指
示を出力する。
次いで画像記憶装置3はビデオ画像を再び記憶装置3内
のメモリに記憶する。かかる操作をくり返し行うことに
よって、画像記憶装置3は順次画像信号をメモリに記憶
し、内部のメモリにマルチインデックス画面を作成する
。また、フレーム記録の場合はD図の表示スタートキー
を押すことによりSVディスク全部を表示する。
第50図のF、G図は上述したインデックスの内容をカ
ラーバランス2からプリントアウトする操作である。
F図の設定にしたあと操作部20のスタートキ−を押す
ことにより、画像記憶装置3は、まずSV録再生機31
から、25画面分の画像をメモリに記憶し、そのあと、
カラーリーダlを介し、カラープリンタ2でインデック
スプリントを行う。G図も同様であるため説明は略す。
上述したように第50図F、G図の操作を行うことによ
り、画像の登録およびレイアウトプリントが簡単に行う
ことが可能である。
くホストコンピュータによる制御〉 本実施例のシステムは、第1図図示のようにホストコン
ピュータ33を有し、画像記憶装置3と接続されている
。第10図を用いて上記ホストコンピュータ33とのイ
ンタフェイスを説明する。
ホストコンピュータ33とのインターフェイスはコネク
タ4580によって接続されたGP−IBコントローラ
4310にて行われる。GP−IBコントローラ431
0はCPUバス9610を介し、CPU4360と接続
されており決められたプロトコルによりホストコンピュ
ータ33とのコマンドのやりとりゃ画像データの転送が
可能である。
カラーリーダ1やSv録再生機31の画像データは、コ
ネクタ4580によって接続されたGP−IBコントロ
ーラ4310によってホストコンピュータ33に送られ
、ホストコンピュータ33内の記憶領域に保存され、拡
大/縮小の処理や、1部分の画像データを切り取ったり
、複数画像データのレイアウトを行うことは、従来より
行われていた。しかし、その場合、カラー画像データ量
は、かなり大きな容量になるため、GP−IB等の汎用
インターフェイスを通じても、カラーリーダ1゜Sv録
再生機31とホストコンピュータ33との間のデータ転
送時間は非常にかかってしまう。そこで、ホストコンピ
ュータ33上に、入力された画像データを直接送るので
はなく、ホストコンピュータ33から決められた命令を
画像記憶装置3のGPIBコントローラに送り、CPU
4360は、その命令を解読し、カラーリーダlやsv
録再生機31の入力画像データを制御し、真に必要とす
る画像領域のみを指定することにより、他の部分はメモ
リに記憶されず、メモリを有効的に使用し、ホストコン
ピユータ33に画像データを転送しなくてもすむ。
また、ホストコンピュータ33からの命令により入力画
像データをホストコンピュータ33内の記憶領域に記憶
しなくても、画像記憶装置3は、画像メモリ4060A
−R,4060A−G、4060A−Bに複数の画像デ
ータを記憶することが可能であり、各画像のレイアウト
や拡大/縮小等の画像処理をホストコンピュータ33側
で行わなくとも、ホストコンピュータからの命令だけで
、画像記憶装置3のCPU4360が、その処理・指示
を入力した画像データに対して行うので、ホストコンピ
ュータ33と画像記憶装置3との間の画像転送の時間が
かからず、処理時間の短縮を図ることが可能となってい
る。
以上のべたように、コンピュータ33からの命令により
、画像記憶装置3がどのように、入出力画像を記憶し、
取扱うかを詳細に説明する。
画像記憶装置3で記憶される入出力画像データは、すべ
て画像ファイルとして画像記憶装置内で取り扱われる。
そのため、画像登録用メモリのメモリA (4060A
)、メモリB (4060B)、メモリC(4060C
)、メモリD (4060D)は、RAMディスクとし
て機能し、その際に、記憶する画像ファイルは、そのフ
ァイル名をキーとして、画像ファイル管理テーブル43
61によって管理される(第51図)。
画像ファイルがRAMディスクとして機能する画像記憶
装置3に登録および記憶される場合は、登録用メモリの
メモリ7A−Dのそれぞれを複数に分割した基本ブロッ
クを最小画像ファイルの管理単位としている。
CPU4360は画像ファイル管理テーブル4361に
よってこの基本ブロックをいくつか組み合せ、1つの大
きな画像ファイルを構成するように管理することもでき
る。その際の、画像ファイル名、その画像データサイズ
、ファイルのプロテクト、登録用メモリの構成等の管理
データはすべて、画像ファイル管理テーブル4361に
登録時記憶されていく。
画像記憶装置3は、一般に画像を前述したようにリーダ
ー1から入力するときには、等倍もしくは縮小して画像
記憶装置内に、画像ファイルとして登録する。そのため
、登録する画像のサイズを大きくして登録すれば、リー
ダーlからの原稿画像のオリジナルサイズに近づき、縮
小率が小さくなるので、その登録画像ファイルをプリン
タ2等へ出力する場合、品質が向上する。
CPU4360が、リーダー1等の入力装置およびコン
ピュータ33から画像データが入力される際にキーとす
る画像ファイル名は、コンピュータ33の命令により、
第56図のような構成でファイル名がつけられる。この
ファイル名は、コンピュータ33と画像記憶装置3と入
出力装置間の画像データの管理を明確にするものであり
、コンピュータ33が任意の画像ファイルをつけること
が可能となっている。
画像ファイル名の構成は、画像ファイルの名前の8文字
(ASCIIコード)と、その画像データの画像の種類
を示す拡張子より構成されている。
拡張子によって、取扱う画像のタイプが区別されること
になり、画像タイプにあった構造で、登録用メモリ40
60に登録され管理することになる。
画像のタイプは拡張子が“、R“のときRGBタイプの
輝度画像データ、“、C”のときCMYKタイプの濃度
画像、“、P″のとき8ビツトパレツトタイプの167
0万色の中から任意の256色を設定できる画像データ
を意味する。また、“、S”のときスペシャルファイル
で画像記憶装置3内で特別な意味を持ち、特別な構造に
なっている画像ファイルを示している。
画像記憶装置の画像を取扱うための座標系は、基準とな
る原点と用紙の幅<width>方向を表わすX方向、
高さくheight>方向を表わすY方向で構成される
(第52図)。
画像記憶装置は、各入力装置からのデータを画像記憶装
置座標系の中で処理し、各種画像データを管理する。
アナログ入力端子(RGE、ビデオ) (4500,4
510゜452OR,G、B、S)からの画像を入力し
て、登録メモリに登録した場合、・入力画像は第53図
のようなイメージで登録される。このときの入力画像は
、X方向(width)が600ピクセル、Y方向(h
eight)が450ピクセルのサイズで入力される。
デジタイザ16の座標系は、画像記憶装置からみた場合
、第54図のようになります。画像記憶装置の座標系と
デジタイザ座標系は同じものであり、それぞれの原点と
X方向、Y方向は対応している。
リーダlの座標系は、画像記憶装置から見た場合、第5
5図のようになります。画像記憶装置の座標系とリーダ
ー座標のそれぞれの原点、X方向、Y方向は対応してい
る。
次にGP−IBを介したデータのやり取りについて説明
する。
GP−IB4310を通して、画像記憶装置3とコンピ
ュータ33間でやりとりをおこなうデータの種類として
は、以下のように分類される。
■コマンド(命令) コンピュータ33から画像記憶装置3に対する命令■パ
ラメータ コマンドに付随した各種の引数 ■データ部 ・画像データ RGB、CMYK等のカラー(モノクロ)画像のバイナ
リデータ ・拡張データ 画像記憶装置3に設定されているデータの入手や、設定
データの書き換えを行うときに転送されるデータである
■応答データ: ACK/NAK、付加情報付応答(RET)すなわち、
コマンドに対する画像記憶 装置から返える応答である。
以上の4種類のデータが、コンピュータ33と画像記憶
装置3との間で、GP−IBコントローラ431Oを介
してやりとりされる。
以下に、この4種類のデータについて第57図を用いて
説明する。
第57図に示すように画像記憶装置3と各入出力装置リ
ーダー1、アナログ入力4500,4510゜452O
R,G、B、S、プリンタ2の間、および画像記憶装置
とコンピュータ33との間で取扱われる画像データは、
以下の4種類に分類される。
■ RGBデータタイプ ■ CMYKデータタイプ ■ 8ビツトパレツトデータタイプ ■ 2値ビツトマツプデータタイプ これらの画像データは、前述した画像ファイル名の拡張
子の部分で、区別される。例えばコンピュータ33側の
5CANコマンドに付随する画像ファイル名にRGB画
像データを示す”、R°゛の拡張子がつけられていた時
は、画像記憶装置3のCPU4360は、入力装置から
の入力に対して、RGB系の輝度画像として入力制御し
、画像記憶装置内に、RGBタイプの画像データとして
登録する。
第60.61図にRGBタイプの画像データの構成を示
す。
画像記憶装置内では、第27図(A)に示すように登録
用メモリのメモリA−D (4060A−D)の基本ブ
ロックを第60図のように構成させ、メモリA (40
60A)であれば、R画像(4060A−R)、6画像
(4060A−G)、8画像(4060A−B)の、そ
れぞれの基本ブロックを組合せる。画像のイメージ構成
は、水平方向長さのwidth (幅)と垂直方向長さ
のheight (高さ)のピクセル数(ドツト数)に
なっている。
具体的にはRGBのカラー画像で、R,G、  Bそれ
ぞれの1ピクセル当り、8ビツト(1バイト)の深さを
持っており、それがR,G、 Bの3フレーム構成にな
っている。
よってR面の1ピクセルで256階調(0〜255)と
なり、R−G−Bの3面で256X256X256ξ1
670万色のデータ構造となっている。
なお、0が低輝度、255が高輝度を表わす。
データ構成は、R面で左上から順に というデータ順に並んでおり、この構成がRGBという
順に続く。
画像記憶装置3と入出力装置、コンピュータ33間の画
像データの転送は第61図のような転送フォーマットに
なっている。すなわち面順次でデータが転送される。
第62.63図にCMYKタイプの画像データのイメー
ジ構成とその転送フォーマットを示す。Cはシアン、M
はマゼンタ、Yはイエロー、Kはブラックを表わす。か
かる場合には画像記憶装置3内の登録用メモリのメモリ
A−D(第27図Aに示す)の基本ブロックを第31図
のようなイメージ構成にし、それぞれに基本ブロックを
割当てる。
具体的にはCMYKのカラー画像で、C,M、  Y。
Kそれぞれの1ピクセル当り、8ビツト(1バイト)の
深さを持っており、それがC,M、Y、にの4フレーム
構成になっている。
よって0面の1ピクセルで256階調の表現が可能であ
り、以下M、Y、に面についても同様である。
0が低濃度、255が高濃度を表現する。
データ構成は、0面で左上から順に というデータ順に並んでおり、この構成がCMYKとい
う順に続(。
第64.65図に8ビツトパレツトタイプの画像データ
イメージ構成と、その転送フォーマットを示す。
画像記憶装置3の登録用メモリのメモリA−D(第27
図A)の基本ブロックを第64図のような構成にし、基
本ブロックを割当てる。
lピクセル当り8ビツト(1バイト)の深さを持つイメ
ージ構成を取っている。
1ビクセルの8ビツトデータ値は、第66図に示すよう
にカラーパレットテーブル4391のカラーインデック
スNoに対応しており、ユーザーが任意に設定した色を
つけられる。
よって、1ピクセル当り256色の色を表現することが
可能とな9ている。
第85図に画像データとカラーパレットの関係を示す。
データの構成はイメージの左上から順に第67、68図
に2値ビツトマツプタイプの画像データイメージ構成と
、その転送フォーマットを示す。
2値ビツトマツプは、登録用メモリのメモリE(第27
図A)を使用して登録される。
この画像データは、画像ファイル名の拡張子が“、S”
のスペシャルファイルとなっており、画像ファイル名“
BITMAP、S”となっていて、2値ビツトマツプタ
イプのみの登録が可能なメモリE(第27図A)に対し
て登録される。
メモリE(第27図A)は、基本ブロックが、そのメモ
リ全体となっているために、複数個の登録はおこなえな
い。
2値ビツトマツプタイプの画像データは、lピクセル当
り、1ビツトの深さを持つイメージ構成を取り・ている
よって1ピクセル当り”0°“、“1 ”の2通りの表
現となる。“0”は白(プリントせず)を、“l”は最
大濃度(黒)を表現する。
データ構成は、イメージの左上から順に8ビツト分すな
わち8ピクセル当りで1バイトにデータをセットするた
め、2値ビツトマツプタイプの画像データは、w i 
d t h方向で、8の倍数になっていなければならな
い。height方向は任意である。
画像ファイルのサイズは、ピクセル単位で設定されてい
るため、転送されるデータ量は、次のようになる。
< width > : 画像ファイルの幅(widt
h、)<height>:  画像ファイルの高さ(h
eight)8  :8ピクセルで、1バイトのデータ
になるため。
次に、コンピュータ33から画像記憶装置3へのコマン
ド送信に対する応答データの構成について第69図を用
いて説明する。
・基本的に画像データを除(応答データは以下のタイプ
がある。
第69図に応答データの構成を示す。
図からも解るようにコマンドの種類によってどの応答デ
ータを受けるかが異なる。
A、CKとNAKは、対になっており、コマンドの大部
分はこのどちらかを応答データとする。
・ACKタイプの応答データは、 各コマンドに対する肯定応答であり、コマンドが画像記
憶装置3側に正常に送信・解読されたことを示す。先頭
1バイトが2EH,のこり2バイトが00−Hの3バイ
トの固定値 ・NAKタイプの応答データは、 各コマンドに対する否定応答であり、何らかのエラーが
発生した時に対する応答で、先頭1バイトが3DH,の
こり2バイトがエラーコードになっている。
(エラーコード)−(上位バイト’) X (100(
HEX) +(下位バイト)・RETタイプ(付属情報
付応答)の応答データは、コンピュータ33からのコマ
ンドに対する応答で、必要な情報が付属して画像記憶装
置3から送られてくる。構成は全体で8バイトとなって
おり、先頭1バイトがヘッダ(02H)の固定値になっ
ている。ヘッダに続いて、第1データ〜第7データまで
1バイトずつ続き、それぞれのデータ内容は、コマンド
により異なる。
コマンドは、コンピュータ33が画像記憶装置3に対し
て画像データの入出力、画像ファイル管理等の制御をお
こなうためのもので、第70図のようなコマンドがある
コマンドは、それ1つの命令で機能をはたすものと、コ
マンドに続くパラメータが必要なものとにわけられる。
第58図にコマンド・パラメータの構成の一例を示す。
コマンド、および、パラメータは、文字列として画像記
憶装置3へGPIBコントローラ431oを介して送ら
れるために、パラメータ部での数値がある場合は、その
数値を10進数を表わす文字列へ変換する必要がある。
また、パラメータの中には画像ファイル名を示す文字列
もある。
これらのコマンドにより、画像データが、コンピュータ
33、画像記憶装置3、入力装置1,31、出力装置2
,32の各装置間でどのように流れるかを第59図に示
す。
コンピュータ33からの画像記憶装置3に対するコマン
ドとして、7つに分類される。(第70〜72図) ■初期化コマンド: 各種初期化をおこなう。
■入出力選択コマンド: 入出力装置の選択をおこなう。
■入出力モード設定コマンド: 画像の入出力の際の条件を設定する。
■入出力実行コマンド: 画像の入出力動作を実行させる。
■ファイル操作コマンド: 画像ファイル関係の操作をおこなう ■カラー設定コマンド: カラー関係の条件設定をおこなう ■その他コマンド: その他 次に各コマンドについての説明を行う。
第73図を用いて初期化コマンドについて説明する。
INITコマンドは、画像記憶装置3に対する初期デー
タの設定を行うコマンドである。
INITBITコマンドは、2値ビツトマツプのスペシ
ャルファイル“BITMAP、S″の画像をクリアする
コマンドである。
INITPALETコマンドは、画像記憶装置3のパレ
ットテーブルを初期化するコマンドである。
第74図を用いて入出力選択コマンドについて説明する
5SELコマンドは、カラーリーダー11アナログ入力
4500.4510.452OR,4520G、 45
20B。
4520Sの入力系の選択を行う。CPU4360はn
パラメータで指定した入力系をアナログ入力のときセレ
クタ4250.セレクタ4010で、リーダー1人力の
ときセレクタ4250で入力選択するコマンドである。
DSELコマンドは、カラープリンタ2への画像記憶装
置からの画像データの出力を設定するコマンドである。
第75図を用いて入出力状態設定コマンドについて説明
する。
DAREAコマンドはプリンタへ画像記憶装置から出力
する際の左上の座標位置(sx、’sy)と出力サイズ
(width X height)を設定するコマンド
である。またその時の単位をtypeで設定し、m m
 、  i n c h 、  d o を等の単位が
設定できる。
5AREAコマンドは、カラーリーダー1からの入カニ
リアをDAREAコマンドと同様に設定するコマンドで
ある。5AREA/DAREAによる入出力の範囲設定
はシステムコントローラ421oテ行う。
DMODEコマンド(DAREAコマンドで指定したエ
リアに対して)出力する際の変倍を4150−〇〜41
50−3の拡大/補間回路にセットするコマンドである
5M0DEコマンドは、5AREAコマンドで指定した
エリアに対して入力する際の読込み変倍をシステムコン
トローラ4210が制御するコマンドである。
ASMODEコマンドは、アナログ入力端子から画像を
フィールド信号として入力するかフレーム信号で入力す
るかをシステムコントローラ4210とカウンタコント
ロール9141で行うことをCPU4360でセットす
る。
なお、フィールド信号、フレーム信号はテレビジョンに
おいて公知であるので説明を省略する。
第76図を用いて入出力実行コマンドについて説明する
copyコマンドは、リーダー1の反射原稿を読取り、
画像記憶装・置3には、画像ファイルとして登録せずに
、プリンタ2に直接出力させるコマンドである。その際
に<Count>として示したパラメータによりプリン
タ2に出力する枚数を指定することができる。
5CANコマンドは、かかるコマンドによりCPU43
60は5SELコマンドにより指定された入力装置から
画像データを読込み、<filename>として示さ
れたパラメータで指定された画像ファイル名で、拡張子
の画像タイプでwidth X heightピクセル
のサイズで読込んで画像メモリ4060にデータを保持
する。
その際にC:PU4360は、その画像ファイル名、画
像タイプ、画像サイズとどの画像メモリに登録したか情
報を第51図に示した画像ファイル管理テーブル436
1にセットする。
PRINTコマンドは、5CANコマンドとは・逆に画
像記憶装置3に既に登録されている画像ファイルデータ
を< filename >として示されたパラメータ
で指定するコマンドであり、CPU4360は、画像フ
ァイル管理テーブル4361から、画像メモリ4060
からデータをビデオインターフェイス201を介してプ
リンタへ出力する。その際に<count>として示さ
れたパラメータで指定された回数分くりかえしてプリン
タ出力する。
MPRINTコマンドは、画像記憶装置3内に登録され
ている<filename>として示されたパラメータ
による指定の画像ファイルデータを仮想的に出力させる
コマンドである。これは、複数レイアウト合成して出力
する場合に、このコマンドによって複数の画像ファイル
を順次指定し、それごとにCPU4360は、メモリ4
370にMPRINTコマンドで指定した画像ファイル
名をストアしておき、PRINTもしくはcopyコマ
ンドの指定によってトリガとなり、CPU4360はメ
モリ4370内に保持していたMPRINTによる画像
ファイルを複数レイアウト合成してプリンタ2に出力す
る。
PRPRINTコマンドは、コンピュータ33からGP
IBインターフェイスを介して送られてきた画像データ
(widthXheight (サイズ)を、<fil
ename>として示すパラメータで指定されたファイ
ル名でCPU4360は、画像メモリ4060に登録し
、以下PRINTコマンドと同様の動作により、プリン
タへ直接出力するコマンドである。
DR3CANコマンドは、カラーリーダー1からの画像
データを指定サイズ(widthXheigbt)読込
み画像メモリ4060上に<filename>として
示される指定ファイル名で登録し、画像ファイル管理テ
ーブルにSCAMコマンド同様に属性データをセットす
る。そして、さらにGPIBインターフェイス4580
を介して、コンピュータ33ヘデータを転送する。
次に第77図のファイル操作コマンドについて説明する
DELEコマンドは、画像記憶装置3に既に登録されて
いる画像ファイルの中で<filename>として示
したパラメータで指定した画像ファイルを画像ファイル
管理テーブル4361から削除することを行うコマンド
である。その際に、削除後の画像メモリの空き容量をC
PU4360は管理テーブル4361から判断し、RE
Tタイプの応答データに空きサイズのデータをセットし
て、コンピュータ33にRET応答の8バイト分をGP
IBを介して送る。
DKCHECKコマンドは、画像記憶装置3内の画像メ
モリにtypeパラメータで指定した画像ファイルのタ
イプ(CMYK、RGB、8ビツトパレツト、2値ビツ
トマツプ)の画像が、width Xheightの画
像サイズで確保できるかをCPU4360は、画像ファ
イル管理テーブル4361から判断し、RETタイプの
応答データに確保の可否をセットし、確保後の残り容量
をDKCHECKコマンドを送信してきた相手、例えば
コンピュータ33にRET応答データとしてGPIBを
介して送信する。
例えばかかるコマンドまた特定コードによって第47図
Gに示す表示を行うことが出来る。
FNCHECKコマンドは、<filename>とし
て示したパラメータで指定した画像ファイルが、画像フ
ァイル管理テーブル4361に存在するかをチエツクし
、存在する/しないをRET応答データにセットしてコ
ントローラ33に返す。
FNLISTコマンドは、コンピュータへ現在の画像フ
ァイルの管理テーブルの内容を送信するコマンドである
RENコマンドは、画像ファイル管理テーブルにセット
されている画像ファイルの名前を変更するコマンドであ
り、変更前の画像ファイル名<Sfilename>を
変更後の<Dfilename>に変えるコマンドであ
る。
次に第78図を用いてファイル操作コマンドで画像デー
タの入出力を伴うコマンドについて説明する。
LOADコマンドは画像記憶装置に登録されているコマ
ンドの中で<filename>として示したパラメー
タで指定した画像ファイルのデータを、画像メモリ40
60からGPIBを介してコンピュータ33に転送する
コマンドである。
5AVEコマンドはLOADの逆で、コンピュータ上の
width X height画像サイズのデータを、
<filename>パラメータのファイル名で画像記
憶装置3へ、画像データの登録をおこなう。まず、CP
U4360は画像ファイル管理テーブル4361にファ
イル名および画像のタイプ、画像サイズをセットし、画
像メモリ4060の空き領域へ、コンピュータから送ら
れてきた画像データをセットするコマンドである。
PUTコマンドは、画像記憶装置3に既に登録されてい
る<filename>として示したバラメー夕で指定
され画像ファイルデータに対して、左上座標(SXt 
sy)から width X heightのサイズの
範囲で、コンピュータから送られた画像ブタをはめ込む
ことができる。
GETコマンドは、PUTとは逆に指定した<file
name>の画像ファイルの画像データを左上座標(s
x、sy)widthXheightの画像範囲で切り
抜きコンピュータ33へその画像データを転送すること
ができる。
第80図にその他のコマンドを示す。
MONITORコマンドは<type>パラメータに応
じて5SELコマンドで指定されたアナログ入力に対し
て、アナログ出力4590R,G、B、Sに直接データ
を流して表示するスルー表示の設定をデイスプレィコン
トローラ4440に行う。なお、typeの変数として
は例えば「0」(スルー表示が設定)、「1」(モニタ
ミュートを設定)等が有る。
さらに、MONITORコマンドは優先順位が他のコマ
ンドよりも低(、他のDSCANや5CANコマンドに
よってスルー表示の設定は解除される。
PPRREQコマンドは、CPU4360がビデオイン
ターフェイス201を介して、コントロールユニット1
3に対して現在カラープリンタ2にセットされている用
紙サイズの情報を入手し、コンピュータ側に用紙判別デ
ータを送信する。
PPR3ELコマンドは、上記と同様にコントロールユ
ニット13に対して、<no>パラメータで指定した、
複数の用紙トレイの中から選択を行うためのコマンドで
あり、画像記憶装置3を介してカラープリンタ21に出
力される。
5ENSEコマンドは、画像記憶装置3とカラーリーダ
ー1、カラープリンタ2の各装置の状態について、CP
U4360がビデオインターフェイスを介して、コント
ロールユニット13と交信、入手して、コンピュータ側
にそのデータ送信するコマンドである。
次に、画像記憶装置3に対するコンピュータ33からの
コマンド送信手順について述べる。
画像の入出力の基本となるコマンド群として大きくわけ
た場合 (i)入出力選択コマンド 5SEL、DSEL (ii)入出力状態設定コマンド 5M0DE、5AREA、DMODE  DAREAR
PMODE、ASMODE (iii)入出力実行コマンド 5CAN、 DR8CAN、 PRINT、 MPRI
NTDRPRINT となる。
第82図に示したように、画像データの人出力に対する
コマンドの送信手順には、基本となる手順がある。
まずはじめに、入出力選択コマンドを使用して、入出力
装置の選択を行い、それに対して、画像記憶装置3のC
PU4360はそのコマンドの解析を行い、それに対す
る応答データのACK/NAKをコンピュータ33へ返
す。
次に、入出力状態設定コマンドを、コンピュタ33は、
画像記憶装置3へ送信し、その結果をCPU4360は
上記と同様にACK/NAKの応答データをコンピュー
タ33へ返す。
入出力状態設定コマンドは、入出力実行コマンドが実行
された時点で、その効力を失い、デフォルト状態にもど
る。そのため、入出力状態設定コマンドが実行されずに
入出力実行コマンドを実行した場合は、入出力状態設定
は、デフォルト値が設定される。入出力実行時に特定の
入出力状態設定にしたい場合は、入出力実行ごとに(基
本形ごと)、入出力状態設定コマンドを実行する必要が
ある。
そして、実際に画像データの入出力実行を行う、入出力
実行コマンドを送りCPU4360は、それに対しては
RETタイプの応答データを返し、肯定応答(ACK)
の場合は、実際の画像データの入出力が、入出力装置リ
ーダー3.5V31.プリンタ2、モニタ32等と画像
記憶装置の間で行われる。
この入出力は、前述した実施例の通りで説明は省く。
CPU4360は画像ファイル管理テーブル4361に
より、コンピュータからの画像ファイル登録に関するコ
マンドに対して、画像ファイルの属性のチエツクを事前
に行ったり、ファイルの登録可能なメモリの容量(メモ
リA−D)第27図A))を事前にチエツクする等の処
理を行い、コンピュータ33側へ知らせることが可能で
ある。
この画像ファイルの事前チエツクのコマンドとしては、
FNCHECKと、DKCHECKコマンドがある。
この画像ファイルのチエツクに対する手順は、第82.
 83図に示すように、まず、画像ファイルの指定ファ
イルの存在、および、そのファイル属性が、RETタイ
プの応答データとしてコンピュータ33側へ送られ、さ
らに、画像ファイルの残り容量、もしくは、希望する画
像ファイルのサイズが確保できるかの応答が、RETデ
ータとして返ってくる。
このファイルチエツクの基本形は、上述した入出力コマ
ンドの基本形の中に組み入れて、入出力実行する前に画
像ファイルに対して事前にチエツクし対応することも可
能となっている。
次に、画像フイアルの合成について説明する。
画像記憶装置3の登録メモリ4060に画像ファイルと
して登録されている画像を複数合成して、カラープリン
タ2に出力するには、コンピュータ側がらMPRINT
コマンドを画像記憶装置3に送ることにより可能となる
MPRINTコマンドは、引数に画像記憶装置内に登録
されている画像ファイル名を指定する。MPRINTコ
マンドのコマンド列を、CPU4360は、コマンド解
析し、メモリ4370上に一時的にファイル名を登録す
る。
このMPRINTコマンド列を複数レイアウトする分だ
け順次コンピュータ33から送信することにRAM上に
指定ファイル名が一時的に登録され、複数レイアウトの
最後の画像のときにコンピュータ側はPRINTコマン
ド列を送信する。CPU4360は、このPRINTコ
マンドを解析した時点で、RAM上のMPRINTのコ
マンド順に送られてきた画像ファイル名の順に、CPU
は画像ファイル管理テーブル4361より、画像メモリ
上から、指定画像データをカラープリンタへ転送し出力
する。その際の合成出力は、前述のとおりである。
コンピュータからのMPRINTの送信順と、PRIN
Tコマンドによる画像合成の優劣順は、第88図に示す
通りに先に指定した画像が優先となる。
また、2値のビットマツプメモリ(第27図Aのメモリ
)であるスペシャルファイルと、画像記憶装置内に登録
されている画像ファイルとを合成するには、上述のMP
RINTとPRINTコマンドの複数指定の画像ファイ
ル名の中に、“B I T M A P 、 S ”の
スペシャルファイル名をコンピュータ側で設定して送信
すれば、C,PU4.360は、上述と同様に、複数の
画像ファイルの合成と2値ビツトマツプデータとの合成
を行う。なお、本実施例においては2値ビツトマツプの
画像は、ドツトが”1°゛のところが基本的に黒となり
、“0”の部分は他の画像ファイルの出力が優先される
ように切り換えられる。かかる例を第89図に示す。
かかる切り換えはリーダ1のビデオインターフェース2
01を用いているので画像記憶装置の構成が簡単になる
画像の合成の機能として、画像ファイルと、2値ビツト
マツプの“BITMAP、S”のスペシャルファイルと
、リーダー1部の反射原稿を合成して出力することが可
能で、前述で説明した合成動作をおこなう。
コンピュータからのコマンドによる上述した動作は、M
PRINTコマンドとC0PYコマンドにより実行させ
ることができる。
MPRINTによる複数画像ファイルの指定をコマンド
で行い、最後にcopyコマンドを送信してトリガとな
り、CPU4360は、カラーリーダーのCPUにコピ
ー動作のための指示を与え、さらにMPRINTコマン
ドによる画像ファイルとリーダー部の反射原稿を合成し
て出力することができる。
その際、MPRINTの中で“BITMAP、S″の画
像ファイルを指定すれば、2値ビツトマツプとの合成も
行うことができる。
本実施例においてはC0PYコマンドによるリーダー1
部の反射原稿は、優先順位が自動的に最下位となるため
、画像の背景となることができる。
コンピューターからのコマンド送信順と、実際のプリン
タによる出力結果は、第90図のようになる。
カラー調節機能として本実施例では第79図に示すよう
に、カラーパレット機能、カラーバランス機能、ガンマ
補正機能に対応した、コンピュータからのコマンドとし
て、それぞれ、PAL、ETTEコマンド、BALAN
Cgコマンド、GAMMAコマンド、BrTCOLOR
コマンドがある。
カラーパレットは、前述のように8ビットパレットタイ
プの色を設定することや2値ビツトマツプタイプの画像
データに色をつける場合に使用する。
このためには、カラーパレット内のパレット番号に色デ
ータを設定する。具体的には256の色データが設定で
き、RGB各8ビットのデータを設定する。
画像記憶装置3内のカラーパレット4362で設定され
ている色データをホストコンピュータに入っているカラ
ーパレットと同じにすることにより、画像記憶装置3を
介して、カラープリンタ1で出力する画像の色とホスト
コンピュータと同じにすることができる。
画像記憶装置3内のカラーパレットテーブルは、PAL
ETTEコマンドによりパレットテーブルを画像記憶装
置3に登録されている画像ファイルごとに設定すること
ができる。そのため、拡張子が、Pooの8ビツトパレ
ツトタイプの画像ファイルをPRINT、MPRINT
コマンドで出力する際に、PALETTEコマンドをコ
ンピューターから設定し、その後、例えば第91図に示
すような256X3 (768)バイト分のRGBパレ
ットテーブルデータをGP−IB4580を介して、画
像記憶装置3のパレットテーブルにセットするPRIN
T/MPRINT  コマンドが実行されるとき、現在
設定されているパレットテーブル4362の、R,G、
 B成分をそれぞれLUT4110A−R,4110A
−G。
4110A−Bにセットし、輝度から濃度に変換するた
めの演算をそれぞれのテーブルに行う。
その時、PRINT/MPRINTコマンドで指定され
たパレットタイプの画像ファイルデータをパレットテー
ブルを設定したLUT4110A−R,4110AG、
4110A−Bを介して8ビツトパレツトの輝度情報を
濃度情報に変換して前述した画像の出力の系へ順次出力
して、カラープリンタにより出力される。
8ビツトパレツトタイプの画像は、GP−IBを介して
コンピュータから送られてきたときワークメモリ439
0に1ラインずつセットされ、DMAによって登録メモ
リ40’60−R,4060−G  406OBへ同じ
データがセットされ、順次くりがえす。
PALETTEコマンドにより、設定できる8ビツトパ
レツトテーブルは、最大16コとなっており、複数レイ
アウトによる合成の時に、それぞれの8ビツトパレツト
タイプの画像データに対して設定することができる。
複数の8ビツトパレツトタイプの画像を、MPR1NT
コマンドで仮想出力する前に、PALETTEコマンド
によりそのカラーパレットデータ(768バイト分)を
画像記憶装置3のメモリ437oにCPU4360が一
時登録する。
これをレイアウト合成する複数の8ビツトパレット画像
についてくりかえし、最後の画像出力のときにPRIN
Tコマンドにより、実際の出力を実行させる。
画像記憶装置3は、PRINTコマンドにより、それま
で設定された各MPRINTコマンドによる8ビツトパ
レット画像のパレットテーブルをメモリ4370から、
順次、合成出力するときに、出力用のカラーパレットテ
ーブル4362ヘセツトして、前に説明したように複数
の画像を合成してプリンタ2へ出力することが可能とな
る。
次に、カラーバランスの設定は、RGBタイプとCMY
Kタイプの2種類のカラーバランスを設定することがt
ypeパラメータにより区別され可能である。この設定
は、BALANCEコマンドにより設定できる。
RGBのカラーバランスは、LUT4110A−R。
4110A−G、4110−Bに対して輝度の傾きをB
ALANCEコマンドのCI、C2,C3パラメータの
±50%の値により設定し、輝度から濃度へ変換演算す
る。
CMYKカラーバランスはLUT4200に対して、濃
度の傾きをBALANCEコマン、ドのCI、  C2
゜C’3.  C4パラメータ±50%の値により設定
する。
各画像ファイルデータは上記LUTにより変換されて、
低〜高輝度、低〜高濃度に画質をかえることができる。
GAMMAコマンドは、typeパラメータによりRG
Bタイプの画像ファイルデータで、CRTの発光特性が
考慮されているγ=0.45補正のデータに対して、プ
リンター2出力でCRT上の色再現を行えるように、あ
らかじめ、メモリ4370上に登録されているLUTの
データを411OA−R。
4110A−G、4110A−Bにセットし、輝度から
濃度への変換演算を加えることにより、γ=0.45の
CRT補正のかかったRGB画像データを色再現させて
出力することができる。
BITCOLORコマンドは2値のビットマツプメモリ
(スペシャルファイル”BITMAP、S”)(第27
図(A)のメモリE)に対して、左上(’ s x、 
sy)座標、サイズwidth X heightの範
囲で、1ndexパラメータにより指定されたカラーパ
レット4362のインデックスNoの色を、’BITM
AP。
S″の2値ビツトマツプの出力をカラープリンター2に
行う際に着色することが前述のようにコンピュータから
のコマンドにより可能となる。BITCOLORコマン
ドによるsx、  sy、  width、  hei
ght。
1ndexのパラメータは、CPU4360がメモリ4
37゜上に複数保持することが可能である。そして、実
際にMPRINTもしくはPRINTコマンドによりf
 i l e n a m eに“B I T M A
 P 、 S ”のファイル名を指定した時、CPU4
360はカラーリーダーl/カラープリンタ2のコント
ロールユニット13のCPU22に対して、ビデオイン
ターフェイスを介して、画像記憶装置3から、sx、 
sy、  width、 heightのエリアのパラ
メータと、それにともなうカラーパレットのインデック
スNo (indexパラメータ)に対応したカラーパ
レットテーブル4362内のRGB成分の3バイトのカ
ラーデータを送信し、(複数のエリアがBITOOLO
Rコマンドにより指定されているときは順次くりかえす
)、コントロールユニット13は、プログラマブルな合
成ユニット115にそれらのパラメータをセットして、
2値ビツトマツプのカラープリンタ出力の際に指定エリ
アで指定色の着色を可能とする。
このようにコントロールユニット12側でエリア、色の
設定をしたあと、画像記憶装置3のCPU4360はP
RINTもしくはMPRINTコマンドによる“BIT
MAP、S”の2値ビツトマツプデータ(第27図(A
)のメモリE)をビデオインターフェイスを介して、着
色して出力することが、コンピュータからのコマンドに
よ・り可能となる。
着色は2値ビツトマツプのビットが1゛′の部分に対し
て行われる。
リモート機能により、カラーリーダー/カラープリンタ
と画像記憶装置3をホストコンピュータで制御できる状
態に設定することができる。
リモートを行うコンピュータからのコマンドとして前述
したREMOTEコマンドがあり、このコマンドにより
、4つの状態にすることができる(第92図)。
システムリモート状態は、カラーリーダー/カラープリ
ンタと画像記憶装置3をコンピュータからのコマンドに
よって制御することが可能となる。
画像記憶装置3のみをホストコンピュータ33からのコ
マンドによって制御することができる。
この時、カラーリーダー/カラープリンタは、複写機と
して単体で複写動作を行うことができる。
ローカル状態は、ホストコンピュータからも、カラープ
リンタ/カラーリーダーの両方からローカル状態(制御
を行えない状態)になっており、カラーリーダーlの操
作部からのリモート指定か、もしくは、ホストコンピュ
ーターからのREMOTEコマンドによる指示のどちら
か早い方に、リモート状態となる。
複写機リモート状態は、画像記憶装置3をカラーリーダ
ー1の操作部からの指示により、リモート状態にして制
御することが可能となる。この時、コンピュータからの
コマンドは、画像記憶装置3の機能を実行することはで
きない。
これらのリモート/ローカルの状態は、ホストコンピュ
ータ33からのREMOTEコマンドのtypeパラメ
ータによって指定することができる。
REMOTEコマンドのtypeパラメータにより、C
PU4360はカラープリンタ2、カラーリーダー1の
コントロールユニット13のCPU22とビデオインタ
ーフェイス201を介して交信することにより、前述の
4つのリモート/ローカル状態をコンピュータから指示
することができる。
次に第84〜87図に上述したコマンドの送信手順につ
いてい(つかの例を示す。
第84図は、SCAMコマンドにより、入力装置から画
像データを画像記憶装置3へ画像ファイルとして登録す
る手順である。図中のファイルチエツクの基本系の部分
は、上述したように、第83図の手順を入れて事前にチ
エツクすることも可能である。
第85図は、PRINTコマンドにより、画像記憶装置
3内に既に登録しである画像ファイルの画像データを出
力する手順の例である。
第86図は、DR8CANコマンドにより、入力装置か
ら画像データを画像記憶装置に入力し、登録を行い、そ
の画像データをコンピュータ33へ 転送する手順を示
す。
第87図は、第86図のDR8CAMコマンドの逆で、
コンピュータ33上の画像データを出力装置で出力する
例である。
次に実際のコマンド実施例をあげる。
単一の画像出力の例としてホストコンピュータ内の画像
をカラープリンタに出力する例を第93図に示す。例え
ば、1024x768ピクセルのRGBタイプの画像を
用紙の左上(10,10) mm位置から277X19
0mmの範囲内でセンタリングしてプリント出力する例
について説明する。
複数画像のレイアウト出力の例とし、ホストコンピュー
タ3内のRGBタイプの画像データ2つを1枚の用紙に
レイアウトして、カラープリンタ2で出力する例です(
第94図)。
この例では1280X1024と1024X768ピク
セルのRGBタイプの2画像をそれぞれ図の範囲内にセ
ンタリングしてプリント出力する例を示す。
複数画像を出力する場合、1画像ずつホスト3から画像
記憶装置3へ登録し仮想出力を行い、プリンタ2へ出力
する場合(第96図に示す場合)と、先に画像データを
画像記憶装置へ登録してしまい、仮想出力は全部まとめ
て出力する場合(第95図に示す場合)がある。どちら
も出力結果は同じである。
また、リーダー1からホスト3へ画像をとり込む例とし
て第97図、第98図に示す。
かかる場合にはまず、リーダー1上の例えばA4サイズ
相当のエリア(297X 210 m m )の範囲を
RGBタイプの画像データとして、1000X707ピ
クセルのサイズで読み込み、ホストコンピュータ3にデ
ータを取り込む。
以上、述べたように、本実施例に依ればコンピュータ3
3上に、入出力用の画像データを保持することなく、画
像記憶装置3とコンピュータ33間の命令(コマンド)
のやりとりだけで、画像データの入出力が可能となり、
コンピュータと入出力装置(リーダー1、プリンタ2等
)間のデータ転送が軽減されることが可能となる。
以上の説明において本実施例では対象画像を光電変換す
る手段としてカラーラインセンサを用いたいわゆるフラ
ットベット型のセンサを用いたが、これに限らず例えば
スポット型のセンサを用いるようにしてもよく、センサ
の種類に限定されるものではない。
また、本実施例では画像形成のための手段としていわゆ
る面順次像形成によってフルカラーの画像を形成するカ
ラープリンタを使用したが、かかるカラープリンタとし
ては面順次以外のプリンタ例えばインクジェットプリン
タであってもよいし、熱転写型のプリンタ、或いはザイ
カラーと呼ばれるプリンタであってもよい。
また本実施例ではホストコンピュータと画像記憶装置、
カラーリーダー互いに独立した装置としてお互いに通信
を行って前述の種々の機能を実現しているので、新規な
システムを提供することが出来る。
以上の本実施例によれば、前述の課題を解決するための
一手段として以下の構成を備える。
即ち、画像情報を入力する入力装置1とその入力画像情
報を受は取り画像形成媒体に画像形成する画像形成出力
装置2と、画像記憶装置3とを、コンピュータ33の制
御コマンドによって、コンピュータからの制御で、画像
入力・出力装置と画像記憶装置間で画像の入出力管理を
行う場合と、画像入力・出力装置をコンピュータからの
制御ではなく、独立して画像の入出力を行える場合と、
上記の場合に加えて画像記憶装置に対してコンピュータ
から画像の入出力管理を行える場合と、画像記憶装置の
みコンピュータから画像の入出力を制御できる場合とを
、コンピュータからの制御はコマンドにより切り換える
手段を有している。
〔発明の効果〕
以上の説明のように本発明によれば、画像入出力装置と
その画像の記憶装置とを、制御手段からのリモート制御
命令によって制御することによって画像入出力の効率化
・高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシステムの構成を示すブロ
ック図、 第2図は第1図に示した原稿走査ユニット11゜ビデオ
処理ユニット、コントロールユニット13の構成を示す
ブロック図、 第3図乃至第6図は第2図示のビデオインターフェイス
201の機能を説明する図、 第7図(a)、  (b)は第2図示の対数変換回路4
8の構成および特性を説明する図、 第8図は色分解フィルターの分光特性を示す図、第9図
は色トナーの吸収波長特性を示す図、第10図(a)は
第2図示の色補正回路49の構成を示すブロック図、 第1θ図(b)は第10図(a)の動作を説明するため
の図、 第11図は第2図示の黒文字処理回路69の構成を示す
ブロック図、 第12図(a)、  (b)、  (C)、  (d)
は第11図示の回路の動作を説明する図、 第13図(a)、  (b)、  (C)、  (d)
、  (e)、  (f)は領域発生回路69の発生す
る領域信号および該発生回路29の構成を示すブロック
図、第14図(a)、  (b)、  (c)、(d)
は領域制限マスク用ビットマツプメモリ91の構成およ
び制御タイミングを示す図、 第15図はマスク用ビットマツプメモリ91と原画像の
画素との関係を示す図、 第16図はマスク用ビットマツプメモリ91上に形成さ
れるマスクメモリの一例を示す図、第17図(a)は第
2図示の補間回路109の構成を示すブロック図、 第17図(b)は第17図(a)に示す補間回路の動作
を説明する図、 第18図(a)、  (b)は夫々マスクメモリ91の
出力に応じて切り出し、および合成を行った場合の一例
を示す図、 第19図は濃度変換回路116の特性を示す図、第20
図(a)はくり返し回路118の構成を示すブロック図
、 第20図(b)は(り返し回路118の動作を説明する
タイミングチャート、 第20図(C)は(り返し回路118の出力例を示す図
、 第21図(A)、  (B)、  (C)はくり返し回
路118の別の出力例を示す図、 第22図はプリンタ2のプリントシーケンスを示すタイ
ムチャート、 第23図はデジタイザ16の平面図、 第24図はデジタイザ16のポイントペンによって指示
された領域の情報のアドレスを示す図、第25図(A)
は第2図の合成回路115の構成を示すブロック図、 第25図CB)はエリアコードと原稿上の領域の一例と
の関係を示す図、 第25図(C)は第25図(A)に示したエリアコード
発生器130の構成を示す図、 第25図(D)は第25図(C)に示したRAM153
゜154のデータの一例を示す図、 第25図(E)は第25図(D)に示したデータに対応
するエリアを示す図、 第25図(F)は第25図(A)に示したRAM135
゜136のデータ構造を示す図、 第25図(G)は第25図(A)に示した合成の状態を
説明する図、 第25図(H)は指定領域内を指定色でマスキングし、
更にビットマツプメモリからの文字を合成した状態を示
す図、 第25図(i)は第25図(A)に示したデコーダ14
6の動作を説明する図、 第26図はカラーリーダlから出力される信号207と
画像信号205のタイミングを示す図、第27図(A)
、(B)は画像記憶装置3の構成を示すブロック図、 第27図(C)は第27図(A)に示すメモリA〜Dの
オフ構成を示す図、 第27図(D−’I)はビットマツプメモリEの構成を
示す図、第27図(D−2)は原稿とビットマツプメモ
リEに書き込まれるデータの関係を示す図、 第27図(E)は第27図(A)に示すモニタ用メモリ
Mの構成を示す図、 第27図(F)は第27図(A)、(B)に示すシステ
ムコントローラの内部構成の一部を示す図、 第28図(A)は第27図(A)に示すフィルタ950
0の内部構成を示すブロック図、第28図(B)、(C
)は第27図(A)に示すセレクタ4250の内部構成
を示すブロック図、第29図は第27図(A)に示すシ
ステムコントローラ4210の構成およびメモリA−M
内のFIFOメモリとの関係を示す図、 第30図はトリミング処理を施した場合のタイミングチ
ャート、 第31図はトリミング処理および変倍処理を施した場合
のタイミングチャート、 第32図はメモリAの内部のメモリ4060A−R。 G、 Bとカウンタコントローラ、およびカウンタとの
関係を示すブロック図、 第33図はメモリA、  B、  C,Dを接続した場
合のメモリ4.06OR,G、Bの容量を示す図、第3
4図は記憶装置3の画像をカラープリンタ2により画像
形成した状態を示す図、 第35図は第27図(A)、(B)の回路の動作を説明
するタイミングチャート、 第36図はメモリ4060A−R,G、Bの容量を示す
図、 第37図(A)、(B)は画像合成の一例を示す図、第
37図(C)は画像合成時のタイミングを示すタイミン
グチャート、 第37図(D)、(E)は画像合成の他の例を示す図、 第37図(F)、(、G)はメモリからの拡大連写を説
明する図、 第38図は第37図(A)の11ラインにおける第27
図の各部の動作を説明するタイミングチャート、 第39図は第37図(A)の12ラインにおける第27
図の各部の動作を説明するタイミングチャート、 第40図はカラープリンタ2における面順次のカラー像
形成のシーケンスを示すタイミングチャート、 第41図は第27図(B)のセレクタ4230の内部構
成を示す図、 第42図は第27図(A)、(B)に示すメモリM(2
407に対応する)と画像メモリA、、B、  C,D
(2406に対応する)との関係を示す図、第43図は
第42図示の回路の動作を説明するための図、 第44図は第42図示の回路動作を説明するフローチャ
ート、 第45図は第1図に示すフィルムスキャナ34の構成を
示すブロック図、 第46図は第45図に示すフィルムキャリアの構成を示
す斜視図、 第47図乃至第50図は第1図示の操作部20の表示例
を示す図、 第51図は第1図に示したホストコンピュータ33から
みた場合の記憶装置3の構成を示すブロック図、第52
図乃至第55図は各装置の座標系を示す図、第56図は
画像ファイル名の構成を示す図、第57図はホストコン
ピュータ33と画像記憶装置3との間で転送されるデー
タの分類を示す図、第58図はコマンドの構成の一例を
示す図、第59図は各種コマンドによって生じる画像デ
ータの流れを示す図、 第60図はR,G、  B画像入力のメモリへの格納状
態を示す図、 第61図はデータ転送時の形態を示す図、第62図はY
、 M、  C,K画像入力のメモリへの格納状態を示
す図、 第63図はデータ転送時の形態を示す図、第64図はパ
レット画像データのメモリへの格納状態を示す図、 第65図はデータ転送時の形態を示す図、第66図はパ
レット画像データと各パレットのR,G、B成分を示す
データとの対応を示す図、第67図は2値入力のメモリ
への格納状態を示す図、 8B 第68図はデータ転送時の形態を示す図、第69図は応
答データの構成を示す図、第70図は各コマンドの分類
を示す図、第71図乃至第80図は各コマンドを説明す
る図、第81図乃至第87図は各コマンドの実行手順を
示す図、 第88図、第89図、第90図は本実施例のシステムに
おける画像合成の例を示す図、 第91図はカラーパレットの構造を示す図、第92図は
カラーリーダ1、画像記憶装置3、ホストコンピュータ
33との間のリモート、ローカルの関係、 第93図乃至第98図はホストコンピュータ33と画像
記憶装置3との間のコマンドのやり取りを示す図である
。 図中、 l・・・・・・・・・・・・・・・カラーリーダ2・・
・・・・・・・・・・・・カラープリンタ3・・・・・
・・・・・・・・・・画像記憶装置32・・・・・・・
・・・・・・・モニタテレビホストコンピュータ 原稿走査ユニット ビデオ処理ユニット デジタイザ 操作部 g マスクメモリqt 及O噂市間日語lθq の出力 鳩78Th(b) −V−1只 (A) (C) 第25図(/−/) A原稿 Eヒ゛い庄マ、、7−Xモ1) L−一一一一」 ′7Fしス 旧箸4匁店乙・1弧メ(Lリ う咎スブしイXモリ CMYI(夕(V。 (CM工にのデ“−タ構戊) 8ヒ′・ントペしットフ1ア 1ベイト メース ゝ〈−ノ′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像を読み取って記録材に像形成する画像入出力
    手段、該画像入出力手段により読み取られる画像を記憶
    する記憶手段、前記画像入出力手段、記憶手段を制御す
    る制御手段であって、前記画像入出力手段、前記記憶手
    段を別個にローカル/リモート状態に制御することが出
    来る制御手段を有することを特徴とする画像処理システ
    ム。
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