JPH034671A - 画像処理装置および方法 - Google Patents

画像処理装置および方法

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JPH034671A
JPH034671A JP1138945A JP13894589A JPH034671A JP H034671 A JPH034671 A JP H034671A JP 1138945 A JP1138945 A JP 1138945A JP 13894589 A JP13894589 A JP 13894589A JP H034671 A JPH034671 A JP H034671A
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image
signal
memory
color
data
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JP1138945A
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Inventor
Tetsuya Onishi
哲也 大西
Masaki Sakai
坂井 雅紀
Toshihiro Kadowaki
門脇 俊浩
Naoto Arakawa
直人 荒川
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の画像を記録可能な記録媒体より、画像
を再生し、画像形成を行う画像形成シスガムに関する。
〔従来の技術〕
近年、画像をデジタル的に読み取り、読み取られたデジ
タル画像信号に所望の処理を加え、その画像信号に基づ
いて記録を行うデジタル複写機が普及してきた。
またデジタル複写機に入力された画像情報は複写機のス
キャナ部から入力された画像であり、例えばスチルビデ
オカメラ等から画像を取り扱うという機能は限られたも
のであった。
〔発明の解決しようとする課題〕
かかる装置においては媒体に記録された複数画面の画像
信号から選択された画像を像形成するに際しては一旦、
全ての画像信号をメモリに書き込み、かかるメモリに書
き込まれた画像の中で所望の画像を選択して像形成する
ことが必要であった。
したがって、かかる装置においては画像信号を格納する
メモリとしては非常に容量の大きいメモリが必要であり
、装置の構成が複雑となるという問題が発生した。また
たとえ容量の大きいメモリがあったとしてもかかる全て
の画像メモリの書き込みを行うことは制御が複雑となる
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、簡単な
構成で選択された画像を像形成することが出来る画像形
成システムを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の画像形成システムは上述の目的を達成するため
、複数の画像を格納可能な記録媒体から画像の再生を行
う再生手段、前記複数の画像から所望の画像を複数選択
する選択手段、前記再生手段からの再生画像を記憶する
記憶手段、前記選択手段により選択された画像のレイア
ウト情報を発生する発生手段、像形成の指示に応じて前
記選択手段に選択された複数の画像を順次前記再生手段
により再生させ、前記記憶手段に記憶させるとともに該
記憶手段から読み出した画像を前記レイアウト情報に基
づいて可視像として像形成する像形成手段とを有する。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。
くシステム全体の構成〉 第1図は本発明に係る一実施例のカラー画像処理システ
ムの概略内部構成の一例を示すシステム構成図であり、
本実施例システムは第1図図示のように上部にデジタル
カラー画像を読取るデジタルカラー画像読取り装置(以
下、「カラーリーダ」と称する)1と、下部にデジタル
カラー画像を印刷出力するデジタルカラー画像プリント
装置(以下、「カラープリンタ」と称する)2、画像記
憶装置3とSv録再生機31、モニタテレビ32、およ
びホストコンピュータ33、フィルムスキャナ34より
構成される。
本実施例のカラーリーダ1は、後述する色分解手段と、
COD等で構成される光電変換素子とにより、読取り原
稿のカラー画像情報をカラー別に読取り、電気的なデジ
タル画像信号に変換する装置である。
また、カラープリンタ2は、出力すべきデジタル画像信
号に応じてカラー画像をカラー別に制限し、被記録紙に
デジタル的なドツト形態で複数回転写して記録する電子
写真方式のレーザビームカラープリンタである。
画像記憶装置3は、カラーリーダlまたはフィルムスキ
ャナ34からの読取りデジタル画像やSv録再生機31
からのアナログビデオ信号を量子化し、デジタル画像に
変換したのち記憶する装置である。
Sv録再生機31は、Sv左カメラ撮影し、Svフロッ
ピーに記録された画像情報を再生し、アナログビデオ信
号として出力する装置である。またSv録再生機31は
、上記の他にアナログビデオ信号を入力することにより
、Svフロッピーに記録することも可能である。
モニタテレビ32は、画像記憶装置3に記憶している画
像の表示やSv録再生機31から出力されているアナロ
グビデオ信号の内容を表示する装置である。
ホストコンピュータ33は画像記憶装置3へ画像情報゛
を伝送したり、画像記憶装置3に記憶されているカラー
リーダ1やSv録再生機およびフィルムスキャナ34の
画像情報を受は取る機能を有する。
また、カラーリーダ1やカラープリンタ2などの制御も
行う。
フィルムスキャナ34は、35mmフィルム(ポジ/ネ
ガ)をCOD等の光電変換器によりフィルムの画像を電
気的なカラー画像情報に変換する装置である。
以下各部毎にその詳細を説明する。
くカラーリーダ1の説明〉 まず、カラーリーダ1の構成を説明する。
第1図のカラーリーダ1において、999は原稿、4は
原稿を載置するプラテンガラス、5はハロゲン露光ラン
プ10により露光走査された原稿からの反射光像を集光
し、等倍型フルカラーセンサ6に画像入力するためのロ
ッドアレイレンズである。
ロッドアレイレンズ5、等倍型フルカラーセンサ6、セ
ンサ出力信号増巾回路7、ハロゲン露光ランプ10が一
体となって原稿走査ユニット11を構成し、原稿999
を矢印(A1)方向に露光走査する。原稿999の読取
るべき画像情報は、原稿走査ユニット11を露光走査す
ることにより1ライン毎に順次読取られる。読取られた
色分解画像信号は、センサ出力信号増巾回路7により所
定電圧に増巾されたのち、信号線501によりビデオ処
理ユニットに入力され、ここで信号処理される。なお、
信号線501は信号の忠実な伝送を保証するために同軸
ケーブル構成となっている。信号502は等倍型フルカ
ラーセンサ6の駆動パルスを供給する信号線であり、必
要な駆動パルスはビデオ処理ユニット12内で全て生成
される。8,9は画像信号の白レベル補正、黒レベル補
正のための白色板および黒色板であり、ハロゲン露光ラ
ンプ10で照射することによりそれぞれ所定の濃度の信
号レベルを得ることができ、ビデオ信号の白レベル補正
黒レベル補正に使われる。
13はマイクロコンピュータを有する本実施例のカラ−
リーダ1全体の制御を司るコントロールユニットであり
、バス508を介して操作パネル20における表示、キ
ー人力の制御、およびビデオ処理ユニット12の制御等
を行う。また、ポジションセンサSl、S2により信号
線509,510を介して原稿走査ユニット11の位置
を検出する。
さらに、信号線503により走査体11を移動させるた
めのステッピングモータ14をパルス駆動するステッピ
ングモータ駆動回路15を、信号線504を介して露光
ランプドライバ21によりハロゲン露光ランプ10の0
N10FF制御、光量制御、信号線505を介してのデ
ジタイザ16および表示部の制御等のカラーリーダ部1
の全ての制御を行っている。
また、20はカラーリーグ部1の操作部であり、タッチ
パネルを兼用した液晶表示パネルおよび各種の指示を与
えるためのキーを含む。なお、かかる表示パネルの表示
例については第47図以降に示す。
原稿露光走査時に前述した原稿走査ユニット11によっ
て読取られたカラー画像信号は、センサ出力信号増巾回
路7.信号線501を介してビデオ処理ユニット12に
入力される。
次に第2図を用いて上述した原稿走査ユニット11、ビ
デオ処理ユニット12の詳細について説明する。
ビデオ処理ユニット12に入力されたカラー画像信号は
、サンプルホールド回路S/H43により、G(グリー
ン)、B(ブルー)、R(レッド)の3色に分離される
。分離された各カラー画像信号はA/D変換器44でア
ナログ/デジタル変換され、デジタル・カラー画像信号
となる。
本実施例では原稿走査ユニット11内のカラー読取りセ
ンサ6は、第2図にも示すように5領域に分割した千鳥
状に構成されている。このカラー読取りセンサ6とズレ
補正回路45を用い、先行走査している2、4チヤンネ
ルと、残る1、  3. 5チヤンネルの読取り位置ず
れを補正している。ズレ補正回路45からの位置ずれの
補正流の信号は、点補正回路/白補正回路46に入力さ
れ、前述した白色板8、黒色板9からの反射光に応じた
信号を利用してカラー読取りセンサ6の暗時ムラや、ハ
ロゲン露光ランプ10の光量ムラ、センサの感度バラツ
キ等が補正される。
・カラー読取りセンサ6の入力光量に比例したカラー画
像データはビデオインターフェイス201に入力され、
画像記憶装置3と接続される。
このビデオインターフェイス201は、第3図〜第6図
に示す各−機能を備えている。すなわち、(1)黒補正
/白補正回路46からの信号559を画像記憶装置3に
出力する機能(第3図)、(2)画像記憶装置3からの
画像情報563をセレクタ119に入力する機能(第4
図) (3)合成回路115からの画像情報562を画像記憶
装置3に出力する機能(第5図) (4)画像記憶装置3からの2値化情報206を合成回
路115に入力する機能(第6図) (5)画像記憶装置3とカラーリーダlとの間の制御ラ
イン207 (H3YNC,VSYNC,画像イネーブ
ルEN等のライン)およびCPU間の通信ライン561
の接続。特にCPU通信ラインはコントロールユニット
13内の通信コントローラ162に接続され、各種コマ
ンドおよび領域情報のやりとりを行う。
の5つの機能を有する。この5つの機能の選択はCPU
制御ライン508によって第3図〜第6図に示すように
切換わる。
以上説明したように、ビデオインターフェイス201は
、5つの機能を有し、その信号ライン205゜206、
 207は双方向の伝送が可能となっている。
かかる構成に依り双方向伝送が可能となり、信号ライン
数を少なくし、ケーブルを細くするとともに、安価にす
ることが出来る。
また、カラーリーダ1とつながる画像記憶装置3のイン
ターフェイスコネクタ(第27図(A)の4550)の
信号ラインも同様に双方向伝送が可能となっている。
したがって、システムを構成する各装置間の接続ライン
の数を減少させることができ、更には互いに高度の通信
を行うことが出来る。
また、黒補正/白補正回路46からの画像情報559は
、人間の目に比視感度特性に合わせるための処理を行う
対数変換回路48(第2図)に入力される。
ここでは、白=OOH,黒=FFHとなるべく変換され
、さらに画像読み取りセンサに入力される画像ソース、
例えば通常の反射原稿と、フィルムプロジェクタ−等の
透過原稿、また同じ透過原稿でもネガフィルム、ポジフ
ィルムまたはフィルムの感度、露光状態で入力されるガ
ンマ特性が異なっているため、第7図(a)、  (b
)に示されるごとく、対数変換用のLUT (ルックア
ップテーブル)を複数有し、用途に応じて使い分ける。
切り換えは、信号線1go、fgl、fg2により行わ
れ、CPU22のI10ポートとして、操作部等からの
指示入力により行われる。ここで各B、  G、  R
に対して出力されるデータは、出力画像の濃度値に対応
しており、B(ブルー)、G(グリーン)、R(レッド
)の各信号に対して、それぞれイエロー、マゼンタ。
シアンのトナー量に対応するので、ここ以後のカラー画
像データはY、M、Cに対応づける。
なお、色変換回路47は、入力されるカラー画像データ
R,B、 Gより特定の色を検出して他の色に置きかえ
る回路である。例えば、原稿の中の赤色の部分を青色や
他の任意の色に変換する機能を実現するものである。
次に、対数変換48により得られた原稿画像からの各色
成分画像データ、すなわち、イエロー成分。
マゼンタ成分、シアン成分に対して、色補正回路49に
て次に記すごとく色補正を行う。カラー読み取りセンサ
に一画素ごとに配置された色分解フィルターの分光特性
は、第8図に示す如く、斜線部の様な不要透過領域を有
しており、一方、例えば転写紙に転写される色トナー(
Y、 M、 C)も第9図のような不要吸収成分を有す
ることはよく知られている。なお、図では、それぞれR
,GとY、 Mについてのみ示している。
そこで、各色成分画像データYi、  Mi、 Ciに
対し、 なる各色の一次式を算出し色補正を行うマスキング補正
はよく知られている。更にYi、  Mi、  Ciに
より、Min (Yi、 Mi、 Ci) (Yi、 
Mi、 Ciのうちの最小値)を算出し、これをスミ(
黒)として、後に黒トナーを加える(スミ入れ)操作と
、加えた黒成分に応じて各色材の加える量を減じる下色
除去(UCR)操作も良(行われる。第1O図(a)に
、マスキング、スミ入れ、UCRを行う色補正回路49
の回路構成を示す。本構成において特徴的なことは ■マスキングマトリクスを2系統有し、1本の信号線の
“110”で高速に切り換えることができる ■UCRの有り、なしが1本の信号線“I / O”で
、高速に切り換えることができる ■スミ量を決定する回路を2系統有し、“Llo”で高
速に切り換えることができる という点にある。
まず画像読み取りに先立ち、所望の第1のマトリクス係
数M1.第2のマトリクス係数M2をCPU22に接続
されたバスより設定する。本例ではであり、Mlはレジ
スタ50〜52に、M2はレジスタ53〜55に設定さ
れている。
また、56〜62はそれぞれセレクターであり、S端子
=“ビの時Aを選択、“0”の時Bを選択する。従って
、マトリクスM1を選択する場合切り替え信号MARE
A566=“1″に、マトリクスM2を選択する場合“
0”とする。
また、63はセレクターであり、選択信号C8゜C、(
567、568)により第10図(b)の真理値表に基
づき出力a、  b、  Cが得られる。選択信号Co
、C,およびC2は、出力されるべき色信号に対応し、
例えばY、M、C,Bkの順に(C2゜CI+ co)
 = (o、 o、 o)、  (o、 o、 1)、
  (0゜1、 0)、  (1,O,O)、更にモノ
クロ信号として(0,1,1)とすることにより所望の
色補正された色信号を得る。なお、co、CI、C2は
カラープリンタ2の像形成シーケンスに応じて、CPU
22が発生する。いま、(Co +  CI+  C2
) = (0+0.0)、かつMAREA566= ’
1”とすると、セレクタ63の出力(a、  b、  
c)には、レジスタ50a、50b、50cの内容、従
って(ayx 、  −brvo 。
−CCI)が出力される。一方、入力信号Yi、  M
i。
CiよりMin (Yi、  Mi、  Ci) =に
として算出される黒成分信号570は、64にてY=a
x−b(a。
bは定数)なる−次変換をうけ、(セレクター60を通
り)減算器65a、  65b、  65cのB入力に
入力される。各減算器65a、  b、  cでは、下
色除去としてY = Y i −(a k −b ) 
、  M = M i −(a k −b ) 。
C=C1−(ak−b)が算出され、信号線571a。
571b、  571cを介して、マスキング演算のた
めの乗算器66a、66b、66cに入力される。セレ
クター60は信号UAREA572により制御され、U
AREA572は、UCR(下色除去)、有り、無しを
“l10nで高速に切り換え可能にした構成となってい
る。
乗算器66a、66b、66cには、それぞれ八人力に
は(ayl、  −bMt 、  −Ccl)、B入力
には上述した〔Y i −(a k −b ) 、  
M i −(a k −b ) 、  Ci −(ak
−b)] = 〔Yi、  Mi、  Ci)が入力さ
れているので同図から明らかなように、出力Doutに
はC2−0の条件(Y  or  M  or  C選
択)でYout=Yix (aYl) +MiX (−
bMl) +CiX (−Cct)が得られ、マスキン
グ色補正、下色除去の処理が施されたイエロー画像デー
タが得られる。同様にして Mout=YiX(−aY2)+Mix(bM2)+C
1X(−CC2)Cout=YiX(−aY3)+Mi
x(−bM3)+C1X(CC3)がDoutに出力さ
れる。色選択は、出力すべきカラープリンターへの出力
順に従って(CQ+ CI+C・2)により第10図(
b)の表に従ってCPU22により制御される。レジス
タ67a、  b、  c、  68a。
b、  cは、モノクロ画像形成用のレジスタで、前述
したマスキング色補正と同様の原理により、MONO=
k HYi+ 11 Mi+m 1Ciにより各色に重
み付は加算により得ている。
切り換え信号MAREA566、UAREA572゜K
AREA573は、前述したようにマスキング色補正の
係数マトリクスM、とM2の高速切り換え、UAREA
572は、UCR有り、なしの高速切り換え、KARE
A573は、黒成分信号(信号線574→セレクター6
1を通ってDoutに出力)の、1次変換切り換え、す
なわち、K = M i n (Y i 、  M i
 。
Ci)に対し、Y=ck−dまたはY=ek−f (c
d、  e、  fは定数パラメータ)の特性を高速に
切り換える信号であり、例えば−複写画面内で領域毎に
マスキング係数を異ならせたり、UCR量またはスミ量
を領域ごとで切り換えることが可能なような構成になっ
ている。従って、色分解特性の異なる画像入力ソースか
ら得られた画像や、黒トーンの異なる複数の画像などを
、本実施例のごとく合成する場合に適用し得る構成であ
る。なお、これら領域信号MAREA、UAREA、K
AREA (566゜572、573)は後述する領域
発生回路(第2図69)にて生成される。
次に、原稿における黒い文字や細線の黒再現、および黒
文字、黒細線のエツジ部の色にじみを改善する黒文字処
理回路について、第11図、第12図に従って説明する
第2図の黒補正/白補正回路46によって、黒レベル、
白レベルの補正されたR、G、B(レッド。
グリーン、ブルー)の各色信号559R,559G。
559BはLOG変換48、マスキング、下色除去49
をうけた後、プリンターに出力すべき色信号が選択され
、信号線565に出力される。これと平行して、信号R
,G、  Bより原稿の無彩色部分で、かつ、エツジ部
である部分(すなわち、黒文字。
黒細線である部分)を検出するために、輝度信号Y1色
差信号!、  QをY、  I、  Q算出回路7oテ
算出する(第11図)。
輝度信号Y575は、エツジ信号を抽出するためによく
知られたディジタル2次微分回路72で、5X5のマト
リクス計算すべ(,5ライン分のラインバッファ回路7
1に入力され、前述のごとく、演算回路72でラプラシ
アン演算が行われる。すなわち、入力の輝度信号Yが第
12図(d)のi)のようなステップ状の入力(例えば
文字部)である場合、ラプラシアン後の出力576は同
図ii)のようになる(以後エツジ信号と呼ぶ)。ルッ
クアップテーブルLUTA73a、LUTB73bは黒
文字(または、黒細線)のエツジ部における印刷量(例
えばトナー量)を決定するためのルックアップテーブル
であり、それぞれ第12図(a)、(b)のような特性
をもったルックアップテーブルで構成されている。すな
わち、エツジ信号576に対し、LUTAが作用すると
、第12図(d)(iii)のように振幅が大きくなり
、これは、後述するように黒のエツジ部の黒トナー量を
決定する。また、エツジ信号576にLUTBが作用す
ると絶対値が負となって表われ、これは黒エツジ部のY
、M、C(イエローマゼンタ、シアン)のトナー量を決
定する。これは、第12図(d)(iV)のような信号
であり、スムージング(平均化)回路74を通ることで
同図(v)のような信号になる。
一方、無彩色検出回路75は、例えば完全な無彩色で出
力=1、有彩色では出力=0となるよう、例えば第12
図のような特性に従って信号を出力する回路であり、本
信号は、黒トナー印刷時に“l”となる信号577によ
り黒トナー印刷時にセレクター76で選択され、信号5
78に通過し、乗算器77にて黒トナー量を決定する前
述の信号579(第12図(d)(iii))と乗算が
とられたのち、加算器78で原画像信号に加算される。
一方、Y、M、C(イエロー5マゼンタ、シアン)トナ
ー印刷時は、黒文字、黒線線部にY、  M、  Cの
トナーが印刷されないことが望ましいわけであるから、
色選択信号577により、セレクター76では“ビが乗
算器に出力され、セレクター79からはLUTB736
からの出力をスムージングした信号(第12図(d) 
(v))が出力され、加算器78では第12図(d) 
(v)と同じ信号が入力され、原信号から黒のエツジ部
からのみ信号が減じられる。
すなわち、この意味する処は、黒のエツジ部に対し黒ト
ナー量を決定する信号は強(、つまり黒トナー量を増加
し、同一部に対するY、  M、  Cのトナー量を減
らすことにより、黒部をより黒(表現するということで
ある。
無彩色信号580を2値化回路80bで2値化した信号
581は、無彩色の時“l“、有彩色の時“0”となる
。すなわち、前述のごとく、セレクター79においては
黒トナー印刷時(577= ”1”の時)S入力=“1
”となり、A入力、すなわち579(第12図(d)(
iii))が出力され、黒エツジが強調される。Y、M
、Cトナー印刷時(577=“0”の時)は信号581
=“1”、従って無彩色であれば前述の−ごと<Y、M
、Cのトナー量を減じるべ(S入力が選択され、第12
図(d)(V)が出力されるが、有彩色の場合、信号5
81=O1従って581=1、すなわち、セレクター7
9のS入力はlとなってAが選択され、第12図(d)
(441)の信号が加算器78に出力されて、通常のよ
く知られたエツジ強調となる。
LUTA73aには、第12図(a)のごとく、エツジ
信号の値が±n以下の時はゼロとなるようなLUTと±
m以下でゼロとなるようなLUTの2種類が用意されて
おり、原信号565のレベル、すなわち、ちこの時の原
稿の濃度に応じてゼロにクランプする値を選択するよう
になっている。原稿の濃度レベルがCPU22よりバス
508を介して設定される値より大の時、すなわち濃い
場合、コンパレータ81の出力=“1”となり、第12
図(a)のA′B′ でゼロにクランプされるLUTを
、また、ある濃度以下、すなわち、コンパレータ81の
出力=“0”の時は、A、BでゼロにクランプされるL
UTを選択するようにして、濃度域に応じたノイズ除去
の効果を変えている。
さらに、ANDゲート82の出力583は黒文字のエツ
ジ周辺部に対する更なる改善を施したものであり、黒文
字のエツジ部に対してY、M、C印刷時は584 (B
入力)を、それ以外は585を選択するべ(切り換える
信号である。ANDゲート584に入力される信号58
6は、前述のエツジ信号にLUTC(第12図(C))
の特性を作用させた信号を2値化回路80aで2値化し
たものであり、すなわち、エツジ信号の絶対値が所定の
値以上の時“1”、以下の時“0”となる。従って、5
87=“1”581= ”1”、588= ”L” と
なる(Dは、無彩色で、エツジ信号が大の時、すなわち
、黒信号のエツジ部の所で、しかもY、M、Cのトナー
印刷時のみである。したがって、この時、先に説明した
ように原信号から黒のエツジに相当する所のみY、  
M。
Cのトナー量を決定する信号が減じられ、さらに、残っ
た信号に対して平均化回路84でスムージングがなされ
、信号ER−“1”の時セレクター83を通り589に
出力される。それ以外の時は、通常にエツジ強調された
信号585が出力589に出力される。
信号ERは、CPU22より制御され、ER=“1″の
時は平均化回路84の出力が出力589に、ER=MO
nの時は“0′が出力589に出力される。これは、黒
文字のエツジ周辺の色トナー(Y、M、C)の信号を完
全に“0″にして色にじみを更に消すことになり、これ
らは選択可能な構成となっている。
第13図は、領域発生回路69における領域信号発生(
前述のMAREA566、UAREA572.KARE
A573など)の説明のための図である。領域とは、例
えば第13図(e)の斜線部のような部分を指し、これ
は副走査方向の区間に、毎ライン言いか変えれば、H3
YNCごとに第13図(e)のタイミングチャートAR
EAのような信号で他の領域と区別される。
なお、かかる領域は例えばデジタイザ16等で指定され
る。
第13図(a)〜(d)は、この領域信号の発生位置9
区間長1区間の数がCPU22によりプログラマブルに
、しかも多数得られる構成を示している。本構成に於い
ては、1本の領域信号はCPUアクセス可能なRAMの
1ビツトにより生成され、例えばn本の領域信号ARE
AO〜AREAnを得るために、nビット構成のRAM
を2つ有している(第13図(d) 85A、 85B
)。
いま、第13図(b)のような領域信号AREAO。
およびAREAnを得るとすると、RAMのアドレスx
l +  x3のビット0に“1″を立て、残りのアド
レスのビットOは全て“O”にする。一方、RAMのア
ドレス”+  Xl+  X2+  X4に“1”をた
てて、他のアドレスのビットnは全て“Onにする。H
3YNCを基準として一定クロックに同期して、RAM
のデータを順次シーケンシャルに読み出していくと、例
えば、第13図(C)のように、アドレスx1とX3の
点でデータ″工”が読み出される。この読み出されたデ
ータは、第13図(d)86−0〜86− nのJ−に
フリップフロップのJ。
K両端子に入っているので、出力はトグル動作、すなわ
ち、RAMより“1″−7!l<読み出°されCLKが
入力されると、出力“0″→“l”、“1”→“0”に
変化して、AREAOのような区間信号、従って領域信
号が発生される。また、全アドレスに亘ってデータ=“
0”とすると、領域区間は発生せず領域の設定は行われ
ない。
第13図(d)は本回路構成であり、85A、85Bは
前述したRAMである。これは、領域区間を高速に切り
換えるために例えば、RAMA35Aよりデータを毎ラ
インごとに読み出しを行っている間にRAMA35Aに
対し、CPU22より異なった領域設定のためのメモリ
書き込み動作を行うようにして、交互に区間発生と、C
PUからのメモリ書き込みを切り換える。従って、第1
3図(f)の斜線領域を指定した場合、A−+B→A→
B→AのようにRAMAとRAMBが切り換えられ、こ
れは第13図(d)において、(C3,C4,C3)=
 (0゜1.0)とすれば、VCLKでカウントされる
カウンタ出力がアドレスとして、セレクタ87Aを通し
てRAMA35Aに与えられ(Aa)、ゲート88A開
、ゲート88B閉となってRAMA35Aから読み出さ
れ、全ビット幅、nビットがJ−にフリップフロップ8
6−0〜86−nに入力され、設定された値に応じてA
 RE A O−A RE A nの区間信号が発生さ
れる。
BへのCPUからの書込みは、この間アドレスバスA−
Bus、データバスD−Bussおよびアクセス信号R
/Wにより行う。逆にRAMA35Aに設定されたデー
タに基づいて区間信号を発生させる場合(C’3+  
C41Cs ) = (L  L  1)とすることで
、同じように行え、CPUからのRAMA35Aへのデ
ータ書き込みが行える。
従って、例えば、この領域信号に基づき、画像の切り出
しくトリミング)、枠ぬき等の画像の加工を容易に行う
ことができる。すなわち、第2図で領域発生回路69よ
り前述したごとく発生される領域信号590は、I10
ポート25より出力される領域切換え信号ECH591
で、セレクター89において選択され、ANDゲート9
0の入力に入力される。これは、図から明らかなように
、例えば第13図(b)、AREAOのごとく信号59
0を形成すれば、xlからX3までの間の画像の切り出
しであり、AREAnのごとく形成すれば、XlからX
2までの間が枠で抜け、1からxI+  x2からX4
までの区間でか画像の切り出しであることは容易に理解
されるであろう。
第14図、第15図は、領域制限マスク用ビットマツプ
メモリ91の構成および制御タイミングを示すものであ
る。第2図から理解されるように、例えば後述する色変
換回路の検出出力592により、原稿中の特定の色領域
にのみ領域制限する領域制限マスクが作成でき、また、
外部画像記憶装置3より入力されるビデオ画像信号56
0に基づき、2値化回路92にて2値化された信号59
3により濃度値(あるいは、信号レベル)に対応した領
域制御マスクを作成できる。
第14図(a)は、領域制限マスク用のビットマツプメ
モリー91およびその制御の詳細を示すブロック図であ
る。マスクは、第15図のごとく4×4画素を1ブロツ
クとし、lブロックにビットマツプメモリの1ビツトが
対応するように構成されているので、例えば、16 p
 e 1 / m mの画素密度の画像では、297m
mX420mm (A3サイズ)に対しては、(297
x 420 x 16 x 16)÷16絢2 M b
 i t 。
すなわち、例えばI M b i tのダイナミックR
AM。
2chipで構成し得る。
第14図(a)にてセレクター93に入力されている信
号592,593は、前述のごとくマスク生成のための
データ入力線であり、例えば、切り換え線594により
第2図の2値化回路92の出力593が選択されると、
まず、4×4のブロック内での“1″の数を計数すべ(
,1ビット×4ライン分のバッファ94A、94B、9
4C,94Dに入力される。FIFO94A〜94Dは
、図のごとく94Aの出力が94Bの入力に、94Bの
出力が940の入力に、と云うように接続され、各FI
FOの出力は4ビット並列にラッチ95A〜95Cに、
vCLKによりラッチされる(第14図(d)のタイミ
ングチャート参照)。
FIFOの出力595Aおよびラッチ95A、  95
B。
95Cの各出力595B、595C,595Dは、加算
器96A、 96B、 96Cで加算され(信号596
)、コンパレータ97においてCPU22により、■1
0ポート25を介して設定される値(例えば、“12”
)とその大小が比較される。すなわち、ここで、4×4
のブロック内の1の数が所定数より大きいか否かを判定
する。
第14図(d)において、ブロックN内の“1”の数は
“14″、ブロック(N+1)内の1の数は4“である
から、第14図(a)のコンパレータ97の出力597
は信号597が”14”の時は′1″ “4”の時は“
0”となり、従って、第14図(d)のラッチパルス5
98により、ラッチ98で4X4の1ブロツクに1回ラ
ッチされ、ラッチ98のQ出力がメモリ99のDIN入
力、すなわち、マスク作成データとなる。100Hはマ
スクメモリの主走査方向のアドレスを生成するHアドレ
スカウンタであり、4×4のブロックで1アドレスが割
り当てられるので、画素クロックVCLKを分周器10
1Hで4分周したクロックでカウントupが行われる。
同様に、100vはマスクメモリーの副走査方向のアド
レスを生成するアドレスカウンタであり、同様の理由で
分周器101vによって各ラインの同期信号H3YNC
を4分周したクロックによりカウントupされ、Hアド
レス、■アドレスの動作は4×4ブロツク内の“1”の
計数(加算)動作と同期するように制御される。
また、■アドレスカウンタの下位2ビツト出力、599
、600はNORゲート102でNORがとられ、4分
周のクロック601をゲートする信号602がつくられ
、アンドゲート103によってタイミングチャート第1
4図(C)の如く、4X4ブロツクに1回だけのラッチ
が行われるべく、ラッチ信号598かつ(られる。また
、603はCPUバス508(第2図)内に含まれるデ
ータバスであり、604は同様にアドレスバスであり、
信号605はCPU22からのライトパルスWRである
。CPU22からのメモリ99へのWR(ライト)動作
時、ライトパルスは“LOとなり、ゲート104. 1
05. 106が開き、CPU22からのアドレスバス
、データバスがメモリ99に接続され、ランダムに所定
のデータが書き込まれ、またHアドレスカウンタ、■ア
ドレスカウンタにより、シーケンシャルにWR(ライト
)、RDリードを行う場合は、I10ポート25に接続
されるゲート107. 108の制御線によりゲート1
07,108が開き、シーケンシャルなアドレスがメモ
リ99に供給される。
例えば、2値化出力92の出力593、または色変換回
路の出力592、あるいは CPU22により、第16
図のようなマスクが形成されれば太線枠内のエリアを基
に画像の切り出し、合成等を行うことができる。
次に、4×4画素ブロック単位で作成されたマスクは、
第17図(b)の(i)のごと(エツジ部(境界部)が
、4画素単位でのギザギザとなるため、第2図の補間回
路109により、ギザギザ部をスムーズにして、見た目
になめらかにする。
第17図(a)に補間回路のブロックを示す。110は
セレクターであり、A入力はHiクランプ、すなわち、
8ビツトとするとFFHが、B入力にはGNDに、すな
わちOOHが入力されており、前述のビットマツプのマ
スクメモリの出力606により、いずれかを切り換える
。これにより、補間回路111の入力には、領域マスク
内はFFHが、領域マスク該はOOHが出力される。こ
れは、第17図(b)の(i)のごとくである。補間回
路111は、例えば1火桶間法、高次補間法、5inc
補間法等、いずれの回路でも良く、回路構成もよく知ら
れたものを適用すれば良い。補間回路の出力は多値で出
力されるので、2値化向路112で2値化する。これに
より、第17図(b)の(ii )に示されるごとく、
元の境界Aに対しBのごとくにして境界のなめらかさを
確保するようにしている。セレクタ113はマスクメモ
リーの出力をそのまま出力するか(Aを選択)、前述の
ように補間後のなめらかな境界を持つマスク信号を選択
して出力するかをCPU、22のI10ポートに接続さ
れている切り換え信号608により、必要に応じて切り
換える。従って、例えば信号608で補間出力を選択し
、更に第2図のセレクター89で領域制限マスクの出力
を選択すべくECHを切り換えるとアンドゲート90に
よって第18図(a)のごとくマスクにより非矩形での
図形の切り出しが可能である。また、ビットマツプメモ
リ91のマスクメモリの出力を第2図の信号線607よ
り取り出して、セレクター114により選択し、後述す
る合成回路115にて合成すると、第18図(b)のご
とくなる。
第2図の116は濃度変換回路であり、例えば第19図
のごとく色ごとに濃度、諧調を変えられるようになって
おり、LUT (ルックアップテーブル)等で構成され
る。118は(り返し回路であり、第20図のごと(F
IFOで構成される。609は同図(b)で示されるH
SYNCであり、毎ラインに1回LOパルスがライン同
期信号として入力され、FIFO内部のWR(ライト)
ポインター(不図示)を初期化する。611は入力画像
データ、612は出力画像データであり、Repeat
信号6はFIFOのRD(リード)ポインターを初期化
する信号である。従って、第20図(b)のタイミング
チャートのごと<、FIFOにシーケンシャルに書き込
まれたデータ1〜10は図のごと(Repeat信号6
16が入力されることにより、 →1→2→3→4→l
→2→3→1→2→3″とくり返し読み出しが行われる
。すなわち、毎ラインで同一に形成されたRepeat
信号616をFIFOに与えることにより同図(C)の
ごとく同一画像のくり返しを行わせることができる。従
って、前述のビットマツプのマスク領域形成用メモリに
第21図(A)のごとく“1“のデータを書き込み、読
み出し時に第1図合成回路115で合成することにより
、点線(切り取り線)が形成される。
画像は前述のごとく、(り返し回路118でRepea
t信号を第21図(A)で■、■の時点で発生するよう
に領域発生回路69で制御すれば、くり返した画像に対
しての切り取り線をつけることができ、第21図(B)
のごとく“1″のデータを書き込むことにより接線が(
C)のごとく書き込むことにより画像に対する黒わくを
形成することが可能となる。くり返し回路118から出
力した画像信号612は画像合成回路115に入−力さ
れ各種画像処理が行われる。
〈合成〉 次に図番は前後するが第25図(A−1)を用いて合成
回路の詳細を説明する。
ここで行われる編集処理は指定領域ごとに独立に第25
図(A−1)に示すRAM135. 136に設定され
るデータに基づいてプログラマブルに行われる。すなわ
ち、詳しくは後述するがエリアコード発生器130より
得られるコード番号(以下エリアコードと称す)毎に各
々処理される。
上記領域指定および各種編集処理の指定はデジタイザ1
6、操作部20および画像記憶装置3から得られる指示
(コマンド)に応じCPUを通してCPUバス508よ
り第25図(A−1)のエリアコード発生器130とR
AM135,136とレジスタ140〜142に編集処
理に対応したパラメータが設定される。
また第25図(A−1)において132はエリアコード
発生回路130、レジスタ131のいずれかの出力をセ
レクトするセレクタ。なお、130は同期信号H3YN
CおよびCLKに応じて自動的にエリアコードを発生す
るエリアコード発生器、レジスタ131はCPUバス5
08からの信号が入力するレジスタである。135,1
36はエリアコードと該エリアコードに対応した処理ま
たは画像データとがテーブルとなって記憶されているR
AMである。なお、RAM135.136のテーブルの
内容については第25図(F)に示すように入力アドレ
スとしてセレクタ132を介して入力するコード、およ
びプリンタが面順次の像形成中において形成色を示すコ
ードC0,C,が付与され、その出力として、3ビツト
の機能コードと8ビツトのデータを有する。なおこの3
ビツトの機能コードはセレクタ137を介してデコーダ
146に与えられる。かかる機能コードとしては後述す
るように例えば文字のアドオンまたは特定画像領域のマ
スキング等の指示を与えるためのコードであり、8ビツ
トのデータは例えば画像信号612の濃度調整用データ
である。139゜143.145は夫々デコーダの出力
SO,Sl、  S2゜S3.S4に応じてセレクト状
態が切り換わるセレクタであり、144はセレクタ14
3,145の出力の乗算を行う乗算器である。146は
セレクタ132を介して入力する6ビツトデータのうち
最上位ビットMSB621 (かかるMSBは第25図
(E)に示すように画像の各エリアの端部において“1
”となるようにエリアコード発生器130から出力され
る)、第2図示の信号613. 614で示される文字
信号およびセレクタ137を介して入力される機能コー
ドの3つをデコードするデコーダである。
次に、前述したエリアコードについて説明を行う。エリ
アコードとは例えば第25図(B)のように原稿147
上にデジタイザ16などを用いて領域148を指定した
ときそれぞれの領域に番号すなわちエリアコードをつけ
それぞれの領域を区別する手段である。本実施例では原
稿の全面領域はエリアコード“0”とし第25図(B)
では点a、  bを対角線とする矩形エリアを例えばエ
リアコード“1“、点c、  dを対角線とする矩形エ
リアをエリアコード“2“と設定したものである。ここ
で例えば図に示されるA−B区間を走査している時は走
査と同時に下図に示されるタイミングでエリアコードを
発生させている。C−D、E−F区間も同様である。こ
のように原稿の走査と同時にエリアコードを発生させ、
そのエリアコードにより領域を区別しリアルタイムに領
域ごとに異なる画像処理編集を実現している。
上記設定は、前述したようにデジタイザ16および操作
部20より行っている。設定可能な領域の数は、エリア
コードのビット数により決まり例えばnビットとするな
らば2″領域の設定を可能としている。
次に第25図(C)に第25図(A−1) 130に示
すエリアコード発生回路内部概略構成図の一例を示す。
かかる発生回路130は前述したエリアコードを原稿の
操作と同時にリアルタイムに発生させる回路で、前記デ
ジタイザ等の領域指定手段により得られた領域の座標お
よびエリアコードを設定することにより、プログラマブ
ルにエリアコードを発生させるようになっている。以下
に詳細を説明する。
RAM153. 154は7bitlワード構成でそれ
ぞれ主走査1ライン分の容量を有するメモリである。
このRAMはCPUアドレスバス627、データバス6
25によりCPUと接続している。149はアドレスカ
ウンターでVideo  CLKをカウントすることに
より、RAMのアドレスを発生させている。またカウン
タ149はHS Y N ’Cによりリセットされてお
り、新しいラインを走査する毎に同じアドレスをセレク
タ151. 152を介してRAM153. 154に
与える。よってリセットに応じてRAM153,154
はデータをスタートから読み出すようにしている。
155は割り込み発生器でCPUデータバス625およ
びチップセレクト624によってCPUからあらかじめ
プログラムされた数だけ入力するH3YNCをカウント
したとき、CPUに割込信号INTを発生させるととも
に、J−にフリップフロップ158のトグル動作により
アドレスカウンター149により読み出されるRAMも
切り換えている。151. 152゜156はセレクタ
ーで前記フリップフロップ158の出力によりA、  
B入力いずれかを選択することによってRAM153.
 154のいずれか一方を選択している。
第25図(D)はRAM153. 154のデータ構造
を示す説明図である。図のようにM S B l b 
i tと下位6bitに分け、MSBは前述した通り指
定された領域と指定されていない領域との変化点を表わ
し、下位6bitは変化するエリアコードが格納しであ
る。RAMのアドレスは主走査方向であるY座標と対応
している。第25図(D)は例えば第25図(E)に示
す原稿150上の指定領域159(エリアコード“20
”)のA−B間を走査するときのRAMデータを表わし
ている。このとき原稿全面領域は、エリアコード“0”
としている。逆に設定された領域はエリアコード“20
”を設定した場合の例である。上記設定のRAMを第2
5図(C)アドレスカウンター149から発生されるア
ドレスよりシーケンシャルにRAM153,154を読
み出し、エリアコードを発生させている。例えば第25
図(E)A。−Bに示す区間を走査する場合、走査開始
直後にRAM出力としてMsB”1″下位6bitLt
“0″(エリアコード“0”)が読み出され、第25図
(C)に示すように、M S、B 627をラッチ信号
とするラッチ157により下位6bitがラッチされエ
リアコード“0“が出力される。またa(0,P)点に
達した時にもRAMの出力としてMSB″1″、下位6
bitは“20”が読み出され、上記同様ラッチされエ
リアコード“20”が出力される。さらにアドレスが進
み次のMSBがMl”となるまでエリアコード“20″
が出力される。すなわちアドレスrが読み出され、前述
したようにデータが新たにラッチされるまでエリアコー
ド“20″がラッチ157から出力されつづける。
さらに走査が進み、Y方向主走査が終了した時点でX方
向に1つ進みH5YNCが割り込み発生器155により
カウントされる。この時前述したようにアドレスカウン
ター149はリセットされ、読み出されるアドレスも再
び0からスタートされる。また、領域が矩形であるため
第25図(E)b点を含む区間C−Dの走査が終了する
まで同じデータすなわちRAM153. 154のいず
れか一方のRAMが読み出せつづけられ、よくあらかじ
め割り込み発生器155に、X方向H3YNCのカウン
ト数、この例では(q−o)をセットしておけば区間A
−Bから区間C−Dまでの走査が終了した時点で割り込
み発生器155は割り込み信号INTを発生し、同時に
、第25図(C)J−にフリップフロップ158のトグ
ル動作によりセレクタ156によって読み出されるRA
Mが切り換わる。これによってあらかじめプログラムさ
れた次の領域情報がセレクタ156によって選択された
RAMから出力される。また、割り込みINTの発生に
よりCPUは前述した手段により得られている領域の座
標およびエリアコードから、割り込み発生器155、ま
た休止中のRAMすなわち、セレクタ156によって選
択されていないRAMに再び新しく別の指定領域に応じ
た信号をセットする。かかるセットはCPUからデータ
バス625、およびチップセレクト信号C2、C3の制
御によって行われる。上述した構成、すなわち、2つの
RAMを順次切り換え、休止中のRAMをCPUにより
プログラムすることにより少ないメモリ容量で原稿の全
画面についてエリアコード626を発生できる。
前述したように第25図(A−1)に示すエリアコード
発生回路130より出力されたエリアコード626はセ
レクタ132に画像信号とともに入力され、そのエリア
コードをもとに領域ごとの編集処理を行っている。
エリアコード発生器130は矩形領域に対してのみエリ
アコードを発生できたが、本実施例においては非矩形領
域−にも対応出来るように構成されている。かかる構成
のため131. 132が設けられている。
第25図(A−’1)に示した131はレジスタでCP
Uバス508と接続している。このレジスタにあらかじ
め非矩形領域に対応したエリアコードを設定しておく。
この時後述するが画像記憶装置3からの非矩形領域信号
615が入力されると、前記信号615をセレクト信号
としてセレクタ132により、レジスタ131に設定さ
れている値が選択され、前記非矩形領域信号に対応した
非矩形エリアコードが得られるようになる。
エリアコードは前述したように、本実施例では6bit
あり°、MSB6’21 1bitはデコーダー146
およびセレクター137に入力され、他の信号はRAM
135.136にパラレル□に入力される。
RAM135,136は、CPUバス(データバス62
5、アドレスバス627を総称する)508によりCP
Uと接続されプログラマブルな構成になっている。
第25図(F)にRAM135,136のデータ構造を
示す。133はRAMの構成概略図でアドレス入力とし
てエリアコード4bitおよびカラーセレクト信号62
9. 2bit、合計6bitが入力される。
この時カラーセレクト信号C6,C1,C2をLSBか
ら2bstCo r  Csとすることで面順次で送ら
れてくる画像信号が4色のうちどの信号なのかを選択し
それによって、エリアコードかっ色ごとにアクセスする
アドレスを変えている。
本実施例では後述するがプリンター2で画像形成する除
色ごとにM(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロ)
、Bk(ブラック)の面順次で画像を転送している。こ
の時、転送すべき色の種類を第25図(A)に示すカラ
ーセレクト629信号C0,C。
(第10図(a)に示すC8,C1と同じ信号である)
によって行っている。第25図(F)の134にデータ
構造詳細図を示す。図のようにMSBから3bitに機
能コードを持ち、このコードをデコードすることにより
、そのコードに従って、それぞれ違った画像処理を行っ
ている。なお、本実施例では3bitで機能コードを表
わすことによってそれぞれエリアコードまたは色ごとに
6種類の画像編集を可能としている。下位8bitは機
能コードに従った画像処理編集時の各種パラメータを格
納している。
エリアコードおよびカラーセレクト信号より選択された
データはMSBから3bitすなわち機能コードは第2
5図(A)137に示すセレクター137に入力され、
エリアコードMSBの621によってかかる2つのRA
Mから出力される3bitの機能コードの切換を行って
いる。一方、下位8bitのデータもデコーダー146
からのセレクト信号Slによりセレクター139に選択
され出力される。
上記選択された機能コードはデコーダー146に入力さ
れ文字信号622、また、エリアコードM S B b
 i t621を合わせて、それぞれ編集処理を行うた
めの制御信号623を作り出している。各制御信号はセ
レクターの選択信号として用い信号の流れを変えること
により編集を行っている。本実施例では、前記制御信号
より次に説明する6つの編集機能を実現している。
■領域内スルー 指定領域内は画像信号に対して何も処理を行わず出力す
る機能である。入力された画像信号は138に示すネガ
ポジ反転回路(後述する)を通りS2によってセレクタ
ー143から選択出力され乗算器144に入力される。
一方RAMデータはSlによってセレクター139から
いずれかが選択され、さらに33、S4によって決定さ
れるセレクター145を通り、乗算器144によって前
記画像信号と演算され出力される。この時乗算器144
に入力されるRAMデータから画像の濃度が決定され、
また面順次で送られてくる各色ごとに異なる計数を設定
すれば領域ごとに独立に濃度、カラーバランスが可変可
能である。
すなわち、使用者が操作パネルによって領域を設定した
後に、該領域のカラーバランスを設定するとCPUはか
かる設定値をバス508を介してRAM135またはR
AM136に書き込む。さらに、セレクタ145のB入
力を選択して画像信号612と乗算器144によって乗
算すればよい。
■領域内マスキング 指定領域内全面にわたって、他の任意な色で均一にぬり
つぶされた画像を出力する機能である。
例えばこの機能を設定しである領域を走査中では、S2
により画像信号に変わってRAMのデータが選択され乗
算器144に入力される。一方、係数は制御信号S3.
S4よりレジスタ142を選択し、図示はしていないが
CPUとバスにて接続されておりあらかじめCPUより
適当な係数例えば“ビを格納してお(。乗算器144に
て演算され出力される。
■領域内文字挿入(1) 例えば、第25図(G)に示すように画像の指定領域1
59の中に160に示すような文字を挿入するモードで
ある。例えばあらかじめ161に示すようにビットマツ
プメモリなどに文字データを格納しておく。指定領域の
走査と同時に図に示すようなタイミングで文字の2値デ
ータがメモリからスキャンされ読み出され文字信号62
2とする。この信号を第25図(A)622に示す文字
信号として入力し、セレクター143をスイッチする。
すなわち、文字信号622がHighの時には、セレク
ター143はRAM135、または136のデータを選
択し、Lowの時には画像信号を選択するようなSO〜
S4をデコーダ146は出力することにより挿入を行っ
ている。また、上記文字信号とともに33.  S4も
変化し乗算器144の係数は文字信号622がHigh
の時はレジスタ140を選択している。これも前述した
のと同様に、CPUバスと接続しておりあらかじめ適当
な係数を設定してお(。通常はレジスタ140に1を設
定しておく。特にレジスタ140に設定する係数を変え
ることによって挿入文字の濃度を自在に変えることが出
来る。
■領域内文字挿入(2) 第25図(H)に示すように指定領域内を、ある指定色
でマスキングし、また、その同じ領域について前記した
ように別の指定色で文字を挿入する機能である。指定領
域内を走査中は、前述したようにセレクター143はR
AMのデータを選択している。この時前述したように、
第25図(G)に示すビットマツプメモリより得られる
文字信号よりセレクター139をスイッチする。すなわ
ち文字でない場合はRAM135のデータを出力し、文
字である時はRAM136を選択することにより実施し
ている。なお、あらかじめRAM136は例えば領域内
の文字の濃度データ、135は例えば領域内の文字以外
の濃度データがCPUバス508を介して書き込まれて
いる。
また前記同様に文字信号とともに係数についてもレジス
ター142,140を選択出力している。
乗算器144により演算され出力される。
すなわちレジスタ140,142を別に設けているので
文字部と文学部以外の濃度を独立に設定出来る。
■領域内ネガ・ポジ反転 領域内の画像のみネガ・ポジ反転して出力する機能であ
り制御信号SOによってネガ・ポジ反転回路138をス
イッチすることにより行っている。
138を出た出力は前記スルー機能と同じ設定で出力さ
れる。
■領域内ネガ・ポジ反転文字挿入 前述した領域内文字挿入機能(1)と前述した領域内ネ
ガ・ポジ反転を組み合したもので領域内ネガ・ポジ反転
の画像に文字を挿入する機能である。文字挿入手段は前
記手段と同じなので説明は省略する。
以上説明した実施例において第25図(A)のデコーダ
146の動作については第25図(I)に示す。
読図において最も左側の欄に示す1〜6は上述の■〜■
の各機能を示している。また図中の「入力」として示し
た左側はデコーダ146の入力であり、「出力」として
示した右側はデコーダ146の出力5o−84である。
以上のようにビデオ処理ユニット12で処理された画像
情報はプリンタインターフェイス56を介しカラープリ
ンタ2に出力される。
くカラープリンタ2の説明〉 次に、カラープリンタ2の構成を第1図を用いて説明す
る。
第1図のプリンタ2の構成において、711はスキャナ
であり、カラーリーダ1からの画像信号を光信号に変換
するレーザ出力部、多面体(例えば8面体)のポリゴン
ミラー712、このポリゴンミラー712を回転させる
モータ(不図示)およびf/θレンズ(結像レンズ)7
13等を有する。714は図中1点鎖線で示されるスキ
ャナ711よりのレーザ光の光路を変更する反射ミラー
、715は感光ドラムである。
レーザ出力部から出射したレーザ光は、ポリゴンミラー
712で反射され、f/θレンズ713および反射ミラ
ー714により感光ドラム715の面を線状に走査(ラ
スタースキャン)シ、原稿画像に対応した潜像を形成す
る。
また、717は一次帯電器、718は全面露光ランプ、
723は転写されなかった残留トナーを回収するクリ−
す部、724は転写前帯電器であり、これらの部材は感
光ドラム715の周囲に配設されている。726はレー
ザ露光によって、感光ドラム715の表面に形成された
静電潜像を現像する現像器ユニットであり、731Y(
イエロー用)、731M(マゼンタ用)、731C(シ
アン用)、731Bk (ブラック用)は感光ドラム7
15と接して直接現像を行う現像スリーブ、730Y、
730M、730C,730Bkは予備トナーを保持し
ておくトナーホッパー、732は現像剤の移送を行うス
クリューである。これらのスリーブ731Y〜731B
k、 トナーホッパー730Y〜730Bkおよびスク
リュー732により現像器ユニット726が構成され、
これらの部材は現像器ユニット726の回転軸Pの周囲
に配設されている。
例えば、イエローのトナー像を形成する時は、本図の位
置でイエロートナー現像を行う。マゼンタのトナー像を
形成する時は、現像器ユニット726を図の軸Pを中心
に回転させ、感光体715に接する位置にマゼンタ現像
器内の現像スリーブ731Mを配設させる。シアン、ブ
ラックの現像も同様に 現像器ユニット726を図の軸
Pを中心に回転させて動作する。
また、716は感光ドラム715上に形成されたトナー
像を用紙に転写する転写ドラムであり、719は転写ド
ラム716の移動位置を検出するためのアクチュエータ
板、720はこのアクチュエータ板719と近接するこ
とにより転写ドラム716がホームポジション位置に移
動したのを検出するポジションセンサ、725は転写ド
ラムクリーナー、727は紙押えローラ、728は除電
器、729は転写帯電器であり、これらの部材719.
720.725.727゜729は転写ローラ716の
周囲に配設されている。
一方、735. 736は用紙(紙葉体)を収集する給
紙カセット、737,738はカセット735,736
から用紙を給紙する給紙ローラ、739,740,74
1は給紙および搬送のタイミングをとるタイミングロー
ラである。これらを経由して給紙搬送された用紙は、紙
ガイド749に導かれて先端を後述のグリッパに担持さ
れながら転写ドラム716に巻き付き、像形成過程に移
行する。
また、550はドラム回転モータであり、感光ドラム7
15と転写ドラム716を同期回転させる。
750は像形成過程が終了後、用紙を転写ドラム716
から取りはずす剥離爪、742は取りはずされた用紙を
搬送する搬送ベルト、743は搬送ベルト742で搬送
されて来た用紙を定着する画像定着部であり、画像定着
部743において、モータ取り付は部748に取り付け
られたモータ747の回転力は、伝達ギヤ746を介し
て一対の熱圧力ローラ744および735に伝達され、
この熱圧力ローラ744および745間を搬送される用
紙上の像を定着する。
以上の構成により成るプリンタ2のプリントアウト処理
を、第22図のタイミングチャートも参照して以下に説
明する。
まず、最初のITOPが来ると、レーザ光により感光ド
ラム715上にY潜像が形成され、これが現像ユニット
731Yにより現像され、次いで、転写ドラム上の用紙
に転写が行われ、マゼンタプリント処理が行われる。そ
して、現像ユニット726が図の軸Pを中心に回動する
次のITOP551が来ると、レーザ光により感光ドラ
ム上にM潜像が形成され、以下同様の動作でシアンプリ
ント処理が行われる。この動作を続いて来るITOP5
51に対応してC,Bkについても同様に行い、イエロ
ープリント処理、ブラックプリント処理が行われる。こ
のようにして、像形成過程が終了すると、次に剥離爪7
50により用紙の剥離が行われ、画像定着部743で定
着が行われ、一連のカラー画像のプリントが終了する。
次に くフィルムスキャナ34の説明〉 第1図に示すフィルムスキャナ34の第45図を用いて
説明する。
3001は透過原稿照明用の光源(ランプ)、3002
は光源3001からの光線から熱線を除去する熱線吸収
フィルター、3003はフィルタ3002を通った照明
光を平行光束にする照明光学系である。3004は透過
原稿を副走査方向に移動する副走査駆動台、3005は
透過原稿を回転する回転台、3006は透過原稿を収納
するフィルムホルダー、3007は35 m m写真フ
ィルムのような透過原稿である。3008は透過原稿3
007を透過した光束(原稿像)の光路を切換る可動ミ
ラー、3009は原稿像の光路を偏向するミラー、30
10はミラー3009を通った原稿像を結像する撮像レ
ンズである。
3017は光源3001を支持するランプ保持部材であ
る。3064はそれぞれCOD位置合わせ機構、撮像レ
ンズ3010により結像した透過原稿像を光電変換する
ためにR,G、  Bそれぞれの色分解フィルタを有す
るCOD (電荷結合素子)アレイを用いたCCDライ
ンセンサ3061,3062.3063である。
3025はCCDラインセンサ30.61.3062.
3063のアナログ出力を増幅し、A/D (アナログ
・デジタル)変換を行うアナログ回路、3026はアナ
ログ回路3025に対して調整用の標準信号を発生する
調整用信号発生源3027はアナログ回路部3025か
ら得られるR、  G、  Hのデジタル画像信号に対
してダーク補正を施すダーク補正回路、3028はダー
ク補正回路3027の出力信号にシェーディング補正を
施すシェーディング補正回路、3029はシェーディン
グ補正回路3028の出力信号に対して主走査方向の画
素ずれを補正する画像ずれ補正回路である。
3030は画像ずれ補正回路3029を通ったRlG、
 B信号を出力機器に応じた例えばY(イエロ)、M(
マゼンタ)、C(シアン)の各色信号に変換したりする
色変換回路である。また、3031は信号のLOG変換
やγ変換を行うルックアップテーブル(LUT)である
。ルックアップテーブル(LUT)3031の出力はイ
ンターフェイス回路3038と最小値検出回路3032
に接続されている。
3032は、ルックアップテーブル3031の出力信号
の最小値を検出する最小値検出回路、3033は最小値
検出回路3032の検出値に応じて下色除去(UGR)
のための制御量を得るルックアップテーブル(LUT)
、3034はルックアップテーブル3031の出力信号
に対してマスキング処理を行うマスキング回路、303
5はマスキング回路3034の出力信号に対してルック
アップテーブル3033の出力値を基に下色除去処理を
行うUCR回路(下色除去回路)である。3036はU
CR回路3035の出力信号に対し記録濃度を指定濃度
に変換する濃度変換回路、3037は濃度変換回路30
36の出力信号に対し指定された変倍率に変換処理する
変倍処理回路である。
3038は第1図のカラーリーダlや画像記憶装置3と
本装置間の信号の伝送を行うインタフェース回路(I/
F)、3039は装置全体の制御を司どるコントローラ
であり、コントローラ3039の内部にはマイクロコン
ピュータ等のCPU (中央演算処理装置)、処理手順
がプログラム形態で格納されたROM (リードオンリ
メモリ)、データの格納や作業領域として用いられるR
AM (ランダムアクセスメモリ)等を有する。
3040は変倍処理回路3037からインタフェース回
路3038、コントローラ3039を介して入力する出
力値のピーク値を検出するピーク検出回路、3041は
コントローラ3039への各種指示を行う操作部、30
42はコントローラ3039の制御状態等を表示する表
示部である。
3034は上述の撮像レンズ3010の絞り制御を行う
レンズ絞り制御部、3044は撮像レンズ3010の焦
点調整を行うレンズ距離環制御部、3045は可動ミラ
ー3008を駆動するミラー駆動部である。
3048はフィルム送り制御部であり、フィルムホルダ
ー3006を駆動してフィルムを送る。3049は副走
査駆動台3004の走査を制御する副走査制御部、30
50は光源(ランプ)3001の光量を制御するランプ
光量制御回路、3051はランプ保持部材3017を介
して光源3001の位置を調節するランプ位置駆動源で
ある。
3052はコントローラ3039の制御の基にタイミン
グ信号(クロック)を発生するタイミングジェネレータ
、3053は上述の各制御部や処理回路とコントローラ
3039とを連結するバス、3054は出力機器に対す
る画像データを入出力するデータ線、3055は出力機
器に対する同期信号Hsync。
Vsync等を入出力する同期信号線、および3056
はインターフェース間の所定のプロトコルによるコマン
ドのやり取りを行うための通信線である。
次に、各部の動作を説明する。
光源3001は例えばハロゲンランプのような光源であ
り、光源3001からの出射光は熱線吸収フィルタ30
02および照明光学系3003を通ってフィルムホルダ
ー3006に載せた3 5 m m写真フィルムのよう
な透過原稿3007を照明する。透過原稿3007の像
は、可動ミラー3008により光路が切り換えられるこ
とにより、 ■投影レンズ3011とミラー3012. 3013を
通って不図示のスクリーン上、または ■ミラー3009、撮像レンズ3010、および3色分
解プリズム3021を通ってCCDラインセンサ302
2〜3024上 に投影される。
上述の■のモードの場合において、CCDラインセンサ
3022〜3024はタイミングジェネレータ3052
のクロックにより同期をとって駆動され、各CCDライ
ンセンサの出力信号はアナログ回路3025に入力され
る。アナログ回路3025は、増幅器とA/D変換器と
から構成され、増幅器で増幅された信号をタイミングジ
ェネレータ3052から出力されるA/D変換のための
タイミングクロックに同期してA/D変換器でA/D変
換する。
次に、アナログ回路3025から出力されるRlG、 
Bの各ディジタル信号に対してダーク処理回路3027
により暗信号のレベル補正をかけ、続いてシェーディン
グ補正回路3028で主走査方向のシェーディング補正
を行い、さらに画素ずれ補正回路3029で主走査方向
の画素ずれを、例えばFIFO(ファーストイン争ファ
ーストアウト)バッファの書き込みタイミングをずらす
ことにより補正する。
次に、色変換回路3030では、色分解光学系3021
の色補正をしたり、出力機器に応じて、R2G、B信号
をY、M、Cの色信号に変換したり、Y、  I、 Q
の色信号に変換したりする。次のルックアップテーブル
3031では、テーブル参照により、輝度リニアな信号
をLOGに変換したり、任意のγ変換したりする。
3032〜3037は、主にカラーレーザー複写機のよ
うなプリンタで用いるY、  M、  C,Bk (ブ
ラック)の4色により画像を出力するための画像処理回
路を構成する。ここで、最小値検出回路3032、マス
キング回路3034、ルックアップテーブル3033、
およびUCR回路3035の組み合わせ、プリンタのマ
スキングとUCR(下色除去)を行う。
次に、濃度変換回路3036により各濃度信号のテーブ
ル変換を行い、さらに変倍処理回路3037により主走
査方向の変倍処理を行い、その変倍処理後のY’ 、 
 M’ 、  C’ 、  Bk’  信号をインタフ
ェース回路3038を介してカラーリーダーlへ送る。
また、インターフェイス回路3038は前述のY’ 、
 M’ 、 C’ 、  Bk’ の信号の他にルック
アップテーブル3031からの画像情報R(レッド)、
G(グリーン)、B(ブルー)も出力可能である。
これは本フィルムスキャナ34が接続される機器により
決定されカラーリーダーlと接続する場合はY’ 、 
 M’ 、  C’ 、  Bk’  の形式で、また
、画像記憶装置3と接続する場合はR,G、  Bの形
式で画像データを出力する。
また第45図示の実施例においてフィルムスキャナ34
にフィルムをセットする方法として第46図に示すよう
、に2種類が可能である。
上図はオートチェンジ−でマウントM、に入れたフィル
ムを多数枚1度にセットして読み取りたい画像サンプル
を初期設定でどのサンプルを何枚読み取りかを入れれば
自動的に動作するためのものである。
下図はオートローダM2で前記マガジンにキャリアの搬
送機構と、そのキャリアの位置合せを行うためのセンサ
を設けたものである。
〈画像記憶装置3の説明〉 最初に本実施例におけるカラーリーダlから画像記憶装
置3への記憶方法と、入力ビデオ機器の1つであるSv
録再生機31からのビデオ情報の画像記憶装置3への記
憶方法について述べる。また、フィルムスキャナ34か
らの画像情報の画像記憶装置3への記憶方法についても
述べる。
次に、画像記憶装置3から画像情報を読み出し、処理し
たのち、カラープリンタ2により画像形成を行う本発明
の、一実施例について詳細に説明する。
くカラーリーダ1からの画像記憶〉 カラーリーダlによる読み取り領域の設定は、以下に述
べるデジタイザにより行われる。
このデジタイザ16の外観図を第23図に示す。
カラーリーダ1からの画像データを画像記憶装置3へ転
送する為の操作方法は後述する。モード設定面420は
、読み取り原稿上の任意の領域を設定するためのもので
ある。ポイントペン421はその座標を指定するもので
ある。
原稿上の任意の領域の画像データを画像記憶装置3へ転
送するには、操作部20により画像登録モードにした後
、ポイントペン421により読み取る位置を指示する。
操作方法については後述する。
この読み取り領域の情報は、第1図の通信ライン505
を介してビデオ処理ユニット12へ送られる。
ビデオ処理ユニット12では、この信号をCPU制御ラ
イン508によりビデオインターフェイス201から、
画像記憶装置3へ送る。
原稿999の指示した領域の情報を画像記憶装置3に送
るプロセスを説明する。
第24図にデジタイザ16のポイントペン421によっ
て指示された領域の情報(A、 B点)のアドレスの例
を示す。
カラーリーダlは、VCL、に信号、 ITOP、  
■信号等を信号ライン207で、画像データ205とと
もに画像記憶装置3へ出力する。これらの出力信号ライ
ンのタイミングチャートを第26図に示す。
またビデオインターフェイス201は、第3図で示すデ
ータの流れとなっている。
第26図に示すように、操作部20のスタートボタンを
押すことにより、ステッピングモータ14が駆動され、
原稿走査ユニットllが走査を開始し、原稿先端に達し
たときITOP信号が“1”となり、原稿走査ユニット
11がデジタイザ16によって指定した領域に達し、こ
の領域を走査中EN信号が“ビとなる。このため、■信
号が“1”の間の読み取りカラー画像情報(DATA2
05)を取り込めばよい。
以上の第26図に示すように、カラーリーダlからの画
像データ転送は、ビデオインターフェイス201を第3
図に示すように制御することにより、ITOP、1信号
の制御信号およびVCLKを信号207としてビデオイ
ンターフェイス201から出力し、該207に同期して
Rデータ205R,Gデータ205G、Bデータ205
Bがリアルタイムで画像記憶装置3へ送られる。
次にこれら画像データと制御信号により、画像記憶装置
3が具体的にどのように記憶するかを第27図(A)〜
(F)を参照して説明する。
コネクタ4550は第2図に示すカラーリーダ1内のビ
デオインターフェイス201とケーブルを介して接続さ
れ、Rデータ205R,Gデータ205G。
Bデータ205Bは、それぞれ9430R,9430G
9430Bを介してセレクタ4250と接続されて い
る。ビデオインターフェイス201から送られるVCL
K、EN信号、ITOPは、信号ライン945osを通
りセレクタ4250に入力されている。また、原稿の読
み取りに先だって、デジタイザ16によって指示した領
域情報は通信ライン9460を通りリーダコントローラ
4270に入力され、ここからCPUバス9610を介
してCPU4360i、m読み数られる。
コネクタ4550を介してセレクタ425oに入力され
たRデータ9430R,Gデータ9430G、 Bデー
タ9430Bは、セレクタ4250により選択されたの
ち、信号ライン9421R,9421G、9421Bに
出力され、フィルタ回路9500に入力される。
第28図(A)は、フィルタ回路9500を詳細に表わ
した説明図である。
画像信号9421R,9421G、 9421Bは、F
IFOメモリ4252R,4252G、4252Bに入
力される。
またシステムコントローラから受けるタイミング制御信
号9450によりコントロールされる。
FIFoメモリ4252R,4252G、4252Bか
らの出力は、画像情報9421R,9421G、942
1Bに対し、1副走査遅れの信号であり、信号ライン9
422R,9422G、 9422Bを通り、加算器4
253R。
4253G、4253Bに入力される。加算器4253
R。
4253B、  4253Gは主走査方向2画素、副走
査方向2画素、すなわち4画素の平均をとり、信号ライ
ン9423R,9423G、9423Bに出力する。
セレクタ4254R,4254G、  4254Bは画
像信号9421R,9421G、9421Bまたは加算
平均された信号9423R,9423G、9423Bの
選択を行い、信号9420R,9420G、 9420
Bとし、各画像メモリに入力される。
上記セレクタ4254R,4254G、  4254B
のセレクト信号は、図示はしないがCPU4360によ
って制御されプログラマブルとなっている。
以上説明したように、フィルタ回路9500は、例えば
カラーリーダlより網点画像などが読み込まれた場合モ
ワレによって画像劣化を防止すべ(画像の平均化が行わ
れる。
第28図(B)、CC)にセレクタ4250の内部の構
成を示すブロック図を示す。図示の如(、カラーリーダ
1または後述するが、各種ビデオ機器例えばスチルビデ
オ再生器またはフィルムスキャナからの画像信号を任意
に切り換えられるようになっている。これらの切り換え
信号はデコーダDCを介してCPUからプログラマブル
に制御可能となっている。
例えばカラーリーダ1から画像記憶装置3への画像情報
を記憶する場合、制御信号5ELECT−A。
5ELECT−D及び5ELECT−Eを0にセットし
てトライステートバッファ4251R,G、B、HS。
VS、CK、ENおよび4252R,G、 B、 HS
、 VS。
CK、ENのみを生かし、他のトライステートバッファ
を全てハイインピーダンスとすることでカラーリーダl
からの画像信号9430R,G、Bおよび制御信号94
50Sが、それぞれ9421R,G、Bおよび9420
Sと結合される。
前述したようにセレクタ4250により選択された画像
信号はフィルタ9500を通過し、システムコントロー
ラ4210の制御によって各メモリに格納される。以下
例えばメモリAに格納する場合を例にとりその詳細を説
明する。
システムコントローラ421Oは、フィルタ9500を
介した画像データ9420R,9420G、9420B
のうち、画像の有効領域のみをFIFOメモリ4050
AR。
4050AG、4050ABに転送する。また、システ
ムコントローラ4210はこの時トリミング処理および
変倍処理も同時に行う。
さらに、FIFOメモリ4050AR,4050AG。
4050ABはカラーリーダ1と画像記憶装置3のクロ
ックの違いを吸収する。
本実施例のこれらの処理を第27図、第29図の回路図
、および第30図のタイミングチャートを参照して以下
説明する。
第27図(A)に示すセレクタ4250からの、フィル
タ9500を介したFIFOメモリ4050AR。
4050AG、4050ABへのデータ転送に先たち、
デジタイザ16で指示された領域の主走査方向の有効領
域をCPUバス961Oによって、第29図に示すコン
パレータ4232,4233に書き込む。なお第29図
はシステムコントローラ4210の構成およびメモリA
−M内のFIFOメモリの構成を示す図である。
コンパレータ4232にはデジタイザ16で指示された
領域の主走査方向におけるスタートアドレスを、コンパ
レータ4233にはストップアドレスを設定する。
また、デジタイザ16で指示された領域の副走査方向は
、セレクタ4213を制御してCPUバス961゜側を
選択して有効とし、RAM4212に指示された領域の
有効領域には“0”データを書き込み、無効領域には“
l“データを書き込む。
主走査方向における変倍処理は第29図に示すレートマ
ルチプライヤ4234にCPUバス9610を介し、変
倍率をセットする。また副走査方向における変倍処理は
RAM4212へ書き込むデータにより可能である。
第30図はトリミング処理を施した場合のタイミングチ
ャートである。上記に述べたようにデジタイザ16で指
示された領域のみをメモリに記憶する場合(トリミング
処理)、主走査方向のトリミング位置は第29図に示す
コンパレータ4232と4233にセットし、副走査方
向のトリミング位置は、セレクタ4213をCPUバス
9610側にし、CPUによりRAM4212に書き込
む((例)トリミング領域を主走査1000〜3047
、副走査1000〜5095とする)。すなわち、RA
M4212はセレクタを介して入力されるカウンタ42
14の出力する各アドレスに対応したエリアに、“l”
もしくは“0″がCPUによって書き込まれる。ここで
後述するように1″はメモリ4050AR,AG、 A
Bの読み出しを禁止し0゛′は読み出しを行わせるデー
タであ る。
主走査方向のトリミング区間信号9100は、制御ライ
ン9420SからのW「冒君コN9452とCLKTN
9456に同期してカウンタ4230が動作し、このカ
ウンタ出力9103が1000となったとき、コンパレ
ータ4232の出力が1となり、フリップフロップ42
35の出力Qが1となる。続いてカウンタ出力9103
が3047になったときコンパレータ4233の出力が
1となり、フリップフロップ4235の出力は1からO
となる。また、第30図のタイミングチャートでは、等
焙処理を行っているため、レートマルチプライヤ423
4の出力はlである。トリミング区間信号9100によ
ってFIFOメモリ4050AR,AG。
ABに入力され、カラー画像情報の1000番地から3
047番地までがFIFOメモリ4050AR,AG。
ABに書き込まれる。
また、コンパレータ4231からは制御ライン9420
SからのHYNCIN9452に対し、1画素分遅れた
信号9107を出力する。このようにFIFOメモリ4
050AR,AG、ABのR3TW入力、R3TR入力
に位相差を持たせることにより、FIFOメモリ405
0AR,AG、ABに入力されている、制御ライン94
20SからのCLKIN9456とCLK9453の周
期の違いを吸収する。
次に、副走査方向のトリミングは、まず、第29図のセ
レクタ4213を制御し、カウンタ4214側を選択し
て有効とし、制御ライン9420SからのVSYNCI
N9455、H5YNCIN9452に同期した区間信
号9104をRAM4212から出力する。区間信号9
104はフリップフロップ4211で信号9107と同
期をとり、FIFOメモリ4050AR,AG、ABの
り−ドイネーブルに入力する。すなわちFIFOメモリ
4050AR,AG、ABに記憶された画像情報は、ト
リミング信号9101Aが“0”の区間のみ出力される
(n  −m  )。
また、信号9101Aは第32図に示すようにカウンタ
コントローラ9141Aに入力されカウンタイネーブル
信号となり、かつメモリ4060A−R,G、  Bの
ライトイネーブル信号となっており、前述したようにF
IFOメモリ4050A−R,G、Bから出力された画
像情報はカウンタ4080A−0から出力されるアドレ
スに従って即座にメモリ4060A−R。
G、Bに書き込まれる。
以上説明した信号9101はメモリA−Mに対して独立
に6系統持ち、また信号9100はメモリMだけ独立し
ており合計2系統持っている。
以上の説明においては、トリミング処理のみを説明した
が、トリミングと同時に変倍処理も可能である。主走査
方向の変倍はレートマルチプライヤ4234に変倍率を
CPUバス9610を介し設定する。また副走査はRA
M4212へ書き込むデータにより変倍処理が可能であ
る。
第31図にトリミング処理および変倍処理(50%)を
施した場合のタイミングチャートを示す。
第31図はセレクタ4254R,G、 Bからの画像デ
ータを変倍処理して50%縮小し、FIFOメモリ40
50AR,AG、ABに転送した場合のタイミングチャ
ート例を示す図である。
第29図のレートマルチプライヤ4234にCPUバス
9610を介し50%縮小の設定値をセットする。
このときレートマルチプライヤの出力9106は第31
図に示すように主走査方向1画素毎に“0″と“1″が
繰り返された波形となる。この信号9106とコンパレ
ータ4232. 4233で作られた区間信号9105
との論理積信号9100がFIFOメモリ4050AR
,AG、ABへのライトイネーブルを制御することによ
り縮小を行う。
また、副走査は第31図図示のようにRAM4212へ
の書き込みデータ(FIFOメモリ4050AR,AG
ABへのリードイネーブル信号)を画像データ有効領域
内で“1”(読み出し禁止)にすることにより、50%
縮小された画像データのみが画像メモリ4060AR,
AG、ABに送られる。第31図の場合においては、リ
ードイネーブル信号9101は“1″“0“データを交
互に(りかえずことにより50%縮小を行っている。
すなわち、主走査方向のトリミングおよび変倍処理はF
IFOメモリ4050AR,AG、ABのライトイネー
ブルを制御し、副走査方向のトリミングおよび変倍処理
はFIFOメモリ4050AR,AG。
ABのリードイネーブルを制御する。
次に、FIFOメモリ4050AR,4050AG、 
4050ABからメモリ4060AR,4060AG、
4060ABへの画像データの転送は第27図(C)に
示すカウンタコントロール9141Aおよびカウンタ4
080A−0〜3と制御ライン9 jo 1 Aによっ
て行われる。
なお、9rOIAは第29図示のフリップフロップ42
11の出力でありFIFO4050R,G、Bのり一ド
イネーブル■、第32図示のメモリ4060A−R−B
のライトイネーブルW1として用いられている。
第27図(C)に示すカウンタコントロール9141A
はメモリ4060A−R,G、Bに対してアドレスを発
生するカウンタ4080A−0〜3をコントロールする
回路でCPUからのコマンドにより次に述べる主な3種
の機能を有する。
1、CPUリード/ライトモード →任意のアドレスのデータをCPUにより参照ができる
2、リードモード →システムコントローラの制御信号により格納画像デー
タを読み出しカラーリーダlに転送プリント出力を得る
3、ライトモード →システムコントローラの制御信号によりカラーリーダ
lからの画像を格納する。
いづれの場合もカウンタ4080A−0〜3のカウント
開始アドレスをCPUから任意に設定可能となっている
。これにより任意のアドレスからの読み出し、書き込み
が可能となる。通常スタートアドレスは0番地である。
制御ライン9101AはFIFOメモリ、4050AR
AG、ABのり−ドイネーブル信号であり、またカウン
タコントロール9141Aに入力されカウンタが制御さ
れる。さらにメモリ4060AR,AG、ABのライト
イネーブル信号でもある。
カウンタコントロール9141Aはライトモードの場合
、入力される制御信号910]Aをカウンタ4080A
−0〜3のカウンタイネーブル信号として用いている。
なお、カウンタコントロールはCPUコマンドに応じた
カウンタを選択する場合と、全てのカウンタを選択する
場合がある。9140Aはカウンタ制御信号である制御
ライン9101が“0”のとき動かすべきカウンタを選
択すべくカウンタイネーブル信号4080A−0〜3を
イネーブルとする。
このときFIFOメモリ4050AR,AG、ABから
読み出された画像データはメモリ4060AR,AG。
ABに入力され、それぞれのカウンタにより示されるア
ドレスに格納される。
このとき例えばカウンタ4080A−0が選択されてい
るならばカウンタ408OA−0のイネーブルは“0”
となっており、CLK9453に同期してカウントup
した信号912OA−0がカウンタ408OA−0から
出力され、セレクタ4070Aを通りメモリ4060A
R。
AG、ABのアドレス線9110に入力される。
また、このときメモリ4060AR,AG、ABのライ
トイネーブルWE9101 Aも“0”となっているか
ら、メモリ4060R,G、Bに入力されている画像デ
ータ9090R,G、  Bが記憶される。
なお、本実施例におけるメモリ容量は各色1Mバイトで
あるため、第24図における読み取り領域の画像データ
を50%縮小することにより、読み取り画像データは本
画像記憶装置3がもつメモリの最大容量のデータに変換
され、記憶さている。
また、以上の実施例ではCPU4360は、A3原稿の
デジタイザ16で指示された領域の情報から有効領域を
算出し、第29図に示すコンパレータ4231〜423
3.  レートマルチプライヤ4234およびRAM4
212に対応するデータをセットする。
本実施例では、読み取り画像のデータ容量が具備する画
像メモ1〕容量よりも多いため縮小処理を行い、記憶可
能な容量に変換した後画像メモリに記憶した。しかし、
読み取り画像のデータ容量が具備する画像メモリ容量よ
りも少ない場合はデジタイザ16で指示された領域のメ
モリへの書き込みを制御するコンパレータ4232.4
233には、トリミング情報データを設定し、レートマ
ルチプ・ライヤ4234には等倍の設定を行う。また、
RAM4212への書き込みデータは、画像有効領域は
全て“O″を、それ以外は“1”とし、等倍の設定とす
る。
また、読み取り画像のアスペクト比(縦・横の比)を保
ったままメモリに記憶するために、まずCPU4360
はデジタイザ16から送られてきた領域情報から、有効
画素数“X を求める。次に画像記憶メモリの最大容量
“y”から、次式により2を求める。
−X  100 = z この結果、 (1)z≧100のときはレートマルチプライヤ423
4の設定は100%RAM4212に有効画像領域の全
てを“0”とし等倍で記憶する。
(2)z<100のときはレートマルチプライヤ423
4の設定およびRAM4212ともに2%の縮小を行い
、アスペクト比を保ったまま、メモリの最大容量に記憶
する。
この場合においても、RAM4212に書込むデータは
、縮小率“2”に対応して“ビ、“0“のデータを適時
書込めばよい。
このように制御することにより、画像記憶装置3内のみ
の制御で入力画像のアスペクト比を保ったまま、任意の
変倍処理が容易な制御で可能となり、読み取り画像の効
果的な認識が可能となる。また同時にメモリ容量の利用
効率を最大とすることが可能である。
また、以上に述べた設定は、画像格納メモリ(メモリA
、 B、  C,D)および第27図(E)に示すデイ
スプレィ(メモリM)とも独立に設定可能となっており
、画像格納する際、別々の変倍率で同じ画像を同時に別
々のメモリ例えば前述したようにメモリA、  B、 
 C,DとメモリMなどに格納できる。
くメモリEの説明〉 第27図(A)におけるメモリEについて説明する。第
27図(D−1)にその内部構成概略図を示す。メモリ
Eは2値画像のメモリ(以下ビットマツプメモリと称す
)でありその動作は前項で説明したメモリAに準する。
カラーリーダから読み込まれた画像データの中でビット
マツプメモリEに書き込まれる画像データは前項の説明
同様セレクタ4250.フィルタ9500を通りメモリ
E内の第27図(D−1)に示すFIFO4050E 
−Rに書き込まれる。かかる場合には第29図で説明し
たと同様にライトイネーブル9100により書き込みが
制御される。この時実施例ではR信号のみを画像信号と
しているが輝度信号に代表されるものであれば他に何で
もよい。例えば、G信号やR,G、  Bを所定の比率
で加重平均をとった信号であってもよい。FIFO40
50E−Rに書き込まれた画像データは前項の説明同様
に制御信号9101Eにより読み出され、4055−R
に示される2値化回路により2値化され順次メモリに書
き込まれる。この時点が“l“白が“0“となる。
かかる2値化の閾値はCPUがバスを介して所定の値を
レジスタ4053に書き込む。例えば第27図(D−2
)に示すように白地にある濃度を持ったハート型の原稿
Aを用意し図の点線のように領域Bを指定する。この領
域をビットマツプメモリEに読み込ませることによりビ
ットマツプメモリには図の様な“0“と“1“の2値画
像が格納される。
4080Eはメモリ4060ERの読み出し書き込みア
ドレスを制御するためのカウンタ、9141Eは該カウ
ンタ4080Eのカウント状態を制御するためのカウン
タコントロールであり、システムコントローラ4210
によって第29図において説明したのと同様にCPUに
より読み出し書き込み位置がコントロールされる。この
データを矢印に示すように順次読み出すことにより第2
7図(D−2)中Fに示す様な非短形領域信号が、信号
ライン4072に出力されセレクタ4071のセレクト
信号として用いられる。セレクタ4071の一方の入力
にはCPUバスと接続された8ビツトの容量のレジスタ
4074が設けられ、あらかじめ所定の出力濃度値がセ
ットされる様構成され、例えば80Hが入力されている
。よって信号4072が“1″時セレクタは前記設定し
たある濃度値が4172に出力され、結果として図のハ
ート型の領域に前記設定した濃度値が出力される。
また、4172の最上位ビット(M S B )が41
73に出力され(Bl信号と称す)非矩形の領域信号と
して用いられる。
また前述の417114172は第27図(B)の■D
に部分に出力され、セレクタ4230を介して第2図に
示すビデオインターフェイス201に入力される。
第27図に示すビットマツプEにおいてはその出力とし
てメモリ4060E−Rに蓄えられた2値画像に対して
第27図(D−1)図示のレジスタ4074によってセ
ットする濃度をCPUを介して書き換えることにより任
意に設定することが出来る。また、かかるレジスタに“
80H”以上のデータを書き込めば4173に示す信号
ラインにはビットイメージが出力される。
〈Sv録再生機31からの画像記憶〉 本実施例システムは、第1図図示のようにSv録再生機
31からのビデオ画像を画像記憶装置3に記憶し、モニ
タテレビ32やカラープリンタ2へ出力することも可能
である。また、画像処理装置3は入力した画像のハンド
リングをも行う。
以下に、Sv録再生機31からのビデオ画像を画像記憶
装置3への取り込みについて説明する。
まず、SV録再生機31からのビデオ画像の画像記憶装
置3への取り込み制御について、第27図(A−1)、
(A−2)、(B)の画像記憶装置3のブロック構成図
を参煉して以下に説明する。
第27図(A−2)はアナログインターフェース453
0の内部構成を説明するための図である。
SV録再生機31よりのビデオ画像は、ビデオ入力端子
4500を介してNTSCコンポジット信号9000形
で入力され、デコーダ4000によりセパレートR,G
、  B信号、およびコンポジット5YNC信号の4つ
の信号である9015R,G、B、Sに分離される。
また、デコーダ4000は、ビデオ入力端子4510か
らのY(輝度)/C(クロマ)信号9010も上記と同
様にデコードする。セレクタ4010への9020R。
9020G、9020B、902O3の各信号は、セパ
レートR,G、B信号およびコンポジット5YNC信号
の形での入力信号である。
セレクタ4010はCPUバス961Oと接続されてお
り、信号9030R−3と9020R〜Sの選択はCP
Uからプログラマブルに行えるようになっている。
セレクタ4010によって選択されたセパレートR,G
、 B信号としての9049R,9049G、 904
9Bの各信号は、後述するが、CPU4360にてゲイ
ンを自由にコントロールできるアンプ9050R,G。
Bに入力され、次にA/Dコンバータ4020R,40
20G。
4020Bに入力され、アナログ/デジタル変換される
。この時、後述するが、画像格納メモリの容量によりC
PU4360にてサンプリングクロックが選択できる様
になっている。
また、セレクタ4010により選択されたコンポジット
5YNC信号9050Sは、TBC/HV 分離回路4
030に入力され、該TBC/HV分離回路4030に
より、コンポジット5YNC信号905O8からクロツ
ク信号9060C1水平同期信号9060Hおよび垂直
同期信号9060Vが、さらに第28図(C)に示す画
像イネーブル信号9060ENが作られセレクタ425
0に入力される。なおイネーブル信号ENは有る画像領
域を示す信号である。
セレクタ4250は前述したように画像ソースをカラー
リーダlからの画像や、各種ビデオ機器(本実施例では
仮にSv再生機としている)からの画像やフィルムスキ
ャナ34からの画像を選択出力するセレクタである。第
28図(B)、(C)を用いて具体的動作について説明
する。
例えばビデオ機器側の画像を選択する場合、制御信号5
ELECT−A、5ELCT−BをOにセットしトライ
ステートバッファ4253R,G、B、HS。
VS、CK、ENおよび4252R,G、 B、 HS
、 VS。
CK、ENのみを生かし、5ELECT−C,D、E。
F、を1にセットして他のトライスラートバッファをす
べてハイインピーダンスとすることで、ビデオ機、器か
らの画像信号9051R,G、Bおよび同期信号905
1 Sがそれぞれ9420R,G、 B、 9420S
と結合される。
他の機器からの画像データを入力する場合も同様である
。更に本実施例においてはカラーリーダ11またはフィ
ルムスキャナ34との接続に関しては双方向の通信ライ
ンを用いるためにセレクタ4250内にトライステート
バッファを用いていることを特徴としている。
本実施例のTBC/HV分離回路4030より出力され
る9051の中で、例えばNTSC規格の場合TVCL
K9060C信号は12.27 M Hzのクロック信
号、TVH3YNC9060H信号はパルス幅63.5
μsの信号、TVV  YNC9060V信号はパルス
幅16.7 m Sの信号である。
かかるビデオ画像信号が入力されるようにセレクタ42
50を切り換える際にはCPUはフィルタ9500の各
スイッチ4254R,G、 Bを第28図(A)中上側
に切り換える。したがって実質的にフィル夕がかからず
にメモリA、  B、  C,D、  E、  Mのい
ずれかに入力される。また、リーグからの画像を取り込
む場合には網点の画像等のようにモアレが発生する画像
が有るため、かかる画像に対応して前述の各スイッチ4
254R,G、Bを下側に切り換えるモアレの発生を防
止する。次に再び第27図(C)を用いて説明する。
FIFOメモリ4050AR,4050AG、4050
ABは、r口侠背1で9060B信号によってリセット
され、′0″番地からTVCLK9060C信号に同期
して、データ9060R,9060G、9060Bを書
き込む。コノFIFoメモリ4050AR,4050A
G。
4050ABの書き込みは、システムコントローラ42
10から出力されるWE信号9100の付勢されている
時に行なわれる。
このn信号9100によるこのFIFOメモリ4050
AR,4050AG、 4050ABの書き込み制御の
詳細を以下に説明する。
本実施例におけるSv録再生機31は例えばNTSC規
格の場合、Sv録再生機31よりのビデオ画像をデジタ
ル化した画素容量は、640画素(H)X480画素(
V)の画面容量となる。従って、まず画像詰憶装置3の
CPU4360は、コンパレータ4232゜4233に
主走査方向640画素となるように設定値を書き込む。
次にセレクタ4213の入力をCPUバス9610側に
し、このRAM4213に副走査方向480画素分の“
0”を書き込む。
また、主走査方向の倍率を設定するレートマルチプライ
ヤ4234に100%のデータを設定する。
SV録再生機31の画像情報をメモリ4060AR。
AG、ABに記憶する場合、システムコントローラ42
10は、TBC/HV分離回路403oがら出力される
TVVSYNC9060V、TVH3YNC9060H
TVCLK9060Cは第29図に示すVSYNCIN
9455゜H3YNCIN9452.CLKIN945
6に接続される。
上述したように、画像制御信号をSv録再生機インター
フェイス側にすることにより、A/Dコンバータ402
0R,4020G、  4020Bからの出力信号であ
る9051R,9051G、9051B(7)ビデオ画
像の1主走査分のデータがフィルタ回路9500に入力
され、その出力信号9420R,G、 BがFIFOメ
モリ4050AR,4050AG、4050ABに等倍
で記憶される。
本実施例のメモリ容量は例えばメモリA1枚あたり、前
述したNTSC規格のビデオ静止画像(640画素(H
)X480画素(V))が最大4枚格納できる構成とな
っており、メモリA−Dで等倍で格納した場合、合計1
6種の画像が格納できる。
これらのメモリA、 B、 C,Dは容易に装置本体に
脱着可能となって増設できる様になっており、増設した
際にはハイバンド仕様(768画素(H) X480画
素(V))のビデオ画像が同様に格納できる様になって
いる。以下に詳細を説明する。
本装置は、電源がONとなると同時にCPU4360は
各メモリの容量を検知するプログラムがスタートシ、各
々メモリの容量を検知し、図示はしないがCPU436
0内のワークレジスタにその結果が格納される。第32
図(B)、  (C)は上述したプログラムのアルゴリ
ズムを説明する説明図である。
例えば簡単のためにメモリA内の406OA−Rを図の
様にアドレスと対応づけて模式図で表わすと、斜線部は
増設部分となり、それに対応するアドレスaHにはメモ
リが設けられていない場合には、CPU4360がアク
セスしてもデータは格納できない。
一方、前記斜線部に相当する領域のメモリの増設後は、
画像1枚あたりのメモリ容量は増加しhighバンド仕
様に対応できる様になり、前記アドレスaHにもメモリ
セルが存在する様になり、CPU4360でのデータの
アクセスも可能となる。
ここでCPU4360は一定のアドレスaHからbバイ
ト分所定のデータを書き込み、続けてアドレスaHから
データを読み出し、書き込んだデータと比較することに
よりメモリの容量を検知している。
第32図(C)はかかる動作のフローチャートを示す。
即ちメモリが増設されない場合にはアドレスaHの端子
はオーブンになるため、CPU4360がデータを読み
出す場合にはハイレベルが出力されつづけるため、上述
の動作によってメモリの容量が検知出来る。メモリの容
量を検知した結果は、前述した様にCPU4360のワ
ークレジスタに格納され、このデータに基づいて第27
図(A−1)に示す様に0SC4031をCPU436
0が制御することによりA/D変換4020R,G、B
のサンプリングクロックを変えており、メモリ容量に対
応してハイバンド入力、もしくはローバンド入力でのサ
ンプリングクロックの切り換えを行なっている。
また、本実施例では、Svコントロールコネクタ442
0とSvプレーヤ(再生機)31とを接続することによ
りSvコントローラ4420を介してSvプレーヤ31
とCPU4360との間でコマンドのやりとりが可能と
なる。この時Svプレーヤ(再生機)は再生しているビ
デオ画像がハイバンドモードで記録された画像かローバ
ンドモードで記録された画像かを検知する。かかる検知
手段は公知であるので特に述べない。次いでSvプレー
ヤはSvコントローラ4420を介して前記対応するコ
マンドをCPU4360に送ることにより、CPU43
60は前記ワークレジスタに格納されている画像メモリ
の残量に関するデータと前記コマンドからサンプリング
クロックを制御することができ、より精密な対応ができ
る様になる。例えばメモリがハイバンドに対応しかつビ
デオがハイバンドの時はサンプリングクロックはハイバ
ンドとなる。またメモリがローバンド対応または、ビデ
オ機器がローバンドの時はサンプリングクロックはロー
バンド対応となる。
またメモリに格納された画像データに応じてCPU43
60によってビデオアンプ4011R,G、Bのゲイン
を最適に調整し、再びメモリに格納することで最良の画
像を格納できる様になっている(以下AGC(オートゲ
インコントロール)と称す)。以下にその詳細を説明す
る。第32図(D)にアルゴリズムフローチャートを示
す。またその操作は、第47図のH図、または第50図
(A)の0図内のAGCキーを押すことにより機能する
ビデオ画像を格納する際には、まずはじめに例えばゲイ
ンを8段階にコントロールできるアンプ4011R。
G、  Bをゲイン最小にセットしておく (Sl)。
セットの後、ビデオ画像をメモリに格納しくS2)、C
PUにより以下に述べるチエツクを行う(S3)。S3
におけるチエツクは、画像データが例えば8bitの場
合、格納画像のデータが最大値FFH(本実施例では、
最高輝度の値)になっていないかチエツクを行う。これ
は全画像領域もしくはある一部の領域についてチエツク
を行う。
本実施例では、格納画像の中央の一部領域を全領域の代
表として行っている。このことによりチエツクの時間が
短縮できる。
これらのチエツクは格納画像のR,G、  Bそれぞれ
について行う。S4において、R,G、 Bのうちどれ
かの値が例えば8bitの画像データならばFFHにな
っていないかチエツクしFFHの画素がない場合はアン
プ4011R,G、Bのゲインを一段上げて再びメモリ
に格納し、S2からの処理をくり回し行なう。FFHが
見つ゛かった場合は終了する。
以上の様な処理を行なうことで、各種ビデオ機器間にお
ける、録画レベル(明るさ)が異なっていても常に同じ
レベルで画像格納ができる様になっている。
以上述べたAGCは、CPU4360を介し行なってい
るが、第27図(A−1)に示すA/D変換器4(’1
2OR,G、Bの出力にコンパレータを付加し、その出
力からビデオアンプ4011R,G、Bのアンプゲイン
を変えることによっても可能である。
また、AGC機能を働かせることにより、入力されるビ
デオ信号のゲインコントロールを行なうとともにR,G
、  B信号のカラーバランスも自動的に補正される。
カラーバランス機能は後で詳しく説明する。
(SVインデックス時におけるSv録再生機31からの
画像記憶) Svインデックス時は、Sv録再生機31からの画像を
25面ずつ、メモリに記憶する。
第27図(A)におけるアナログI/F4530からの
SV画像情報9421R,G、Bは、インデックス時に
おいては320 X 240画素を1つの画像単位とし
てメモリA〜Dのうちの1枚のメモリボードに25面分
記憶する。
かかるSvインデックス時における画像記憶はビデオ機
器からのノーマル画像の大きさ640X480画素を1
/2に縮少して320 X 240画素でメモリに記憶
する。この320 X 240画素を1画素の大きさと
することにより25画面が2M画素を有するメモリボー
ド1枚に記憶可能となっている。
このようすを、第33図(b)に示す。画像1〜画像2
5までの25画面分の画像信号を2M画素のメモリに記
憶する。
Sv録再生機31からの画像情報640 X 480画
素を1/2にし、320 X 240画素を1画像の情
報としてメモリに記憶する。
87画像情報の縮小は上述したカラーリーダlからの画
像記憶と同様にFIFOの書き込み・読み出しの制御に
よって行なっているため略す。
Sv録再生機31からの1画面の画像情報を記憶したの
ち画像記憶装置31内のCPU (第27図(B)(7
) 4360)はSvコントo−ラ4400を介しSV
録再生機31にトラックアップ信号を送る。
Sv録再生機31はこの信号によりSvジャケッシト対
し、再生ヘッドのアクセスしているトラックを1トラッ
ク分内周側に移動させる。次にかかるアクセスを行なっ
ているトラックに記録された画像信号を再生し画像記憶
装置3に送る。画像記憶装置3は上述した動作と同様に
ヘッ□ドを再び1トラック分移動させ、次のトラックに
記録されている画像信号をメモリに記憶する。
かかる動作をくり返すことにより、25画面の画像信号
をメモリに記憶する。
(SVインデックス時におけるSv再生機31からの画
像表示〉 Svインデックス時におけるSv再生機31からの画像
情報を該Sv再生機へSvジャケッシト対して再生ヘッ
ドがアクセスしているトラックを順次変更、具体的には
トラックアップさせながらモニタテレビ32に表示する
。この表示を第33図(C)に示す。
第27図(A)におけるアナログI/F4350からの
87画像情報9421R,G、BはメモリMニ128×
96画素を1つの単像単位として25画面分記憶する。
Svインデックスにおけるモニタ表示はビデオ機器から
のノーマル画像の大きさ640 X 480画素を11
5に縮小して、128X96画素でメモリに記憶する。
87画像情報の縮小は、上述したカラーリーダlからの
画像記憶と同様にFIFOメモリの書き込み・読み出し
の制御等によって行なわれる。
SV再生機31からの1画面の画像情報をメモリMに記
憶したのち、画像記憶装置31内のCPU (第27図
(B)の4360)はSVコントローラ4400を介し
、Sv録再生機31にトラックアップ信号を送る。
Sv録再生機31はこの信号によりSvジャケッシトト
ラックアップに対する再生ヘッドのアクセス位置の変更
を行ない、次のトラック画像を画像記憶装置に送る。
画像記憶装置3は上述したと同様に次の画像をメモリM
に記憶する。
かかる動作をくり返すことにより25画面の画像をメモ
リMに記憶する。
メモリMに記憶された画像情報はLUT (第27図(
E)の442OR,G、  B)を通り、D/A変換器
4430R,G、 Bによりアナログ信号に変換され、
モニタテレビ32にインデックスの画像を表示する。
く画像記憶装置よりの読み出し処理〉 次に、以上説明した画像記憶装置3のメモリ4060A
R,4060AG、4060ABよりの画像データの読
み出し処理について説明する。
このメモリからの画像出力をカラープリンタ2で画像形
成を行う場合の指示入力等は、おもに上述した第23図
に示すデジタイザ16および操作部20によって行われ
る。
例えば画像形成したい領域をデジタイザで第37図のよ
うに指定した場合カラーリーダlは、その位置座標をコ
ネクタ4550に接続されている制御ライン9460を
介して画像記憶装置3のCPU4360に送る。かかる
位置座標は例えば8ビツトのデータとして出力される。
CPU4360は第27図(F)に示すシステムコント
ローラー4210内の領域信号発生器4210−2(第
12図(d)に示すものと同様)に前記送られた座標情
報をもとに領域信号発生器を、所望の画像出力を得るべ
くプログラムする。具体的には第12図(d)に示すR
AM555,556に座標情報に対応したデータをセッ
トする。第27図(F)に領域信号発生器より出力され
る各信号を示す。それぞれが各領域ごとの制御信号とな
る。
前述したプログラムを終了すると画像記憶装置3はカラ
ーリーダ1からのコマンド待ちとなり、ここでコピース
タートボタンを押すことにより画像形成がスタートする
スタートボタンが押されるとカラーリーダ1は、信号線
4550を通して画像記憶装置3のCPU4360にそ
のコマンドを送り、コマンドを受けとったCPU436
0は瞬時にセレクタ4250の切り換えを行う。第28
図(B)(C)において画像記憶装置3からカラーリー
ダ1に画像を送る際の設定は、5ELECT−C,5E
LECT−E、5ELECT−Fを“O”としゲートを
開き他のトライスラートバッファは、すべてハイインピ
ーダンスとする。さらにCPU4360は所望する画像
が格納されているメモリのカウンタコントローラをリー
ドモードに設定する。
以上の設定でカラーリーダlからスタートのタイミング
信号1−TOPとBDを受ける。一方カラーリーダ1は
画像記憶装置3からは前記タイミング信号に同期して画
像信号、CLK、画像イネーブル信号を得るようになっ
ている。
まず最初に記録紙の大きさに応じて画像形成を行う実施
例、次にデジタイザで指示された領域に画像を形成する
実施例について説明する。
く記録紙の大きさに対応した画像形成処理〉本実施例に
おいては、カラープリンタ2は第1図に示すように2つ
のカセットトレイ735,736をもち、2種類の記録
紙がセットされている。ここでは、上段にA4サイズ、
下段にA3サイズの記録紙がセットされている。この記
録紙の選択は走査部20の液晶タッチパネルにより選択
入力される。
なお、以下の説明はA4サイズの記録紙への複数の画像
形成をする場合について行う。
まず、画像形成に先立ち、上述したカラーリーダlやフ
ィルムスキャナ34またはSv録再生機から画像記憶装
置3への読取り画像データの入力により、後述する画像
メモリ4060AR,4060AG。
4060ABに、例えば第33図(A)に示すようにそ
れぞれ「画像O」〜「画像15」の合計16の画像デー
タを記憶させる。
次に操作部よりスタートキーを押す。
これにより第2図示のCPU22がこのキー人力を検知
し、A4サイズの記録紙に対し、自動的に画像形成位置
の設定を行う。第33図に示す16の画像を形成する場
合には、例えば画像形成位置を第34(A)図のように
設定する。
本実施例における以上の画像形成処理の詳細を第27図
のブロック図、および第35図に示すタイミングチャー
トを参照して以下に説明する。
第2図に示すカラ・−プリンタ2からプリンタインター
フェイス56を介してカラーリーダ1に送られて来るI
TOP信号511は、ビデオ処理ユニット12内のビデ
オインターフェイス201に入力され、ここから画像記
憶装置3へ送られる。画像記憶装置3ではこのITOP
信号551により画像形成処理を開始する。そして、画
像記憶装置3に送られた各画像は、画像記憶装置3内の
第27図(A)、(B)に示すシステムコントローラ4
210の制御で画像がメモリABCD等から読み出され
る。
システムコントローラ4210内にある領域信号発生器
(第27図(F))から出力される制御信号9102−
0〜3はカウンタイネーブル信号となるべく、例えばメ
モリAから読み出す場合はカウンタコントロール914
1Aに入力される。カウンタコントロール9141Aは
前記入力された 制御信号に基づき、カウンタをイネー
ブルとし、またセレクタ4070Aのセレクト信号91
40Aを制御する。
この時同時にカウンタコントロール9141Aはリード
イネーブル信号9103Aを出力し、またこの信号が次
段のFIFO4140−0〜3のライトイネーブル信号
となる。
このアクセスにより各メモリ4060AR,4060A
G。
4060ABに記憶された画像データが読み出され、各
メモリからの読出し画像信号9160AR,9160A
G。
9160ABは、第27図(C)に示すルックアップテ
ーブル(LUT) 4110AR,4110AG、 4
110ABに送られ、ここで人間の目の比視感度特性に
合わせるための対数変換が行われる。この時、4111
AはLUT選択用の信号で領域信号発生器4210より
送られ、領域ごとに任意にLUTの選択が可能になって
いる。本実施例では16種のLUTが選択できる。この
各LUTよりの変換データ9200AR。
9200AG、9200ABは、マスキング/黒抽出/
UCR回路412OAに入力される。そして、このマス
キング/黒抽出/UCR回路4120Aで画像記憶装置
3のカラー画像信号の色補正を行うとともに、黒色記録
時はUCR/黒抽出を行う。
そして、これら連続してつながっているマスキング/黒
抽出/UCR回路4120Aよりの画像信号9210は
第27図(B)に示すセレクタ4130によって、領域
信号発生器から出力されるセレクト信号9230に基づ
いて、各FIFOメモリ4140−0〜3に入力される
。これによって第33図(A)に示すようにシーケンシ
ャルに並んでいた各画像は、このFIFO4140−0
〜3の作用により並列に処理可能となる。
第35図は、前述した画像の流れをタイミングチャート
で表わしたものである。
第27図(B)中9240−0〜3はFIFO4140
−0〜3に対するリセットライト信号で書き込み動作を
する前にFIFOのアドレスをリセットする。また93
20−0〜3は拡大補間回路のイネーブル信号であり、
9340はセレクタ4190のセレクト信号で使用する
拡大補間回路を選択する。いづれも領域信号発生器から
出力されるもので、領域ごとに最大4つまで独立に拡大
処理ができるようになっている。
例えばイネーブル信号9320−0によって拡大補間回
路4150−0がイネーブルとなると、拡大補間回路4
150−0はFIFO4140−0にリードイネーブル
信号9280−0を出力し、FIFOより画像データを
受は取り拡大処理を行うようになっている。なお、本実
施例では1火桶間法を用いている。他の拡大補間回路も
同様にイネーブルとなった時点でFIFOに対しリード
イネーブル信号を出しFIFOのデータを読み取る。第
35図にタイミングチャートを示す。
この時点で前述したように、メモリからシーケンシャル
に読み出した画像データは並列に処理が行なわれ、最終
的にセレクタ4190によって画像のレイアウトが完了
し、ここまで並列に処理された各画像データを再びシリ
アルの画像データ信号とする。セレクタ4190により
シリアル画像データに変換された画像信号9330は、
エツジフィルタ回路4180によって、エツジ強調、お
よびスムージング(平滑化)処理が行われる。そしてL
UT4200を通り、信号ライン9380を介し、セレ
クタ4230に入力される。
セレクタ4230には前述したビットマツプメモリのデ
ータ■Dとメモリからの画像データとが入力する。かか
る2つの切り換えの詳細は第41図を用いて後述する。
セレクタ4230を出力した画像信号9380はセレク
タ4250に■として入力され、第27図(F)に示す
前記領域信号発生器から作られるビデオイネーブル信号
、およびクロックとともにカラーリーダ1へ送られる。
以下、「画像0」〜「画像3」の全ての画像データの形
成が終了すると、次に「画像4」〜「画像7」、「画像
8」〜[画像ill、「画像12J〜「画像15」の順
で順次画像形成され、第34図(A)に示す「画像0」
〜「画像15Jの16個の画像形成が行われる。
上述ルたよう・に、本実施例では、16個の画像を記憶
し第34図(A)に示すようにレイアウトしてプリント
アウトしたが、この画像の数は、任意に設定可能である
また、Sv録再生機31からの画像の場合、Svフロッ
ピーの画像を連続してプリントアウトが可能であり、イ
ンデックスプリントとしての機能も有する。
このSvインデックスプリントする際には、Svプレー
ヤの機種によりカラーバランスの取り方が異なっている
場合やSv左カメラ影時における環境のちがい、すなわ
ち色温度のちがいなどが多く、かかるカラーバランスを
補正するため本実施例では、自動的にカラーバランスを
有する機能を持っている。このカラーバランス機能は、
第47図のH図、または第50図(a)の0図内のAG
Cキーを押すことにより機能する。以下に詳細を説明す
る。
メモリ内に格納されている複数画面の画像データからそ
れぞれN画素(1≦N≦全画素数)、本実施例では、合
計256画素をCPU4360に取り込みながらデータ
を処理し、この処理結果に基づいてCPU4360が最
適な補正テーブルを図示はしないがCPU4360内の
ROMから選択または作成してルックアップテーブル4
110A−R,G、Bに設定する。例えば選択して設定
する場合、第35図(B)の■〜■の曲線から1本、メ
モリMのルックアップテーブル4420R,G、  B
には第35図(C)■〜■の中から1本選んで設定する
後述するがこれによりモニタ表示画像の補正もできる。
次にメモリ内の画像データを使って、補正テーブルを選
択する方法について述べる。
次に、補正テーブルの選択について説明する。
第35図(D)が、補正テーブルの第35図(C)の傾
きを求める図であり、第35図(F、)が補正テーブル
の傾きを求めるフローチャート図である。
まず、CPU7はメモリ3内の画像データNコを順次取
り込みながら(ステップSl)、R,G、  Bの信号
値Ri、  Gi、  Bi (i番目の画素データで
1≦i≦N)の中で信号値が飽和していない(例えば、
画像データが8ビツトの時、真白を255、黒を0とす
ると、飽和していないというのは、255でないこと)
画素データを取り出す。これは、Ri、  Gi。
Biのうち1つでも飽和していると、原データのカラー
バランスからずれたデータとなっているので、カラーバ
ランスを正確に判定することができないためである。
またかかるメモリ3内の画像データNコの順次の取り込
みは例えば以下の様に行われる。即ち、メモリ内に複数
画面例えば20画面のデータが取り込まれている場合に
は、かかる20画面の夫々からカラー画像データを順次
サンプリングすることによって行われる。即ち本実施例
においてはメモリ3内の複数画面からデータを平均的に
サンプリングすることによって前記複数画面の中で色相
が片寄った画面があったとしてもかかる色相の片寄った
画面に影響されずに全体的に平均したカラーバランス補
正が行える。
取り込んだ信号値の中でRiとGiとBiの中の最小値
がN個の画素の中でもつとも大きな画素のRlG、  
B成分をRMAX、GMAX、BMAXとする(ステッ
プS2)。RiとGiとBiの中の最小値は、その画素
データの特徴を表わす。すなわち、赤っぽい画素ではR
i、 Gi、 Biの最小値はRiである。
Ri、 Gi、  Biの中の最小値が最も大きな画素
とは、画素データの特徴を表わす成分が最もうすい画素
である。したがって、RMAX、GMAX、BMAXは
87画像中の白を表わす画素のRi、 Gi、  Bi
酸成分考えられる。RMAX、GMAX、BMAXの最
大値をDMAXとし、最大値と最小値との差をDSAと
する(ステップS3)。DMAXは、白と考えられる画
素のR,G、  B成分の中の最もうすい成分である。
DSA=Oであれば白と思われる画素のカラーバランス
(ホワイトバランス)がとれていることになるが、DS
A≠Oでない時はDSA=Oになるよ。うな補正が必要
である。
次に、Nコの画像データのRi、  Gi、  Biの
それぞれの平均値AVER,AVEG、AVEBを求め
る。
そして、AVER,AVEG、AVEBの最大値をAV
EMAX。
最大値と最小値の差をAVESAとする(ステップS4
)。AVEMAXは平均的な画素データ(7)R,G。
B成分の中で最もうすい成分である。AVESA=0で
あれば、87画像の平均濃度が無彩色になり、ある程度
カラーバランスがとれていることを表わしている。これ
は、透過フィルムを銀塩プリントする時に用いられるエ
バンスの定理を87画像に応用したものである。AVE
SA=0でなければ、カラーバランスがズしているので
、AVESA=Oにする補正が必要である。
白レベルの各成分の中の最大値DMAX、全画像データ
のRi、 Gi、  Biのそれぞれの平均値の中の最
大値AVEMAX、白レベルの有彩色度DSA、全画像
データの平均値の有彩色度AVESAについてのメンバ
ーシップ関数は第35図(D)に示すI−a。
1−b、  1−c、  1−dである。メンバーシッ
プ関数1’−a、  1−b、  1−c、  1−d
はそれぞれテーブルとしてROM13にあらかじめ登録
されている。
CPU7は1−aにより白レベルの最大値DMAXから
明るさ補正の白レベル依存度WDMAXのグレードを求
める(ステップS5)。白レベルの最大値DMAXの値
が大きければ、全画像データの平均値よりも白レベルを
重視して明るさ補正することを意味している。すなわち
、DMAXが大きということは、白を表わすと判断した
画素が実際に白に近い画素であったということを意味す
る。逆に、DMAXが小さいということは、白を表わす
と判断した画素が、実際は白から遠い画素であったとい
うことを意味する。したがって、Nコの画像データから
抽出した白レベルを重視することはできないことになる
次にi−bにより、平均最大値AVEMAXから明るさ
補正度WAVEのグレードを求める(ステップS6)。
平均最大値AVEMAXの値が中心よりも小さく、また
は、大きくなるほど、明るさ補正を行う度合が小さくな
ることを意味している。すなわち、入力した画像がもと
もと暗い場合に、画像を明るくする補正を行ってしまう
と、入力した画像の特性を必要以上に変更してしまうこ
とになる。
したがって、本実施例では、AVEMAXがステップS
6のD1以下の場合は徐々に明るさ補正度WAVEを小
さくしている。一方、入力した画像がもともと明るい場
合には、それ以上明るくする必要はないので、AVEM
AXがD2以上の場合は明るさ補正度WAVEを徐々に
小さくしている。
更に、1−cにより白レベルの有彩色度DSAからカラ
ーバランス補正の白レベル依存度WDSAのグレードを
求める(ステップS7)。白レベルの有彩色度DSAの
値が太き(なれば白レベルのつもりが、白でなかった可
能性が出てくるので、カラーバランス補正に使うデータ
は白レベルよりも全画像データの平均値を重視すること
を意味している。
次に、1−dにより、全画像データの平均値の有彩色度
AVESAからカラーバランス補正度WSAのグレード
を求める(ステップs8)。平均値の有彩色度AVES
Aの値が大きくなると、もともとエバンスの定理からは
ずれている画像である可能性があるので、カラーバラン
ス補正を行う度合いが少なくなることを意味する。
更に、CPU7は、白レベル依存度WDSAにより、白
レベルを使ってカラーバランス補正を行う割合と平均値
を使ってカラーバランス補正を行う割合を演算する。更
に、それらの和によってカラーバランス補正比率を求め
る(ステップS9)。ステップS9において、DMAX
/RMAXは白レベルのR成分に基づく補正項であり、
AVEMAX/AVERは平均値のR成分に基づ(補正
項である。そして、ソレソレニ依存度WDSA、(1−
WDSA)(7)重みをかけて加算することによりBA
LRを求める。BALG。
BALBについても同様である。
但し、カラーバランス比率BALR,BALG、BAL
Bは、どれか1になる必要があるので正規化する(ステ
ップ5IO)。更に、カラーバランス補正度WSAから
カラーバランス補正量を求める(ステップ511)。
一方、明るさ補正の場合は、CPU7は明るさ補正の白
レベル依存度WDMAXから白レベルを使って明るさ補
正をする割合と平均値を使って明るさ補正する割合、す
なわち、明るさ補正比率AEを求める。更に、明るさ補
正度WAVEから明るさ補正量WAEを求める。ここで
は、白レベルを表わすDMAXが255に、全画素の平
均値が127(すなわち255/2)に対応するように
する。そして、白レベルおよび平均レベルのそれぞれに
基づく補正量ニ依存度WDMAX、(1−WDMAX)
(7)重み゛をかけて明るさ補正量WAEを求める。
そして、明るさ補正量WAEとカラーバランス補正量の
積により最終的に求まるカラーバランスと明るさの補正
量γ2 、γ。、γ8が第3図の傾きを表わしている。
CPU7は第35図(C)の(1)〜(8)のうち近い
傾きをR,G、 Bそれぞれについて選択し、ルックア
ップテーブル4420R,G。
Bに設定する。(1)〜(8)に対応して第35図(B
)のテーブルも選択され、ルックアップテーブル411
OA−R,G、Bに設定する。
このように、本実施例の方法は、Sv左カメラたはフロ
ッピーからメモリに取り込まれたR、  G、  B画
像信号から平均値と白レベルと思われるR、 G。
B信号を求め、更に、平均値及び白レベルのR,G;B
値から得られる特性値からあらかじめ用意したメンバー
シップ関数を使ってグレードを求め、グレードに応じて
画像の明るさ補正及びカラーバランス補正を行うように
したものである。Sv左カメラメーカーの違いや機種の
違いで発生するカラーバランスのズレや録画レベル(明
るさ)の違いを補正できる。更に、補正のしすぎを防止
し、入力画像のレベルの少しの違いによって補正がかか
ったりかからなかったりするといった極端な補正が起き
ないようにする効果がある。したがって、補正のされ方
がより自然に行われる効果がある。
以上の様にLUTを作成し、プリントアウトすることに
より、より忠実な画像が再生できる(以上をカラーコン
トロールと称す)。
上述したカラーバランス機能は、初期のカラーバランス
状態(第49図E図に示す)から入力されたビデオ信号
をエバンスの定理を用いて、R,G。
Bのバランスを変えることである。例えばカラーバラン
ス機能を働かせた結果、赤味(R)を強くし、青味(B
)を弱くした場合、カラーバランス表示は第49図F図
のように変化する。
このカラーバランス機能を働かせたのち、さらにユーザ
ーが求める色あいにしたい場合には、第49図A図に示
すカラーバランスキーを押し操作することにより変える
ことが可能である。このカラーバランスの操作方法は、
後述するため略す。
又、本実施例においては、カラーバランスを調整するに
際しては、複数画面の画素データをサンプリングして、
メモリに記憶された複数画面全体のカラーバランスを自
動的に調整する様にしている。したがって本実施例に依
れば誤動作が少なくカラーバランスの自動調整を実現出
来る。
フィルムスキャナ34もオートチェンジャーを使用し、
自動的に次々と画像を記憶し24面や36面プリントを
行うことにより、フィルム画像のインデックスプリント
が可能である。
く任意の位置のレイアウトによる画像形成〉以上の説明
は、第34図(A)のように画像を自動的に形成可能に
展開し、画像形成する制御を説明したが、本実施例は以
上の例に限るものではな(、任意の画像を任意の位置に
展開して画像形成することもできる。
以下、この場合の例として第37図に示す「画像0」〜
「画像3」を、図示の如く展開し、画像形成する場合を
説明する。
まず、上述したメモリへの画像入力制御と同様の制御に
より、カラーリーダ1やフィルムスキャナ34またはS
v録再生機31から読み込んだ4個の画像情報を、画像
メモリである4060AR,4060AG。
4060ABへ、第36図のように記憶させる。
そして、ポイントペン421を操作して座標検知板42
0より所望の展開位置を指定入力する。例えば展開領域
を第37図に示すように指定入力する。
この場合の画像形成処理を第27図(A)〜(F)のブ
ロック構成図、および第38図、第39図に示すタイミ
ングチャートを参照して以下説明する。
第38図は第37図に示す、′j21 ラインにおける
画像形成時のタイミングチャート、第39図は第37図
における“12”ラインにおける画像形成時のタイミン
グチャートである。
ITOP信号551は、上述と同様にプリンタ2から出
力され、システムコントローラ4210はこの信号に同
期して動作を開始する。
なお、第37図(A)に示す画像のレイアウトにおいて
、「画像3」はカラーリーダ1やフィルムスキャナ34
またはSv録再生機31からの画像を90度回転したも
のとなっている。
この画像の回転処理は以下の手順で行われる。
まず、第27図におけるDMAC,(ダイレクトメモリ
アクセスコントローラ)4380によって4060AR
4060AG、4060ABからワークメモリ4390
へ画像を転送する。次に、CPU4360によってワー
クメモリ4390内で公知の画像の回転処理を行った後
、DMAC4380によって、ワークメモリ4390か
ら4060AR,4060AG、  4060ABへの
画像の転送を行い、画像の回転処理が行われることにな
る。
デジタイザ16によってレイアウトされ、指示入力され
た各画像の位置情報は、第1図のビデオ処理ユニット1
2を介して前述した通りの経路で画像記憶装置3へ送ら
れる。
上記位置情報は、信号ライン9460を介してCPU4
360に読み取られる。CPU4360は前記位置情報
をもとに領域信号発生器のプログラムを行うことは、す
でに述べたとおりである。
この各画像に対する展開位置情報を受取ったシステムコ
ントローラ4210は、各画像に対応した拡大・補間回
路4150−0〜3の動作許可信号9320−0〜3お
よびカウンタイネーブル信号9102−〇〜3、LUT
選択信号4111A〜Dかつ各セレクタ制御信号を発生
し、所望の画像が得られるようになっている。この時8
7画像のプリント時には前述したアルゴリズムによりL
UTを設定する。
本実施例における任意の位置のレイアウトにおいては、
例えばカウンタO(4080−0)が画像0に、カウン
タ1 (4080−1)が画像1に、カウンタ2 (4
080−2)が画像2に、カウンタ3 (40803)
が画像3にそれぞれ対応して動作する。
第37図に示す“I!、”ラインにおける画像形成時の
制御を、第38図を参照して説明する。
画像メモリ4060AR,4060AG、4060AB
からの「画像O」の読み出しは、カウンタO(408O
A−〇)によって、“0”番地から“0.5M”番地(
第36図に示す「画像0」の格納領域)までを読み出す
。このカウンタ4080A−0〜3の出力の切換えは、
カウンタコントローラ9141Aの制御のもとにセレク
タ4070Aによって行われる。
同様に、「画像1」の読み出しは、カウンタl (40
80A−i)によって“0.5M”番地から“IM”番
地(第36図に示す「画像l」の格納領域)までが読み
出される。この読み出しのタイミングを第38図に91
60AR,AG、ABとして示す。
「画像0」および「画像1」のデータは、LUT411
0AR,4110AG、4110ABを介してマスキン
グ/黒抽出/UCR回路412OAに送られ、ここで面
順次の色信号921Oとなる。この面順次色信号921
0は、セレクタ4120によって並列化され、各画素毎
に分けられてFIFOメモリ4140−0゜4140−
1に送られる。そして、システムコントローラ4210
からの拡大・補間回路4150−0.4150−1への
動作許可信号9320−0. 9320−1がイネーブ
ルとなると、拡大・補間回路4150−0.4150−
1はFIFO読み出し信号9280−0. 9280−
1をイネーブルとし、読み出し制御を開始する。
FIFOメモリ4140−0. 4140−1は、この
信号9280−0. 9280−1によって拡大・補間
回路4150−0.4150−1への画像データの転送
を開始する。そして、この拡大・補間回路4150−0
゜4150−1によって、先に、デジタイザ16で指示
された領域に従ったレイアウトおよび補間演算がされる
。このタイミングを第38図の9300−0゜9300
−1に示す。
レイアウトおよび補間演算がされた「画像O」、「画像
l」データは、セレクタ4190によって選択された後
、エツジフィルタ回路4180を通り、LUT4200
に入力される。その後のコネクタ4550までの処理は
上述と同様であるので説明を省略する。
次に第39図を参照して、第37図(D)に示す“12
 ラインのタイミングを説明する。
画像メモリ4060AR,4060AG、4060AB
から拡大・補間回路4150−1. 4150−2まで
の処理は上述と略同様である。
ただし、“12 ラインにおいては、「画像1」と「画
像2」が出力されているため、カウンタ1(4080−
1)とカウンタ2 (4080−2)、FIFO414
0−1,4140−2、拡大・補間回路4150−1゜
4150−2が動作する。これらの制御は、システムコ
ントローラ4210からの制御信号に従って行われる。
第37図に示す如く、“I!2  ラインでは、「画像
l」と「画像2」が重なり合っている。この重なった部
分において、どちらかの画像を画像形成するか、または
両方の画像を画像形成するかはシステムコントローラ4
21Oからの制御信号9340によって選択可能である
具体的制御は上述の場合と同様である。
コネクタ4550からの信号は、ケーブルによってカラ
ーリーダlと接続されている。このため、カラーリーダ
1のビデオインターフェイス201は、第4図に示す信
号ライン経路で画像記憶装置3よりの画像信号205R
をプリンタインターフェイス56に選択出力する。
上述した本実施例における画像形成における画像記憶装
置3よりカラープリンタ2への、画像情報の転送処理の
詳細を第40図のタイミングチャートを参照して以下に
説明する。
上述した如(、操作部20のスタートボタンを押すこと
によりプリンタ2が動作を始め、記録紙の搬送を開始す
る。そして、記録紙が画像形成部の先端に達するとIT
OP信号551を出力する。このITOP信号551は
、カラーリーダlを介して画像記憶装置3に送られる。
画像記憶装置3は、設定された条件のもとに、各画像メ
モリ4060AR。
4060AG、4060ABに格納されている画像デー
タを読み出し、上述したレイアウト、拡大・補間等の処
理を行う。
〈メモリ拡大連写〉 ホストコンピュータ33より送られた画像データはGP
IB4580を介して入力され、ワークメモリ4390
で一旦展開され、画像メモリA、 B、 C,Dに書き
込まれ前述した手段により同様に読み出され、プリント
出力を得ることができる。例えば第43図に示すように
画像記憶メモリに転送された画像が第27図(C)に示
すカウンタO(4080AO)によって読み出されるメ
モリ領域であるならば、画像は同様に第37図(A)の
画像Oの領域にプリント出力される。
またホストコンピュータからレイアウト座標情報、拡大
倍率およびプリントコマンドを送ることにより、前述し
たものと同様に任意のレイアウトによる画像形成をホス
トコンピュータの制御によって行うことができる。
さらに拡大倍率が任意に設定できるため、プリント用紙
の限定を越えて拡大出力画像を得ることができる。
第37図(G)は例えばメモリ格納画像を4枚のプリン
ト用紙に分割して拡大プリントした例を示す(以下拡大
連写と称す)。以下に詳細を説明する。
第37図(F)は第27図(C)に示すカウンタ040
8OA−Qによって読み出されるメモリ領域に格納され
ている画像を模式的に表わした図である。
図のように拡大倍率および用紙サイズによりメモリ格納
領を任意に分割できるようになっている。ホストコンピ
ュータから拡大連写コマンドを受は取ると、CPUは用
紙サイズおよび拡大倍率からメモリの分割サイズを計算
し、システムコントローラおよび読み出しカウンタ0に
セットする。
図では分割サイズはH方向がa、V方向がbと゛してい
るこれらはカウンタが読み出す先頭番地を計算するのに
用いられる。
また簡単のために図では、それぞれの4つの分割領域が
4枚のプリント出力に対応するようになっている。
第40図に示すITOP信号551により画像形成処理
が開始され、システムコントローラ4210から・カウ
ンタイネーブル信号9102−0により1ラインa番地
まで読み出され拡大処理されて、カラーリーダ1に送ら
れる。読み出しカウンタは読み出しが終了すると次のラ
インの先頭アドレスを計算し、再び読み出しを繰り回し
bラインまで読み出しを行い、1枚目のプリントは終了
する。続いて2枚目のITOP信号551が来るまでに
2枚目の先頭番地2を計算し、順次繰り回し先頭番地を
計算しながら4枚目まで連続してプリントを行う。最後
にプリント画像をつなぎ合わせることにより拡大処理さ
れた画像が得られるようになっている。
くメモリEを用いた非矩形画像合成〉 次にビットマツプメモリEを用いた非矩形画像合成処理
について説明する。
例えば第37図(B)に示すように画像0の出力領域を
ハート型にし原稿上合成出力する場合を説明する。
前述したようにまず出力したい画像0の領域の大きさを
考慮し、ハート型の2値画像をビットマップメモリEに
展開する。次に前項と同じようにカラーリーダlより各
画像の展開領域をデジタイザ16を用いて指定入力する
。この時画像Oについてのみ非矩形領域の選択ボタンを
操作部より選択する。これら指示された各画像の位置情
報および処理情報は、第1回ビデオ処理ユニット12を
介して画像記憶装置3へ送られる。前記送られた情報は
、信号線9460をよりCPU4360に読み取られ、
これらの情報を基に画像の出力タイミングをプログラム
することはすでに述べたとうりである。
カラーリーダlからのI−TOP信号を受けると画像記
憶装置3はメモリより画像の読み出しを開始し、第27
図のセレクタ4230を通過する際に画像合成が実際に
行われる。
第41図は第27図(B)のセレクタ4230の内部概
略構成図である。301Oはレジスター1でかかるレジ
スターにセットするデータを制御することによってビッ
トマツプメモリから8bit濃度データもしくはBI倍
信号CPUからプログラマブルに選択できる。3020
.3030はかかる選択するゲートである。例えば8b
itの濃度データを選択するとORゲート3040にて
画像信号とビットマツプの合成が行われる。
一方BI信号を選択するとセレクタ3050セレクト信
号となり、前記BI倍信号3050に示すレジスターに
設定されるデータの濃度の画像データとメモリからの画
像データ9380を選択出力できるようになっている。
非矩形の画像合成を行う場合は通常レジスター2は“0
”を設定しておく。順次読み出される画像データ938
0は、ビットマツプから出力される、非矩形領域信号B
Iセレクト信号とするセレクタ3050にて非矩形に切
り抜かれ非矩形の画像合成を可能にしている。
上記BI倍信号単独でカラーリーダ1に送られカラーリ
ーダlにて前記BI倍信号利用した処理も可能である。
すなわち前述のBI倍信号第2図のビデオインターフェ
ース回路201に入力する信号206として用い、かつ
該ビデオインターフェース回路201を第6図に示す状
態にして用いれば、リーダー側にて前述の画像合成を行
うことが出来る。
また本実施例においてはリーダー1によって読み取られ
るカラー画像に対して、リアルタイムで画像記憶装置3
の画像を合成することも出来る。
すなわち上述のようにカラープリンタ2のITOP信号
551に同期して、画像記憶装置3から画像が読み出さ
れるが、また同時にカラーリーダlも上記ITOP信号
551に同期して反射原稿999をフルカラーセンサー
6にて読み出しを開始する。カラーリーダlの処理は上
述と同様であるので説明を省略する。
上述した画像記憶装置3からの画像情報と、カラーリー
ダlからの画像情報との合成を第37図(C)のタイミ
ングチャートを参照して以下に説明する。
第37図(C)は、第37図(A)において画像0〜4
以外の部分はり−ダ1によって読み取られる反射原稿を
合成した際の11における反射原稿999と、画像記憶
装置3から信号を合成したタイミングチャートである。
ITOP信号551に、同期して読み出されたカラーリ
ーダ1の画像情報は、点補正/白補正回路の出力信号5
59RGBとなり、第20図の11においてH8YNC
に同期して出力されている。また、画像記憶装置3から
の画像情報205RGBはデジタイザ16により指示さ
れた領域のみが出力される。これら2種の画像情報はビ
デオインターフェイス101に入力され、デジタイザ1
6で指示された領域以外はカラー原稿の画像が合成回路
115から出力され、デジタイザ16で指示された領域
は、画像記憶装置3からの情報が出力される。
上述の実施例では非矩形領域の設定手段として、欲する
領域の形状のマスクパタンをあらかじめ用意しておき、
それをリーグに読み込ますことにより、ビットマツプメ
モリに展開していた。
さらに本実施例では、第27図(D−1)に示すように
ビットマツプメモリをCPUバスと接続し、CPUによ
りビットマツプメモリにマスクパタンを展開できるよう
にしている。例えば、星形、菱形、6角形他用いる頻度
が高いと思われる定型のマスクバタンの場合、そのデー
タもしくはデータを発生するプログラムをCPUのプロ
グラムROMあるいはフォントROM4070に記憶さ
せておき、使用する際にはプログラムを起動させ、自動
的にマスクパターンを発生させることができる。
以上の構成では、マスクパタンを作成し、読み込ませる
必要がなく、簡単にビットマツプメモリにマスクパタン
を作成することができ、第37図(B)に示す様な画像
合成をさらに節単に実施することができる。
また本実施例においては、例えばコンピュータ33から
送信されたコードデータからCPU4360によって文
字の第27図(D−1)に示すフォントROM4070
を参照し、文字フォントをEに示すビットマツプメモリ
上に展開することもできる。
このように、自由にビットマツプメモリに文字フォント
を書き込むことができ、更に前述した第41図のアンド
ゲート3020をアクティブにし、アンドゲート303
0を非アクティブとし、画像データ9380とビットマ
ツプメモリ上の画像とをオアゲート3040によって合
成することによって、各種格納画像データとの文字合成
が容易に行えるようになっている。
また、CPU4360によって例えばバタン発生プログ
ラムを起動することにより、罫線になどもビットマツプ
に書き込むことができ、第37図(D)のようにかかる
罫線と画像データとの合成も容易にできる。この他各種
固定パタンをCPUプログラムとして持つことができる
さらに、ビットマツプメモリに予め書き込んだフォント
ROM4070からの文字データと画像データとを合成
し、第37図(E)に示すように、第34図に示した各
画像の下面にメツセージのはいった画像が得られるよう
になっている。これらの文字はあらかじめ前述したよう
に、ホストコンピュータより文字コードを送り展開する
ことも可能であるし、またリーダーから読み込みセット
しておくことも可能である。
くモニタテレビインターフェイスの説明〉本実施例のシ
ステムは第1図図示のように、画像記憶装置内の画像メ
モリの内容をモニタテレビ32に出力可能である。また
、Sv録再生機31からのビデオ画像を出力することも
可能である。
以下に詳しく説明する。画像メモリ4060AR。
4060AG、4060AHに記憶されているビデオ画
像データは、DMAC4380によって読み出され、デ
イスプレィメモリ4060M−R,4060M−G。
4060M−Bへ転送され、記憶される。
また一方、前述したようにシステムコントローラ421
0から各メモリに出力するコントロール信号を制御する
ことによって、所望する画像を画像メモリに格納すると
同時にデイスプレィメモリMにも格納出来る。
また、デイスプレィメモリMの詳細を示す第27図(E
)に示すようにデイスプレィメモリ4060M−R,4
060M−G、  4060M−Bに記憶されたビデオ
画像データは、LUT4420R,4420G、 44
20Bを通ってD/Aコンバータ4430R,4430
G、 4430Bに送られ、ここでデイスプレィコント
ローラ4440か、、らの5YNC信号4590Sに同
期してアナログR信号4590R,G信号4590G、
、B信号459C)Hに変換され出力される。
一方、デイスプレィコントローラ4440からはこれら
のアナログ信号の出力タイミングに同期して5YNC信
号9600が出力される。このアナログR信号4’59
0R,G信号4590G、B信号4590B。
5YNC信号4590Sをモニタ4に接続することによ
り、画像記憶装置3の記憶内容を表示することができる
また、本実施例においては、第1図に示すホストコンピ
ュータ33から第27図(B)に示す4580、GPI
Bコントローラ4310を介して画像記憶装置3へ制御
コマンドを送ることによって、表示されている画像のト
リミングが可能である。
CPU4360は、ホストコンピュータ33によって指
示入力された領域情報より、上述と同様の制御で、デイ
スプレィメモリ4410R,4410G。
4410Bから画像メモリ4060AR,4060AG
4060ABへ有効領域のみを転送することによってト
リミングが可能である。
また、ホストコンピュータ33からの領域指示情報に対
応して第27図(B)に示すCPU4360は第29図
のコンパレータ4232,4233およびRAM421
2に上述した場合と同様にしてデータをセットし、再び
カラーリーダ1やSv録再生機31から画像データを入
力することにより、トリミングされた画像データを40
60AR,4060AG、 4060ABに記憶するこ
とができる。
次に、画像メモリ406OR,4060G、  406
0Bに複数の画像が記憶されている場合、カラープリン
タ2で記録する際に各画像のレイアウトも、モニタテレ
ビ32とホストコンピュータ33を用いて可能である。
まずモニタテレビ32に記録紙の大きさを表示し、この
表示を見ながら各画像のレイアウトした位置情報をホス
トコンピュータ33によって入力することにより、カラ
ープリンタ2で記録する各画像のレイアウトが可能であ
る。
この時の画像メモリ4060AR,4060AG、 4
060ABからカラープリンタ2への記憶情報の読出し
制御およびカラープリンタ2での記録制御は、上述した
実施例と同様であるので説明は省略する。
くコンピュータインターフェイスの説明〉本実施例のシ
ステムは、第1図図示のようにホストコンピュータ33
を有し、画像記憶装置3と接続されている。第27図(
B)を用い上記ホストコンピュータ33とのインターフ
ェイスを説明する。
ホストコンピュータ33とのインターフェイスは、コネ
クタ4580によって接続されたGPIBコントローラ
4310にて行われる。GPIBコントローラはCPU
バス9610を介し、CPU4360と接続されており
、決められたプロトコルによりホストコンピュータ33
とのコマンドのやりとりや画像データの転送が可能であ
る。
例えば、ホストコンピュータ33よりGP−4Bを介し
て画像データが転送される場合、画像データは一ライン
ずつGP−IBコントローラ431Oにより受は取られ
、−時ワークメモリ4390に格納される。格納された
データは、随時ワークメモリより画像格納メモリAB、
CDおよびモニタデイスプレィメモリMにDMA転送さ
れ、再び新たにGP−IBコントローラ431Oよりデ
ータを受は取り、上記の繰り回しにより画像転送を行っ
ている。
第42図は第27図(A)、(B)に示したワークメモ
リ4369、画像格納メモリA−C,およびモニタデイ
スプレメモリMの関係を表わしたブロック図を示す。
なお、かかる第42図においては実施例の各構成要件の
符号を付し直している。ホストコンピュータ33からは
、まずはじめに転送すべき画像サイズが送られる。すな
わち入力端子2401、GP−IBコントローラ240
2を介してホストコンピュータ33からCPU2403
にかかる画像サイズが読み込まれる。次に画像データが
一ラインずつ読み込まれ、−時ワークメモリ2404に
格納される。ワークメモリに格納された画像データは、
DRAMコントローラ2405 (以下DMACと称す
)により画像記憶メモリ2406.デイスプレィメモリ
2407に順次転送される(ここでは簡単の為にR,G
、  Bをひとまとめにしている)。以下にその詳細を
説明する。画像記憶メモリ2406.デイスプレィメモ
リ2407は例えば第43図に示すようにアドレスを割
当てられ、画像が格納されている。図では、H方向にア
ドレス下位、■方向にアドレス上位が対応している。例
えば、A点はH方向100H,V方向100Hとするな
らばA点のアドレスは100100)Iとなる。
同様にデイスプレィメモリもまたアドレス下位、■方向
にアドレス上位を割当てている。ここで、例えば順次送
られて来る画像を、画像格納メモリ2402には等倍、
デイスプレィメモリ2407には3/4に縮小して転送
するものとする。
まず、前述したようにホストコンピュータから送られる
画像の画像サイズ、および縮小率がDMACにセットさ
れ、一方、DRAMコントローラ2408゜2409に
は格納先頭アドレスおよび縮小された場合の画像サイズ
がセットされる。上記設定終了後、CPUによりDMA
C2405にコマンドが送られ画像の転送が開始される
DMAC2405は、ワークメモリ2404に対しアド
レスおよび■信号を与え画像データを読み出している。
このとき、アドレスは順次インクリメントしていき、I
Hの読み出しが終了した時点で再びホストコンピュータ
より次の一ラインを受は取りワークメモリに格納される
。一方、同時にDRAMコントローラ2408.240
9にはDMACよりl0WI、l0W2が与えられ、順
次画像データが書き込まれるようになっている。この時
、DRAMコントローラ2408 2409はIOW信
号をカウントし、前記セットした先頭アドレスより書き
込みアドレスを順次インクリメントしている。H方向の
書き込みが終了した時点でV方向のアドレスがインクリ
メントされ、次のHの先頭から書き込みが行われる。
上記転送が行われる際、DMACは口1に対してレート
マルチプライヤと同様の機能を持っており、従って「σ
Wを間引くことにより縮小を行っている。例えば前記し
たように374の縮小を設定した場合、DMACはH方
向については4回に1回「ΦWを間引き、■方向につい
ては4ラインにっきlラインの区間「σWを出さない様
な構成となっており、結果として口1によるメモリへの
書き込みを制御することにより縮小を行っている。
第44図にタイミングチャートを示す。図のように読み
出しアドレスがワークメモリ24o4に入力され、■信
号によりデータがデータバスに現われる。同時に書き込
みアドレスが格納先アドレスに入力され、I−σW倍信
号よりデータが書き込まれる。
この時、「σW倍信号間引かれた場合前述したように書
き込みアドレスはインクリメントされず、また書き込み
も行われないようになっている。
〈マンマシンインターフェイスの説明〉本実施例のシス
テム(第1図)は前述したように、ホストコンピュータ
33からとカラーリーダlの操作部20から操作可能と
なっている。
以下この操作部20を用いたマンマシンインターフェイ
スについて説明する。
カラーリーダlにおいて操作部2oの外部機器キー(2
0−2)を押すことにより、第47図のAの図が操作部
20の液晶タッチパネルに表示される。
かかる第47図は画像記憶装置3へのカラーリーダ11
フイルムスキヤナ34、またはSv録再生機31からの
画像データの記憶を行う場合の操作を示した図である。
第47図Aの画像登録キーを押すと液晶タッチパネルは
Cのようになり、C図中Xとして示した破線で囲まれた
領域に表示された入力ソースを皇国キーにより選択する
入力ソースとしては本実施例ではカラーリーダ11フイ
ルムスキヤナ34、Sv録再生機31の3種類が有りこ
れらが困圃キーの操作により選択される。このようすを
0図の下に示す。
次に0図内の画像番号キーを押すことにより次に進む。
D図の場合には指定した画像番号にすでに画像が記憶さ
れている場合を示す。かかるDに示す画像は第47図Y
に示すエリアをオンすることによって表示される。E図
、G図、H図は、0図の入力ソースの選択(Qllll
キーにより選択)から決まりカラーリーダを選択した場
合はE図に、フィルムスキャナ34を選択した場合はG
図に、Sv録再生機31を選択した場合はH図となる。
カラーリーダ1の画像登録を選択すると第47図E図に
示す状態となる。かかる状態において第23図のデジタ
イザ16のポインティングペン421により、カラーリ
ーダ1のプラテンガラス4上の原稿999の読み取りエ
リアを指示する。この指示が終了するとF図となり確認
のための図が表示される。読み取りエリアの変更がある
場合は回キーを押すことにより、E図にもどり、再度設
定が可能である。
読み取りエリアがOKのときは+キーを押すとG図とな
り、次に使用するメモリ量の設定を行う。
G図のメモリ量のバーグラフは画像記憶装置3内のメモ
リポート(第27図(A)のメモリA−D)の装着によ
りバーグラフの長さが変化する。
画像記憶装置3は上述したメモリボード(メモリA−D
)を1枚から最大4枚まで装着可能である。
すなわちメモリボード4枚装着時が一番長いバーグラフ
となる。
G図のバーグラフは画像記憶装置3内のメモリ容量を示
すとともに、画像登録するさいの使用メモリ量を設定す
る。国ロキーにより登録使用メモリ量を決定し、登録ス
タートキーを押すことにより第1図の原稿走査ユニット
11がスキャン11原稿999読み込む。
第1図に示す原稿走査ユニット11からの画像情報はケ
ーブル501を通りビデオ処理ユニット12により処理
されたのち、ビデオインターフェイス201を介して画
像記憶装置3に出力する。画像記憶装置3は入力した画
像情報をモニタテレビ3に表示する。
画像記憶装置3のメモリ(27図(C))への記憶方法
は上述したものと同様であるため略す。
以上のようにG図のメモリ量の設定を可変に出来るため
、同一エリアの画像を記憶する場合でも、設定メモリ量
を多くすることにより高画質に画像記憶が可能となる。
また、メモリ量を小さくとることにより、多くの画像を
入力することも可能である。
次にフィルムスキャナ34からの画像登録は、G図に示
す表示となり、その登録方法はカラーリーダ1の場合と
同様であるため詳細な説明は略す。
Sv再生機31からの画像登録を選択した場合には第4
7図のH図の表示となり、登録スタート前に回転方向の
登録が有るか否かAGC(オートゲインコントロール及
びカラーコントロール)の0N10FF。
およびフィールド/フレームの設定を行う。上記設定の
後、登録スタートキーを押すことにより、Sv録再生機
31からの画像情報を画像記憶装置3はメモリ(27図
(C))にとり込む、メモリへの画像記憶方法は、上述
したものと同様であるため略す。
第48図は、画像記憶装置3内のメモリからカラープリ
ンタ2ヘレイアウトプリントする際の操作方法を示した
図である。
第48図の0図が3種のレイアウトパターンを選択する
ため操作表示である。
固定パターンレイアウトは、あらかじめ決められたパタ
ーンに画像記憶装置3のメモリの内容をプリントアウト
するものである。
フリーレイアウトは、第23図に示すデジタイザ16の
ポイントペン421によってプリントするエリアを指示
し、そのエリアに画像記憶装置3のメモリ内容をプリン
トアウトするものである。
合成は第23図に示すデジタイザ16のポイントペン4
21によって指示されたエリアに、画像記憶装置3のメ
モリ内容を書き込み指示されたエリア以外は、カラーリ
ーダ1のプラテンガラス4上の原稿999の画像を合成
しプリントアウトするものである。
固定レイアウトが選ばれた場合には、第48図のD図に
よって固定レイアウトプリントにおけるプリント面数の
設定を行う。固定レイアウトの各画像エリアにはA−P
の画像エリア名が与えられており、各エリア(A−P)
に対応する画像番号を各々、第48図、E図、F図を用
いて設定を行う。例えば第48図り図において16画面
を選択した場合には第48図Eに示す表示がなされる。
8図中の例えばAに示すエリアを選択すると次いで表示
はFに示す図に移り、設定されたエリアに形成すべき画
像の番号を第48図中の数値キーを用いて設定する。か
かる指定をくり返すことによって複数の画像の登録を行
うことが出来る。登録すべき画像の個数は、D図におい
て選ばれた固定パターンの種類に応じて自動的に決定さ
れる。かかる設定が終了すると、カラーリーダのCPU
はB図にて選択された種類の外部機器の種類応じ、例え
ばSvであればSv再生機のF図にて選択された所望画
面に対応する画像を記憶装置3に格納する。
次に第1図の操作部20のスタートキー(図示しない)
に対応する画像番号の指示を促す。次いで指定した番号
のスイッチをオンを押すことにより固定レイアウトされ
たハードコピーが、プリンタ2より出力される。固定レ
イアウトプリントの16面で出力した画像は第34図に
示すようなレイアウトでプリントされる。
第48図の1図に示すフリーレイアウトプリントについ
て説明する。フリーレイアウトプリントは、まず最初に
各エリアを第23図に示すデジタイザ16のポイントペ
ン421によって各エリアを順番に設定する。同時に各
エリアにプリントする画像番号をL図のテンキーによっ
て選択する。
各エリアの設定終了後、第1図の操作部20のスタート
キー(図示せず)を押すことにより、1図およびに図で
設定した領域に画像記憶装置3のメモリ内容がプリント
アウトされる。
第48図G図に示す合成レイアウトは上述したフリーレ
イアウトとエリアの設定は同様である。
エリア以外は反射原稿の画像が出力され、カラーインカ
ラーの画像出力が行われる。
第49図は、第47図A図に示した状態において「モニ
ター表示」のキーをオンにした場合、すなわちモニター
テレビ32への表示操作と、読図に示した状態において
「カラーバランス」のキーをオンした場合、すなわち画
像記憶装置3内の画像情報をカラープリンタ2でプリン
トアウトする際の各画像の色味を調整する際の操作を示
す。
第49図A図のモニタ表示キーを押すとC図のような表
示となり、画像記憶装置3の画像番号を選択しモニター
テレビ32に表示するかソース表示のどちらかを選択す
る。詳細は前に述べているため略す。
第49図A図のカラーバランスキーを押すことによりD
図のようになり、カラーバランスを設定する画像番号を
選択する。画像番号を選択すると液晶タッチパネルはE
図のような表示となり、レッド、グリーン、ブルー色に
対応した棒グラフが表示される。レッドの国キーを押す
と棒グラフは左側により、電気信号的には赤の輝度信号
を増幅する働きをするため、モニタ表示されている赤色
成分が薄くなる。これは第27図(E)のモニタメモリ
内のルックアップテーブル(LUT)4420R。
G、  Bのカーブを変化させることにより、モニタテ
レビの色味を変化させるとともに第27図(C)のルッ
クアップテーブル(LUT)4110A−RG、  −
Bのカーブも変化させる。すなわち、カラーリーダlの
CPUから画像記憶装置内のCPUへ通信が行われ、そ
の結果かかるLUTの書き換えは画像記憶装置3内のC
PUによって行われる。上述したように2種のLUTを
同時に変化させることにより、モニタ表示されている画
像と同じ色味でカラープリンタ2よりプリントアウトす
ることが可能である。
第50図(A)は第47図A図に示す状態で「す」キー
をオンした際に表示される表示例を示す図である。かか
る図は第50図(A)のBに示す表示においてl’−3
VJキーをオンした際の表示例を示す図である。すなわ
ちSv録再生機31で再生されるフロッピーディスクの
内容をモニタテレビ32に表示する操作と、カラープリ
ンタ2からプリントアウトするための操作である。
第50図(A)のC図がインデックス表示またはインデ
ックスプリントを選択するための操作を示す。
Svディスクは、フィールド記録で50面、フレーム記
録で25面記録可能である。AGCキーはオートゲイン
コントロールかつカラーコントロールの0N10FFキ
ーである。
第50図(A)D図の表示スタートキーを押すとフィー
ルド記録の場合はSvディスクの前半の25画面がモニ
タに表示され、E図の表示スタートキーを押すことによ
り後半25画面を表示する。このようすを第33図(C
)に示す。なおかかる場合には画像記憶装置3内のCP
UはSV再生機をリモート状態とする。
かかる場合にはカラーリーダ1のCPUは画像記憶装置
内3内のCPUにSv再生機から複数のトラックの画像
を順次メモリに記憶させる指示を発生する。すると、画
像記憶装置3内のCPUはSv再生機に対して以下の指
示を発生する。すなわちSvディスク上に記録される5
0画面前半の25画面を画像記憶装置3内のメモリに順
次記憶させる。
なお、かかる場合には画像記憶装置3はSv再生機に対
して、ヘッドの移動指示を与えるだけでよい。
具体的には画像記憶装置3に画像信号を記憶させる前に
、Sv再生機の再生ヘッドがSvディスク内の最外周ト
ラックをアクセスさせ、次いで最外周トラックから再生
されるビデオ画像を前述のように記憶装置3内のメモリ
に記憶させる。次に記憶装置3のCPUはSv再生機に
対して再生ヘッドを1トラック分内周側に移動させる指
示を出力する。
次いで画像記憶装置3はビデオ画像を再び記憶装置3内
のメモリに記憶する。かかる操作をくり返し行うことに
よって、画像記憶装置3は順次画像信号をメモリに記憶
し、内部のメモリにマルチインデックス画面を作成する
。また、フレーム記録の場合はD図の表示スタートキー
を押すことによりSVディスク全部を表示する。
第50図(A)のF、G図は上述したインデックスの内
容をカラープリンタ2からプリントアウトする操作であ
る。
F図の設定にしたあと操作部20のスタートキーを押す
ことにより、上述したように画像記憶装置3は、まずS
v録再生機31から、25画面分の画像をメモリに記憶
する。このときメモリ内の画像記憶状態を第33図(B
)に示す。そのあと、カラーリーダ1を介し、カラープ
リンタ2でインデックスプリントを行う。G図も同様で
あるため説明は略す。
上述したように第50図(A)F、G図の操作を行うこ
とにより画像の登録およびレイアウトプリントが簡単に
行うことが可能である。
インデックスプリントの出力例を第34図(B)に示す
。第34図(B)は第33図(B)に記憶されている2
5画面の画像を出力するとともに、画像記憶装置3内の
CPU4360によって作られた第27図(A)のメモ
リE(ビットマツプメモリ)に書き込まれたキャラクタ
及びケイ線も出力している。
第50図(B)、A図がSvのレイアウトを選択した場
合Svレイアウトの種類を選択するための操作を示す。
Svレイアウトは第50図(B)の所望の画像及びレイ
アラアトの設定終了後、操作部20のスタートキー(図
示しない)を押すことにより、Sv再生機から画像を読
み込み、画像記憶装置3内のメモリへ画像を記憶し、レ
イアウト指示によりカラープリンタ2で画像形成を行う
固定パターンレイアウトはあらかじめ設定されたインデ
ックスNαから、Sv再生機より画像を読み出し、画像
記憶装置3のメモリに記憶したのち決められた固定パタ
ーンでプリントアウトするものである。
フリーレイアウトは、あ−らかしめ指定されたインデッ
クスNαからSv再生機より画像を読み出し、画像記憶
装置3のメモリに記憶したのち、第23図のデジタイザ
16のポインティングペン421によって指示された領
域にプリントアウトするものである。
合成は、あらかじめ指定されたインデックスNαからS
v再生機より画像を読み出し、画像記憶装置3のメモリ
に記憶したのち第23図のデジタイザ16のポインティ
ングペン421によって指示された領域に87画像を、
その他の領域に反射原稿の画像を合成してプリントアウ
トするものである。
固定レイアウトが選ばれた場合は、第50図(B)のB
図によって固定レイアウトプリントにおけるプリント面
数の設定を行う。固定レイアウトの各画像エリアにはA
−Pの画像エリア名が与えられており、各エリア(A−
P)に対応するインデックスNαを各々、第50図(B
)のり、  E図を用いて設定を行う。例えば第50図
(B)のB図において、4画面を選択した場合には、第
50図(B)の0図に示す表示がなされる。C図中の例
えばAに示すエリアを選択すると次いで表示はDに示す
図に移り、設定されたエリアに形成すべき87画像のイ
ンデックス尚を、第50図(B)のり、  B図中の数
値キーを用いて設定する。かかる指定をくり返すことに
よって複数の87画像のインデックスNαの指定を行う
次に操作部20のスタートキーを押すことによって上記
設定したインデックスNαの87画像を画像記憶装置3
にとり込み、あらかじめ決められた領域にプリントアウ
トする。この手順を第50図(C)を用いて説明する。
カラーリーダ側の操作部20のスタートキーを押すとカ
ラーリーダー1から画像記憶装置3へ登録要求を出す。
画像記憶装置3は、指定されたインデックスNαに対応
するようにSv再生機31のSvフロッピーのトラック
送り、即ち再生しているトラックの変更の指示を行い、
インデックスNαに相当する画像情報をメモリに記憶す
る。画像記憶装置3は操作部20によって設定されたイ
ンデックス黒に相当する画像全てを登録したのち、カラ
ーリーダ1に登録終了メツセージを送る。
カラーリーダ1は各インデックスNαの画像プリント領
域、すなわちレイアウト情報を画像記憶装置3に送ると
ともにスタート要求信号を送る。
画像記憶装置3は、カラープリンタ2からの同期信号に
合せて指定された位置にSvの画像情報をカラーリーダ
1に送る。カラーリーダlは画像記憶装置3からの画像
情報を処理したのち、カラープリンタ2に送り、画像形
成を行う。
第50図(B)に示す、Svフリーレイアウトについて
説明する。
Svフリーレイアウトは、矩形エリアのレイアウトと非
矩形エリアのレイアウトが可能である。
まず、矩形エリアのフリーレイアウトについて説明し、
次に非矩形エリアのレイアウトについて説明する。また
この矩形、非矩形エリアは、画像形成時混在して出力す
ることも可能となっている。
矩形エリアのSvフリーレイアウトは、まず最初に第2
3図に示すデジタイザ16のポイントペン421によっ
てエリア領域を指示する。次に第50図(B)のHまた
は1図に示すようにSvインデックスNαを指示する。
かかる指示を繰り返すことにより複数の87画像のレイ
アウト位置及び対応するインデックスNαを指示する。
次に操作部20のスタートキーを押すことにより、上記
設定したインデックスNαの87画像を画像記憶装置3
にとり込み、あらかじめ決めたレイアウト情報によって
プリントアウトする。詳細は上述した固定レイアウトプ
リントと同じため略す。
非矩形エリアのSvフリーレイアウトは第50図(B)
のF図内の非矩形キーを押すことにより機能する。非矩
形エリアの設定は、円、長円、R矩形、フリーの4種が
選択可能である。これらの選択は第50図(B)のに図
によって選択する。
円のレイアウト時は、円の中心を第50図(B)の0図
に示すようにデジタイザ16のポイントペン421によ
って指示する。同様に、P図に示すように円の半径を指
示したのち、OKキーを押すことによりSvのインデッ
クスNαの選択する第50図(b)のHまたは1図によ
り選択する。
ここで、第50図の0図およびP図で指示した円の情報
はデジタイザ16から信号線505を通り、カラーリー
ダー1のビットマツプメモリ91に記憶される。
次に操作部20のスタートキーを押すことにより、上記
指定したインデックスNαの87画像を画像記憶装置3
にとり込み、カラーリーダー1のビットマツプメモリ9
1に記憶されている円の位置と大きさから、画像記憶装
置3はレイアウト及び変倍を行い、カラーリーダーのS
Vの画像情報を転送する。
カラーリーダー1は円の情報が記憶されているビットマ
ツプメモリ91から、カラープリンタ2に同期して円の
領域信号を出力し、カラーリーダー1のビデオ処理ユニ
ット12内の合成回路115の切換を行う。円の領域外
の場合、合成回路115は0OH(白)を出力し、領域
内の場合、画像記憶装置3からの画像情報を出力し、カ
ラープリンタ2に転送する。このようすを第50図(D
)に示す。
このとき、画像記憶装置3はビットマツプメモリ91の
日情報の直径が出力する画像情報のアスペクトの短い方
の長さに等しくなるように変倍をする。
第50図(D)に示すように、画像記憶装置3から変倍
された出力画像は、ビットマツプエリア情報によって円
に切抜かれ、カラープリンタ2で画像形成される。
次に非矩形フリーレイアウトについて説明する。
第50図(B)のに図において、フリーキーを押すこと
により機能する。
フリーのレイアウトは、デジタイザ16のポイントペン
421によってデジタイザ16の上面をなぞることによ
ってその情報が、カラーリーダー1のビットマツプメモ
リ91に書きこまれる。このようすを第50図(D)に
示す。画像形成プロセスは上述した円の場合と同様なた
め略す。
第50図(B)の1図に示すSv合成プリントについて
説明する。レイアウト領域の指定は上述したフリーレイ
アウトと同様矩形エリアと、非矩形エリアが可能である
レイアウト領域の指示及びインデックスNαのtヒ示は
、上述したSvフリーレイアウトと同様なため略す。
次に操作部20のスタートキーを押すことにより、上記
設定したインデックスNαのSV両画像画像記憶装置3
にとり込み、あらかじめ決めた領域の内側にSV両画像
領域外に第1図の原稿台4上の反射原稿999の画像を
合成しプリントアウトする。
以上、Svインデックス表示、Svインデックスプリン
ト、Svレイアウトプリントについて説明をしたが、こ
れらを組み合わせた操作について説明する。
操作フローを第50図(E)に示す。このフローチャー
トはSvレイアウト時におけるインデックスNαの選択
をSvインデックス表示またはSvインデックスプリン
トを利用して行う操作を示したものである。
始めに、Svレイアウトを行うために、第33図(C)
に示すSvインデックス表示または第34図(B)に示
すSvインデックスプリントを行う。
次にSVレイアウトを行うための操作に入り、S■固定
レイアウト、Svフリーレイアウト、Sv合成レイアウ
トの選択をする。詳しくは、上述したため略す。
各レイアウトのエリアの画像を上述したSvインデック
ス表示または、Svインデックスプリントにより選択し
、第50図(B) D、  E、  H,1図に示す。
インデックスNαの指示を行う。
このとき、Svジャケッシトの画像情報がSvインデッ
クス表示または、Svインデックスプリントにより、モ
ニタまたは、コピー用紙上に画像が形成されているため
所望する画像を指示することが可能である。
かかる操作をくり返し、複数の画像をメモリ内に記憶し
たのち操作部20のスタートキーを押すことにより画像
形成を行う。画像形成については上述したので略す。
くホストコンピュータによる制御〉 本実施例のシステムは、第1図図示のようにホストコン
ピュータ33を有し、画像記憶装置3と接続されている
。第10図を用いて上記ホストコンピュータ33とのイ
ンターフェイスを説明する。
ホストコンピュータ33とのインターフェイスはコネク
タ4580によって接続されたGP−IBコントローラ
4310にて行われる。GP−IBコント0−5431
0はCPUバス9610を介し、CPU4360と接続
されており決められたプロトコルによりホストコンピュ
ータ33とのコマンドのやりとりや画像データの転送が
可能である。
カラーリーダlやSv録再生機31の画像データは、コ
ネクタ4580によって接続されたGP−IBコントロ
ーラ4310によってホストコンピュータ33に送られ
、ホストコンピュータ33内の記憶領域に保存され、拡
大/縮小の処理や、1部分の画像データを切り取ったり
、複数画像データのレイアウトを行うことは、従来より
行われていた。しかし、その場合、カラー画像データ量
は、かなり大きな容量になるため、GP−IB等の汎用
インターフェイスを通じても、カラーリーダ1゜Sv録
再生機31とホストコンピュータ33との間のデータ転
送時間は非常にかかってしまう。そこで、ホストコンピ
ュータ33上に、入力された画像データを直接送るので
はなく、ホストコンピュータ33から決められた命令を
画像記憶装置3のGP−IBコントローラに送り、CP
U4360は、その命令を解読し、カラーリーダ1やS
v録再生機31の入力画像データを制御し、真に必要と
する画像領域のみを指定することにより、他の部分はメ
モリに記憶されず、メモリを有効的に使用し、ホストコ
ンピュータ33に画像データを転送しなくてもすむ。
また、ホストコンピュータ33からの命令により入力画
像データをホストコンピュータ33内の記憶領域に記憶
しな(でも、画像記憶装置3は、画像メモリ4060A
−R,4060A−G、406OA−Bに複数の画像デ
ータを記憶することが可能であり、各画像のレイアウト
や拡大/縮小等の画像処理をホストコンピュータ33側
で行わなくとも、ホストコンピュータからの命令だけで
、画像記憶装置3のCPU4360が、その処理・指示
を入力した画像データに対して行うので、ホストコンピ
ュータ33と画像記憶装置3との間の画像転送の時間が
かからず、処理時間の短縮を図ることが可能となってい
る。
以上のべたように、コンピュータ33からの命令により
、画像記憶装置3がどのように、入出力画像を記憶し、
取扱うかを詳細に説明する。
画像記憶装置3で記憶される入出力画像データは、すべ
て画像ファイルとして画像記憶装置内で取り扱われる。
そのため、画像登録用メモリのメモリA (4060A
)、メモリB (4060B)、メモリC(4060C
)、メモリD (4060D)は、RAMディスクとし
て機能し、その際に、記憶する画像ファイルは、そのフ
ァイル名をキーとして、画像ファイル管理テーブル43
61によって管理される(第51図)。
画像ファイルがRAMディスクとして機能する画像記憶
装置3に登録および記憶される場合は、登録用メモリの
メモリ7A−Dのそれぞれを複数に分割した基本ブロッ
クを最小画像ファイルの管理単位としている。
CPU4360は画像ファイル管理テーブル4361に
よってこの基本ブロックをい(っか組み合せ、1つの大
きな画像ファイルを構成するように管理することもでき
る。その際の、画像ファイル名、その画像データサイズ
、ファイルのプロテクト、登録用メモリの構成等の管理
データはすべて、画像ファイル管理テーブル4361に
登録時記憶されていく。
画像記憶装置3は、一般に画像を前述したようにリーダ
ー1から入力するときには、等倍もしくは縮小して画像
記憶装置内に、画像ファイルとして登録する。そのため
、登録する画像のサイズを大きくして登録すれば、リー
ダー1からの原稿画像のオリジナルサイズに近づき、縮
小率が小さくなるので、その登録画像ファイルをプリン
タ2等へ出力する場合、品質が向上する。
CPU4360が、リーダー1等の入力装置およびコン
ピュータ33から画像データが入力される際にキーとす
る画像ファイル名は、コンピュータ33の命令により、
第56図のような構成でファイル名がつけられる。この
ファイル名は、コンピュータ33と画像記憶装置3と入
出力装置間の画像データの管理を明確にするものであり
、コンピュータ33が任意の画像ファイルをつけること
が可能となっている。
画像ファイル名の構成は、画像ファイルの名前の8文字
(ASCIIコード)と、その画像データの画像の種類
を示す拡張子より構成されている。
拡張子によって、取扱う画像のタイプが区別されること
になり、画像タイプにあった構造で、登録用メモリ40
60に登録され管理することになる。
画像のタイプは拡張子が“、R”のときRGBタイプの
輝度画像データ、“、C”のときCMYKタイプの濃度
画像、“、P”のとき8ビツトパレツトタイプの167
0万色の中から任意の256色を設定できる画像データ
を意味する。また、“68“のときスペシャルファイル
で画像記憶装置3内で特別な意味を持ち、特別な構造に
なっている画像ファイルを示している。
画像記憶装置の画像を取扱うための座標系は、基準とな
る原点と用紙の幅<width>方向を表わすX方向、
高さくheight>方向を表わすY方向で構成される
(第52図)。
画像記憶装置は、各入力装置からのデータを画像記憶装
置座標系の中で処理し、各種画像データを管理する。
アナログ入力端子(RGB、ビデオ) (4500,4
510゜452OR,G、  B、  S)からの画像
を入力して、登録メモリに登録した場合、入力画像は第
53図のようなイメージで登録される。このときの入力
画像は、X方向(width)が600ピクセル、Y方
向(height)が450ピクセルのサイズで入力さ
れる。
デジタイザ16の座標系は、画像記憶装置からみた場合
、第54図のようになります。画像記憶装置の座標系と
デジタイザ座標系は同じものであり、それぞれの原点と
X方向、Y方向は対応している。
リーダlの座標系は、画像記憶装置から見た場合、第5
5図のようになります。画像記憶装置の座標系とリーダ
ー座標のそれぞれの原点、X方向、Y方向は対応してい
る。
次にGP−IBを介したデータのやり取りについて説明
する。
GP−IB4310を通して、画像記憶装置3とコンピ
ュータ33間でやりとりをおこなうデータの種類として
は、以下のように分類される。
■コマンド(命令) コンピュータ33から画像記憶装置3に対する命令■パ
ラメータ コマンドに付随した各種の引数 ■データ部 ・画像データ RGB、CMYK等のカラー(モノクロ)画像のバイナ
リデータ ・拡張データ 画像記憶装置3に設定されているデータの入手や、設定
データの書き換えを行うときに転送されるデータである
■応答データ: ACK/NAK、付加情報付応答(RET)すなわち、
コマンドに対する画像記憶 装置から返える応答である。
以上の4種類のデータが、コンピュータ33と画像記憶
装置3との間で、GP−■Bコントローラ4310を介
してやりとりされる。
以下に、この4種類のデータについて第57図を用いて
説明する。
第57図に示すように画像記憶装置3と各入出力装置リ
ーダー1,7ナログ入力4500. 4510゜452
OR,G、  B、  S、プリンタ2の間、および画
像記憶装置とコンピュータ33との間で取扱われる画像
データは、以下の4種類に分類される。
■ RGBデータタイプ ■ CMYKデータタイプ ■ 8ビツトパレツトデータタイプ ■ 2値ビツトマツプデータタイプ これらの画像データは、前述した画像ファイル名の拡張
子の部分で、区別される。例えばコンピュータ33側の
SCAMコマンドに付随する画像ファイル名にRGB画
像データを示す“、R”の拡張子がつけられていた時は
、画像記憶装置3のCPU4360は、入力装置からの
入力に対して、RGB系の輝度画像として入力制御し、
画像記憶装置内に、RGBタイプの画像データとして登
録する。
第60.61図にRGBタイプの画像データの構成を示
す。
画像記憶装置内では、第27図(A)に示すように登録
用メモリのメモリA ND (4060A−D)の基本
ブロックを第60図のように構成させ、メモリA (4
060A)であれば、R画像(406OA−R)、0画
像(4060A−G)、8画像(4060A−B)の、
それぞれの基本ブロックを組合せる。画像のイメージ構
成は、水平方向長さのwidth (幅)と垂直方向長
さのheight (高さ)のピクセル数(ドツト数)
になっている。
具体的にはRGBのカラー画像で、R,G、 Bそれぞ
れの1ビクセル当り、8ビツト(1バイト)の深さを持
っており、それがR,G、  Bの3フレーム構成にな
っている。
よってR面の1ピクセルで256階調(0〜255)と
なり、R−G−Hの3面で256 x 256 x 2
56崎1670万色のデータ構造となっている。
なお、0が低輝度、255が高輝度を表わす。
データ構成は、R面で左上から順に というデータ順に並んでおり、この構成がRGBという
順に続く。
画像記憶装置3と入出力装置、コンピュータ33開の画
像データの転送は第61図のような転送フォーマットに
なっている。すなわち面順次でデータが転送される。
第62. 63図にCMYKタイプの画像データのイメ
ージ構成とその転送フォーマットを示す。Cはシアン、
Mはマゼンタ、Yはイエロー、Kはブラックを表わす。
かかる場合には画像記憶装置3内の登録用メモリのメモ
リA−D(第27図Aに示す)の基本ブロックを第31
図のようなイメージ構成にし、それぞれに基本ブロック
を割当てる。
具体的にはCMYKのカラー画像で、C,M、 Y。
Kそれぞれの1ピクセル当り、8ビツト(1バイト)の
深さを持っており、それがC,M、  Y、  Kの4
フレーム構成になっている。
よって0面の1ビクセルで256階調の表現が可能であ
り、以下M、Y、に面についても同様である。
0が低濃度、255が高濃度を表現する。
(以下余白) データ構成は、0面で左上から順に というデータ順に並んでおり、この構成がCMYKとい
う順に続く。
第64.65図に8ビツトパレツトタイプの画像データ
イメージ構成と、その転送フォーマットを示す。
画像記憶装置3の登録用メモリのメモリA−D(第27
図A)の基本ブロックを第64図のような構成にし、基
本ブロックを割当てる。
1ピクセル当り8ビツト(1バイト)の深さを持つイメ
ージ構成を取っている。
lビクセルの8ビツトデータ値は、第66図に示すよう
にカラーパレットテーブル4391のカラーインデック
スNoに対応しており、ユーザーが任意に設定した色を
つけられる。
よって、lピクセル当り256色の色を表現することが
可能となっている。
第85図に画像データとカラーパレットの関係を示す。
データの構成はイメージの左上から順にというデータ順
に並んでいる。
第67、68図に2値ビツトマツプタイプの画像データ
イメージ構成と、その転送フォーマットを示す。
2値ビツトマツプは、登録用メモリのメモリE(第27
図A)を使用して登録される。
この画像データは、画像ファイル名の拡張子が、S″の
スペシャルファイルとなっており、画像ファイル名’B
ITMAP、S”となっていて、2値ビツトマツプタイ
プのみの登録が可能なメモリE(第27図A)に対して
登録される。
メモリE(第27図A)は、基本ブロックが、そのメモ
リ全体となっているために、複数個の登録はおこなえな
い。
2値ビツトマツプタイプの画像データは、1ピクセル当
り、1ビツトの深さを持つイメージ構成を取っている。
よってlビクセル当り0”、  ’1”の2通りの表現
となる。“0”は白(プリントせず)を、“ビは最大濃
度(黒)を表現する。
データ構成は、イメージの左上から順に8ビツト分すな
わち8ピクセル当りで1バイトにデータをセットするた
め、2値ビツトマツプタイプの画像データは、widt
h方向で、8の倍数になっていなければならない。he
ight方向は任意である。
画像ファイルのサイズは、ピクセル単位で設定されてい
るため、転送されるデータ量は、次のようになる。
<width> :画像ファイルの幅(width)<
height>: 画像ファイルの高さ(height
)8  :8ピクセルで、1バイトのデータになるため
次に、コンピュータ33から画像記憶装置3へのコマン
ド送信に対する応答データの構成について第69図を用
いて説明する。
・基本的に画像データを除く応答データは以下のタイプ
がある。
第69図に応答データの構成を示す。
図からも解るようにコマンドの種類によってどの応答デ
ータを受けるかが異なる。
ACKとNAKは、対になっており、コマンドの大部分
はこのどちらかを応答データとする。
・ACKタイプの応答データは、 各コマンドに対する肯定応答であり、コマンドが画像記
憶装置3側に正常に送信・解読されたことを示す。先頭
1バイトが2EH,のこり2バイトがOOHの3バイト
の固定値 ・NAKタイプの応答データは、 各コマンドに対する否定応答であり、何らかのエラーが
発生した時に対する応答で、先頭1バイトが3DH,の
こり2バイトがエラーコードになっている。
(エラーコード)=(上位バイト)X(100(HEX
)+(下位バイト)・RETタイプ(付属情報付応答)
の応答データは、コンピュータ33からのコマンドに対
する応答で、必要な情報が付属して画像記憶装置3から
送られてくる。構成は全体で8バイトとなっており、先
頭1バイトがヘッダ(02H)の固定値になっている。
ヘッダに続いて、第1データ〜第7データまで1バイト
ずつ続き、それぞれのデータ内容は、コマンドにより異
なる。
コマンドは、コンピュータ33が画像記憶装置3に対し
て画像データの入出力、画像ファイル管理等の制御をお
こなうためのもので、第70図のようなコマンドがある
コマンドは、それ1つの命令で機能をはだすものと、コ
マンドに続くパラメータが必要なものとにわけられる。
第58図にコマンド・パ・ラメータの構成の一例を示す
コマンド、および、パラメータは、文字列として画像記
憶装置3へGPIBコントローラ4310を介して送ら
れるために、パラメータ部での数値がある場合は、その
数値を10進数を表わす文字列へ変換する必要がある。
また、パラメータの中には画像ファイル名を示す文字列
もある。
これらのコマンドにより、画像データが、コンピュータ
33、画像記憶装置3、入力装置1.31、出力装置2
.32の各装置間でどのように流れるかを第59図に示
す。
コンピュータ33からの画像記憶装置3に対するコマン
ドとして、7つに分類される。(第70〜72図) ■初期化コマンド: 各種初期化をおこなう。
■入出力選択コマンド: 入出力装置の選択をおこなう。
■入出力モード設定コマンド: 画像の入出力の際の条件を設定する。
■入出力実行コマンド: 画像の入出力動作を実行させる。
■ファイル操作コマンド: 画像ファイル関係の操作をおこなう ■カラー設定コマンド: カラー関係の条件設定をおこなう ■その他コマンド: その他 次に各コマンドについての説明を行う。
第73図を用いて初期化コマンドについて説明する。
INITコマンドは、画像記憶装置3に対する初期デー
タの設定を行うコマンドである。
INITBITコマンドは、2値ビツトマツプのスペシ
ャルファイル″BITMAP、S”の画像をクリアする
コマンドである。
INITPALETコマンドは、画像記憶装置3のパレ
ットテーブルを初期化するコマンドである。
第74図を用いて入出力選択コマンドについて説明する
5SELコマンドは、カラーリーダー1、アナログ入力
4500,4510.452OR,4520G、452
0B。
4520Sの入力系の選択を行う。CPU4360はn
パラメータで指定した入力系をアナログ入力のときセレ
クタ4250.セレクタ4010で、リーダー1入力の
ときセレクタ4250で入力選択するコマンドである。
DSELコマンドは、カラープリンタ2への画像記憶装
置からの画像データの出力を設定するコマンドである。
第75図を用いて入出力状態設定コマンドについて説明
する。
DAREAコマンドはプリンタへ画像記憶装置から出力
する際の左上の座標位置(sx、  sy)と出力サイ
ズ(width X height)を設定するコマン
ドである。またその時の単位をtypeで設定し、mm
、1nch、dot等の単位が設定できる。
5AREAコマンドは、カラーリーダー1からの入カニ
リアをDAREAコマンドと同様に設定するコマンドで
ある。5AREA/DAREAによる入出力の範囲設定
はシステムコントローラ4210テ行う。
DMODEコマンド(DAREAコマンドで指定したエ
リアに対して)出力する際の変倍を4150−0〜41
50−3の拡大/補間回路にセットするコマンドである
5M0DEコマンドは、5AREAコマンドで指定した
エリアに対して入力する際の読込み変倍をシステムコン
トローラ4210が制御するコマンドである。
ASMODEコマンドは、アナログ入力端子から画像を
フィールド信号として入力するがフレーム信号で入力す
るかをシステムコントローラ4210とカウンタコント
ロール9141で行うことをCPU4360でセットす
る。
なお、フィールド信号、フレーム信号はテレビジョンに
おいて公知であるので説明を省略する。
第76図を用いて入出力実行コマンドについて説明する
copyコマンドは、リーダーlの反射原稿を読取り、
画像記憶装置3には、画像ファイルとして登録せずに、
プリンタ2に直接出力させるコマンドである。その際に
<count>として示したパラメータによりプリンタ
2に出力する枚数を指定することができる。
5CANコマンドは、かかるコマンドによりCPU43
60は5SELコマンドにより指定された入力装置から
画像データを読込み、< filename >として
示されたパラメータで指定された画像ファイル名で、拡
張子の画像タイプでwidth X heightピク
セルのサイズで読込んで画像メモリ4060にデータを
保持する。
その際にCPU4360は、その画像ファイル名、画像
タイプ、画像サイズとどの画像メモリに登録したか情報
を第51図に示した画像ファイル管理テーブル4361
にセットする。
PRINTコマンドは、5CANコマンドとは逆に画像
記憶装置3に既に登録されている画像ファイルデータを
< filename >として示されたパラメータで
指定するコマンドであり、CPU4360は、画像ファ
イル管理テーブル4361から、画像メモリ4060か
らデータをビデオインターフェイス201を介してプリ
ンタへ出力する。その際に<count>として示され
たパラメータで指定された回数骨くりかえしてプリンタ
出力する。
MPRINTコマンドは、画像記憶装置3内に登録され
ている<filename>として示されたパラメータ
による指定の画像ファイルデータを仮想的に出力させる
コマンドである。これは、複数レイアウト合成して出力
する場合に、このコマンドによって複数の画像ファイル
を順次指定し、それごとにCPU4360は、メモリ4
370にMPRINTコマンドで指定した画像ファイル
名をストアしておき、PRINTもしくはC0PYコマ
ンドの指定によってトリガとなり、CPU4360はメ
モリ4370内に保持していたMPRINTによる画像
ファイルを複数レイアウト合成してプリンタ2に出力す
る。
PRPRINTコマンドは、コンピュータ33からGP
IBインターフェイスを介して送られてきた画像データ
(widthXheight (サイズ)を、<fil
ename>として示すパラメータで指定されたファイ
ル名でCPU4360は、画像メモリ4060に登録し
、以下PRINTコマンドと同様の動作により、プリン
タへ直接出力するコマンドである。
DRSCANコマンドは、カラーリーダー1からの画像
データを指定サイズ(widthXheight)読込
み画像メモリ4060上に<filename>として
示される指定ファイル名で登録し、画像ファイル管理テ
ーブルに5CANコマンド同様に属性データをセットす
る。そして、さらにGPIBインターフェイス4580
を介して、コンピュータ33ヘデータを転送する。
次に第77図のファイル操作コマンドについて説明する
DELEコマンドは、画像記憶装置3に既に登録されて
いる画像ファイルの中で<filename>として示
したパラメータで指定した画像ファイルを画像ファイル
管理テーブル4361から削除することを行うコマンド
である。その際に、削除後の画像メモリの空き容量をC
PU4360は管理テーブル4361から判断し、RE
Tタイプの応答データに空きサイズのデータをセットし
て、コンピュータ33にRET応答の8バイト分をGP
IBを介して送る。
DKCHECKコマンドは、画像記憶装置3内の画像メ
モリにtypeパラメータで指定した画像ファイルのタ
イプ(CM Y K 、  RG B 、  8ビツト
パレツト、2値ビツトマツプ)の画像が、widthX
heightの画像サイズで確保できるかをCPU43
60は、画像ファイル管理テーブル4361から判断し
、RETタイプの応答データに確保の可否をセットし、
確保後の残り容量をDKCHECKコマンドを送信して
きた相手、例えばコンピュータ33にRET応答データ
としてGPIBを介して送信する。
例えばかかるコマンドまた特定コードによって第47図
Gに示す表示を行うことが出来る。
FNCHECKコマンドは、<filename>とし
て示したパラメータで指定した画像ファイルが、画像フ
ァイル管理テーブル4361に存在するかをチエツクし
、存在する/しないをRET応答データにセットしてコ
ンピュータ33に返す。
FNLISTコマンドは、コンピュータへ現在の画像フ
ァイルの管理テーブルの内容を送信するコマンドである
RENコマンドは、画像ファイル管理テーブルにセット
されている画像ファイルの名前を変更するコマンドであ
り、変更前の画像ファイル名<Sfilename>を
変更後の<Dfilename>に変えるコマンドであ
る。
次に第78図を用いてファイル操作コマンドで画像デー
タの入出力を伴うコマンドについて説明する。
LOADコマンドは画像記憶装置に登録されているコマ
ンドの中で<filename>として示したパラメー
タで指定した画像ファイルのデータを、画像メモリ40
60からGPIBを介してコンピュータ33に転送する
コマンドである。
5AVEコマンドはLOADの逆で、コンピュータ上の
width X height画像サイズのデータを、
<filename>パラメータのファイル名で画像記
憶装置3へ、画像データの登録をおこなう。まず、CP
U436αは画像ファイル管理テーブル4361にファ
イル名および画像のタイプ、画像サイズをセットし、画
像メモリ4060の空き領域へ、コンピュータから送ら
れてきた画像データをセットするコマンドである。
PUTコマンドは、画像記憶装置3に既に登録されてい
る< filename >として示したパラメータで
指定され画像ファイルデータに対して、左上座標(sx
、 sy)から width X heightのサイ
ズの範囲で、コンピュータから送られた画像データをは
め込むことができる。
GETコマンドは、PUTとは逆に指定した< fil
ename >の画像ファイルの画像データを左上座標
(sx、  sy) width X heightの
画像範囲で切り抜きコンピュータ33へその画像データ
を転送することができる。
第80図にその他のコマンドを示す。
MONITORコマンドは< type >パラメータ
に応じて5SELコマンドで指定されたアナログ入力に
対して、アナログ出力4590R,G、  B、  S
に直接データを流して表示するスルー表示の設定をデイ
スプレィコントローラ4440に行う。なお、type
の変数としては例えば「0」(スルー表示が設定)、「
l」(モニ′タミュートを設定)等が有る。
さらに、MONITORコマンドは優先順位が他のコマ
ンドよりも低く、他のDSCANや5CANコマンドに
よってスルー表示の設定は解除される。
PPRREQコマンドは、CPU4360がビデオイン
ターフェイス201を介して、コントロールユニット1
3に対して現在カラープリンタ2にセットされている用
紙サイズの情報を入手し、コンピュータ側に用紙判別デ
ータを送信する。
PPR5ELコマンドは、上記と同様にコントロールユ
ニット13に対して、くnO〉パラメータで指定した、
複数の用紙トレイの中か、ら選択を行うためのコマンド
であり、画像記憶装置3を介してカラープリンタ21に
出力される。
5ENSEコマンドは、画像記憶装置3とカラーリーダ
ー1、カラープリンタ2の各装置の状態について、CP
U4360がビデオインターフェイスを介して、コント
ロールユニット13と交信、入手して、コンピュータ側
にそのデータ送信するコマンドである。
次に、画像記憶装置3に対するコンピュータ33からの
コマンド送信手順について述べる。
画像の入出力の基本となるコマンド群として大きくわけ
た場合 (i)入出力選択コマンド 5SEL、DSEL (ii)入出力状態設定コマンド 5M0DE、5AREA、DMODE、DAREA。
RPMODE、ASMODE (iii)入出力実行コマンド 5CAN、  DR8CAN、  PRINT、  M
PRINT。
DRPRINT となる。
第82図に示したように、画像データの入出力に対する
コマンドの送信手順には、基本となる手順がある。
まずはじめに、入出力選択コマンドを使用して、入出力
装置の選択を行い、それに対して、画像記憶装置3のC
PU4360はそのコマンドの解析を行い、それに対す
る応答データのACK/NAKをコンピュータ33へ返
す。
次に、入出力状態設定コマンドを、コンピュータ33は
、画像記憶装置3へ送信し、その結果をCPO4360
は上記と同様にACK/NAKの応答データをコンピュ
ータ33へ返す。
入出力状態設定コマンドは、入出力実行コマンドが実行
された時点で、その効力を失い、デフォルト状態にもど
る。そのため、入出力状態設定コマンドが実行されずに
入出力実行コマンドを実行した場合は、入出力状態設定
は、デフォルト値が設定される。入出力実行時に特定の
入出力状態設定にしたい場合は、入出力実行ごとに(基
本形ごと)、入出力状態設定コマンドを実行する必要が
ある。
そして、実際に画像データの入出力実行を行う、入出力
実行コマンドを送りCPU4360は、それに対しては
RETタイプの応答データを返し、肯定応答(ACK)
の場合は、実際の画像データの入出力が、入出力装置リ
ーダー1.5V31、プリンタ2、モニタ32等と画像
記憶装置の間で行われる。
この入出力は、前述した実施例の通りで説明は省く。
CPU4360は画像ファイル管理テーブル4361に
より、コンピュータからの画像ファイル登録に関するコ
マンドに対して、画像ファイルの属性のチエツクを事前
に行ったり、ファイルの登録可能なメモリの容量(メモ
リA−D)第27図A))を事前にチエツクする等の処
理を行い、コンピュータ33側へ知らせることが可能で
ある。
この画像ファイルの事前チエツクのコマンドとしては、
FNCHECKと、DKCHECKコマンドがある。
この画像ファイルのチエツクに対する手順は、第82.
83図に示すように、まず、画像ファイルの指定ファイ
ルの存在、および、そのファイル属性が、RETタイプ
の応答データとしてコンピュータ33側へ送られ、さら
に、画像ファイルの残り容量、もしくは、希望する画像
ファイルのサイズが確保できるかの応答が、RETデー
タとして返ってくる。
このファイルチエツクの基本形は、上述した入出力コマ
ンドの基本形の中に組み入れて、入出力実行する前に画
像ファイルに対して事前にチエツクし対応することも可
能となっている。
次に、画像フイアルの合成について説明する。
画像記憶装置3の登録メモリ4060に画像ファイルと
して登録されている画像を複数合成して、カラープリン
タ2に出力するには、コンピュータ側からMPRINT
コマンドを画像記憶装置3に送ることにより可能となる
MPRINTコマンドは、引数に画像記憶装置内に登録
されている画像ファイル名を指定する。MPRINTコ
マンドのコマンド列を、CPU4360は、コマンド解
析し、メモリ4370上に一時的にファイル名を登録す
る。
このMPRINTコマンド列を複数レイアウトする分だ
け順次コンピュータ33から送信することにRAM上に
指定ファイル名が一時的に登録され、複数レイアウトの
最後の画像のときにコンピュータ側はPRINTコマン
ド列を送信する。CPU4360は、このPRINTコ
マンドを解析した時点で、RAM上のMPRINTのコ
マンド順に送られてきた画像ファイル名の順に、CPU
は画像ファイル管理テーブル4361より、画像メモリ
上から、指定画像データをカラープリンタへ転送し出力
する。その際の合成出力は、前述のとおりである。
コンピュータからのMPRINTの送信順と、PRIN
Tコマンドによる画像合成の優劣順は、第88図に示す
通りにあとに指定した画像が優先となる。
また、2値のビットマツプメモリ(第27図Aのメモリ
)であるスペシャルファイルと、画像記憶装置内に登録
されている画像ファイルとを合成するには、上述のMP
RINTとPRINTコマンドの複数指定の画像ファイ
ル名の中に、’BITMAP、S”のスペシャルファイ
ル名をコンピュータ側で設定して送信すれば、CPU4
360は、上述と同様に、複数の画像ファイルの合成と
2値ビツトマツプデータとの合成を行う。なお、本実施
例においては2値ビツトマツプの画像は、ドツトが“1
”のところが基本的に黒となり、“0″の部分は他の画
像ファイルの出力が優先されるように切り換えられる。
かかる例を第89図に示す。
かかる切り換えはり−ダ1のビデオインターフェース2
01を用いているので画像記憶装置の構成が簡単になる
画像の合成の機能として、画像ファイルと、2値ビツト
マツプの“BITMAP、S″のスペシャルファイルと
、リーダー1部の反射原稿を合成して出力することが可
能で、前述で説明した合成動作をおこなう。
コンピュータからのコマンドによる上述した動作は、M
PRINTコマンドとC0PYコマンドにより実行させ
ることができる。
MPRINTによる複数画像ファイルの指定をコマンド
で行い、最後にcopyコマンドを送信してトリガとな
り、CPU4360は、カラーリーダーのCPUにコピ
ー動作のための指示を与え、さらにMPRINTコマン
ドによる画像ファイルとリーダー部の反射原稿を合成し
て出力することができる。
その際、MPRINTの中で“BITMAP、S”の画
像ファイルを指定すれば、2値ビツトマツプとの合成も
行うことができる。
本実施例においてはC0PYコマンドによるリーダー1
部の反射原稿は、優先順位が自動的に最下位となるため
、画像の背景となることができる。
コンピューターからのコマンド送信順と、実際のプリン
タによる出力結果は、第90図のようになる。
カラー調節機能として本実施例では第79図に示すよう
に、カラーパレット機能、カラーバランス機能、ガンマ
補正機能に対応した、コンピュータからのコマンドとし
て、それぞれ、PALETTEコマンド、BALANC
Eコマンド、GAMMAコマンド、BITCOLORコ
マンドがある。
カラーパレットは、前述のように8ビツトパレツトタイ
プの色を設定することや2値ビツトマツプタイプの画像
データに色をつける場合に使用する。
このためには、カラーパレット内のパレット番号に色デ
ータを設定する。具体的には256の色データが設定で
き、RGB各8ビットのデータを設定する。
画像記憶装置3内のカラーパレット4362で設定され
ている色データをホストコンピュータに入っているカラ
ーパレットと同じにすることにより、画像記憶装置3を
介して、カラープリンタlで出力する画像の色とホスト
コンピュータと同じにすることができる。
画像記憶装置3内のカラーパレットテーブルは、PAL
ETTEコマンドによりパレットテーブルを画像記憶装
置3に登録されている画像ファイルごとに設定すること
ができる。そのため、拡張子が、P“の8ビツトパレツ
トタイプの画像ファイルをPRINT、MPRINTコ
マンドで出力する際i、:、PALETTEコマンドを
コンピューターから設定し、その後、例えば第91図に
示すような256X3 (76B)バイト分のRGBパ
レットテーブルデータをGP−IB4580を介して、
画像記憶装置3のパレットテーブルにセットするPRI
NT/MPRINT  コマンドが実行されるとき、現
在設定されているパレットテーブル4362の、R,G
、 B成分をそれぞれLUT4110A−R,4110
A−G。
4110A−Bにセットし、輝度から濃度に変換するた
めの演算をそれぞれのテーブルに行う。
その時、PRINT/MPRINTコマンドで指定され
たパレットタイプの画像ファイルデータをパレットテー
ブルを設定したLUT4110A−R,4110A−G
、4110A−Bを介して8ビツトパレツトの輝度情報
を濃度情報に変換して前述した画像の出力の系へ順次出
力して、カラープリンタにより出力される。
8ビツトパレツトタイプの画像は、GP−IBを介して
コンピュータから送られてきたときワークメモリ439
0に1ラインずつセットされ、DMAによって登録メモ
リ4060−R,4060−G、4060Bへ同じデー
タがセットされ、順次くりかえす。
PALETTEコマンドにより、設定できる8ビツトパ
レツトテーブルは、最大16コとなっており、複数レイ
アウトによる合成の時に、それぞれの8ビツトパレツト
タイプの画像データに対して設定することができる。
複数の8ビツトパレツトタイプの画像を、MPRINT
コマンドで仮想出力する前に、PALETTEコマンド
によりそのカラーパレットデータ(768バイト分)を
画像記憶装置3のメモリ4370にCPU4360が一
時登録する。
これをレイアウト合成する複数の8ビツトパレット画像
についてくりかえし、最後の画像出力のときにPRIN
Tコマンドにより、実際の出力を実行させる。
画像記憶装置3は、PRINTコマンドにより、そ。れ
まで設定された各MPRINTコマンドによる8ビツト
パレット画像のパレットテーブルをメモリ4370から
、順次、合成出力するときに、出力用のカラーパレット
テーブル4362ヘセツトして、前に説明したように複
数の画像を合成してプリンタ2へ出力することが可能と
なる。
次に、カラーバランスの設定は、RGBタイプとCMY
Kタイプの2種類のカラーバランスを設定することがt
ypeパラメータにより区別され可能である。この設定
は、BALANCEコマンドにより設定できる。
RGBのカラーバランスは、LUT4110A−R。
4110A−G、  4110−Bに対して輝度の傾き
をBALANCEコマンドのCI、C2,C3パラメー
タの±50%の値により設定し、輝度から濃度へ変換演
算する。
CMYKカラーバランスはLtJT4200に対して、
濃度の傾きをBALANCEコマンドのC1,C2゜C
3,C4パラメータ±50%の値により設定する。
各画像ファイルデータは上記LUTにより変換されて、
低〜高輝度、低〜高濃度に画質をかえることができる。
GAMMAコマンドは、typeパラメータによりRG
Bタイプの画像ファイルデータで、CRTの発光特性が
考慮されているγ=0.45補正のデータに対して、プ
リンター2出力でCRT上の色再現を行えるように、あ
らかじめ、メモリ4370上に登録されているLUTの
データを411OA−R。
4110A−G、4110A−Bにセットし、輝度から
濃度への変換演算を加えることにより、γ=0.45の
CRT補正のかかったRGB画像データを色再現させて
出力することができる。
131TcOLORコマンドは2値のビットマツプメモ
リ(スペシャルファイル“BITMAP、S″)(第2
7図(A)のメモリE)に対して、左上(sx。
sy)座標、サイズwidth X heightの範
囲で、1ndexパラメータにより指定されたカラーデ
ータ)4362のインデックスNoの色を、”BITM
AP。
S″の2値ビツトマツプの出力をカラープリンター2に
行う際に着色することが前述のようにコンピュータから
のコマンドにより可能となる。BITCOLORコマン
ドによるsx、  sy、  width、  hei
ght。
1ndexのパラメータは、CPU4360がメモリ4
370上に複数保持することが可能である。そして、実
際にMPRINTもしくはPRINTコマンドによりf
 i l e n a m eにBI7MAP、S”の
ファイル名を指定した時、CPU4360はカラーリー
ダーl/カラープリンタ2のコントロールユニット13
のCPU22に対して、ビデオインターフェイスを介し
て、画像記憶装置3から、sx、 sy、  widt
h、  heightのエリアのパラメータと、それに
ともなうカラーパレットのインデックスNo (ind
exパラメータ)に対応したカラーパレットテーブル4
362内のRGB成分の3バイトのカラーデータを送信
し、(複数のエリアがBITOOLORコマンドにより
指定されているときは順次くりかえす)、コントロール
ユニット13は、プログラマブルな合成ユニット115
にそれらのパラメータをセットして、2値ビツトマツプ
のカラープリンタ出力の際に指定エリアで指定色の着色
を可能とする。
このようにコントロールユニット12側でエリア、色の
設定をしたあと、画像記憶装置3のCPU4360はP
RINTもしくはMPRINTコマンドによる“BIT
MAP、S”の2値ビツトマツプデータ(第27図(A
)のメモリE)をビデオインターフェイスを介して、着
色して出力することが、コンピュータからのコマンドに
より可能となる。
着色は2値ビツトマツプのビットが“1″の部分に対し
て行われる。
リモート機能により、カラーリーダー/カラープリンタ
と画像記憶装置3をホストコンピュータで制御できる状
態に設定することができる。
リモートを行うコンピュータからのコマンドとして前述
したREMOTEコマンドがあり、このコマンドにより
、4つの状態にすることができる(第92図)。
システムリモート状態は、カラーリーダー/カラープリ
ンタと画像記憶装置3をコンピュータからのコマンドに
よって制御することが可能となる。
画像記録装置リモート状態では、画像記憶装置3のみを
ホストコンピュータ33からのコマンドによって制御す
ることができる。この時、カラーリーダー/カラープリ
ンタは、複写機として単体で複写動作を行うことができ
る。
ローカル状態は、ホストコンピュータからも、カラープ
リンタ/カラーリーダーの両方からローカル状態(制御
を行えない状態)になっており、カラーリーダー1の操
作部からのリモート指定か、もしくは、ホストコンピュ
ーターからのREMOTEコマンドによる指示のどちら
か早い方に、リモート状態となる。
複写機リモート状態は、画像記憶装置3をカラーリーダ
ー1の操作部からの指示により、リモート状態にして制
御することが可能となる。この時、コンピュータからの
コマンドは、画像記憶装置3の機能を実行することはで
きない。
これらのリモート/ローカルの状態は、ホストコンピュ
ータ33からのREMOTEコマンドのtypeパラメ
ータによって指定することができる。
REMOTEコマンドのtypeパラメータにより、C
PU4360はカラープリンタ2、カラーリーグー1の
コントロールユニット13のCPU22とビデオインタ
ーフェイス201を介して交信することにより、前述の
4つのリモート/ローカル状態をコンピュータから指示
することができる。
くリモート/ローカルに関する制御〉 リモート/ローカル状態の切替、及び、各状態における
システムの制御について第99図〜第101図を用いて
説明する。
第99図は、カラーリーグ内のコントロールユニット1
3(以下カラーリーグコントローラと略す)のリモート
/ローカル状態についての制御フローである。まず、p
ower  on時には5IO1で画像記憶装置内のシ
ステムコントローラ4210−2と通信を行い、その時
点でのシステムの状態をうけとる。次に3102でシス
テムが、システムリモート状態か判別し、そうであれば
、5103で第101図のAに示すようなメツセージを
カラーリーグーの操作部20上の液晶タッチパネルに表
示する。この時、操作部20上のキーは第1図示のリモ
ートキー20−1以外はうけつけない。次に8104で
、システムコントローラ4210−2からリモート/ロ
ーカル状態の切替コマンドがきたかどうか判別し、きた
のであれば、5109でシステムコントローラ4210
−2から指定された状態への切替処理を行う。この切替
処理において既に所定の状態でカラーリーグが動作して
いる場合、例えば複写機として動作中の場合は、切替を
行うことができない。又、切替を行おうとするとかえっ
て動作が異常となり誤動作となるケースもある。その場
合には、切替を行わず、システムコントローラ4210
−2に失敗したことを知らせる。
5105ではシステムコントローラ4210−2から第
71図技工第80図に示した他のコマンドがきたかどう
か判別し、きたのであれば3108でカラーリーグ、カ
ラープリンタを制御してそのコマンド例えば画像登録や
画像プリント、合成プリント等を実行する。
5106ではカラーリーグ側のリモートキーが押された
かどうか判別し、押されていれば、システムコントロー
ラ4210−2に対し、リモート/ローカル状態の切替
を要求する。この切替は、システムリモート状態を画像
記憶装置をカラーリーグからのリモート状態に変えるも
のであり、システムコントローラ4210−2は、切替
可能であれば切替を行い、失敗すればカラーリーグーコ
ントローラ13に失敗したことを知らせる。カラーリー
グコントローラ13は失敗すると、第101図Bのメツ
セージを表示する。
次に、5102でシステムの状態がシステムリモート状
態でないことが判別された時には操作部20上の全ての
キーが有効となる。5LIOでは、システムコントロー
ラからリモート/ローカル状態切替コマンドがきたかど
うか判別し、きたのであれば、5116で5109と同
様に指定された状態への切替処理を行う。
5111では、操作部20上の(画像記録装置を使用す
るためのキー)が押されたかどうか判別する。
これらのキーは操作部20上の外部機器キー20−2で
呼び出される操作画面上のキーであり、このキーが・押
されると、まず5112でリモート/ローカル状態が複
写機リモート状態かどうか判別し、そうであれば、51
14で画像記憶装置3を制御して入力されたキー操作に
応じた処理を行う。一方、複写機リモート状態でなけれ
ば、5113でシステムコントローラ4210−2と通
信を行い、複写機リモート状態への切替処理を行う。こ
の切替に成功すれば、5114へすすみ、失敗すれば、
第101図Cのメツセージを出す。
5115では、その他のキーが押されたかどうか判別し
、押されたのであれば、5114でカラーリーグ。
カラープリンタを制御してキー処理を行う。
第100図は、画像記憶装置3内のシステムコントロー
ラ4210−2のリモート/ローカル状態についての制
御フローである。ますS201でホストコンピュータか
らのコマンドをうけとったか判定し、うけとったのであ
れば5203でそれがREMOTEコマンドであるか判
定し、そうであれば5204で、カラーリーダ側のコン
トローラ31と通信を行い、リモート/ローカル状態人
切替処理を行う。次に3205では、うけとったコマン
ドが画像記憶装置だけを使用するコマンド、例えば、5
AVEコマンド、LOADコマンド等であるか判定し、
そうであれば、8206でリモート/ローカル状態が画
像記憶装置リモート状態、またはシステムリモート状態
か判定する。これらの状態の時は、画像記憶装置はホス
トにより使用可能としているので、5208でホストか
ら送られたコマンドを実行する。
一方、これらの状態でない時は、5207でカラーリー
ダと通信を行い、リモート/ローカル状態の切替処理を
行う。切替に成功すれば8208にいくが、失敗すれば
ホストに失敗したことを知らせてコマンドは実行しない
5209とは、ホストからうけとったコマンドがカラー
リーダ/カラープリンタも使用するコマンド、例えばP
RINTコマンド、5CANコマンド等であるかを判定
し、そうであれば5210でリモート/ローカル状態が
システムリモート状態か判定する。
この状態の時は、カラーリーダ/カラープリンタはホス
トにより使用可能としているので、5212でカラーリ
ーダーコントローラと通信を行いながらコマンドを実行
する。
この時、画像データは、カラーリーダと画像記憶装置間
、もしくは画像記憶装置とカラープリンタ間で移動する
のみであり、その制御は上記のホストからのコマンドに
したがってシステムコントローラ4210−2、リーダ
コントローラ13によって行われるので、この間ホスト
は本システムを制御する必要はなく、別の仕事をするこ
とができる。
尚、ホストは必要に応じて、システムコントローラに対
し、ジョブが終わったかどうかチエツクするために通信
を行う。
一方、この状態にない時は、5211でカラーリーダコ
ントローラと通信を行い、リモート/ローカル状態の切
替処理を行う。
5202では、カラーリーダーからのコマンドがあった
かどうか判定し、あれば5213でそれがリモート/ロ
ーカル状態の切替要求であるか判定し、そうであれば、
3214で切替処理を行う。それ以外のコマンドの場合
は5215でリモート/ローカル状態が、複写機リモー
ト状態であるか判別する。この状態の時は、カラーリー
ダコントローラにより画像記憶装置3を使用可能として
いるので、5216でカラーリーダコントローラからの
コマンドを実行する。一方、この状態にない時は、52
17でカラーリーダに対し、エラーを通知する。
以−上の本実施例においては、例えばホストから画像記
憶装置3との間で画像転送中においては、カラーリーダ
側においてはローカルモードとして動作することが出来
る。したがってホストから画像記憶装置3との間で画像
転送に時間が必要な場合であってもこの時間にリーダ側
においては複写動作を行うことが出来る。
又、逆にホストから画像記憶装置3ヘデータを転送して
いない間にはカラーリーダから画像記憶装置3を制御す
ることが出来る。たとえカラーリーダが画像記憶装置3
を制御していない場合であってもカラーリーグ側のリモ
ートキーをオンすることによって画像記憶装置をホスト
とは関係なくリモート状態にすることが出来る。
又カラーリーダから画像記憶装置に対してSv再生機の
画像信号を記憶、例えば前述の様にSVマルチインデッ
クス画像を記憶させる指示を出力し、かかる記憶が行わ
れている間にはカラーリーダ1は通常のローカルモード
での動作を実行することが出来る。
次に第84図〜第87図に上述したコマンドの送信手順
についていくつかの例を示す。
第84図は、SCAMコマンドにより、入力装置から画
像データを画像記憶装置3へ画像ファイルとして登録す
る手順である。図中のファイルチエツクの基本系の部分
は、上述したように、第83図の手順を入れて事前にチ
エツクすることも可能である。
第85図は、PRINTコマンドにより、画像記憶装置
3内に既に登録しである画像ファイルの画像データを出
力する手順の例である。
第86図は、DR3CANコマンドにより、入力装置か
ら画像データを画像記憶装置に入力し、登録を行い、そ
の画像データをコンピュータ33へ 転送する手順を示
す。
第87図は、第86図のDR3CANコマンドの逆で、
コンピュータ33上の画像データを出力装置で出力する
例である。
次に実際のコマンド実施例をあげる。
単一の画像出力の例としてホストコンピュータ内の画像
をカラープリンタに出力する例を第93図に示す。例え
ば、1024X768ピクセルのRGBタイプの画像を
用紙の左上(to、10)mm位置から277X190
mmの範囲内でセンタリングしてプリント出力する例に
ついて説明する。
複数画像のレイアウト出力の例とし、ホストコンピュー
タ3内のRGBタイプの画像データ2つを1枚の用紙に
レイアウトして、カラープリンタ2で出力する例です(
第94図)。
この例では1280x1024と1024X768ピク
セルのRGBタイプの2画像をそれぞれ図の範囲内にセ
ンタリングしてプリント出力する例を示す。
複数画像を出力する場合、1画像ずつホスト3から画像
記憶装置3へ登録し仮想出力を行い、プリンタ2へ出力
する場合(第96図に示す場合)と、先に画像データを
画像記憶装置へ登録してしまい、仮想出力は全部まとめ
て出力する場合(第95図に示す場合)がある。どちら
も出力結果は同じである。
また、リーダー1からホスト3へ画像をとり込む例とし
て第97図、第98図に示す。
かかる場合にはまず、リーダー1上の例えばA4サイズ
相当のエリア(297x210mm)の範囲をRGBタ
イプの画像データとして、1000X707ピクセルの
サイズで読み込み、ホストコンピュータ3にデータを取
り込む。
以上、述べたように、本実施例に依ればコンピュータ3
3上に、入出力用の画像データを保持することなく、画
像記憶装置3とコンピュータ33間の命令(コマンド)
のやりとりだけで、画像データの入出力が可能となり、
コンピュータと入出力装置(リーダー1、プリンタ2等
)間のデータ転送が軽減されることが可能となる。
以上の説明において本実施例では対象画像を光電変換す
る手段としてカラーラインセンサを用いたいわゆるフラ
ットベット型のセンサを用いたが、これに限らず例えば
スポット型のセンサを用いるようにしてもよく、センサ
の種類に限定されるものではない。
また、本実施例では画像形成のための手段としていわゆ
る面順次像形成によってフルカラーの画像を形成するカ
ラープリンタを使用したが、かかるカラープリンタとし
ては面順次以外のプリンタ例えばインクジェットプリン
タであってもよいし、熱転写型のプリンタ、或いはサイ
カラーと呼ばれるプリンタであってもよい。
また本実施例ではホストコンピュータと画像記憶装置、
カラーリーダが互いに独立した装置としてお互いに通信
を行って前述の種々の機能を実現しているので、新規な
システムを提供することが出来る。
以上説明した様に本実施例ではSvカメラでとった。複
数の画像情報を記録したSvフロッピーから所望するト
ラックナンバーをあらかじめセットし、コピースタート
キーのオンに応じて指示されたSvフロッピーのトラッ
クナンバーの画像を再生して次々にメモリに記憶する。
所望するトラックの全ての画像がメモリに記憶されると
、自動的にプリンタをスタートさせ、プリンタの同期に
合せて、上記メモリから、あらかじめ決まっている固定
のレイアウト情報に従いハードコピーを行う。
即ち本実施、例えばメモリへの画像登録及びプリンタに
よる画像形成が、コピースタートキーで連続的に行われ
非常に使い勝手が良い。更にメモリへの画像登録はトラ
ックナンバーにより選択された画像についてのみ行われ
るので、メモリの容量が比較的小さ(でも良く、しかも
画像メモリへの書き込みの制御が容易であるという効果
を奏する。
以上説明した本実施例においては複数の画像を格納可能
な記録媒体としてSvフロッピーと呼ばれる媒体を使用
したが本発明においてはかかるsv)ロツピーに限らず
他の種々の媒体、例えば半導体メモリの様な固体メモリ
であってもよいし、光ディスクの様な光学メモリであっ
てもよい。
又、記録媒体から再生を行う再生手段としても用いられ
る媒体の種々に応じた種々の構成を採ればよい。
又、複数の画像から所望の画像を複数選択するに選択手
段を第50図(B)に示すD或いはHの画面においてイ
ンデックスNOを指定することとした。
又、本実施例ではかかる指定を行うにあたって事前に第
33図(C)に示す様にモニタ上にSvフロッピーの画
像をマルチ画面で表示し得る様にしており、更にかかる
表示においては比較的小容量のメモリMを用いて行って
いるので構成を簡単なものとすることが出来る。
又本実施例では選択手段によって選択された画像のレイ
アウト情報を発生する発生手段として第50図(B)に
示す、B、 C,D或いはJ、 K、 L。
M、 O,P、 Qに示す様に固定のレイアウト或いは
任意のレイアウトのいずれかの指定されたレイアウトに
応じたレイアウト情報を発生する手段とした。
又、本実施例では再生手段からの再生画像を記憶する記
憶手段をメモリA、 B、 C,Dから構成した。
又、本実施例では像形成の指示に応じて、前記選択手段
に選択された複数の画像を順次前記再生手段により再生
させ、順次前記記憶手段に記憶させ、その後に該記憶手
段から読み出した画像を可視像として像形成する像形成
手段を第50図(C)に示すフローチャートに従って像
形成を行う画像形成装置とした。
又、本実施例においては電子写真方式の像形成手段を用
いたがかかる像形成手段としてはインクジェット方式、
サーマル方式、サイカラ一方式或いはモニタデイスプレ
ィ等の種々の構成を用いることが出来る。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明に依れば簡単な構成で所望の画
像を所定のレイアウトに基づいて可視像として像形成す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシステムの構成を示すブロ
ック図、 第2図は第1図に示した原稿走査ユニット11、ビデオ
処理ユニット、コントロールユニット13の構成を示す
ブロック図、 第3図乃至第6図は第2図示のビデオインターフェイス
201の機能を説明する図、 第7図(a)、  (b)は第2図示の対数変換回路4
8の構成および特性を説明する図、 第8図は色分解フィルターの分光特性を示す図、第9図
は色トナーの吸収波長特性を示す図、第10図(a)は
第2図示の色補正回路49の構成を示すブロック図、 第10図(b)は第10図(a)の動作を説明するため
の図、 第11図は第2図示の黒文字処理回路69の構成を示す
ブロック図、 第12図(a)、  (b)、  (C)、  (d)
は第11図示の回路の動作を説明する図、 第13図(a)、  (b)、  (C)、  (d)
、  (e)、  (f)は領域発生回路69の発生す
る領域信号および該発生回路29の構成を示すブロック
図、第14図(a)、  (b)、  (C)、  (
d)は領域制限マスク用ビットマツプメモリ91の構成
および制御タイミングを示す図、 第15図はマスク用ビットマツプメモリ91と原画像の
画素との関係を示す図、 第16図はマスク用ビットマツプメモリ91上に形成さ
れるマスクメモリの一例を示す図、第17図(a)は第
2図示の補間回路109の構成を示すブロック図、 第17図(b)は第17図(a)に示す補間回路の動作
を説明する図、 第18図(a)、  (b)は夫々マスクメモリ91の
出力に応じて切り出し、および合成を行った場合の一例
を示す図−1 第19図は濃度変換回路116の特性を示す図、第20
図(a)はくり返し回路118の構成を示すブロック図
、 第20図(b)は(り返し回路118の動作を説明する
タイミングチャート、 第20図(C)はくり返し回路118の出力例を示す図
、 第21図(A)、(B)、(C)はくり返し回路118
の別の出力例を示す図、 第22図はプリンタ2のプリントシーケンスを示すタイ
ムチャート、 第23図はデジタイザ16の平面図、 第24図はデジタイザ16のポイントペンによって指示
された領域の情報のアドレスを示す図、第25図(A)
は・第2図の合成回路115の構成を示すブロック図、 第25図(B)はエリアコードと原稿上の領域の一例と
の関係を示す図、 第25図(C)は第25図(A)に示したエリアコード
発生器130の構成を示す図、 第25図(D)は第25図(C)に示したRAM153
゜154のデータの一例を示す図、 第25図(E)は第25図(D)に示したデータに対応
するエリアを示す図、 第25図(F)は第25図(A)に示したR A M 
135 。 136のデータ構造を示す図、 第25図(G)は第25図(A)に示した合成の状態を
説明する図、 第25図(H)は指定領域内を指定色でマスキングし、
更にビットマツプメモリからの文字を合成した状態を示
す図、 第25図(I)は第25図(A)に示したデコーダ14
6の動作を説明する図、 第26図はカラーリーダ1から出力される信号207と
画像信号205のタイミングを示す図、第27図(A−
1)、  (A−2)、  (B)は画像記憶装置3の
構成を示すブロック図、 第27図(C)は第27図(A)に示すメモリA〜Dの
構成を示す図、 第27図(D−1)はビットマツプメモリEの構成を示
す図、第27図(D−2)は原稿とビットマツプメモリ
Eに書き込まれるデータの関係を示す図、 第27図(E)は第27図(A)に示すモニタ用メモリ
Mの構成を示す図、 第27図(F)は第27図(A)、(B)に示すシステ
ムコントローラの内部構成の一部を示す図、 第28図(A)は第27図(A)に示すフィルタ950
0の内部構成を示すブロック図、第28図(B)、(C
)は第27図(A)に示すセレクタ4250の内部構成
を示すブロック図、第29図は第27図(A)に示すシ
ステムコントローラ4210の構成およびメモリA−M
内のFIFOメモリとの関係を示す図、 第30図はトリミング処理を施した場合のタイミングチ
ャート、 第31図はトリミング処理および変倍処理を施した場合
のタイミングチャート、 第32図(A)はメモリAの内部のメモリ4060A−
R,G、  Bとカウンタコントローラ、およびカウン
タとの関係を示すブロック図、 第32図(B)、(C)は画像メモリの接続状態の検出
方法、及びかかる場合の動作を示すフローチャート、 第32図(D)はAGCの動作を説明するフローチャー
ト、 第33図(A)はメモリA、  B、 C,Dを接続し
た場合のメモリ4060R,G、Bの容量を示す図、第
33図(B)、第33図(C)はSvインデックス作成
時のメモリへの画像信号の格納状態及びモニタ上に再生
される画像の状態を示す図、第34図(A)、  (B
)は記憶装置3の画像をカラープリンタ2により画像形
成した状態を示す図、第35図(A)は第27図(A)
、(B)の回路の動作を説明するタイミングチャート、 第35図(B)、  (C)、  (D)、  (E)
は記憶装置3の画像の色バランス調整を説明する図、第
36図はメモリ4060A−R,G、  Bの容量を示
す図、 第37図(A)、  (B)は画像合成の一例を示す図
、第37図(C)は画像合成時のタイミングを示すタイ
ミングチャート、 第37図(D)、  (E)は画像合成の他の例を示す
図、 第37図(F)、(G)はメモリからの拡大連写を説明
する図、 第38図は第37図(A)の11ラインにおける第27
図の各部の動作を説明するタイミングチャート、 第39図は第37図(A)の12ラインにおける第27
図の各部の動作を説明するタイミングチャート、 第40図はカラープリンタ2における面順次のカラー像
形成のシーケンスを示すタイミングチャート、 第41図は第27図(B)のセレクタ4230の内部構
成を示す図、 第42図は第27図(A)、  (B)に示すメモリM
(2407に対応する)と画像メモリA、  B、  
C,D(2406に対応する)との関係を示す図、第4
3図は第42図示の回路の動作を説明するための図、 第44図は第42図示の回路動作を説明するフローチャ
ート、 第45図は第1図に示すフィルムスキャナ34の構成を
示すブロック図、 第46図は第45図に示すフィルムキャリアの構成を示
す斜視図、 第47図乃至第50図(A)、  (B)は第1図示の
操作部20の表示例を示す図、 第50図(C)、(E)はレイアウト指定された画像を
フリーズし、プリントする際のフローチャート、 第50図(D)は画像合成の例を示す図、第51図は第
1図に示したホストコンピュータ33からみた場合の記
憶装置3の構成を示すブロック図、第52図乃至第55
図は各装置の座標系を示す図、第56図は画像ファイル
名の構成を示す図、第57図はホストコンピュータ33
と画像記憶装置3との間で転送されるデータの分類を示
す図、第58図はコマンドの構成の一例を示す図、第5
9図は各種コマンドによって生じる画像データの流れを
示す図、 第60図はR,G、 B画像入力のメモリへの格納状態
を示す図、 第61図はデータ転送時の形態を示す図、第62図はY
、  M、 C,K画像入力のメモリへの格納状態を示
す図、 第63図はデータ転送時の形態を示す図、第64図はパ
レット画像データのメモリへの格納状態を示す図、 第65図はデータ転送時の形態を示す図、第66図はパ
レット画像データと各パレットのR,G、  B成分を
示すデータとの対応を示す図、第67図は2値入力のメ
モリへの格納状態を示す図、 第68図はデータ転送時の形態を示す図、第69図は応
答データの構成を示す図、第70図は各コマンドの分類
を示す図、第71図乃至第80図は各コマンドを説明す
る図、第81図乃至第87図は各コマンドの実行手順を
示す図、 第88図、第89図、第90図は本実施例のシステムに
おける画像合成の例を示す図、 第91図はカラーパレットの構造を示す図、第92図は
カラーリーダ1、画像記憶装置3、ホストコンピュータ
33との間のリモート、ローカルの関係、 第93図乃至第98図はホストコンピュータ33と画像
記憶装置3との間のコマンドのやり取りを示す図、 第99図はカラーリーグのコントロールユニット13の
制御フロー 第100図はシステムコントローラ4210−2の制御
フロー 第101図は液晶パネル上のメツセージを示す図である
。 図中、 l・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・曲曲
曲曲曲曲曲曲カラーリータ2・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・曲・曲曲曲曲曲曲・カラープリン
タ3・・・・・・・・・・・・・・・・・凹曲・・曲曲
曲・曲間・曲間画像記憶装置32・・・・・・曲間曲曲
曲曲曲聞聞曲聞曲モニタテレビホストコンピュータ 原稿走査ユニット ビデオ処理ユニット デジタイザ 操作部 942− (CL) (b) (C) 第73図(cL) 第73図(b) 第73図<C) CLK 第14図(c) 4島業 4.i+1j 4JII寮 ↓ アドレス力つ〉り FF 第18Th(1:)) マ又フメモリ91 及び°桶澗日子’Fr1D’? め出力 ATA UT 尺DDATA ! / ? ! 輛?0口(C) 糖?1図 第24図 (Vcuc) Y アト゛レス 夕 / 2 ? と 々 4(δ F) k(す・r) 第25図(e) 第25図(I) #ρθ 4ρV シス六コントローラ 第32図CA) 4ρ(1)A−F 46どθ11−R 第32園(T3) メモリ (R) メモリ CG) メモリ (B) 第ヲ3置] (A) メモリ(R) メモリ(G) メモリ(B) 弔3訓D (B) 田力 4060R 4080G 060B 7ドレス ゴシαL 64君已り弧メ(ミリ ヂタアLAyモリ 第46図 ビ・・ノトマ・ソプエソア慣刺灸 J/浸記横n茨1」3がうの鴇刀兎イ叡第x図(ω jPJ、 易55図 (リーク−1=*Tる1谷町) tlイ象ファイル兄の構成 (441に、ファイルjb/)a成) も5q父 (コマンド1zより1イ亀テ一りの湾、れ)(デ゛−タ
令1醍) も 5ε 図 RG8y4フ。 嶌 ろ0図 (RGBI11面のイメージ−a成) CMYKタイフ0 (YMCKa、mO’Iメーン゛a、a)(CMYKの
テ゛−タ臥) 8ビ゛ット■し・シトク1ア 1バイト も65図 (8F:シトパレ・ントのデータ未mA、)2イiiビ
7トマ7フ゛クイフ。 (2(直ヒ゛・7トマ、7〕゛画潰1のイメーシオ量版
)(1)くイト内は、MS8力ぐ左、LSB6(、もイ
1としζいS)RETクイブ(イ↑妃端幸反村応答、)
(応・各号−タのり1又) コマンドゝ−寛。 第77図 コマンド分漸曖 第π図 口1jコ INIT、  <no) 口1】コ INITBIT <type) オファ妻む弓イと一ニア基−シトr 第73図 口1ヱコ DAREA、(type) (aX) (ay)、(width)、(heioht)口1ヱコ 0AREA  (+yp*)、 (sx)、 (sv)
、 (width)(haiaht) 四1】コ DMODE、  (tvO@) (mx) (my) 口1】コ 5M0DE、(tvx〉 (mx)、 (my) 口)「コi]  7ナログ画像の入力モード設定口:U
D  ASMODεat、ρ2 入日力状態ヅ嘴5ン〉に 第75図 口11コ SSεしくno) (fIame) [1]コ DSEL、  <no) 入=力運I尺コマ〉K゛ 案警図 [En   スキャナからプリンタへの直接出力を行う
。 口j[コ
【コ  C0PY、  (count)口1】
コ 5CAN、(filename) (width)、  (haigh+)口【】コ PRINT、(filenam@) (count) 口1】コ MPRINT、  <filenama)[][]「コ
   入力!!置からコンピュータへの画像データ入力
を行う。 口j[]
【コ  DR5CAN、  (filenar
+v)、  (width)、  (heigm)口=
=亙コ  コンビニ   −1 c=mコ  DRPRINT、  (fil@name
>、 (width)、  (h@igm)、  (c
ount)入二力爽か−?〉ド 男76図 ロロロ DELE、  (filename) [11コ DKCHECK、<typeン (width) (height) 口1ヱコ NLIST ファイルtiヂレコマンド 第77り ロ(]コ BALANCE、  (tyl)!1>(cl〉 〈c2〉 〈c3〉 (c4) 二【ヱコ 81TCOLOR,<sx)、  <sy)(widt
h) <hei9ht) (index)ヤ [1]コ GAMMA、  (type> 71ニア−設定−コマント 第7)回 口1】コ 5AVE、  <filename) (width) (heiaht) 二1ヌコ PLJ丁、 (す1lanarns> <sx)、  (sy> <width> (height> ファイルゼ良ヂ贅コマンド 第73 El 口
【1コ 5EIIISt  (d@w)、  (type)その
杷コマンV 第80図 に入出力基本形】 第81図 (入出カコマンドの基未形) 、5CINコマンド三便用(、/三入力子〕頃イ列第8
4図 も8z図 (肩ルチェ0,7フコマンドの墓+型)PRjNTコマ
ンド′とイ襞J目した鷹カ引)少例第85図 DRδCA〜コマンドr便目したハE力仔1」第86図 (1,イをファイルとりしの赫七力と1れバ良づ毘)帛
89図 (1儂)1イル乙スペン望ルフフイルの嶋出力と41も
j1亘イ立)DRPF?INTコマンドをイ史用した士
カイク]第87図 躬qθ図 (77ラーパレントの構造のイ列9 ノL−ト °佑11布Tを行えろi入部ローカル 制御
tL4つ、ttい」欠憇、第q3区 7  A  クヒ11こ、謂II塚ヴータ乞jΩ1イ≧
欠、□fi二億娑已獄ンに塗や全ジンしてしまい、最淡
1こまヒめこヒカプる rλζりh全ツノR1内− 東IL図 [ B そ淑と礼の昌像チータを凪際記樟’1fi4に1優lひ
づ、そのフど=すう。 ¥%図 第(?7凹 第76図 第1θ/ 液晶ハ0ネル王のメツe−y”

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の画像を格納可能な記録媒体から画像の再生を行う
    再生手段、 前記複数の画像から所望の画像を複数選択する選択手段
    、 前記再生手段からの再生画像を記憶する記憶手段、前記
    選択手段により選択された画像のレイアウト情報を発生
    する発生手段、 像形成の指示に応じて前記選択手段に選択された複数の
    画像を順次前記再生手段により再生させ、前記記憶手段
    に記憶させるとともに該記憶手段から読み出した画像を
    前記レイアウト情報に基づいて可視像として像形成する
    像形成手段とを有することを特徴とする画像形成システ
    ム。
JP1138945A 1989-05-31 1989-05-31 画像処理装置および方法 Pending JPH034671A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6227474B1 (en) 1998-08-27 2001-05-08 Kabushiki Kaisha Johshuya Spinning reel with tension roller for preventing fishing line twist

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6227474B1 (en) 1998-08-27 2001-05-08 Kabushiki Kaisha Johshuya Spinning reel with tension roller for preventing fishing line twist

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