JPH02295349A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH02295349A
JPH02295349A JP1117048A JP11704889A JPH02295349A JP H02295349 A JPH02295349 A JP H02295349A JP 1117048 A JP1117048 A JP 1117048A JP 11704889 A JP11704889 A JP 11704889A JP H02295349 A JPH02295349 A JP H02295349A
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signal
data
color
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JP1117048A
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Inventor
Naoto Arakawa
直人 荒川
Masaki Sakai
坂井 雅紀
Toshihiro Kadowaki
門脇 俊浩
Takayuki Komine
孝之 小峰
Tetsuya Onishi
哲也 大西
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像情報を記憶する記憶装置または画像情報
を入力する入力装置より画像情報を受取り、画像形成媒
体に画像形成する画像形成装置に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、入力されるカラー画像情報を一旦半導体メモリ等
の記憶手段に記憶させ、その後にこの記憶画像情報を読
出して画像を形成し、表示または印刷出力等をする装置
としてビデオプリンタ等が登場して来ている。
しかし、これらの装置では単にテレビジョン用の映像信
号を印刷あるいは表示出力するものであり、その映像信
号の画像ソースの大きさも、また、印刷出力する大きさ
や出力位置も一義的に決まっており、入力画像データを
外部の画像データ制御装置等に転送して、レイアウト、
画像処理を行い、再度、画像出力装置へ画像データを転
送するというものであった。
〔発明が解決しようとしている課題〕
上述の例では入力された画像データは、一旦、外部の画
像データ制御装置へ転送され、その制御装置内で画像レ
イアウト、拡大,縮小等の画像処理を行い、再度その画
像を画像出力装置へ転送する゛というように、大容量の
画像データを入力画像装置と画像データ制御装置のコン
ピュータ、および出力画像装置間で転送を行う必要があ
ったために、転送時間がかなりかかるという欠点があっ
た。
本発明はかかる欠点を解消した画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述の目的を達成するため、画像情報を入力す
る画像入力装置、前記画像入力装置からの複数の画像を
記憶する記憶手段、前記記憶手段に記憶された画像から
選択された画像の所定の一部の画像情報を画像形成手段
の動作に同期して読み出して画像形成手段に供給する手
段とを有する。
(以下余白) 〔実施例〕 以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。
〈システム全体の構成〉 第l図は本発明に係る一実施例のカラー画像処理ンステ
ムの概略内部構成の一例を示すシステム構成図であり、
本実施例システムは第1図図示のように上部にデジタル
カラー画像を読取るデジタルカラー画像読取り装置(以
下、「カラーリーグ」と称する)lと、下部にデジタル
カラー画像を印刷出力するデジタルカラー画像プリント
装置(以下、「カラープリンタ」と称する)2、画像記
憶装置3とSv録再生機31,モニタテレビ32、およ
びホストコンピュータ33、フイルムスキャナ34より
構成される。
本実施例のカラーリーダlは、後述する色分解手段と、
COD等で構成される光電変換素子とにより、読取り原
稿のカラー画像情報をカラー別に読取り、電気的なデジ
タル画像信号に変換する装置である。
また、カラープリンタ2は、出力すべきデジタル画像信
号に応じてカラー画像をカラー別に制限し、被記録紙に
デジタル的なドット形態で複数回転写して記録する電子
写真方式のレーザビームカラーブリンクである。
画像記憶装置3は、カラーリーダlまたはフイルムスキ
ャナ34からの読取りデジタル画像やSv録再生機3l
からのアナログビデオ信号を量子化し、デジタル画像に
変換したのち記憶する装置である。
Sv録再生機3lは、Svカメラで撮影し、Svフロッ
ピーに記録された画像情報を再生し、アナログビデオ信
号として出力する装置である。またSv録再生機3lは
、上記の他にアナログビデオ信号を入力することにより
、Svフロッピーに記録することも可能である。
モニタテレビ32は、画像記憶装置3に記憶している画
像の表示やSv録再生機3lから出力されているアナロ
グビデオ信号の内容を表示する装置である。
ホストコンピュータ33は画像記憶装置3へ画像情報を
伝送したり、画像記憶装置3に記憶されているカラーリ
ーダlやSV録再生機およびフイルムスキャナ34の画
像情報を受け取る機能を有する。
また、カラーリーダlやカラープリンタ2などの制御も
行う。
フイルムスキャナ34は、35mmフイルム(ポジ/ネ
ガ)をCOD等の光電変換器によりフイルムの画像を電
気的なカラー画像情報に変換する装置である。
以下各部毎にその詳細を説明する。
くカラーリーダlの説明〉 まず、カラーリーダlの構成を説明する。
第1図のカラーリーダlにおいて、999は原稿、4は
原稿を載置するプラテンガラス、5はハロゲン露光ラン
ブlOにより露光走査された原稿からの反射光像を集光
し、等倍型フル力ラーセンサ6に画像入力するためのロ
ツドアレイレンズである。
ロツドアレイレンズ5、等倍型フル力ラーセンサ6、セ
ンサ出力信号増巾回路7、ハロゲン露光ランプ1oが一
体となって原稿走査ユニット11を構成し、原稿999
を矢印(A1)方向に露光走査する。原稿999の読取
るべき画像情報は、原稿走査ユニット11を露光走査す
ることによりlライン毎に順次読取られる。読取られた
色分解画像信号は、センサ出力信号増中回路7により所
定電圧に増巾されたのち、信号線501によりビデオ処
理ユニットに入力され、ここで信号処理される。なお、
信号線50目1信号の忠実な伝送を保証するために同軸
ケーブル構成となっている。信号502は等倍型フル力
ラーセンサ6の駆動パルスを供給する信号線であり、必
要な駆動パルスはビデオ処理ユニットl2内で全て生成
される。8,9は画像信号の白レベル補正.黒レベル補
正のための白色板および黒色板であり、ハロゲン露光ラ
ンプ!Oで照射することによりそれぞれ所定の濃度の信
号レベルを得ることができ、ビデオ信号の白レベル補正
.黒レベル補正に使われる。
l3はマイクロコンピュータを有する本実施例のカラー
リーグl全体の制御を司るコントロールユニットであり
、バス508を介して操作ノ々ネル20における表示、
キー人力の制御、およびビデオ処理ユニットl2の制御
等を行う。また、ポジションセンサSl,S2により信
号線509,510を介して原稿走査ユニット11の位
置を検出する。
さらに、信号線503により走査体itを移動させるた
めのステツピングモータ14をパルス駆動するステツピ
ングモータ駆動回路l5を、信号線504を介して露光
ランプドライバ21によりノ)ロゲン露光ランプlOの
ON/OFF制御、光量制御、信号線505を介しての
デジタイザl6および表示部の制御等のカラーリーダ部
1の全ての制御を行っている。
また、20はカラーリーグ部lの操作部であり、タッチ
パネルを兼用した液晶表示パネルおよび各種の指示を与
えるためのキーを含む。なお、かかる表示パネルの表示
例については第47図以降に示す。
原稿露光走査時に前述した原稿走査ユニット11によっ
て読取られたカラー画像信号は、センサ出力信号増中回
路7,信号線501を介してビデオ処理ユニットl2に
入力される。
次に第2図を用いて上述した原稿走査ユニット11,ビ
デオ処理ユニットl2の詳細について説明する。
ビデオ処理ユニット12に入力されたカラー画像信号は
、サンプルホールド回路S/H43により、G(グリー
ン),B(ブルー),R(レッド)の3色に分離される
。分離された各カラ一画像信号はA/D変換器44でア
ナログ/デジタル変換され、デジタル・カラー画像信号
となる。
本実施例では原稿走査ユニット11内のカラー読取りセ
ンサ6は、第2図にも示すように5領域に分割した千鳥
状に構成されている。このカラー読取りセンサ6とズレ
補正回路45を用い、先行走査している2.4チャンネ
ルと、残るl, 3. 5チャンネルの読取り位置ずれ
を補正じている。ズレ補正回路45からの位置ずれの補
正済の信号は、黒補正回路/白補正回路46に入力され
、前述した白色板8、黒色板9からの反射光に応じた信
号を利用してカラー読取りセ冫サ6の暗時ムラや、八ロ
ゲン露光ランブ10の光量ムラ、センサの感度バラツキ
等が補正される。
カラー読取りセンサ6の入力光量に比例したカラー画像
データはビデオインターフエイス201に入力され、画
像記憶装置3と接続される。
このビデオインターフエイス201は、第3図〜第6図
に示す各機能を備えている。すなわち、(1)黒補正/
白補正回路46からの信号559を画像記憶装置3に出
力する機能(第3図)、(2)画像記憶装置3からの画
像情報563をセレクタ119に入力する機能(第4図
) (3)合成回路115からの画像情報562を画像記憶
装置3に出力する機能(第5図) (4)画像記憶装置3からの2値化情報206を合成回
路115に入力する機能(第6図) (5)画像記憶装置3とカラーリーダlとの間の制御ラ
イン20’7 (HSYNC,VSYNC,画像イネー
ブルEN等のライン)およびCPU間の通信ライン56
1の接続。特にCPU通信ラインはコントロールユニッ
トl3内の通信コントローラ162に接続され、各種コ
マンドおよび領域情報のやりとりを行う。
の5つの機能を有する。この5つの機能の選択はCPU
制御ライン508によって第3図〜第6図に示すように
切換わる。
以上説明したように、ビデオインターフエイス201は
、5つの機能を有し、その信号ライン205,206,
207は双方向の伝送が可能となっている。
かかる構成に依り双方向伝送が可能となり、信号ライン
数を少なくし、ケーブルを細くするとともに、安価にす
ることが出来る。
また、カラーリーダlとつながる画像記憶装置3のイン
ターフエイスコネクタ(第27図(A)の4550)の
信号ラインも同様に双方向伝送が可能となっている。
したがって、システムを構成する各装置間の接続ライン
の数を減少させることができ、更には互いに高度の通信
を行うことが出来る。
また、黒補正/白補正回路46からの画像情報559は
、人間の目に比視感度特性に合わせるための処理を行う
対数変換回路48(第2図)に入力される。
ここでは、白= OOH.黒=FFHとなるべく変換さ
れ、さらに画像読み取りセンサに入力される画像ソース
、例えば通常の反射原稿と、フイルムブロジエグター等
の透過原稿、また同じ透過原稿でもネガフイルム,ポジ
フイルムまたはフイルムの感度,露光状態で入力される
ガンマ特性が異なっているため、第7図(a),  (
b)に示されるごとく、対数変換用のLUT (ルック
アップテーブル)を複数有し、用途に応じて使い分ける
。切り換えは、信号線fgo,fgl, lg2により
行われ、CPU22のI/Oポートとして、操作部等か
らの指示入力により行われる。ここで各B, G,  
Hに対して出力されるデータは、出力画像の濃度値に対
応しており、B(ブルー),G(グリーン),R(レッ
ド)の各信号に対して、それぞれイエロー,マゼンタ,
シアンのトナー量に対応するので、ここ以後のカラー画
像データはY,M,Cに対応づける。
なお、色変換回路47は、入力されるカラー画像データ
R,  B, Gより特定の色を検出して他の色に置き
かえる回路である。例えば、原稿の中の赤色の部分を青
色や他の任意の色に変換する機能を実現するものである
次に、対数変換48により得られた原稿画像からの各色
成分画像データ、すなわち、イエロー成分,マゼンタ成
分,シアン成分に対して、色補正回路49にて次に記す
ごとく色補正を行う。カラー読み取りセンサに一画素ご
とに配置された色分解フィルターの分光特性は、第8図
に示す如《、斜線部の様な不要透過領域を有しており、
一方、例えば転写紙に転写される色トナー(Y, M,
 C)も第9図のような不要吸収成分を有することはよ
く知られている。なお、図では、それぞれR, GとY
, Mについてのみ示している。
そこで、各色成分画像データYi,  Mi, Ciに
対し、 なる各色の一次式を算出し色補正を行うマスキング補正
はよく知られている。更にYi,  Mi, Ciによ
り、Min (Yi, Mi, Ci) (Yi, M
i, Ciのうちの最小値)を算出し、これをスミ(黒
)として、後・に黒トナーを加える(スミ入れ)操作と
、加えた黒成分に応じて各色材の加える量を減じる下色
除去(UCR)操作も良く行われる。第io図(a)に
、マスキング,スミ入れ,UCRを行う色補正回路49
の回路構成を示す。本構成において特徴的なことは ■マスキングマトリクスを2系統有し、1本の信号線の
“I/O”で高速に切り換えることができる ■UCRの有り,なしが1本の信号線“I/O”で、高
速に切り換えることができる ■スミ量を決定する回路を2系統有し、“I/O“で高
速に切り換えることができる という点にある。
まず画像読み取りに先立ち、所望の第1のマトリクス係
数M,,第2のマトリクス係数M2をCPU22に接続
されたバスよ9吃定する。本例ではであり、M 1はレ
ジスタ50〜52に、M2はレジスタ53〜55に設定
されている。
また、56〜62はそれぞれセレクターであり、S端子
=“ピの時Aを選択、“0”の時Bを選択する。従って
、マトリクスM1を選択する場合切り替え信号MARE
A566=“ビに、マトリクスM2を選択する場合“0
”とする。
また、63はセレクターであり、選択信号C0.C ,
 (567, 568)により第10図(b)の真理値
表に基づき出力a,  b,  cが得られる。選択信
号C0,C,およびC2は、出力されるべき色信号に対
応し、例えばY,M,C,Bkの順に(C2,CI +
 C o) ” (0+ O+ OL  (0+ L 
 1)+  (On1,  O),  (1, O, 
O)、更にモノクロ信号として(0,  1.  1)
とすることにより所望の色補正された色信号を得る。な
お、cor c1,c2はカラープリンタ2の像形成シ
ーケンスに応じて、CPU22が発生する。いま、(C
o.C 1+  C2)= (On0.0)、かつMA
REA566=“1”とすると、セレクタ63の出力(
a+  b+ C)には、レジスタ50a,50b,5
0cの内容、従って( ay+ ,  − brvu 
,−CCt)が出力される。一方、入力信号Yi,Mi
,CiよりMin (Yi,  Mi,  Ci) =
kとして算出される黒成分信号570は、64にてY=
ax−b (a,bは定数)なる一次変換をうけ、(セ
レクタ−60を通り)減算器65a,65b,65cの
B入力に入力される。各減算器65a,  b, cで
は、下色除去としてY=Yi 一(ak−b),M=M
i− (ak−b).C=Ci 一(ak−b)が算出
され、信号線571a,57lb,571cを介して、
マスキング演算のための乗算器66a,66b,66c
に入力される。セレクタ−60は信号UAREA572
により制御され、UAREA572は、UCR (下色
除去)、有り,無しを“I/O”で高速に切り換え可能
にした構成となっている。
乗算器66a, 66b, 66cには、それぞれA入
力には( aY1 ,  − bM1 ,  − C 
Cl )、B入力には上述した(Yi− (ak−b)
,Mi 一(ak−b),Ci−(ak−b)) = 
[Yi,  Mi,  Ci]が入力されているので同
図から明らかなように、出力DoutにはC2=0の条
件(Y or M  or C選択)でYout=yi
x  (ayt)  + Mix  (−bMe)  
+Cix  (−Oct)が得られ、マスキング色補正
.下色除去の処理が施されたイエロー画像データが得ら
れる。同様にして Mout=YiX(−aY2)+MiX(bM2)+C
iX(−CC2)Cout=YiX(−aY3)+Mi
x(−bM3)十CiX(CC3)がDoutに出力さ
れる。色選択は、出力すべきカラープリンターへの出力
順に従って(Co,C+,C2)により第lO図(b)
の表に従ってCPU22により制御される。レジスタ6
7a,  b,  c,  68a,b, cは、モノ
クロ画像形成用のレジスタで、前述したマスキング色補
正と同様の原理により、MONO==k I Yi+ 
1 1 Mi十m I Ciにより各色に重み付け加算
により得ている。
切り換え信号MAREA566,UAREA572,K
AREA573は、前述したようにマスキング色補正の
係数マトリクスM,とM2の高速切り換え、UAREA
572は、UCR有り,なしの高速切り換え、KARE
A573は、黒成分信号(信号線574→セレクタ−6
1を通ってDoutに出力)の、1次変換切り換え、す
なわち、K = M i n ( Y i ,  M 
i ,Cj)に対し、Y=ck−dまたはY=ek−f
 (c,d,  e,  rは定数パラメータ)の特性
を高速に切り換える信号であり、例えば一複写画面内で
領域毎にマスキング係数を異ならせたり、UCR量また
はス[を領域ごとで切り換えることが可能なような構成
になっている。従って、色分解特性の異なる画像入力ソ
ースから得られた画像や、黒トーンの異なる複数の画像
などを、本実施例のごとく合成する場合に適用し得る構
成である。なお、これら領域信号MAREA,UARE
A,KAREA (566,572, 573)は後述
する領域発生回路(第2図69)にて生成される。
次に、原稿における黒い文字や細線の黒再現、および黒
文字,黒細線のエッジ部の色にじみを改善する黒文字処
理回路について、g l l図,第12図に従って説明
する。
第2図の黒補正/白補正回路46によって、黒レベル.
白レベルの補正されたR,G,B(レッド.グリーン,
ブルー)の各色信号559R,559G,559BはL
OG変換48、マスキング,下色除去49をうけた後、
プリンターに出力すべき色信号が選択され、信号線56
5に出力される。これと平行して、信号R,G,Bより
原稿の無彩色部分で、かつ、エッジ部である部分(すな
わち、黒文字.黒細線である部分)を検出するために、
輝度信号Y1色差信号1,  QをY,I,Q算出回路
70で算出する(第11図)。
輝度信号Y575は、エッジ信号を抽出するためによく
知られたデイジタル2次微分回路72で、5×5のマト
リクス計算すべく、5ライン分のラインバツファ回路7
lに入力され、前述のごとく、演算回路72でラブラシ
アン演算が行われる。すなわち、入力の輝度信号Yが第
12図(d)のi)のようなステップ状の入力(例えば
文字部)である場合、ラブラシアン後の出力576は同
図ii)のようになる(以後エッジ信号と呼ぶ)。ルッ
クアップテーブルLUTA73a,LUTB73bは黒
文字(または、黒細線)のエッジ部における印刷量(例
えばトナー量)を決定するためのルックアップテーブル
であり、それぞれ第12図(a).(b)のような特性
をもっ゜たルツクアップテーブルで構成されている。す
なわち、エッジ信号576に対し、LUTAが作用する
と、第12図(d)(iii)のように振幅が大きくな
り、これは、後述するように黒のエッジ部の黒トナー量
を決定する。また、エッジ信号576にLUTBが作用
すると絶対値が負となって表われ、これは黒エッジ部の
Y,M,C(イエローマゼンク,シアン)のトナー量を
決定する。これは、第12図(d)(iV)のような信
号であり、スムージング(平均化)回路74を通ること
で同図(V)のような信号になる。
一方、無彩色検出回路75は、例えば完全な無彩色で出
力=1、有彩色では出力一〇となるよう、例えば第12
図のような特性に従って信号を出力する回路であり、本
信号は、黒トナー印刷時に“1”となる信号577によ
り黒トナー印刷時にセレクター76で選択され、信号5
78に通過し、乗算器77にて黒トナー量を決定する前
述の信号579(第12図(d)(iii))と乗算が
とられたのち、加算器78で原画像信号に加算される。
一方、Y,M,C(イエロー,マゼンタ,シアン)トナ
ー印刷時は、黒文字,黒細線部にY,  M,  Cの
トナーが印刷されないことが望ましいわけであるから、
色選択信号577により、セレクタ−76では“1″が
乗算器に出力され、セレクタ−79からはLUTB73
6からの出力をスムージングした信号(第12図(d)
 (V))が出力され、加算器78では第12図(d)
(v)と同じ信号が入力され、原信号から黒のエッジ部
からのみ信号が減じられる。
すなわち、この意味する処は、黒のエッジ部に対し黒ト
ナー量を決定する信号は強《、つまり黒トナー量を増加
し、同一部に対するY,  M, Cのトナー量を減ら
すことにより、黒部をより黒く表現するということであ
る。
無彩色信号580を2値化回路80bで2値化した信号
581は、無彩色の時“ビ、有彩色の時“0”となる。
すなわち、前述のごとく、セレクター79においては黒
トナー印刷時(577=“ビの時)S入カー“ビとなり
、八入力、すなわち579(第12図(d)(iii)
)が出力され、黒エッジが強調される。Y,  M, 
C トナー印刷時(577=“0”の時)は信号58l
=“I”、従って無彩色であれば前述のごと(Y,M,
Cのトナー量を減じるべ《B入力が選択され、第12図
(d)(V)が出力されるが、有彩色の場合、信号58
1=O、従って581=1,すなわち、セレクタ−79
のS入力はlとなってAが選択され、第12図(d)(
iii)の信号が加算器78に出力されて、通常のよく
知られたエッジ強調となる。
LUTA73aには、第12図(a)のごとく、エッジ
信号の値が±n以下の時はゼロとなるようなLOTと±
m以下でゼロとなるようなLUTの2種類が用意されて
おり、原信号565のレベル、すなわち、ちこの時の原
稿の濃度に応じてゼロにクランプする値を選択するよう
になっている。原稿の濃度レベルがCPU22よりバス
50Bを介して設定される値より大の時、すなわち濃い
場合、コンバレータ8Iの出力=“1”となり、第12
図(a)のA′B′ でゼロにクランブされるLUTを
、また、ある濃度以下、すなわち、コンバレータ8lの
出力=“0”の時は、A,  Bでゼロにクランプされ
るL.UTを選択するようにして、濃度域に応じたノイ
ズ除去の効果を変えている。
さらに、ANDゲート82の出力583は黒文字のエッ
ジ周辺部に対する更なる改善を施したものであり、黒文
字のエッジ部に対してY,M,C印刷時は584 (B
入力)を、それ以外は585を選択するべく切り換える
信号である。ANDゲート584に入力される信号58
6は、前述のエッジ信号にLUTC (第12図(C)
)の特性を作用させた信号を2値化回路80aで2値化
したものであり、すなわち、エッジ信号の絶対値が所定
の値以上の時“ビ、以下の時“0″となる。従って、5
87=“l”58l=“l“、588=“L”となるの
は、無彩色で、エッジ信号が大の時、すなわち、黒信号
のエッジ部の所で、しかもY,M,Cのトナー印刷時の
みである。したがって、この時、先に説明したように原
信号から黒のエッジに相当する所のみY,  M,Cの
トナー量を決定する信号が減じられ、さらに、残った信
号に対して平均化回路84でスムージングがなされ、信
号ER−“1″の時セレクタ−83を通り589に出力
される。それ以外の時は、通常にエッジ強調された信号
585が出力589に出力される。
信号ERは、CPU22より制御され、ER−″1”の
時は平均化回路84の出力が出力589に、ER=“0
“の時は“0”が出力589に出力される。これは、黒
文字のエッジ周辺の色トナー(Y,M,C)の信号を完
全に“0”にして色にじみを更に消すことになり、これ
らは選択可能な構成となっている。
第13図は、領域発生回路69における領域信号発生(
前述のMAREA566,UAREA572,KARE
A573など)の説明のための図である。領域とは、例
えば第13図(e)の斜線部のような部分を指し、これ
は副走査方向の区間に、毎ライン言いか変えれば、HS
YNCごとに第13図(e)のタイミングチャーh A
REAのような信号で他の領域と区別される3、なお、
かかる領域は例えばデジタイザ16等で指定される。
第13図(a)〜(d)は、この領域信号の発生位置.
区間長.区間の数がCPU22によりプログラマブルに
、しかも多数得られる構成を示している。本構成に於い
ては、1本の領域信号はCPUアクセス可能なRAMの
1ビットにより生成され、例えばn本の領域信号ARE
AO〜AREAnを得るために、nビット構成のRAM
を2つ有している(第13図(d) 85A, 85B
)。
いま、第13図(b)のような領域信号AREAO.お
よびAREAnを得るとすると、RAMのアドレスXl
,X3のビットOに“1“を立て、残りのアドレスのビ
ット0は全て“0″にする。一方、RAMのアドレス”
+  xl *  x2 *  x4に″l−をたてて
、他のアドレスのビットnは全て“0″にする。HSY
NCを基準として一定クロツクに同期して、RAMのデ
ータを順次シーケンンヤルに読み出していくと、例えば
、第13図(c)のように、アドレスX1とx3の点で
データ“1”が読み出される。この読み出されたデータ
は、第13図(d)86−0〜86−nのJ−Kフリッ
プフロツブのJ,K両端子に入っているので、出力はト
グル動作、すなわち、RAMより“1”が読み出されC
LKが入力されると、出力“0“→“1”l“→“0”
に変化して、AREAOのような区間信号、従って領域
信号が発生される。また、全アドレスに亘ってデータ=
“0”とすると、領域区間は発生せず領域の設定は行わ
れない。
第13図(d)は本回路構成であり、85A, 85B
は前述したRAMである。これは、領域区間を高速に切
り換えるために例えば、RAMA85Aよりデータを毎
ラインごとに読み出しを行っている間にRAM885B
に対し、CPU22より異なった領域設定のためのメモ
リ書き込み動作を行うようにして、交互に区間発生と、
CPUからのメモリ書き込みを切り換える。従って、第
13図(f)の斜線領域を指定した場合、A→B−+A
→B→AのようにRAMAとRAMBが切り換えられ、
これは第13図(d)において、(C 3.C 4,C
5)= (0,1.  0)とすれば、VCLKでカウ
ントされるカウンタ出力がアドレスとして、セレクタ8
7Aを通してRAMA85Aに与えられ(Aa)、ゲー
ト88八開、ゲート88B閉となってRAMA85Aか
ら読み出され、全ビット幅、nビットがJ−Kフリップ
フロップ86一θ〜86−nに入力され、設定された値
に応じてAREAO〜AREAnの区間信号が発生され
る。
BへのCPUからの書込みは、この間アドレスバスA−
Bus,データパスD−Bus,およびアクセス信号R
/Wにより行う。逆にRAM885Bに設定されたデー
タに基づいて区間信号を発生させる場合(C3.C4,
C5)= (1.0.1)とすることで、同じように行
え、CPUからのRAMA85Aへのデータ書き込みが
行える。
従って、例えば、この領域信号に基づき、画像の切り出
し(トリミング)、枠ぬき等の画像の加工を容易に行う
ことができる。すなわち、第2図で領域発生回路69よ
り前述したごと《発生される領域信号590は、I/O
ポート25より出力される領域切換え信号ECH591
で、セレクタ−89において選択され、ANDゲート9
0の入力に入力される。これは、図から明らかなように
、例えば第13図(b)、AREAOのごと《信号59
0を形成すれば、X,からX3までの間の画像の切り出
しであり、AREAnのごとく形成すれば、XiからX
2までの間が枠で抜け、lからxl+X2からX4まで
の区間でか画像の切り出しであることは容易に理解され
るであろう。
第14図,第15図は、領域制限マスク用ビットマップ
メモリ9lの構成および制御タイミングを示すものであ
る。第2図から理解されるように、例えば後述する色変
換回路の検出出力592により、原稿中の特定の色領域
にのみ領域制限する領域制限マスクが作成でき、また、
外部画像記憶装置3より入力されるビデオ画像信号56
0に基づき、2値化回路92にて2値化された信号59
3により濃度値(あるいは、信号レベル)に対応した領
域制御マスクを作成できる。
第14図(a)は、領域制限マスク用のビットマップメ
モリー91およびその制御の詳細を示すブロック図であ
る。マスクは、第!5図のごとく4×4画素を!ブロッ
クとし、1ブロックにビットマップメモリの1ビットが
対応するように構成されているので、例えば、16pe
l/mmの画素密度の画像では、297mmX420m
m (A3サイズ)に対しては、(297X420X1
6Xl6)÷16 # 2Mbit,すなわち、例えば
I M b i tのダイナミックRAM,2chip
で構成し得る。
第14図(a)にてセレクタ−93に入力されている信
号592,  593は、前述のごと《マスク生成のた
めのデータ入力線であり、例えば、切り換え線594に
より第2図の2値化回路92の出力593が選択される
と、まず、4×4のブロック内での“ビの数を計数すべ
《、1ビット×4ライン分のバッファ94A,94B,
94C,94D{,:入力される。FIFO94A〜9
4Dは、図のごとく94Aの出力が94Bの入ノJに、
94Bの出力が94Cの入力に、と云うように接続され
、各FIFOの出力は4ビット並列にラツチ95A〜9
5Cに、VCLKによりラッチされる(第14図(d)
のタイミングチャート参照)。
F I F Oの出力595Aおよびラッチ95A, 
 951395Cの各出力595B, 595C, 5
95Dは、加算器96A, 96B, 96Cで加算さ
れ(信号596)、コンパレータ97においてCPU2
2により、I/Oポート25を介して設定される値(例
えば、゛I2“)とその大小が比較される。すなわち、
ここで、4×4のブロック内の1の数が所定数より大き
いが否がを判定する。
第14図(d)において、ブロックN内の“ビの数は”
14”、ブロック(N+1)内の1の数は″4”である
から、第14図(a)のコンパレータ97の出力597
は信号597が“14″の時は“ビ4”の時は“0“と
なり、従って、第14図(d)のラッチパルス598に
より、ラッチ98で4×4の1ブロックに1回ラッチさ
れ、ラッチ98のQ出カがメモリ99のDIN入力、す
なわち、マスク作成データとなる。IOOHはマスクメ
モリの主走査方向のアドレスを生成するHアドレスカウ
ンタであり、4X4のブロックで1アドレスが割り当て
られるので、画素クロツクVCLKを分周器101Hで
4分周したクロツクでカウントupが行われる。
同様に、IOOVはマスクメモリーの副走査方向のアド
レスを生成するアドレスカウンタであり、同様の理由で
分周器101Vによって各ラインの同期信号HSYNC
を4分周したクロックによりカウントupされ、Hアド
レス,■アドレスの動作は4X4ブロック内の“1″の
計数(加算)動作と同期するように制御される。
また、■アドレスカウンタの下位2ビット出力、599
, 600はNORゲートl02でNORがとられ、4
分周のクロツク601をゲートする信号602がつくら
れ、アンドゲート103によってタイミングチャート第
14図(c)の如く、4×4ブロックに1回だけのラッ
チが行われるべ《、ラッチ信号598かつ《られる。ま
た、603はCPUバス508(第2図)内に含まれる
データパスであり、604は同様にアドレスバスであり
、信号605はCPU22からのライトパルスWRであ
る。CPU22からのメモリ99へのWR(ライト)動
作時、ライトパルスは”Lo“となり、ゲート104,
105,106が開き、CPび22からのアドレスバス
、データパスがメモリ99に接続され、ランダムに所定
のデータが書き込まれ、また[!アドレスカウンタ、■
アドレスカウンタにより、シーケンシャルにWR(ライ
ト)、RDリードを行う場合は、I/Oポート25に接
続されるゲート107,108の制御線によりゲート1
07,108が開き、シーケンシャルなアドレスがメモ
リ99に供給される。
例えば、2値化出力92の出力593、または色変換回
路の出力592、あるいは CPU22により、第16
図のようなマスクが形成されれば太線枠内のエリアを基
に画像の切り出し、合成等を行うことができる。
次に、4×4画素ブロック単位で作成されたマスクは、
第l7図(b)の(i)のごと《エッジ部(境界部)が
、4画素単位でのギザギザとなるため、第2図の補間回
路109により、ギザギザ部をスムーズにして、見た目
になめらかにする。
第17図(a)に補間回路のブロックを示す。110は
セレクターであり、八入力はHiクランブ、すなわち、
8ビットとするとFFHが、B入力にはGNDに、すな
わちOOHが入力されており、前述のビットマップのマ
スクメモリの出力606により、いずれかを切り換える
。これにより、補間回路111の入力には、領域マスク
内はFFHが、領域マスク該は00Hが出力される。こ
れは、第17図(b)の(i)のごとくである。補間回
路111は、例えば1次補間法、高次補間法、sinc
補間法等、いずれの回路でも良《、回路構成もよく知ら
れたものを適用すれば良い。補間回路の出力は多値で出
力されるので、2値化回路112で2値化する。これに
より、第17図(b)の( ii )に示されるごと《
、元の境界Aに対しBのごと《にして境界のなめらかさ
を確保するようにしている。セレクタ113はマスクメ
モリーの出力をそのまま出力するか(Aを選択)、前述
のように補間後のなめらかな境界を持つマスク信号を選
択して出力するかをCPU22のI/Oポートに接続さ
れている切り換え信号608により、必要に応じて切り
換える。従って、例えば信号608で補間出力を選択し
、更に第2図のセレクタ−89で領域制限マスクの出力
を選択すべ《E C Hを切り換えるとアンドゲート9
0によって第!8図(a)のごと《マスクにより非矩形
での図形の切り出しが可能である。また、ビットマップ
メモリ9lのマスクメモリの出力を第2図の信号線60
7より取り出して、セレクタ−114により選択し、後
述する合成回路115にて合成すると、第18図(b)
のどと《なる。
第2図の116は濃度変換回路であり、例えば第19図
のごとく色ごとに濃度.諧調を変えられるようになって
おり、LUT (ルックアップテーブル)等で構成され
る。118はくり返し回路であり、第20図のごと< 
FIFOで構成される。609は同図(b)で示される
HSYNCであり、毎ラインに1回LOパルスがライン
同期信号として入力され、FIFO内部のW R−(ラ
イト)ポインター(不図示)を初期化する。611は入
力画像データ、612は出力画像データであり、Rep
eat616はFIFOのRD(リード)ポインターを
初期化する信号である。従って、第20図(b)のタイ
ミングチャートのごと(、FIFOにシーケンシャルに
書き込まれたデータ1〜!0は図のごと( Repea
t信号616が入力されることにより、 →1→2→3
→4→l→2→3→l→2→3”とくり返し読み出しが
行われる。すなわち、毎ラインで同一に形成されたRe
peat信号616をFIFOに与えることにより同図
(c)のごとく同一画像のくり返しを行わせることがで
きる。従って、前述のビットマップのマスク領域形成用
メモリに第21図(A)のごとく“1”のデータを書き
込み、読み出し時に第1図合成回路115で合成するこ
とにより、点線(切り取り線)が形成される。
画像は前述のごと《、《り返し回路118でRepea
t信号を第21図(A)での,■の時点で発生するよう
に領域発生回路69で制御すれば、くり返した画像に対
しての切り取り線をつけることができ、第21図(B)
のごと《“l“のデータを書き込むことにより掛線が(
C)のごと《書き込むことにより画像に対する黒わ《を
形成することが可能となる。くり返し回路118から出
力した画像信号612は画像合成回路115に入力され
各種画像処理が行われる。
〈合成〉 次に図番は前後するが第25図(A)を用いて合成回路
の詳細を説明する。
ここで行われる編集処理は指定領域ごとに独立に第25
図(A)に示すRAM135,136に設定されるデー
タに基づいてプログラマブルに行われる。
すなわち、詳し《は後述するがエリアコード発生器13
0より得られるコード番号(以下エリアコードと称す)
毎に各々処理される。
上記領域指定および各種編集処理の指定はデジタイザl
6、操作部20および画像記憶装置3から得られる指示
(コマンド)に応じCPUを通してCPUバス508よ
り第25図(A)のエリアコード発生器130とRAM
135,  136とレジスタ140−142に編集処
理に対応したパラメータが設定される。
また第25図(A)において132はエリアコード発生
回路!30、レジスタ131のいずれかの出力をセレク
トするセレクタ。なお、130は同期信号HSYNCお
よびCLKに応じて自動的にエリアコードを発生するエ
リアコード発生器、レジスタ131はCPUバス508
からの信号が入力するレジスタである。135,136
はエリアコードと該エリアコードに対応した処理または
画像データとがテーブルとなって記憶されているRAM
である。なお、RAM135,  136のテーブルの
内容については第25図(F)に示すように入力アドレ
スとしてセレクタ132を介して入力するコード、およ
びプリンタが面順次の像形成中において形成色を示すコ
ードCo,C,が付与され、その出力として、3ビット
の機能コードと8ビットのデータを有する。なおこの3
ビットの機能コードはセレクタ137を介してデコーダ
146に与えられる。かかる機能コードとしては後述す
るように例えば文字のアドオンまたは特定画像領域のマ
スキング等の指示を与えるためのコードであり、8ビッ
トのデータは例えば画像信号612の濃度調整用データ
である。139,143,145は夫々デコーダの出力
So,  Sl,  S2,S3,  S4に応じてセ
レクト状態が切り換わるセレクタであり、I44はセレ
クタ143,145の出力の乗算を行う乗算器である。
146はセレクタ132を介して入力する6ビットデー
タのうち最上位ビットMSB621 (かかるMSBは
第25図(E)に示すように画像の各エリアの端部にお
いて“l”となるようにエリアコード発生器130から
出力される)、第2図示の信号613,  614で示
される文字信号およびセレクタ137を介して入力され
る機能コードの3つをデコードするデコーダである。
次に、前述したエリアコードについて説明を行う。エリ
アコードとは例えば第25図(B)のように原稿147
上にデジタイザ16などを用いて領域148を指定した
ときそれぞれの領域に番号すなわちエリアコードをつけ
それぞれの領域を区別する手段である。本実施例では原
稿の全面領域はエリアコード“0”とし第25図(B)
では点a,  bを対角線とする矩形エリアを例えばエ
リアコード“ビ、点c,  dを対角線とする矩形エリ
アをエリアコード“2“と設定したものである。ここで
例えば図に示されるA−B区間を走査している時は走査
と同時に下図に示されるタイミングでエリアコードを発
生させている。C−D,E−F区間も同様である。この
ように原稿の走査と同時にエリアコードを発生させ、そ
のエリアコ一ドにより領域を区別しリアルタイムに領域
ごとに異なる画像処理編集を実現している。
上記設定は、前述したようにデジタイザl6および操作
部20より行っている。設定可能な領域の数は、エリア
コードのビット数により決まり例えばnビットとするな
らば2″領域の設定を可能としている。
次に第25図(C)に第25図(A)130に示すエリ
アコード発生回路内部概略構成図の一例を示す。かかる
発生回路130は前述したエリアコードを原稿の操作と
同時にリアルタイムに発生させる回路で、前記デジタイ
ザ等の領域指定手段により得られた領域の座標およびエ
リアコードを設定することにより、プログラマブルにエ
リアコードを発生させるようになっている。以下に詳細
を説明する。
RAM153,154は7bitlワード構成でそれぞ
れ主走査lライン分の容量を有するメモリである。
このRAMはCPUアトレスバス627、データバス6
25によりCPUと接続している。149はアドレスカ
ウンターでVideo  CLKをカウントすることに
より、RAMのアドレスを発生させている。またカウン
タ149はHSYNCによりリセットされており、新し
いラインを走査する毎に同じアドレスをセレクタ151
,152を介してRAM153,154に与える。よっ
てリセットに応じてRAM153,154はデータをス
タートから読み出すようにしている。
155は割り込み発生器でCPUデータバス625およ
びチップセレクト624によってCPUからあらかじめ
プログラムされた数だけ入力するHSYNCをカウント
したとき、CPUに割込信号INTを発生させるととも
に、J−Kフリツブフロツブ158のトグル動作により
アドレスカウンター149により読み出されるRAMも
切り換えている。151,  152,156はセレク
ターで前記フリツブフロツブ158の出力によりA,B
入力いずれかを選択することによってRAM153, 
 154のいずれか一方を選択している。
第25図(D)はRAM153,  154のデータ構
造を示す説明図である。図のようにM S B l b
 i tと下位6bitに分け、MSBは前述した通り
指定された領域と指定されていない領域との変化点を表
わし、下位6bitは変化するエリアコードが格納して
ある。RAMのアドレスは主走査方向であるY座標と対
応している。第25図(D)は例えば第25図(E)に
示す原稿150上の指定領域159(エリアコード“2
0”)のA−B間を走査するときのRAMデータを表わ
している。このとき原稿全面領域は、エリアコード“0
“としている。逆に設定された領域はエリアコード“2
0”を設定した場合の例である。上記設定のRAMを第
25図(C)アドレスカウンター149から発生される
アドレスよりシーケンシャルにRAM153,154を
読み出し、エリアコードを発生させている。例えば第2
5図(E)八一〇に示す区間を走査する場合、走査開始
直後にRAM出力としてMSB″l“下位6b目は“0
“(エリアコード“0”)が読み出され、第25図(C
)に示すように、MSn627をラッチ信号とするラツ
ヂ157により下位6b目がラッチされエリアコード0
”が出力される。またa(0,P)点に達した時にもR
AMの出力としてMSr3″l”、下位6bitは“2
0”が読み出され、上記同様ラッチされエリアコード“
20”が出力される。さらにアドレスが進み次のMSB
が“l”となるまでエリアコード″20”が出力される
。すなわちアドレスrが読み出され、前述したようにデ
ータが新たにラッチされるまでエリアコード“20”が
ラツチ157から出力されつづける。
さらに走査が進み、Y方向主走査が終了した時点でX方
向に1つ進みHSYNCが割り込み発生器155により
カウントされる。この時前述したようにアドレスカウン
ター149はリセットされ、読み出されるアドレスも再
び0からスタートされる。また、領域が矩形であるため
第25図(E)b点を含む区間C−Dの走査が終了する
まで同じデータすなわちRAM153,154のいずれ
か一方のR A Mが読み出せつづけられ、よくあらか
じめ割り込み発生器155に、X方向HSYNCのカウ
ント数、この例では(q−o)をセットしておけば区間
A−Bから区間C−Dまでの走査が終了した時点で割り
込み発生器155は割り込み信号INTを発生し、同時
に、第25図(C)J−Kフリツブフロツブ!58のト
グル動作によりセレクタ156によって読み出されるR
AMが切り換わる。これによってあらかじめプログラム
された次の領域情報がセレクタ156によって選択され
たRAMから出力される。また、割り込みINTの発生
によりCPUは前述した手段により得られている領域の
座標およびエリアコードから、割り込み発生器155、
また休止中のRAMすなわち、セレクタ156によって
選択されていないRAMに再び新しく別の指定領域に応
じた信号をセットする。かかるセットはCPUからデー
タバス625、およびチップセレクト信号C2 ,C3
の制御によって行われる。上述した構成、すなわち、2
つのRAMを順次切り換え、休止中のRAMをCPUに
よりプログラムすることにより少ないメモリ容量で原稿
の全画面についてエリアコード626を発生できる。
前述したように第25図(A)に示すエリアコード発生
回路130より出力されたエリアコード626はセレク
タ132に画像信号とともに入力され、そのエリアコー
ドをもとに領域ごとの編集処理を行っている。
エリアコード発生器130は矩形領域に対してのみエリ
アコードを発生できたが、本実施例においては非矩形領
域にも対応出来るように構成されている。かかる構成の
ため131,132が設けられている。
第25図(A)に示した131はレジスタでCPUバス
508と接続している。このレジスタにあらかじめ非矩
形領域に対応したエリアコードを設定しておく。
この時後述するが画像記憶装置3からの非矩形領域信号
615が入力されると、前記信号615をセレクト信号
としてセレクタ132により、レジスタ131に設定さ
れている値が選択され、前記非矩形領域信号に対応した
非矩形エリアコードが得られるようになる。
エリアコードは前述したように、本実施例では6bit
あり、MS8621  1bitはデコーダ−146お
よびセレクタ−137に入力され、他の信号はRAM1
35,136にパラレルに入力される。
RAM135,136は、CPUバス(データバス62
5,アドレスバス627を総称する)508によりCP
Uと接続されプログラマプルな構成になっている。
第25図(F)にRAM135,  136のデータ構
造を示す。133はRAMの構成概略図でアドレス入力
としてエリアコード4bitおよびカラーセレクト信号
629. 2bit,合計6bitが入力される。
この時カラーセレクト信号C。+  CI+  C2を
LSBから2bitC o +  C tとすることで
面順次で送られてくる画像信号が4色のうちどの信号な
のかを選択しそれによって、エリアコードかっ色ごとに
アクセスするアドレスを変えている。
本実施例では後述するがプリンター2で画像形成する際
色ごとにM(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロ)
、gk(ブラック)の面順次で画像を転送している。こ
の時、転送すべき色の種類を第25図(A)に示すカラ
ーセレクト629信号C。,C1(第lO図(a)に示
すC。+  CIと同じ信号である)によって行ってい
る。第25図(F)の134にデータ構造詳細図を示す
。図のようにMSBから3bitに機能コードを持ち、
このコードをデコードすることにより、そのコードに従
って、それぞれ違った画像処理を行っている。なお、本
実施例では3bitで機能コードを表わすことによって
それぞれエリアコードまたは色ごとに6種類の画像編集
を可能としている。下位8bitは機能コードに従った
画像処理編集時の各種パラメータを格納している。
エリアコードおよびカラーセレクト信号より選択された
データはMSBから3bitすなわち機能コードは第2
5図(A)137に示すセレクタ−137に入力され、
エリアコードMSBの621によってかかる2つのRA
Mから出力される3bitの機能コードの切換を行って
いる。一方、下位8bitのデータもデコーダ−146
からのセレクト信号Slによりセレクタ−139に選択
され出力される。
上記選択された機能コードはデコーダ−146に入力さ
れ文字信号622、また、エリアコードM S B b
 i t621を合わせて、それぞれ編集処理を行うた
めの制御信号623を作り出している。各制御信号はセ
レクターの選択信号として用い信号の流れを変えること
により編集を行っている。本実施例では、前記制御信号
より次に説期する6つの編集機能を実現している。
■領域内スルー 指定領域内は画像信号に対して何も処理を行わず出力す
る機能である。入力された画像信号は138に示すネガ
ポジ反転回路(後述する)を通りS2によってセレクタ
−143から選択出力され乗算器144に入力される。
一方RAMデータはSlによってセレクタ−139から
いずれかが選択され、さらにS3,  S4によって決
定されるセレクタ−145を通り、乗算器!44によっ
て前記画像信号と演算され出力される。この時乗算器1
44に入力されるR A Mデータから画像の濃度が決
定され、また面順次で送られて《る各色ごとに異なる計
数を設定すれば領域ごとに独立に濃度、カラーバランス
が可変可能である。
すなわち、使用者が操作パネルによって領域を設定した
後に、該領域のカラーバランスを設定するとCPUはか
かる設定値をバス508を介してRAM135またはR
AM136に書き込む。さらに、セレクタ145のB入
力を選択して画像信号612と乗算器144によって乗
算すればよい。
■領域内マスキング 指定領域内全面にわたって、他の任意な色で均一にぬり
つぶされた画像を出力する機能である。
例えばこの機能を設定してある領域を走査中では、S2
により画像信号に変わってRAMのデータが選択され乗
算器144に入力される。一方、係数は制御信号S3,
  S4よりレジスタ142を選択し、図示はしていな
いがCPUとバスにて接続されておりあらかじめCPU
より適当な係数例えば“l”を格納しておく。乗算器1
44にて演算され出力される。
■領域内文字挿入(1) 例えば、第25図(G)に示すように画像の指定領域1
59の中に160に示すような文字を挿入するモードで
ある。例えばあらかじめ161に示すようにビットマッ
プメモリなどに文字データを格納しておく。指定領域の
走査と同時に図に示すようなタイミングで文字の2値デ
ータがメモリからスキャンされ読み出され文字信号62
2とする。この信号を第25図(A)622に示す文字
信号として入力し、セレクタ−143をスイッチする。
すなわち、文字信号622がHighの時には、セレク
タ−143はRAM135、または136のデータを選
択し、Lowの時には画像信号を選択するようなSO〜
S4をデコーダ146は出力することにより挿入を行っ
ている。また、上記文字信号とともに33,S4も変化
し乗算器144の係数は文字信号622がH i g 
hの時はレンスタ+40を選択している。これも前述し
たのと同様に、C I) Uバスと接続しておりあらか
じめ適当な係数を設定してお《。通常はレジスタ140
に1を設定しておく。特にレジスタ+40に設定する係
数を変えることによって挿入文字のθ度を自(Eに変え
ることが出来る。
■領域内文字挿入(2) 第25図(I1)に示すように指定領域内を、ある指定
色でマスキングし、また、その同じ領域について前記し
たように別の指定色で・文字を挿入する機能である。指
定領域内を走査中は、前述したようにセレクタ−143
はRAMのデータを選択している。この時前述したよう
に、第25図(G)に示すビットマップメモリより得ら
れる文字信号よりセレクタ−139をスイッチする。す
なわち文字でない場合はRAM135のデータを出力し
、文字である時はRAM136を選択することにより実
施している。なお、あらかじめRAM136は例えば領
域内の文字の濃度データ、135は例えば領域内の文字
以外の濃度データがCPUバス508を介して書き込ま
れている。
また前記同様に文字信号とともに係数についてもレジス
ター142,  140を選択出力している、,乗算器
144により演算され出力される。
すなわちレジスタ140,142を別に設けているので
文字部と文字部以外の濃度を独立に設定出来る。
■領域内ネガ・ポジ反転 領域内の画像のみネガ・ポジ反転して出力する機能であ
り制御信号SOによってネガ・ポジ反転回路138をス
イッチすることにより行っている。
138を出た出力は前記スルー機能と同じ設定で出力さ
れる。
■領域内ネガ・ポジ反転文字挿入 前述した領域内文字挿入機能(1)と前述した領域内ネ
ガ・ポジ反転を組み合したもので領域内ネガ・ポジ反転
の画像に文字を挿入する機能である。文字挿入手段は前
記手段と同じなので説明は省略する。
以」二説明した実施例において第25図(A)のデコー
ダ146の動作については第25図(1)に示す。
該図において最も左側の欄に示す1〜6は上述の■〜■
の各機能を示している。また図中の1入力」として示し
た左側はデコーダ146の入力であり、「出力」として
示した右側はデコーダ146の出力So−S4である。
以上のようにビデオ処理ユニットl2で処理された画像
情報はプリンタインターフエイス56を介しカラープリ
ンタ2に出力される。
〈カラープリンタ2の説明〉 次に、カラープリンタ2の構成を第1図を用いて説明す
る。
第1図のプリンタ2の構成において、7llはスキャナ
であり、カラーリーダlからの画像信号を光信号に変換
するレーザ出力部、多面体(例えば8面体)のポリゴン
ミラ−712、このポリゴンミラ−712を回転させる
モータ(不図示)およびf/θレンズ(結像レンズ)7
13等を有する。714は図中l点鎖線で示されるスキ
ャナ711よりのレーザ光の光路を変更する反射ミラー
、715は感光ドラムである。
レーザ出力部から出射したレーザ光は、ポリゴンミラ−
712で反射され、f/θレンズ713および反射ミラ
ー714により感光ドラム715の面を線状に走査(ラ
スタースキャン)し、原稿画像に対応した潜像を形成す
る。
また、717は一次帯電器、718は全面露光ランプ、
723は転写されなかった残留トナーを回収するクリー
ナ部、724は転写前帯電器であり、これらの部材は感
光ドラム715の周囲に配設されている。726はレー
ザ露光によって、感光ドラム715の表面に形成された
静電潜像を現像する現像器ユニットであり、731Y 
(イエロー用),731M(マゼンタ用),731C(
シアン用),7318k (ブラック用)は感光ドラム
715と接して直接現像を行う現像スリーブ、730Y
,730M,730C,7308kは予備トナーを保持
してお《トナーホツバー、732は現像剤の移送を行う
スクリューである。これらのスリーブ731Y〜731
8k,}ナーホッパ−730Y〜730Bkおよびスク
リュー732により現像器ユニット726が構成され、
これらの部材は現像器ユニツl−726の回転軸Pの周
囲に配設されている。
例えば、イエローのトナー像を形成する時は、本図の位
置でイエロー1・ナー現像を行う。マゼンタのトナー像
を形成する時は、現像器ユニット726を図の軸Pを中
心に回転させ、感光体715に接する位置にマゼンタ現
像器内の現像スリーブ731Mを配設させる。シアン、
ブラックの現像も同様に 現像器ユニット726を図の
軸Pを中心に回転させて動作する。
また、716は感光ドラム715上に形成されたトナー
像を用紙に転写する転写ドラムであり、719は転写ド
ラム716の移動位置を検出するためのアクチュエー夕
板、720はこのアクチュエー夕板719と近接するこ
とにより転写ドラム716がホームポジション位置に移
動したのを検出するポジノヨンセンサ、725は転写ド
ラムクリーナー、727は紙押えローラ、728は除電
器、729は転写帯電器であり、これらの部材719,
 720, 725, 727,729は転写ローラ7
16の周囲に配設されている。
一方、735,736は用紙(紙葉体)を収集する給紙
カセット、737,738はカセット735,736か
ら用紙を給紙する給紙ローラ、739, 740, 7
41は給紙および搬送のタイミングをとるタイミングロ
ーラである。これらを経由して給紙搬送された用紙は、
紙ガイド749に導かれて先端を後述のグリツパに担持
されながら転写ドラム716に巻き付き、像形成過程に
移行する。
また、550はドラム回転モータであり、感光ドラム7
15と転写ドラム716を同期回転させる。
750は像形成過程が終了後、用紙を転写ドラム716
から取りはずす剥離爪、742は取りはずされた用紙を
搬送する搬送ベルト、743は搬送ベルト742で搬送
されて来た用紙を定着する画像定着部であり、画像定着
部743において、モータ取り付け部748に取り付け
られたモータ747の回転力は、伝達ギャ746を介し
て一対の熱圧力ローラ744および745に伝達され、
この熱圧力ローラ744および745間を搬送される用
紙上の像を定着する。
以上の構成により成るプリンタ2のプリントアウト処理
を、第22図のタイミングチャートも参照して以下に説
明する。
まず、最初のI T O r’が来ると、レーザ光によ
り感光ドラム715上にY潜像が形成され、これが現像
ユニット731Yにより現像され、次いで、転写ドラム
上の用紙に転写が行われ、マゼンタプリント処理が行わ
れる。そして、現像ユニット726が図の軸Pを中心に
回動する。
次のITOP551が来ると、レーザ光により感光ドラ
ム上にM潜像が形成され、以下同様の動作でシアンプリ
ント処理が行われる。この動作を続いて来るITOP5
51に対応してC,Bkについても同様に行い、イエロ
ープリント処理、ブラックプリント処理が行われる。こ
のようにして、像形成過程が終了すると、次に剥離爪7
50により用紙の剥離が行われ、画像定着部743で定
着が行われ、一連のカラー画像のプリントが終了する。
次に くフイルムスキャナ34の説明〉 第1図に示すフイルムスキャナ34の第45図を用いて
説明する。
3001は透過原稿照明用の光源(ランプ)、3002
は光源300lからの光線から熱線を除去する熱線吸収
フィルター、3003はフィルタ3002を通った照明
光を平行光束にする照明光学系である。3004は透過
原稿を副走査方向に移動する副走査駆動台、3005は
透過原稿を回転する回転台、3006は透過原稿を収納
するフイルムホルダー、3007は35mm写真フイル
ムのような透過原稿である。3008は透過原稿300
7を透過した光束(原稿像)の光路を切換る可動ミラー
、3009は原稿像の光路を偏向するミラー、30lO
はミラー3009を通った原稿像を結像する撮像レンズ
である。
30l7は光源3001を支持するランプ保持部材であ
る。3064はそれぞれCOD位置合わせ機構、撮像レ
ンズ30lOにより結像した透過原稿像を光電変換する
ためにR,  G,  Bそれぞれの色分解フィルタを
有するCOD (電荷結合素子)アレイを用いたCCD
ラインセンサ3061,3062.3063である。
3025はCCDラインセンサ3061, 3062、
3063のアナログ出力を増幅し、A/D (アナログ
・デシタル)変換を行うアナログ回路、3026はアナ
ログ回路3025に対して調整用の標準信号を発生する
調整用信号発生源3027はアナログ回路部3025か
ら得られるR, G,  Bのデジタル画像信号に対し
てダーク補正を施すダーク補正回路、3028はダーク
補正回路3027の出力信号にシエーデイング補正を施
すシエーデイング補正回路、3029はシエーデイング
補正回路3028の出力信号に対して主走査方向の画素
ずれを補正する画像ずれ補正回路である。
3030は画像ずれ補正回路3029を通ったR,G,
 B信号を出力機器に応じた例えばY(イエロ)、M(
マゼンタ)、C(シアン)の各色信号に変換したりする
色変換回路である。また、303lは信号のLOG変換
やγ変換を行うルックアップテーブル(LUT)である
。ルックアップテーブル(LUT)3031の出力はイ
ンターフェイス回路3038と最小値検出回路3032
に接続されている。
3032は、ルックアップテーブル303lの出力信号
の最小値を検出する最小値検出回路、3033は最小値
検出回路3032の検出値に応じて下色除去(UGR)
のための制御量を得るルックアップテーブル(LUT)
、3034はルックアップテーブル303lの出力信号
に対してマスキング処理を行うマスキング回路、303
5はマスキング回路3034の出力信号に対してルック
アップテーブル3033の出力値を基に下色除去処理を
行うUCR回路(下色除去回路)である。3036はU
CR回路3035の出力信号に対し記録濃度を指定濃度
に変換する濃度変換回路、3037は濃度変換回路30
36の出力信号に対し指定された変倍率に変換処理する
変倍処理回路である。
3038は第1図のカラーリーダlや画像記憶装置3と
本装置間の信号の伝送を行うインタフェース回路(I/
F)、3039は装置全体の制御を司どるコントローラ
であり、コントローラ3039の内部にはマイクロコン
ピュータ等のCPU (中央演算処理装置)、処理手順
がプログラム形態で格納されたROM (リードオンリ
メモリ)、データの格納や作業領域として用いられるR
AM (ランダムアクセスメモリ)等を有する。
3040は変倍処理回路3037からインタフェース回
路3038、コントローラ3039を介して入力する出
力値のピーク値を検出するピーク検出回路、304lは
コントローラ3039への各種指示を行う操作部、30
42はコントローラ3039の制御状態等を表示する表
示部である。
3034は上述の撮像レンズ30lOの絞り制御を行う
レンズ絞り制御部、3044は撮像レンズ30lOの焦
点調整を行うレンズ距離環制御部、3045は可動ミラ
ー3008を駆動するミラー駆動部である。
3048はフイルム送り制御部であり、フイルムホルダ
ー3006を駆動してフイルムを送る。3049は副走
査駆動台3004の走査を制御する副走査制御部、30
50は光源(ランプ)3001の光量を制御するランプ
光量制御回路、305lはランプ保持部材3017を介
して光源3001の位置を調節するランプ位置駆動源で
ある。
3052はコントローラ3039の制御の基にタイミン
グ信号(クロツク)を発生するタイミングジエネレー夕
、3053は上述の各制御部や処理回路とコントローラ
3039とを連結するバス、3054は出力機器に対す
る画像データを入出力するデータ線、3055は出力機
器に対する同期信号Hsync,Vsync等を入出力
する同期信号線、および3056はインターフェース間
の所定のプロトコルによるコマンドのやり取りを行うた
めの通信線である。
次に、各部の動作を説明する。
光源3001は例えばハロゲンランプのような光源であ
り、光源300lからの出射光は熱線吸収フィルタ30
02および照明光学系3003を通ってフイルムホルダ
ー3006に載せた3 5 m m写真フイルムのよう
な透過原稿3007を照明する。透過原稿3007の像
は、可動ミラー3008により光路が切り換えられるこ
とにより、 ■投影レンズ3011とミラー3012.  3013
を通って不図示のスクリーン上、または ■ミラー3009、撮像レンズ30lO、および3色分
解プリズム302lを通ってCCDラインセンサ302
2〜3024上 に投影される。
上述の■のモードの場合において、CCDラインセンサ
3022〜3024はタイミングジェネレータ3052
のクロックにより同期をとって駆動され、各CCDライ
ンセンサの出力信号はアナログ回路3025に入力され
る。アナログ回路3025は、増幅器とA/D変換器と
から構成され、増幅器で増幅された信号をタイミングジ
エネレータ3052から出力され゛るA/D変換のため
のタイミングクロックに同期してA/D変換器でA/D
変換する。
次に、アナログ回路3025から出力されるR.G,H
の各デイジタル信号に対してダーク処理回路3027に
より暗信号のレベル補正をかけ、続いてシエーディング
補正回路3028で主走査方向のシエーデイング補正を
行い、さらに画素ずれ補正回路3029で主走査方向の
画素ずれを、例えばFIFO (ファーストイン・ファ
ーストアウト)バッファの書き込みタイミングをずらす
ことにより補正する。
次に、色変換回路3030では、色分解光学系302l
の色補正をしたり、出力機器に応じて、R,G,  B
信号をY,M,Cの色信号に変換したり、Y,  I,
  Qの色信号に変換したりする。次のルックアップテ
ーブル303lでは、テーブル参照により、輝度リニア
な信号をLOGに変換したり、任意のγ変換したりする
3032〜3037は、主にカラーレーザー複写機のよ
うなプリンタで用いるYjM,  C,  Bk (ブ
ラック)の4色により画像を出力するための画像処理回
路を構成する。ここで、最小値検出回路3032、マス
キング回路3034、ルックアップテーブル3033、
およびUCR回路3035の組み合わせ、プリンタのマ
スキングとUCR (下色除去)を行う。
次に、濃度変換回路3036により各濃度信号のテーブ
ル変換を行い、さらに変倍処理回路3037により主走
査方向の変倍処理を行い、その変倍処理後のY’ , 
 M’ ,  C’ ,  Bk’  信号をインタフ
ェース回路3038を介してカラーリーダーlへ送る。
また、インターフエイス回路3038は前述のY’ ,
 M’ , C’ , Bk’ の信号の他にルックア
ップテーブル303lからの画像情報R(レッド)、G
(グリーン)、B(ブルー)も出力可能である。
これは本フイルムスキャナ34が接続される機器により
決定されカラーリーダー1と接続する場合はY’ , 
 M’ ,  C’ ,  Bk’ の形式で、また、
画像記憶装置3と接続する場合はR,  G,  Bの
形式で画像データを出力する。
また第45図示の実施例においてフイルムスキャナ34
にフイルムをセットする方法として第46図に示すよう
に2種類が可能である。
上図はオートチェンジーでマウントM,に入れたフイル
ムを多数枚1度にセットして読み取りたい画像サンプル
を初期設定でどのサンプルを何枚読み取りかを入れれば
自動的に動作するためのものである。
下図はオートローダM2で前記マガジンにキャリアの搬
送機構と、そのキャリアの位置合せを行うためのセンサ
を設けたものである。
〈画像記憶装置3の説明〉 最初に本実施例におけるカラーリーダlから画像記憶装
置3への記憶方法と、入力ビデオ機器の1つであるSv
8再生機3lからのビデオ情報の画像記憶装置3への記
憶方法について述べる。また、フィルムスキャナ34か
らの画像情報の画像記憶装置3への記憶方法についても
述べる。
次に、画像記憶装置3から画像情報を読み出し、処理し
たのち、カラープリンタ2により画像形成を行う本発明
の、一実施例について詳細に説明する。
〈カラーリーダlからの画像記憶〉 カラーリーダlによる読み取り領域の設定は、以下に述
べるデジタイザにより行われる。
このデジタイザl6の外観図を第23図に示す。
カラーリーダlからの画像データを画像記憶装置3へ転
送する為の操作方法は後述する。モード設定面420は
、読み取り原稿上の任意の領域を設定するためのもので
ある。ポイントベン42]はその座標を指定するもので
ある。
原稿上の任意の領域の画像データを画像記憶装置3へ転
送するには、操作部20により画像登録モードにした後
、ポイントベン421により読み取る位置を指示する。
操作方法については後述する。
この読み取り領域の情報は、第1図の通信ライン505
を介してビデオ処理ユニット12へ送られる。
ビデオ処理ユニットl2では、この信号をCPU制御ラ
イン508によりビデオインターフェイス201から、
画像記憶装置3へ送る。
原稿999の指示した領域の情報を画像記憶装置3に送
るプロセスを説明する。
第24図にデジタイザl6のポイントペン421によっ
て指示された領域の情報(A, B点)のアドレスの例
を示す。
カラーリーダlは、VCLK信号,ITOP,EN信号
等を信号ライン207で、画像データ205とともに画
像記憶装置3へ出力する。これらの出力信号ラインのタ
イミングチャートを第26図に示す。
またビデオインターフエイス201は、第3図で示すデ
ータの流れとなっている。
第26図に示すように、操作部20のスタートボタンを
押すことにより、ステツビングモー夕14が駆動され、
原稿走査ユニット11が走査を開始し、原稿先端に達し
たときITOP信号が“l”となり、原稿走査ユニット
11がデジタイザl6によって指定した領域に達し、こ
の領域を走査中EN信号が“l“となる。このため、■
信号が“ビの間の読み取りカラー画像情報(DATA2
05)を取り込めばよい。
以上の第26図に示すように、カラーリーダlからの画
像データ転送は、ビデオインターフエイス201を第3
図に示すように制御することにより、ITOP,EN信
号の制御信号およびVCLKを信号207としてビデオ
インターフエイス201から出力し、該207に同期し
てRデータ205R,Gデータ205G,  nデータ
205Bがリアルタイムで画像記憶装rrl3へ送られ
る。
次にこれら画像データと制御信号により、画像記憶装置
3が具体的にどのように記憶するかを第27図(A)〜
(F)を参照して説明する。
コネクタ4550は第2図に示すカラーリーダ1内のビ
デオインターフエイス201とケーブルを介して接続さ
れ、Rデータ205R,Gデータ205G,Bデータ2
05Bは、それぞれ9430R,  9430G,94
30Bを介してセレクタ4250と接続されて いる。
ビデオインターフエイス201から送られるVCLK,
EN信号,ITOPl1、信号ライン9450Sを通り
セレクタ4250に入力されている。また、原稿の読み
取りに先だって、デジタイザl6によって指示した領域
情報は通信ライン9460を通りリーダコントローラ4
270に入力され、ここからCPUパス9610を介し
てCPU4360に読み取られる。
コネクタ4550を介してセレクタ4250に入力され
たRデータ9430R,Gデータ9430G, Bデー
タ9430Bは、セレクタ4250により選択されたの
ち、信号ライン9421R,9421G,9421Bに
出力され、フィルタ回路9500に入力される。
第28図(A)は、フィルタ回路9500を詳細に表わ
した説明図である。
画像信号9421R, 9421G, 9421Bは、
FIFOメモリ4252R,4252G,4252Bに
入力される。
またシステムコントローラから受けるタイミング制御信
号9450によりコントロールされる。
FIFOメモリ4252R,4252G,4252Bか
らの出力は、画像情報9421R, 9421G, 9
421Bに対し、l主走査遅れの信号であり、信号ライ
ン9422R, 9422G, 9422Bを通り、加
算器4253R,4253G,4253Bに入力される
。加算器4253R,4253B,  4253Gは主
走査方向2画素、副走査方向2画素、すなわち4画素の
平均をとり、信号ライン9423R,9423G,94
23Bに出力する。
セレクタ4254R,  4254G,  4254B
は画像信号9421R,9421G,9421Bまたは
加算平均された信号9423R, 9423G, 94
23Bの選択を行い、信号9420R, 9420G,
 9420Bとし、各画像メモリに入力される。
上記セレクタ4254R,  4254G,  425
4Bのセレクト信号は、図示はしないがCPU4360
によって制御されプログラマブルとなっている。
以上説明したように、フィルタ回路9500は、例えば
カラーリーダlより網点画像などが読み込まれた場合モ
ワレによって画像劣化を防止すべく画像の平均化が行わ
れる。
第28図(B).−(C)にセレクタ4250の内部の
構成を示すブロック図を示す。図示の如く、カラーリー
ダlまたは後述するが、各種ビデオ機器例えばスチルビ
デオ再生器またはフイルムスキャナからの画像信号を任
意に切り換えられるようになっている。これらの切り換
え信号はデコーダDCを介してCPUからプログラマブ
ルに制御可能となっている。
例えばカラーリーダlから画像記憶装置3への画像情報
を記憶する場合、制御信号SELECT−A,SELE
CT−[)を0にセットしてトライステートハツファ4
25lR,G.B.HS.vS.CK.ENオヨヒ42
52R, G, B, HS, VS, CK, EN
ノみを生かし、他のトライステートバツファを全てハイ
インピーダンスとすることでカラーリーダlからの画像
信号9430R,G,Bおよび制御信号9450Sが、
それぞれ9421R,G,Bおよび9420Sと結合さ
れる。
前述したようにセレクタ4250により選択された画像
信号はフィルタ9500を通過し、システムコントロー
ラ42lOの制御によって各メモリに格納される。以下
その詳細を説明する。
システムコントローラ42lOは、セレクタ4254R
,4254G,4254Bおよびフィルタ9500を介
した画像データ9420R,9420G,9420Bの
うち、画像の有効領域のみをFIFOメモリ4050A
R,4050AG,4050ABに転送する。また、シ
ステムコントローラ42lOはこの時トリミング処理お
よび変倍処理も同時に行う。
さ゛らに、FIFOメモリ4050AR,4050AG
,4050ABはカラーリーダlと画像記憶装置3のク
ロツクの違いを吸収する。
本実施例のこれらの処理を第27図,第29図の回路図
、および第30図のタイミングチャートを参照して以下
説明する。
第28図(B)に示すセレクタ4253R, 4253
G,4253Bからの、フィルタ9500を介したFI
FOメモリ4050AR,  4050AG,  40
50ABへのデータ転送に先だち、デジタイザl6で指
示された領域の主走査方向の有効領域をCPUバス96
lOによって、第29図に示すコンパレータ4232,
 4233に書き込む。なお第29図はシステムコント
ローラ42lOの構成およびメモリA−M内のFIFO
メモリの構成を示す図である。
コンパレータ4232にはデジタイザl6で指示された
領域の主走査方向におけるスタートアドレスを、コンパ
レータ4233にはストップアドレスを設定する。
また、デジタイザ16で指示された領域の副走査方向は
、セレクタ4213を制御してCPUバス9610側を
選択して有効とし、RAM4212に指示された領域の
有効領域には“0“データを書き込み、無効領域には“
l”データを書き込む。
主走査方向における変倍処理は第29図に示すレートマ
ルチブライヤ4234にCPUバス96lOを介し、変
倍率をセットする。また副走査方向における変倍処理は
RAM4212へ書き込むデータにより可能である。
第30図はトリミング処理を施した場合のタイミングチ
ャートである。上記に述べたようにデジタイザl6で指
示された領域のみをメモリに記憶する場合(トリミング
処理)、主走査方向のトリミング位置は第29図に示す
コンパレータ4232と4233にセットし、副走査方
向のトリミング位置は、セレクタ42l3をCPUバス
96lO側にし、CPUによりRAM4212に書き込
む((例)トリミング領域を主走査1000〜3047
、副走査1000〜5095とする)。すなわち、RA
M4212はセレクタを介して入力されるカウンタ42
l4の出力する各アドレ゜スに対応したエリアに、“1
″もし《は“0”がCPUによって書き込まれる。ここ
で後述するように″l”はメモリ4050R,G,Bの
読み出しを禁止し“0”は読み出しを行わせるデータで
ある。
主走査方向のトリミング区間信号9l00は、HSYN
CIN9452とCLKIN9456に同期してカウン
タ4230が動作し、このカウンタ出力9l03がl0
00となったとき、コンパレータ4232の出力が1と
なり、フリツブフロツプ4235の出力Qが1となる。
続いてカウンタ出力9103が3047になったときコ
ンパレータ4233の出力が1となり、フリツブフロツ
ブ4235の出力はlから0となる。また、第30図の
タイミングチャートでは、等倍処理を行っているため、
レートマルチブライヤ4234の出力はlである。トリ
ミング区間信号9l00によってFIFOメモリ405
0AR,AG,ABに入力される、カラー画像情報の1
000番地から3047番地までがFIFOメモリ40
50AR,AG,ABに書き込まれる。
また、コンパレータ4231からはHSYN  IN9
452に対し、l画素分遅れた信号9l07を出力する
。このようにFIFOメモリ4050AR,AG,AB
のRSTW入力、『奮1人力に位相差を持たせることに
より、FIFOメモリ4050AR,AG,ABに入力
されている、CLKIN9456とCLK9453の周
期の違いを吸収する。
次に、副走査方向のトリミングは、まず、第29図のセ
レクタ42l3を制御したカウンタ4214側を選択シ
テ有効トシ、m 9 4 5 5、HSYNCIN94
52に同期した区間信号9l04をRAM4212から
出力する。区間信号9l04はフリツブフロツブ421
1で信号9l07と同期をとり、FIFOメモリ405
0AR,AG,ABのリードイネーブルに入力する。す
なわちFIFOメモリ4050AR,AG,ABに記憶
された画像情報は、トリミング信号9101が“0”の
区間のみ出力される(n′〜m )。
また、信号910lは第32図に示すようにカウンタコ
ントローラ9141に入力されカウンタイネーブル信号
となり、かつメモリ4060A−R,G,Bのライトイ
ネーブル信号となっており、前述したようにFIFOメ
モリ4050A,  R, G,  Bから出力された
画像情報はカウンタ4080A−0から出力されるアド
レスに従って即座にメモリ4060A − R,G,B
に書き込まれる。
以上の説明においては、トリミング処理のみを説明した
が、トリミングと同時に変倍処理も可能である。主走査
方向の変倍はレートマルチブライヤ4234に変倍率を
CPUバス9610を介し設定する。また副走査はRA
M4212へ書き込むデータにより変倍処理が可能であ
る。
第31図にトリミング処理および変倍処理(50%)を
施した場合のタイミングチャートを示す。
第31図はセレクタ4254R,G,Bからの画像デー
タを変倍処理して50%縮小し、FIFOメモリ405
0AR,AG,ABに転送した場合のタイミングチャー
ト例を示す図である。
第29図のレートマルチプライヤ4234にCPUバス
9610を介し50%縮小の設定値をセットする。
このときレートマルチブライヤ9106の出力は第31
図に示すように主走査方向1画素毎に“0”と“l”が
繰り返された波形となる。この信号9106とコンパレ
ータ4232.  4233で作られた区間信号9l0
5との論理積信号9!00がFIFOメモリ4050A
R,AG,ABへのライトイネーブルを制御することに
より縮小を行う。
また、副走査は第31図図示のようにRAM4212へ
の書き込みデータ(FIFOメモリ4050AR,AG
,ABへのリードイネーブル信号)を画像データ有効領
域内で″1”(読み出し禁止)にすることにより、50
%縮小された画像データのみが画像メモリ4060AR
,AG,ABに送られる。第31図の場合においては、
リードイネーブル信号9101は′l″“0”データを
交互にくりかえすことにより50%縮小を行っている。
すなわち、主走査方向のトリミングおよび変倍処理はF
IFOメモリ4050AR,AG,ABのライトイネー
ブルを制御し、副走査方向のトリミングおよび変倍処理
はFIFOメモリ4050AR,AG,ABのリードイ
ネープルを制御する。
次に、FIFOメモリ4050AR, 4050AG,
 4050ABからメモリ4060AR,4060AG
,4060ABへの画像データの転送は第27図(C)
に示すカウンタコントロール9141Aおよびカウンタ
4080A−0〜3と制御ライン9101によって行わ
れる。
なお、910lは第29図示のコンパレータ423lの
出力でありFIFO4050R,G,Bのリードイネー
ブルR E ,第32図示のメモリ4060A−R−8
のライトイネーブルとして用いられている。
第27図(C)に示すカウンタコントロール9141A
はメモリ4060A−R,G,Bに対してアドレスを発
生するカウンタ4080A−0〜3をコントロールする
回路でCPUからのコマンドにより次に述べる主な3種
の機能を有する。
1,CPUリード/ライトモード →任意のアドレスのデータをCPUにより参照ができる
2.リードモード →システムコントローラの制御信号により格納画像デー
タを読み出しカラーリーダlに転送プリント出力を得る
3.ライトモード →システムコントローラの制御信号によりカラーリーダ
lからの画像を格納する。
いづれの場合もカウンタ4080A−0〜3のカウント
開始アドレスをCPUから任意に設定可能となっている
。これにより任意のアドレスからの読み出し、書き込み
が可能となる。通常スタートアドレスはθ番地である。
制御ライン9lOlはFIFOメモリ、4050AR,
AG,ABのリードイネーブル信号であり、またカウン
タコントロール9141Aに入力されカウンタが制御さ
れる。さらにメモリ4060AR,AG,ABのライト
イネーブル信号でもある。
カウンタコントロール9141Aはライトモードの場合
、入力される制御信号9101をカウンタ4080A−
0〜3のカウンタイネーブル信号として用い、なお、カ
ウンタコントロールはCPUコマンドに応じたカウンタ
を選択する場合と、全てのカウンタを選択する場合があ
る。9140Aはカウンタ選択信号である制御ライン9
101が“0“のときFIFOメモリ4050R,G,
Bから読み出された画像データはメモリ4060R,G
,Bに入力される。
このとき例えばカウンタ4080A−0が選択されてい
るならばカウンタ4080A−0のイネーブルは″0”
となっており、CLK9453に同期してカウントup
した信号9120−0がカウンタ4080−0から出力
され、セレクタ4070を通りメモリ4060AR,A
G,ABのADR9110に入力される。
また、このときメモリ4060AR,AG,ABのライ
トイネーブルWE9101も“O”となっているから、
メモリ4060R,G,Bに入力されている画像データ
9090R,G,Bが記憶される。
なお、本実施例におけるメモリ容量は各色IMバイトで
あるため、第24図における読み取り領域の画像データ
を50%縮小することにより、読み取り画像データは本
画像記憶装置3がもつメモリの最大容量のデータに変換
され、記憶さている。
また、以上の実施例ではCPU4360は、A3原稿の
デジタイザl6で指示された領域の情報から有効領域を
算出し、第29図に示すコンバレータ423l〜423
3,  レートマルチブライヤ4234およびRAM4
212に対応するデータをセットする。
本実施例では、読み取り画像のデータ容量が具備する画
像メモリ容量よりも多いため縮小処理を行い、記憶可能
な容量に変換した後画像メモリに記憶した。しかし、読
み取り画像のデータ容量が具備する画像メモリ容貴より
も少ない場合はデジタイザl6で指示された領域のメモ
リへの書き込みを制御するコンパレータ4232,42
33には、トリミング情報データを設定し、レートマル
チブライヤ4234には等倍の設定を行う。また、RA
M4212への書き込みデータは、画像有効領域は全て
“O”を、それ以外は“l”とし、等倍の設定とする。
また、読み取り画像のアスペクト比(縦・横の比)を保
ったままメモリに記憶するために、まずCPU4360
はデジタイザl6から送られてきた領域情報から、有効
画素数“X”を求める。次に画像記憶メモリの最大容量
“y”から、次式により2を求める。
y Xl00=z X この結果、 (1) z≧100のときはレートマルチブライヤ42
34の設定は100%RAM4212に有効画像領域の
全てを“O”とし等倍で記憶する。
(2)z<100のときはレートマルチプライヤ423
4の設定およびRAM4212ともに2%の縮小を行い
、アスペクト比を保ったまま、メモリの最大容量に記憶
する。
この場合においても、RAM4212に書込むデータは
、縮小率“2″に対応して“l“.“0”のデータを適
時書込めばよい。
このように制御することにより、画像記憶装置3内のみ
の制御で入力画像のアスペクト比を保ったまま、任意の
変倍処理が容易な制御で可能となり、読み取り画像の効
果的な認識が可能となる。また同時にメモリ容量の利用
効率を最大とすることが可能である。
また・以上に述べた設定は、画像格納メモリ(メモリA
,  B,  C,  D)および第27図(E)に示
すディスプレイ(メモリM)とも独立に設定可能となっ
ており、画像格納する際、別々の変倍率で同じ画像を同
時に別々のメモリ例えば前述したようにメモリA,B,
C,DとメモリMなどに格納できる。
くメモリEの説明〉 第27図(A)におけるメモリEについて説明する。第
27図(D−1)にその内部構成概略図を示す。メモリ
Eは2値画像のメモリ(以下ビットマップメモリと称す
)でありその動作は前項で説明したメモリAに準ずる。
カラーリーダから読み込まれた画像データの中でビット
マップメモリEに書き込まれる画像データは前項の説明
同様セレクタ4250,フィルタ9500を通りメモリ
E内の第27図(D−1)に示すFIFO4050E−
Rに書き込まれる。かかる場合には第29図で説明した
と同様にライトイネーブル9100により書き込みが制
御される。この時実施例ではR信号のみを画像信号とし
ているが輝度信号に代表されるものであれば他に何でも
よい。例えば、G信号やR,  G,  Bを所定の比
率で加重平均をとった信号であってもよい。FIFO4
050ERに書き込まれた画像データは前項の説明同様
に制御信号9101により読み出され、4055−Rに
示される2値化回路により2値化され順次メモリに書き
込まれる。この時黒が“ピ白が“0”となる。
かかる2値化の閾値はCPUがバスを介して所定の値を
レジスタ4053に書き込む。例えば第27図(D−2
)に示すように白地にある濃度を持ったハート型の原稿
Aを用意し図の点線のように領域Bを指定する。この領
域をビットマップメモリEに読み込ませることによりビ
ットマップメモリには図の様な“0”と“1”の2値画
像が格納される。
4080Eはメモリ4060ERの読み出し書き込みア
ドレスを制御するためのカウンタ、9141Eは該カウ
ンタ4080Eのカウント状態を制御するためのカウン
タコントロールであり、システムコントローラ42lO
によって第29図において説明したのと同様にCPUに
より読み出し書き込み位置がコントロールされる。この
データを矢印に示すように順次読み出すことにより第2
7図(D−2)中Fに示す様な非短形領域信号が、信号
ライン4o72に出力されセレクタ407lのセレクト
信号として用いられる。セレクタ407 1の一方の入
力にはCPUバスと接続された8ビットの容量のレジス
タ4074が設けられ、あらかじめ所定の出力濃度値が
セットされる様構成され、他方の入力には固定の値例え
ば80Hが入力されている。よって信号4o72が“ビ
時セレクタは前記設定したある濃度値が4172に出力
され、結果として図のハート型の領域に前記設定した濃
度値が出力される。
また、4l72の最上位ビット(MSB)が4173に
出力され(Bl信号と称す)非矩形の領域信号として用
いられる。
また前述の4171, 4172は第27図(B)の(
fに部分に出力され、セレクタ4230を介して第2図
に示すビデオインターフエイス201に入力される。
第27図に示すビットマップEにおいてはその出力とし
てメモリ4060E−Rに蓄えられた2値画像に対して
第27図(D−1)図示のレジスタ4074によってセ
ットする濃度をCPUを介して書き換えることにより任
意に設定することが出来る。また、かかるレジスタに“
80H”以上のデータを書き込めば4173に示す信号
ラインにはビットイメージが出力される。
〈SV録再生機3lからの画像記憶〉 本実施例システムは、第1図図示のようにSV録再生機
31からのビデオ画像を画像記憶装置3に記憶し、モニ
タテレビ32やカラープリンタ2へ出力することも可能
である。また、画像処理装置3は入力した画像のハンド
リングをも行う。
以下に、Sv録再生機3lからのビデオ画像を画像記憶
装置3への取り込みについて説明する。
まず、Sv録再生機3lからのビデオ画像の画像記憶装
置3への取り込み制御について、第27図(A),(B
)の画像記憶装置3のブロック構成図を参照して以下に
説明する。
Sv録再生機3lよりのビデオ画像は、アナログインタ
ーフエイス4500を介してNTSCコンボジット信号
9000形で入力され、デコーダ4000によりセパレ
ートR, G, B信号、およびコンポジットSYNC
信号の4つの信号である9015R,  G,B,  
Sに分離される。
また、デコーダ4000は、アナログインターフエイス
45lOからのY(輝度)/C(クロマ)信号9010
も上記と同様にデコードする。セレクタ4010ヘノ9
02OR.9020G.9020B,9o2osノ各信
号は、セパレートR,  G,  B信号およびコンポ
ジットSYNC信号の形での入力信号である。
セレクタ401011CPUバス9610と接続されて
おり、信号9030R 〜Sと9020R〜sノ選択は
CP[Jからプログラマブルに行えるようになっている
セレクタ4010によって選択されたセパレートR, 
G, B信号としrの9050R,9050G,905
0Bの各信号ハ、A / D :l ンバータ402O
R,4020G,4020Bによってアナログ/デジタ
ル変換される。
また、セレクタ40lOにより選択されたコンポジツl
−SYNC信号9050Sは、TBC/HV分離回路4
030に入力され、該TBC/HV分離回路4030に
より、コンポジットSYNC信号9050Sからクロツ
ク信号9060C,水平同期信号9060Hおよび垂直
同期信号9060Vが、さらに第28図(C)に示す画
像イネーブル信号9060ENが作られセレクタ425
0に入力される。なおイネーブル信号ENは有る画像領
域を示す信号である。
セレクタ4250は前述したように画像ソースをカラー
リーダlからの画像や、各種ビデオ機器(本実施例では
仮にSv再生機としている)からの画像やフイルムスキ
ャナ34からの画像を選択出力するセレクタである。第
28図(B),(C)を用いて具体的動作について説明
する。
例えばビデオ機器側の画像を選択する場合、制御信号S
ELECT−A,SELCT−Bを0にセットしトライ
ステートバツファ4253R,G,B,HS,VS,C
K,ENおよび4252R, G, B, HS, V
S,CK.ENf7)みを生かし、SELECT−C,
D,E,F1 を1にセットして他のトライスラートバ
ッファをすべてハイインピーダンスとすることで、ビデ
オ機器からの画像信号9051R,  G,  Bおよ
び同期信号905 1 Sがそれぞれ9420R, G
,  B, 9420Sと結合される。
他の機器からの画像データを入力する場合も同様である
。更に本実施例においてはカラーリーダl1またはフィ
ルムスキャナ34との接続に関しては双方向の通信ライ
ンを用いるためにセレクタ4250内にトフイステート
バツファを用いていることを特徴としている。
本実施例のTBC/HV分離回路4030より出力サレ
ル9050ノ中で、TVCLK9060C信号は12.
27MHzのクロツク信号、TVHSYNC9060H
信号はパルス幅63.5 4 S (7)信号、TVV
SYNC9 0 6 0 V信号はパルス幅16.7m
Sの信号である。
かかるビデオ画像信号が入力されるようにセレクタ42
50を切り換える際にはCPUはフィルタ9500の各
スイッチ4254R, G,  Bを第28図中上側に
切り換える。したがって実質的にフィルタがかからずに
メモリA,  B,  C,  Dのいずれかに入力さ
れる。また、リーグからの画像を取り込む場合には網点
の画像等のようにモアレが発生する画像が有るため、か
かる画像に対応して前述の各スイッチ4254R,G,
Bを下側に切り換えるモアレの発生を防止する。次に再
び第27図(C)を用いて説明する。
FIFOメモリ4050AR,4050AG,4050
ABは、T V H S Y N C 9 0 6 0
 H信号によってリセットされ、“0”番地からTVC
LK9060C信号に同期して、データ9060R,9
060G,9060Bを書き込む。このFIFOメモリ
4050AR,  4050AG,4050ABの書き
込みは、システムコントローラ42lOから出力される
WE信号9100の付勢されている時に行なわれる。
このロ信号9100によるこのFIFOメモリ4050
AR, 4050AG, 4050ABの書き込み制御
の詳細を以下に説明する。
本実施例におけるSV録再生機3lはNTSC規格であ
る。このため、Sv録再生機3lよりのビデオ画像をデ
ジタル化した場合、640画素(H)X480画素(V
)の画面容量となる。従って、まず画像記憶装置3のC
PU4360は、コンパレータ4232,4233に主
走査方向640画素となるように設定値を書き込む。次
にセレクタ42l3の入力をCPUバス9610側にし
、このRAM4213に副走査方向480画素分の“0
”を書き込む。
また、主走査方向の倍率を設定するレートマルチブライ
ヤ4234に100%のデータを設定する。
Sv録再生機3lの画像情報をメモリ4060AR,A
G,ABに記憶する場合、システムコントローラ42l
Oは、TBC/HV分離回路4030から出力さtLる
TVVsYN  9060V,Mで9060H,TVC
LK9060Cは第29図に示すVSYNCIN945
5,Wr曹n]玉9452,CLKIN945i,:接
続さtL6。
上述したように、画像制御信号をSV録再生機インター
フエイス側にすることにより、A/Dコンバータ402
0R,  4020G,  4020Bからの出力信号
である9051R,9051G,9051Bのビデオ画
像の1主走査分のデータがフィルタ回路9500に入力
され、その出力信号9420R, G,  BがFIF
Oメモリ4050AR,4050AG,4050ABに
等倍で記憶される。
〈画像記憶装置よりの読み出し処理〉 次に、以上説明した画像記憶装置3のメモリ4060A
R,4060AG,4060ABよりの画像データの読
み出し処理について説明する。
このメモリからの画像出力をカラープリンタ2で画像形
成を行う場合の指示入力等は、おもに上述した第23図
に示すデジタイザl6および操作部20によって行われ
る。
例えば画像形成したい領域をデジタイザで第37図のよ
うに指定した場合カラーリーダ1は、その位置座標をコ
ネクタ4550に接続されている制御ライン9460を
介して画像記憶装置3のCPU4360に送る。かかる
位置座標は例えば8ドットのデータとして出力される。
CPU4360は第27図(F)に示すシステムコント
ローラー42lO内の領域信号発生器4210−2(第
13図(d)に示すものと同様)に前記送られた座標情
報をもとに領域信号発生器を、所望の画像出力を得るべ
《プログラムする。具体的には第13図(d)に示すR
AM85A,85Bに座標情報に対応したデータをセッ
トする。第27図(F)に領域信号発生器より出力され
る各信号を示すそれぞれが各領域ごとの制御信号となる
前述したプログラムを終了すると画像記憶装置3はカラ
ーリーダlからのコマンド待ちとなり、ここでコピース
タートボタンを押すことにより画像形成がスタートする
スタートボタンが押されるとカラーリーダlは、信号線
4550を通して画像記憶装置3のCPU4360にそ
のコマンドを送り、コマンドを受けとったCPU436
0は瞬時にセレクタ425oの切り換えを行う。第28
図(B)(C)において画像記憶装M3からカラーリー
ダlに画像を送る際の設定は、SELECT−C,SE
LECT−E,SELECT−Fを“o”としゲートを
開き他のトライスラートバッファは、すべて゜ハイイン
ピーダンスとする。さらにCPU4360は所望する画
像が格納されているメモリのカウンタコントローラをリ
ードモードに設定する。
以上の設定でカラーリーダlからスタートのタイミング
信号i−TOPとBDを受ける。一方カラーリーダlは
画像記憶装置3からは前記タイミング信号に同期して画
像信号、CLK画像イネーブル信号を得るようになって
いる。
まず最初に記録紙の大きさに応じて画像形成を行う実施
例、次にデジタイザで指示された領域に画像を形成する
実施例について説明する。
〈記録紙の大きさに対応した画像形成処理〉本実施例に
おいては、カラープリンタ2は第1図に示すように2つ
のカセットトレイ735,736をもち、2種類の記録
紙がセットされている。ここでは、上段にA4サイズ、
下段にA3サイズの記録紙がセットされている。この記
録紙の選択は走査部20の液晶タッチパネルにより選択
入力される。
なお、以下の説明はA4サイズの記録紙への複数の画像
形成をする場合について行う。
まず、画像形成に先立ち、上述したカラーリ一ダlやフ
イルムスキャナ34またはSV録再生機から画像記憶装
置3への読取り画像データの入力により、後述する画像
メモリ4060AR,4060AG,4060ABに、
例えば第33図に示すようにそれぞれ[画像OJ〜[画
像15Jの合計l6の画像データを記憶させる。
次に操作部よりスタートキーを押す。
これにより第2図示のCPU22がこのキー人力を検知
し、A4サイズの記録紙に対し、自動的に画像形成位置
の設定を行う。第33図に示す16の画像を形成する場
合には、例えば画像形成位置を第34図のように設定す
る。
本実施例における以上の画像形成処理の詳細を第27図
のブロック図、および第35図に示すタイミングチャー
トを参照して以下に説明する。
第2図に示すカラープリンタ2からプリンタインターフ
エイス56を介してカラーリーダlに送られて来るIT
OP信号511は、ビデオ処理ユニットl2内のビデオ
インターフエイス201に入力され、ここから画像記憶
装置3へ送られる。画像記憶装置3ではこのITOP信
号551により画像形成処理を開始する。そして、画像
記憶装置3に送られた各画像は、画像記憶装置3内の第
27図(A),(B)に示すシステムコントローラ42
lOの制御で画像がメモリABCD等から読み出される
システムコントローラ4210内にある領域信号発生器
(第27図(F))から出力される制御信号9102−
0〜3はカウンタイネーブル信号となるべくカウンタコ
ントロール9141に入力される。
カウンタコントロール9141は前記入力された制御信
号に基づき、カウンタをイネーブルとし、またセレクタ
4070のセレクト信号9l40を制御する。この時同
時にカウンタコントロール9141はリ一ドイネーブル
信号9l03を出力し、またこの信号が次段のFIFO
4140−0〜3のライトイネーブル信号となる。
このアクセスにより各メモリ4060AR, 4060
AG,4060ABに記憶された画像データが読み出さ
れ、各メモリからの読出し画像信号9160AR, 9
160AG,9160ABは、第27図(C)に示すル
ックアップテーブル(LUT)4110R,4110G
,4110Bに送られ、ここで人間の目の比視感度特性
に合わせるための対数変換が行われる。この各LOTよ
りの変換データ9200AR,9200AG,9200
ABは、マスキング/黒抽出/UCR回路4l20に入
力される。そして、このマスキング/黒抽出/UCR回
路4 ] 20Aで画像記憶装置3のカラー画像信号の
色補正を行うとともに、黒色記録時はUCR/黒抽出を
行う。
そして、これら連続してつながりでいるマスキング/黒
抽出/UCR回路4120Aよりの画像信号9210は
第27図(B)に示すセレクタ4130によって、領域
信号発生器から出力されるセレクト信号9230に基づ
いて、各FIFOメモリ4140−0〜3に入力される
。これによって第33図に示すようにシーケンシャルに
並んでいた各画像は、このFIFO4140−0〜3の
作用により並列に処理可能となる。
第35図は、前述した画像の流れをタイミングチャート
で表わしたものである。
第27図([3)中9320−0〜3は拡大補間回路の
イネーブル信号9340はセレクタ4190のセレクト
信号で使用する拡大補間回路を選択する。いづれも領域
信号発生器から出力されるもので、領域ごとに最大4つ
まで独立に拡大処理ができるようになっている。
例えばイネーブル信号9320−0によって拡犬袖間回
路4150−0がイネーブルとなると、拡大補間回路4
150−0はFIFO4140−0にリードイネーブル
信号9280一〇を出力し、FIFOより画像データを
受け取り拡大処理を行うようになっている。なお、本実
施例では1次補間法を用いている。他の拡大補間゜回路
も同様にイネーブルとなった時点でFIFOに対しリ一
ドイネーブル信号を出しFIFOのデータを読み取る。
第35図にタイミングチャートを示す。
この時点で前述したように、メモリからシーケンシャル
に読み出した画像データは並列に処理が行なわれ、最終
的にセレクタ4l90によって画像のレイアウトが完了
し、ここまで並列に処理された各画像データを再びシリ
アルの画像データ信号とする。セレクタ4l90により
シリアル画像データに変換された画像信号9330は、
エッジフィルタ回路4180によって、エッジ強調、お
よびスムージング(平滑化)処理が行われる。そしてL
UT4200を通り、信号ライン9380を介し、セレ
クタ4230に入力される。
セレクタ4230には前述したビットマップメモリのデ
ータ(H)とメモリからの画像データとが入力する。か
かる2つの切り換えの詳細は第41図を用いて後述する
セレクタ4230を出力した画像信号9380はセレク
タ4250に■として入力され、第27図(F)に示す
前記領域信号発生器から作られるビデオイネーブル信号
、およびクロツクとともにカラーリーダlへ送られる。
以下、「画像0」〜「画像3」の全ての画像データの形
成が終了すると、次に「画像4」〜「画像7」、「画像
8」〜「画像11J、「画像12」〜「画像15」の順
で順次画像形成され、第34図に示す「画像O」〜「画
像15」の!6個の画像形成が行われる。
上述したように、本実施例では、16個の画像を記憶し
第34図に示すようにレイアウトしてプリントアウトし
たが、この画像の数は、任意に設定可能である。
また、Sv録再生機3lからの画像の場合、Svフロッ
ピーの画像を連続してプリントアウトが可能であり、イ
ンデックスプリントとしての機能も有する。
同様にフイルムスキャナ34もオートチェンジャーを使
用し、自動的に次々と画像を記憶し24面や36面プリ
ントを行うことにより、フイルム画像のインデックスプ
リントが可能である。
く任意の位置のレイアウトによる画像形成〉以上の説明
は、第34図のように画像を自動的に形成可能に展開し
、画像形成する制御を説明したが、本実施例は以上の例
に限るものではな《、任意の画像を任意の位置に展開し
て画像形成することもできる。
以下、この場合の例として第37図に示す[画像0」〜
「画像3」を、図示の如《展開し、画像形成する場合を
説明する。
まず、上述したメモリへの画像入力制御と同様の制御に
より、カラーリーダlやフイルムスキャナ34またはS
v録再生機3lから読み込んだ4個の画像情報を、画像
メモリである4060AR, 4060AG,4060
ABへ、第36図のように記憶させる。
そして、ポイントペン421を操作して座標検知板42
0より所望の展開位Uを指定入力する。例えば展開領域
を第37.図に示すように指定入力する。
この場合の画像形成処理を第27図(A)〜(F)のブ
ロック構成図、および第38図、第39図に示すタイミ
ングチャートを参照して以下説明する。
第38図は第37図に示す、“I!鳳”ラインにおける
画像形成時のタイミングチャート、第39図は第37図
における“l2”ラインにおける画像形成時のタイミン
グチャートである。
ITOP信号551は、上述と同様にプリンタ2から出
力され、システムコントローラ42lOはこの信号に同
期して動作を開始する。
なお、第37図(A)に示す画像のレイアウトにおいて
、「画像3」はカラーリーダlやフイルムスキャナ34
またはSV録再生機31からの画像を90度回転したも
のとなっている。
この画像の回転処理は以下の手順で行われる。
まず、第27図におけるDMAC (ダイレクトメモリ
アクセスコントローラ)4380によって4060AR
,4060AG,4060ABからワークメモリ439
0へ画像を転送する。次に、CPU4360によってワ
ークメモリ4390内で公知の画像の回転処理を行った
後、DMAC4380によって、ワークメモリ4390
から4060AR,4060AG,4060ABへの画
像の転送を行い、画像の回転処理が行われることになる
デジタイザl6によってレイアウトされ、指示入力され
た各画像の位置情報は、第1図のビデオ処理ユニットl
2を介して前述した通りの経路で画像記憶装置3へ送ら
れる。
上記位置情報は、信号ライン9460を介してCPU4
360に読み取られる。CPU4360は前記位置情報
をもとに領域信号発生器のプログラムを行うことは、す
でに述べたとおりである。
この各画像に対する展開位置情報を受取ったシステムコ
ントローラ4210は、各画像に対応した拡大・補間回
路4150−0〜3の動作許可信号9320−0〜3お
よびカウンタイネーブル信号91020〜3、かつ各セ
レクタ制御信号を発生し、所望の画像が得られるように
なっている。
本実施例における任意の位置のレイアウトにおいては、
例えばカウンタO (4080−0)が画像0に、カウ
ンタl (4080−1)が画像lに、カウンタ2 (
4080−2)が画像2に、カウンタ3 (4080一
3)が画像3にそれぞれ対応して動作する。
第37図に示す“II”ラインにおける画像形成時の制
御を、第38図を参照して説明する。
画像メモリ4060AR,4060AG,4060AB
からの「画像0」の読み出しは、カウンタO (408
0一〇)によって、“0”番地から“0.5M”番地(
第36図に示す「画像0」の格納領域)までを読み出す
。このカウンタ4080−0〜3の出力の切換えは、カ
ウンタコントローラ9141の制御のもとにセレクタ4
070によって行われる。
同様に、「画像l」の読み出しは、カウンタ1(408
0一l)によって’0.5M#番地から“IM”″番地
(第36図に示す「画像l」の格納領−域)までが読み
出される。この読み出しのタイミングを第38図に91
60AR,  AG,  ABとして示す。
「画像O」および「画像l」のデータは、LOT411
0AR, 4110AG, 4110ABを介してマス
キング/黒抽出/UCR回路412OAに送られ、ここ
で面順次の色信号9210となる。この面順次色信号9
2lOは、セレクタ4l20によって並列化され、各画
素毎に分けられてFIFOメモリ41400.4140
−1に送られる。そして、システムコントローラ421
0からの拡大・補間回路4l500,4150−1への
動作許可信号9320−0, 9320lがイネーブル
となると、拡大・補間回路4l500,4150−1は
FIFO読み出し信号9280−0.9280−1をイ
ネーブルとし、読み出し制御を開始する。
FIFOメモリ4140−0.  4140−1は、こ
の信号9280〜0.  9280−1によって拡大.
補間回路4150−0.4150−1への画像データの
転送を開始する。そして、この拡大・補間回路4 1 
5 0 − 0 .4150−1によって、先に、デジ
タイザ!6で指示された領域に従ったレイアウトおよび
補開演算がされる。このタイミングを第38図の930
0−0.9300 − 1に示す。
レイアウトおよび補開演算がされた[画像OJ,「画像
l」データは、セレクタ4l90によって選択された後
、工・ンジフィルタ回路4180を通り、LUT420
0に入力される。その後のコネクタ4550までの処理
は上述と同様であるので説明を省略する。
次に第39図を参照して、第37図に示す“l2ライン
のタイミングを説明する。
画像メモリ4060AR,  4060AG,  40
60ABから拡大・補間回路4150−1.4150−
2までの処理は上述と略同様である。
ただし゛、“l2 ラインにおいては、「画像l」と「
画像2」が出力されているため、カウンタl(4080
−1)とカウンタ2 (4080−2)、FIFO41
40−1. 4140−2、拡大・補間回路4150−
1.4150−2が動作する。これらの制御は、システ
ムコントローラ4210からの制御信号に従って行われ
る。
第37図に示す如《、“12 ラインでは、「画像l」
と「画像2」が重なり合っている。この重なった部分に
おいて、どちらかの画像を画像形成するか、または両方
の画像を画像形成するかはシステムコントローラ421
0からの制御信号9340によって選択可能である。
具体的制御は上述の場合と同様である。
コネクタ4550からの信号は、ケーブルによってカラ
ーリーダ1と接続されている。このため、カラーリーダ
lのビデオインターフエイス201は、第4図に示す信
号ライン経路で画像記憶装置3よりの画像信号205R
をプリンタインターフエイス56に選択出力する。
上述した本実施例における画像形成における画像記憶装
置3よりカラープリンタ2への、画像情報の転送処理の
詳細を第40図のタイミングチャートを参照して以下に
説明する。
上述した如《、操作部20のスタートボタンを押すこと
によりプリンタ2が動作を始め、記録紙の搬送を開始す
る。そして、記録紙が画像形成部の先端に達するとIT
OP信号551を出力する。このITOP信号551は
、カラーリーダlを介して画像記憶装置3に送られる。
画像記憶装置3は、設定された条件のもとに、各画像メ
モリ4060ΔR.4060AG,4060ABに格納
されている画像データを読み出し、上述したレイアウト
、拡大・補間等の処理を行う。
くメモリ拡大連写〉 ホストコンピュータ33より送られた画像データはGP
IB4580を介して入力され、ワークメモリ4390
で一旦展開され、画像メモリA, B, C,  Dに
書き込まれ前述した手段により同様に読み出され、プリ
ント出力を得ることができる。例えば第43図に示すよ
うに画像記憶メモリに転送された画像が第27図(C)
に示すカウンタO (4080−0)によって読み出さ
れるメモリ領域であるならば、画像は同様に第37図(
A)の画像Oの領域にブリン1・出力される。
またホストコンピュータからレイアウト座標情報、拡大
倍率およびプリントコマンドを送ることにより、前述し
たものと同様に任意のレイアウトによる画像形成をホス
トコンピュータの制御によって行うことができる。
さらに拡大倍率が任意に設定できるため、プリント用紙
の限定を越えて拡大出力画像を得ることができる。
第37図(G)は例えばメモリ格納画像を4枚のプリン
ト用紙に分割して拡大プリントした例を示す(以下拡大
連写と称す)。以下に詳細を説明する。
第37図(F)は第27図(C)に示すカウンタ0  
40BOA−0によって読み出されるメモリ領域に格納
されている画像を模式的に表わした図である。
図のように拡大倍率および用紙サイズによりメモリ格納
領を任意に分割できるようになっている。ホストコンピ
ュータから拡大連写コマンドを受け取ると、CPUは用
紙サイズおよび拡大倍率からメモリの分割サイズを計算
し、システムコントローラおよび読み出しカウンタ0に
セットする。
図では分割サイズはH方向がa、■方向がbとしている
これらはカウンタが読み出す先頭番地を計算するのに用
いられる。
また簡単のために図では、それぞれの4つの分割領域が
4枚のプリント出力に対応するようになっている。
第40図に示すITOP信号551により画像形成処理
が開始され、システムコントローラ4210からカウン
タイネーブル信号9130−0によりlラインa番地ま
で読み出され拡大処理されて、カラーリーダlに送られ
る。読み出しカウンタは読み出しが終了すると次のライ
ンの先頭アドレスを計算し、再び読み出しを繰り回しb
ラインまで読み出しを行い、1枚目のプリントは終了す
る。続いて2枚目のITOP信号551が来るまでに2
枚目の先頭番地2を計算し、順次繰り回し先頭番地を計
算しながら4枚目まで連続してプリントを行う。最後に
プリント画像をつなぎ合わせることにより拡大処理され
た画像が得られるようになっている。
〈メモリEを用いた非矩形画像合成〉 次にビットマップメモリEを用いた非矩形画像合成処理
について説明する。
例えば第37図(B)に示すように画像0の出力領域を
ハート型にし原稿上合成出力する場合を説明する。
前述したようにまず出力したい画像0の領域の大きさを
考慮し、ハート型の2値画像をビットマップメモリEに
展開する。次に前項と同じようにカラーリーダ1より各
画像の展開領域をデジタイザl6を用いて指定入力する
。この時画像0についてのみ非矩形領域の選択ボタンを
操作部より選択する。これら指示された各画像の位置情
報および処理情報は、第1回ビデオ処理ユニットl2を
介して画像記憶装置3へ送られる。前記送られた情報は
、信号線9460をよりCPU4360に読み取られ、
これらの情報を基に画像の出力タイミングをプログラム
することはすでに述べたとうりである。
カラーリーダlからのI−TOP信号を受けると画像記
憶装置3はメモリより画像の読み出しを開始し、第27
図のセレクタ4230を通過する際に画像合成が実際に
行われる。
第41図は第27図(B)のセレクタ4230の内部概
略構成図である。3010はレジスターlでかかるレジ
スターにセットするデータを制御することによってビッ
トマップメモリから8bit濃度データもしくはBI信
号をCPUからプログラマブルに選択できる。3020
.3030はかかる選択するゲートである。例えば8b
itの濃度データを選択するとORゲート3040にて
画像信号とビットマップの合成が行われる。
一方Bl信号を選択するとセレクタ3050セレクト信
号となり、前記BI信号で3050に示すレジスターに
設定されるデータの濃度の画像データとメモリからの画
像データ9380を選択出力できるようになっている。
非矩形の画像合成を行う場合は通常レジスター2は“O
”を設定してお《。順次読み出される画像データ938
0は、ビットマップから出力される、非矩形領域信号B
lセレクト信号とするセレクタ3050にて非矩形切り
抜かれ非矩形の画像合成を可能にしている。
上記Bl信号は単独でカラーリーダlに送られカラーリ
ーダlにて前記BI信号を利用した処理も可能である。
すなわち前述のBl信号を第2図のビデオインターフェ
ース回路201に入力する信号206として用い、かつ
該ビデオインターフェース回路201を第6図に示す状
態にして用いれば、リーダー側にて前述の画像合成を行
うことが出来る。
また本実施例においてはリーダーlによって読み取られ
るカラー画像に対して、リアルタイムで画像記憶装置3
の画像を合成することも出来る。
すなわち上述のようにカラープリンタ2のITOP信号
551に同期して、画像記憶装置3から画像が読み出さ
れるが、また同時にカラーリーダ1も上記ITOP信号
551に同期して反射原稿999をフル力ラーセンサー
6にて読み出しを開始する。カラーリーダlの処理は上
述と同様であるので説明を省略する。
上述した画像記憶装置3からの画像情報と、カラーリー
ダlからの画像情報との合成を第37図(C)のタイミ
ングチャートを参照して以下に説明する。
第37図(C)は、第37図(A)において画像0〜4
以外の部分はリーダlによって読み取られる反射原稿を
合成した際の1!1における反射原稿999と、画像記
憶装置3から信号を合成したタイミングチャートである
rTOP信号551に、同期して読み出されたカラーリ
ーダlの画像情報は、黒補正/白補正回路の出力信号5
59RGBとなり、第20図のl,においてHSYNC
に同期して出力されている。また、画像記憶装置3から
の画像情報205RGBはデジタイザ16により指示さ
れた領域のみが出力される。これら2種の画像情報はビ
デオインターフエイスiotに入力され、デジタイザl
6で指示された領域以外はカラー原稿の画像が合成回路
115から出力され、デジタイザl6で指示された領域
は、画像記憶装置3からの情報が出力される。
上述の実施例では非矩形領域の設定手段として、欲する
領域の形状のマスクパクンをあらかじめ用意しておき、
それをリーダに読み込ますことにより、ビットマップメ
モリに展開していた。
さらに本実施例では、第27図(D−1)に示すように
ビットマップメモリをCPUバスと接続し、CPUによ
りビットマップメモリにマスクパクンを展開できるよう
にしている。例えば、星形、菱形、6角形他用いる頻度
が高いと思われる定型のマスクパタンの場合、そのデー
タもしくはデータを発生するプログラムをCPUのプロ
グラムROMあるいはフォントROM4070に記憶さ
せておき、使用する際にはプログラムを起動させ、自動
的にマスクパタンを発生させることができる。
以上の構成では、マスクパタンを作成し、読み込ませる
必要がな《、簡単にビットマップメモリにマスクパタン
を作成することができ、第37図(B)に示す様な画像
合成をさらに簡単に実施することができる。
また本実施例においては、例えばコンピュータ33から
送信されたコードデータからCPU4360によって文
字の第27図(D−1)に示すフォントROM4070
を参照し、文字フォントをEに示すビットマップメモリ
上に展開することもできる。
このように、自由にビットマップメモリに文字フォント
を書き込むことができ、更に前述した第41図のアンド
ゲート3020をアクティブにし、アンドゲート303
0を非アクティブとし、画像データ9380とビットマ
ップメモリ上の画像とをオアゲート3040によって合
成することによって、各種格納画像データとの文字合成
が容易に行えるようになっている。
また、CPU4360によって例えばバタン発生プログ
ラムを起動することにより、罫線Kなどもビットマップ
に書き込むことができ、第37図(D)のようにかかる
罫線と画像データとの合成も容易にできる。この他各種
固定パタンをCPUプログラムとして持つことができる
さらに、ビットマップメモリに予め書き込んだフォント
ROM4070からの文字データと画像データとを合成
し、第37図(E)に示すように、第34図に示した各
画像の下面にメッセージのはいった画像が得られるよう
になっている。これらの文字はあらかじめ前述したよう
に、.ホストコンピュータより文字コードを送り展開す
ることも可能であるし、またリーダーから読み込みセッ
トしておくことも可能である。
〈モニタテレビインターフエイスの説明〉本実施例の.
システムは第l図図示のように、画像記憶装置内の画像
メモリの内容をモニタテレビ32に出力可能である。ま
た、SV録再生機3lからのビデオ画像を出力すること
も可能である。
以下に詳しく説明する。画像メモlJ4060AR,4
060AG,4060ABに記憶されているビデオ画像
データは、DMAC4380によって読み出され、ディ
スプレイメモリ4060M−R,4060M−.G,4
060M−Bへ転送され、記憶される。
また一方、前述したようにシステムコントローラ421
0から各メモリに出力するコントロール信号を制御する
ことによって、所望する画像を画像メモリに格納すると
同時にディスプレイメモリMにも格納出来る。
また、ディスプレイメモリMの詳細を示す第27図(E
)に示すようにディスプレイメモリ4060MR,40
60M−G,4060M−Bに記憶されたビデオ画像デ
ータは、LUT4420R,4420G,4420Bを
通ってD/Aコンバータ4430R,4430G,44
30Bに送られ、ここでディスプレイコントローラ44
40からのSYNC信号4590Sに同期してアナログ
R信号4590R, G信号45900%B信号459
0Bに変換され出力される。
一方、ディスプレイコントローラ4440からはこれら
のアナログ信号の出力タイミングに同期してSYNC信
号9600が出力される。このアナログR信号4590
R, G信号4590G, B信号459.OB,SY
NC信号4590Sをモニタ4に接続することにより、
画像記憶装置3の記憶内容を表示することができる。
また、本実施例においては、第1図に示すホストコンピ
ュータ33から第27図(B)に示す4580,GPI
Bコントローラ4310を介して画像記憶装置3へ制御
コマンドを送ることによって、表示されている画像のト
リミングが可能である。
CPU4360は、ホストコンピュータ33によって指
示入力された領域情報より、上述と同様の制御で、ディ
スプレイメモリ4410R,  4410G,4410
Bから画像メモリ4060AR,  4060AG,4
060ABへ有効領域のみを転送することによってトリ
ミングが可能である。
また、ホストコンピュータ33からの領域指示情報に対
応して第27図(B)に示すCPU4360は第29図
のコンパレータ4232,’ 4233およびRAM4
2l2に上述した場合と同様にしてデータをセットし、
再びカラーリーダlやSv録再生機3lから画像データ
を入力することにより、トリミングされた画像データを
4060AR, 4060AG, 4060ABに記憶
することができる。
次に、画像メモリ4060R,  4060G, 40
60Bに複数の画像が記憶されている場合、カラープリ
ンタ2で記録する際に各画像のレイアウトも、モニタテ
レビ32とホストコンピュータ33を用いて可能である
まずモニタテレビ32に記録紙の大きさを表示し、この
表示を見ながら各画像のレイアウトした位置情報をホス
トコンピュータ33によって入力することにより、カラ
ープリンタ2で記録する各画像のレイアウトが可能であ
る。
この時の画像メモリ4060AR, 4060AG, 
4060ABからカラープリンタ2への記憶情報の読出
し制御およびカラープリンタ2での記録制御は、上述し
た実施例と同様であるので説明は省略する。
くコンピュータインターフエイスの説明〉本実施例のシ
ステムは、第1図図示のようにホストコンピュータ33
を有し、画像記憶装置3と接続されている。第27図(
B)を用い上記ホストコンピュータ33とのインターフ
エイスを説明する。
ホストコンピュータ33とのインターフエイスは、コネ
クタ4580によって接続されたGPIBコントローラ
43lOにて行われる。GPIBコントローラはCPU
バス9610を介し、CPU4360と接続されており
、決められたプロトコルによりホストコンピュータ33
とのコマンドのやりとりや画像データの転送が可能であ
る。
例えば、ホストコンピュータ33よりGP−IBを介し
て画像データが転送される場合、画像データは−ライン
ずつGP−IBコントローラ4310により受け取られ
、一時ワークメモリ439oに格納される。格納された
データは、随時ワークメモリより画像格納メモリAB,
CDおよびモニタディスプレイメモリMにDMA転送さ
れ、再び新たにGP−IBコントローラ43!0よりデ
ータを受け取り、上記の繰り回しにより画像転送を行っ
ている。
第42図は第27図(A).(B)に示したワークメモ
リ4369、画像格納メモリA〜C1およびモニタデイ
スブレメモリMの関係を表わしたブロック図を示す。
なお、かかる第42図においては実施例の各構成要件の
符号を付し直している。ポストコンピュータ33からは
、まずはじめに転送すべき画像サイズが送られる。すな
わち入カ端子2401, GP−IBコントローラ24
o2を介してポストコンピュータ33からCPU240
3にかかる画像サイズが読み込まれる。次に画像データ
が−ラインずつ読み込まれ、一時ワークメモリ24o4
に格納される。ワークメモリに格納された画像データは
、DRAMコントローラ2405 (以下DMACと称
す)により画像記憶メモリ2406,ディスプレイメモ
リ24o7に順次転送される(ここでは簡単の為にR,
 G, Bをひとまとめにしている)。以下にその詳細
を説明する。画像記憶メモリ2406,ディスプレイメ
モリ2407は例えば第43図に示すようにアドレスを
割当てられ、画像が格゛納されている。図では、H方向
にアドレス下位、■方向にアドレス上位が対応している
。例えば、A点はH方向100H,V方向100Hとす
るならばA点のアドレスはIOOIOOHとなる。
同様にディスプレイメモリもまたアドレス下位、■方向
にアドレス上位を割当てている。ここで、例えば順次送
られて来る画像を、画像格納メモリ2402には等倍、
ディスプレイメモリ2407には3/4に縮小して転送
するものとする。
まず、前述したようにホストコンピュータから送られる
画像の画像サイズ、および縮小率がDMACにセットさ
れ、一方、DRAM3ントローラ2408,2409に
は格納先頭アドレスおよび縮小された場合の画像サイズ
がセットされる。上記設定終了後、CPUによりDMA
C2405にコマンドが送られ画像の転送が開始される
DMAC24・05は、ワークメモリ2404に対しア
ドレスおよび■信号を与え画像データを読み出している
。このとき、アドレスは順次インクリメントしていき、
lHの読み出しが終了した時点で再びホストコンピュー
タより次の一ラインを受け取りワークメモリに格納され
る。一方、同時にDRAMコントローラ2408.24
09にはDMACよりr?irr,IOW2が与えられ
、順次画像データが書き込まれるようになっている。こ
の時、DRAMコントローラ2408.2409は「σ
■信号をカウントし、前記セットした先頭アドレスより
書き込みアドレスを順次インクリメントしている。H方
向の書き込みが終了した時点でV方向のアドレスがイン
クリメントされ、次のH.の先頭から書き込みが行われ
る。
上記転送が行われる際、DMACは「σ■に対してレー
トマルチプライヤと同様の機能を持っており、従って順
を間引《ことにより縮小を行っている。゛例えば前記し
たように3/4の縮小を設定した場合、DMACはH方
向については4回に1回「◇コ■を間引き、■方向につ
いては4ラインにつきlラインの区間10Wを出さない
様な構成となっており、結果としてIOWによるメモリ
への書き込みを制御することにより縮小を行っている。
第44図にタイミングチャートを示す。図のように読み
出しアドレスがワークメモリ2404に入力され、■信
号によりデータがデータパスに現われる。同時に書き込
みアドレスが格納先アドレスに入゛力され、「σW信号
によりデータが書き込まれる。
この時、「σW信号が間引かれた場合前述したように書
き込みアドレスはインクリメントされず、また書き込み
も行われないようになっている。
〈マンマシンインターフエイスの説明〉本実施例のシス
テム(第1図)は前述したように、ホストコンピュータ
33からとカラーリーダlの操作部20から操作可能と
なっている。
以下この操作部20を用いたマンマシンインターフエイ
スについて説明する。
カラーリーダlにおいて操作部20の外部機器キー(図
示しない)を押すことにより、第47図のAの図が操作
部20の液晶タッチパネルに表示される。
かかる第47図は画像記憶装置3へのカラーリーダl1
フイルムスキャナ34、またはSV録再生機3lからの
画像データの記憶を行う場合の操作を示した図である。
第47図Aの画像登録キーを押すと液晶タッチパネルは
Cのよう゛になり、C図中Xとして示した破線で囲まれ
た領域に表示された入力ソースを圃囚キーにより選択す
る。
入力ソースとしては本実施例ではカラーリーダl1フイ
ルムスキャナ34、Sv録再生機3lの3種類が有りこ
れらが同図キーの操作により選択される。このようすを
C図の下に示す。
次にC図内の画像番号キーを押すことにより次に進む。
D図の場合には指定した画像番号にすでに画像が記憶さ
れている場合を示す。かかるDに示す画像は第47図Y
に示すエリアをオンすることによって表示される。E図
、G図、H図は、C図の入力ソースの選択(Q[Dキー
により選択)から決まり力ラーリーダを選択した場合は
E図に、フイルムスキャナ34を選択した場合はG図に
、Sv録再生機3lを選択した場合はH図となる。
カラーリーダlの画像登録を選択すると第47図E図に
示す状態となる。かかる状態において第23図のデジタ
イザl6のポインテイングペン421により、カラーリ
ーダlのプラテンガラス4上の原稿999の読み取りエ
リアを指示する。この指示が終了するとF図となり確認
のための図が表示される。読み取りエリアの変更がある
場合は回キーを押すことにより、E図にもどり、再度設
定が可能である。
読み取りエリアがOKのときは回困キーを押すとG図と
なり、次に使用するメモリnの設定を行う。
G図のメモリ量のバーグラフは画像記憶装置3内のメモ
リポート(第27図(A)のメモリA−D)の装着によ
りバーグラフの長さが変化する。
画像記憶装置3は上述したメモリボード(メモリA−D
)を1枚から最大4枚まで装着可能である。
すなわちメモリボード4枚装着時が一番長いバーグラフ
となる。
G図のバーグラフは画像記憶装置3内のメモリ容量を示
すとともに、画像登録するさいの使用メモリ量を設定す
る。国ロキーにより登録使用メモリ量を決定し、登録ス
タートキーを押すことにより第1図の原稿走査ユニット
11がスキャンl1原稿999読み込む。
第1図に示す原稿走査ユニット11からの画像情報はケ
ーブル501を通りビデオ処理ユニ’7}121.:よ
り処理されたのち、ビデオインターフェイス2olを介
して画像記憶装置3に出力する。画像記憶装置3は入力
した画像情報をモニタテレビ3に表示する。
画像記憶装置3のメモリ(27図(C))への記憶方法
は上述したものと同様であるため略す。
以上のようにG図のメモリ量の設定を可変に出来るため
、同一エリアの画像を記憶する場合でも、設定メモリ量
を多《することにより高画質に画像記憶が可能となる。
また、メモリ量を小さくとることにより、多《の画像を
入力することも可能である。
次にフイルムスキャナ34からの画像登録は、G図に示
す表示となり、その登録方法はカラーリーダ1の場合と
同様であるため詳細な説明は略す。
Sv再生機3lからの画像登録を選択した場合には第4
7図のH図の表示となり、登録スタート前に回転方向の
登録が有るか否かAGC (オートゲインコントロール
)のON/OFF,およびフィールド/フレームの設定
を行う。上記設定の後、登録スタートキーを押すことに
より、Sv録再生機3lからの画像情報を画像記憶装置
3はメモリ(27図(C))にとり込む、メモリへの画
像記憶方法は、上述したものと同様であるため略す。
第48図は、画像記憶装置3内のメモリからカラープリ
ンタ2ヘレイアウトプリントする際の操作方法を示した
図である。
第48図のC図が3種のレイアウトパターンを選択する
ため操作表示である。
固定パターンレイアウトは、あらかじめ決められたパタ
ーンに画像記憶装置3のメモリの内容をプリントアウト
するものである。
フリーレイアウトは、第23図に示すデジタイザl6の
ポイントペン421によってプリントするエリアを指示
し、そのエリアに画像記憶装置3のメモリ内容をプリン
トアウトするものである。
合成は第23図に示すデジタイザl6のポイントベン4
21によって指示されたエリアに、画像記憶装置3のメ
モリ内容を書き込み指示されたエリア以外は、カラーリ
ーダlのプラテンガラス4上の原稿999の画像を合成
しプリントアウトするものである。
固定レイアウトが選ばれた場合には、第48図のD図に
よって固定レイアウトプリントにおけるプリント面数の
設定を行う。固定レイアウトの各画像エリアにはA−P
の画像エリア名が与えられており、各エリア(A−P)
に対応する画像番号を各々、第48図,E図,F図を用
いて設定を行う。例えば第48図D図において16画面
を選択した場合には第48図Eに示す表示がなされる。
E図中の例えばAに示すエリアを選択すると次いで表示
はFに示す図に移り、設定されたエリアに形成すべき画
像の番号を第48図中の数値キーを用いて設定する。か
かる指定を《り返すことによって複数の画像の登録を行
うことが出来る。登録すべき画像の個数は、D図におい
て選ばれた固定パターンの種類に応じて自動的に決定さ
れる。かかる設定が終了すると、カラーリーグのCPU
はB図にて選択された種類の外部機器の種類応じ、例え
ばS■であればSv再生機のF図にて選択された所望画
面に対応する画像を記憶装置3に格納する。
次に第1図の操作部20のスタートキー(図示しない)
に対応する画像番号の指示を促す。次いで指定した番号
のスイッチをオンを押すことにより固定レイアウトされ
たハードコピーが、プリンタ2より出力される。固定レ
イアウトプリントの16面で出力した画像は第34図に
示すようなレイアウトでプリントされる。
第48図のJ図に示すフリーレイアウトプリントについ
て説明する。フリーレイアウトプリントは、まず最初に
各エリアを第23図に示すデジタイザl6のポイントペ
ン421によって各エリアを順番に設定する。同時に各
エリアにプリントする画像番号をL図のテンキーによっ
て選択する。
各エリアの設定終了後、第1図の操作部20のスタート
キー(図示せず)を押すことにより、J図およびK図で
設定した領域に画像記憶装置3のメモリ内容がプリント
アウトされる。
第48図G図に示す合成レイアウトは上述したフリーレ
イアウトとエリアの設定は同様である。
エリア以外は反射原稿の画像が出力され、カラーインカ
ラーの画像出力が行われる。
第49図は、第47図A図に示した状態において「モニ
ター表示」のキーをオンにした場合、すなわちモニター
テレビ32への表示操作と、該図に示した状態において
「カラーバランス」のキーをオンした場合、すなわち画
像記憶装置3内の画像情報をカラープリンタ2でプリン
トアウトする際の各画像の色味を調整する際の操作を示
す。
第49図A図のモニタ表示キーを押すとC図のような表
示となり、画像記憶装置3の画像番号を選択しモニター
テレビ32に表示するかソース表示のどちらかを選択す
る。詳細は前に述べているため略す。
第49図A図のカラーバランスキーを押すことによりD
図のようになり、カラーバランスを設定する画像番号を
選択する。画像番号を選択すると液晶タッチパネルはE
図のような表示となり、レッド、グリーン、ブルー色に
対応した棒グラフが表示される。レッドの国キーを押す
と棒グラフは左側により、電気信号的には赤の輝度信号
を増幅する働きをするため、モニタ表示されている赤色
成分が薄くなる。これは第27図(E)のモニタメモリ
内のルックアップテーブル(LUT)442OR,G,
  Hのカーブを変化させることにより、モニタテレビ
の色味を変化させるとともに第27図(C)のルックア
ップテーブル(LUT)4110A−R,G,  −B
のカーブも変化させる。すなわち、カラーリーダ1のC
PUから画像記憶装置内のCPUへ通信が行われ、その
結果かかるLUTの書き換えは画像記憶装置3内のCP
Uによって行われる。上述したように2種のLUTを同
時に変化させることにより、モニタ表示されている画像
と同じ色味でカラープリンタ2よりプリントアウトする
ことが可能である。
第50図は第47図A図に示す状態で「9」キーをオン
した際に表示される。第50図Bに示す表示においてr
sVJキーをオンした際の表示例を示す図である。すな
わちSv録再生機3lで再生されるSvディスクの内容
をモニタテレビ32に表示する操作と、カラープリンタ
2からプリントアウトするための操作である。
第50図のC図がインデックス表示またはインデックス
プリントを選択するための操作を示す。
Svディスクは、フィールド記録で50面、フレーム記
録で25面記録可能である。
第50図Dの表示スタートキーを押すとフィールド記録
の場合はSvディスクの前半の25画面がモニタに表示
され、E図の表示スタートキーを押すことにより後半2
5画面を表示する。なおかかる場合には画像記憶装M3
内のCPUはS■再生機をリモート状態とする。
かかる場合にはカラーリーダlのCPUは画像記憶装置
内3内のCPUにSV再生機から複数のトラックの画像
を順次メモリに記憶させる指示を発生する。すると、画
像記憶装置3内のCPUはSv再生機に対して以下の指
示を発生する。すなわちSvディスク上に記録される5
0画面前半の25画面を画像記憶装置3内のメモリに順
次記憶させる。
なお、かかる場合には画像記憶装置3はSv再生機に対
して、ヘッドの移動指示を与えるだけでよい。
具体的には画像記憶装置3に画像信号を記憶させる前に
、S■再生機の再生ヘッドがSvディスク内の最外周ト
ラックをアクセスさせ、次いで最外周トラックから再生
されるビデオ画像を前述のように記憶装置3内のメモリ
に記憶させる。次に記憶装置3のCPUはSv再生機に
対して再生ヘッドを1トラック分内周側に移動させる指
示を出力する。
次いで画像記憶装置3はビデオ画像を再び記憶装置3内
のメモリに記憶する。かかる操作を《り返し行うことに
よって、画像記憶装置3は順次画像信号をメモリに記憶
し、内部のメモリにマルチインデックス画面を作成する
。また、フレーム記録の場合はD図の表示スタートキー
を押すことによりSvディスク全部を表示する。
第50図のFSG図は上述したインデックスの内容をカ
ラーブインタ2からプリントアウトする操作である。
F図の設定にしたあと操作部20のスタートキーを押す
ことにより、画像記憶装置3は、まずSv録再生機3l
から、25画面分の画像をメモリに記憶し、そのあと、
カラーリーダlを介し、カラープリンタ2でインデック
スプリントを行う。G図も同様であるため説明は略す。
上述したように第50図F,G図の操作を行うことによ
り、画像の登録およびレイアウトプリントが簡単に行う
ことが可能である。
くホストコンピュータによる制御〉 本実施例のシステムは、第1図図示のようにホストコン
ピュータ33を有し、画像記憶装置3と接続されている
。第10図を用いて上記ホストコンピュータ33とのイ
ンターフエイスを説明する。
ホストコンピュータ33とのインターフエイスはコネク
タ4580によって接続されたGP−IBコントローラ
43lOにて行われる。GP−IBコントローラ43l
OはCPUバス9610を介し、CPU4360と接続
されており決められたプロトコルによりホストコンピュ
ータ33とのコマンドのやりとりや画像データの転送が
可能である。
カラーリーダlやSv録再生機3lの画像データは、コ
ネクタ4580によって接続されたGP−IBコントロ
ーラ4310によってホストコンピュータ33に送られ
、ホストコンピュータ33内の記憶領域に保存され、拡
大/縮小の処理や、1部分の画像データを切り取ったり
、複数画像データのレイアウトを行うことは、従来より
行われていた。しかし、その場合、カラー画像データ量
は、かなり大きな容量になるため、GP−IB等の汎用
インターフエイスを通じても、カラーリーダl,Sv録
再生機3lとホストコンピュータ33との間のデータ転
送時間は非常にかかってしまう。そこで、ホストコンピ
ュータ33上に、入力された画像データを直接送るので
はなく、ホストコンピュータ33から決められた命令を
画像記憶装置3のGPIBコントローラに送り、CPU
4360は、その命令を解読し、カラーリーダlやSv
録再生機3lの入力画像データを制御し、真に必要とす
る画像領域のみを指定することにより、他の部分はメモ
リに記憶されず、メモリを有効的に使用し、ホストコン
ピュータ33に画像データを転送しな《てもすむ。
また、ホストコンピュータ33からの命令により入力画
像データをホストコンピュータ33内の記憶領域に記憶
しなくても、画像記憶装置3は、画像メモリ4060A
−R,4060A−G,4060A−Bに複数の画像デ
ータを記憶することが可能であり、各画像のレイアウト
や拡大/縮小等の画像処理をホストコンピュータ33側
で行わなくとも、ホストコンピュータからの命令だけで
、画像記憶装置3のCPU4360が、その処理・指示
を入力した画像データに対して行うので、ホストコンピ
ュータ33と画像記憶装置3との間の画像転送の時間が
かからず、処理時間の短縮を図ることが可能となってい
る。
以上のべたように、コンピュータ33からの命令により
、画像記憶装置3がどのように、入出力画像を記憶し、
取扱うかを詳細に説明する。
画像記憶装置3で記憶される入出力画像データは、すべ
て画像ファイルとして画像記憶装置内で取り扱われる。
そのため、画像登録用メモリのメモリA (4060A
)、メモリB (4060B)、メモリC (4060
C)、メモリD (4060D)は、RAMディスクと
して機能し、その際に、記憶する画像ファイルは、その
ファイル名をキーとして、画像ファイル管理テーブル4
361によって管理される(第51図)。
画像ファイルがRAMディスクとして機能する画像記憶
装置3に登録および記憶される場合は、登録用メモリの
メモリ7A−Dのそれぞれを複数に分割した基本ブロッ
クを最小画像ファイルの管理単位としている。
CPU4360は画像ファイル管理テーブル436lに
よってこの基本ブロックをいくつか組み合せ、1つの大
きな画像ファイルを構成するように管理することもでき
る。その際の、画像ファイル名、その画像データサイズ
、ファイルのプロテクト、登録用メモリの構成等の管理
データはすべて、画像ファイル管理テーブル436lに
登録時記憶されてい《。
画像記憶装置3は、一般に画像を前述したようにリーダ
ーlから入力するときには、等倍もしくは縮小して画像
記憶装置内に、画像ファイルとして登録する。そのため
、登録する画像のサイズを太き《して登録すれば、リー
ダーlからの原稿画像のオリジナルサイズに近づき、縮
小率が小さ《なるので、その登録画像ファイルをプリン
タ2等へ出力する場合、品質が向上する。
CPU4360が、リーダー1等の入力装置およびコン
ピュータ33から画像データが入力される際にキーとす
る画像ファイル名は、コンピュータ33の命令により、
第56図のような構成でファイル名がつけられる。この
ファイル名は、コンピュータ33と画像記憶装置3と入
出力装置間の画像データの管理を明確にするものであり
、コンピュータ33が任意の画像ファイルをつけること
が可能となっている。
画像ファイル名の構成は、画像ファイルの名前の8文字
(ASCIIコード)と、その画像データの画像の種類
を示す拡張子より構成されている。
拡張子によって、取扱う画像のタイプが区別されること
になり、画像タイプにあった構造で、登録用メモリ40
60に登録され管理することになる。
画像のタイプは拡張子が“.R″のときRGBタイプの
輝度画像データ、“,C“のときCMYKタイプの濃度
画像、“.P”のとき8ビットパレットタイプの167
0万色の中から任意の256色を設定できる画像データ
を意味する。また、“.S”のときスペシャルファイル
で画像記憶装置3内で特別な意味を持ち、特別な構造に
なっている画像ファイルを示している。
画像記憶装置の画像を取扱うための座標系は、基準とな
る原点と用紙の幅<width>方向を表わすX方向、
高さ< heigh t >方向を表わすY方向で構成
される(第52図)。
画像記憶装置は、各入力装置からのデータを画像記憶装
置座標系の中で処理し、各種画像データを管理する。
アナログ入力端子(RGB,ビデオ) (4500, 
4510.452OR, G,  B, S)からの画
像を入力して、登録メモリに登録した場合、入力画像は
第53図のようなイメージで登録される。このときの入
力画像は、X方向(width)が600ピクセル、Y
方向(height)が450ピクセルのサイズで入力
される。
デジタイザl6の座標系は、画像記憶装置からみた場合
、第54図のようになります。画像記憶装置の座標系と
デジタイザ座標系は同じものであり、それぞれの原点と
X方向,Y方向は対応している。
リーダlの座標系は、画像記憶装置から見た場合、第5
5図のようになります。画像記憶装置の座標系とリーダ
ー座標のそれぞれの原点、X方向、Y方向は対応してい
る。
次にGP−IBを介したデータのやり取りについて説明
する。
GP−IB4310を通して、画像記憶装置3とコンピ
ュータ33間でやりとりをおこなうデータの種類として
は、以下のように分類される。
■コマンド(命令) コンピュータ33から画像記憶装置3に対する命令■パ
ラメータ コマンドに付随した各種の引数 ■データ部 ・画像データ RGB,CMYK等のカラー(モノクロ)画像のパイナ
リデータ ・拡張データ 画像記憶装置3に設定されているデータの入手や、設定
データの書き換えを行うときに転送されるデータである
■応答データ: ACK/NAK,付加情報付応答(RET)すなわち、
コマンドに対する画像記憶 装置から返える応答である。
以上の4種類のデータが、コンピュータ33と画像記憶
装置3との間で、GP−IBコントローラ4310を介
してやりとりされる。
以下に6.この4種類のデータについて第57図を用い
て説明する。
第57図に示すように画像記憶装置3と各入出力装置リ
ーダー11アナログ入力4500,4510.452O
R,  G,  B,  S,プリンタ2の間、および
画像記憶装置とコンピュータ33との間で取扱われる画
像データは、以下の4種類に分類される。
■ RGBデータタイプ ■ CMYKデータタイプ ■ 8ビットパレットデータタイブ ■ 2値ビットマップデータタイプ これらの画像データは、前述した画像ファイル名の拡張
子の部分で、区別される。例えばコンピュータ33側の
SCANコマンドに付随する画像ファイル名にRGB画
像データを示す“.R1の拡張子がつけられていた時は
、画像記憶装置3のCPU4360は、入力装置からの
入力に対して、RGB系の輝度画像として入力制御し、
画像記憶装置内に、RGBタイプの画像データとして登
録する。
第60. 61図にRGBタイプの画像データの構成を
示す。
画像記憶装置内では、第27図(A)に示すように登録
用メモリのメモリA−D (4060A−D)の基本ブ
ロックを第60図のように構成させ、メモリA (40
60A)であれば、R画像(4060A−R)、G画像
(4060A−G)、B画像(4060A−B)の、そ
れぞれの基本ブロックを組合せる。画像のイメージ構成
は、水平方向長さのwidth (幅)と垂直方向長さ
のheight (高さ)のピクセル数(ドット数)に
なっている。
具体的にはRGBのカラー画像で、R, G,  Bそ
れぞれの1ピクセル当り、8ビット(1バイト)の深さ
を持っており、それがR,  G,  Bの3フレーム
構成になっている。
よってR面の1ピクセルで256階調(θ〜255)と
なり、R−G−Hの3面で256 X 256 X 2
56 #l670万色のデータ構造となっている。
なお、0が低輝度、255が高輝度を表わす。
データ構成は、R面で左上から順に というデータ順に並んでおり、この構成がRGBという
順に続く。
画像記憶装置3と入出力装置、コンピュータ33間の画
像データの転送は第61図のような転送フォーマットに
なっている。すなわち面順次でデータが転送される。
第62. 63図にCMYKタイプの画像データのイメ
ージ構成とその転送フォーマットを示す。Cはシアン、
Mはマゼンタ、Yはイエロー、Kはブラックを表わす。
かかる場合には画像記憶装置3内の登録用メモリのメモ
リA−D(第27図Aに示す)の基本ブロックを第31
図のようなイメージ構成にし、それぞれに基本ブロック
を割当てる。
具体的にはCMYKのカラー画像で、C,M,Y,Kそ
れぞれの1ピクセル当り、8ビット(1バイト)の深さ
を持っており、それがC,M,Y,Kの4フレーム構成
になっている。
よってC面の1ピクセルで256階調の表現が可能であ
り、以下M,Y,K面についても同様である。
0が低濃度、255が高濃度を表現する。
データ構成は、C面で左上から順に というデータ順に並んでおり、この構成がCMYKとい
う順に続く。
第64. 65図に8ビットパレットタイプの画像デー
タイメージ構成と、その転送フォーマットを示す。
画像記憶装置3の登録用メモリのメモリA−D(第27
図A)の基本ブロックを第64図のような構成にし、基
本ブロックを割当てる。
1ピクセル当り8ビット(1バイト)の深さを持つイメ
ージ構成を取っている。
lピクセルの8ビットデータ値は、第66図に示すよう
にカラーパレットテーブル439lのカラーインデック
スNoに対応しており、ユーザーが任意に設定した色を
つけられる。
よって、lピクセル当り256色の色を表現することが
可能となっている。
第85図に画像データとカラーパレットの関係を示す。
データの構成はイメージの左上から順にという.データ
順に並んでいる。
第67. 68図に2値ビットマップタイプの画像デー
タイメージ構成と、その転送フォーマットを示す。
2値ビットマップは、登録用メモリのメモリE(第27
図A)を使用して登録される。
この画像データは、画像ファイル名の拡張子が.S”の
スペシャルファイルとなっており、画像ファイル名“B
ITMAP.S”となっていて、2値ビットマップタイ
プのみの登録が可能なメモリE(第27図A)に対して
登録される。
メモリE(第27図A)は、基本ブロックが、そのメモ
リ全体となっているために、複数個の登録はおこなえな
い。
2値ビットマップタイプの画像データは、lピクセル当
り、1ビットの深さを持つイメージ構成を取っている。
よってlピクセル当り“0”,“l”の2通りの表現と
なる。“0”は白(プリントせず)を、“l”は最大濃
度(黒)を表現する。
データ構成は、イメージの左上から順に8ビット分すな
わち8ピクセル当りで1バイトにデータをセットするた
め、2値ビットマップタイプの画像データは、widt
h方向で、8の倍数になっていなければならない。he
ight方向は任意である。
画像ファイルのサイズは、ピクセル単位で設定されてい
るため、転送されるデータ量は、次のようになる。
b <width> : 画像ファイルの幅(width)
<height>:  画像ファイルの高さ(heig
ht)8  :8ピクセルで、lバイトのデータになる
ため。
次に、コンピュータ33から画像記憶装置3へのコマン
ド送信に対する応答データの構成について第69図を用
いて説明する。
・基本的に画像データを除《応答データは以下のタイプ
がある。
第69図に応答データの構成を示す。
図からも解るようにコマンドの種類によってどの応答デ
ータを受けるかが異なる。
ACKとNAKは、対になっており、コマンドの大部分
はこのどちらかを応答データとする。
・ACKタイプの応答データは、 各コマンドに対する肯定応答であり、コマンドが画像記
憶装置3側に正常に送信・解読されたことを示す。先頭
1バイトが2EH,のこり2バイトがOOHの3バイト
の固定値 ・NAKタイプの応答データは、 各コマンドに対する否定応答であり、何らかのエラーが
発生した時に対する応答で、先頭1バイトが3DH,の
こり2バイトがエラーコードになっている。
(エラーコード)=(上位バイト),X (100(H
EX) + (下位バイト)・RETタイプ(付属情報
付応答)の応答データは、コンピュータ33からのコマ
ンドに対する応答で、必要な情報が付属して画像記憶装
置3から送られてくる。構成は全体で8バイトとなって
おり、先頭1バイトがヘッダ(02H)の固定値になっ
ている。ヘッダに続いて、第1データ〜第7データまで
1バイトずつ続き、それぞれのデータ内容は、コマンド
により異なる。
コマンドは、コンピュータ33が画像記憶装置3に対し
て画像データの入出力、画像ファイル管理等の制御をお
こなうためのもので、第70図のようなコマンドがある
コマンドは、それ1つの命令で機能をはだすものと、コ
マンドに続《パラメータが必要なものとにわけられる。
第58図にコマンド・パラメータの構成の一例を示す。
コマンド、および、パラメータは、文字列として画像記
憶装置3へGPIBコントローラ43lOを介して送ら
れるために、パラメータ部での数値がある場合は、その
数値を10進数を表わす文字列へ変換する必要がある。
また、パラメータの中には画像ファイル名を示す文字列
もある。
これらのコマンドにより、画像データが、コンピュータ
33、画像記憶装置3、入力装置1.31出力装置2.
32の各装置間でどのように流れるかを第59図に示す
コンピュータ33からの画像記憶装置3に対するコマン
ドとして、7つに分類される。(第70〜72図) ■初期化コマンド: 各種初期化をおこなう。
■入出力選択コマンド: 入出力装置の選択をおこなう。
■入出力モード設定コマンド: 画像の入出力の際の条件を設定する。
■入出力実行コマンド 画像の入出力動作を実行させる。
■ファイル操作コマンド: 画像ファイル関係の操作をおこなう ■カラー設定コマンド, カラー関係の条件設定をおこなう ■その他コマンド: その他 次に各コマンドについての説明を行う。
第73図を用いて初期化コマンドについて説明する。
INITコマンドは、画像記憶装置3に対する初期デー
タの設定を行うコマンドである。
INITBITコマンドは、2値ビットマップのスペシ
ャルファイル“BITMAP.S”の画像をクリアする
コマンドである。
INITPALETコマンドは、画像記憶装置3のパレ
ットテーブルを初期化するコマンドである。
第74図を用いて入出力選択コマンドについて説明する
SSELコマンドは、カラーリーダーl1アナ口.グ入
力4500, 4510. 4520R, 4520G
, 4520B,45205の入力系の選択を行う。C
PU4360はnoパラメータで指定した入力系をアナ
ログ入力のときセレクタ4250,セレクタ4010で
、リーダー1入力のときセレクタ4250で入力選択す
るコマンドである。
DSELコマンドは、カラープリンタ2への画像記憶装
置からの画像データの出力を設定するコマンドである。
第75図を用いて入出力状態設定コマンドについて説明
する。
DAREAコマンドはプリンタへ画像記憶装置から出力
する際の左上の座標位置(sx,sy)と出力サイズ(
width X height)を設定するコマンドで
ある。またその時の単位をtypeで設定し、mm,i
nch,dat等の単位が設定できる。
SAREAコマンドは、カラーリーダーlからの人力エ
リアをDAREAコマンドと同様に設定するコマンドで
ある。SAREA/DAREAによる入出力の範囲設定
はンステムコントローラ42lOで行う。
DMODEコマンド(DAREAコマンドで指定したエ
リアに対して)出力する際の変倍を4150−0〜41
50−3の拡大/補間回路にセットするコマンドである
SMODEコマンドは、SAREAコマンドで指定した
エリアに対して入力する際の読込み変倍をシ7テlA−
J:/ト。−ラ4210が制御するコマンドである。
ASMODEコマンドは、アナログ入力端子から画像を
フィールド信号として入力するかフレーム信号で入力す
るかをシステムコントローラ4210とカウンタコント
ロール914lで行うことをCPU4360でセットす
る。
なお、フィールド信号、フレーム信号はテレビジョンに
おいて公知であるので説明を省略する。
第76図を用いて入出力実行コマンドについて説明する
COPYコマンドは、リーダー1の反射原稿を読取り、
画像記憶装置3には、画像ファイルとして登録せずに、
プリンタ2に直接出力させるコマンドである。その際に
<Count>として示したパラメータによりプリンタ
2に出力する枚数を指定することができる。
SCANコマンドは、かかるコマンドによりCPU43
60はSSELコマンドにより指定された入力装置から
画像データを読込み、<filename>として示さ
れたパラメータで指定された画像ファイル名で、拡張子
の画像タイプでwidth Xheightピクセルの
サイズで読込んで画像メモリ4060にデータを保持す
る。
その際にpPU4360は、その画像ファイル名、画像
タイプ、画像サイズとどの画像メモリに登録したか情報
を第51図に示した画像ファイル管理テーブル436l
にセットする。
PRINTコマンドは、SCANコマンドとは逆に画像
記憶装置3に既に登録されている画像ファイルデータを
< filename >として示されたパラメータで
指定するコマンドであり、CPU4360は、画像ファ
イル管理テーブル4361から、画像メモリ4060か
らデータをビデオインターフエイス201を介してプリ
ンタへ出力する。その際に<count>とじて示され
たパラメータで指定された回数分くりかえしてプリンタ
出力する。
MPRINTコマンドは、画像記憶装置3内に登録され
ている< filename >として示されたパラメ
ータによる指定の画像ファイルデータを仮想的に出力さ
せるコマンドである。これは、複数レイアウト合成して
出力する場合に、このコマンドによって複数の画像ファ
イルを順次指定し、それごとにCPU4360は、メモ
リ4370にMPRINTコマンドで指定した画像ファ
イル名をストアしておき、PRINTもし《はcopy
コマンドの指定によってトリガとなり、CPU4360
はメモリ4370内に保持していたMPRINTによる
画像ファイルを複数レイアウト合成してプリンタ2に出
力する。
PRPRINTコマンドは、コンピュータ33からGP
IBインターフエイスを介して送られてきた画像データ
(widthXheight (サイズ)を、<fil
ename>として示すパラメータで指定されたファイ
ル名でCPU4360は、画像メモリ4060に登録し
、以下PRINTコマンドと同様の動作により、プリン
タへ直接出力するコマンドである。
DRSCANコマンドは、カラーリーダー!からの画像
データを指定サイズ( width X height
 )読込み画像メモリ4060上に<filename
>として示される指定ファイル名で登録し、画像ファイ
ル管理テーブルにSCANコマンド同様に属性データを
セットする。そして、さらにGPIBインターフエイス
4580を介して、コンピュータ33ヘデータを転送す
る。
次に第77図のファイル操作コマンドについて説明する
DELEコマンドは、画像記憶装置3に既に登録されて
いる画像ファイルの中で゜<filename>として
示したパラメータで指定した画像ファイルを画像ファイ
ル管理テーブル436lから削除することを行うコマン
ドである。その際に、削除後の画像メモリの空き容mを
CPU4360は管理テーブル436lから゜判断し、
RETタイプの応答データに空きサイズのデータをセッ
トして、コンピュータ33にRET応答の8バイト分を
GPIBを介して送る。
DKCHECKコマンドは、画像記憶装置3内の画像メ
モリにtypeパラメータで指定した画像ファイルのタ
イプ(CMYK,RGB,8ビットパレット、2値ビッ
トマップ)の画像が、width X heightの
画像サイズで確保できるかをCPU4360は、画像フ
ァイル管理テーブル436lから判断し、RETタイプ
の応答データに確保の可否をセットし、確保後の残り容
量をDKCHECKコマンドを送信してきた相手、例え
ばコンピュータ33にRET応答データとしてGPIB
を介して送信する。
例えばかかるコマンドまた特定コードによって第47図
Gに示す表示を行うことが出来る。
FNCHECKコマンドは、< filename >
として示したパラメータで指定した画像ファイルが、画
像ファイル管理テーブル436lに存在するかをチェッ
クし、存在する/しないをRET応答データにセットし
てコンピュータ33に返す。
FNLISTコマンドは、コンピュータへ現在の画像フ
ァイルの管理テーブルの内容を送信するコマンドである
RENコマンドは、画像ファイル管理テーブルにセット
されている画像ファイルの名前を変更するコマンドであ
り、変更前の画像ファイル名<Sfilename>を
変更後の<Dfilename>に変えるコマンドであ
る。
次に第78図を用いてファイル操作コマンドで画像デー
タの入出力を伴うコマンドについて説明する。
LOADコマンドは画像記憶装置に登録されているコマ
ンドの中で<filename>として示したパラメー
タで指定した画像ファイルのデータを、画像メモリ40
60からGPIBを介してコンピュータ33に転送する
コマンドである。
SAVEコマントはLOADの逆で、コンピュータ上の
width X height画像サイズのデータを、
<rilename>パラメータのファイル名で画像記
憶装置3へ、画像データの登録をおこなう。まず、CP
U4360は画像ファイル管理テーブル436lにファ
イル名および画像のタイプ、画像サイズをセットし、画
像メモリ4060の空き領域へ、コンピュータから送ら
れてきた画像データをセットするコマンドである。
PUTコマンドは、画像記憶装置3に既に登録されてい
る< filename >として示したパラメー夕で
指定され画像ファイルデータに対して、左上座標(sx
, sy)から width x heightのサイ
ズの範囲で、コンピュータから送られた画像データをは
め込むことができる。
GETコマンドは、PUTとは逆に指定した<file
name>の画像ファイルの画像データを左上座標(s
x,  sy) widthXheightの画像範囲
で切り抜きコンピュータ33へその画像データを転送す
ることができる。
第80図にその他のコマンドを示す。
MONITORコマンドは< type >パラメータ
に応じてSSELコマンドで指定されたアナログ入力に
対して、アナログ出力4590R,  G,  B, 
 Sに直接データを流して表示するスルー表示の設定を
ディスプレイコントローラ4440に行う。なお、ty
peの変数としては例えば「0」(スルー表示が設定)
、「l」(モニタミュートを設定)等が有る。
さらに、MONITORコマンドは優先順位が他のコマ
ンドよりも低く、他のDSCANやSCANコマンドに
よってスルー表示の設定は解除される。
PPRREQコマンドは、CPU4360がビデオイン
ターフエイス201を介して、コントロールユニットl
3に対して現在カラープリンタ2にセットされている用
紙サイズの情報を入手し、コンピュータ側に用紙判別デ
ータを送信する。
PPRSELコマンドは、上記と同様にコントロールユ
ニットl3に対して、<no>パラメータで指定した、
複数の用紙トレイの中から選択を行うためのコマンドで
あり、画像記憶装置3を介してカラープリンタ2lに出
力される。
SENSEコマンドは、画像記憶装置3とカラーリーダ
ー11カラープリンタ2の各装置の状態について、CP
U4360がビデオインターフェイスを介して、コント
ロールユニットl3と交信、入手して、コンピュータ側
にそのデータ送信するコマンドである。
次に、画像記憶装置3に対するコンピュータ33からの
コマンド送信手順について述べる。
画像の入出力の基本となるコマンド群として太き《わけ
た場合 (i)入出力選択コマンド SSEL,DSEL (ii)入出力状態設定コマンド SMODE,SAREA,DMODE,DAREA,R
PMODE,ASMODE ( iii )入出力実行コマンド SCAN, DRSCAN, PRINT, MPRI
NT,DRPRINT となる。
第82図に示したように、画像データの入出力に対する
コマンドの送信手順には、基本となる手順がある。
まずはじめに、入出力選択コマンドを使用して、入出力
装置の選択を行い、それに対して、画像記憶装置3のC
PU4360はそのコマンドの解析を行い、それに対す
る応答データのACK/NAKをコンピュータ33へ返
す。
次に、入出力状態設定コマンドを、コンピュータ33は
、画像記憶装置3へ送信し、その結果をCPU4360
は上記と同様にACK/NAKの応答データをコンピュ
ータ33へ返す。
入出力状態設定コマンドは、入出力実行コマンドが実行
された時点で、その効力を失い、デフォルト状態にもど
る。そのため、入出力状態設定コマンドが実行されずに
入出力実行コマンドを実行した場合は、入出力状態設定
は、デフォルト値が設定される。人出力実行時に特定の
入出力状態設定にしたい場合は、入出力実行ごとに(基
本形ごと)、入出力状態設定コマンドを実行する必要が
ある。
そして、実際に画像データの入出力実行を行う、入出力
実行コマンドを送りCPU4360は、それに対しては
RETタイプの応答データを返し、肯定応答(ACK)
の場合は、実際の画像データの入出力が、入出力装置リ
ーダー1,SV31、プリンタ2、モニタ32等と画像
記憶装置の間で行われる。
この入出力は、前述した実施例の通りで説明は省く。
CPU4360は画像ファイル管理テーブル4361に
より、コンピュータからの画像ファイル登録に関するコ
マンドに対して、画像ファイルの属性のチェックを事前
に行ったり、ファイルの登録可能なメモリの容量(メモ
リA−D)第27図A))を事前にチェックする等の処
理を行い、コンピュータ33側へ知らせることが可能で
ある。
この画像ファイルの事前チェックのコマンドとしては、
F N C H E C Kと、DKCHECKコマン
ドがある。
この画像ファイルのチェックに対する手順は、第82.
83図に示すように、まず、画像ファイルの指定ファイ
ルの存在、および、そのファイル属性が、RETタイプ
の応答データとしてコンピュータ33側へ送られ、さら
に、画像ファイルの残り容量、もしくは、希望する画像
ファイルのサイズが確保できるかの応答が、RETデー
タとして返ってくる。
このファイルチェックの基本形は、上述した入出力コマ
ンドの基本形の中に組み入れて、入出力実行する前に画
像ファイルに対して事前にチェックし対応することも可
能となっている。
次に、画像フイアルの合成について説明する。
画像記憶装置3の登録メモリ4060に画像ファイルと
して登録されている画像を複数合成して、カラープリン
タ2に出力するには、コンピュータ側からMPRINT
コマンドを画像記憶装置3に送ることにより可能となる
MPRINTコマンドは、引数に画像記憶装置内に登録
されている画像ファイル名を指定する。MPRINTコ
マンドのコマンド列を、CPU4360・は、コマンド
解析し、メモリ4370上先二一時的にファイル名を登
録する。
このMPRINTコマンド列を複数レイアウトする分だ
け順次コンピュータ33から送信することにRAM上に
指定ファイル名が一時的に登録され、複数レイアウトの
最後の画像のときにコンピュータ側はPRINTコマン
ド列を送信する。CPU4360は、このPRINTコ
マンドを解析した時点で、R A M上のMPR4NT
のコマンド順に送られてきた画像ファイル名の順に、C
PUは画像ファイル管理テーブル436lより、画像メ
モリ上から、指定画像データをカラープリンタへ転送し
出力する。その際の合成出力は、前述のとおりである。
コンピュータからのMPRINTの送信順と、PRIN
Tコマンドによる画像合成の優劣順は、第88図に示す
通りに先に指定した画像が優先となる。
また、2値のビットマップメモリ(第27図Aのメモリ
)であるスペシャルファイルと、画像記憶装置内に登録
されている画像ファイルとを合成するには、上述のMP
RINTとPRINTコマンドの複数指定の画像ファイ
ル名の中に、“BITMAP.S”のスペシャルファイ
ル名をコンピュータ側で設定して送信すれば、CPU4
360は、上述と同様に、複数の画像ファイルの合成と
2値ビットマップデータとの合成を行う。なお、本実施
例においては2値ビットマップの画像は、ドットが“l
“のところが基本的に黒となり、“0”の部分は他の画
像ファイルの出力が優先されるように切り換えられる。
かかる例を第89図に示す。
かかる切り換えはリーダlのビデオインターフェース2
01を用いているので画像記憶装置の構成が簡単になる
画像の合成の機能として、画像ファイルと、2値ビット
マップの“BITMAP.S”のスペシャルファイルと
、リーダー1部の反射原稿を合成して出力することが可
能で、前述で説明した合成動作をおこなう。
コンピュータからのコマンドによる上述した動作は、M
PRINTコマンドとCOPYコマンドにより実行させ
ることができる。
MPRINTによる複数画像ファイルの指定をコマンド
で行い、最後にcopyコマンドを送信してトリガとな
り、CPU4360は、カラーリーグ側のCI”Uにコ
ピー動作のための指示を与え、さらにMPRINTコマ
ンドによる画像ファイルとリーダ一部の反射原稿を合成
して出力することができる。
ソノ際、MPRINTの中で”BITMAP.S” (
7)画像ファイルを指定すれば、2値ビットマップとの
合成も行うことができる。
本実施例においてはCOPYコマンドによるリーダー1
部の反射原稿は、優先順位が自動的に最下位となるため
、画像の背景となることができる。
コンピューターからのコマンド送信順と、実際のプリン
タによる出力結果は、第90図のようになる。
カラー調節機能として本実施例では第79図に示すよう
に、カラーパレット機能、カラーバランス機能、ガンマ
補正機能に対応した、コンピュータからのコマンドとし
て、それぞれ、PALETTEコマンド、BALANC
Eコマンド、GAMMAコマンド、BITCOLORコ
マンドがある。
カラーパレットは、前述のように8ビットパレットタイ
プの色を設定することや2値ビットマップタイプの画像
データに色をつける場合に使用する。
このためには、カラーパレット内のパレット番号に色デ
ータを設定する。具体的には256の色データが設定で
き、RGB各8ビットのデータを設定する。
画像記憶装置3内のカラーパレット4362で設定され
ている色データをホストコンピュータに入っているカラ
ーパレットと同じにすることにより、画像記憶装置3を
介して、カラープリンタ】で出力する画像の色とホスト
コンピュータと同じにすることができる。
画像記憶装置3内のカラーパレットテーブルは、P A
 L E T ”rEコマンドによりパレットテーブル
を画像記憶装置3に登録されている画像ファイルごとに
設定することができる。そのため、拡張子が.P″の8
ビットパレットタイプの画像ファイルをPRINT,M
PRINTコマンドで出力する際に、PALETTEコ
マンドをコンピューターから設定し、その後、例えば第
9l図に示すような256×3(768)ハイト分のR
GBパレットテーブルデータをGP−IB4580を介
して、画像記憶装置3のパレットテーブルにセットする
PRINT/MPRINT コマンドが実行されるとき
、現在設定されているパレットテーブル4362の、R
,G,B成分をそれぞれLUT4110A−R,411
0A−G,4110A−Bにセットし、輝度から濃度に
変換する々めの演算をそれぞれのテーブルに行う。
その時、PRINT/MPRINTコマンドで指定され
たパレットタイプの画像ファイルデークをパレットテー
ブルを設定したLUT4110A−R,4110AG,
4110A−Bを介して8ビットパレットの輝度情報を
濃度情報に変換して前述した画像の出力の系へ順次出力
して、カラープリンタにより出力される。
8ビットパレットタイプの画像は、GP − IBを介
してコンピュータから送られてきたときワークメモリ4
390に1ラインずつセットされ、DMAによって登録
メモリ4060−R,4060−G,4060Bへ同じ
データがセットされ、順次くりかえす。
PALETTEコマンドにより、設定できる8ビットパ
レットテーブルは、最大l6コとなっており、複数レイ
アウトによる合成の時に、それぞれの8ヒットパレット
タイプの画像データに対して設定することができる。
複数の8ビットパレットタイプの画像を、MPRINT
コマンドで仮想出力する前に、PALETTEコマンド
によりそのカラーパレットデータ(768バイト分)を
唾像記憶装置3のメモリ4370にCPU4360が一
時登録する。
これをレイアウト合成する複数の8ビットパレット画像
についてくりかえし、最後の画像出力のときにPRIN
Tコマンドにより、実際の出力を実行させる。
画像記憶装置3は、PRINTコマンドにより、それま
で設定された各MPRINTコマンドによる8ビットパ
レット画像のパレットテーブルをメモリ4370から、
順次、合成出力するときに、出力用のカラーパレットテ
ーブル4362ヘセットして、前に説明したように複数
の画像を合成してプリンタ2へ出力することが可能とな
る。
次に、カラーバランスの設定は、RGBタイプとCMY
Kタイプの2種類のカラーバランスを設定することがt
ypeパラメータにより区別され可能である。この設定
は、BALANCEコマンドにより設定できる。
RGBのカラーバランスは、LUT411OA−R,4
110A−G,  4110−Hに対して輝度の傾きを
BALANCE:]?:/ドのCI,C2,C3パラメ
ータの±50%の値により設定し、輝度から濃度へ変換
演算する。
CMYKカラーバランスはLUT4200に対して、濃
度の傾きをBALANCEコマンドのCI,  C2,
C3,C4パラメータ±50%の値により設定する。
各画像ファイルデータは上記LOTにより変換されて、
低〜高輝度、低〜高濃度に画質をかえることができる。
GAMMAコマンドは、t y. p eパラメータに
よりRGBタイプの画像ファイルデータで、CRTの発
光特性が考慮されているγ=0.45補正のデータに対
して、プリンター2出力でCRT上の色再現を行えるよ
うに、あらかじめ、メモリ4370上に登録されている
LU′rのデータを4110A−R,4110A−G,
4110A−Bにセットし、輝度から濃度への変換演算
を加えることにより、γ=0.45のCRT補正のかか
ったRGB画像データを色再現させて出力することがで
きる。
BITCOLORコマンドは2値のビットマップメモリ
(スペシャルファイル“BITMAP.S”)(第27
図(A)のメモリE)に対して、左上(sx,sy)座
標、サイズwidth X heightの範囲で、i
ndexパラメータにより指定されたカラーパレツ}4
362のインデックスNOの色を、“BITMAP.S
”の2値ビットマップの出力をカラープリンター2に行
う際に着色することが前述のようにコンピュータからの
コマンドにより可能となる。BITCOLORコマンド
によるsx,  sy,  width,  heig
ht,indexのパラメータは、CPU4360がメ
モリ4370上に複数保持することが可能である。そし
て、実際にMPRINTもしくはPRINTコマンドに
よりfilenameに”BITMAP.S”のファイ
ル名を指定した時、CPU4360はカラーリーダー1
/カラープリンタ2のコントロールユニットl3のCP
U22に対して、ビデオインターフエイスを介して、画
像記憶装置3から、sx, sy,  width, 
heightのエリアのパラメータと、それにともなう
カラーパレットのインデックスNo (indexパラ
メータ)に対応したカラーパレットテーブル4362内
のRGB成分の3バイトのカラーデー夕を送信し、(複
数のエリアがBITOOLORコマンドにより指定され
ているときは順次くりかえす)、コントロールユニット
13は、プログラマプルな合成ユニット115にそれら
のパラメータをセットして、2値ビットマップのカラー
プリンタ出力の際に指定エリアで指定色の着色を可能と
する。
このようにコントロールユニット12側でエリア、色の
設定をしたあと、画像記憶装置3のCPU4360はP
RINTもし《はMPR[NTコマンドによる“BIT
MAP.S”の2値ビットマップデータ(第27図(A
)のメモリE)をビデオインターフエイスを介して、着
色して出力することが、コンピュータからのコマンドに
より可能となる。
着色は2値ビットマップのビットが“l”の部分に対し
て行われる。
リモート機能により、カラーリーダー/カラープリンタ
と画像記憶装W3をホストコンピュータで制御できる状
態に設定することができる。
リモートを行うコンピュータからのコマンドとして前述
したREMOTEコマンドがあり、このコマンドにより
、4つの状態にすることができる(第92図)。
システムリモート状態は、カラーリーダー/カラープリ
ンタと画像記憶装置3をコンピュータからのコマンドに
よって制御することが可能となる。
画像記憶装■3のみをホストコンピュータ33からのコ
マンドによって制御することができる。
この時、カラーリーダー/カラープリンタは、複写機と
して単体で複写動作を行うことができる。
ローカル状態は、ホストコンピュータからも、カラープ
リンタ/カラーリーダーの両方からローカル状態(制御
を行えない状態)になっており、カラーリーダーlの操
作部からのリモート指定か、もしくは、ホストコンピュ
ーターからのREMOTEコマンドによる指示のどちら
か早い方に、リモート状態となる。
複写機リモート状態は、画像記憶装置3をカラーリーダ
ー1の操作部からの指示により、リモート状態にして制
御することが可能となる。この時、コンピュータからの
コマンドは、画像記憶装置3の機能を実行することはで
きない。
これらのリモート/ローカルの状態は、ホストコンピュ
ータ33からのREMOTEコマンドのtypeパラメ
ータによって指定することができる。
REMOTEコマンドのtypeパラメータにより、C
PU4360はカラープリンタ2、カラーリーダー1の
コントロールユニット13のCPU22とビデオインタ
ーフエイス201を介して交信することにより、前述の
4つのリモート/ローカル状態をコンピュータから指示
することができる。
次に第84〜87図に上述したコマンドの送信手順につ
いていくつかの例を示す。
第84図は、SCANコマンドにより、入力装置から画
像データを画像記憶装置3へ画像ファイルとして登録す
る手順である。図中のファイルチェックの基本系の部分
は、上述したように、第83図の手順を入れて事前にチ
ェックすることも可能である。
第85図は、PRINTコマンドにより、画像記憶装置
3内に既に登録してある画像ファイルの画像データを出
力する手順の例である。
第86図は、DRSCANコマンドにより、入力装置か
ら画像データを画像記憶装置に入力し、登録を行い、そ
の画像データをコンピュータ33へ 転送する手順を示
す。
第87図は、第86図のDRSCANコマンドの逆で、
コンピュータ33上の画像データを出力装置で出力する
例である。
次に実際のコマンド実施例をあげる。
単一の画像出力の例としてホストコンピュータ内の画像
をカラープリンタに出力する例を第93図に示す。例え
ば、1024x768ピクセルのRGBタイプの画像を
用紙の左上(10.  10) mm位置から277 
X 190mmの範囲内でセンタリングしてプリント出
力する例について説明する。
複数画像のレイアウト出力の例とし、ホストコンピュー
タ3内のRGBタイプの画像データ2つを1枚の用紙に
レイアウトして、カラープリンタ2で出力する例です(
第94図)。
この例では1280X1024と1024X768ピク
セルORGBタイプの2画像をそれぞれ図の範囲内にセ
ンタリングしてプリント出力する例を示す。
複数画像を出力する場合、1画像ずつホスト3から画像
記憶装置3へ登録し仮想出力を行い、プリンタ2へ出力
する場合(第96図に示す場合)と、先に画像データを
画像記憶装置へ登録してしまい、仮想出力は全部まとめ
て出力する場合(第95図に示す場合)がある。どちら
も出力結果は同じである。
また、リーダーIからホスト3へ画像をとり込む例とし
て第97図,第98図に示す。
かかる場合にはまず、リーダー■上の例えばA4サイズ
相当のエリア(297X210mm)の範囲をRGBタ
イプの画像データとして、l000x707ピクセルの
サイズで読み込み、ホストコンピュータ3にデータを取
り込む。
以上、述べたように、本実施例に依ればコンピュータ3
3上に、入出力用の画像データを保持することなく、画
像記憶装置3とコンピュータ33間の命令(コマンド)
のやりとりだけで、画像データ.の入出力が可能となり
、コンピュータと入出力装置(リーダーI1プリンタ2
等)間のデー夕転送が軽減されることが可能となる。
以上の説明において本実施例では対象画像を光電変換す
る手段としてカラーラインセンサを用いたいわゆるフラ
ットベット型のセンサを用いたが、これに限らず例えば
スポット型のセンサを用いるようにしてもよ《、センサ
の種類に限定されるものではない。
また、本実施例では画像形成のための手段としていわゆ
る面順次像形成によってフルカラーの画像を形成するカ
ラープリンタを使用したが、かかるカラープリンタとし
ては面順次以外のプリンタ例えばインクシエットプリン
タであってもよいし、熱転写型のプリンタ、或いはサイ
カラーと呼ばれるプリンタであってもよい。
また本実施例ではホストコンピュータと画像記憶装置、
カラーリーグが互いに独立した装置としてお互いに通信
を行って前述の種々の機能を実現しているので、新規な
システムを提供することが出来る。
以上の実施例では入力画像装置や画像記憶装置からの画
像情報をホストコンピュータ等の画像情報制御装置へ転
送して、制御装置内で画像レイアウトや画像の拡大/縮
小等の画像処理を行わなくとも、画像情報制御装置から
命令だけで画像形成装置内の複数の画像情報に対して同
様の画像レイアウト等の処理が可能となり、画像形成装
置と画像情報制御装置との間の画像情報の転送がなくな
り、転送時間の軽減化をはかることが可能となる。
〔発明の効果〕
本発明に依れば、転送時間を要することなく、入力した
画像中の任意の画像の更に所望のエリアを任意の位置に
形成することが出来る。
(以下余白)
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシステムの構成を示すブロ
ック図、 第2図は第1図に示した原稿走査ユニットl1、ビデオ
処理ユニット、コントロールユニットl3の構成を示す
ブロック図、 第3図乃至第6図は第2図示のビデオインターフエイス
201の機能を説明する図、 第7図(a),  (b)は第2図示の対数変換回路4
8の構成および特性を説明する図、 第8図は色分解フィルターの分光特性を示す図、第9図
は色トナーの吸収波長特性を示す図、第10図(a)は
第2図示の色補正回路49の構成を示すブロック図、 第lθ図(b)は第lO図(a)の動作を説明するため
の図、 第11図は第2図示の黒文字処理回路69の構成を示す
ブロック図、 第12図(a),  (b).  (c),  (d)
は第11図示の回路の動作を説明する図、 第13図(a),  (b),  (c),  (d)
,  (e).  (f)は領域発生回路69の発生す
る領域信号および該発生回路29の構成を示すブロック
図、第14図(a).  (b).  (c).  (
d)は領域制限マスク用ビットマップメモリ9lの構成
および制御タイミングを示す図、 第15図はマスク用ビットマップメモリ9lと原画像の
画素との関係を示す図、 第16図はマスク用ビットマップメモリ9l上に形成さ
れるマスクメモリの一例を示す図、第17図(a)は第
2図示の補間回路109の構成を示すブロック図、 第17図(b)は第17図(a)に示す補間回路の動作
を説明する図、 第18図(a).  (b)は夫々マスクメモリ9lの
出力に応じて切り出し、および合成を行った場合の一例
を示す図、 第19図は濃度変換回路116の特性を示す図、第20
図(a)は《り返し回路118の構成を示すブロック図
、 第20図(b)はくり返し回路118の動作を説明する
タイミングチャート、 第20図(c)はくり返し回路118の出力例を示す図
、 第21図(.A).  (B),  (C)はくり返し
回路118の別の出力例を示す図、 第22図はプリンタ2のプリントシーケンスを示すタイ
ムチャート、 第23図はデジタイザl6の平面図、 第24図はデジタイザl6のポイントペンによって指示
された領域の情報のアドレスを示す図、第25図(A)
は第2図の合成回路115の構成を示すブロック図、 第25図(B)はエリアコードと原稿上の領域の一例と
の関係を示す図、 第25図(C)は第25図(A)に示したエリアコード
発生器130の構成を示す図、 第25図(D)は第25図(C)に示したRAM153
,154のデータの一例を示す図、 第25図(E)は第25図(D)に示したデータに対応
するエリアを示す図、 第25図(F)は第25図(A)に示したRAMl35
136のデータ構造を示す図、 第25図(G)は第25図(A)に示した合成の状態を
説明する図、 第25図(H)は指定領域内を指定色でマスキングし、
更にビットマップメモリからの文字を合成した状態を示
す図、 第25図(i)は第25図(A}に示したデコーダ14
6の動作を説明する図、 第26図はカラーリーダlがら出力される信号207と
画像信号205のタイミングを示す図、第27図(A)
,  (B)は画像記憶装置3の構成を示すブロック図
、 第27図(C)は第27図(A)に示すメモリA〜Dの
構成を示す図、 第27図(D−+)はビットマップメモリEの構成を示
す図、第27図(D−2)は原稿とビットマップメモリ
Eに書き込まれるデータの関係を示す図、 第27図(E)は第27図(A)に示すモニタ用メモリ
Mの構成を示す図、 第27図(F)は第27図(A),(B)に示すシステ
ムコントローラの内部構成の一部を示す図、 第28図(A)は第27図(A)に示すフィルタ950
0の内部構成を示すブロック図、第28図(B),  
(C)は第27図(A)に示すセレクタ4250の内部
構成を示すブロック図、第29図は第27図(A)に示
すシステムコントローラ42lOの構成およびメモリA
−M内のFIFOメモリとの関係を示す図、 第30図はトリミング処理を施した場合のタイミングチ
ャート、 第31図はトリミング処理および変倍処理を施した場合
のタイミングチャート、 第32図はメモリAの内部のメモリ4060A−R,G
,  Bとカウンタコントローラ、およびカウンタとの
関係を示すブロック図、 第33図はメモリA,  B,  C,  Dを接続し
た場合のメ{−IJ4060R,G,B(D容Qを示す
図、第34図は記憶装置3の画像をカラープリンタ2に
より画像形成した状態を示す図、 第35図は第27図(A),(B)の回路の動作を説明
するタイミングチャート、 第36図はメモリ4060A−R.G,Bの容量を示す
図、 第37図(A).(B)は画像合成の一例を示す図、第
37図(C)は画像合成時のタイミングを示すタイミン
グチャート、 第37図(D).(E)は画像合成の他の例を示す図、 第37図(F),(G)はメモリからの拡大連写を説明
する図、 第38図は第37図(A)のl1ラインにおける第27
図の各部の動作を説明するタイミングチャート、 第39図は第37図(A)のl2ラインにおける第27
図の各部の動作を説明するタイミングチャート、 第40図はカラープリンタ2における面順次のカラー像
形成のシーケンスを示すタイミングチャート、 第41図は第27図(B)のセレクタ4230の内部構
成を示す図、 第42図は第27図(A),.(B)に示すメモリM(
2407に対応する)と画像メモリA,  B,  C
,  D(2406に対応する)との関係を示す図、第
43図は第42図示の回路の動作を説明するための図、 第44図は第42図示の回路動作を説明するフローチャ
ート、 第45図は第1図に示すフイルムスキャナ34の構成を
示すブロック図、 第46図は第45図に示すフイルムキャリアの構成を示
す斜視図、 第47図乃至第50図は第1図示の操作部20の表示例
を示す図、 第51図は第1図に示したホストコンピュータ33から
みた場合の記憶装置3の構成を示すブロック図、第52
図乃至第55図は各装置の座標系を示す図、第56図は
画像ファイル名の構成を示す図、第57図はホストコン
ピュータ33と画像記憶装置3との間で転送されるデー
タの分類を示す図、第58図はコマンドの構成の一例を
示す図、第59図は各種コマンドによって生じる画像デ
ータの流れを示す図、 第60図はR, G,  B画像入力のメモリへの格納
状態を示す図、 第61図はデータ転送時の形態を示す図、第62図はY
,  M, C,  K画像入力のメモリへの格納状態
を示す図、 第63図はデータ転送時の形態を示す図、第64図はパ
レット画像データのメモリへの格納状態を示す図、 第65図はデータ転送時の形態を示す図、第66図はパ
レット画像データと各パレットのR,  G,  B成
・分を示すデータとの対応を示す図、第67図は2値入
力のメモリへの格納状態を示す図、 第68図はデータ転送時の形態を示す図、第69図は応
答データの構成を示す図、第70図は各コマンドの分類
を示す図、第71図乃至第80図は各コマンドを説明す
る図、第81図乃至第87図は各コマンドの実行手順を
示す図、 第88図、第89図、第90図は本実施例のシステムに
おける画像合成の例を示す゜図、 第91図はカラーパレットの構造を示す図、第92図は
カラーリーダl1画像記憶装置3、ホストコンピュータ
33との間のリモート、ローカルの関係、 第93図乃室第98図はホストコンピュータ33と画像
記憶装置3との間のコマンドのやり取りを示す図である
。 図中、 l・・・・・・・・・・・・・・カラーリーダ2・  
・・・・・・・・・・カラープリンタ3・・・・・・・
・・・・・・・・画像記憶装置32・・・・・・・・・
・・・・・モニタテレビl2 l6 ホストコンピュータ 原稿走査ユニッ ト ビデオ処理ユニツ ト デジタイザ 操作部 L UTo(/y2アンプf−yM LUTO冫ツ2ア・ンフ7−プレ冫δ LUTQレヴ7アソフ゜テーフ;りC (b) (C) 躬l3図は) 第73図(b) 其l3口<C) CLK 第74図(c) 4&素 41!# 4aJ寮 ■アドレス力ウ〉タ gρ8 ′FF (r) 第/8図Cb) マスクメモソ9l 及び前間四発Iθ9 の出力 DATA OtlT RDンTA l ! ! ! 鳩20口(C) 糖21因 Aヲ々務 アド゜レス (V(tx) Y P と 4(δ・P) Htf−r) n 第25図(り 第25図(7) 男2q図 シズカQコントローラ 第32図 メモリ (R) メモリ (G) メモリ (B) 40BOR メモリ(R) 4060G メモリ(G) 4060B メモリ(B) 第3G図 嘩37図(}:) 7ドレス 下イ1 H 田き不東言已り弧メク三り 楡λア略yモリ (テ゜゛一タ分1醍) (EX) SA VE , rnuu)t= 1. R , 64
0 , 480躬 5ε 図 RGBy<ア (尺GB画面のイヌ−7千隊成) 第5q図 (コ7ント1−よる1儂テ一ク/l5Lれ)CMγKタ
づア (’I’MCKJi,5的のづメーン構tk)に閂工K
りテ”一タ構戊) 8ヒ゛・冫トパし・ント2/1ア 1バイト ?fl!と゛・7トマー/フ゛クィγ (?イ直ビットマ、7フ゛JLI面のイメーシa片史)
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タイア(肯定几各) PETクイフ゜(イ丁属猾扱村応答) 第6q図 (応務号゛一7の構成) コマンド曾償費 コマンF一覚、 第77図 口1】コ INIT くnO〉 口11コ INITBIT.  <type) 初期仁;マシド゛ 第73図 口11コ SSEL  <no) (frame) 口I】コ DSEL.  <no> 入巳力迩主尺コマンは 第74図 口『】コ ωPY.(cour++) ロ『】口 SCAN.(fil@nam@).(width).(
haigtu+口【】コ PRINT. (fil@nam@).  (coun
t)口『】コ MPRIN丁.  (fil@name)入二力実f′
rqマ・冫ド゛ 男76図 口【】コ DAREA  (TV凶》 (SX) (sy) +width) (heigh電》 口E】口 DAREA.(tvo@) <sx).  (sy) (wid+h).  (height)口』】コ DMODE.  (IVDII) fmx) (my) 口
【ヌコ SMODE.(tyn) (rnx) (my) [El7ナログ画像の入力モード設定 [][コEJJJ  ASMODE. pI.p2mm
像をリピートしてプリンタに出力する。 [】[]3]RPMOC)E.  (flaa)入出力
状態話(支)ク冫〉V 第75図 口1】コ DELE.  <filename) 口1】コ DKCHECκ.  <type) (width> <height) ファイル字柴チレコマンド 第77図 [[】コ LOAD,  (filsname) [1】コ SAVE.(filename) (width> 〈h●ight> 口I】コ PUT (filename). (sx).  (sy).  (width><hei
ght) ファイル撮ヂYコマ〉ド 第73図 口』】コ PPRSEL<no) [1】コ REMOTE.Cty−) 口f】コ SεNSL  <dsv).  (lyDe>その駕コ
マンー 第8θ図 口[】コ BALANCE.<tYp@>.<cl)〈C2〉 <c3>.  (c4) 口1ヌコ BITCOLOR.<sx).<GV>.<width
><height). (index). 口1jコ GAMMA.  (tvl)!> カラー設定pタンド 高γ2回
【入出力基本形】
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85図 sC刃Nコマント三イ史用したλよア計〕頃イ列第84
図 DRδt”ANコマ)ドr便阿レ遡七力仔1」第86図 躬qθ図 (カラーパレントの84のイ列) (jしイ茎ファイルヒ“ウしのるAIt力と優先バ槌イ
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Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像情報を入力する画像入力装置、 前記画像入力装置からの複数の画像を記憶する記憶手段
    、 前記記憶手段に記憶された画像から選択された画像の所
    定の一部の画像情報を画像形成手段の動作に同期して読
    み出して画像形成手段に供給する手段とを有することを
    特徴とする画像形成装置。
JP1117048A 1989-05-10 1989-05-10 画像形成装置 Pending JPH02295349A (ja)

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JP1117048A JPH02295349A (ja) 1989-05-10 1989-05-10 画像形成装置

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