JPH0457177B2 - - Google Patents
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- JPH0457177B2 JPH0457177B2 JP61278662A JP27866286A JPH0457177B2 JP H0457177 B2 JPH0457177 B2 JP H0457177B2 JP 61278662 A JP61278662 A JP 61278662A JP 27866286 A JP27866286 A JP 27866286A JP H0457177 B2 JPH0457177 B2 JP H0457177B2
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- JP
- Japan
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- platen
- mold clamping
- movable platen
- fixed
- ball screw
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 6
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/007—Means for maintaining the press table, the press platen or the press ram against tilting or deflection
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
- B29C45/66—Mould opening, closing or clamping devices mechanical
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
- B29C45/67—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
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- B29C2045/1784—Component parts, details or accessories not otherwise provided for; Auxiliary operations not otherwise provided for
- B29C2045/1788—Preventing tilting of movable mould plate during closing or clamping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、合成樹脂成形機の型締装置に関する
ものである。
ものである。
(ロ) 従来の技術
従来の合成樹脂成形機の型締装置として、複数
の型締シリンダへの供給油量を調節することによ
り固定盤に対する可動盤の平行度を維持するよう
にしたものがある。すなわち、このような型締装
置は、固定盤と固定フレームとを複数のタイバー
によつて連結し、タイバーに対して可動盤を移動
自在に案内し、固定フレームに設けた複数の型締
シリンダによつて可動盤に型締力を作用するよう
に構成される。型締動作中に固定盤と可動盤との
平行度が低下すると、これを検出装置によつて検
出し、平行度を回復するように型締シリンダに供
給する油量を調節する。
の型締シリンダへの供給油量を調節することによ
り固定盤に対する可動盤の平行度を維持するよう
にしたものがある。すなわち、このような型締装
置は、固定盤と固定フレームとを複数のタイバー
によつて連結し、タイバーに対して可動盤を移動
自在に案内し、固定フレームに設けた複数の型締
シリンダによつて可動盤に型締力を作用するよう
に構成される。型締動作中に固定盤と可動盤との
平行度が低下すると、これを検出装置によつて検
出し、平行度を回復するように型締シリンダに供
給する油量を調節する。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
しかし、このような従来の合成樹脂成形機の型
締装置には、次のような問題点がある。すなわ
ち、型締シリンダへの供給油量を調節することに
より平行度を補正するように構成されるので、平
行度調節の応答性が十分でなく、必要な平行度が
確保されない状態を生ずる場合がある。また、可
動盤の複数位置のストローク量を検出し、これら
の偏差量がなくなるように油圧バルブを作動させ
る必要があるので、位置検出器、比較器、サーボ
弁、増幅器などの高精度な制御装置を必要とし、
価格が非常に高いものとなつていた。また、これ
らの機器を精密に調製する必要があるため、調製
作業に時間を要していた。また、特開昭61−
188121号公報に示されるように、複数の型締シリ
ンダを設ける代わりに、複数のボールねじ機構
と、これらを同期駆動させるボールねじ同期駆動
機構からなる型締機構を設けるようにしたものも
ある。複数のボールねじ機構は、ボールねじ同期
駆動機構を介して互いに同期駆動される。これに
よつて可動盤を固定盤又は固定フレームに対して
平行に相対移動させることができる。しかしなが
ら、特開昭61−188121号公報に示されるような構
成では、ボールねじ同期駆動機構から複数のボー
ルねじ機構を介して可動盤に型締力を伝達する必
要があるので、ボールねじ同期駆動機構には大形
の駆動源が必要になるだけでなく、大きい力を伝
達するためにボールねじ機構及びボールねじ同期
駆動機構が大形のものになるという問題点があ
る。本発明は、このような問題点を解決すること
を目的としている。
締装置には、次のような問題点がある。すなわ
ち、型締シリンダへの供給油量を調節することに
より平行度を補正するように構成されるので、平
行度調節の応答性が十分でなく、必要な平行度が
確保されない状態を生ずる場合がある。また、可
動盤の複数位置のストローク量を検出し、これら
の偏差量がなくなるように油圧バルブを作動させ
る必要があるので、位置検出器、比較器、サーボ
弁、増幅器などの高精度な制御装置を必要とし、
価格が非常に高いものとなつていた。また、これ
らの機器を精密に調製する必要があるため、調製
作業に時間を要していた。また、特開昭61−
188121号公報に示されるように、複数の型締シリ
ンダを設ける代わりに、複数のボールねじ機構
と、これらを同期駆動させるボールねじ同期駆動
機構からなる型締機構を設けるようにしたものも
ある。複数のボールねじ機構は、ボールねじ同期
駆動機構を介して互いに同期駆動される。これに
よつて可動盤を固定盤又は固定フレームに対して
平行に相対移動させることができる。しかしなが
ら、特開昭61−188121号公報に示されるような構
成では、ボールねじ同期駆動機構から複数のボー
ルねじ機構を介して可動盤に型締力を伝達する必
要があるので、ボールねじ同期駆動機構には大形
の駆動源が必要になるだけでなく、大きい力を伝
達するためにボールねじ機構及びボールねじ同期
駆動機構が大形のものになるという問題点があ
る。本発明は、このような問題点を解決すること
を目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明は、型締シリンダによつて可動盤に型開
閉力及び型締力を作用させるとともに、ボールね
じ機構及びボールねじ連結機構によつて可動盤の
固定盤又は固定フレームに対する平行度を維持さ
せることにより、上記問題点を解決する。すなわ
ち、本発明による合成樹脂成形機の型締装置は、
固定盤10と、固定盤10に対して間隔をおいて
対面するように配置される固定フレーム12と、
固定盤10と固定フレーム12とを結合する結合
部材14と、結合部材14に対して移動可能に案
内される可動盤16と、固定フレーム12に対し
て可動盤16を移動させることが可能な型締シリ
ンダ42と、を有するものを対象にしており、上
記型締シリンダ42の軸心から等距離の位置にか
つ互いに等間隔に配置されるとともに上記固定フ
レーム12及び上記可動盤16間又は上記固定盤
10及び上記可動盤16間を連結する複数のボー
ルねじ機構34と、これらのめねじ部材36又は
おねじ部材38を相互に連結するボールねじ連結
機構39,40と、が設けられている。なお、か
つこ内は後述の実施例の対応する部材を示す。
閉力及び型締力を作用させるとともに、ボールね
じ機構及びボールねじ連結機構によつて可動盤の
固定盤又は固定フレームに対する平行度を維持さ
せることにより、上記問題点を解決する。すなわ
ち、本発明による合成樹脂成形機の型締装置は、
固定盤10と、固定盤10に対して間隔をおいて
対面するように配置される固定フレーム12と、
固定盤10と固定フレーム12とを結合する結合
部材14と、結合部材14に対して移動可能に案
内される可動盤16と、固定フレーム12に対し
て可動盤16を移動させることが可能な型締シリ
ンダ42と、を有するものを対象にしており、上
記型締シリンダ42の軸心から等距離の位置にか
つ互いに等間隔に配置されるとともに上記固定フ
レーム12及び上記可動盤16間又は上記固定盤
10及び上記可動盤16間を連結する複数のボー
ルねじ機構34と、これらのめねじ部材36又は
おねじ部材38を相互に連結するボールねじ連結
機構39,40と、が設けられている。なお、か
つこ内は後述の実施例の対応する部材を示す。
(ホ) 作用
型締力を作用させる際には、型締シリンダを作
動させ、可動盤を固定盤側に押圧する。この際可
動盤に偏心荷重が作用して固定盤に対する可動盤
の平行状態が変化すると、可動盤の変位が大きい
部分に隣接するボールねじ機構のめねじ部材又は
おねじ部材は他の部分のボールねじ機構のめねじ
部材又はおねじ部材よりも大きく回転しようとす
る。しかし、すべてのボールねじ機構はボールね
じ連結機構によつて連結されているため、大きく
回転しようとしためねじ部材又はおねじ部材の回
転力が他のボールねじ機構に伝達され、すべての
ボールねじ機構の回転速度は等しい状態に保持さ
れる。すなわち、可動盤のすべての部分が等速度
及び等移動量で固定盤方向に移動する。これによ
り固定盤に対する可動盤の平行度が維持される。
動させ、可動盤を固定盤側に押圧する。この際可
動盤に偏心荷重が作用して固定盤に対する可動盤
の平行状態が変化すると、可動盤の変位が大きい
部分に隣接するボールねじ機構のめねじ部材又は
おねじ部材は他の部分のボールねじ機構のめねじ
部材又はおねじ部材よりも大きく回転しようとす
る。しかし、すべてのボールねじ機構はボールね
じ連結機構によつて連結されているため、大きく
回転しようとしためねじ部材又はおねじ部材の回
転力が他のボールねじ機構に伝達され、すべての
ボールねじ機構の回転速度は等しい状態に保持さ
れる。すなわち、可動盤のすべての部分が等速度
及び等移動量で固定盤方向に移動する。これによ
り固定盤に対する可動盤の平行度が維持される。
(ヘ) 実施例
(第1実施例)
第1及び2図に本発明の第1実施例を示す。固
定盤10と固定フレーム12とが4本のタイバー
14(結合部材)によつて連結され、タイバー1
4に対して可動盤16が移動自在に案内されてい
る。固定フレーム12及び可動盤16の四隅はそ
れぞれ4個のボールねじ機構34によつて連結さ
れている。すなわち、ボールねじ機構34を構成
するめねじ部材36が、固定フレーム12に対し
て回転は可能であるが軸方向には移動しないよう
に拘束された状態で設けられており、これと組合
わせられるおねじ部材38は可動盤16に対して
固定されている。4個のボールねじ機構34は、
第2図に示すように、後述の型締シリンダ42の
軸心から等距離の位置にかつ互いに等間隔に配置
されている。めねじ部材36にはスプロケツト3
9が一体に設けられており、4個のスプロケツト
39は1本のチエーン40によつて連結されてい
る(スプロケツト39及びチエーン40によつて
ボールねじ連結機構が構成される)。従つて、4
個のめねじ部材36は同時に等量ずつ回転するこ
とになる。固定フレーム12には型締シリンダ4
2が設けられており、これのピストン44はロツ
ド46によつて可動盤16と連結されている。ピ
ストン44によつて油室48及び油室50が形成
されている。
定盤10と固定フレーム12とが4本のタイバー
14(結合部材)によつて連結され、タイバー1
4に対して可動盤16が移動自在に案内されてい
る。固定フレーム12及び可動盤16の四隅はそ
れぞれ4個のボールねじ機構34によつて連結さ
れている。すなわち、ボールねじ機構34を構成
するめねじ部材36が、固定フレーム12に対し
て回転は可能であるが軸方向には移動しないよう
に拘束された状態で設けられており、これと組合
わせられるおねじ部材38は可動盤16に対して
固定されている。4個のボールねじ機構34は、
第2図に示すように、後述の型締シリンダ42の
軸心から等距離の位置にかつ互いに等間隔に配置
されている。めねじ部材36にはスプロケツト3
9が一体に設けられており、4個のスプロケツト
39は1本のチエーン40によつて連結されてい
る(スプロケツト39及びチエーン40によつて
ボールねじ連結機構が構成される)。従つて、4
個のめねじ部材36は同時に等量ずつ回転するこ
とになる。固定フレーム12には型締シリンダ4
2が設けられており、これのピストン44はロツ
ド46によつて可動盤16と連結されている。ピ
ストン44によつて油室48及び油室50が形成
されている。
次にこの実施例の作用について説明する。ま
ず、型締シリンダ42の油室50側をドレーンす
ると共に油室48に圧油を供給してピストン44
を下降させ、これにより可動盤16を下降させ、
型閉じを行う。次いで油室48に更に圧油を供給
して可動盤16を下方に移動させ型締が行われ
る。この型締の際、金型から不均一な反力が作用
すると、可動盤16は固定盤10に対して傾斜す
ることになる。すなわち、固定盤10に対する可
動盤16の移動距離が可動盤16の位置によつて
相違してくることになる。しかし、この可動盤1
6の傾斜はボールねじ機構34及びチエーン40
によつて防止される。すなわち、1つのボールね
じ機構34の付近が他の部分よりもより大きく移
動しようとすると、このボールねじ機構34のめ
ねじ部材36の回転量が他の3つのボールねじ機
構34のめねじ部材36の回転量よりも大きくな
る。しかし、4つのめねじ部材36はチエーン4
0によつて連結されているため、1つのめねじ部
材36のみが大きく回転することはなく、これの
回転力はチエーン40を介して他のめねじ部材3
6に伝達される。従つて、4個のめねじ部材36
は常に等量ずつ回転することになる。これによ
り、可動盤16のボールねじ機構34が設けられ
ている4個所の部分の移動速度及び移動量は常に
同一に保持される。すなわち、可動盤16の固定
盤10に対する平行度が常に維持されることにな
る。こうして固定盤10に対する可動盤16の平
行度が維持された状態で型締が行われ、所定の成
形が完了すると、油室48に作用させていた油圧
が排出され型締力が除去される。型締力を除去す
る際にもボールねじ機構34及びチエーン40の
作用により可動盤16の平行度が維持される。次
いで、型締シリンダ42を作動させて可動盤16
を上昇させることにより型開きが行われる。
ず、型締シリンダ42の油室50側をドレーンす
ると共に油室48に圧油を供給してピストン44
を下降させ、これにより可動盤16を下降させ、
型閉じを行う。次いで油室48に更に圧油を供給
して可動盤16を下方に移動させ型締が行われ
る。この型締の際、金型から不均一な反力が作用
すると、可動盤16は固定盤10に対して傾斜す
ることになる。すなわち、固定盤10に対する可
動盤16の移動距離が可動盤16の位置によつて
相違してくることになる。しかし、この可動盤1
6の傾斜はボールねじ機構34及びチエーン40
によつて防止される。すなわち、1つのボールね
じ機構34の付近が他の部分よりもより大きく移
動しようとすると、このボールねじ機構34のめ
ねじ部材36の回転量が他の3つのボールねじ機
構34のめねじ部材36の回転量よりも大きくな
る。しかし、4つのめねじ部材36はチエーン4
0によつて連結されているため、1つのめねじ部
材36のみが大きく回転することはなく、これの
回転力はチエーン40を介して他のめねじ部材3
6に伝達される。従つて、4個のめねじ部材36
は常に等量ずつ回転することになる。これによ
り、可動盤16のボールねじ機構34が設けられ
ている4個所の部分の移動速度及び移動量は常に
同一に保持される。すなわち、可動盤16の固定
盤10に対する平行度が常に維持されることにな
る。こうして固定盤10に対する可動盤16の平
行度が維持された状態で型締が行われ、所定の成
形が完了すると、油室48に作用させていた油圧
が排出され型締力が除去される。型締力を除去す
る際にもボールねじ機構34及びチエーン40の
作用により可動盤16の平行度が維持される。次
いで、型締シリンダ42を作動させて可動盤16
を上昇させることにより型開きが行われる。
(第2実施例)
第3図に本発明の第2実施例を示す。この第2
実施例は固定フレーム12側におねじ部材38を
設け、可動盤16側にめねじ部材36を設けたも
のである。その他の構成は第1〜2図に示した第
1実施例と同様である。おねじ部材38は固定フ
レーム12に対して固着されており、めねじ部材
36は可動盤16に対して回転はするが軸方向に
は移動しないように設けられている。4個のめね
じ部材36はチエーン40およびスプロケツト3
9によつて連結されている。この第2実施例にお
いても前述の第1実施例と同様の作用を得ること
ができる。
実施例は固定フレーム12側におねじ部材38を
設け、可動盤16側にめねじ部材36を設けたも
のである。その他の構成は第1〜2図に示した第
1実施例と同様である。おねじ部材38は固定フ
レーム12に対して固着されており、めねじ部材
36は可動盤16に対して回転はするが軸方向に
は移動しないように設けられている。4個のめね
じ部材36はチエーン40およびスプロケツト3
9によつて連結されている。この第2実施例にお
いても前述の第1実施例と同様の作用を得ること
ができる。
(第3実施例)
第4図に本発明の第3実施例を示す。この第3
実施例は、固定盤10と可動盤16との間にボー
ルねじ機構34を設けたものである。ボールねじ
機構34は、固定盤10に対して回転は可能であ
るが軸方向には移動しないように設けられためね
じ部材36と、可動盤16に対して固着されたお
ねじ部材38とから構成されており、めねじ部材
36のスプロケツト39にチエーン40が巻き掛
けられている。この第3実施例の場合、可動盤1
6と固定盤10との相対移動によりめねじ部材3
6が回転する。4個のボールねじ機構34のめね
じ部材36の回転はチエーン40によつて同一と
されるので、この第3実施例によつても第1実施
例と同様の作用を得ることができる。
実施例は、固定盤10と可動盤16との間にボー
ルねじ機構34を設けたものである。ボールねじ
機構34は、固定盤10に対して回転は可能であ
るが軸方向には移動しないように設けられためね
じ部材36と、可動盤16に対して固着されたお
ねじ部材38とから構成されており、めねじ部材
36のスプロケツト39にチエーン40が巻き掛
けられている。この第3実施例の場合、可動盤1
6と固定盤10との相対移動によりめねじ部材3
6が回転する。4個のボールねじ機構34のめね
じ部材36の回転はチエーン40によつて同一と
されるので、この第3実施例によつても第1実施
例と同様の作用を得ることができる。
(第4実施例)
第5図に本発明の第4実施例を示す。この第4
実施例は、めねじ部材36を可動盤16側に設
け、おねじ部材38を固定盤10側に設けたもの
である。これ以外の構成は第4図に示した第3実
施例と同様である。おねじ部材38は固定盤10
に対して固定されている。めねじ部材36は可動
盤16に対して回転はするが軸方向には移動しな
いように設けられている。スプロケツト39はめ
ねじ部材36と一体に回転するように設けられて
おり、このスプロケツト39にチエーン40が巻
き掛けられている。この第4実施例についても第
3実施例と同様の作用を得ることができる。
実施例は、めねじ部材36を可動盤16側に設
け、おねじ部材38を固定盤10側に設けたもの
である。これ以外の構成は第4図に示した第3実
施例と同様である。おねじ部材38は固定盤10
に対して固定されている。めねじ部材36は可動
盤16に対して回転はするが軸方向には移動しな
いように設けられている。スプロケツト39はめ
ねじ部材36と一体に回転するように設けられて
おり、このスプロケツト39にチエーン40が巻
き掛けられている。この第4実施例についても第
3実施例と同様の作用を得ることができる。
なお、上述のすべての実施例では、ボールねじ
機構34を連結するボールねじ連結機構としてス
プロケツト39及びチエーン40からなるチエー
ン機構を用いているが、これに代えてタイミング
ベルト、歯車などを用いることもできる。また、
説明した実施例では、ボールねじ機構34のめね
じ部材36側を回転するようにしたが、おねじ部
材38側を回転するようにすることもできる。ま
た、説明した実施例では、可動盤16をタイバー
14によつて案内するようにしてあるが、固定盤
10と固定フレーム12とを結合する結合部材と
してサイドフレームを用い、これによつて可動盤
16を案内するようにした型締装置にも本発明は
適用可能である。更に、型締用駆動装置として
は、型締シリンダ42に代えて、電動機とボール
ねじ機構とを組み合わせたもの、リニアモータな
どを用いることもできる。
機構34を連結するボールねじ連結機構としてス
プロケツト39及びチエーン40からなるチエー
ン機構を用いているが、これに代えてタイミング
ベルト、歯車などを用いることもできる。また、
説明した実施例では、ボールねじ機構34のめね
じ部材36側を回転するようにしたが、おねじ部
材38側を回転するようにすることもできる。ま
た、説明した実施例では、可動盤16をタイバー
14によつて案内するようにしてあるが、固定盤
10と固定フレーム12とを結合する結合部材と
してサイドフレームを用い、これによつて可動盤
16を案内するようにした型締装置にも本発明は
適用可能である。更に、型締用駆動装置として
は、型締シリンダ42に代えて、電動機とボール
ねじ機構とを組み合わせたもの、リニアモータな
どを用いることもできる。
(ト) 発明の効果
以上説明してきたように、本発明によると、固
定盤又は固定フレームに対する可動盤の相対移動
によつて回転する複数のボールねじ機構を設け、
これらをチエーンなどのボールねじ連結機構によ
つて連結するようにしたので、次のような効果を
得ることができる。すなわち、可動盤に偏荷重が
作用すると同時にこれを相殺する力が発生するた
め、平行度維持のための応答遅れの問題は全く発
生しない。また、簡単な機械的構造により平行度
が維持されるので、型締シリンダ式の型締装置を
大形のものにしないで済む。
定盤又は固定フレームに対する可動盤の相対移動
によつて回転する複数のボールねじ機構を設け、
これらをチエーンなどのボールねじ連結機構によ
つて連結するようにしたので、次のような効果を
得ることができる。すなわち、可動盤に偏荷重が
作用すると同時にこれを相殺する力が発生するた
め、平行度維持のための応答遅れの問題は全く発
生しない。また、簡単な機械的構造により平行度
が維持されるので、型締シリンダ式の型締装置を
大形のものにしないで済む。
第1図は本発明の第1実施例を示す図、第2図
は第1図の平面図、第3図は本発明の第2実施例
を示す図、第4図は本発明の第3実施例を示す
図、第5図は本発明の第4実施例を示す図であ
る。 10……固定盤、12……固定フレーム、14
……タイバー、16……可動盤、34……ボール
ねじ機構、36……めねじ部材、38……おねじ
部材、39……スプロケツト、40……チエー
ン、42……型締シリンダ。
は第1図の平面図、第3図は本発明の第2実施例
を示す図、第4図は本発明の第3実施例を示す
図、第5図は本発明の第4実施例を示す図であ
る。 10……固定盤、12……固定フレーム、14
……タイバー、16……可動盤、34……ボール
ねじ機構、36……めねじ部材、38……おねじ
部材、39……スプロケツト、40……チエー
ン、42……型締シリンダ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固定盤10と、固定盤10に対して間隔をお
いて対面するように配置される固定フレーム12
と、固定盤10と固定フレーム12とを結合する
結合部材14と、結合部材14に対して移動可能
に案内される可動盤16と、固定フレーム12に
対して可動盤16を移動させることが可能な型締
シリンダ42と、を有する合成樹脂成形機の型締
装置において、 上記型締シリンダ42の軸心から等距離の位置
にかつ互いに等間隔に配置されるとともに上記固
定フレーム12及び上記可動盤16間又は上記固
定盤10及び上記可動盤16間を連結する複数の
ボールねじ機構34と、これらのめねじ部材36
又はおねじ部材38を相互に連結するボールねじ
連結機構39,40と、が設けられていることを
特徴とする合成樹脂成形機の型締装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27866286A JPS63132018A (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 合成樹脂成形機の型締装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27866286A JPS63132018A (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 合成樹脂成形機の型締装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63132018A JPS63132018A (ja) | 1988-06-04 |
JPH0457177B2 true JPH0457177B2 (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=17600408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27866286A Granted JPS63132018A (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 合成樹脂成形機の型締装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63132018A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006110560A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Toyota Auto Body Co Ltd | プレス装置 |
JP4665879B2 (ja) * | 2006-09-19 | 2011-04-06 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 歯車鍛造装置及び歯車鍛造方法 |
JP5238558B2 (ja) * | 2009-03-11 | 2013-07-17 | 富士スチール工業株式会社 | プレス機 |
CN107901496A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-04-13 | 惠州市多普勒通信有限公司 | 一种稳定性好的模具成型装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1288419A (ja) * | 1969-09-26 | 1972-09-06 | ||
JPS61188121A (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-21 | Meiki Co Ltd | 射出成形機における型締装置 |
-
1986
- 1986-11-25 JP JP27866286A patent/JPS63132018A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1288419A (ja) * | 1969-09-26 | 1972-09-06 | ||
JPS61188121A (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-21 | Meiki Co Ltd | 射出成形機における型締装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63132018A (ja) | 1988-06-04 |
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