JPH0457050B2 - - Google Patents

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JPH0457050B2
JPH0457050B2 JP63312964A JP31296488A JPH0457050B2 JP H0457050 B2 JPH0457050 B2 JP H0457050B2 JP 63312964 A JP63312964 A JP 63312964A JP 31296488 A JP31296488 A JP 31296488A JP H0457050 B2 JPH0457050 B2 JP H0457050B2
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JP
Japan
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grommet
guide
hard
hole
divided
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Takayoshi Oikawa
Akira Ikari
Tooru Sasaki
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、パネルの孔にワイヤハーネスを挿
通する際、孔とワイヤハーネスとの間の隙間から
パネル内に水等が侵入するのを防止するグロメツ
トに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のグロメツトとして、例えば電線
挿通部を有する軟質グロメツトと、パネル孔に嵌
合される硬質グロメツトの二部品に分けて構成し
たものが知られている。(実開昭59−155783号公
報参照)。
第16図乃至第19図は、この二部品構成のグ
ロメツトを示しており、硬質合成樹脂等からなる
硬質グロメツト50とゴム等からなる軟質グロメ
ツト60とを着脱可能に組み合わせて構成されて
いる。ここで、硬質グロメツト50は、挿通孔5
1を有した底壁52の周縁部に大きなアールを有
した断面湾曲形状の周壁53を形成し、この周壁
53の上端に環状基板54を固定して構成されて
いて、二つの部片50a,50bに分割されてい
る(第18図及び第19図参照)。また、軟質グ
ロメツト60は、環状基板53が嵌まり込む凹部
62を有した基部61の上面中央部に、内周面に
電線締付部(図示せず)を有した筒状の電線挿入
部63を設け、また基部61の底部周縁に、外周
リツプと内周リツプからなる防水構造部64を設
けて構成されている(第16図参照)。なお、詳
細に図示しないが、硬質グロメツト50の周壁5
3には撓み可能な状態で係止片55が設けられて
いる。
上記グロメツトをパネルに固定する場合には、
まず第17図に示すように、開閉機Aによつて軟
質グロメツト60拡げてワイヤハーネスB(電線
C、コネクタDからなる)を挿通する。次いで、
第18図に示すように、開閉機Aを外して硬質グ
ロメツト50の二つの部片50a,50bをそれ
らの間に電線Cが位置するようにして組み合わせ
る。そして、組み合わせた硬質グロメツト50を
軟質グロメツト60の凹部62内に嵌め込む(第
19図参照)。この後、硬質グロメツト50の底
壁52をパネルの孔に当接させて押し込む。これ
により、周壁53が孔に嵌合する一方、係止片5
5が孔の内周縁に係止し、また防水構造部64が
パネルの孔の周縁部に密着する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のグロメツトでは、ワ
イヤハーネスBの挿通に際し、開閉機Aにより硬
質グロメツト50を拡げることができず、このた
め軟質グロメツト60を開閉機Aで拡げてハーネ
スBを挿通した後に、二部片50a,50bに分
割された硬質グロメツト50を組み合わせて軟質
グロメツト60に嵌め込むことから、多くの作業
工数を必要とし、ワイヤハーネスの挿通作業性が
劣るという問題があつた。
この発明は、上記従来のグロメツトが有する問
題点を解消するために検討した結果、達成された
もので、その目的とするところは、軟質グロメツ
トに硬質グロメツトを嵌め込んだ状態で、開閉機
を使用してワイヤハーネス挿通孔を拡げることが
できて、ワイヤハーネスの挿通作業性が改良され
たグロメツトを提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明のグロメツト
は、パネル孔に嵌合固定される硬質材からなる硬
質グロメツトと、電線挿通部と防水構造部を有し
た軟質材からなる軟質グロメツトを組み合わせて
構成したグロメツトにおいて、前記硬質グロメツ
トを周方向に複数分割して3個以上の分割片とな
し、これら各分割片の一端側にガイド突起を、ま
た他端側に前記ガイド突起がスライド可能に係合
するガイド孔を設け、これら各ガイド突起と各ガ
イド孔との係合により、前記各分割片が互いに連
結関係を保ちながら離れて径方向に拡がるように
構成したことを特徴とする(第1発明)。
また、本発明のグロメツトは、パネル孔に嵌合
固定される硬質材からなる硬質グロメツトと、電
線挿通部と防水構造部を有した軟質材からなる軟
質グロメツトを組み合わせて構成したグロメツト
において、前記硬質グロメツトを周方向に複数分
割して3個以上の分割片となし、これら各分割片
の一端側にガイド突起を、また他端側に前記ガイ
ド突起がスライド可能に係合するガイド孔を設け
ると共に、前記ガイド突起と前記ガイド孔を湾曲
させ、これら各ガイド突起と各ガイド孔との係合
により、前記各分割片が互いに連結関係を保ちな
がら離れて径方向に拡がるように構成したことを
特徴とする(第2発明)。
ここで、「各分割片が互いに連結関係を保ちな
がら離れて径方向に拡がるように構成した」と
は、ワイヤハーネス等が挿通可能になるまで、硬
質ブラケツトの各分割片を離して径方向に拡げて
も、ガイド突起がガイド孔から抜け出ないように
構成したことを意味する。
(作用) 上記第1発明のグロメツトでは、硬質グロメツ
トを軟質グロメツトに嵌め込んだ状態で、開閉機
により径方向に拡げると、ガイド突起がガイド孔
から抜け出るようにスライドして各分割片が互い
に離れ、硬質グロメツトが軟質グロメツトと共に
拡がる。このとき、各分割片はガイド突起がガイ
ド孔に係合して連結関係を保つている。この後、
ワイヤハーネスを挿通し、開閉機を外すと、軟質
グロメツトはその復元弾撥力により元に戻り、ま
た硬質グロメツトもこの復元弾撥力、外力等によ
りガイド突起がガイド孔の内端側に入り込むよう
にスライドして各分割片が互いに接近して元に戻
る。
また、上記第2発明のグロメツトでは、各分割
片のガイド突起がガイド孔内をスライドする際
に、ガイド孔の内壁を擦つて屈曲することがな
く、硬質グロメツトの開閉をスムーズに行うこと
ができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明
する。
第1図乃至第4図はこの発明のグロメツトの第
1実施例を示すもので、図中符号10はパネル孔
に嵌合固定される硬質グロメツトで、硬質材(硬
質合成樹脂)により形成されている。また、20
は電線挿通部23と防水構造部24を有した軟質
グロメツトで、軟質材(ゴム等)により形成され
ている。これら硬質グロメツト10と軟質グロメ
ツト20とを組み合わせることによりグロメツト
が構成されるが、ここで重要な点は、ワイヤハー
ネスBの挿通に際し、硬質グロメツト10を軟質
グロメツト20に嵌め込んだ状態で開閉機Aを使
用して両者を径方向に拡げることが出来るように
した点である。
このため、この第1実施例では、第3図に示す
ように、硬質グロメツト10を周方向に4個の分
割片に分割して、各分割片10aの一端にガイド
突起16を設け、他端にガイド突起16がスライ
ド可能に係合するガイド孔17を設けている。そ
して、これらガイド突起16とガイド孔17との
関係は、第4図に示すように、ワイヤハーネスB
が挿通可能になるまで各分割片10aを互いに引
き離したときにガイド突起16がガイド孔17の
開口端付近までスライドするものの、ガイド孔1
7から抜け出ないようになつている。すなわち、
各分割片10aを単に連結するのではなく、連結
関係を保ちながら拡がることが出来るようにする
ため、ガイド突起16を比較的長く設定し、また
ガイド孔17もガイド突起16に合わせて比較的
長く設定している。
ワイヤハーネスBの挿通に際しては、予め硬質
グロメツト10を軟質グロメツト20内に嵌め込
む(第2図a,b参照)。そして、開閉機Aを使
用して軟質グロメツト20と共に硬質グロメツト
10を拡げると、ガイド突起16がガイド孔17
の開口端側にスライドする一方、各分割片10a
が径方向の四方向(第1図に示す矢印方向)に移
動して互いに離れる。この状態を開閉機Aで維持
しながらワイヤハーネスBを挿通する(第1図参
照)。挿通後に開閉機Aを外すと、軟質グロメツ
ト20はその復元弾撥力で元の状態に戻り、また
硬質グロメツト10は軟質グロメツト20からの
力や外力等によりガイド突起16がガイド孔17
の内端側にスライドする一方、各分割片10aが
互いに接近して元の状態に戻る。従つて、軟質グ
ロメツト20を開閉機Aにより拡げてワイヤハー
ネスBを挿通した後に硬質グロメツト10を嵌め
込むような手間のかかることをしなくても済む。
なお、上記硬質グロメツト10は、挿通孔11
を有した底壁12の周縁部に大きなアールを有し
た断面湾曲形状の周壁13を形成し、この周壁1
3の上端に環状基板14を固定して構成されてお
り(第2図a参照)、また上記軟質グロメツト2
0は、硬質グロメツト10の環状基板14が嵌ま
り込む凹部22を有した基部21の上面中央部
に、内周面に電線締付部(図示せず)を有した筒
状の電線挿入部23を設け、また基部21の底部
周縁に、外周リツプと内周リツプからなる防水構
造部24を設けて構成されているが、これらの点
については従来の二部品構成のグロメツトと同じ
である。また、硬質グロメツト10の周壁13に
は撓み可能な状態で係止片15が設けられてい
て、パネル孔に嵌合したときにこの係止片15が
パネル孔の周縁部に係止するが、この点について
も同じである。
第5図乃至第8図a,bはこの発明のグロメツ
トの第2実施例を示している。なお、図中第1図
乃至第4図に示す部分と同一部分については同一
符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第2実施例では、ガイド突起16の先端に
係止突部16aを設け、またガイド孔17の開口
端に係止突部16aが係止する被係止突部17a
を設けており、開閉機Aにより硬質グロメツト1
0を誤つて拡げ過ぎた場合でも係止突部16aが
被係止突部17aに係止し、ガイド突起16がガ
イド孔17から外れるのを防止している。このよ
うにするのは、次に理由による。すなわち、ワイ
ヤハーネスBの挿通操作時に、ガイド突起16が
ガイド孔17から外れてしまうと、ガイド突起1
6を再度ガイド孔17内に挿入するのが難しく、
ワイヤハーネスBの挿通後に硬質グロメツト10
の元の状態に戻すのに手間がかかるからである。
第9図及び第10図a,b,cはこの発明のグ
ロメツトの第3実施例を示している。なお、図中
第1図乃至第4図及び第5図乃至第8図a,bに
示す部分と同一部分については同一符号を付し
て、その詳細な説明を省略する。
この第3実施例では、ガイド孔17の内端に係
止突部16aが係脱自在に係止する係止孔部17
bを設け、そしてこの係止孔部17bへの係止が
容易に行えるようにするためスリツト17cを設
けている(第10図b参照)。このようにするの
は、次の理由による。すなわち、ガイド突起16
はガイド孔17の内端側に入るに従つて撓むた
め、ガイド突起16の復元弾撥力により各分割片
10aは互いに離れて拡がる傾向にあり、軟質グ
ロメツト20への嵌め込み作業が難しいからであ
る。係止突部16aを係止孔部17bに係止する
と、ガイド突起16の復元弾撥力が作用しても各
分割片10aは互いに離れて拡がるようなことが
なく軟質グロメツト20への嵌め込み作業が容易
になる。ここで、係止孔部17bの入口側の突部
171bの高さtと被係止突部17aの高さT
は、t<Tの関係にあり、そして係止孔部17b
はスリツト17cにより拡がるようになつている
ため、開閉機Aにより拡げる際に、係止突部16
aが係止孔部17bから容易に外れ、支障はな
い。
なお、開閉機Aにより硬質グロメツト10を拡
げる際、係止突部16aが被係止突部17aに係
止して、ガイド突起16がガイド孔17から外れ
るのを防止する点については上記第2実施例と同
じである。
上記第1,2,3実施例では、ガイド突起16
とガイド孔17が真つ直ぐに形成されているた
め、開閉機Aにより各分割片10aを四方向(第
1図参照)に移動して互いに離す際や、開閉機A
を外して各分割片10aを互いに接近させて戻す
際、ガイド突起16がガイド孔17の内壁に擦ら
れて屈曲する(撓む)。このため、ガイド突起1
6の板厚を薄く設定して、開閉を容易にしている
が、強度が弱くなつて、開閉機Aを使つて開く際
等に誤つてガイド突起16に捩じり力等が作用す
ると、折損したり変型が生じたりして、開閉がス
ムースに行かなくなるおそれがある。
第11図a,b,c乃至第15図a,bはこの
ような問題が生じないようにするこの発明のグロ
メツトの第4実施例を示している。なお、図中第
1図乃至第4図に示す部分と同一部分には同一符
号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第4実施例では、開閉機Aにより各分割片
10aを互いに離して径方向に拡げる際や、開閉
機Aを外して各分割片10aを互いに接近させて
戻す際に、ガイド突起161がガイド孔171内で
屈曲しなくても(撓まなくても)スライド出来る
ようにするため、ガイド突起161とガイド孔1
1をほぼ同じ曲率で湾曲させて形成している。
そして、ガイド突起161がガイド孔171内で
屈曲しなくとも済むため、ガイド突起161の板
厚は、上記第1,2,3実施例の場合よりも厚く
設定されている。
ここで、硬質グロメツト10は、周方向に8個
の分割片10aに分割されている。また、各分割
片10aの一端と他端には、ガイド孔171の開
口端17e,17fが形成されている。また、ガ
イド突起161は、分割片10aの一端側におい
て開口端17eからほぼ同じ曲率で湾曲して延び
るようになつている。また、ガイド突起161
端部には、突部16bが立設されている。さら
に、分割片10aの周壁13下端面(図面では上
方に示している面)には、ガイド孔17に沿つて
連通するようにスリツト10bが形成されてお
り、突部16bがこのスリツト10b内でスライ
ドする。さらにまた、スリツト10bの分割片1
0a他端側には、突部16bが挿通する係止孔部
10cが設けられている。
なお、各分割片10aの周壁13にはそれぞれ
係止片15が設けられている。
各分割片10aを連結するには、まず第11図
bに示すように、一方の分割片10a突部16b
を他方の分割片10aの係止孔部10c内に挿通
させると共に、ガイド突起161の端部をガイド
孔171の開口端17f(同図c参照)内に挿入す
る。次いで、第11図cに示すように、突部16
bをスリツト10b内で、またガイド突起161
をガイド孔171内でそれぞれ矢印に示す方向に
スライドさせて、各分割片10aを互いに接近さ
せる。
これにより、第14図a,bに示すように硬質
グロメツト10が構成される。この硬質グロメツ
ト10は、上記第1,2,3実施例の場合と同様
に、軟質グロメツト20内に嵌め込まれ(第12
図参照)、そしてワイヤハーネスBの挿通に際し
ては、第13図に示すように、開閉機Aを使用し
て軟質グロメツト20と共に径方向に拡げられ
る。
第15図a,bは、最大限に拡げられた状態の
硬質グロメツト10を示しており、一方の分割片
10aの突部16bが隣に位置する他方の分割片
10aの係止孔部10cに係止してガイド突起1
1がガイド孔171から外れるのを防止し、各分
割片10aがばらばらにならないようになつてい
る。
この第4実施例では、ガイド突起161とガイ
ド孔171が湾曲して、開閉機Aにより各分割片
10aを互いに離して拡げる際や、開閉機Aを外
して各分割片10aを互いに接近させて戻す際
に、ガイド突起161がガイド孔171内で屈曲し
なくても(挾まなくとも)スライド出来るように
なつているため、上記第1,2,3実施例に比し
て開閉がスムーズに行える。
また、グロメツトから開閉機Aを外し、各分割
片10aを互いに接近させて戻す際にも、ガイド
突起161の復元弾撥力で各分割片10aが互い
に離れて拡がるようなことがないため、第3実施
例で示すような係止突部16a、係止孔部17b
を設ける必要がない。
さらに、ガイド突起161の板厚が厚く設定さ
れているため、捩じり力等が作用しても折損した
り、変型したりせず、常に安定した状態で開閉を
行うことが出来る。
上記第1、第2、第3実施例では、硬質グロメ
ツト10を周方向に4個に分割した例を示した
が、分割個数は4個に限られず、3個または5個
以上に分割してもよい。ただし、各分割片をそれ
らの連結関係を保ちながら径方向に拡がるように
連携よく係合するためには、3個以上に分割する
必要がある。また、上記第4実施例では、硬質グ
ロメツト10を8個に分割した場合を示したが、
同様に分割個数は限られず、8個よりも多く、あ
るいは少なくてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明のグロメツトに
よれば、硬質グロメツトを周方向に複数分割し
て、これら各分割片の一端側にガイド突起を、ま
た他端側に前記ガイド突起がスライド可能に係合
するガイド孔を設け、これら各ガイド突起と各ガ
イド孔との係合により、前記各分割片が互いに連
結関係を保ちながら離れて径方向に拡がるように
構成したため、硬質グロメツトを軟質グロメツト
に嵌め込んだ状態で、開閉機を使用して径方向に
拡げることができ、ワイヤハーネスの挿通作業性
を大幅に改良することができる。
また、この発明のグロメツトは、さらに上記ガ
イド突起とガイド孔を曲率で湾曲させて構成する
ことによつて、上記の効果と共に、硬質グロメツ
トの開閉がスムーズとなり、しかも上記ガイド突
起の板厚を厚く設定して強度を強化することがで
きるため、上記ガイド突起の折損や変形がなく、
安定した状態で硬質グロメツトの開閉が行われる
という効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの発明のグロメツトの第
1実施例を示すもので、第1図はワイヤハーネス
の挿通作業を示す斜視図、第2図aは硬質グロメ
ツトを軟質グロメツトに組み込む前の状態を示す
斜視図、同図bは組み込んだ後の状態を示す斜視
図、第3図は硬質グロメツトの分割片の平面図、
第4図は分割片のガイド突起とガイド孔との関係
を示す斜視図であり、また第5図乃至第8図a,
bはこの発明のグロメツトの第2実施例を示すも
ので、第5図はワイヤハーネスの挿通作業を示す
斜視図、第6図は硬質グロメツトの分割片の平面
図、第7図は係止突部と被係止突部との関係を示
す斜視図、第8図a,bは係止突部と被係止突部
との関係を示す部分断面図であり、また第9図お
よび第10図a,b,cはこの発明のグロメツト
の第3実施例を示すもので、第9図はガイド突起
とガイド孔を示す部分断面図、第10図a,b,
cは係止突部と被係止突部との関係及び係止突部
と係止孔部との関係を示す部分断面図であり、ま
た第11図a,b,c乃至第15図a,bはこの
発明の第4実施例を示すもので、第11図aは分
割片の斜視図、同図b,cは分割片を連結する作
業の説明斜視図、第12図は硬質グロメツトを軟
質グロメツトに嵌め込む作業の説明斜視図、第1
3図はワイヤハーネスの挿通作業を示す斜視図、
第14図aは硬質グロメツトの平面図、同図bは
同側面図、第15図aは開いた状態の硬質グロメ
ツトの平面図、同図bは同側面図であり、また第
16図乃至第19図は従来技術を示すもので、第
16図は軟質グロメツトの斜視図、第17図はワ
イヤハーネスの挿通作業を示す斜視図、第18図
は硬質グロメツトを嵌め込む作業を示す斜視図、
第19図は完成時の斜視図である。 10……硬質グロメツト、10a……分割片、
16,161……ガイド突起、17,171……ガ
イド孔、20……軟質グロメツト、23……電線
挿通部、24……防水構造部、A……開閉機、B
……ワイヤハーネス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パネル孔に嵌合固定される硬質材からなる硬
    質グロメツトと、電線挿通部と防水構造部を有し
    た軟質材からなる軟質グロメツトを組み合わせて
    構成したグロメツトにおいて、前記硬質グロメツ
    トを周方向に複数分割して3個以上の分割片とな
    し、これら各分割片の一端側にガイド突起を、ま
    た他端側に前記ガイド突起がスライド可能に係合
    するガイド孔を設け、これら各ガイド突起と各ガ
    イド孔との係合により、前記各分割片が互いに連
    結関係を保ちながら離れて径方向に拡がるように
    構成したことを特徴とするグロメツト。 2 パネル孔に嵌合固定される硬質材からなる硬
    質グロメツトと、電線挿通部と防水構造部を有し
    た軟質材からなる軟質グロメツトを組み合わせて
    構成したグロメツトにおいて、前記硬質グロメツ
    トを周方向に複数分割して3個以上の分割片とな
    し、これら各分割片の一端側にガイド突起を、ま
    た他端側に前記ガイド突起がスライド可能に係合
    するガイド孔を設けると共に、前記ガイド突起と
    前記ガイド孔を湾曲させ、これら各ガイド突起と
    各ガイド孔との係合により、前記各分割片が互い
    に連結関係を保ちながら離れて径方向に拡がるよ
    うに構成したことを特徴とするグロメツト。
JP63312964A 1987-12-16 1988-12-13 グロメット Granted JPH01251521A (ja)

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JPH01251521A JPH01251521A (ja) 1989-10-06
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Cited By (10)

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