JPH0456831B2 - - Google Patents

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JPH0456831B2
JPH0456831B2 JP59127654A JP12765484A JPH0456831B2 JP H0456831 B2 JPH0456831 B2 JP H0456831B2 JP 59127654 A JP59127654 A JP 59127654A JP 12765484 A JP12765484 A JP 12765484A JP H0456831 B2 JPH0456831 B2 JP H0456831B2
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JP
Japan
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reducing agent
phenylenediamine
carbendazim
weight
added
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JP59127654A
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JPS6019770A (ja
Inventor
Kotsuho Manfureeto
Maieru Toomasu
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPS6019770A publication Critical patent/JPS6019770A/ja
Publication of JPH0456831B2 publication Critical patent/JPH0456831B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D235/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings
    • C07D235/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, condensed with other rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D235/04Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles
    • C07D235/24Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached in position 2
    • C07D235/30Nitrogen atoms not forming part of a nitro radical
    • C07D235/32Benzimidazole-2-carbamic acids, unsubstituted or substituted; Esters thereof; Thio-analogues thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Magnetic Ceramics (AREA)
  • Coke Industry (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Mold Materials And Core Materials (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
カルベンダジム(Carbendazim)(2−ベンズ
イミダゾール−カルバミン酸メチルエステル)
は、広い作用範囲を有する貴重な殺真菌剤である
〔マーチン編農薬便覧(H.Martin,Pesticide
Manual(1977),p.78,British Crop Protection
Council)参照〕。
【式】カルベンダ ジム それは、産業用の殺菌剤としてそして特に浸透性
作用を有する植物用殺菌剤として使用されうる。 カルベンダジムの製造は、合成の構造単位とし
てオルト−フエニレンジアミンを使用して、すべ
ての常用の合成法において行なわれる。後者は、
有利にはドイツ特許出願公開第1668557号および
同第1795849号に従つて、メチルシアノカーバメ
ートと反応せしめられ、その際、メチルシアノカ
ーバメートは、その合成溶液から単離することな
く直接に、あるいはした後に使用される。これら
の反応においては、フエニレンジアミンの二量体
および重合体縮合生成物が副生成物として生成
し、そしてこれらは生成物の望ましからざる着色
および廃水の汚染をもたらす。更に、副生成物の
一部のものは、毒性を有する。 かくして、保護被覆のための工業用殺菌剤とし
てカルベンダジムを使用するという観点から、付
随する着色物質を除去することが肝要である。同
様に、農業において使用する場合には、カルベン
ダジム中の副生成物の割合を減少させることが重
要である。 この課題は、本発明によれば驚くべきことに
は、カルベンダジムの合成の際に還元剤を添加す
ることによつて解決することができた。 従つて、本発明の対象は、水およびプロトン酸
の存在下にo−フエニレンジアミンおよびメチル
シアノカーバメート(CH3O−CO−NH−CN)
から出発してカルベンダジムを合成する際の副生
成物の割合を減少させる方法において、反応混合
物に還元剤に添加することを特徴とする方法であ
る。カルベンダジムを製造するための合成方法と
しては、この場合、特に前記のドイツ特許出願公
開明細書に記載された方法が重要である。しかし
ながら、他の公知の合成方法を用いることもで
き、その際、本発明による還元剤が添加される。 本発明による還元剤としては、低い酸化段階に
ある金属の塩、例えばハロゲン化銅()、還元
性を有するイオウ、窒素またはリンの化合物のよ
うな、低い酸化状態にある非金属の化合物、ある
いはフロログルシンまたはギ酸のような還元剤と
して知られている有機化合物が用いられる。 この点に関して、カルベンダジムの製造に使用
される反応体と反応しないような還元剤を選択す
るように留意しなければならない。特に、還元剤
の酸化された形のものが、o−フエニレンジアミ
ンの酸化のための酸化剤または触媒として作用し
てはならない。更に、この還元剤は、水溶液中で
十分な安定性を有しなければならない。 特に好適な還元剤は、+5よりも低い酸化状態
のイオウを含有するイオウ化合物である。これら
には、特に無機のイオウ化合物、好ましくはアル
カリ金属ジサルフアイドのようなポリサルフアイ
ド、アルカリ金属サルフアイドまたはアルカリ土
類金属サルフアイドのようなサルフアイド、アル
カリ金属またはアルカリ土類金属の硫化水素化物
のような硫化水素化物、チオ硫酸の塩、例えば
Na2S2O3のようなアルカリ金属またはアルカリ土
類金属の塩、または亜二チオン酸の塩、例えば
Na2S2O4のようなアルカリ金属またはアルカリ土
類金属の塩が包含される。 使用される還元剤の量は、臨界的なものではな
いが、使用されるo−フエニレンジアミンに関し
て100重量%以下であるかあるいは反応混合物の
全重量に関して1重量%以下であるのが有利であ
る。一般に、還元剤の割合は、o−フエニレンジ
アミンに関して0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜
5重量%であるかまたは全反応混合物に関して
0.01ないし1重量%、好ましくは0.05ないし0.5重
量%である。 還元剤は、有利にはメチルシアノカーバメート
と共に予め装入されそして反応成分o−フエニレ
ンジアミンが次に添加される。 しかしなら、還元剤をo−フエニレンジアミン
と一緒に、あるいはo−フエニレンジアミンの添
加の直後に混合してもよい。還元剤をそれより遅
く添加した場合には、副化合物の割合の所望の減
少をより制限されたものとする。 更に、反応への酸素の不都合な影響を回避する
ために、操作と不活性ガスの雰囲気下、例えば窒
素下に行なうことが有利である。 温度およびPH値のようなその他の反応パラメー
ターは、有利にはドイツ特許出願公開第1795848
号明細書に記載されているように、反応温度は40
〜130℃に、そして反応混合物のPH値は2.5ないし
4.5に調整される。プロトン酸としては、塩酸水
溶液が有利に使用される。 本発明による方法を下記の実施例によつて例示
する。 例 粗メチルシアノカーバメート(窒素下にシアナ
ミド25g、クロルギ酸メチル57gおよび水酸化ナ
トリウム溶液より製造されたもの)の水溶液に、
25〜35℃において窒素気流下に亜二チオン酸ナト
リウム0.9gを添加し、この混合物を10分間撹拌
し、そしてo−フエニレンジアミン56.7gを加え
た。70℃に加熱し、そして32%の塩酸89を、90〜
95℃の温度範囲および4のPH値に達するように、
滴加した。この温度において4の一定のPH値にお
いて3時間の反応時間の後に、沈殿した生成物を
70℃において別した。塩化物を含有しなくなる
まで熱水で洗滌し、生成物を真空乾燥した。高純
度の2−ベンズイミダゾール−カルバミン酸メチ
ル91.6gが得られた;融点:315〜318(分解);o
−フエニレンジアミンを基準にした収量:91.5
%。 この生成物は、白色であり、着色性の不純物を
含有しない。 o−フエニレンジアミンの二量体および重合体
に関するこの生成物の純度は、o−フエニレンジ
アミンの二量体である2,3−ジアミノフエナジ
ンの含有量によつて特徴づけられる。すなわち、
前記のようにして単離された2−ベンズイミダゾ
ール−カルバミン酸メチルは、今や2,3−ジア
ミノフエナジンを0.8〜0.9ppmしか含有していな
い。液は、2,3−ジアミノフエナジン1〜
4ppmしか含有せず、僅かに淡黄色に着色してい
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水およびプロトン酸の存在下にo−フエニレ
    ンジアミンおよびメチルシアノカーバメートから
    出発するカルベンダジム(Carbendazim) 【式】カルベンダ ジム の合成に際しての副生成物の割合を減少させる方
    法において、反応混合物に還元剤を添加すること
    を特徴とする上記方法。 2 還元剤をまずメチルシアノカーバメートと共
    に導入し、次いでo−フエニレンジアミンを添加
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 還元剤としてイオウが+5よりも低い酸化状
    態を有するイオウの化合物を使用する特許請求の
    範囲第1項または第2項記載の方法。 4 無機のイオウ化合物を使用する特許請求の範
    囲第3項記載の方法。 5 還元剤として硫化物、ポリサルフアイド、チ
    オ硫酸の塩または亜二チオン酸の塩を使用する特
    許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか一つに記
    載の方法。 6 使用されるo−フエニレンジアミンに関し
    て、還元剤を0.1〜10重量%の量で使用する特許
    請求の範囲第1項〜第5項のいずれか一つに記載
    の方法。 7 使用されるo−フエニレンジアミンに関し
    て、還元剤を0.5〜5重量%の量で使用する特許
    請求の範囲第1項〜第6項のいずれか一つに記載
    の方法。 8 還元剤を全反応混合物に関して0.01ないし
    1.0重量%の量で使用する特許請求の範囲第1項
    〜第6項のいずれか一つに記載の方法。 9 不活性ガスの雰囲気中で実施する特許請求の
    範囲第1項〜第8項のいずれか一つに記載の方
    法。
JP59127654A 1983-06-25 1984-06-22 カルベンダジムの製造の際の副生成物の割合を減少させる方法 Granted JPS6019770A (ja)

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DE19833323024 DE3323024A1 (de) 1983-06-25 1983-06-25 Verfahren zur verminderung von nebenproduktanteilen bei der herstellung von carbendazim
DE3323024.2 1983-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6019770A JPS6019770A (ja) 1985-01-31
JPH0456831B2 true JPH0456831B2 (ja) 1992-09-09

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JP59127654A Granted JPS6019770A (ja) 1983-06-25 1984-06-22 カルベンダジムの製造の際の副生成物の割合を減少させる方法

Country Status (14)

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US (1) US4550174A (ja)
EP (1) EP0129832B1 (ja)
JP (1) JPS6019770A (ja)
KR (1) KR910004176B1 (ja)
AT (1) ATE42283T1 (ja)
AU (1) AU562683B2 (ja)
CA (1) CA1221370A (ja)
DE (2) DE3323024A1 (ja)
DK (1) DK306384A (ja)
ES (1) ES533644A0 (ja)
GR (1) GR81635B (ja)
HU (1) HU194185B (ja)
IL (1) IL72215A (ja)
ZA (1) ZA844743B (ja)

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AU2981384A (en) 1985-01-31
EP0129832A1 (de) 1985-01-02
IL72215A (en) 1988-01-31
DK306384D0 (da) 1984-06-22
ATE42283T1 (de) 1989-05-15
AU562683B2 (en) 1987-06-18
JPS6019770A (ja) 1985-01-31
KR910004176B1 (ko) 1991-06-24
GR81635B (ja) 1984-12-11
KR850000411A (ko) 1985-02-27
US4550174A (en) 1985-10-29
HU194185B (en) 1988-01-28
DE3323024A1 (de) 1985-01-03
CA1221370A (en) 1987-05-05
EP0129832B1 (de) 1989-04-19
ZA844743B (en) 1985-02-27
ES8503338A1 (es) 1985-03-01
IL72215A0 (en) 1984-10-31
DE3477777D1 (en) 1989-05-24
HUT34734A (en) 1985-04-28
ES533644A0 (es) 1985-03-01
DK306384A (da) 1984-12-26

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