JPH0456565B2 - - Google Patents

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JPH0456565B2
JPH0456565B2 JP26667285A JP26667285A JPH0456565B2 JP H0456565 B2 JPH0456565 B2 JP H0456565B2 JP 26667285 A JP26667285 A JP 26667285A JP 26667285 A JP26667285 A JP 26667285A JP H0456565 B2 JPH0456565 B2 JP H0456565B2
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JP
Japan
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speed change
speed
manual
traveling
working device
Prior art date
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JP26667285A
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English (en)
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JPS62126904A (ja
Inventor
Hiroyoshi Fujiki
Masayuki Harada
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機体に対して昇降自在に連結した作業
装置を上昇させると、走行速度が自動的に減速さ
れるよう、変速装置と作業装置を昇降させる機構
とを連係してある走行機体の変速構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、冒記のように構成した変速構造として
は、例えば特開昭57−94205号公報に示されるよ
うに、乗用田植機の苗植付装置の上昇量に応じた
減速が行われるように変速装置と苗植付装置を昇
降させる機構とを連係したものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
乗用田植機を例に挙げると、作業時において枕
地に達した機体を旋回させる場合には、通常、苗
植付装置は上昇させてステアリング操作を行う。
この旋回時には泥中でステアリング車輪が泥土を
掻くため泥土からの抵抗が直進走行時より大きく
なる。そこで自動減速することによつてエンジン
ストツプの防止が行えるのであるが、比較的深い
枕地では、所定の自動減速度より、更に減速され
た速度を必要とする場合もある。
従つて、前記引例の構成の田植機を比較的深い
枕地で旋回させる場合には、連係の調節で所定の
自動減速速度より減速された速度を得ることにな
るため、一度、このように調節を行つてしまう
と、苗植付装置の上昇時には浅い枕地でも、この
減速速度に設定され、作業能率を低下させること
になり改善の余地がある。又、苗植付装置の昇降
に連動して走行速度を変更するものであるから、
苗植付装置を下降させた状態では走行速度が一定
であり、圃場の硬軟等に応じて任意の走行速毒が
得られない不都合がある。
本発明の目的は、合理的な改造によつてできる
だけ能率高く作業が行える変速構造を構造簡単に
構成する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の特徴は、走行機体に対して作業装置を
昇降自在に連結してあるとともに、走行機体の変
速装置を人為的に変速操作する人為変速手段と、
作業装置の上昇に伴つて走行速度が自動的に減速
されるように作業装置の昇降機構を前記変速装置
に連係させた自動減速手段とを備え、さらに、下
記〔イ〕〜〔ニ〕に記載の構成を備えている。
〔イ〕 前記自動減速手段は、前記作業装置の通常
の作業位置よりも高い一定高さ位置以上の上昇
移動を検出する検出手段と、その一定高さ位置
以上での作業装置の上昇動作の検出に伴つて前
記変速装置を減速操作する操作手段とを備えて
いる。
〔ロ〕 前記人為変速手段は、人為操作具を備え、
この人為操作具が、その変速操作に基づいて走
行速度が増減速されるように前記変速装置と連
係されている。
〔ハ〕 前記自動減速手段と人為変速手段とは、作
業装置の前記一定高さ位置未満での人為変速手
段の自動な増減速操作を許し、かつ、作業装置
の一定高さ位置以上の上昇状態で人為変速手段
による減速速への作動を許容する融通手段を有
して連係されている。
〔ニ〕 前記自動減速手段の検出手段は、前記作業
装置の一定以上の上昇に伴つて互いに当接す
る、人為変速手段の接当片と、昇降機構の接当
片とによつて構成されている。
〔作用〕
上記特徴を例えば第1図に示すように構成する
と、例えば一方の枕地のみが深い圃場での作業を
想定した場合には、深い側の枕地に機体Bが達し
苗植付装置Dを上昇させ、自動減速状態に設定さ
れると略同時に、操作具の一例としての変速レバ
ー10を減速操作することで、エンジン1に負荷
を掛けずに旋回が行え、この減速状態での機体旋
回の終了後、苗植付装置Dを下降させても、この
減速状態が維持されるため、機体Bの走行速度の
低いことに作業者が気付き、前記変速レバー10
を必然的に復元操作することになる。
そして、機体Bが浅い側の枕地に達した場合に
は、苗植付装置Dを上昇させるだけで、所定の自
動減速速度が得られ、前記引例の構成に比較し
て、所定の自動減速速度への復元操作を忘れるこ
とが少なくなるのである。
又、苗植付装置Dを下降させている状態におい
て、変速レバー10を減速側又は増速側に操作す
ると、その操作量に応じた任意の走行速度が得ら
れる。
〔発明の効果〕
従つて、自動減速状態に優先して減速操作を行
える人為変速手段を設けるという比較的簡単な構
成によつて、自動減速速度から更に減速できるよ
うに構成したにも拘わらず、所定の自動減速状態
への復元操作をし忘れることがなく、能率高く作
業が行える変速構造が得られた。
又、作業装置を下降させている状態において、
任意の走行速度が得られることから、圃場の硬軟
等に応じて任意の走行速度が得られ能率の高い作
業が行える。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第4図に示すように、エンジン1からの動力
を、ベルト式の無段変速装置Aを介して走行用の
伝動ケース2に伝え、該伝動ケース2からの出力
で前後車輪3,4を駆動するよう伝動系を形成し
て走行機体Bを構成し、又、該走行機体Bの中央
部に搭乗運転部Cを形成し、かつ、該走行機体B
の後端に油圧シリンダ5によつて昇降操作される
リンク機構6を介して作業装置の一例としての苗
植付装置Dを連結して、乗用田植機を構成する。
第4図に示すように前記搭乗運転部Cには、前
記前車輪3を操作するステアリングハンドル7、
前記伝動ケース2に連係する主変速レバー8、及
び座席9が設けられ、この座席9の側部に前記無
段変速装置Aを操作する操作具の一例として変速
レバー10が設けられている。
第1図及び第2図に示すように前記無段変速装
置Aはエンジン1の出力軸1aに設けられた割プ
ーリ11、伝動ケース2の入力軸2aに設けられ
たベルト巻回半径固定のプーリー12、これらに
巻回するベルト13、変速用のテンシヨンプーリ
14で成り、割プーリ11には、ベルト巻回半径
が大きくなる方向に付勢するバネ15が設けら
れ、又、テンシヨンプーリ14は前記入力軸2a
に支承した揺動式のテンシヨンアーム16の揺動
端に支承されている。
第1図に示すように、変速レバー10は機体フ
レーム17に対して左右向き軸芯Pで揺動自在に
支承された揺動ブラケツト18に基端部が連結固
定されると共に、ガイド部材19を介して座席9
の側部まで延設され、前記軸芯P周りに揺動操作
できるよう、かつ、ガイド部材19によつて操作
位置を固定できるように構成されている。
又、揺動ブラケツト18の下方に位置し、か
つ、機体フレーム17に対して左右向き軸芯Qで
揺動自在に、中間操作部材の一例として接当ブラ
ケツト20を支承し、該接当ブラケツト20に融
通として形成した長孔20hと、前記揺動ブラケ
ツト18の一端との間に亘つて連結ロツド21が
設けられ、該接当ブラケツト20と前記テンシヨ
ンアーム16とが操作ロツド22を介して連結さ
れることで、変速レバー10を第1図に示すH方
向に操作すると機体の走行速度が増し、又、L方
向に操作すると機体の走行速度が減じられるよう
になつている。
又、揺動ブラケツト18には割プーリ11に設
けたバネ15の付勢力に起因する操作荷重を軽減
する方向に向けてバランスバネ23を作用させて
ある。
第3図に示すように、変速レバー10の先端に
プツシユボタン24が設けられると共に、該変速
レバー10に設けた係合ピン25とプツシユボタ
ン24とが、変速レバーに沿う移動操作ができる
よう連係され、プツシユボタン24の押し操作で
係合ピン25とガイド部材19に形成した係合溝
19a……との係合が解除され、又、プツシユボ
タン24を自由状態にすることで、変速レバー1
0に設けたバネ26の付勢力で、係合ピン25と
係合溝19a……との係合が行われるようになつ
ている。
又、第1図に示すようにガイド部材19の係合
溝側には、前記プツシユボタン24を押し操作し
た状態の変速レバー10がガイド部材19の操作
域から外れないよう、外れ止め用の突部材19
a,19bを形成してある。
同図に示すように、前記接当ブラケツト20に
はアーム部20aが形成され、苗植付装置Dを上
昇させた場合に、前記リンク機構6に設けた接当
片6aの接当押圧によつて該接当ブラケツト20
を揺動操作し走行速度を自動減速するように自動
減速系が構成され、接当ブラケツト20、接当片
6aを自動減速手段Eと称する。
そして、苗植付装置Dを上昇させて自動減速状
態に設定された後、苗植付装置Dを作業レベルま
で下降させると、変速レバー10の設定速度まで
走行速度が復元し、又、自動減速状態で変速レバ
ーを減速方向に操作すると、接当ブラケツト20
がリンク機構6に設けた接当片6aと離間する方
向に揺動して走行速度が更に減速されることにな
り、接当ブラケツト20、変速レバー10を人為
変速手段と称する。
因に、接当ブラケツト20に形成した長孔20
hは自動減速を許容する寸法に形成され、前述の
ように、自動減速状態から更に減速される場合に
は、前記長孔20hによつて許容されたストロー
ク分だけ変速レバー10を操作した後、減速され
ることになる。
〔別実施例〕
本発明は上記実施例以外に例えば、変速装置が
トルクコンバータ等の流体自動変速装置であつて
も良く、又、中間操作部材がスライド操作される
よう構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る操作機体の変速構造の実施
例を示し、第1図は変速操作構造を示す側面図、
第2図は無段変速装置の一部切欠き平面図、第3
図は変速レバーの係止構造を示す縦断面図、第4
図は乗用田植機の全体側面図である。 6……作業装置を昇降させる機構、10……操
作具、A……変速装置、B……機体、E……自動
減速手段、F……人為変速手段、D……作業装
置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 走行機体Bに対して作業装置Dを昇降自在に
    連結してあるとともに、走行機体Bの変速装置A
    を人為的に変速操作する人為変速手段Fと、作業
    装置Dの上昇に伴つて走行速度が自動的に減速さ
    れるように作業装置Dの昇降機構6を前記変速装
    置Aに連係させた自動減速手段Eとを備え、さら
    に、下記〔イ〕〜〔ニ〕に記載の構成を備えてな
    る走行機体の変速構造。 〔イ〕 前記自動減速手段Eは、前記作業装置Dの
    通常の作業位置よりも高い一定高さ位置以上の
    上昇移動を検出する検出手段と、その一定高さ
    位置以上での作業装置Dの上昇動作の検出に伴
    つて前記変速装置Aを減速操作する操作手段と
    を備えている。 〔ロ〕 前記人為変速手段Fは、人為操作具10を
    備え、この人為操作具10が、その変速操作に
    基づいて走行速度が増減速されるように前記変
    速装置Aと連係されている。 〔ハ〕 前記自動減速手段Eと人為変速手段Fと
    は、作業装置Dの前記一定高さ位置未満での人
    為変速手段Fの自由な増減速操作を許し、か
    つ、作業装置Dの一定高さ位置以上の上昇状態
    で人為変速手段Fによる減速側への作動を許容
    する融通手段を有して連係されている。 〔ニ〕 前記自動減速手段Eの検出手段は、前記作
    業装置Dの一定以上の上昇に伴つて互いに当接
    する、人為変速手段Fの接当片20aと、昇降
    機構6の接当片6aとによつて構成されてい
    る。
JP26667285A 1985-11-27 1985-11-27 走行機体の変速構造 Granted JPS62126904A (ja)

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JPS62126904A JPS62126904A (ja) 1987-06-09
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JP2574945B2 (ja) * 1990-12-26 1997-01-22 株式会社クボタ 水田作業車の走行制御装置

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