JP2712513B2 - 農作業機の操作装置 - Google Patents

農作業機の操作装置

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JP2712513B2 JP7352189A JP7352189A JP2712513B2 JP 2712513 B2 JP2712513 B2 JP 2712513B2 JP 7352189 A JP7352189 A JP 7352189A JP 7352189 A JP7352189 A JP 7352189A JP 2712513 B2 JP2712513 B2 JP 2712513B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、苗植装置等の農作業装置を駆動する動力
を機械的な操作により入り切り操作するクラッチと、農
作業装置を昇降する油圧機構の油流を切換え操作する昇
降制御弁とを備えた農作業機の操作装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、特開昭63−214107号公報に示されるように、農
作業装置を駆動する動力を機械的な操作により入り切り
操作するクラッチと、農作業装置を昇降する油圧機構の
油流を切換え操作する昇降制御弁とを備えた農作業機に
おいて、前記クラッチの入り切り操作を、操作レバーの
操作がワイヤーを介して伝達されて操作される構成とす
るとともに、該操作レバーの操作により前記昇降制御弁
も切換え操作される構成とした農作業機の操作装置があ
った。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、農作業機を用いて圃場内で農作業を進める
場合、農作業装置を駆動しながら直進走行し、畦際に至
るとUターンし、往復作業走行を繰り返して農作業を進
めていくことが多い。この場合、畦際での旋回時におい
ては、農作業装置の駆動を切るとともに農作業装置を上
昇させて、ハンドルを大きく切って旋回を行なうことに
なるので、旋回時に行なうべき操作が多く操作が容易で
ない。
そこで、上記の従来のものは、旋回時において、操作
レバーでクラッチを切りに操作すると、それに連動して
昇降制御弁が農作業装置を上昇させるよう切換え操作さ
れるようにすることができるので、操作性を向上させる
ことができる。しかし、この従来装置のクラッチは機械
的な操作により入り切り操作する構成で、そのクラッチ
の入り切り操作は操作レバーの操作で行なうようになっ
ているため、操作レバーの操作荷重が比較的重いものと
なり、作業が進み旋回が多く繰り返されていくと疲れて
くるとの問題があった。
なお、農用トラクタにおいて、農作業装置の駆動を入
り切りするクラッチを油圧式クラッチに構成して、その
油圧式のクラッチの入り切りを電磁バルブで切り換える
ようにして、クラッチ操作の操作荷重が軽いものがあ
る。しかし、このものは、クラッチを油圧式にするた
め、クラッチの大型化やコストアップの問題がある。
そこで、本件発明は、クラッチの大型化やコストアッ
プを抑制しつつ、旋回時に行なう農作業装置の駆動の入
り切り操作、及び農作業装置の上昇操作を容易且つ軽快
に行なえるようにして旋回時の操作性を向上させること
課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記課題を解決するために、農作業装置
3を駆動する動力を機械的な操作により入り切り操作す
るクラッチ5と、農作業装置3を昇降する油圧機構の油
流を切換え操作する昇降制御弁1とを備えた農作業機に
おいて、前記クラッチ5の入り切り操作をモータ8によ
り駆動する構成とし、且つ該モータ8の作動を操作レバ
ー7の操作により作動する構成とするとともに、該操作
レバー7の操作により前記昇降制御弁1も切換え操作さ
れる構成とし、操作レバー7を、農作業装置3を上昇さ
せる位置に操作すると、前記モータ8が駆動して前記ク
ラッチ5が切りに操作されるとともに、前記昇降制御弁
1が農作業装置3を上昇させるよう切換え操作される構
成としたことを特徴とする農作業機の操作装置とした。
〔作用〕
この発明の農作業機の操作装置は、作業走行するとき
は、農作業装置3を下降状態とし且つ農作業装置3の駆
動を入り状態として、作業走行を行なう。旋回するとき
は、操作レバー7を、農作業装置3を上昇させる位置に
操作すると、モータ8が駆動してクラッチ5が切りに操
作されるとともに、昇降制御弁1が農作業装置3を上昇
させるよう切換え操作される。
〔発明の効果〕
よって、この発明は、前記のような構成としたので、
クラッチの大型化やコストアップを抑制しつつ、旋回時
に行なう農作業装置の駆動の入り切り操作、及び農作業
装置の上昇操作を容易且つ軽快に行なえるようにして旋
回時の操作性を向上させることができる。
〔実施例〕
図に示したこの発明の一実施例を以下に説明する。
操作レバー7は、レバー軸9回りに前後回動自在に設
け、車体2の操縦席10の側部に設ける。11はこの操作レ
バー7に抵抗を与えるブレーキライニングで、操作レバ
ー7を回動案内する案内溝部に沿って設ける。該レバー
軸9の回りに回動自在のスイッチアーム12を設け、この
スイッチアーム12には、モータ8の正転スイッチ13及び
逆転スイッチ14を設け、該操作レバー7を前側(イ)へ
所定角以上回動すると正転スイッチ13がONし、これとは
反対方向の後側(ロ)へ所定角以上回動すると逆転スイ
ッチ14がONする関係に設けている。
モータ8は正逆転モータで、このモータ軸15には連動
アーム16が固定されて、該スイッチアーム12との間をロ
ッド17で連結し、センサフロート4及び苗植クラッチ5
を操作する連動アーム18との間をワイヤー19で連結し、
変速装置6の変速アーム20との間をロッド21で連結し
て、操作レバー7によるスイッチアーム12、ロッド17、
及び連動アーム16による駆動力と、該モータ8による駆
動力とによって、これら連動アーム18及び変速アーム20
を操作することができる。即ち、この構成は、操作レバ
ー7を強く操作することで、強制的に、連動アーム18及
び変速アーム20を操作するよう作用させることもできる
のであり、また、当然ながら、操作レバー7を軽く操作
して、前記正転スイッチ13或は逆転スイッチ14をONに切
り換え操作するだけで、モータ8による駆動力で、連動
アーム18及び変速アーム20を操作するようにもできるの
である。
センサフロート4は、苗植装置3の機体22に対して、
後部の植付装置23による植付位置近傍に位置する支軸24
を回動軸として、上下回動自在に設けられ、土壌面を接
地滑走しながら均平する。このセンサフロート4の前部
はワイヤー25で連動アーム18に連結し、機体22に設ける
昇降制御弁1を中立位置Nから上昇位置T又は下降位置
Dへ切換える関係に連動する。この昇降制御弁1は、油
圧ポンプ26と、車体2に対して苗植装置3を昇降する昇
降シリンダー27との間の油圧回路28に設けられている。
センサーフロート4が所定領域以上に上動することによ
り、昇降シリンダー27を伸長させて、車体2に対して苗
植装置3を上昇し、又、逆にセンサフロート4が所定領
域以下に下動することにより、昇降シリンダー27が短縮
して、苗植装置3を下降するように制御連動する。連動
アーム18によってワイヤー25を引くと、昇降制御弁1を
上昇位置Tへ切換えるように連動する。
苗植クラッチ5は、苗タンク29及び植付装置23を伝動
する機体22内に設けられ、クラッチカム30を係止ピン31
の出没によって係止するこによって苗植クラッチ5を切
り位置OFFとすることができ、係止ピン31の離脱によっ
て入り位置ONにすることができ、苗植装置3の駆動を入
り切りすることができる。この係止ピン31は、前記連動
アーム18の回動によってカム作動で上下回動されるアー
ム32に設けられ、連動アーム18のカム33にこのアーム32
のローラ34が常時摺動するように設けられている。
変速アーム20のテンションプーリ35は、エンジン36側
の駆動プーリ37とミッションケース38側の従動プーリ39
との間に張設するベルト40を張圧する。これにより、割
プーリとした従動プーリ39のベルト巻回径を変更して、
変速装置6を低速位置Lから高速位置Hまで変速する。
これら、操作レバー7の操作角度と昇降制御弁1の切
換、苗植クラッチ5の入り切り、及び変速装置6での変
速との関係は、後端位置から前端位置へ適宜角度で、上
昇位置T→中立位置N→下降位置D及び切り位置OFF→
入り位置ON及び低速位置L→高速位置Hとしている。
なお、車体2の前部には、操向ハンドル41によってパ
ワーステアリングシリンダー42を介して前車輪43を操向
操作するように構成している。44は、ステアリング軸、
45は該ステアリング軸44のアームと前車輪43の車輪46の
軸ケースに取付けたアーム47との間を連結する伸縮自在
のバルブシリンダーで、内部にパワーステアリングシリ
ンダー42の油圧回路48を切換えるステアリングバルブ49
を設け、ステアリング軸44が一定角度以上に操向回動さ
れることによってパワーステアリングシリンダー42を油
圧により伸縮作動するように構成し、直進走行性を良く
している。50はバルブシリンダー45とピストン51との間
の平衡ばねである。52は前車軸ハウジング、53はタイロ
ッドである。また、パワーステアリングシリンダー42
は、バルブシリンダー45側のアーム47とは反対側のアー
ム47と車体2との間に亘って連結している。54はアキュ
ムレータである。
前車輪43及び後車輪55を伝動駆動して四輪駆動形態と
している。56は苗植装置3を取付けて昇降シリンダー27
によって昇降自在にして連結する昇降リンクである。57
は施肥タンクで、苗タンク29の前側において昇降リンク
56によって一体的に昇降するように設け、苗植装置3の
機体22の下側に設けるフロート4によって均平される位
置に施肥する。
前記ワイヤー19には、連動解除レバー58を設け、この
連動解除レバー58でアウターワイヤー59のストッパー60
を押して解除位置(ハ)にすることにより、ワイヤー19
を引っ張り、苗植クラッチ5を切りとし、昇降制御弁1
を上昇位置Tとして、連動アーム16から連動アーム18へ
の連動機能を解除することとなる。また、この連動解除
レバー58を連動位置(ニ)にすることによって、これら
連動アーム16,18間の連動が行われる状態となる。
車体2の前端部上には、この車体2の振れを検出する
角速度センサー61を設け、この角速度センサー61による
車体2の振れ角度が小さい領域であるときは、ブザーを
鳴らし、大きい領域になるとソレノイド62を作動して、
エンジン36から伝動装置へ伝動する主クラッチを切るよ
うに連動構成する。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は一部の
操作連動機構図、第2図はその一部の正面図、第3図は
一部の作用図、第4図は側面図、第5図は一部の平面
図、第6図は油圧回路図である。 図中の符号の一部について以下に示す。 1:昇降制御弁 3:農作業装置 5:クラッチ 7:操作レバー 8:モータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】農作業装置3を駆動する動力を機械的な操
    作により入り切り操作するクラッチ5と、農作業装置3
    を昇降する油圧機構の油流を切換え操作する昇降制御弁
    1とを備えた農作業機において、前記クラッチ5の入り
    切り操作をモータ8により駆動する構成とし、且つ該モ
    ータ8の作動を操作レバー7の操作により作動する構成
    とするとともに、該操作レバー7の操作により前記昇降
    制御弁1も切換え操作される構成とし、操作レバー7
    を、農作業装置3を上昇させる位置に操作すると、前記
    モータ8が駆動して前記クラッチ5が切りに操作される
    とともに、前記昇降制御弁1が農作業装置3を上昇させ
    るよう切換え操作される構成としたことを特徴とする農
    作業機の操作装置。
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