JPH0456413B2 - - Google Patents

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JPH0456413B2
JPH0456413B2 JP60264209A JP26420985A JPH0456413B2 JP H0456413 B2 JPH0456413 B2 JP H0456413B2 JP 60264209 A JP60264209 A JP 60264209A JP 26420985 A JP26420985 A JP 26420985A JP H0456413 B2 JPH0456413 B2 JP H0456413B2
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JP
Japan
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armature
piece
contact spring
gate
base
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60264209A
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English (en)
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JPS62123622A (ja
Inventor
Kazuhiro Nobutoki
Kenji Ono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP26420985A priority Critical patent/JPS62123622A/ja
Publication of JPS62123622A publication Critical patent/JPS62123622A/ja
Publication of JPH0456413B2 publication Critical patent/JPH0456413B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
本発明は、接極子と接点ばね片を樹脂モールド
して有極リレーに用いられる接極子ブロツクを製
造する技術に関する。
【背景技術】
従来にあたつては、第6図に示すように、成形
金型D内に開孔部分のない平板状の接極子51を
配置し、その両側に接点ばね片52を配置し、接
極子51の略中央に対面させたゲートGから成形
材料Pを注入し、ばね支持体53を成形すると同
時に接極子51と接点ばね片52とを一体成形し
ていた。ところが、このような従来の成形方法で
あると、ゲートGから注入された成形材料Pの流
れは第6図に矢印で示したようになり、接極子5
1のゲートG側の表面に沿つて接点ばね片52へ
流れ、接点ばね片52を通過し、接極子51のゲ
ートGと逆面を流れる。従つて、成形材料Pは接
点ばね片52を一方方向に通過するために、成形
材料Pの注入圧が接点ばね片52の片面に加わ
り、成形時に接点ばね片52に変形が発生すると
いう問題があつた。また、ばね支持体53は接極
子51を取り巻いてその表面に圧接しているだけ
であるので、リレーに組み込んで使用しているう
ちに接極子51とばね支持体53との間に位置の
ずれが発生する恐れがあつた。
【発明の目的】
本発明は叙上のような技術的背景に鑑みて為さ
たものであり、その目的とするところは成形時に
発生する接点ばね片の変形を防止すると共に接極
子とばね支持体との結合を強固にすることにあ
る。
【発明の開示】
本発明リレーの接極子ブロツクの製造方法は、
接極子51とその両側に配置された接点ばね片5
2とを樹脂製のばね支持体53により一体成形さ
れた接極子ブロツク5の製造方法であつて、接極
子51の中央部に透孔Hを開口しておき、この接
極子51の両側に夫々接点ばね片52を配置し、
接極子51の透孔Hの位置に対面させてゲートG
を設定し、このゲートGからばね支持体53とな
る成形材料Pを注入して接極子ブロツク5を成形
することを特徴とするものである。しかして、ゲ
ートGから成形材料Pを注入すると、成形材料P
は接極子51のゲートG側の表面に沿つて接点ば
ね片52の方へ流れると同時に接極子51の透孔
Hを通過して接極子51のゲートGと逆面に沿つ
て接点ばね片52の方へ流れ、成形材料Pは接点
ばね片52に両面から到達し、従つて接点ばね片
52には両面から成形材料Pの注入圧が均等に加
わり、従来のように不均一な成形圧により変形を
発生することを防止できるのである。また、成形
材料Pが接極子51の透孔Hに注入されてばね支
持体53が接極子51の透孔H内に食い込むの
で、接極子51とばね支持体53との結合強度が
増大するものである。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第4図に示すようにケーシング1は上方に開
放された箱状のベース11と、下方に開放された
箱状であつてベース11の上方からベース11の
側壁の外側を覆う形で被嵌されるカバー12とか
ら構成される。 ベース11は略直方体に形成された合成樹脂の
ような絶縁性材料の成型品であり、巾方向の両側
壁にはその長手方向の中央部において上方および
内側面が開放された凹所13がそれぞれ形成され
る。各凹所13の底面にはそれぞれ接触片21が
臨み、接触片21はベース11の巾方向の側壁の
外側に露出して下方に突出する共通端子片22と
一体に導電板で形成されている。ベース11の内
側の四隅には上下に走り上端がベース11の上面
よりも下方に位置するリブ14がそれぞれ形成さ
れる。リブ14の上面には上面に固定接点23を
有した固定接点板24が重複し、固定接点板24
はベース11の巾方向の側壁の外側に露出して下
方に突出する固定端子片25と一体に導電板で形
成されている。ベース11の長手方向の両側壁に
はそれぞれ巾方向の中央部において上方および側
壁の表裏に開放された切欠部15が形成されてお
り、各切欠部15の底面からはそれぞれ一対のコ
イル端子結合片26が上方に向かつて突設され
る。コイル端子結合片26はベース11の巾方向
の両側壁の外側に露出して下に突出するコイル端
子片27と一体に導電板で形成されている。この
ように、接触片21と共通端子片22、固定接点
板24と固定端子片25、およびコイル端子結合
片26とコイル端子片27は、それぞれ導電板で
一体に形成され、ベース11と各導電板とはイン
サート成形によつて一体化されている。導電板は
ベース11の側壁内で引き回され、ベース11の
側壁内の略全長に亘つて導電板が内装されるよう
にしている。したがつて、ベース11の側壁は導
電板によつて補強されることになり、ベース11
が箱形であることと相まつて強度が大きくなつて
いる。 カバー12はベース11と同様に略直方体に形
成された合成樹脂のような絶縁性材料の成形品で
あつて、上壁の内周面から下方に向かつて4枚の
仕切片16が突設されている。仕切片16はカバ
ー12の長手方向に沿つて形成されている。 ベース11とカバー12とにより形成されたケ
ーシング1内にはコイルブロツク3と、磁石片4
と、接極子ブロツク5とが配設されている。 コイルブロツク3は第5図に示すように、上方
に開放された略コ字形の鉄芯31の横片にコイル
32が巻装されるとともに、鉄芯31の脚片がそ
れぞれ絶縁性材料で形成された鍔33が覆われ鍔
33の周面の一所から脚片の先端部が露出した形
状に形成されている。コイル32に接続されたコ
イル端子34は各鍔33に対応してそれぞれれ一
対設けられ、鍔33の上端よりも上方に突出する
とともに上記コイル端子結合片26に当接するよ
うに折曲されている。コイルブロツク3がベース
11内に収納された状態でコイル端子34とコイ
ル端子結合片26とは溶接結合、あるいは半田結
合などの方法で電気的および機械的に結合され
る。ここで、コイル端子34およびコイル端子結
合片26はそれぞれ鉄芯31の脚片の上端よりも
上方に突出しており、またコイル端子結合片26
が切欠部15内に突設されているから、コイル端
子結合片26とコイル端子34とがベース11か
ら露出するものであり、両者の溶接結合あるいは
半田結合などの作業が容易となるものである。鉄
芯31の脚片の露出部分の間には上記磁石片4が
磁極を当接させる形で介装されている。 磁石片4は板状であつて、上面中央部にベース
11の巾方向に走る断面略半円形の凹溝41が形
成されている。磁石片4の上面はベース11の長
手方向における中央部でもつとも厚みが大きく端
部に向かつて次第に厚みが小さくなるように傾斜
した傾斜面42となつている。また、ベース11
の長手方向における磁石片4の両端部はそれぞれ
同極に着磁され、中央部が異なる磁極に着磁され
ている。すなわち、両端部がN極であれば、中央
部はS極となるように着磁されているのである。
そして、その両端部の磁極がコイルブロツク3の
鉄芯31の各脚片の内側面に当接した形で両脚片
間に介装されるのである。 接極子ブロツク5は略矩形の平板状に形成され
た磁性体製の接極子51と、接極子51の巾方向
の両側において接極子51と略同一平面に配設さ
れた接点ばね片52と、接極子51および接点ば
ね片52とともに一体に成形された合成樹脂のよ
うな絶縁性材料の成形品であるばね支持体53と
から構成されている。接極子51の下面には第3
図に示すように、接極子51の巾方向に走る断面
略半円形の突条54が形成されている。接点ばね
片52は細長い導電性の板ばねであつて、長手方
向の中央部には巾方向に向かつて先端部が略T字
形に形成された支持片55が一体に突設されてい
る。また、長手方向の両端部にはそれぞれ先端開
口するスリツト56が形成され、接点ばね片52
の先端部が撓みやすくなつている。ばね支持体5
3には接極子51の巾方向における両端縁に開口
する切欠57が形成されている。この切欠57の
奥端から支持体55が突設され、支持体55の先
端部が接極子51の巾方向においてばね支持体5
3よりも外方に突出している。すなわち、接点ば
ね片52は長手方向の中央部においてばね支持体
53によつて固定され、また支持片55がばね支
持体53から突設されているものであるから、接
点ばね片52の長手方向の両端部および支持片5
5はそれぞれ独立してばね力を作用させることに
なる。 この接極子ブロツク5は、次のような方法で同
時一体成形されるものである。第2図に示すよう
に、接極子51の中央部には長孔状の透孔Hが穿
孔されており、接極子51はゲートGが透孔Hに
対面するように成形金型D内に配置され、接極子
51の両側の所定位置には夫々接点ばね片52が
配置される。また、成形金型DのキヤビテイC内
におけるゲートGの位置は、接極子ブロツク5の
裏面の突条54の中心に設定されている。しかし
て、ゲートGから成形材料Pを注入すると、第1
図に示すように、注入された成形材料Pは接極子
51のゲートG側の面(即ち、突条54の部分)
を流れて裏側から接点ばね片52に達し、同時に
ゲートGから注入された成形材料Pは透孔H内へ
注入され、透孔Hを通過して接極子51のゲート
Gと逆面(表面)を通つて接点ばね片52に達
し、接点ばね片52には表裏両面から成形材料P
が充填され、接点ばね片52には表裏から均一に
圧力が加わり変形を生じさせることを防止できる
のである。 この接極子ブロツク5は接極子51の下面に設
けた突条54を磁石片4の凹溝41に収めるとと
もに、支持体55をベース11の側壁に設けた凹
所13に嵌合させることによつてベース11内の
定位置に配設されるものであつて、接極子ブロツ
ク5は支持片55を軸として揺動自在となるので
ある。このように、接点ばね片52に一体に形成
された支持片55が接極子ブロツク5の支持を行
なうものであるから、接点ばね片52が導電部と
支持部とを兼ねることになり、構成部品の削減に
つながるものである。また、平板状の支持片55
を接極子ブロツク5の回動軸とした構成により、
接極子ブロツク5が揺動することによつて支持片
55にねじれが生じ、このねじれに対するばね力
が接極子ブロツク5に作用するから、接極子51
のねじれに起因するばね力で接極子51に作用す
る吸引力が調節できる。 以上のようにして、ベース11内にコイルブロ
ツク3と磁石片4と接極子ブロツク5とが収納さ
れた状態でベース11にはカバー12が被嵌され
る。カバー12の内周面に突設された4枚の仕切
片16は、ベース11にカバー12を被嵌した状
態でそれぞれ接極子51と接点ばね片52との間
の隙間に挿入され、接極子51と接点ばね片52
との間に絶縁性の仕切片16が介在することによ
り両者間の絶縁距離が大きく取れるようにしてい
る。 以上の構成により、コイル32に通電すれば、
磁化の向きに応じて接極子51の長手方向の一端
部が鉄芯31の一方の脚片に吸引されて接極子ブ
ロツク5が揺動し、鉄芯31→接極子51→磁石
片4→鉄芯31の閉磁路が形成され、接点ばね片
52の長手方向の一方の端部が対応する固定接点
23に接触するのである。この状態でコイル32
への通電を停止すると、磁石片4の磁力により上
記閉磁路がそのまま維持され、接極子51が鉄芯
31の一方に接触した状態が保たれるのである。
また、コイル32への通電方向を逆向きにすれ
ば、接極子51は鉄芯31の他方の脚片に吸引さ
れ、接点ばね片52の長手方向の他方の端部が対
応する固定接点23に接触する。この状態におい
ても通電を停止した後、そのままの状態が維持さ
れるものであり、いわゆる双安定動作を行なうこ
とができるのである。
【発明の効果】
本発明は、叙述のごとく接極子の中央部に透孔
を開口しておき、この接極子の両側に夫々接点ば
ね片を配置し、接極子の透孔の位置に対面させて
ゲートを設定し、このゲートからばね支持体とな
る成形材料を注入して接極子ブロツクを成形して
いるから、ゲートから成形材料を注入すると、成
形材料は接極子のゲート側の表面に沿つて接点ば
ね片の方へ流れると同時に接極子の透孔を通過し
て接極子のゲートと逆面に沿つても接点ばね片の
方へ流れ、つまり、接極子の透孔の位置に対面さ
せて成形金型のゲートが設定されていることか
ら、注入される成形材料の一部は透孔を介して接
極子の裏面側に回り込むと共にその他は接極子の
上面側に沿つて流れることとなり、接点ばね片に
両面から到達し、従つて接点ばね片には両面から
成形材料の注入圧が均等に加わり、従来のように
不均一な成形圧により変形を発生することを防止
でき、また、接極子に設けられる透孔はゲートの
位置と対面した部分にのみ設けられていることか
ら注入される成形材料の一部を通過させることが
できながら成形材料との接触面積を小さくするよ
うなことがなく、成形材料と接極子との接触面積
をできるだけ大きくし、この点においても結合強
度を向上させることができるという利点がある。
また、成形材料が接極子の透孔に注入されてばね
支持体が接極子の透孔内に食い込むので、接極子
とばね支持体との結合強度が増大する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2
図は同上の成形金型内における接極子及び接点ば
ね片の配置を示す斜視図、第3図は同上の接極子
ブロツクの裏面側からの斜視図、第4図は同上の
接極子ブロツクを使用したリレーの分解斜視図、
第5図は同上の断面図、第6図は従来例の断面図
であり、5は接極子ブロツク、51は接極子、5
2は接点ばね片、53はばね支持体、Gはゲー
ト、Hは透孔、Pは成形材料である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 接極子とその両側に配置された接点ばね片と
    を樹脂製のばね支持体により一体成形された接極
    子ブロツクの製造方法であつて、接極子の中央部
    に透孔を開口しておき、この接極子の両側に夫々
    接点ばね片を配置し、接極子の透孔の位置に対面
    させてゲートを設定し、このゲートからばね支持
    体となる成形材料を注入して接極子ブロツクを成
    形することを特徴とするリレーの接極子ブロツク
    の製造方法。
JP26420985A 1985-11-25 1985-11-25 リレーの接極子ブロックの製造方法 Granted JPS62123622A (ja)

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JPS62123622A JPS62123622A (ja) 1987-06-04
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JP2900861B2 (ja) * 1995-10-05 1999-06-02 オムロン株式会社 可動片ブロック

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589313A (ja) * 1981-07-08 1983-01-19 Omron Tateisi Electronics Co 複数の磁性体個片を含む一体化部品の製造方法

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JPS589313A (ja) * 1981-07-08 1983-01-19 Omron Tateisi Electronics Co 複数の磁性体個片を含む一体化部品の製造方法

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