JPH0456328A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0456328A
JPH0456328A JP16794090A JP16794090A JPH0456328A JP H0456328 A JPH0456328 A JP H0456328A JP 16794090 A JP16794090 A JP 16794090A JP 16794090 A JP16794090 A JP 16794090A JP H0456328 A JPH0456328 A JP H0456328A
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JP
Japan
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semiconductor
layer
forming
region
base layer
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JP16794090A
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Yoji Nagase
洋二 長瀬
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 バイポーラトランジスタおよびヘテロバイポーラトラン
ジスタの製造方法に関し。
真性ベース領域と外部ベース領域との接続を確実に行う
ことのできる5薄いベース層の形成方法を提供すること
を目的とし。
第1の発明は、yIいベース層を持つ高速バイポーラト
ランジスタの製造方法において、−導電型の単結晶半導
体基板上にコレクタ領域を形成する工程と1表面に反対
導電型の第1の多結晶半導体層および第1の絶縁膜を順
次堆積する工程と、該第1の多結晶半導体層および第1
の絶縁膜から成る積層体中に、真性トランジスタ領域用
芯を開口する工程と、該真性トランジスタ領域用窓の内
面を含めて表面に、第2の多結晶半導体層および第2の
絶縁膜を順次堆積する工程と、異方性エツチングによっ
て、前記真性トランジスタ領域用窓の側壁にサイドウオ
ールを形成する工程と、該サイドウオールに囲まれた部
分にレジストを充填する工程と、露出している第2の多
結晶半導体を絶縁物化して、第1の一絶縁膜と第2の絶
縁膜とを接続する工程と、前記レジストを除去する工程
と、真性トランジスタ領域用窓の底面に露出した単結晶
半導体基板上に単結晶半導体を選択的に成長させて、ベ
ース層を形成する工程と、該ベース層上にエミッタ領域
を形成する工程とを含むように構成し 第2の発明は、薄いベース層を持つ高速バイポーラトラ
ンジスタの製造方法において、−導電型の単結晶半導体
基板上にコレクタ領域を形成する工程と9表面に反対導
電型の第1の多結晶半導体層および第1の絶縁膜を順次
堆積する工程と、該第1の多結晶半導体層および第1の
絶縁膜から成る積層体中に、真性トランジスタ領域用窓
を開口する工程と、該真性トランジスタ領域用窓の内面
を含めて表面に、第2の多結晶半導体層および第2の絶
縁膜を順次堆積する工程と、異方性エンチングによって
、前記真性トランジスタ領域用窓の側壁にサイドウオー
ルを形成する工程と、該サイドウオールに囲まれた部分
にレジストを充填する工程と、露出している第2の多結
晶半導体を絶縁物化して、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜
とを接続する工程と、該サイドウオールおよび第1の絶
縁膜を含む全面に、単結晶および多結晶の連続した第3
の半導体層を成長させる工程と、前記真性トランジスタ
領域用窓の内部にレジストを充填する工程と9等方性エ
ツチングによって、前記第3の半導体層のうち多結晶半
導体領域を除去し、単結晶半導体領域を残すことにより
ベース層を形成する工程と、該ベース層上にエミッタ領
域を形成する工程とを含むように構成し 第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、
ベース層を形成するための半導体として。
エミッタおよびコレクタより狭いバンドギャップを有す
る半導体を用いるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体装置の製造方法、特にバイポーラトラ
ンジスタおよびヘテロバイポーラトランジスタの製造方
法に関する。
半導体集積回路゛の性能向上のためには、高速性能に優
れた半導体素子を形成することが要求される。
そのためには、バイポーラトランジスタのベース層をよ
り薄くしたり、ベース層をエミッタおよびコレクタを構
成する半導体より狭いバンドギャップを有する半導体に
よって構成してヘテロバイポーラトランジスタ構造とす
ることにより、遮断周波数を向上させる必要がある。
〔従来の技術〕
従来、バイポーラトランジスタのベース層を薄く形成す
るた砂に1次の方法が採られていた。
■スクリーン酸化膜を介して、不純物イオンを低い加速
エネルギーで注入した後、熱拡散させる方法。
■S S T (Super Self−aligne
d processTechnology) 、  E
 S P E R(Emitter−base Sel
f−aligned  5tructure  wit
h  Po1ysiliconElectrodes 
and Re5istors)など、ダブルポリシリコ
ンを用いた自己整合プロセスによる方法。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記■の方法では、低い加速エネルギーで不純物をイオ
ン注入している。この結果1例えばボロンをイオン注入
すると、チャネリング現象が起こるので、この方法によ
るベース幅の縮小は、はぼ限界に達しており、現状以上
の成果を望むことはできない。
上記■の方法では、真性ベース層のイオン注入とエミッ
タ領域の不純物拡散とが同じ窓を介して行われる。この
結果、エミッタ領域の拡散を抑えると真性ベース層と外
部ベース領域との接続が不十分でパンチスルーの原因と
なり、逆に、エミッタ領域を深くするとエミッタ領域と
高濃度ベース層との間のトンネルリークの増大を招く。
つまりベース層の接続状態がデバイス特性に太き(影響
するため、安定した特性を得ることが極めて困難である
したがって、従来の技術には、非常に浅いエミッタ領域
およびべ一−ス層、つまり、薄いベース層を持つバイポ
ーラトランジスタを安定して供給することができない、
という問題があった。
本発明は、この問題点を解決して、真性ベース領域と外
部ベース領域との接続を確実に行うことができ、かつ薄
いベース層を形成することが可能な、半導体装置の製造
方法、特にバイポーラトランジスタおよびヘテロバイポ
ーラトランジスタの製造方法を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために5本発明に係る半導体装置
の製造方法、特にバイポーラトランジスタおよびヘテロ
バイポーラトランジスタの製造方法は1次のように構成
する。
(第1の発明) 薄いベース層を持つ高速バイポーラトランジスタの製造
方法において、−導電型の単結晶半導体基板上にコレク
タ領域を形成する工程と9表面に反対導電型の第1の多
結晶半導体層および第1の絶縁膜を順次堆積する工程と
、該第1の多結晶半導体層および第1の絶縁膜から成る
積層体中に。
真性トランジスタ領域用窓を開口する工程と、該真性ト
ランジスタ領域用窓の内面を含めて表面に。
第2の多結晶半導体層および第2の絶縁膜を順次堆積す
る工程と、異方性エツチングによって、前記真性トラン
ジスタ領域用芯の側壁にサイドウオールを形成する工程
と、該サイドウオールに囲まれた部分にレジストを充填
する工程と、J!出している第2の多結晶半導体を絶縁
物化して、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜とを接続する工
程と、前記レジストを除去する工程と、真性トランジス
タ領域用窓の底面に露出した単結晶半導体基板上に単結
晶半導体を選択的に成長させて、ベース層を形成する工
程と、該ベース層並びに前記サイドウオールおよび第1
の絶縁膜を含む全面に多結晶半導体層を成長させること
によってエミッタ領域を形成する工程とを含むように構
成する。
(第2の発明) 薄いベース層を持つ高速バイポーラトランジスタの製造
方法に診いて、−導電型の単結晶半導体基板上にコレク
タ領域を形成する工程と1表面に反対導電型の第1の多
結晶半導体層および第1の絶縁膜を順次堆積する工程と
、該第1の多結晶半導体層および第1の絶縁膜から成る
積層体中に。
真性トランジスタ領域用窓を開口する工程と、該真性ト
ランジスタ領域用窓の内面を含めて表面に。
第2の多結晶半導体層および第2の絶縁膜を順次堆積す
る工程と、異方性エツチングによって、前記真性トラン
ジスタ領域用窓の側壁にサイドウオールを形成する工程
と、該サイドウオールに囲まれた部分にレジストを充填
する工程と、露出している第2の多結晶半導体を絶縁物
化して、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜とを接続する工程
と、該サイドウオールおよび第1の絶縁膜を含む全面に
単結晶および多結晶の連続した第3の半導体層を成長さ
せる工程と、前記真性トランジスタ領域用窓の内部にレ
ジストを充填する工程と1等方性工ッチングによって、
前記第3の半導体層のうち多結晶半導体領域を除去し、
単結晶半導体領域を残すことによりベース層を形成する
工程と、咳へ一ス層並びに前記サイドウオールおよび第
1の絶縁膜を含む全面に多結晶半導体層を成長させるこ
とによってエミッタM域を形成する工程とを含むように
構成する。
(第3の発明) 第1の発明または第2の発明において、ベース層を形成
するための半導体として、エミッタおよびコレクタを構
成する半導体より狭いバンドギャップを有する半導体を
用いるように構成する。
〔作 用〕
(第1の発明) 第1実施例を示す第1図を藉りて、第1の発明の原理を
薄いベース層の形成に重点を置いて説明する。(したが
って、以下の説明中で使用する用語は9図中の用語と一
致しない点に留意されたい。)1)工程1.第1図(c
)参照 一導電型の単結晶半導体基板上に形成されたコレクタ領
域をなす、エピタキシャル層102表面に反対導電型の
第1の多結晶半導体層103および第1の絶縁膜104
を順次堆積する。
2)工程2.第1図Cd)参照 第1の多結晶半導体層103および第1の絶縁膜104
から成る積層体中に、真性トランジスタ領域用窓105
を開口する。
3)工程3.第1図(d)参照 真性トランジスタ領域用窓105の内面を含めて表面に
、第2の多結晶半導体層106および第2の絶縁膜10
7を順次堆積する。
4)工程4.第1図(e)参照 異方性エツチングによって、真性トランジスタ領域用窓
105の側壁にサイドウオール108を形成する。
5)工程5.第1図(f)参照 サイドウオール10Bに囲まれた部分にレジスト109
を充填する。
6)工程6.第1図(g)参照 露出している第2の多結晶半導体106を絶縁物化して
、第1の絶縁膜104と第2の絶縁膜107とを接続す
る。
7)工程7.第1図(h)および第1図(i)参照 レジスト109を除去する。
サイドウオール10Bの底面に露出した単結晶半導体基
板102上に単結晶半導体を選択的に成長させて、ベー
ス層111を形成する。単結晶半導体の成長条件を制御
することにより、ベース層111を極めて薄く形成する
ことができる。
以上の各工程を経て形成されたベースJi[iil 1
1は、第2の多結晶半導体層106を介して外部ベース
領域となる第1の多結晶半導体層103と接続されてい
る。各部の材料が全て半導体であるので、ベース層11
1と外部ベース領域となる第1の多結晶半導体層103
との接続は、非常に確実である。また、上述のように、
工程が非常にシンプルなので、再現性良く、安定して薄
いベース層111を形成することができる。
(第2の発明) 第3実施例を示す第3図を藉って、第2の発明の原理を
薄いベース層の形成に重点を置いて説明する。(したが
って、以下の説明中で使用する用語は1図中の用語と一
致しない点に留意されたい、)1)工程1.第3図(c
)参照 一導電型の単結晶半導体基板上に形成されたコレクタ領
域をなすエピタキシャル層302表面に反対導電型の第
1の多結晶半導体層303および第1の絶縁膜304を
順次堆積する。
2)工程2.第3図(d)参照 第1の多結晶半導体層303および第1の絶縁B504
から成る積層体中に、真性トランジスタ領域用窓305
を開口する。
3)工程3.第3図(d)参照 真性トランジスタ領域用窓305の内面を含めて表面に
9第2の多結晶半導体層306および第2の絶縁膜30
7を順次堆積する。
4)工程4.第3図(e)参照 異方性エツチングによって、真性トランジスタ領域用窓
305の側壁にサイドウオール308を形成する。
5)工程5.第3図(h)参照 サイドウオール308および第1の絶縁膜304を含む
全面に、単結晶および多結晶の連続した第3の半導体層
311を成長させる。
6)工程6.第3図(i)参照 サイドウオール308の内部にレジスト312を充填す
る。
7)工程7.第3図(j)参照 等方性エツチングによって、第3の半導体層311のう
ち多結晶半導体領域311bをを除去し。
単結晶半導体領域311aを残す。
8)工程8.第3図(k)参照 レジスト312を除去して、ベース層311aを形成す
る。
第3の半導体層311を形成するときに、成長条件を制
御することにより、ベース層311aを極めて薄く形成
することができる。
以上の各工程を経て形成されたベース層311aは、第
2の多結晶半導体層306を介して外部ベース領域とな
る第2の多結晶半導体層303と接続されている。各部
の材料が全て半導体であるので、ベース層311aと外
部ベース領域となる第2の多結晶半導体層303との接
続は、非常に確実である。また、上述のように、工程が
非常にシンプルなので、再現性良く、安定して薄いベー
ス層311aを形成することができる。
(第3の発明) 上述した第1の発明または第2の発明において。
ベース層を形成するための半導体として、エミッタおよ
びコレクタより狭いバンドギャップを有する半導体を用
いることにより、ヘテロバイポーラトランジスタ(HB
T)を構成することができる。
〔実 施 例〕
[第1実施例] 第1図は2本発明の第1の実施例を示す図である。
以下、同図を用いて1本発明の第1の実施例を各工程順
に説明する。
(工程1.第1図(a)参照) p型シリコン基板(比抵抗15〜20ΩC1)101に
加速エネルギー70keV、  ドーズ量5.5X 1
0 Is/cm−”の条件で、ヒ素をイオン注入してコ
レクタ埋め込み層を形成する。
(工程2.第1図(b)参照) p型シリコン基板101上にエピタキシャル成長によっ
て、厚さ1.0μm、比抵抗0.3Ωlのエピタキシャ
ルシリコン層102を形成する。
(工程3.第1図(c)参照) エピタキシャルシリコン層102上に、CVD法によっ
て、厚さ3000人の第1のポリシリコン層103およ
び厚さ1000人の第1のシリコン酸化膜104を順次
堆積する。
(工程4.第1図(d)参照) RIEなどの異方性エツチングによって、第1のポリシ
リコン層103および第1のシリコン酸化W1104か
ら成る積層体中に1幅0.8μmの真性トランジスタ用
窓105を開口する。
真性トランジスタ用窓105の内面を含めて。
表面に厚さ100・0人の第2のポリシリコン層106
および厚さ500人の第2のシリコン酸化膜107を順
次堆積する。
(工程5.第1図(e)参照) RIHなどの異方性エツチングによって、真性トランジ
スタ用窓105の側壁にサイドウオール108を形成す
る。
(工程6.第1図(f)参照) 全面にレジスト109を塗布した後、サイドウオール1
08の内部だけ残し、他の部分は除去する。
(工程7.第1図(g)参照) 露出している部分の第2のポリシリコン106を熱酸化
してシリコン酸化膜110を形成する。
こうすることにより、第1のシリコン酸化膜104と第
2のシリコン酸化膜107とを接続する。
(工程8.第1図(h)参照) サイドウオール10Bの内側のレジストを除去する。
露出されたシリコン基板102上にボロンを10”cm
−”含有する単結晶シリコン層111を1500人の厚
さに成長させる。
(工程9.第1図(i)参照) サイドウオール108の内面を含めて1表面に第4のシ
リコン層112を堆積させる。
この第4のシリコン層112は、単結晶シリコン層11
1の上には単結晶シリコン層112aとして成長し、サ
イドウオール108および第1のシリコン酸化1110
4の上には多結晶シリコン層112bとして成長する。
(工程10.第1図(j)参照) 表面にアルミニウムなどの金属を蒸着した後。
バターニングを行ってエミッタ電極113を形成する。
以上の各工程を経て、コレクタ領域102.外部ベース
領域103.mいベース層111.およびエミッタ領域
112aから構成されるバイポーラトランジスタが完成
する。
また、工程8(第1図(h)参照)において露出された
シリコン基板102上に単結晶シリコン層111を成長
、させる代わりに、シリコンより狭いバンドギャップを
有する半導体2例えばシリコンとゲルマニウムとの混晶
を成長させることにより、ヘテロバイポーラトランジス
タを作製することができる。
L第2実施例J 第2図は1本発明の第2の実施例を示す図である。
以下、同図を用いて2本発明の第2の実施例を各工程順
に説明する。
(工程1.第2図(a)参照) P型シリコン基板(比抵抗15〜20ΩC11)201
に加速工享ルギー70keV、  ドーズ量5.5X 
10 ”/elf−”の条件で、ヒ素をイオン注入して
コレクタ埋め込み層を形成する。
(工程2.第2図(b)参照) P型シリコン基板201上にエピタキシャル成長によっ
て9厚さ1.0μm、比抵抗0.3Ω1のエピタキシャ
ルシリコン層202を形成する。
(工程3.第1図(c)参照) エピタキシャルシリコン層202上に、CVD法によっ
て、厚さ3000人の第1のポリシリコン層203およ
び厚さ1000人の第1のシリコン酸化膜204を順次
堆積する。
(工程4.第2図(d)参照) RIHなどの異方性エツチングによって、第1のポリシ
リコン層203および第1のシリコン酸化膜204から
成る積層体中に1幅0.8μmの真性トランジスタ用窓
205を開口する。
真性トランジスタ用窓205の内面を含めて。
表面に厚さ1000人の第2のポリシリコン層206お
よび厚さ500人の第2のシリコン酸化膜207を順次
堆積する。
(工程5.第2図(e)参照) RIHなどの異方性エツチングによって、真性トランジ
スタ用窓205の側壁にサイドウオール208を形成す
る。
(工程6.第2図(f)参照) 全面にレジスト209を塗布した後、サイドウオール2
08の内部だけ残し、他の部分は除去する。
(工程7.第2図(g)参照) 露出している部分の第2のポリシリコン206を熱酸化
してシリコン酸化膜210を形成する。
こうすることにより、第1のシリコン酸化11j204
と第2のシリコン酸化膜207とを接続する。
(工程8.第2図(h)参照) サイドウオール20Bの内側のレジストを除去する。
露出されたシリコン基板202上にボロンを10”C1
1−3含有する第1の単結晶シリコン層211を150
0人の厚さに成長させる。
(工程9.第2図(i)参照) サイドウオール208の内面に形成された単結晶シリコ
ン層211上に第2の単結晶シリコン層212を堆積さ
せる。
(工程10.第2図(j)参照) 表面にアルミニウムなどの金属を蒸着した後。
パターニングを行ってエミッタ電極213を形成する。
以上の各工程を経て、コレクタ領域202.外部ベース
領域203.mいベース層211.およびエミッタ領域
212から構成されるバイポーラトランジスタが完成す
る。
また、工程8(第2図(h)参照)において。
露出されたシリコン基板202上に第1の単結晶シリコ
ン層211を成長させる代わりに、シリコンより狭いバ
ンドギャップを有する半導体2例えばシリコンとゲルマ
ニウムとの混晶を成長させることにより、ヘテロバイポ
ーラトランジスタを作製することができる。
E第3実施例コ 第3図は1本発明の第3の実施例を示す図である。
以下、同図を用いて2本発明の第3の実施例を各工程順
に説明する。
(工程1.第3図(a)参照) p型シリコン基板(比抵抗I5〜2oΩct)301に
加速エネルギー70keV、  ドーズ量5.5X 1
0 ”/cya−”の条件で、ヒ素をイオン注入してコ
レクタ埋め込み層を形成する。
(工程2.第3図(b)参照) p型シリコン基板301上にエピタキシャル成長によっ
て、厚さ1.0μm、比抵抗0.3Ω1のエピタキシャ
ルシリコン層302を形成する。
(工程3.第3図(c)参照) エピタキシャルシリコン層302上に、CVD法によっ
て、厚さ3000人の第1のポリシリコン層303およ
び厚さ1000人の第1のシリコン酸化膜304を順次
堆積する。
(工程4.第3図(d)参照) RIHなどの異方性エツチングによって、第1のポリシ
リコン層303および第1のシリコン酸化膜304から
成る積層体中に1幅0.8μmの真性トランジスタ用窓
305を開口する。
真性トランジスタ用窓305の内面を含めて。
表面に厚さ1000人の第2のポリシリコン層306お
よび厚さ500人の第2のシリコン酸化膜307を順次
堆積する。
(工程5.第3図(e)参照) RIHなどの異方性エツチングによって、真性トランジ
スタ用窓305の側壁にサイドウオール308を形成す
る。
(工程6.第3図(f)参照) 全面にレジスト309を塗布した後、サイドウオール3
08の内部だけ残し、他の部分は除去する。
(工程7.第3図(g)参照) 露出している部分の第2のポリシリコン306を熱酸化
してシリコン酸化膜310を形成する。
こうすることにより、第1のシリコン酸化膜3゜4と第
2のシリコン酸化膜307とを接続する。
(工程8.第3図(h)参照) サイドウオール308の内側のレジストを除去する。
サイドウオール30Bの内面を含めて1表面にボロンヲ
10 ”c−m−’含有する第3のシリコン層311を
堆積させる。
この第3のシリ・コン層311は、エピタキシャルシリ
コン層302の上には単結晶シリコン層311aとして
成長し、サイドウオール308および第1のシリコン酸
化膜304の上には多結晶シリコン層311bとして成
長する。
(工程9.第3図N)参照) 全面にレジスト312を塗布した後、異方性エツチング
(例えば、0□ガスを用いたRIE)を行ってサイドウ
オール308の内部だけ残す。
(工程10.第3図(j)参照) 等方性エツチング(例えば、 )lNO3:IF =5
00:1)によって、第3のシリコン層311のうち多
結晶シリコン層を除去し、単結晶シリコン層311aの
み残す。
(工程11.第3図(j)および(k)参照)レジスト
312を除去する。
(工程12.第3図(1)参照) サイドウオール308の内面を含めて、第4のシリコン
層313を成長させる。
この第4のシリコンN313は、単結晶シリコン層31
1aの上には単結晶シリコン層313aとして成長し、
サイドウオール308および第1のシリコン酸化膜30
4の上には多結晶シリコン層313bとして成長する。
(工程13.第3図(m)参照) 表面にアルミニウムなどの金属を蒸着した後パターニン
グを行ってエミッタ電極314を形成する。
以上の各工程を経て、コレクタgJM302.外部ベー
ス領域303.Iいベース層311a、およびエミッタ
電極313aから構成されるバイポーラトランジスタが
完成する。
また、工程8(第3図(h)参照)において。
露出されたシリコン基板302上に第3のシリコン層3
11を成長させる代わりに、シリコンより狭いバンドギ
ャプを有する半導体1例えばシリコンとゲルマニウムと
の混晶を成長させることにより、ヘテロバイポーラトラ
ンジスタを作製することができる。
[第4実施例] 第4図は2本発明の゛第4の実施例を示す図である。
以下、同図を用いて2本発明の第4の実施例を各工程順
に説明する。
(工程l、第4図(a)参照) p型シリコン基板(比抵抗15〜2oQCIり401に
加速エネルギー70 k e V、  ドーズ量5.5
x 10 lS/CI−”の条件で、ヒ素をイオン注入
してコレクタ埋め込み層を形成する。
(工程2.第4図(b)参照) p型シリコン基板401上にエピタキシャル成長によっ
て、厚さ1.Ottm、比抵抗0.3Ω1のエピタキシ
ャルシリコン層402を形成する。
(工程3.第4図(c)参照) エピタキシャルシリコン層402上に、CVD法によっ
て、厚さ3000人の第1のポリシリコン層403およ
び厚さ1000人の第1のシリコン酸化膜404を順次
堆積する。
(工程4.第4図(d)参照) RIHなどの異方性エツチングによって、第1のポリシ
リコン層403および第1のシリコン酸化膜404から
成る積層体中に1幅0.8μmの真性トランジスタ用窓
405を開口する。
真性トランジスタ用窓405の内面を含めて表面に厚さ
1000人の第2のポリシリコン層406および厚さ5
00人の第2のシリコン酸化膜407を順次堆積する。
(工程5.第4図(e)参照) RIHなどの異方性エツチングによって、真性トランジ
スタ用窓405の側壁にサイドウオール408を形成す
る。
(工程6.第4図(f)参照) 全面にレジスト409を塗布した後、サイドウオール4
0Bの内部だけ残し、他の部分は除去する。
(工程7.第4図(g)参照) 露出している部分の第2のポリシリコン406を熱酸化
してシリコン酸化膜410を形成する。
こうすることにより、第1のシリコン酸化膜4゜4と第
2のシリコ・ン酸化膜407とを接続する。
(工程8.第4図(h)参照) サイドウオール40B内側のレジスト409を除去する
サイドウオール408の内面を含めて2表面にボロンを
10”ell−’含有する第3のシリコン層411を成
長させる。
この第3のシリコン層411は、エピタキシャルシリコ
ン層402の上には単結晶シリコン層411aとして成
長し、サイドウオール408および第1のシリコン酸化
膜404の上には多結晶シリコン層411bとして成長
する。
(工程9.第4図(i)参照) 全面にレジスト412を塗布した後、異方性エツチング
(例えば、otガスを用いたR I E)を行ってサイ
ドウオール40Bの内部だけ残す。
(工程10.第4図(j)参照) 等方性エツチング(例えば、 HNOs:HP =50
0:1)によって、第3のシリコン層411の多結晶領
域411bを除去し、単結晶シリコン層(第1の単結晶
シリコン層)411aのみ残す。
(工程11.第4図(j)および(k)参照)レジスト
412を除去する。
(工程12.第4図(])参照) サイドウオール408の底面に形成された第1の単結晶
シリコン層411a上に第2の単結晶シリコン層413
を成長させる。
(工程13.第4図(m)参照) 表面にアルミニウムなどの金属を莫着した後。
パターニングを行ってエミッタ電極414を形成する。
以上の各工程を経て、コレクタ領域402.外部ベース
領域403.Iいベース層411a、およびエミッタ領
域413から構成されるバイポーラトランジスタが完成
する。
また、工程12(第4図(1)参照)においてサイドウ
オール408の内面を含めて9表面に第2の単結晶シリ
コン層413を成長させる代わりに シリコンより狭い
バンドギヤ・ンプを有する半導体1例えばシリコンとゲ
ルマニウムとの混晶を成長させることによ、す、ヘテロ
バイポーラトランジスタを作製することができる。
〔発明の効果〕
本発明では、¥jIいベース層と外部ベース領域との接
続をサイドウオールを構成する多結晶半導体を介して行
っている。したがって、高不純物濃度に起因するトンネ
ルリークや不十分な拡散に起因するパンチスルー等の問
題を生しることなく、薄いベース層と外部ベース領域と
の接続を確実に行うことができる。
この結果、高速バイポーラ集積回路装置の安定供給を実
現することが可能になる。
また、ベース層を形成する半導体材料を変更することに
より、同じプロセスでヘテロバイポーラトランジスタを
製造することができるので、ヘテロバイポーラ集積回路
装置の安定供給をも実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の各工程を示す図。 第2図は第2実施例の各工程を示す図。 第3図は第3実施例の各工程を示す図。 第4図は第4実施例の各工程を示す図 である。 第1図において 102:エピタキシャルSi層 103:第1のポリSi層 104:第1のs;0zH 105:真性トランジスタ用窓 106:第2のポリSi層 107:第2のSi0g膜 108:サイドウオール 109 ニレジスト 111:ベース層 第3図において 302:エビタキシャルSt層 303:第1のポリSi層 304:第1のSiO□膜 305:真性トランジスタ用窓 306:第2のポリSi層 307:第2の5ift膜 308:サイドウオール 311:第3の半導体層 312ニレジスト 311a:ベース層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄いベース層を持つ高速バイポーラトランジスタ
    の製造方法において、 一導電型の単結晶半導体基板上にコレクタ領域を形成す
    る工程と、 表面に反対導電型の第1の多結晶半導体層および第1の
    絶縁膜を順次堆積する工程と、 該第1の多結晶半導体層および第1の絶縁膜から成る積
    層体中に、真性トランジスタ領域用窓を開口する工程と
    、 該真性トランジスタ領域用窓の内面を含めて表面に、第
    2の多結晶半導体層および第2の絶縁膜を順次堆積する
    工程と、 異方性エッチングによって、前記真性トランジスタ領域
    用窓の側壁にサイドウォールを形成する工程と、 該サイドウォールに囲まれた部分にレジストを充填する
    工程と、 露出している第2の多結晶半導体を絶縁物化して、第1
    の絶縁膜と第2の絶縁膜とを接続する工程と、 前記レジストを除去する工程と、 真性トランジスタ領域用窓の底面に露出した単結晶半導
    体基板上に単結晶半導体を選択的に成長させて、ベース
    層を形成する工程と、 該ベース層上にエミッタ領域を形成する工程とを含むこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. (2)エミッタ領域を、前記ベース層並びに前記サイド
    ウォールおよび第1の絶縁膜を含む全面に単結晶および
    多結晶が連続した半導体層を成長させることによって形
    成する ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法
  3. (3)エミッタ領域を、前記ベース層上に単結晶半導体
    を成長させることによって形成する ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法
  4. (4)ベース層を形成するための半導体として、エミッ
    タおよびコレクタを構成する半導体より狭いバンドギャ
    ップを有する半導体を用いる ことを特徴とする請求項1ないし3のうちの1項に記載
    の半導体装置の製造方法。
  5. (5)基板用単結晶半導体としてシリコンを用い、第1
    の多結晶半導体および第2の多結晶半導体として多結晶
    シリコンを用い、ベース層を形成するための半導体とし
    てシリコンとゲルマニウムとの混晶を用いる ことを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方法
  6. (6)薄いベース層を持つ高速バイポーラトランジスタ
    の製造方法において、 一導電型の単結晶半導体基板上にコレクタ領域を形成す
    る工程と、 表面に反対導電型の第1の多結晶半導体層および第1の
    絶縁膜を順次堆積する工程と、 該第1の多結晶半導体層および第1の絶縁膜から成る積
    層体中に、真性トランジスタ領域用窓を開口する工程と
    、 該真性トランジスタ領域用窓の内面を含めて表面に、第
    2の多結晶半導体層および第2の絶縁膜を順次堆積する
    工程と、 異方性エッチングによって、前記真性トランジスタ領域
    用窓の側壁にサイドウォールを形成する工程と、 該サイドウォールに囲まれた部分にレジストを充填する
    工程と、 露出している第2の多結晶半導体を絶縁物化して、第1
    の絶縁膜と第2の絶縁膜とを接続する工程と、 前記レジストを除去する工程と、 該サイドウォールおよび第1の絶縁膜を含む全面に、単
    結晶および多結晶の連続した第3の半導体層を成長させ
    る工程と、 前記真性トランジスタ領域用窓の内部にレジストを充填
    する工程と、 等方性エッチングによって、前記第3の半導体層のうち
    多結晶半導体領域を除去し、単結晶半導体領域を残す工
    程と、 前記レジストを除去して、前記単結晶半導体領域をベー
    ス層とする工程と、 該ベース層上にエミッタ領域を形成する工程とを含むこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. (7)エミッタ領域を、前記ベース装置並びに前記サイ
    ドウォールおよび第1の絶縁膜を含む全面に単結晶およ
    び多結晶が連続した半導体層を成長させることによって
    形成する ことを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造方法
  8. (8)エミッタ領域を、前記ベース層上に単結晶半導体
    を成長させることによって形成する ことを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造方法
  9. (9)ベース層を形成するための半導体として、エミッ
    タおよびコレクタを構成する半導体より狭いバンドギャ
    ップを有する半導体を用いる ことを特徴とする請求項6ないし8のうちの1項記載の
    半導体装置の製造方法。
  10. (10)基板用単結晶半導体としてシリコンを用い、第
    1の多結晶半導体および第2の多結晶半導体として多結
    晶シリコンを用い、ベース層を形成するための半導体と
    してシリコンとゲルマニウムとの混晶を用いる ことを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6080631A (en) * 1997-05-23 2000-06-27 Nec Corporation Method for manufacturing self-alignment type bipolar transistor having epitaxial base layer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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