JP2613029B2 - 超自己整合垂直構造バイポーラトランジスターの製造方法 - Google Patents

超自己整合垂直構造バイポーラトランジスターの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピューターや光通信
等の高速情報処理システムに有用なバイポーラトランジ
スターを製造する方法に関するもので、特にエミッタ
ー、ベース、コレクターを垂直構造に超自己整合させる
ことのできる超自己整合垂直構造双極子トランジスター
(super self-aligned vertical bipolar transistor)
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動作特性向上のために、Siベース物質
をSiGeに代置してGeの添加量によりエネルギーバ
ンドギャップの狭まり(narrowing)及び傾斜(grading)
特性を利用する異種接合バイポーラトランジスターが台
頭された。
【0003】異種接合バイポーラトランジスターは一般
的な同種接合トランジスターと同様にポリシリコンをベ
ース電極及びエミッターとエミッター不純物拡散源とし
て同時に用いながら、SiGeベースを用いてエミッタ
ー注入効率(injection efficiency)を増加させて、上
記ベースを高不純物濃度(high doping concentration)
の超微細(ultra-thin)薄膜に成長して素子の電流利得
(current gain)及びスイッチング速度を向上させてい
る。
【0004】最近には、集積度が向上されるに従って、
即ち、素子の大きさがスケーリングダウン(scaling do
wn)されるに従って、素子の活性領域上に存在するベー
ス及びコレクター/ベース間の寄生容量(parastic cap
acitance)を減少させるために、選択的薄膜成長(SE
G;selective epitaxial growth)等の工程開発と共に
ベース電極用薄膜に上記ポリシリコンの代りに金属性シ
リサイド(metalic silicide)、例えばTiSi2 を用
いる工程に対する研究が活発に進められている。
【0005】図1は、従来の超自己整合選択的エピタキ
シャル成長された(super self-aligned selectively e
pitaxial grown)ベースを利用して製作されたn−p−
n異種接合バイポーラトランジスターの構造を示す。
【0006】図1を参照して、トランジスターの製造工
程を簡単に説明する。
【0007】シリコン基板1上にn+ サブコレクター
2、n−コレクター3及びコレクターシンカー16を各
々成長させた後、素子隔離のためのトレンチ隔離(tren
ch isolation)工程を行なう。
【0008】トレンチエッチング部位に絶縁物を充填し
て平坦化させ隔離絶縁膜4を形成する。
【0009】次いで、絶縁膜5、p+ 多結晶硅素層6、
絶縁膜7及び側面窒化膜8パターンを形成して活性領域
を定義した後、活性領域内に選択的にイオン注入して素
子の高電流特性を向上させるためのnコレクター9領域
を形成する。
【0010】上記定義された活性領域に気体源MBE
(gas source molecular beam epitaxy)を利用してSi
Geベース10と、上記ベース電極用薄膜であるp+ 多
結晶硅素層6と上記ベース10との接続のための多結晶
硅素層11を連続して選択的エピタキシャル成長させ
る。
【0011】従って、コレクターとベース間に形成され
る寄生容量領域が感光膜に定義されることなく上記接続
多結晶硅素層11の領域のみに制限される。
【0012】上記真性ベース10領域に非等方性エッチ
ングを利用して側壁絶縁膜12を形成した後、自己整合
されたエミッター13を形成した後、電極15を配線す
ることにより製作を完了する。
【0013】この方法は前述した如く、真性ベース10
でSiGeを用いてエミッター注入効率を増加させ、コ
レクター−ベースとエミッター−ベースを全部自己整合
させる。従って、ベース寄生容量領域を上記側面窒化膜
8と側壁絶縁膜12パターンに対応する領域のみに局限
させることにより上記側面窒化膜8と側壁絶縁膜12の
サイズを調節してベース寄生抵抗を減少させている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記絶縁膜5
の水平的湿式エッチングで上記接続多結晶硅素層11の
パターンを形成してコレクター−ベース間の寄生容量領
域を定義する工程は均一度や再現性の側面から工程の安
定度が劣り、万が一素子性能の致命的な劣化を招来する
ことがある。
【0015】さらに、成長速度が極度に遅い選択的薄膜
成長法をベース10と接続多結晶硅素層11形成に二回
も用い、その構成物質も単結晶と多結晶で各々異なるた
めに、工程が複雑で生産性が低下する。なお、上記超薄
膜ベース10上部に多結晶硅素が少しでも成長される場
合には素子に致命的な影響を与えるようになる。
【0016】本発明の目的は工程を単純化させ、素子の
集積度を向上させて、素子の性能を改善させることので
きる高集積型自己整合バイポーラトランジスターの製造
方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は、超自己整合
垂直構造バイポーラトランジスターの製造方法におい
て、シリコン基板上に不純物をイオン注入し熱アニール
処理を行なうことで導電性埋没コレクター領域を形成す
る工程と、第1の珪素酸化膜、第1の窒化膜、第1の多
結晶珪素膜、酸化膜、第2の窒化膜、及び不純物が添加
された第2の多結晶珪素膜を順次形成する工程と、前記
第2の窒化膜及び前記第2の多結晶膜を選択的に除去し
てパターンを形成する工程と、その上に、第2の珪素酸
化膜、第3の窒化膜、及び第3の珪素酸化膜を順次形成
する工程と、その上に、活性領域及び不活性領域を定義
づけるための感光膜パターンを形成し、前記活性領域の
複数の膜を除去して開口部を形成する工程と、前記開口
部の側面に側壁膜を形成する工程と、前記埋没コレクタ
ー領域の表面上の一部に、前記第2の多結晶珪素膜の下
方表面の高さまで、コレクターを形成する工程と、前記
側壁膜及び前記第3の窒化膜を除去して、前記第2の多
結晶珪素膜の側面を露出させる工程と、前記第2の多結
晶珪素膜の側面の表面を含んで前記コレクターの上方表
面に選択的にベースを形成する工程と、前記ベース及び
前記第2の珪素酸化膜のそれぞれの側面に第1の側壁酸
化膜を形成し、エミッター領域を定義づける工程と、前
記ベース上にエミッターを形成する工程と、その上に複
数の電極を形成する工程とを有することを特徴とする超
自己整合垂直構造バイポーラトランジスターの製造方法
により達成される。
【0018】
【作用】本発明は簡単なフォトリソグラフィ(photolit
hograph)を利用して活性領域を隔離することにより集積
度定期及び素子性能劣化の要因であるトレンチ隔離(tr
ench isolation)工程を排除し、エミッター、ベース及
びコレクター領域を垂直構造に超自己整合することによ
り、上下向動作モードが可能である。
【0019】さらに、フォトリソグラフィによりパター
ニングされた多数の薄膜を利用して基板と配線電極間の
絶縁膜厚さを任意に調節することができる。
【0020】その結果、集積度を改善し、寄生容量を著
しく減少させることができるし、製作工程を大いに単純
化させて工程の再現性と生産性を増加させることができ
る。
【0021】
【実施例】図2は本発明の実施例により製作されたバイ
ポーラトランジスターの断面構造を示す。
【0022】図2を参照して、図1の従来技術と対比し
て本発明の特徴を要約すれば次の通りである。
【0023】第1、素子隔離のためのトレンチ隔離工程
を排除した。従来技術(図1)では素子間の隔離のため
に上記基板1の所定領域を含むトレンチ深さを有するた
めにこれに比例してトレンチの平面面積も増加する。従
って、工程の再現性が低下され、集積度向上に大いに引
っ掛りになっている。これに反して、本発明では簡単な
フォトリソグラフィを利用して活性領域を隔離すること
によりトレンチ隔離(trench isolation)工程を省略す
ることができる。その結果、工程が単純になり集積度を
改善することができる。
【0024】なお、図2に図示したように、エミッター
34、ベース32及びコレクター31領域が垂直構造に
自己整合されることにより、上下向動作モード(エミッ
ターとコレクターが変わる場合)が可能である。
【0025】第2、従来のトレンチ隔離工程による隔離
絶縁膜(図1の4)とこの隔離絶縁膜上部に形成された
活性領域を定義するための絶縁膜5との不必要領域(図
1の“L”参照)を除去して、素子のサイズとサブコレ
クターと基板間の寄生容量を減少させる。
【0026】第3、前述した如く、図1の超薄膜ベース
10と接続多結晶硅素層11が全部SEG(Selective
Epitaxial Growth)により成長されるので、これらの厚
さの和から厚さが決定される上記絶縁膜5の厚さが制限
されるより外ない。
【0027】その結果、この絶縁膜を介した配線電極と
基板との寄生容量が増加して素子の動作速度を低下させ
る反面、本発明では活性領域を定義するためフォトリソ
グラフィによりパターニングされた多数の薄膜(23,
24,25,26)を利用するので金属配線の寄生容量
を著しく低下させることができる。
【0028】以下、本発明の望ましい実施例を図3〜図
12を参照して詳細に説明する。
【0029】図3を参照した1段階は、基板の準備段階
である。先ず、シリコン基板21上に高濃度不純物をイ
オン注入し熱処理して導電性埋没(conductive buried)
コレクター22を形成する。
【0030】次いで、上記シリコン基板21の全面に多
数の薄膜を形成する。即ち、SiO2層23、窒化膜2
4、多結晶硅素層25、酸化膜26、窒化膜27及び不
純物が添加された導電性多結晶硅素膜28を順次的に形
成した後、上記窒化膜27と多結晶硅素膜28をパター
ニングする。続けて、硅素酸化膜29、窒化膜17及び
硅素酸化膜18を塗布する。
【0031】第2段階は図4に図示した如く、活性領域
をパターニングしこのエッチング部位の側面に側壁膜1
9を形成する工程である。所定の感光膜パターン(図示
しない)により定義された活性領域の上記硅素酸化膜1
8、窒化膜17、硅素酸化膜29、多結晶硅素膜28、
及び窒化膜27をエッチングした後、側壁膜19を形成
する。
【0032】第3段階は上記工程により定義された活性
領域の導電性埋没コレクター22に開口部(opening)を
形成する工程である。先ず、図5に図示した如く、上記
露出された酸化膜26、多結晶硅素膜25をエッチング
した後、熱酸化して非活性領域の多結晶硅素膜25の側
面に酸化膜30を形成する。
【0033】次いで、図6に図示した如く、活性領域の
窒化膜24とSiO2層23をエッチングして埋没コレ
クター22に開口部(opening)を形成する。
【0034】図7に基づいた第4段階は上記工程を通じ
て開口部(opening)が形成された埋没コレクター22上
部にコレクター31を形成する工程で、上記開口部(op
ening)に選択的に導電性を帯びた単結晶コレクター31
を成長させる。
【0035】成長されたコレクター31の高さは非活性
領域上に形成され外因ベース領域である上記伝導性多結
晶硅素層28下部に形成された多層薄膜により制御され
る。
【0036】上記単結晶シリコンであるコレクター31
に導電性を与えるための不純物は選択的結晶成長と同時
に添加されるか、成長後熱処理を伴うイオン注入や拡散
工程により添加されることができる。
【0037】第5段階は超薄膜ベース(厳密に言えば、
真性ベース)32を形成する工程である。
【0038】先ず、図8に図示した如く、上記窒化膜1
7,19を除去して上記外因ベース領域である多結晶硅
素膜28の側面を露出させる。
【0039】次いで、図9に図示した如く、露出された
上記外因ベース28の側面と上記コレクター31上部に
ベース32を選択的に成長させる。この時、上記伝導性
ベース32物質により、単層の単結晶SiGe、2層の
SiGe/Si、又は3層のSi/SiGe/Siを用
いることができる。
【0040】上記単層のSiGeベース32の場合、伝
導性を高めるために、不純物濃度を1×1018cm~3
上の高濃度に添加する。
【0041】上記Si/SiGeの2層構造ベース32
である場合、SiGeの不純物濃度を後述されるエミッ
ターと接する上部にのみ1×1018cm~3以上の高濃度
に添加して成長することができる。
【0042】なお、上記シリコンゲルマニウムベース3
2内のゲルマニウム含量分布を線形的に変化させること
ができる。例えば、Geの含量分布を30%以下に一定
にするか、下部から上部側に30%から0%に線形的に
変化させるか、下部から上部へ30%以下で或る部分ま
では一定にして再び0%に線形的に変化させるか、又は
0%から30%以下に線形的に増加させて再び30%以
下から0%に線形的に減少させる方法でゲルマニウムの
含量分布を変化させながら成長させることができる。
【0043】第6段階はエミッター34を形成する工程
である。
【0044】図10に図示した如く、先ず、エミッター
領域を定義するための側壁酸化膜33を形成した後、フ
ォトリソグラフィを利用して伝導性エミッター薄膜で1
20cm~3以上の不純物濃度を有するポリシリコンを用
いてエミッター34を形成する。この時、n−p−nト
ランジスターを製造する場合には硼素を含むBSG(Bo
ron Silica Glass)を上記側壁酸化膜33として用い、
p−n−pトランジスターである場合にはリンを含むP
SG(Phosphorous Silica Glass)を側壁酸化膜33の
形成物質として用いる。
【0045】最終的に、図11〜図12に図示した如
く、保護膜35を蒸着した後、コレクター、ベース及び
エミッターの各金属接触領域に開口部(opening)を形成
して、金属配線工程を行ない各電極36を形成すること
により工程を完了する。
【0046】以上説明した如く、本実施例の超自己整合
垂直構造バイポーラ製造方法によれば、簡単なフォトリ
ソグラフィ(photolithograph)を利用して活性領域を隔
離することにより集積度低下及び素子性能劣化の要因で
あるトレンチ隔離(trench isolation)工程を省略する
ことができる。その結果、工程が単純になり集積度を改
善することができる。なお、フォトリソグラフィにより
パターニングされた多数の薄膜を利用して基板と配線電
極間の絶縁膜厚さを任意に調節することができるので寄
生容量を著しく減少させることができるし、製作工程を
大いに単純化することにより工程の再現性と生産性を増
加させることができる。従って、高速情報処理及び低電
力を要するコンピューター用ディジタル集積回路と高周
波帯域の通信機器及び情報処理システムとして応用範囲
が拡大される。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、工程を単純化させ、素
子の集積度を向上させて、素子の性能を改善させること
のできる高集積型自己整合バイポーラトランジスターの
製造方法を提供することが可能となる。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術により製作されたバイポーラトラン
ジスターの断面図。
【図2】本発明により製作されたバイポーラトランジス
ターの断面図。
【図3】図2のトランジスターの製造方法における段階
別工程の断面図。
【図4】図2のトランジスターの製造方法における段階
別工程の断面図。
【図5】図2のトランジスターの製造方法における段階
別工程の断面図。
【図6】図2のトランジスターの製造方法における段階
別工程の断面図。
【図7】図2のトランジスターの製造方法における段階
別工程の断面図。
【図8】図2のトランジスターの製造方法における段階
別工程の断面図。
【図9】図2のトランジスターの製造方法における段階
別工程の断面図。
【図10】図2のトランジスターの製造方法における段
階別工程の断面図。
【図11】図2のトランジスターの製造方法における段
階別工程の断面図。
【図12】図2のトランジスターの製造方法における段
階別工程の断面図。
【符号の説明】
21…シリコン基板、22…埋没コレクター、31…単
結晶コレクター、32…ベース、34…エミッター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 李 秀▲ミン▼ 大韓民国大田直轄市儒城区柯亭洞161番 地 (72)発明者 趙 徳鎬 大韓民国大田直轄市儒城区柯亭洞161番 地 (72)発明者 李 成▲ハーン▼ 大韓民国大田直轄市儒城区柯亭洞161番 地 (72)発明者 姜 鎭榮 大韓民国大田直轄市儒城区柯亭洞161番 地

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超自己整合垂直構造バイポーラトランジス
    ターの製造方法において、 シリコン基板上に不純物をイオン注入し熱アニール処理
    を行なうことで導電性埋没コレクター領域を形成する工
    程と、 第1の珪素酸化膜、第1の窒化膜、第1の多結晶珪素
    膜、酸化膜、第2の窒化膜、及び不純物が添加された第
    2の多結晶珪素膜を順次形成する工程と、 前記第2の窒化膜及び前記第2の多結晶膜を選択的に除
    去してパターンを形成する工程と、 その上に、第2の珪素酸化膜、第3の窒化膜、及び第3
    の珪素酸化膜を順次形成する工程と、 その上に、活性領域及び不活性領域を定義づけるための
    感光膜パターンを形成し、前記活性領域の複数の膜を除
    去して開口部を形成する工程と、 前記開口部の側面に側壁膜を形成する工程と、 前記埋没コレクター領域の表面上の一部に、前記第2の
    多結晶珪素膜の下方表面の高さまで、コレクターを形成
    する工程と、 前記側壁膜及び前記第3の窒化膜を除去して、前記第2
    の多結晶珪素膜の側面を露出させる工程と、 前記第2の多結晶珪素膜の側面の表面を含んで前記コレ
    クターの上方表面に選択的にベースを形成する工程と、 前記ベース及び前記第2の珪素酸化膜のそれぞれの側面
    に第1の側壁酸化膜を形成し、エミッター領域を定義づ
    ける工程と、 前記ベース上にエミッターを形成する工程と、 その上に複数の電極を形成する工程とを有することを特
    徴とする超自己整合垂直構造バイポーラトランジスター
    の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記活性領域の複数の膜を除去して開口部を形成する工
    程では、さらに、前記第1の多結晶珪素膜の露出した側
    面に、第2の側壁酸化膜を形成する処理を行なうことを
    特徴とする超自己整合垂直構造バイポーラトランジスタ
    ーの製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記第2の側壁酸化膜を形成する処理は、前記活性領域
    に形成された前記酸化膜及び前記第1の多結晶珪素膜を
    除去する処理と、前記第1の多結晶珪素膜の露出した部
    分を酸化すると共に、当該部分に第1の側壁酸化膜を形
    成する熱アニール処理を実行する処理と、前記活性領域
    の前記第1の窒化膜及び前記第1の珪素酸化膜を除去
    し、前記埋没コレクターの表面の一部を露出する処理と
    を有することを特徴とする超自己整合垂直構造バイポー
    ラトランジスターの製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記コレクターを形成する工程では、不純物注入処理と
    選択的結晶成長が同時に行うことにより、前記コレクタ
    ーに導電性を付与することを特徴とする超自己整合垂直
    構造バイポーラトランジスターの製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記コレクターを形成する工程では、前記埋没コレクタ
    ーの露出した表面上に単結晶珪素膜を選択的結晶成長に
    より形成し、その後、前記単結晶珪素膜に不純物を注入
    することを特徴とする超自己整合垂直構造バイポーラト
    ランジスターの製造方法。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記ベースは、1×1018cm~ 3あるいはそれ以上の
    高濃度で不純物がドープされた単結晶SiGe膜から構
    成されることを特徴とする超自己整合垂直構造バイポー
    ラトランジスターの製造方法。
  7. 【請求項7】請求項1において、 前記ベースは、SiGe/Si膜及びSi/SiGe/
    Si膜のうちいずれか1つから構成されることを特徴と
    する超自己整合垂直構造バイポーラトランジスターの製
    造方法。
  8. 【請求項8】請求項1において、 前記ベースのGeの含量分布は、前記ベースの底面から
    上面にかけて線形的に変化することを特徴とする超自己
    整合垂直構造バイポーラトランジスターの製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1において、 前記ベースのGeの含量分布は、30%あるいはそれ以
    下の範囲で一定であることを特徴とする超自己整合垂直
    構造バイポーラトランジスターの製造方法。
  10. 【請求項10】請求項1において、 前記ベースのGeの含量分布は、前記ベースの底面から
    上面にかけて、30%から0%までの範囲で線形的に変
    化することを特徴とする超自己整合垂直構造バイポーラ
    トランジスターの製造方法。
  11. 【請求項11】請求項1において、 前記ベースのGeの含量分布は、前記ベースの底面から
    予め定めた高さまでは30%あるいはそれ以下の範囲で
    一定であり、前記予め定めた高さから前記ベースの上面
    までは30%から0%までの範囲で線形的に変化するこ
    とを特徴とする超自己整合垂直構造バイポーラトランジ
    スターの製造方法。
  12. 【請求項12】請求項1において、 前記ベースのGeの含量分布は、前記ベースの底面から
    予め定めた高さまでは0%から30%までの範囲で線形
    的に変化し、前記予め定めた高さから前記ベースの上面
    までは30%から0%までの範囲で線形的に変化するこ
    とを特徴とする超自己整合垂直構造バイポーラトランジ
    スターの製造方法。
  13. 【請求項13】請求項1において、 前記第1の側壁酸化膜は、硼素を含むBSG及びリンを
    含むPSGのうちの1つから構成されることを特徴とす
    る超自己整合垂直構造バイポーラトランジスターの製造
    方法。
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