JPH0455912A - Ｃｎｃの画面切り換え方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＣＮＣの画面切り換え方式に関し、特に任意の
画面に直接切り換えられるＣＮＣの画面切り換え方式に
関する。

〔従来の技術〕

ＣＮＣ（数値制御装置）では、表示画面に種々のデータ
が表示される。これらのデータは単なるキャラクタのみ
でなく、素材形状、加工形状、工具通路等のグラフツク
要素も表示される。

従って、表示画面も相当数の画面数となる。また、これ
らの表示画面は系統的に構成されている。

このため、表示画面は系統的にしか選択できないように
なっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、実際に数値側ａｌｌ装置を使用するユーザにと
っては、必要な表示画面が直ちに選択できることが望ま
しい。現状だと系統的に表示画面を切り換える必要があ
り、操作が煩雑である。

本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、必
要な表示画面が直接選択できるＣＮＣの画面切り換え方
式を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明では上記課題を解決するために、ＣＮＣの表示画
面をキーを使用して切り換えるＣＮＣの画面切り換え方
式において、複数のキー操作と同じ動作を行う複合機能
キーをメモリに登録し、前記複合機能キーを押すことに
より、前記複数のキー操作と同じ表示画面切り換えを行
うことを特徴とするＣＮＣの画面切り換え方式が、提供
される。

〔作用〕

ユーザがＣＮＣを操作する上で、使用する頻度の高い複
数のキー操作を、複合機能キーとしてメモリに登録して
おく。この登録時に定義されたキーを押せば、登録され
た複数のキーを押したと、同等の表示画面の切り換えが
できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は表示画面の切り換えを示す図である。

表示画面は初期画面２から、ラダー画面１へはキーＫｌ
を使用して切り換え、初期画面２に戻るにはキーに２を
使用する。ラダー画面１はＰＭＣ（プログラマブル・マ
シン・コントローラ）のシーケンス・プログラムがラダ
ー形式で作成されており、このラダー形式のシーケンス
・プログラムを表示する画面である。

同様に、エラーメツセージを表示するエラーメツセージ
画面３へはキーに３で、その逆はキーに４を使用する。

また、各信号の状態を表示するダイアグノーズ画面４へ
はキーに５、その逆はキーに６を使用する。さらに、ダ
イアグノーズ画面４からトレース画面５にはキーに７、
その逆はキーに８を使用する。トレース画面５は必要な
信号をトレースして、信号の時間的な変化を表示する画
面である。

ここで、トレース画面５からラダー画面１へ移る場合は
、キーに８、キーに６、キーＫｌを操作する必要がある
。しかし、ユーザがトレース画面５から、ラダー画面ｌ
へ何度も表示画面を切り換えるためには、３回もキーを
操作することは煩雑である。

ここで、キーに８、キーに６、キーＫｌを他のキーＫＸ
で置き換える定義を行う。すなわち、ＫＸ＝Ｋ　８　＋
Ｋ　６　＋Ｋ　１ と定義してふく。これによって、キーＫＸを押すと、キ
ーに８、キーに６、キーに１を押したと同様に、トレー
ス画面５から、ラダー画面１へ表示画面が切り換えられ
る。実際には、トレース画面５からダイアグノーズ画面
４、さらに初期画面２、ラダー画面１と切り換わるが、
これらの切り換わりは一瞬にして行われるので、トレー
ス画面５がらラダー画面１に直接切り換わるように見え
る。

逆にラダー画面１から、トレース画面５へ切り換えたい
ときは、 ＫＹ＝Ｋ　２　＋Ｋ　５　＋Ｋ　７ として定義すればよい。

キーＫＸ、ＫＹ等は操作キー、あるいはソフトウェアキ
ーを使用することができる。また、他の操作キーを使用
すると、本来のキーの機能と混同する危険性があるとき
は、複数個のキーを同時に操作するように定義すること
もできる。

例えば、キーＫＸＩとキーＫＸ２を同時に押すように定
義することもできる。

第２図は本発明を実施するための数値制御装置（ＣＮＣ
）全体のハードウェアのブロック図である。ＰＭＣ（７
’ログラマブル・マシン・コントローラ）２０は数値制
御装置（ＣＮＣ）１０に内蔵されてい゛る。プロセッサ
１１は数値制御装置（ＣＮＣ）１０全体の制御の中心と
なるプロセッサであり、バス１９を介して、ＲＯＭ１３
に格納されたシステムプログラムを読み出し、このシス
テムプログラムに従って、数値制御装置（ＣＮＣ）１０
全体の制御を実行する。

共有ＲＡＭ１２はＣＮＣｌ０とＰＭＣ２０とのデータの
授受を行うためのＲＡＭであり、この共有ＲＡＭ１２を
経由して、互いにデータの授受を行う。また、同時に双
方からのアクセスに必要なデータを格納する。

ＲＡＭ１４には一時的な計算データ、表示データ等が格
納される。ＣＭＯ３１５は不揮発性メモリとして構成さ
れ、工具補正量、ピッチ誤差補正量、加ニブログラム及
びパラメータ等が格納される。ＣＭＯ５は図示されてい
ないバッテリでバックアップされ、数値制御装置（ＣＮ
Ｃ）１０の電源がオフされても不揮発性メモリとなって
いるので、それらのデータはそのまま保持される。また
、ＣＭＯ３１５にはＰＭＣ２０側に必要なパラメータ等
も格納されている。

グラフィック制御回路１６は各表示画面データのディジ
タルデータを画像信号に変換してａカする。この画像信
号はＣＲＴ／ＭＤＩユニット３０の表示装置３１に送ら
れ、表示装置３１に表示される。ＰＭＣ２０側の初期画
面２、ラダー画面１、エラーメツセージ画面３、ダイア
グノーズ画面４、トレース画面５も表示装置３１に表示
される。このときのデータはＰＭＣ２０から共有ＲＡＭ
１２を経由して送られてくる。

インタフェース１７はＣＲＴ／ＭＤＩユニット３０内の
キーボード３２からのデータを受けて、プロセッサ１１
に渡す。また、ＰＭＣ２０側へのデータもキーボード３
２から入力することができ、そのデータは共有ＲＡＭ１
２を経由して、ＰＭＣ２０側へ送られる。

インタフェース１８は外部機器用のインタフェースであ
り、紙テープリーダ、紙テープパンチャ、紙テープリー
ダ・パンチャー、プリンタ等の外部機器４０が接続され
る。紙テープリーダからは加ニブログラムが読み込まれ
、また、数値制御装置（ＣＮＣ）１０内で編集された加
ニブログラムを紙テープパンチャーに出力することがで
きる。

プロセッサ１１と共有ＲＡＭ１２、ＲＯＭ１３等の要素
はバス１９によって結合されている。

図ではサーボモータ等を制御する軸制御回路、サーボア
ンプ、スピンドル制御回路、スピンドルアンプ、手動パ
ルス発生器インタフェース等は省略しである。

ＰＭＣ（プログラマブル・マシン・コントローラ）２０
にはＰＭＣ用のプロセッサ２１があり、プロセッサ２１
はバス２５によって、共有ＲＡＭ１２と接続され、共有
ＲＡＭ１２はＣＮＣｌ０のバス１９に結合されている。

また、バス２５にはＲＯＭ２２が結合されている。ＲＯ
Ｍ２２にはＰＭＣ２０を制御するための管理プログラム
とシーケンス・プログラムが格納されている。シーケン
ス・プログラムは一般にラダー言語で作成されるが、パ
スカル等の高級言語で作成される場合もある。また、Ｒ
ＯＭ２２に代えて、ＲＯＭカセット用インタフェースを
設け、ＲＯＭカセットにシーケンス・プログラムを格納
して、ＲＯＭカセット用インタフェースに接続する場合
もある。このようにすることにより、簡単にシーケンス
・プログラムをレベルアップしたり、シーケンス・プロ
グラムを変更することができる。

さらに、バス２５にはＲＡＭ２３が結合されており、Ｒ
ＡＭ２３には入出力信号が格納され、シーケンス・プロ
グラムの実行に従って、その内容は書き換えられていく
。

Ｉ１０制御回路２４はバス２５に接続され、ＲＡＭ２３
に格納された出力信号をＩ１０ユニット２６にシリアル
信号に変換して送る。また、Ｉ１０ユニット２６からの
シリアルな入力信号をパラレル信号に変換してバス２５
に送る。その信号はプロセッサ２１によって、ＲＡＭ２
３に格納される。

プロセッサ２１はＣＮＣｌ０から共有ＲＡＭ１２を経由
して、Ｍ機能指令、Ｔ機能指令等の指令信号を受け、−
旦ＲＡＭ２３に格納し、その指令をＲＯＭ２２に格納さ
れたシーケンス・プログラムに従って処理し、Ｉ１０制
御回路２４を経由して、Ｉ１０ユニット２６に出力する
。このａ力信号によって、機械側の油圧機器、空圧機器
、電磁機器が制御される。

また、プロセッサ２１はＩ１０ユニット２６からの機械
側のリミットスイッチ信号、機械操作盤の操作スイッチ
の信号等の入力信号を受けて、この入力信号を一旦ＲＡ
Ｍ２３に格納する。ＰＭＣ２０で処理する必要のない入
力信号は共有ＲＡＭ１２を経由してプロセッサ１１に送
られる。その他ノ（ｆｆ　号はシーケンス・プログラム
で処理し、部の信号はＣＮＣ側へ、他の信号は出力信号
として、■７０７０制御２４を経由して、Ｉ１０ユニッ
ト２６から機械側へ出力される。

一方、シーケンス・プログラムには、各軸の移動等を制
御する命令を含めることができる。これらの指令はプロ
セッサ２１によって読み出されると、共有ＲＡＭ１２を
経由して、プロセッサ１１に送られ、サーボモータを制
御する。同様にして、スピンドルモータ等もＰＭＣ側か
らの指令で制御することもできる。

また、ＲＯＭ２２に格納されたシーケンス・プログラム
、ＲＡＭ２３に格納された入出力信号はＣＲＴ／ＭＤＩ
ユニット３０の表示装置３１に表示することができる。

さらに、ＲＯＭ２２のシーケンス・プログラムは共有Ｒ
ＡＭ１２、バス１９を経由して、インタフェース１８に
接続されたプリンタにプリントアウトすることができる
。

さらに、インタフェース１８にプログラム作成装置を結
合し、プログラム作成装置で作成されたシーケンス・プ
ログラム等をＲＡＭ２３に転送し、ＲＡＭ２３のシーケ
ンス・プログラムでＰＭＣ２０を動作させることもでき
る。

上記の説明では画面切り換えとしてＰＭＣ（プログラマ
ブル・マシン・コントローラ）の表示画面を例に説明し
たが、その他のＣＮＣの表示画面でも同様である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明では、複数のキー操作を別の
キーで操作できるように定義して、他のキーで表示画面
を直接表示できるようにしたので、ＣＮＣの操作が簡単
になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は表示画面の切り換えを示す図、第２図は本発明
を実施するための数値制御装置（ＣＮＣ）全体のハード
ウェアのブロック図である。 １−−−ラダー画面 ２・・・　　−・−初期画面 ３−・・・−・　−エラーメツセージ画面４−・・−・
・ダイアグノーズ画面 ５・・−・−・・トレース画面 ０　パ゛・′数値制御装置（ＣＮＣ） ｌ　−・・・−プロセッサ ２・・・−・・・−・・−・共有ＲＡＭ３・・−・・・
−・ＲＯＭ ４・−・　・・・・・・ＲＡＭ ５・　・　・・−ＣＭＯＳ ６　・・・−・・グラフィック制御回路７−・・・・・
　　−インタフェース ８°°　　°　インタフェース ９・・・・−・・　・バス ０　・・・・・　−・・−ＰＭＣ（プログラマブル・マ
シン・コントローラ） ２１−・・・・　・−・・・プロセッサ２　　　　　−
　ＲＯＭ ３　　・　−・ＲＡＭ ４・・・−・・・　−１１０制御回路

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＣＮＣの表示画面をキーを使用して切り換えるＣ
   ＮＣの画面切り換え方式において、 複数のキー操作と同じ動作を行う複合機能キーをメモリ
   に登録し、 前記複合機能キーを押すことにより、前記複数のキー操
   作と同じ表示画面切り換えを行うことを特徴とするＣＮ
   Ｃの画面切り換え方式。
2. （２）前記複合機能キーは同時に複数のキーを操作する
   ように構成したことを特徴とする請求項１記載のＣＮＣ
   の画面切り換え方式。