JPH0455885B2 - - Google Patents

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JPH0455885B2
JPH0455885B2 JP62171951A JP17195187A JPH0455885B2 JP H0455885 B2 JPH0455885 B2 JP H0455885B2 JP 62171951 A JP62171951 A JP 62171951A JP 17195187 A JP17195187 A JP 17195187A JP H0455885 B2 JPH0455885 B2 JP H0455885B2
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JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
housing
air conditioner
impact
boss
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62171951A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6387305A (ja
Inventor
Juji Imai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP17195187A priority Critical patent/JPS6387305A/ja
Publication of JPS6387305A publication Critical patent/JPS6387305A/ja
Publication of JPH0455885B2 publication Critical patent/JPH0455885B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、自動車の車室前部に固定され、イン
ストルメントパネル下端部の支持部が形成された
ハウジングを有する空気調和装置に関する。
「従来の技術」 第3図に示すように、車室前部にインストルメ
ントパネルAが存し、その下内方の車室前部に空
気調和装置1を設ける場合、インストルメントパ
ネルAの下端部A1が空気調和装置1のハウジン
グ11に支持されているものが一般的である。
従来、このような空気調和装置では、第5図〜
第7図に示すように、空気調和装置1は、ハウジ
ング11の下部に設けた取付ブラケツト12とダ
ツシユパネルBに設けた取付ブラケツトB1とを
ねじ止めし、ハウジング11の上部に設けた取付
ブラケツトBとダツシユアツパパネルCに設けた
取付ブラケツトC1とをねじ止めすることにより
空気調和装置1を車体に固着してある。
そして、ハウジング11の前面のインストルメ
ントパネル支持部2にインストルメントパネルA
の下端部A1を支持しており、このインストルメ
ントパネル支持部2が強固に構成されている。す
なわち、インストルメントパネル支持部2では、
ハウジング11に、インローナツト21が嵌入さ
れたボス22が表面に突設されボス22は倒れ防
止リブ23,23……が側部に略十文字に配設さ
れ、さらにハウジング11の裏面からは補強リブ
24,24が補強している。
また、実公昭53−20111号公報に開示されてい
るように、空気調和装置のハウジングと冷房用熱
交換器との間の取付関係を離脱可能とし、冷房用
熱交換器が回転してハウジングが変形し、衝撃力
を緩和しようとするものがある。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の技術では、前
者の空気調和装置1があつては、インストルメン
トパネル支持部2の剛性が高いため、自動車衝突
時等の衝撃により、インストルメントパネルAの
表面に人頭等が衝突した場合、インストルメント
パネルAは剛性高くこれを受け止めるため人頭が
反力として受ける衝撃が強く、インストルメント
パネルAの表面にはセーフテイパツドA2が敷設
されているとしても、その受容限界を越えて衝突
したような場合は、人体を損傷させてしまい、安
全上の問題点となる。
後者にあたつては、ハウジングの変形により空
気調和装置に人体がぶつかつた場合の衝撃を緩和
するものではあるが、人体の保護上極めて重要な
部位であるインストルメントパネルに関しては全
く配慮がなく、しかも、支持部自体での衝撃エネ
ルギの吸収能力はほとんど期待できず、人体の保
護が十分でないという問題点があつた。
本発明はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、異常な衝撃が加わつた場合、イン
ストルメントパネルの支持部が破壊してそこで衝
撃エネルギを吸収し、人体への衝撃を軽滅するこ
とにより安全性を向上させる空気調和装置を提供
することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とす
るところは、車室前部に固定され、インストルメ
ントパネル下端部を支持する支持部が形成された
ハウジングを有する車両用の空気調和装置におい
て、 前記支持部を、ハウジングの正面壁から前方に
突設され、インストルメントパネルの下端部を固
定支持する中空台形のボスにより構成し、 前記中空台形のボスの脚部の根元とハウジング
の正面壁との接続部に脆弱部を設けたことを特徴
とする車両用の空気調和装置に存する。
「作用」 インストルメントパネルに人体が衝突し、イン
ストルメントパネルに荷重が加わり、その荷重が
人体を安全に保つて受容可能な程度を越えた衝撃
であつた場合、その衝撃荷重が中空台形のボスに
達し、ボスの脚部の根元とハウジングの正面壁と
の間の接続部の脆弱部応力の集中現象が起こり、
該脆弱になつている部位が破壊するに至る。
破壊するときには、脆弱にした程度に応じた応
力が破断するまでの時間働き、そこで衝撃荷重が
吸収され、人体への衝撃が緩和されるものであ
る。
インストルメントパネルは事故時等に人体が衝
突する部位であるので、衝撃を吸収するよう構成
するのが一般的であるが、本孝案では、さらにイ
ンストルメントパネルの支持部でも衝撃を吸収し
ている。そうすることにより、インストルメント
パネル自体の衝撃吸収性に加えた車体の衝撃吸収
性を高め、安全性を向上させている。
また、インストルメントパネルを支持している
接続部の破壊によりインストルメントパネルはそ
れ自体が変形することによりさらに大きく変形す
ることが可能になり、エネルギの吸収能力を向上
させている。
さらに、インストルメントパネルに人が衝突し
た場合、体形や衝突状況等により当り方向が変動
するのに対し、インストルメントパネルの支持部
位には当り方向にかかわらず荷重が加わるので、
支持部位の脆弱部が安定して衝突エネルギを吸収
することができる。
「実施例」 以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説明
する。なお、従来例および実施例につき同様の部
位には同一符号を付し、重複した説明を省略す
る。
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示して
いる。
空気調和装置1は、下部はハウジング11とダ
ツシユパネルBとにそれぞれ設けた取付ブラケツ
ト12,B1をねじ止めすることにより、上部は
ハウジング11とダツシユアツパパネルCとにそ
れぞれ設けた取付ブラケツト13,C1をねじ止
めすることにより車室前部に固着されており、こ
れは従来例と同様である。
空気調和装置1のハウジング11にインストル
メントパネルAの下端部A1の支持部3が設けら
れている。
支持部3は、空気調和装置1の正面壁15から
前方に一体的に突設された中空台形のボス35に
より形成されている。
ボス35の脚部36の根元部と正面壁15との
接続部に脆弱部位として応力が集中する切欠37
が形成されている。ボス35の前面はインストル
メントパネルAの下端部A1の取付面31をな
し、取付面31にはボルト挿通孔32が穿設され
ている。
切欠37により形成される脆弱部は、インスト
ルメントパネルAに人体が当つたとき、セーフテ
イパツドA2が人体を安全に保つて受容可能な衝
撃を支持できる程度の必要最小限な強度に設定さ
れている。
インストルメントパネルAの下端部A1には、
取付面A3、ボルト挿通孔A4を有する取付部A
5が形成されており、取付部A5のボルト挿通孔
A4とボス35の取付面31のボルト挿通孔32
を貫通してボルト4が挿入され、取付面31,A
3を密着させてナツト5をボルト4に縲合させて
締結することにより、インストルメントパネルA
の下端部A1は空気調和装置1のハウジング11
の正面壁15に中空台形のボス35を介して支持
されている。
次に作用を説明する。
自動車衝突等により人頭等がインストルメント
パネルAに衝突し、異常衝撃により、セーフテイ
パツドA2による緩衝だけでは危険な程度の荷重
がインストルメントパネルAの下端部A1より支
持部3に加えられ、インストルメントパネルAの
取付部A5から、中空台形のボス35に荷重が伝
達される。
すると、中空台形のボス35の脚部36の根元
部と空気調和装置1の正面壁15との接続部に応
力が集中して過大な値になり、例えば第1図想像
線に示すように、中空台形のボス35は正面壁1
5との接続部が破壊してさらに脱落し、インスト
ルメントパネルAを支持不能になる。
すなわち、接続部は、安全のめの脆弱部位であ
つて、応力が破壊に至るまでの時間だけ働き、破
壊に至るまでに衝撃エネルギを吸収するうえに、
支持されなくなつたインストルメントパネルAが
変形することにより衝突エネルギほ吸収され人体
は損傷を免れ安全を保たれる。
切欠37の深さや大きさは適宜変え、適切な破
断荷重を設定できる。
第4図は本発明の第2実施例を示している。
第1実施例と同様に、支持部3は中空台形のボ
ス38で形成してあるが、ボス38の底面39を
厚肉にしてある。このため、ボス38の基部の正
面壁15の接続部40が応力が集中する脆弱部位
となる。
異常衝撃が加わると、接続部40に応力集中が
起り、正面壁15が破断して想像線に示すように
ボス38が押し込まれ、インストルメントパネル
Aほ支持されなくなる。ハウジング11に一体成
形し易く、成形時にそのまま脆弱部が形成されて
いるという利点がある。
「発明の効果」 本発明に係る空気調和装置によれば、インスト
ルメントパネルの下端部を支持するに際し、過度
に強固に支持することなく、異常衝撃による荷重
が加わつたときは破壊し、破壊時に衝撃エネルギ
を吸収するとともに、支持されなくなつたインス
トルメントパネルの変形によつても衝撃エネルギ
を吸収できるようにしたから、自動車事故等のと
き人体を安全に保つことができる。また、破壊条
件の設定によつては、インストルメントパネル表
面に敷設するセーフテイパツドを廃止することも
可能であり、この場合は自動車の製造コストを大
巾に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示して
おり、第1図はインストルメントパネルの支持部
の垂直断面図、第2図は第3図の−線位置の
断面図、第3図はインストルメントパネルの斜視
図、第4図は第2実施例を示しており、インスト
ルメントパネルの支持部の垂直断面図、第5図〜
第7図は従来例を示し、第5図は第3図の−
線位置相当の断面図、第6図はインストルメント
パネル支持部の正面図、第7図はインストルメン
トパネル支持部の縦断面図である。 A……インストルメントパネル、A2……セー
フテイパツド、A5……取付部、1……空気調和
装置、3……支持部、11ハウジング、15……
正面壁、35,38……ボス、36……脚部、3
7……切欠、39……底面、40……接続部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車室前部に固定され、インストルメントパネ
    ル下端部を支持する支持部が形成されたハウジン
    グを有する車両用の空気調和装置において、 前記支持部を、ハウジングの正面壁から前方に
    突設され、インストルメントパネルの下端部を固
    定支持する中空台形のボスにより構成し、 前記中空台形のボスの脚部の根元とハウジング
    の正面壁との接続部に脆弱部を設けたことを特徴
    とする車両用の空気調和装置。
JP17195187A 1987-07-09 1987-07-09 空気調和装置 Granted JPS6387305A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17195187A JPS6387305A (ja) 1987-07-09 1987-07-09 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17195187A JPS6387305A (ja) 1987-07-09 1987-07-09 空気調和装置

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JP9558481A Division JPS57209416A (en) 1981-06-19 1981-06-19 Air conditioner

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Publication Number Publication Date
JPS6387305A JPS6387305A (ja) 1988-04-18
JPH0455885B2 true JPH0455885B2 (ja) 1992-09-04

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ID=15932811

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JP17195187A Granted JPS6387305A (ja) 1987-07-09 1987-07-09 空気調和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320111U (ja) * 1976-07-29 1978-02-21

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