JPH045581Y2 - - Google Patents

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JPH045581Y2
JPH045581Y2 JP14418486U JP14418486U JPH045581Y2 JP H045581 Y2 JPH045581 Y2 JP H045581Y2 JP 14418486 U JP14418486 U JP 14418486U JP 14418486 U JP14418486 U JP 14418486U JP H045581 Y2 JPH045581 Y2 JP H045581Y2
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JP
Japan
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hollow cylinder
stepped hole
buried
road surface
valve
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JP14418486U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として本管より分岐した分岐管側
に設ける埋設ガス用バルブのバルブピツトに関す
るものである。
(従来の技術) 地中に埋設したガス管または水管等の管系の開
閉に供する埋設バルブを地圧、土砂、雨水等から
保護する従来の埋設用バルブピツトとしては、例
えば特公昭57−3770号公報に開示されているもの
がある。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来の埋設用バルブピツトは、車道等
の路面下に埋設する場合を考慮しているため、地
表より大きな荷重が作用しても埋設バルブや管系
に悪影響を与えないようにする必要から、埋設バ
ルブの栓部を覆う保護カバーと、地表面に埋設す
る目印ケースまたは接続管とを適当長重合すると
共に、その重合部に空〓を設けることにより路面
上の荷重が直接埋設バルブやその管系に伝わらな
いようにしていた。
しかしながら本管より分岐した分岐管側に設け
る埋設ガス用バルブは、通常車両の往来がなく、
また人通りも少ない場所に設置される場合が多
い。
例えば家庭用などに本管から分岐管により引き
込まれる分岐管系の端末側の埋設ガスバルブは、
通常各家庭の敷地内に設置されるため、地表より
大きな荷重がかかることはないが、雨水等は侵入
しやすい傾向がある。
また上述した従来の埋設用バルブピツトは、比
較的大型バルブを対象にしたものであり、その埋
設深さも大きいため、バルブピツトの保護カバー
と目印ケースまたは接続管との重合長も十分にと
りやすかつた。
これに対して本考案において対象としている分
岐管側に設ける埋設ガス用バルブは比較的な小型
であると共に、埋設深さも小さいため、上述した
従来型のバルブピツトにした場合は、前記した重
合長を十分にとれないから、保護カバーが傾きや
すくなると共に、雨水等の流入は比較的に多いた
め、バルブの回転部分等にも錆が発生し易くな
り、その結果緊急時における埋設ガス用バルブの
開閉に支障を与えるおそれがあるという問題点が
あつた。
(問題点を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため本考案において
は、埋設バルブケースの上端部に径違いソケツト
の小径部を嵌合すると共に、径違いソケツトの大
径部に中空円筒を接続し、この中空円筒の外径よ
り僅かに大きい内径の段付孔を下部に有すると共
に、上部にも段付孔を有する円環状の路面ボツク
スを前記中空円筒の上端部に嵌合し、この中空円
筒の上端部に弾性材製の内蓋を密嵌合させると共
に、前記路面ボツクスの上部段付孔に外蓋を嵌装
して埋設バルブピツトを構成する。
(作用) 本考案の埋設バルブピツトは上述のように構成
したから、路面ボツクスと外蓋との〓間から流入
する水は、中空円筒と路面ボツクスとの重合部か
ら外部へ排出される。特に路面ボツクスに水抜き
用の凹欠部を設けた場合は、大量の雨水等が流入
してもスムースに排水を行うことができる。
また路面ボツクスの下部段付孔と中空円筒との
嵌合部の〓間は僅かであるから、本考案における
中空円筒は大きく傾いてバルブの開閉に支障を与
えるおそれはない。
さらに本考案における中空円筒の上端部には弾
性材製の内蓋を密嵌合させてあるから、たとえ路
面ボツクス内に水が溜まつても、その水が中空円
筒内に侵入することはない。したがつて本考案に
よれば、埋設バルブの回転部分等に錆が発生して
緊急時にバルブの開閉ができなくなるというおそ
れはなくなる。
特に内蓋をゴム製にすると共に、この内蓋の下
面の外周縁に近い位置に環状溝を設けた場合は、
内蓋の弾性を増大することにより、内蓋の着脱を
容易にすると共に、中空円筒の内蓋による密封性
能を向上させることができる。
上述の通りであるから、本考案の埋設バルブピ
ツトは、分岐管系におけるバルブピツトとして適
した性能を有している。
(実施例) 以下、図面について本考案の一実施例を説明す
る。図中GLは地表面、1は地中に埋設したガス
用の埋設バルブ(サーテーシヤツトバルブ)、1
aはその埋設バルブケース、1bはバルブ開閉
軸、1cはハンドルである。
本実施例においては、第5図に詳細に示すよう
に、塩ビ等の合成樹脂を素材として、径違いソケ
ツト2を一体に形成し、その小径部2aを第1図
に示すように埋設バルブケース1aの上端部に嵌
合すると共に、径違いソケツト2の大径部2b内
に適当な長さの合成樹脂製の中空円筒3の一端部
を嵌入して接続する。
また第2図に詳細に示すように、鋳鉄を素材と
して、中空円筒3の外径より僅かに大きい内径の
段付孔4aを下部に有すると共に、上部にも段付
孔4bを有する円環状の路面ボツクス4を一体に
形成する。
なお4cは路面ボツクス4の下部段付孔4aの
内周部における円周三等分位置において、それぞ
れ下部段付孔4aの上方より下方へ向かつて設け
た水抜き用の凹欠部で、4dは上部段付孔4bの
内周面を一部切欠して形成した外蓋取り外し用の
凹欠部である。
また第3図は、鋳鉄を素材として前記路面ボツ
クス4の上部段付孔4b内に嵌装できるように形
成した外蓋5の詳細を示すもので、5aは上部段
付孔4bと嵌合する胴部、5bは路面ボツクス4
に嵌装したときに上部段付孔4bより下方に突出
する小径胴部、5cは外蓋5の上面の中央部に形
成したフツク係合用の係止バーであり、外蓋5を
路面ボツクス4に対して着脱しやすいようにした
ものである。また5dは胴部5aに突設した位置
決め用の突部、5eは凹部である。
また第4図は、ゴム等の弾性材を素材として前
記中空円筒3の上端部に密嵌合できるように一体
に形成した内蓋6の詳細を示すものであり、6a
は上面の中央部に突設したつまみ部、6b,6c
は胴部に設けた環状溝、6dは内蓋6の下面の外
周縁に近い位置において上方に向かつて形成した
環状溝、6eは下面中央部に設けた肉ぬすみ用の
凹部である。
そして本実施例においては、第1図に示すよう
に、中空円筒3の上端部に下部段付孔4aを介し
て路面ボツクス4を嵌合し、中空円筒3の上端部
内に内蓋6を密嵌合させると共に、路面ボツクス
4の上部段付孔4bに外蓋5を嵌装して埋設バル
ブピツトを構成する。
本考案の埋設バルブピツトは上述のように構成
したから、埋設バルブを開閉する場合は、まず先
端にフツク等を形成した工具(図示せず)を使用
して、係止バー5cまたは凹欠部4dおよひ凹部
5eからなる空所を介して外蓋5を取り外し、つ
いでつまみ部6aを介して内蓋6を抜き取つて
後、工具(図示せず)によりバルブ開閉軸1bを
回転するか、または直接手を中空円筒3内に差し
込んでハンドル1cを回転させてバルブの開閉操
作をする。
操作が了れば、内蓋6を中空円筒3の上端部に
嵌め込み、ついで外蓋5を路面ボツクス4の上部
段付孔4bに嵌めこめばよい。
(考案の効果) 本考案の埋設バルブピツトは上述のように構成
したから、路面ボツクス4と外蓋5との〓間から
流入する水は、中空円筒3と路面ボツクス4との
重合部から外部へ排出される。特に路面ボツクス
4に水抜き用の凹欠部4cを設けた場合は、大量
の雨水等が流入してもスムースに排水を行うこと
ができる。
また路面ボツクス4の下部段付孔4aと中空円
筒3との嵌合部の〓間は僅かであるから、本考案
における中空円筒3は大きく傾いてバルブの開閉
に支障を与えるおそれはない。
さらに本考案における中空円筒3の上端部には
弾性材製の内蓋6を密嵌合させてあるから、たと
え路面ボツクス4内に水が溜まつても、その水が
中空円筒3内に侵入することはない。したがつて
本考案によれば、埋設バルブの回転部分等に錆が
発生して緊急時にバルブの開閉ができなくなると
いうおそれはなくなる。
特に内蓋6をゴム製にすると共に、この内蓋6
の下面の外周縁に近い位置に環状溝6dを設けた
場合は、内蓋6の弾性を増大することにより、内
蓋6の着脱を容易にすると共に、中空円筒3の内
蓋6による密封性能を向上させることができる。
上述の通りであるから、本考案の埋設バルブピ
ツトは、分岐管系におけるバルブピツトとして非
常に適した性能を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の立断面図、第2図aは路
面ボツクスを一部断面で示す平面図、同図bはそ
の立断面図、第3図aは外蓋の平面図、同図bは
そのA−A断面図、同図cはB−B断面図、第4
図aは内蓋の平面図、同図bはその立断面図、第
5図aは径違いソケツトの平面図、同図bはその
立断面図である。 GL……地表面、1……埋設バルブ、1a……
埋設バルブケース、2……径違いソケツト、2a
……小径部、2b……大径部、3……中空円筒、
4……路面ボツクス、4a……下部段付孔、4b
……上部段付孔、4c……水抜き用の凹欠部、5
……外蓋、6……内蓋、6d……環状溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 埋設バルブケースの上端部に径違いソケツト
    の小径部を嵌合すると共に、径違いソケツトの
    大径部に中空円筒を接続し、この中空円筒の外
    径より僅かに大きい内径の段付孔を下部に有す
    ると共に、上部にも段付孔を有する円環状の路
    面ボツクスを前記中空円筒の上端部に嵌合し、
    この中空円筒の上端部に弾性材製の内蓋を密嵌
    合させると共に、前記路面ボツクスの上部段付
    孔に外蓋を嵌装してなる埋設バルブピツト。 2 前記路面ボツクスの下部段付孔の内周部に、
    下部段付孔の上方より下方へ向かつて水抜き用
    の凹欠部を設けてなる実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の埋設バルブピツト。 3 前記内蓋をゴム製にすると共に、この内蓋の
    下面の外周縁に近い位置に環状溝を設けてなる
    実用新案登録請求の範囲第1、2項記載の埋設
    バルブピツト。
JP14418486U 1986-09-22 1986-09-22 Expired JPH045581Y2 (ja)

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JP14418486U JPH045581Y2 (ja) 1986-09-22 1986-09-22

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JP14418486U JPH045581Y2 (ja) 1986-09-22 1986-09-22

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Publication Number Publication Date
JPS6350961U JPS6350961U (ja) 1988-04-06
JPH045581Y2 true JPH045581Y2 (ja) 1992-02-17

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ID=31054556

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JP14418486U Expired JPH045581Y2 (ja) 1986-09-22 1986-09-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5516898B2 (ja) * 2011-01-21 2014-06-11 三菱自動車工業株式会社 車両搭載タンク

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