JPH0313657Y2 - - Google Patents

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JPH0313657Y2
JPH0313657Y2 JP1984169151U JP16915184U JPH0313657Y2 JP H0313657 Y2 JPH0313657 Y2 JP H0313657Y2 JP 1984169151 U JP1984169151 U JP 1984169151U JP 16915184 U JP16915184 U JP 16915184U JP H0313657 Y2 JPH0313657 Y2 JP H0313657Y2
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JP
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valve
sleeve
underground
flange member
pipe
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JP1984169151U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、地下埋設バルブの保護管構造に関
し、例えば地下に埋設されたガス供給管に設けら
れた地下埋設バルブの保護管構造に関する。
[従来の技術] 地下に埋設されたガス供給管には地下埋設バル
ブが設けられており、ガス管接続工事を行う際等
には保護管より棒状のハンドルを挿入してバルブ
の開閉を行うようにしている。
第1図に従来の地下埋設バルブの保護管構造を
示し、ポリエチレン管からなるガス供給管1は地
下Bに埋設されており、その適所にポリエチレン
製のバルブ2が設けられている。バルブ2の下方
にはコンクリート板3が付設されている。4は硬
質塩化ビニール管よりなる保護管で、その下端部
には対向する切欠部4a,4aが設けられてい
て、バルブ2の両側部分を跨ぐ形で地下Bに埋設
されており、その下端はコンクリート板3上に支
持されている。そして上端は地表A近くに至つて
いて図示は省略したが支えにより支持されて、支
えの開口部はふたにより覆われている。なお、図
示は省略したが保護管4は、通常、下端部に対向
する切欠部が設けられていてバルブの両側部分を
跨ぐ形で地下に埋設される管と、地表近くに至る
比較的長い管と、前者の管と後者の管とを接続す
る継手管とからなつていて、いずれも硬質塩化ビ
ニール管よりなつている。
バルブ2を開閉するには、ふたを開け地表Aよ
り保護管4内に棒状のハンドル5を挿入し、ハン
ドル5の先端に設けた角状凹部5aをバルブ2側
のキヤツプ2aに嵌合してハンドル5を回転させ
てバルブ2の開閉を行う。
ところで従来の保護管4には、バルブ2の両側
部分を跨ぐための切欠部4a,4aが設けられて
おり、この切欠部4a,4aから保護管4内に地
下水や土砂の流入が免れ得ず、保護管4内に地下
水が土砂が流入して堆積すると、ハンドル5の先
端に設けた角状凹部5aをバルブ2側のキヤツプ
2に嵌合する際に支障をきたすこととなる。この
応急策として従来切欠部4a,4aにゴムバンド
を巻付ける等して塞ぐことが行われているが抜本
的解決とはなり得ない。
実公昭48−7510号公報には不凍結給水栓装置が
開示されているが、かかる公知技術では地表に比
較的近い所に設けてあるので、土圧による保護管
の移動や保護管内の土砂の流入等の問題が生じな
い。
また実開昭56−21059号公報に開示されている
止水栓ボツクスには、止水栓の操作部の半径方向
外方に拡がるフランジが設けられ、そのフランジ
に保護管が保持されているが、かかる公知の技術
では保護管内に地下水や土砂が流入してしまう。
[考案の目的] したがつて、本考案の目的は、保護管内に地下
水や土砂の流入がなく、かつ土圧により万一保護
管が移動しても埋設した管本体に損傷を与えるこ
とのない地下埋設バルブの保護管構造を提供する
にある。
[考案の構成] 本考案によれば、地下に埋設されたガス供給管
のバルブを地表より操作するために棒状のハンド
ルを挿入できるようになつている地下埋設バルブ
の保護管構造において、バルブの頂部に設けられ
たハンドルに嵌合するキヤツプの外側に上方に延
びる円筒状のスリーブがバルブの頂部に密接に付
設され、そのスリーブの外周面にはフランジ部材
が設けられ、そのフランジ部材は内周面がシール
部材によつてスリーブの外周面と密封され、そし
て外周面に保護管が嵌装されており、かつそのフ
ランジ部材は、その保護管を保持するフランジ部
を備え、その保護管は地表近くに延びる長さを有
している。
[考案の作用効果] したがつて、通常の使用状態において、バルブ
の頂部に密接して付設されたスリーブの外周面と
フランジ部材の内周面との間にシール部材が設け
られ、そしてフランジ部材の外周面には保護管が
嵌装されて保持されているので、スリーブとフラ
ンジ部材との係合面から地下水が入り込むことが
なく、また保護管とフランジ部材との間は土圧に
より保護管がフランジ部材の外周面に押し付ける
ので、比較的に密着して土砂や水が流入しにく
い。
しかもフランジ部が下方からの地下水を阻止す
るので、実質的に水や土砂の流入を阻止できる。
それ故に長期間に亘つて外部からのバルブ操作
が容易である。またスリーブと保護管との連結は
ねじ止め等によらず保護管をスリーブに嵌装した
ものであるので、万一何らかの強い力によつて保
護管が倒されようとする保護管はスリーブから抜
け、ガス供給管である埋設管本体には重大な損傷
を生じないで済むことができる。
それ故に土圧が保護管にかかつて移動してもガ
ス洩れ等の危険を防止できる。その際、スリーブ
の肩部、バルブのキヤツプの肩部等の径と保護管
の径との関係を調整しておく必要があることは勿
論である。
このように本考案によればガス供給管のバルブ
に対して安全性の高い保護管構造を提供すること
ができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の実施例につき説
明する。
11は、地下に埋設された、ボデイキヤツプP
が本体の片側に融着され、かつ、内部弁室に弁体
Vを有するポリエチレン製のバルブである。17
はバルブの頂部11aに設けられた、弁ステム1
6を保持している首部であり、その首部17の外
周には、弁ステム16の回転に供するキヤツプ2
aが摺動自在に嵌合されている。12は首部17
の外側にキヤツプ2aを介して、首部17を包囲
するように、その頂部11aに一体的に設けられ
たスリーブである。スリーブ12の設け方は、一
体成形や接着あるいは溶着等いずれの方法も採用
できる。スリーブ12は、首部17とは非接触状
態すなわち間隔をあけて設けるのがよい。また、
その高さは特に限定されないが、首部17と同程
度の高さに設定すると良好な結果が得られる。1
8はその内周面18aがシール部材であるOーリ
ング19を介してスリーブ12の外周面に係合
し、外方に延びるフランジ部18cを有している
フランジ部材である。14はフランジ部材18の
外周面18bに嵌装されている保護管である。
この保護管14は地表近くまで伸びていて、図
示されていない支えで支持され、支えの開口部は
ふたで覆われている。したがつて保護管14内に
地下水や土砂が流入することがない。
万一何らかの強い外力によつて保護管14が倒
されようとすると、保護管14は一点鎖線で示す
ようにフランジ部材18から抜け、これによりガ
ス管等の埋設管本体には重大な損傷を与えること
を防止できる。その際、スリーブ12の肩部、バ
ルブ11の袋ナツト11aの肩部等の径と保護管
14の径との関係を調整しておく必要があること
は勿論である。
なお、本考案に係る地下埋設バルブの保護管構
造は、ガス供給管のバルブに限らず水道管、油移
送管等の埋設管の地下埋設バルブにも好適に実施
し得ることは勿論である。
[結び] 以上説明したように、本考案に係る地下埋設バ
ルブの保護管構造によれば、保護管内に地下水や
土砂が流入することがなく、保護管内に地下水や
土砂が流入して堆積することによるバルブのキヤ
ツプとハンドル凹部との嵌合不能によるバルブ開
閉不能等のトラブルは完全に解消されるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の地下埋設バルブの保護管の縦断
面図、第2図は本考案の実施例に係る地下埋設バ
ルブの保護管の縦断面図である。 11…バルブ、12…スリーブ、13…シール
部材、14…保護管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 地下に埋設されたガス供給管のバルブを地表
    より操作するために棒状のハンドルを挿入でき
    るようになつている地下埋設バルブの保護管構
    造において、バルブの頂部に設けられたハンド
    ルに嵌合するキヤツプの外側に上方に延びる円
    筒状のスリーブがバルブの頂部に密接に付設さ
    れ、そのスリーブの外周面にはフランジ部材が
    設けられ、そのフランジ部材は内周面がシール
    部材によつてスリーブの外周面と密封され、そ
    して外周面に保護管が嵌装されており、かつそ
    のフランジ部材は、その保護管を保持するフラ
    ンジ部を備え、その保護管は地表近くに延びる
    長さを有していることを特徴とする地下埋設バ
    ルブの保護管構造。 (2) スリーブ及び保護管が合成樹脂からなるもの
    である実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    地下埋設バルブの保護管構造。
JP1984169151U 1984-11-09 1984-11-09 Expired JPH0313657Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984169151U JPH0313657Y2 (ja) 1984-11-09 1984-11-09

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JP1984169151U JPH0313657Y2 (ja) 1984-11-09 1984-11-09

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Publication Number Publication Date
JPS6185780U JPS6185780U (ja) 1986-06-05
JPH0313657Y2 true JPH0313657Y2 (ja) 1991-03-28

Family

ID=30726898

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS487510U (ja) * 1971-06-15 1973-01-27
JPS5621059B2 (ja) * 1973-12-20 1981-05-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5621059U (ja) * 1979-07-26 1981-02-24

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS487510U (ja) * 1971-06-15 1973-01-27
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JPS6185780U (ja) 1986-06-05

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