JPH0236670Y2 - - Google Patents

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JPH0236670Y2
JPH0236670Y2 JP4451785U JP4451785U JPH0236670Y2 JP H0236670 Y2 JPH0236670 Y2 JP H0236670Y2 JP 4451785 U JP4451785 U JP 4451785U JP 4451785 U JP4451785 U JP 4451785U JP H0236670 Y2 JPH0236670 Y2 JP H0236670Y2
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JP
Japan
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cover body
cover
cooling water
fitting
scattering prevention
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JP4451785U
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JPS61159145U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、穿孔作業の際、刃先の冷却を要す
るコアドリル等の穿孔装置に用いる冷却水飛散防
止カバーに関するものである。
(従来の技術) 従来より、この種のカバーとして、前端を開口
した筒状カバー本体の開口周縁部に吸盤を装着
し、この吸盤によつて被穿孔壁面にカバー本体を
固定しておき、カバー本体内に水を注入した状態
で穿孔作業を行うようにした構造のもの(実開昭
55−31527号)が提案されている。しかし、この
構造のカバーは、ガラスのように表面が平滑な壁
面にしか吸盤が吸着しないため例えばコンクリー
トの穿孔作業には使用出来ないという欠点があつ
た。
従つて、コンクリート壁等の粗い壁面に例えば
ダイヤモンド歯をもつコアドリルで穿孔作業を行
う場合は、前記カバーと略同種構造のカバーを、
予め壁面に埋設したアンカーボルトにより取り付
け、カバー内に注水しながら刃先を冷却してい
た。このため、準備作業に手間と時間がかかり、
作業能率が極めて悪かつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上述の点に鑑みなされたもので、主
として鉄筋コンクリートや石材等の粗壁面をもつ
被穿孔物に、冷却を必要とする刃先を備えた穿孔
装置により穿孔する際、その穿孔位置の近くに棒
状の金具を挿入するための孔を穿孔するだけで、
簡単に且つ確実にカバーを取り付けることができ
る冷却水飛散防止カバーを提供することを目的と
している。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するこの考案の構成は、前端を
開口した筒状カバー本体の該開口全周縁部にシー
ル部材を装着し、カバー本体の後端に穿孔装置の
挿入口を開設すると共に、カバー本体の側周面適
所に排水孔を設けた冷却水飛散防止カバーにおい
て、前記カバー本体の側周面前端寄りの略中央位
置の両側に、前記排水孔を下向きして支持金具の
両端を回動可能に止着し、該支持金具の中央部に
カバー本体より前方に突出させ且つ支持金具に対
し鋭角に棒状のバネ金具を結合したことを要旨と
するものである。
(作用) この考案の冷却水飛散防止カバーは、穿孔位置
の近くに穿設した小孔にそのバネ金具を挿入した
状態で、カバー本体を支持金具の両側止着部を中
心にしバネ金具のバネ力に抗して回転させること
により、カバー本体前面のシール部材を被穿孔壁
面に当接すれば、カバー本体はバネ金具の付勢力
を以て被穿孔壁面に押し付けられ固定されるもの
である。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は支持金具を取り外した状態のカバ
ー本体の正面図、第2図は同左側面図、第3図は
支持金具の平面図、第4図は同側面図、第5図は
使用状態を示す概要正面図である。
これらの図において、1は前端を開口した円筒
状のカバー本体で、好ましくは内部が見えるよう
に透明なプラスチツク材で形成される。
2はエラストマーからなる環状のシール部材
で、このシール部材2はカバー本体1の前端開口
周縁部に装着される。
3はカバー本体1の後端に開設されたコアドリ
ル等の穿孔装置(図示せず)の挿入口で、この挿
入口3には中央部に開口4aを有し且つこの開口
4aから放射状にスリツト4bを入れた軟質ゴム
からなる膜状カバー4を、前記挿入口3内に貼着
している。
5は排水孔で、この排水孔5はカバー本体1の
側周壁の前端寄りに開設され、排水管5aが突設
されている。
6は後述する支持金具7の止着部で、この止着
部6はカバー本体1の側周壁の前端寄りに全周に
わたり等間隔に設けられる。そして、各止着部6
は、有底の鳩目状受け座6aをカバー本体1の側
周壁に穿設した小孔6bに嵌着した構造からな
る。
7は支持金具で、通常ワイヤー状の鋼材を前記
カバー本体1側周壁面の略半分を取り囲む半円弧
状に湾曲させ、その両端部を内方に折曲して挿入
端子7aに形成している。
8は棒状のバネ金具で、このバネ金具8は支持
金具7の中央部に鋭角(例えばα=75゜〜80゜の角
度)に、支持金具7と一体に結合されている。な
お、本実施例では、第3図に示すようにバネ金具
8は、支持金具7の一部を延設して形成してい
る。また、バネ金具8の長さは、支持金具7をカ
バー本体1の止着部6に取り付けた状態で、カバ
ー本体1の前端より更に前方へ突出するように設
定する。
次に上記した実施例の冷却水飛散防止カバーの
使用態様を、鉄筋コンクリートの壁面にダイヤモ
ンド歯を備えたコアドリルを用いて穿孔作業を行
う場合を例示して説明する。
第5図において、まづ被穿孔壁面Aの穿孔予定
位置近傍の、小孔を穿つても支障のない位置にド
リルにより予め小孔Bを穿設する。
次に、前記支持金具7を、カバー本体1が壁面
Aに取り付けられた状態でその排水孔5が下向き
になるように、カバー本体1の止着部6に取り付
ける。なお、第5図は小孔Bが穿孔予定位置の上
方に位置する状態を示しているが、小孔Bが穿孔
予定位置の側方に位置する場合には、支持金具7
は図示の位置より略90゜一方へ回転させた位置の
止着部6に取り付ける。
そして、支持金具7中央のバネ金具8の一部
を、前記小孔Bに挿入し、この状態で、カバー本
体1を、支持金具7の両側止着部6を中心にしバ
ネ金具8のバネ力に抗して回転させて、カバー本
体1前面のシール部材2を被穿孔壁面Aに当接す
れば、カバー本体1はバネ金具8の付勢力を以て
被穿孔壁面Aに押し付けられ固定される。そこ
で、コアドリルCをカバー本体1の後面挿入口3
からカバー本体1内に挿入し、このコアドリルC
に配備されている給水機構Dを介してコアドリル
C先端のダイヤモンド歯の刃先に、冷却水あるい
は冷却油等を供給しながら、コアドリルCを回転
させて穿孔作業を行うものである。
このようにして、穿孔作業の間にコアドリルC
の刃先に供給される、冷却水もしくは冷却油はそ
の一部がカバー本体1内に一時的に貯留された
後、排水孔5から外部へ排水されるものである。
(効果) 以上説明したように、この考案の冷却水飛散防
止カバーは、上記構成からなるから、構造が簡単
でコストも安く、しかも被穿孔壁面の穿孔位置近
傍に、バネ金具挿入用の小さな孔を穿設するだけ
で、カバー本体を確実にその壁面に取り付けるこ
とができるので便利であり、穿孔作業の能率が大
幅に向上できる。また、カバー本体は、常時バネ
金具の付勢力によつて壁面に押し付けられている
ので、冷却水がカバー本体から外部へ漏れ出すこ
とがなく、これにより作業者が水に濡れて衣服等
を汚すことがなくなり、作業性も極めて良くなる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す、支持金具を
取り外した状態のカバー本体の正面図、第2図は
同左側面図、第3図は支持金具の平面図、第4図
は同側面図、第5図は使用状態を示す概要正面図
である。 1……カバー本体、2……シール部材、3……
挿入口、4……膜状カバー、5……排水孔、6…
…止着部、7……支持金具、8……バネ金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前端を開口した筒状カバー本体の該開口全周
    縁部にシール部材を装着し、カバー本体の後端
    に穿孔装置の挿入口を開設すると共に、カバー
    本体の側周面適所に排水孔を設けた冷却水飛散
    防止カバーにおいて、 前記カバー本体の側周面前端寄りの略中央位
    置の両側に、前記排水孔を下向きしてカバー本
    体側周面の略半分を取り囲む湾曲状の支持金具
    の両端を回動可能に止着し、該支持金具の中央
    部にカバー本体より前方に突出させ且つ支持金
    具に対し鋭角に棒状のバネ金具を結合したこと
    を特徴とする穿孔装置用冷却水飛散防止カバ
    ー。 (2) 前記バネ金具を支持金具に対し75゜〜80゜の角
    度で結合した実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の穿孔装置用冷却水飛散防止カバー。 (3) 前記カバー本体を円筒状に形成した実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の穿孔装置用冷却
    水飛散防止カバー。 (4) 前記支持金具の止着部を、カバー本体の側周
    面前端寄りの全周にわたり等間隔に設けた実用
    新案登録請求の範囲第3項に記載の穿孔装置用
    冷却水飛散防止カバー。
JP4451785U 1985-03-26 1985-03-26 Expired JPH0236670Y2 (ja)

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JP4451785U JPH0236670Y2 (ja) 1985-03-26 1985-03-26

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JPS61159145U JPS61159145U (ja) 1986-10-02
JPH0236670Y2 true JPH0236670Y2 (ja) 1990-10-04

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