JPH0455812B2 - - Google Patents
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- JPH0455812B2 JPH0455812B2 JP12438484A JP12438484A JPH0455812B2 JP H0455812 B2 JPH0455812 B2 JP H0455812B2 JP 12438484 A JP12438484 A JP 12438484A JP 12438484 A JP12438484 A JP 12438484A JP H0455812 B2 JPH0455812 B2 JP H0455812B2
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- hook
- pair
- spring
- coil spring
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 17
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P19/00—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
- B23P19/04—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts
- B23P19/048—Springs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Manipulator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、両端のフツク面がねじれていて同
一平面内にない引張りコイルバネに対しても、確
実にバネ掛け作業を行なえるバネ掛け作業用ハン
ドに関するものである。
一平面内にない引張りコイルバネに対しても、確
実にバネ掛け作業を行なえるバネ掛け作業用ハン
ドに関するものである。
第12〜第18図は従来のバネ掛け作業を行な
うための装置を示す図面である。第12図および
第13図はバネ掛け作業用ハンドの断面図で、バ
ネ掛け作業用ハンド41は枠42と、枠42とピ
ン43により回転自在に支持された一対の指44
と、指44の下端に固定され、引張りコイルバネ
5を保持するための爪45と、一対の指44の間
にかけられ、指44の下端を閉じる方向に付勢す
るスプリング46と、枠42の上端に固定され、
かつロツド47が枠42内に突出するように形成
され、ロツド47がスプリング48によつて常時
押し上げられるようにしたシリンダ49と、ロツ
ド47の下端と指44の上端を各々回転自在に連
結する一対のリンク50とによつて構成されてを
り、シリンダ49の作動によつて指44は開閉
し、引張りコイルバネ5の保持を行なうようにな
つている。このとき指44は開き角はストツパ5
2によつて所定の角度に規制される。またシリン
ダ49の上端には圧縮空気を供給、排気するため
の孔51が形成され、ホースおよび方向切替弁
(図示せず)を介して空気源に接続されている。
第14図は動作開始時のバネ掛け作業用ハンド4
1とバネ供給用ジグ11との関係位置を示す図で
バネ供給用ジグ11は引張りコイルバネ5のフツ
ク部を水平になるように載置する一対のフツク受
台21と、フツク受台21を、引張りコイルバネ
5のコイル部の軸心方向に摺動可能に支持するベ
ース20と、ベース20に設けられ一対のフツク
受台21の間隔が所定の間隔より狭くならないよ
うに規制するストツパ23と、そのため一対のフ
ツク受台21をストツパ23に押圧する一対のス
プリング22とより構成されている。
うための装置を示す図面である。第12図および
第13図はバネ掛け作業用ハンドの断面図で、バ
ネ掛け作業用ハンド41は枠42と、枠42とピ
ン43により回転自在に支持された一対の指44
と、指44の下端に固定され、引張りコイルバネ
5を保持するための爪45と、一対の指44の間
にかけられ、指44の下端を閉じる方向に付勢す
るスプリング46と、枠42の上端に固定され、
かつロツド47が枠42内に突出するように形成
され、ロツド47がスプリング48によつて常時
押し上げられるようにしたシリンダ49と、ロツ
ド47の下端と指44の上端を各々回転自在に連
結する一対のリンク50とによつて構成されてを
り、シリンダ49の作動によつて指44は開閉
し、引張りコイルバネ5の保持を行なうようにな
つている。このとき指44は開き角はストツパ5
2によつて所定の角度に規制される。またシリン
ダ49の上端には圧縮空気を供給、排気するため
の孔51が形成され、ホースおよび方向切替弁
(図示せず)を介して空気源に接続されている。
第14図は動作開始時のバネ掛け作業用ハンド4
1とバネ供給用ジグ11との関係位置を示す図で
バネ供給用ジグ11は引張りコイルバネ5のフツ
ク部を水平になるように載置する一対のフツク受
台21と、フツク受台21を、引張りコイルバネ
5のコイル部の軸心方向に摺動可能に支持するベ
ース20と、ベース20に設けられ一対のフツク
受台21の間隔が所定の間隔より狭くならないよ
うに規制するストツパ23と、そのため一対のフ
ツク受台21をストツパ23に押圧する一対のス
プリング22とより構成されている。
次に動作について説明する。第14図におい
て、バネ供給用ジグ11のフツク受台21上に、
一個づつ分離されて供給された引張りコイルバネ
5は、フツク部がフツク受台21で支えられ、フ
ツク部がフツク受台21と最も安定した状態で接
するように水平に保持される。ついでバネ掛け作
業用ハンド41を移動手段(図示せず)によつて
下降させると、指44の下端に固定されている爪
45が、第15図および第16図に示すように、
フツク受台21に保持されている引張りコイルバ
ネ5の両端のコイル部とフツク部との間に侠入す
る。この状態でシリンダ49内に圧縮空気が送り
込まれると、ロツド47がスプリング48の抗圧
力に抗して押し下げられ、リンク50を介して指
44を回動させる。その結果指44は引張りコイ
ルバネ5を、爪45に係着したままの状態でスト
ツパ52に当るまで回動し、引張りコイルバネ5
を引伸しながらフツク受台21を押し拡げ、第1
7図に示すように引張りコイルバネ5の抗張力に
よつて引張りコイルバネ5を保持する。ついで前
記移動手段によつて、引張りコイルバネ5を保持
したバネ掛け作業用ハンド41を上昇させ、所定
の組付け位置にある製品7の上方に移動させた後
下降させ、第18図に示すように保持している引
張りコイルバネ5のフツク部を製品7のフツク受
け6に所定の深さまで挿入する。この状態でシリ
ンダ49に供給されている圧縮空気を排気する
と、ロツド47はスプリング48の抗圧力によつ
て押し上げられて上昇する。同時に指44もスプ
リング46と引張りコイルバネ5の抗張力によつ
て先端が閉じる方向に回動させられて、引張りコ
イルバネ5は、製品7のフツク受け6に組付けら
れる。このとき製品7のフツク受け6は、指44
の下端に形成された穴53と嵌合している。この
状態で前記移動手段によつてバネ掛け作業用ハン
ド41を上昇させると、引張りコイルバネ5はフ
ツ受け6に係着したまゝ製品7に残り、指44が
製品7から離れ、爪45も引張りコイルバネ5か
ら離れる。その結果指44はスプリング48とス
プリング46の力によつて閉じる。ついで前記移
動手段によつて、ハンド41を始めの位置へ戻
す。このようにして順次引張りコイルバネ5の製
品7への組付けを行なうことができる。
て、バネ供給用ジグ11のフツク受台21上に、
一個づつ分離されて供給された引張りコイルバネ
5は、フツク部がフツク受台21で支えられ、フ
ツク部がフツク受台21と最も安定した状態で接
するように水平に保持される。ついでバネ掛け作
業用ハンド41を移動手段(図示せず)によつて
下降させると、指44の下端に固定されている爪
45が、第15図および第16図に示すように、
フツク受台21に保持されている引張りコイルバ
ネ5の両端のコイル部とフツク部との間に侠入す
る。この状態でシリンダ49内に圧縮空気が送り
込まれると、ロツド47がスプリング48の抗圧
力に抗して押し下げられ、リンク50を介して指
44を回動させる。その結果指44は引張りコイ
ルバネ5を、爪45に係着したままの状態でスト
ツパ52に当るまで回動し、引張りコイルバネ5
を引伸しながらフツク受台21を押し拡げ、第1
7図に示すように引張りコイルバネ5の抗張力に
よつて引張りコイルバネ5を保持する。ついで前
記移動手段によつて、引張りコイルバネ5を保持
したバネ掛け作業用ハンド41を上昇させ、所定
の組付け位置にある製品7の上方に移動させた後
下降させ、第18図に示すように保持している引
張りコイルバネ5のフツク部を製品7のフツク受
け6に所定の深さまで挿入する。この状態でシリ
ンダ49に供給されている圧縮空気を排気する
と、ロツド47はスプリング48の抗圧力によつ
て押し上げられて上昇する。同時に指44もスプ
リング46と引張りコイルバネ5の抗張力によつ
て先端が閉じる方向に回動させられて、引張りコ
イルバネ5は、製品7のフツク受け6に組付けら
れる。このとき製品7のフツク受け6は、指44
の下端に形成された穴53と嵌合している。この
状態で前記移動手段によつてバネ掛け作業用ハン
ド41を上昇させると、引張りコイルバネ5はフ
ツ受け6に係着したまゝ製品7に残り、指44が
製品7から離れ、爪45も引張りコイルバネ5か
ら離れる。その結果指44はスプリング48とス
プリング46の力によつて閉じる。ついで前記移
動手段によつて、ハンド41を始めの位置へ戻
す。このようにして順次引張りコイルバネ5の製
品7への組付けを行なうことができる。
従来のバネ掛け作業を行なうための装置は、以
上のように構成されかつ動作するのであるから、
両端のフツク面が同一平面上にある通常の引張り
コイルバネに対して有効であるが両端のフツク面
がねじれていて同一平面内にない引張りコイルバ
ネに対しては対応できない欠点があつた。
上のように構成されかつ動作するのであるから、
両端のフツク面が同一平面上にある通常の引張り
コイルバネに対して有効であるが両端のフツク面
がねじれていて同一平面内にない引張りコイルバ
ネに対しては対応できない欠点があつた。
また指の開閉が、指の上端のピンを支点とする
回動式であるため引張りコイルバネの寸法に制限
があり、寸法が異なると対応できない欠点があつ
た。
回動式であるため引張りコイルバネの寸法に制限
があり、寸法が異なると対応できない欠点があつ
た。
この発明はかかる欠点を除去するためになされ
たもので、本発明に係るバネ掛け作業用ハンド
は、次のように構成されている。
たもので、本発明に係るバネ掛け作業用ハンド
は、次のように構成されている。
すなわち下方に等長に伸びた一対の指の下端内
よりに、コイルバネのフツク部回転防止溝を形成
した一対の爪の固着し、上記一対の指の下端中央
には、フツク受け台に載置されたコイルバネのフ
ツク部を押圧するための一対のフツク押さえピン
が、その上部を挿入させて上下方向に摺動自在に
支持されている。また上記一対の指の開閉機構
は、それぞれ指に連結するラツクおよびピニオン
と、片方の指の上端に固定されたナツトと、その
ナツトに螺合する送りねじと、この送りねじの回
転角度の位置決めを行なうDCサーボモータおよ
びエンコーダとで構成されてをり、さらに該DC
サーボモータを、接続する数値制御装置によつて
制御することによつて、前記一対の指の間隔を平
行状態に保つたまゝ任意の大きさに制御できるよ
うに構成されている。
よりに、コイルバネのフツク部回転防止溝を形成
した一対の爪の固着し、上記一対の指の下端中央
には、フツク受け台に載置されたコイルバネのフ
ツク部を押圧するための一対のフツク押さえピン
が、その上部を挿入させて上下方向に摺動自在に
支持されている。また上記一対の指の開閉機構
は、それぞれ指に連結するラツクおよびピニオン
と、片方の指の上端に固定されたナツトと、その
ナツトに螺合する送りねじと、この送りねじの回
転角度の位置決めを行なうDCサーボモータおよ
びエンコーダとで構成されてをり、さらに該DC
サーボモータを、接続する数値制御装置によつて
制御することによつて、前記一対の指の間隔を平
行状態に保つたまゝ任意の大きさに制御できるよ
うに構成されている。
第1図から第11図まではこの発明の一実施例
を示すもので、第1図において、バネ掛け作業用
ハンド61は枠62と、枠62に固定された二本
のガイド軸63と、ガイド軸63によつてガイド
されて平行状態を保つたまゝ摺動自在に支持され
た下向き等長に伸びた一対の指64と、指64の
下端内よりに固定された一対の爪65と、指64
の下端中央に上部を挿入し上下方向に摺動可能に
支持され、常時は圧縮コイルバネ72によつて所
定の長さだけ突出しているフツク押えピン73
と、一対の指64の上部にそれぞれの一端を固定
されたラツク66と、一対のラツク66と螺合し
て回転自在なピニオン67と、一対の指64の一
方の指に固定されたナツト68と、このナツト6
8と螺合して回転自在な送りねじ69と、送りね
じ69の回転角度を位置決めするDCサーボモー
タ70およびエンコーダ71とによつて構成され
ている。
を示すもので、第1図において、バネ掛け作業用
ハンド61は枠62と、枠62に固定された二本
のガイド軸63と、ガイド軸63によつてガイド
されて平行状態を保つたまゝ摺動自在に支持され
た下向き等長に伸びた一対の指64と、指64の
下端内よりに固定された一対の爪65と、指64
の下端中央に上部を挿入し上下方向に摺動可能に
支持され、常時は圧縮コイルバネ72によつて所
定の長さだけ突出しているフツク押えピン73
と、一対の指64の上部にそれぞれの一端を固定
されたラツク66と、一対のラツク66と螺合し
て回転自在なピニオン67と、一対の指64の一
方の指に固定されたナツト68と、このナツト6
8と螺合して回転自在な送りねじ69と、送りね
じ69の回転角度を位置決めするDCサーボモー
タ70およびエンコーダ71とによつて構成され
ている。
なお第8図に示すように、爪65の下端中央に
は凹部74が設けられ、凹部74の上端両側には
コイルバネのフツク部回転防止溝60が形成され
ている。さらに該DCサーボモータ70とエンコ
ーダ71とは数値制御装置(図示せず)に接続さ
れ、該数値制御装置の指令によつてDCサーボモ
ータ70の回転角度を位置決めして指64を開閉
し、引張りコイルバネ5の保持を行なうようにな
つている。なお図中11,20,21,22およ
び23は上記従来技術のものと全く同一である。
は凹部74が設けられ、凹部74の上端両側には
コイルバネのフツク部回転防止溝60が形成され
ている。さらに該DCサーボモータ70とエンコ
ーダ71とは数値制御装置(図示せず)に接続さ
れ、該数値制御装置の指令によつてDCサーボモ
ータ70の回転角度を位置決めして指64を開閉
し、引張りコイルバネ5の保持を行なうようにな
つている。なお図中11,20,21,22およ
び23は上記従来技術のものと全く同一である。
次に動作について説明する。第2図は動作開始
時のバネ掛け作業用ハンド61とバネ供給用ジク
11との関係位置を示す正面図および断面図であ
る。あらかじめ一個ずつ分離されてフツク受台2
1上に供給された引張りコイルバネ5は、フツク
部がねじれていない正常な場合は第2図に示すよ
うにフツク面がフツク受台21と最も安定した状
態で水平で載置される。しかし本実施例における
ような両端のフツク部がねじれている引張りコイ
ルバネの場合は、第3図に示すようにフツク面は
フツク受台21に対し斜めに載置される。こゝで
バネ掛け作業用ハンド61を移動手段(図示せ
ず)によつて下降させると、指64の下端に固定
されている爪65が、フツク受台21上に保持さ
れている引張りコイルバネ5の両端のフツク部と
コイル部との間に第4図および第5図に示すよう
に挾入する。このときフツク押えピン73が引張
りコイルバネ5のフツク部を第6図に示すように
フツク受台21上に押圧することによつてフツク
面が水平となる。この状態で数値制御装置の指令
によつてDCサーボモータ70を所定の角度だけ
回転すれば、一対の指64は送りねじ69、ナツ
ト68、ラツク66およびピニオン67を介して
所定の間隔まで平行状態を保つたまゝで開く。第
7図はこの状況を示すもので指64は引張りコイ
ルバネ5を爪65に係着した状態で引張りコイル
バネ5を引伸しながらフツク受台21を押し拡
げ、引張りコイルバネ5の抗張力によつて引張り
コイルバネ5を保持する。このとき爪65は第8
図に示すように引張りコイルバネ5のフツク部が
コイル部の軸心を中心として回転するのを防止す
るためのフツク部回転防止溝60を備えているの
で、第9図に示すようにフツク部の肩がこのフツ
ク部回転防止溝60に装入し安定する。ついで前
記移動手段によつて引張りコイルバネ5を保持し
たバネ掛け作業用ハンド61を上昇させ、所定の
組付け位置にある製品7の上方に移動させた後下
降させ、保持している引張りコイルバネ5のフツ
ク部を製品7のフツク受け6に所定の深さまで挿
入する。このときフツク押えピン73は第10図
に示すようにフツク受け6によつて押される逃げ
る。この状態で数値制御装置の指令によちうて
DCサーボモータ70を所定の角度だけ回転し、
指64の間隔を所定の大きさまで閉じれば第11
図に示すように引張りコイルバネ5は製品7のフ
ツク受け6に組付けられる。この状態で前記移動
手段によつてハンドル61を上昇させると、引張
りコイルバネ5はフツク受け6に係着した状態で
製品7に残り指64は製品7から離れ、爪65も
引張りコイルバネ5から離れる。ついで数値制御
装置の指令によつてDCサーボモータ70を所定
の角度だけ回転し、指64の間隔を始めの状態に
戻し同時に前記移動手段によつてバネ掛け作業用
ハンド61を始めの位置へ戻す。このようにして
順次引張りコイルバネ5の組付けを行なうことが
できる。なお上記実施例においては、バネ掛け作
業用ハンド61は指64が常に平行状態を保つて
をり、かつ数値制御装置によつて指64の間隔を
任意の大きさに制御できるように構成してあるの
で、異つた長さの引張りコイルバネに対しても、
数値制御装置の指令を変えるだけで対応できるこ
とができる。
時のバネ掛け作業用ハンド61とバネ供給用ジク
11との関係位置を示す正面図および断面図であ
る。あらかじめ一個ずつ分離されてフツク受台2
1上に供給された引張りコイルバネ5は、フツク
部がねじれていない正常な場合は第2図に示すよ
うにフツク面がフツク受台21と最も安定した状
態で水平で載置される。しかし本実施例における
ような両端のフツク部がねじれている引張りコイ
ルバネの場合は、第3図に示すようにフツク面は
フツク受台21に対し斜めに載置される。こゝで
バネ掛け作業用ハンド61を移動手段(図示せ
ず)によつて下降させると、指64の下端に固定
されている爪65が、フツク受台21上に保持さ
れている引張りコイルバネ5の両端のフツク部と
コイル部との間に第4図および第5図に示すよう
に挾入する。このときフツク押えピン73が引張
りコイルバネ5のフツク部を第6図に示すように
フツク受台21上に押圧することによつてフツク
面が水平となる。この状態で数値制御装置の指令
によつてDCサーボモータ70を所定の角度だけ
回転すれば、一対の指64は送りねじ69、ナツ
ト68、ラツク66およびピニオン67を介して
所定の間隔まで平行状態を保つたまゝで開く。第
7図はこの状況を示すもので指64は引張りコイ
ルバネ5を爪65に係着した状態で引張りコイル
バネ5を引伸しながらフツク受台21を押し拡
げ、引張りコイルバネ5の抗張力によつて引張り
コイルバネ5を保持する。このとき爪65は第8
図に示すように引張りコイルバネ5のフツク部が
コイル部の軸心を中心として回転するのを防止す
るためのフツク部回転防止溝60を備えているの
で、第9図に示すようにフツク部の肩がこのフツ
ク部回転防止溝60に装入し安定する。ついで前
記移動手段によつて引張りコイルバネ5を保持し
たバネ掛け作業用ハンド61を上昇させ、所定の
組付け位置にある製品7の上方に移動させた後下
降させ、保持している引張りコイルバネ5のフツ
ク部を製品7のフツク受け6に所定の深さまで挿
入する。このときフツク押えピン73は第10図
に示すようにフツク受け6によつて押される逃げ
る。この状態で数値制御装置の指令によちうて
DCサーボモータ70を所定の角度だけ回転し、
指64の間隔を所定の大きさまで閉じれば第11
図に示すように引張りコイルバネ5は製品7のフ
ツク受け6に組付けられる。この状態で前記移動
手段によつてハンドル61を上昇させると、引張
りコイルバネ5はフツク受け6に係着した状態で
製品7に残り指64は製品7から離れ、爪65も
引張りコイルバネ5から離れる。ついで数値制御
装置の指令によつてDCサーボモータ70を所定
の角度だけ回転し、指64の間隔を始めの状態に
戻し同時に前記移動手段によつてバネ掛け作業用
ハンド61を始めの位置へ戻す。このようにして
順次引張りコイルバネ5の組付けを行なうことが
できる。なお上記実施例においては、バネ掛け作
業用ハンド61は指64が常に平行状態を保つて
をり、かつ数値制御装置によつて指64の間隔を
任意の大きさに制御できるように構成してあるの
で、異つた長さの引張りコイルバネに対しても、
数値制御装置の指令を変えるだけで対応できるこ
とができる。
この発明は以上説明したように、ハンドーの一
対の指の下端に、コイルバネのフツク部回転防止
溝を形成した一対の爪とコイルバネのフツク部を
押圧するための一対のフツク押えピンとを設ける
とともに、指開閉機構をDCサーボモータ、エン
コーダ、送りねじ、ピニオンおよびラツクさらに
DCサーボモータを制御するための数値制御装置
などで構成し、前記一対の指を平行状態を保つた
まゝでその間隔を任意の大きさに制御できるよう
にしたので、 両端のフツク面がねじれていて同一平面内に
ない引張りコイルバネに対しても、確実にバネ
掛け作業を行なうことができる。
対の指の下端に、コイルバネのフツク部回転防止
溝を形成した一対の爪とコイルバネのフツク部を
押圧するための一対のフツク押えピンとを設ける
とともに、指開閉機構をDCサーボモータ、エン
コーダ、送りねじ、ピニオンおよびラツクさらに
DCサーボモータを制御するための数値制御装置
などで構成し、前記一対の指を平行状態を保つた
まゝでその間隔を任意の大きさに制御できるよう
にしたので、 両端のフツク面がねじれていて同一平面内に
ない引張りコイルバネに対しても、確実にバネ
掛け作業を行なうことができる。
異なつた長さの引張りコイルバネに対して
も、対応することができる。
も、対応することができる。
などの効果がある。
第1図〜第11図はこの発明の一実施例を示す
図面で、第1図はバネ掛け作業用ハンドの断面
図、第2図は動作開始時のバネ掛け作業ハンドと
バネ供給用ジグとの関係位置を示す正面図および
断面図、第3図はフツク受台上に載置された引張
りコイルバネを示す側面図、第4図は爪を引張り
コイルバネに挾入した状態を示す側面図、第5図
は第4図の一部分を示す平面図、第6図は第4図
の正面図、第7図は引張りコイルバネの保持状態
を示す正面図および断面図、第8図は爪の形状を
示す側面図、第9図はフツク部が爪に装着した状
態を示す平面図、第10図はフツク部をフツク受
けに挿入した状態を示す正面図、第11図はバネ
掛け状態を示すバネ掛け作業用ハンドと製品との
正面図である。第12図〜第18図は従来のバネ
掛け作業を行なうための装置を示す図で、第12
図はバネ掛け作業用ハンドの断面図、第13図は
バネ掛け作業用ハンドの動作状態を示す断面図、
第14図は動作開始時の状態を示すバネ掛け作業
用ハンドとバネ供給用ジグの正面図および断面
図、第15図は爪を引張りコイルバネに挿入した
状態を示す平面図、第16図は第15図の側面
図、第17図は引張りコイルバネの保持状態を示
す正面図および断面図、第18図はバネ掛け状態
を示すバネ掛け作業用ハンドと製品との正面図で
ある。 図中60はフツク部回転防止溝、61はバネ掛
け作業用ハンド、62は枠、63はガイド軸、6
4は指、65は爪、66はラツク、67はピニオ
ン、68はナツト、69は送りねじ、70はDC
サーボモータ、71はエンコーダ、72は圧縮コ
イルバネ、73はフツク押えピン。なお各図中同
一符号は同一または相当部分を示すものである。
図面で、第1図はバネ掛け作業用ハンドの断面
図、第2図は動作開始時のバネ掛け作業ハンドと
バネ供給用ジグとの関係位置を示す正面図および
断面図、第3図はフツク受台上に載置された引張
りコイルバネを示す側面図、第4図は爪を引張り
コイルバネに挾入した状態を示す側面図、第5図
は第4図の一部分を示す平面図、第6図は第4図
の正面図、第7図は引張りコイルバネの保持状態
を示す正面図および断面図、第8図は爪の形状を
示す側面図、第9図はフツク部が爪に装着した状
態を示す平面図、第10図はフツク部をフツク受
けに挿入した状態を示す正面図、第11図はバネ
掛け状態を示すバネ掛け作業用ハンドと製品との
正面図である。第12図〜第18図は従来のバネ
掛け作業を行なうための装置を示す図で、第12
図はバネ掛け作業用ハンドの断面図、第13図は
バネ掛け作業用ハンドの動作状態を示す断面図、
第14図は動作開始時の状態を示すバネ掛け作業
用ハンドとバネ供給用ジグの正面図および断面
図、第15図は爪を引張りコイルバネに挿入した
状態を示す平面図、第16図は第15図の側面
図、第17図は引張りコイルバネの保持状態を示
す正面図および断面図、第18図はバネ掛け状態
を示すバネ掛け作業用ハンドと製品との正面図で
ある。 図中60はフツク部回転防止溝、61はバネ掛
け作業用ハンド、62は枠、63はガイド軸、6
4は指、65は爪、66はラツク、67はピニオ
ン、68はナツト、69は送りねじ、70はDC
サーボモータ、71はエンコーダ、72は圧縮コ
イルバネ、73はフツク押えピン。なお各図中同
一符号は同一または相当部分を示すものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下向き等長に伸びた1対の指と、 下端中央に凹部が設けられ、該凹部上端両側に
コイルバネのフツク部回転防止溝が形成された、
前記1対の指の下端内よりに固着される1対の平
行な爪と、 上記1対の指の下端中央に上部が挿入され上下
方向に摺動可能に支持された、フツク受け台に載
置されたコイルバネのフツク部を押圧するための
1対のフツク押えピンと、 上記1対の指を平行状態に保持したままで任意
の大きさに開閉する指開閉機構と、 該開閉機構を制御する数値制御装置と を備えてなることを特徴とするバネ掛け作業用ハ
ンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12438484A JPS614631A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | バネ掛け作業用ハンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12438484A JPS614631A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | バネ掛け作業用ハンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS614631A JPS614631A (ja) | 1986-01-10 |
JPH0455812B2 true JPH0455812B2 (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=14884071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12438484A Granted JPS614631A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | バネ掛け作業用ハンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS614631A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3062081B1 (fr) * | 2017-01-23 | 2020-02-14 | Interscience | Dispositif de prehension a actionnement lineaire |
CN107160417B (zh) * | 2017-05-27 | 2018-05-04 | 清远初曲智能科技有限公司 | 一种长行程平行开闭型柱式气动智能工业机械人手指单元 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5714544A (en) * | 1980-07-01 | 1982-01-25 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Orthoalkylation of phenols |
JPS5746980A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | Thiopyrylium compound and photoconductive composition containing the same |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP12438484A patent/JPS614631A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS614631A (ja) | 1986-01-10 |
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