JPH0455549A - コンクリート製型枠 - Google Patents
コンクリート製型枠Info
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- JPH0455549A JPH0455549A JP2165021A JP16502190A JPH0455549A JP H0455549 A JPH0455549 A JP H0455549A JP 2165021 A JP2165021 A JP 2165021A JP 16502190 A JP16502190 A JP 16502190A JP H0455549 A JPH0455549 A JP H0455549A
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、コンクリート構造物の施工に用いられるコン
クリート製型枠に関する。
クリート製型枠に関する。
従来、コンクリート構造物の施工には、木製又は金属製
の型枠が反復して用いられている。従って、型枠に関し
、資材倉庫がら現場への搬送、現場での組立て固定、コ
ンクリート打込み・養生後の取り外し、現場から資材倉
庫への回収搬送か必要であり、運賃、労賃及び貯蔵骨が
高くつくという問題点がある。 また、コンクリート打込みがら養生硬化まで一定期間の
経過を待った後でなければ型枠の取外しができないので
、工期が長くなるなどの問題点があった。 さらに、木製又は金属製の型枠の場合は早期に腐朽する
ので、大規模現場からは廃材か多量に発生し、森林破壊
、環境汚染の原因となり、資源保護、地球環境保全の観
点から問題となっている。 本発明者は、特願昭62 197570号明細書におい
て、工場製作の鉄筋コンクリート製型枠を施工現場に搬
送設置し、これをコンクリート構造物用補強部材の設置
基準及び支持部材として使用し、かつ、コンクリート打
込み後はその硬化によりその型枠をコンクリート構造物
に一体的に接合することにより、施工完了後は前記型枠
かコンクリート構造物の外壁となって、補強材及び酸性
雨などに対する表面保護材となるとともに、資材倉庫と
現場との間の資材搬送回数の削減、現場作業の大幅な簡
略化、運賃及び工賃の低減、及び工期の著しい短縮を可
能にしたコンクリート施工法を開示し、また、実願昭6
2−121121号明細書において、同工法に用いるコ
ンクリート製型枠を開示した。 しかし、そこで紹介した施工法に用いるコンクリート型
枠は、鉄筋コンクリートで作られたもので、表裏いずれ
の面も、セメントペーストで平滑に形成されている。 従って、その型枠内に打込まれるコンクリートの、型枠
に対する食い込み(膠着性)か十分でないという問題が
ある。特に、型枠とその中に打込まれるコンクリートと
の調合、中でも水セメント比が異なる場合は、型枠と硬
化したコンクリート(以下、コンクリート本体という)
との結合強度が比較的低くなる場合かある。 また、型枠と、その中に打込まれるコンクリートの水セ
メント比か異なる場合は、型枠とコンクリート本体の熱
膨張収縮率も多少異なる。 このような状況の元で、上記桿案に係る工法により構築
されたコンクリート構造物は、長期のうちに、熱膨張収
縮及び地震などの衝撃を反復的に受ける間に、型枠くこ
の時は、コンクリート構造物と一体化された外壁となっ
ている)がコンクリート本体から剥離して、コンクリー
ト本体の補強効果が低減し、さらに悪い場合は、保護a
能をも半減することがあり、酸性雨によるコンクリート
本体の劣化を確実に防止することかできない場合かある
。 そこで、本発明は、中に打込まれるコンクリートとの結
合強度の増大化か可能なコンクリート製型枠を提供する
ことを第一の目的とする。 また、型枠とコンクリート本体の熱膨張の差による外壁
のコンクリート本体からの剥離又は破損などを防止し、
かつ、コンクリート構造物を酸性雨などから保護するこ
ともできるコンクリート製型枠を提供することを第二の
目的とする。 さらに、コンクリート本体自体の機械的強度の増大可能
なコンクリート製型枠を提供することを第三の目的とす
る。 さらに、コンクリート本体の主筋配設を容易迅速にでき
るようにしたコンクリート製型枠を提供することを目的
とする。
の型枠が反復して用いられている。従って、型枠に関し
、資材倉庫がら現場への搬送、現場での組立て固定、コ
ンクリート打込み・養生後の取り外し、現場から資材倉
庫への回収搬送か必要であり、運賃、労賃及び貯蔵骨が
高くつくという問題点がある。 また、コンクリート打込みがら養生硬化まで一定期間の
経過を待った後でなければ型枠の取外しができないので
、工期が長くなるなどの問題点があった。 さらに、木製又は金属製の型枠の場合は早期に腐朽する
ので、大規模現場からは廃材か多量に発生し、森林破壊
、環境汚染の原因となり、資源保護、地球環境保全の観
点から問題となっている。 本発明者は、特願昭62 197570号明細書におい
て、工場製作の鉄筋コンクリート製型枠を施工現場に搬
送設置し、これをコンクリート構造物用補強部材の設置
基準及び支持部材として使用し、かつ、コンクリート打
込み後はその硬化によりその型枠をコンクリート構造物
に一体的に接合することにより、施工完了後は前記型枠
かコンクリート構造物の外壁となって、補強材及び酸性
雨などに対する表面保護材となるとともに、資材倉庫と
現場との間の資材搬送回数の削減、現場作業の大幅な簡
略化、運賃及び工賃の低減、及び工期の著しい短縮を可
能にしたコンクリート施工法を開示し、また、実願昭6
2−121121号明細書において、同工法に用いるコ
ンクリート製型枠を開示した。 しかし、そこで紹介した施工法に用いるコンクリート型
枠は、鉄筋コンクリートで作られたもので、表裏いずれ
の面も、セメントペーストで平滑に形成されている。 従って、その型枠内に打込まれるコンクリートの、型枠
に対する食い込み(膠着性)か十分でないという問題が
ある。特に、型枠とその中に打込まれるコンクリートと
の調合、中でも水セメント比が異なる場合は、型枠と硬
化したコンクリート(以下、コンクリート本体という)
との結合強度が比較的低くなる場合かある。 また、型枠と、その中に打込まれるコンクリートの水セ
メント比か異なる場合は、型枠とコンクリート本体の熱
膨張収縮率も多少異なる。 このような状況の元で、上記桿案に係る工法により構築
されたコンクリート構造物は、長期のうちに、熱膨張収
縮及び地震などの衝撃を反復的に受ける間に、型枠くこ
の時は、コンクリート構造物と一体化された外壁となっ
ている)がコンクリート本体から剥離して、コンクリー
ト本体の補強効果が低減し、さらに悪い場合は、保護a
能をも半減することがあり、酸性雨によるコンクリート
本体の劣化を確実に防止することかできない場合かある
。 そこで、本発明は、中に打込まれるコンクリートとの結
合強度の増大化か可能なコンクリート製型枠を提供する
ことを第一の目的とする。 また、型枠とコンクリート本体の熱膨張の差による外壁
のコンクリート本体からの剥離又は破損などを防止し、
かつ、コンクリート構造物を酸性雨などから保護するこ
ともできるコンクリート製型枠を提供することを第二の
目的とする。 さらに、コンクリート本体自体の機械的強度の増大可能
なコンクリート製型枠を提供することを第三の目的とす
る。 さらに、コンクリート本体の主筋配設を容易迅速にでき
るようにしたコンクリート製型枠を提供することを目的
とする。
本発明に係る型枠は、上記の第一の目的を達成するため
、鉄筋コンクリート板の裏面に鉄筋に接続されたフック
か突設されていることを特徴としている。 また、上記第二の目的を達成するため、鉄筋コンクリー
ト板の裏面に鉄筋に接続されたフックが突設され、かつ
、前記鉄筋コンク2リート板の表裏いずれかの面に耐ア
ルカリ性及び耐酸性に優れた弾性合成樹脂フィルムが接
合されていることを特徴としている。 さらに、上記第三の目的を達成するため、鉄筋コンクリ
ート板の裏面に鉄筋に接続されたフックが突設され、か
つ、前記フックに棒鋼が結合され、さらに、前記鉄筋コ
ンクリート板の表裏いずれかの面に耐アルカリ性及び耐
酸性に優れた弾性合成樹脂フィルムが接合されているこ
とを特徴としている。 さらに、上記第4の目的を達成するため、鉄筋コンクリ
ート板の裏面に突設されたフックに棒鋼挿通用環状部が
形成され、又は環状部材が溶接され、かつ、前記フック
の先端部が他の棒鋼を挿通可能に湾曲されていることを
特徴とする。
、鉄筋コンクリート板の裏面に鉄筋に接続されたフック
か突設されていることを特徴としている。 また、上記第二の目的を達成するため、鉄筋コンクリー
ト板の裏面に鉄筋に接続されたフックが突設され、かつ
、前記鉄筋コンク2リート板の表裏いずれかの面に耐ア
ルカリ性及び耐酸性に優れた弾性合成樹脂フィルムが接
合されていることを特徴としている。 さらに、上記第三の目的を達成するため、鉄筋コンクリ
ート板の裏面に鉄筋に接続されたフックが突設され、か
つ、前記フックに棒鋼が結合され、さらに、前記鉄筋コ
ンクリート板の表裏いずれかの面に耐アルカリ性及び耐
酸性に優れた弾性合成樹脂フィルムが接合されているこ
とを特徴としている。 さらに、上記第4の目的を達成するため、鉄筋コンクリ
ート板の裏面に突設されたフックに棒鋼挿通用環状部が
形成され、又は環状部材が溶接され、かつ、前記フック
の先端部が他の棒鋼を挿通可能に湾曲されていることを
特徴とする。
上記の構成により、コンクリート構造物設置位置に型枠
を組んで設置し、その中にコンクリートを打込むと、型
枠から突出するフックがそのコンクリートに埋没した状
態でコンクリートが硬化する。従って、今はコンクリー
ト本体と一体化して外壁となった型枠のフックがコンク
リート本体によく食い込み、型枠とコンクリート本体と
の間に大きい結合強度が得られる。 また、型枠の裏面に耐アルカリ性及び耐酸性の弾性合成
樹脂フィルムを接合した場合は、型枠とコンクリート本
体の熱膨張率の差があっても、両者の熱膨張収縮は弾性
合成樹脂フィルムに吸収されるので、型枠又はコンクリ
ート本体に亀裂が生じることか有効に防止される。仮に
、型枠又はコンクリート本体に亀裂が生じた場合にも、
その亀裂からコンクリート本体への酸性雨の浸透が合成
樹脂フィルムにより防止されるから、コンクリート構造
物の酸性雨による寿命短縮が防止される。 さらに、型枠か、鉄筋コンクリート板の裏面に鉄筋に接
続されたフックか突設され、かつ、前記フックに棒鋼が
結合されたものである場合は、型枠内に打込まれたコン
クリートに棒鋼が埋没された状態で硬化し、一体止する
ので、コンクリート本体自体の機械的強度の増強が、従
来に比し、非常に容易になり、型枠とコンクリート本体
との結合強度がさらに大きくなる。 さらに、フックに棒鋼挿通用環状部を形成し、又は環状
部材を結合し、湾曲部を設けた場合は、主筋の端部同志
の連結部分の結束を省略でき、しかも、確実な連結がで
きる。主筋挿通しないフック湾曲部には、結合強度向上
の作用をする。
を組んで設置し、その中にコンクリートを打込むと、型
枠から突出するフックがそのコンクリートに埋没した状
態でコンクリートが硬化する。従って、今はコンクリー
ト本体と一体化して外壁となった型枠のフックがコンク
リート本体によく食い込み、型枠とコンクリート本体と
の間に大きい結合強度が得られる。 また、型枠の裏面に耐アルカリ性及び耐酸性の弾性合成
樹脂フィルムを接合した場合は、型枠とコンクリート本
体の熱膨張率の差があっても、両者の熱膨張収縮は弾性
合成樹脂フィルムに吸収されるので、型枠又はコンクリ
ート本体に亀裂が生じることか有効に防止される。仮に
、型枠又はコンクリート本体に亀裂が生じた場合にも、
その亀裂からコンクリート本体への酸性雨の浸透が合成
樹脂フィルムにより防止されるから、コンクリート構造
物の酸性雨による寿命短縮が防止される。 さらに、型枠か、鉄筋コンクリート板の裏面に鉄筋に接
続されたフックか突設され、かつ、前記フックに棒鋼が
結合されたものである場合は、型枠内に打込まれたコン
クリートに棒鋼が埋没された状態で硬化し、一体止する
ので、コンクリート本体自体の機械的強度の増強が、従
来に比し、非常に容易になり、型枠とコンクリート本体
との結合強度がさらに大きくなる。 さらに、フックに棒鋼挿通用環状部を形成し、又は環状
部材を結合し、湾曲部を設けた場合は、主筋の端部同志
の連結部分の結束を省略でき、しかも、確実な連結がで
きる。主筋挿通しないフック湾曲部には、結合強度向上
の作用をする。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、第一発明の一実施例となるコンクリート製型
枠の断面図である。 この型枠A1は、コンクリート板1の中に、鋼線、鉄線
、ピアノ線、棒鋼などの鉄筋2が埋設され、かつ、その
鉄筋に端部が溶接又は結束等により接続されたフック3
が、コンクリート板1の裏面に突出されて構成されてい
る。フックの先端の屈曲又は湾曲方向は任意である このような鉄筋2とフック3を備えたコンクリート板1
からなる型枠A1は、金属製型枠を用いる従来方法によ
り、その型枠内にフックを接続した鉄筋を組み入れると
ともに、コンクリートを打込んで前記フックを未硬化コ
ンクリートから突出させた状態で養生硬化することによ
り、成形される。 第2図は、本実施例に係るコンクリート製型枠A1の使
用例を示す断面図である。 同図は、本実施例に係る型枠A1を、擁壁Bの施工に用
いた例を示す。本実施例に係る型枠を用いて擁壁を設置
するには、その設置位置の地面に栗石及び砂利などを敷
き、転圧して地業21を形成した後、その地業の上面に
コンクリートを打込んで安定板22を形成すると同時に
、その安定板22に予備鉄筋23を組立て、この状態で
安定板22の硬化を待つ。 次いで、硬化した安定板22の上に、主鉄筋24を組ん
で下端部を前記予(ii鉄筋23に溶接又は結束などの
方法により接続し、その主鉄筋24の両側において、本
実施例に係るコンクリート製型枠A1を載置起立させる
。 起立状態に保持するには、両側の型枠A1に金属棒など
のスペーサ部材(図示せず)を貫通させ、そのスペーサ
部材の両端部に設けた固定具で止めても良いし、第2図
に例示するように、両側の型枠A1の対向するフック3
に調整可能なスペーサ部材であるターンバックル25の
各ボルトの先端部を結合する方法を用いても良い。ター
ンバックルを用いる場合は、型枠間距離の調整が容易に
できる利点がある。 なお、両側の蜀伜の端部の開口面は、同様の平板状の端
部型枠で閉塞される。 こうして、型枠A1と端部型枠とで矩形状などに画定し
た後、前記主鉄筋24を型枠A1のフックに結合したワ
イヤなどの支持部材で垂直状態に支持し、両側の型枠A
1の間に生コンクリートを打込む。この際、必要に応じ
て、投入されたコンクリートに振動を与えて、エア抜き
をして充填状態を良好にし、一定期間養生させる。 生コンクリートの打込みにより、前記フック3及びター
ンバックル25その他のスペーサ部材や支持部材が埋没
され、かつ、硬化するコンクリートと一体的に結合する
。従って、フック及びスペーサ部材などのコンクリート
に対する結合強度が非常に大きく、型枠のコンクリート
本体(26A)に対する膠着性が格段に向上する。 第3図は、第二発明の実施例である型枠A2を示す断面
図であり、上記実施例の型枠A1の裏面に、耐アルカリ
性と耐酸性に優れた既知の弾性合成樹脂フィルム4を接
合してなるものである。 合成樹脂フィルム4のコンクリート板1に対する接合は
、フィルム状に成形されたものを張設し、溶着しても良
いし、合成樹脂原液を溶剤とともに型枠に吹付は又は塗
着する方法などを用いることができる。そして、このフ
ィルム4は、型枠の表裏いずれの面に備えても良い。型
枠の表面に設けた場合は、このフィルムは、型枠を酸性
雨から保護するために作用する。 これに対して、フィルム4を型枠の裏面に接合した場合
は、コンクリート構造物完成後に、コンクリート本体2
6Aと型枠A2の境界面に両者の熱膨張のに基づく応力
が生じた場合に、前記弾性合成樹脂フィルム4がこれを
吸収する作用をする。従って、膨張差に基づく応力によ
って、型枠A2がコンクリート本体から剥離したり、破
損したりすることが防止される。 また、万一、型枠に何等かの外力により亀裂又は割れが
生じた場合に、その亀裂又は割れ目から酸性雨が浸入し
たとしても、フィルム4によりその酸性雨がコンクリー
ト本体まで浸透することが防止される。従って、コンク
リート本体の鉄筋が酸性雨により早期に腐蝕して強度劣
化を起こすことが有効に防止される。 第4図は、第三発明の実施例を示す断面図である。 本実施例による型枠A、は、第3図の実施例のフック3
に、棒鋼などの鉄筋5を溶接等により接続したものであ
る。この鉄筋は、必要に応じて縦、横の一方又は両方に
設けても良い。そして、いずれの鉄s5も、型枠の中に
形成されるコンクリート本体の主筋となるものであるか
ら、鉄筋5はコンクリート板1の裏面からコンクリート
本体の規定の被り厚さが得られる距離を隔てて配置され
ている。 前記鉄筋5の主たる機能は、本実施例の型枠A3を用い
てコンクリート構造物を製作する場合に、型枠内に打込
まれる生コンクリート内に前記フック3及び鉄筋5が埋
没され、コンクリートの硬化とともに、これと一体止し
て、そのコンクリート本体の機械的強度を確保増強する
鉄筋となることである。従って、この実施例の型枠を用
いる場合は、第2図の鉄筋23.24は省略できる。こ
のような型枠A3は重力式擁壁壁の施工に適している。 また、鉄筋25の副次的機能は、フック3を介して型枠
(この時点では、コンクリート本体の外壁になっている
)をコンクリート本体に強固に結合することである。 さらに、本実施例の型枠A3の鉄筋5は、これにターン
バックル25などのスペーサ部材の取付に利用すること
もできる。 なお、上記各実施例における型枠A1〜A3を用いて、
壁厚の大きい重力式擁壁などを作る場合は、その型枠内
に投入されるコンクリートの量が多いから、型枠に加わ
る圧力も大きくなるので、第1図ないし第4図に例示さ
れた型枠のフック3では、強度か不十分であるときは、
第5図及び第6図に例示するように、上記結合強度増強
用又は鉄筋5結合用のフック3のほかに、コンクリート
板内の鉄筋2で形成・したU字形のフック部6を設け、
ここにターンバックルを接続すると良い。 第5.6図においては、鉄筋5がフック3に溶接又は結
束により全てフック上の同一位置に接続されている。従
って、隣接して設置される型枠の同一高さに存する横筋
(鉄筋5)同志を接続するには、その横筋の端部を所定
長さにわたって重ね合わせ、結束線で結束する必要があ
る。 これに対して、第7図に示すように、フック3に、一体
の棒鋼を挿通するためのリングを溶接し、又はフック3
で環状部3aを形成し、さらにフックの先端部にもう一
体の棒鋼を挿通している湾曲部3bをその環状部3aと
近接して設けれは、第8図に示すように、隣接する型枠
Aa、Bbの環状部3aに挿通した棒115 a、5b
の端部のうち、一方を環状部3aに、他方を湾曲部3b
に挿通して、所定長において近接させることにより、簡
単に鉄筋の連結が可能であり、面倒な結束作業を省略す
ることができる利点がある。 上記型枠の端部には、隣接設置される型枠同志、を接続
するための構造が設けられている。 例えば、第9図に示す例では、各型枠の端部に箱形のマ
ス7を埋設し、一方のマスからボルト8を挿入して各型
枠の側面に設けた孔9から他方のマスまで伸ばし、その
ボルト8にナツト10を締め付けることにより、隣接す
る型枠Aa、Abを連結固定することができる。 なお、第9図の型枠Aa、Abは、その外周に金属製型
枠11が型枠製作時に一体に取り付けられている。この
ように外枠を設けた場合は各型枠の外周部の強度がより
大きくなり、周辺破壊が防止される。さらに好ましくは
、外枠の外周面に緩衝材として合成ゴムを溶着しておけ
ば、型枠の膨張を吸収できる。 上記の例では、本発明に係る型枠を、擁壁Bの施工に用
いた例であるが、本発明に係る型枠は、第7図及び第8
図に示すように、柱Cの施工及び梁りの施工などにも、
応用することができる。12は一次圭筋である。しかし
、これはなくともよい。 柱は第12図に示すように、コラム管13にスペーサ1
4を突設し、その外周に型枠A、1〜Ahmを設置固定
して、コラム管13と型枠の間にコンクリート26を打
込んで設工することができる。コラム管の代わりにH型
鋼を用いることもできる。 また、梁は、第13図に示すように下部型枠Alの上に
スペーサ14Jを介してH型鋼13Eを載せ、このH型
鋼の側部にスリーブ状のスペーサ14sを装着した連結
部材15Sを固着しその連結部材を側部型枠Asに貫通
にその部材先端のねじにナヅトエ6をねじ込んで固定し
、連結部材15又はスペーサ14sにアングル又はブラ
ケット等を介して、固定した連結部材17を下部型枠A
j2に貫通して、その部材のか端部のねじにナツト18
をねじ込んで固定し、こうして下部と左右両側の型枠A
jj、A、をU字状に連結し、その上面開口から生コン
クリートデ26を投入して梁の設工を終了することがで
きる。
枠の断面図である。 この型枠A1は、コンクリート板1の中に、鋼線、鉄線
、ピアノ線、棒鋼などの鉄筋2が埋設され、かつ、その
鉄筋に端部が溶接又は結束等により接続されたフック3
が、コンクリート板1の裏面に突出されて構成されてい
る。フックの先端の屈曲又は湾曲方向は任意である このような鉄筋2とフック3を備えたコンクリート板1
からなる型枠A1は、金属製型枠を用いる従来方法によ
り、その型枠内にフックを接続した鉄筋を組み入れると
ともに、コンクリートを打込んで前記フックを未硬化コ
ンクリートから突出させた状態で養生硬化することによ
り、成形される。 第2図は、本実施例に係るコンクリート製型枠A1の使
用例を示す断面図である。 同図は、本実施例に係る型枠A1を、擁壁Bの施工に用
いた例を示す。本実施例に係る型枠を用いて擁壁を設置
するには、その設置位置の地面に栗石及び砂利などを敷
き、転圧して地業21を形成した後、その地業の上面に
コンクリートを打込んで安定板22を形成すると同時に
、その安定板22に予備鉄筋23を組立て、この状態で
安定板22の硬化を待つ。 次いで、硬化した安定板22の上に、主鉄筋24を組ん
で下端部を前記予(ii鉄筋23に溶接又は結束などの
方法により接続し、その主鉄筋24の両側において、本
実施例に係るコンクリート製型枠A1を載置起立させる
。 起立状態に保持するには、両側の型枠A1に金属棒など
のスペーサ部材(図示せず)を貫通させ、そのスペーサ
部材の両端部に設けた固定具で止めても良いし、第2図
に例示するように、両側の型枠A1の対向するフック3
に調整可能なスペーサ部材であるターンバックル25の
各ボルトの先端部を結合する方法を用いても良い。ター
ンバックルを用いる場合は、型枠間距離の調整が容易に
できる利点がある。 なお、両側の蜀伜の端部の開口面は、同様の平板状の端
部型枠で閉塞される。 こうして、型枠A1と端部型枠とで矩形状などに画定し
た後、前記主鉄筋24を型枠A1のフックに結合したワ
イヤなどの支持部材で垂直状態に支持し、両側の型枠A
1の間に生コンクリートを打込む。この際、必要に応じ
て、投入されたコンクリートに振動を与えて、エア抜き
をして充填状態を良好にし、一定期間養生させる。 生コンクリートの打込みにより、前記フック3及びター
ンバックル25その他のスペーサ部材や支持部材が埋没
され、かつ、硬化するコンクリートと一体的に結合する
。従って、フック及びスペーサ部材などのコンクリート
に対する結合強度が非常に大きく、型枠のコンクリート
本体(26A)に対する膠着性が格段に向上する。 第3図は、第二発明の実施例である型枠A2を示す断面
図であり、上記実施例の型枠A1の裏面に、耐アルカリ
性と耐酸性に優れた既知の弾性合成樹脂フィルム4を接
合してなるものである。 合成樹脂フィルム4のコンクリート板1に対する接合は
、フィルム状に成形されたものを張設し、溶着しても良
いし、合成樹脂原液を溶剤とともに型枠に吹付は又は塗
着する方法などを用いることができる。そして、このフ
ィルム4は、型枠の表裏いずれの面に備えても良い。型
枠の表面に設けた場合は、このフィルムは、型枠を酸性
雨から保護するために作用する。 これに対して、フィルム4を型枠の裏面に接合した場合
は、コンクリート構造物完成後に、コンクリート本体2
6Aと型枠A2の境界面に両者の熱膨張のに基づく応力
が生じた場合に、前記弾性合成樹脂フィルム4がこれを
吸収する作用をする。従って、膨張差に基づく応力によ
って、型枠A2がコンクリート本体から剥離したり、破
損したりすることが防止される。 また、万一、型枠に何等かの外力により亀裂又は割れが
生じた場合に、その亀裂又は割れ目から酸性雨が浸入し
たとしても、フィルム4によりその酸性雨がコンクリー
ト本体まで浸透することが防止される。従って、コンク
リート本体の鉄筋が酸性雨により早期に腐蝕して強度劣
化を起こすことが有効に防止される。 第4図は、第三発明の実施例を示す断面図である。 本実施例による型枠A、は、第3図の実施例のフック3
に、棒鋼などの鉄筋5を溶接等により接続したものであ
る。この鉄筋は、必要に応じて縦、横の一方又は両方に
設けても良い。そして、いずれの鉄s5も、型枠の中に
形成されるコンクリート本体の主筋となるものであるか
ら、鉄筋5はコンクリート板1の裏面からコンクリート
本体の規定の被り厚さが得られる距離を隔てて配置され
ている。 前記鉄筋5の主たる機能は、本実施例の型枠A3を用い
てコンクリート構造物を製作する場合に、型枠内に打込
まれる生コンクリート内に前記フック3及び鉄筋5が埋
没され、コンクリートの硬化とともに、これと一体止し
て、そのコンクリート本体の機械的強度を確保増強する
鉄筋となることである。従って、この実施例の型枠を用
いる場合は、第2図の鉄筋23.24は省略できる。こ
のような型枠A3は重力式擁壁壁の施工に適している。 また、鉄筋25の副次的機能は、フック3を介して型枠
(この時点では、コンクリート本体の外壁になっている
)をコンクリート本体に強固に結合することである。 さらに、本実施例の型枠A3の鉄筋5は、これにターン
バックル25などのスペーサ部材の取付に利用すること
もできる。 なお、上記各実施例における型枠A1〜A3を用いて、
壁厚の大きい重力式擁壁などを作る場合は、その型枠内
に投入されるコンクリートの量が多いから、型枠に加わ
る圧力も大きくなるので、第1図ないし第4図に例示さ
れた型枠のフック3では、強度か不十分であるときは、
第5図及び第6図に例示するように、上記結合強度増強
用又は鉄筋5結合用のフック3のほかに、コンクリート
板内の鉄筋2で形成・したU字形のフック部6を設け、
ここにターンバックルを接続すると良い。 第5.6図においては、鉄筋5がフック3に溶接又は結
束により全てフック上の同一位置に接続されている。従
って、隣接して設置される型枠の同一高さに存する横筋
(鉄筋5)同志を接続するには、その横筋の端部を所定
長さにわたって重ね合わせ、結束線で結束する必要があ
る。 これに対して、第7図に示すように、フック3に、一体
の棒鋼を挿通するためのリングを溶接し、又はフック3
で環状部3aを形成し、さらにフックの先端部にもう一
体の棒鋼を挿通している湾曲部3bをその環状部3aと
近接して設けれは、第8図に示すように、隣接する型枠
Aa、Bbの環状部3aに挿通した棒115 a、5b
の端部のうち、一方を環状部3aに、他方を湾曲部3b
に挿通して、所定長において近接させることにより、簡
単に鉄筋の連結が可能であり、面倒な結束作業を省略す
ることができる利点がある。 上記型枠の端部には、隣接設置される型枠同志、を接続
するための構造が設けられている。 例えば、第9図に示す例では、各型枠の端部に箱形のマ
ス7を埋設し、一方のマスからボルト8を挿入して各型
枠の側面に設けた孔9から他方のマスまで伸ばし、その
ボルト8にナツト10を締め付けることにより、隣接す
る型枠Aa、Abを連結固定することができる。 なお、第9図の型枠Aa、Abは、その外周に金属製型
枠11が型枠製作時に一体に取り付けられている。この
ように外枠を設けた場合は各型枠の外周部の強度がより
大きくなり、周辺破壊が防止される。さらに好ましくは
、外枠の外周面に緩衝材として合成ゴムを溶着しておけ
ば、型枠の膨張を吸収できる。 上記の例では、本発明に係る型枠を、擁壁Bの施工に用
いた例であるが、本発明に係る型枠は、第7図及び第8
図に示すように、柱Cの施工及び梁りの施工などにも、
応用することができる。12は一次圭筋である。しかし
、これはなくともよい。 柱は第12図に示すように、コラム管13にスペーサ1
4を突設し、その外周に型枠A、1〜Ahmを設置固定
して、コラム管13と型枠の間にコンクリート26を打
込んで設工することができる。コラム管の代わりにH型
鋼を用いることもできる。 また、梁は、第13図に示すように下部型枠Alの上に
スペーサ14Jを介してH型鋼13Eを載せ、このH型
鋼の側部にスリーブ状のスペーサ14sを装着した連結
部材15Sを固着しその連結部材を側部型枠Asに貫通
にその部材先端のねじにナヅトエ6をねじ込んで固定し
、連結部材15又はスペーサ14sにアングル又はブラ
ケット等を介して、固定した連結部材17を下部型枠A
j2に貫通して、その部材のか端部のねじにナツト18
をねじ込んで固定し、こうして下部と左右両側の型枠A
jj、A、をU字状に連結し、その上面開口から生コン
クリートデ26を投入して梁の設工を終了することがで
きる。
上述のように、本発明による型枠は、裏面に鉄筋に接続
されたフックが突出されているから、コンクリート構造
物が完成した時点では、そのフックがコンクリート本体
と型枠(外壁)との結合強度を著しく向上し、型枠の剥
離、破損が防止されるばかりでなく、型枠の本体補強効
果か増強される。 また、表裏いずれか一方又は双方の面に耐アルカリ製及
び耐酸性に優れた弾性合成樹脂フィルムを有する場合は
、酸性雨からコンクリート楕遺物か保護され、寿命か伸
長される。 そして、裏面にフィルムを有する場合は、型枠とコンク
リート本体の熱膨張の差“に基づく型枠の剥離破損など
が防止される。 さらに1、フックに鉄筋が接続されている場合は、型枠
(外壁)とコンクリート本体との結合強度がさらに強化
されるとともに、コンクリート本体の機械的強度自体の
増強が容易にできる。フ・yりに二つの鉄筋挿通環状部
を設けた場合は、鉄筋の配設が容易になり、結束が不要
である。
されたフックが突出されているから、コンクリート構造
物が完成した時点では、そのフックがコンクリート本体
と型枠(外壁)との結合強度を著しく向上し、型枠の剥
離、破損が防止されるばかりでなく、型枠の本体補強効
果か増強される。 また、表裏いずれか一方又は双方の面に耐アルカリ製及
び耐酸性に優れた弾性合成樹脂フィルムを有する場合は
、酸性雨からコンクリート楕遺物か保護され、寿命か伸
長される。 そして、裏面にフィルムを有する場合は、型枠とコンク
リート本体の熱膨張の差“に基づく型枠の剥離破損など
が防止される。 さらに1、フックに鉄筋が接続されている場合は、型枠
(外壁)とコンクリート本体との結合強度がさらに強化
されるとともに、コンクリート本体の機械的強度自体の
増強が容易にできる。フ・yりに二つの鉄筋挿通環状部
を設けた場合は、鉄筋の配設が容易になり、結束が不要
である。
第1図は、第一発明の実施例の断面図、第2図は同実施
例の使用例を示す断面図、第3図は第二発明の実施例を
示す断面図、第4図は第三発明の実施例を示す一部省略
断面図、第5図は他の実施例の斜視図、第す図は同じく
一部を省略した断面図、第7図はフックの改良例を示す
要部斜視図、第8図は第7図のフックを備えた型枠の鉄
筋の連結例を示す斜視図、第9図は型枠の連結構造の一
例を示す斜視図である。 第10図は本発明に係る型枠を用いて製作した柱を断面
図、第11図は同じく梁の断面図、第12図は柱の他の
例を示す断面図、第13図は梁の他の例を示す断面図で
ある。 A、A1−A3 、A31〜A34・・・型枠、Aal
、Aa2 、Abl、Abz ”・型枠、1・・・コン
クリート板、 2・・・鉄筋、 3・・・フック、 4・・・弾性合成樹脂フィルム、 5・・・補強用鉄筋、 6・・・フック。 二吹−:
例の使用例を示す断面図、第3図は第二発明の実施例を
示す断面図、第4図は第三発明の実施例を示す一部省略
断面図、第5図は他の実施例の斜視図、第す図は同じく
一部を省略した断面図、第7図はフックの改良例を示す
要部斜視図、第8図は第7図のフックを備えた型枠の鉄
筋の連結例を示す斜視図、第9図は型枠の連結構造の一
例を示す斜視図である。 第10図は本発明に係る型枠を用いて製作した柱を断面
図、第11図は同じく梁の断面図、第12図は柱の他の
例を示す断面図、第13図は梁の他の例を示す断面図で
ある。 A、A1−A3 、A31〜A34・・・型枠、Aal
、Aa2 、Abl、Abz ”・型枠、1・・・コン
クリート板、 2・・・鉄筋、 3・・・フック、 4・・・弾性合成樹脂フィルム、 5・・・補強用鉄筋、 6・・・フック。 二吹−:
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)鉄筋コンクリート板の裏面に鉄筋に接続されたフ
ックが突設されているコンクリート製型枠。 (2)前記鉄筋コンクリート板の表裏いずれか一方の面
又は両面に耐アルカリ性及び耐酸性に優れた弾性合成樹
脂フィルムが接合されている請求項1記載のコンクリー
ト製型枠。(3)鉄筋コンクリート板の裏面に鉄筋に接
続されたフックに棒鋼が結合されている請求項1又は2
項記載のコンクリート製型枠。 (4)鉄筋コンクリート板の裏面に突設されたフックに
棒鋼挿通用環状部が形成され、又は環状部材が溶接され
、かつ、前記フックの先端部が他の棒鋼を挿通可能に湾
曲されていることを特徴とする請求項1又は2記載のコ
ンクリート製型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2165021A JP2588990B2 (ja) | 1990-06-23 | 1990-06-23 | コンクリート製型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2165021A JP2588990B2 (ja) | 1990-06-23 | 1990-06-23 | コンクリート製型枠 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19005696A Division JPH08333828A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | コンクリート構造物の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0455549A true JPH0455549A (ja) | 1992-02-24 |
JP2588990B2 JP2588990B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=15804339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2165021A Expired - Fee Related JP2588990B2 (ja) | 1990-06-23 | 1990-06-23 | コンクリート製型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588990B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08338014A (ja) * | 1995-06-12 | 1996-12-24 | Maeda Seikan Kk | 耐酸性砂防ダムの構築方法及び基盤ブロック |
KR100350510B1 (ko) * | 2000-01-14 | 2002-08-28 | 주식회사 리폼시스템 | 건축물용 내외장 제물거푸집과 그시공법 |
JP6051362B1 (ja) * | 2015-09-02 | 2016-12-27 | 株式会社日本メンテ | 鉄筋防錆型枠スペーサー |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1983111A1 (de) * | 2007-04-20 | 2008-10-22 | BAUER Maschinen GmbH | Schalungselement zum Begrenzen eines Schlitzwandabschnitts, Schalungsteil und Verfahren zum Herstellen einer Schlitzwand im Boden |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5236244Y2 (ja) * | 1971-12-11 | 1977-08-18 | ||
JPS60144439A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-30 | 日本カイザー株式会社 | 外壁用トラス板を用いたコンクリ−ト外壁の構築方法 |
-
1990
- 1990-06-23 JP JP2165021A patent/JP2588990B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5236244Y2 (ja) * | 1971-12-11 | 1977-08-18 | ||
JPS60144439A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-30 | 日本カイザー株式会社 | 外壁用トラス板を用いたコンクリ−ト外壁の構築方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08338014A (ja) * | 1995-06-12 | 1996-12-24 | Maeda Seikan Kk | 耐酸性砂防ダムの構築方法及び基盤ブロック |
KR100350510B1 (ko) * | 2000-01-14 | 2002-08-28 | 주식회사 리폼시스템 | 건축물용 내외장 제물거푸집과 그시공법 |
JP6051362B1 (ja) * | 2015-09-02 | 2016-12-27 | 株式会社日本メンテ | 鉄筋防錆型枠スペーサー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2588990B2 (ja) | 1997-03-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |