JPH0454760Y2 - - Google Patents

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JPH0454760Y2
JPH0454760Y2 JP1985092692U JP9269285U JPH0454760Y2 JP H0454760 Y2 JPH0454760 Y2 JP H0454760Y2 JP 1985092692 U JP1985092692 U JP 1985092692U JP 9269285 U JP9269285 U JP 9269285U JP H0454760 Y2 JPH0454760 Y2 JP H0454760Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はコンバインの後部に付設して、脱穀後
の排藁を結束放出する排藁結束機に関するもので
ある。特に、排藁結束機にて結束後の結束藁を一
定の束数ずつ集めて、圃場面に放出していく結束
藁集束装置に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、排藁結束機の後部に集束装置を付設
し、該集束装置を収納する技術は公知とされてい
るのである、例えば、実開昭60−12940号公報や、
特公昭58−24084号公報や、実公昭50−45004号公
報に記載の技術の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、結束藁集束装置を付設したコ
ンバインを収納する場合にも、束受け台や束押え
ガイド板を取り外さなくともよいように構成した
ものである。即ち、最も後方まで突出していて、
収納がし難い束受け台を下方から前方へ回動し
て、丁度、束寄せチエーンの下側の位置に収納可
能としたものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成するための構成を説明すると。
束受け台1と束押えガイド板2と束寄せチエー
ン4より成る結束藁集束装置を結束装置Bの後部
に配置した構成において、結束装置Bより後方へ
突出した束寄せチエーン4を、前端を支点として
結束装置Bの側に回動収納可能とし、また結束装
置Bより後方へ基部ステー6,9を固設し、該基
部ステー6により支持した束受け台1を、後端の
枢支部14を中心に水平回動して結束装置Bの側
に収納可能とし、更に該収納状態の束受け台1
を、上下回動し束寄せチエーン4の下方に収納可
能とし、前記基部ステー9により支持した束押え
ガイド板2を、後端の枢支部13を中心に結束装
置Bの側に水平回動可能とし、該収納状態の束押
えガイド板2により、同じく収納状態の束受け台
1と束寄せチエーン4の後方を被覆したものであ
る。
(ホ) 実施例・作用 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成と、併せて考案
の作用を説明すると。
第1図は排藁結束機と結束藁集束装置の作業時
の平面図、第2図は同じく側面図、第3図は収納
時の平面図、第4図は同じく側面図、第5図はコ
ンバインの後部に付設した状態の斜視図である。
まず、第1図より第5図の図面から、本考案の
排藁結束機と結束藁集束装置の全体構成を説明す
ると。
コンバインの後部には、結束機とカツター装置
とを併設して、排藁の処理方法を切換え可能に設
ける場合もあるのである。排藁結束機の左右方向
のフレームに対して、結束装置Bが結束位置の調
節のために左右に調節可能であり、結束藁集束装
置も結束装置Bと共に、左右に移動可能としてい
る。即ち結束藁集束装置の一部である伝動チエー
ンケース17の近辺に結束藁集束装置の基部ステ
ー6,9を固設しているのである。基部ステー6
は束受け台1の支持部であり、基部ステー9は束
押えガイド板2の支持部である。
また、結束装置Bより突出された束寄せチエー
ン4も、第1図の位置から第3図の位置へと、前
端を支点として回動収納可能としている。また基
部ステー6と束受け台1のクラツチ装置Aとの間
に、枢支部14が設けられており、束受け台1は
第3図の如く結束装置Bの下側で、収納された束
寄せチエーン4の下方位置に収納可能に構成して
いる。
しかし、束受け台1を第1図の作業時の状態の
如く、後方へ水平に突出していたのでは、コンバ
インの全長を短くしたことにはならないので、第
3図・第4図の如くクラツチ装置Aを中心に略
180度回転して、裏面を上にして結束装置Bの下
に収納しているのである。
本考案の要部は該束受け台1の回動収納方法に
関するものである。
また、束押えガイド板2の回動ステー3と基部
ステー9の間にも、枢支部13が設けられてお
り、該枢支部13を中心に束押えガイド板2を結
束装置B側に回動して、収納可能としている。該
収納状態の束押えガイド板2により、結束装置B
と束寄せチエーン4の後部がカバーされて、安全
を図つている。
次に結束藁数の計数装置を説明すると。
第11図は結束装置Bの右側面に設けられた計
数装置の側面図、第12図は同じく後面断面図で
ある。
結束装置Bの1束の結束藁集束装置ごとに結束
藁集束装置が作動するのであれば、該図面に示す
計数装置は必要ないのであるが、3束〜5束を集
めてから束受け台1のクラツチ装置Aを切つて、
結束藁を自重により放出するように、計数装置が
設けられているのである。結束装置Bの結節軸4
1は、結束装置Bへの入力回転とは関係なく結束
作用が行われた時のみに回転する軸であるので、
該結節軸41の回転をアームとピン50にて計数
スプロケツト39の回転に変えている。結節軸4
1の1回転により計数スプロケツト39が12分の
1回転し、12回の結束作用により、計数スプロケ
ツト39が1回転すべく構成されている。そし
て、計数スプロケツト39の側面にピン42,4
2が植設されており、該ピン42,42が回動し
て、カムアーム43を押すことにより、カムアー
ム43と同軸上のアーム44を回動し、アーム4
4に連結されているワイヤー35が引つ張られる
のである。計数スプロケツト39のピン42の数
を変えることにより、6束に1回とか、4束に1
回とか、3束に1回とか変更が可能なのである。
次にクラツチ装置Aの構造を説明すると。第6
図はクラツチ装置Aの側面図、第7図は同じく後
面断面図である。
クラツチ装置Aは基部ステー6より枢支部14
を介してその先端に固定されている。
そして、束受け台1が収納アーム26に固設さ
れて後方水平方向に突出されているのである。収
納アーム26は枢支軸28と、ピン29によりカ
ム部25に係止されており、カム部25は枢支軸
27に枢支されて、更に該カム部25の外周凹部
に嵌入したカムローラー40に係止されているの
である。該カムローラー40はカムローラーアー
ム34に支持されており、該カムローラーアーム
34はバネ32により常にカムローラー40をカ
ム部25の外周の凹部に押し付ける方向に付勢し
ている。
該バネ32の付勢力に抗してカムローラー40
を解除して、結束藁の重量により束受け台1の下
降を許すのが、前記の計数装置のワイヤー35で
ある。ワイヤー35の先端がカムローラーアーム
34の一部に連結されており、カムローラー40
をバネ32に抗して持ち上げるのである。これに
よりカム部25を係止していた部分の係止状態が
解けて、カム部25は枢支軸27を中心に回動可
能となり、束受け台1の上面に集束された束の重
みにより、束受け台1が下方へ回動して、結束藁
は傾動状態の束受け台1から滑りおちるのであ
る。
結束藁が無くなつて軽く成つた束受け台1はバ
ネ36のバネ力により元の水平状態に戻るのであ
るが、該水平への復元力の大小により、束が完全
に落ちたり、落ちる前に復元してしまい、束押え
ガイド板2と束受け台1の間に束を挟んでカム部
25がカムローラー40と係合せずに係止が行わ
れず、垂れ流し状態が発生したりするのである。
また逆にバネ36が弱すぎると、復元に時間が
かかり、次の束が送られてくる前に復元状態に戻
れず、これも、垂れ流しの原因となるのである。
本実施例においては、これらの不具合いを解消す
る為に、バネ36の付勢力を調節可能としてい
る、即ちバネ36は一端はカム部25のピン38
に係止されているのであるが、巻きバネの他端を
ハンドル状に構成して、ピン37a,37bのど
ちらかに係止することにより、バネ力の調節を可
能としている。該調節により、麦の場合の如く滑
り易い稈と、稲藁の如く滑り難い稈とに使い分け
することが出来るのである。
また第6図の図示した如く、作業時の束受け台
1の上下回動とは別に、収納用に束受け台1を略
180度回動可能としている。
即ち、カム部25に枢支軸28を設け、該枢支
軸28に収納アーム26を回動可能に枢支したも
のである。しかし、作業時の結束藁の重量によ
り、カム部25とカムローラー40の係止状態の
解除される前に、カム部25と収納アーム26の
係止状態の解除されると、集束作用が出来なくな
るので、カム部25と収納アーム26の係止状態
は強いバネ31によりピン29,30をカム部2
5のピン孔25aに嵌入しているのである。
第8図はカム部25に対して収納アーム26が
作業時の状態に係止された側面図、第9図は作業
時から収納時へ回動時の側面図、第10図は収納
時の側面図である。
即ち、該ピン孔25aからピン29または30
を抜いて、180度回転させて、再度逆のピンをピ
ン孔25aに挿入するのには、強い引つ張り力が
必要なのである。
本考案においては、ピン29,30をピン孔2
5aから抜き出す力はどうしても必要であろう
が、ピンを抜いてバネ31をもとにゆるめて、
180度回転して、また抜き出して、ピンをピン孔
25aに嵌入するという2回必要なバネ31に対
する引つ張り作用が1回で済むように、180度回
動の間ピン29,30のどちらかが、カム部25
の側面に接当していて、一度バネ31に抗してピ
ン29,30を引き抜いたあとは、逆のピンがピ
ン孔25aに嵌入するまでは、該ピン29,30
により、引抜き状態を維持できるような位置にピ
ン29,30を配置したものである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、結束藁集束装置をコンバインの路上走
行時や、納屋内の収納の際に、束受け台を結束装
置Bの下側に折り畳んで収納可能としたので、従
来の如く結束藁集束装置を取り外す必要がなくな
り、束押えガイド板も結束装置Bの近くに収納出
来ることとなり、コンバインの全長を短くするこ
とが出来たのである。
第2に、収納上端の束寄せチエーン4と束受け
台1の後方に、束押えガイド板2が収納されるの
で、該束押えガイド板2により、束寄せチエーン
4と束受け台1の後方をガードすることが出来
て、安全性の向上を図ることが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は排藁結束機と結束藁集束装置の作業時
の平面図、第2図は同じく側面図、第3図は収納
時の平面図、第4図は同じく側面図、第5図はコ
ンバインの後部に付設した状態の斜視図、第6図
はクラツチ装置Aの側面図、第7図は同じく後面
断面図、第8図はカム部25に対して収納アーム
26が作業時の状態に係止された側面図、第9図
は作業時から収納時へ回動時の側面図、第10図
は収納時の側面図、第11図は結束装置Bの右側
面に設けられた計数装置の側面図、第12図は同
じく後面断面図である。 A……クラツチ装置、B……結束装置、1……
束受け台、2……束押えガイド板、4……束寄せ
チエーン、6,9……基部ステー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 束受け台1と束押えガイド板2と束寄せチエー
    ン4より成る結束藁集束装置を結束装置Bの後部
    に配置した構成において、結束装置Bより後方へ
    突出した束寄せチエーン4を、前端を支点として
    結束装置Bの側に回動収納可能とし、また結束装
    置Bより後方へ基部ステー6,9を固設し、該基
    部ステー6により支持した束受け台1を、後端の
    枢支部14を中心に水平回動して結束装置Bの側
    に収納可能とし、更に該収納状態の束受け台1
    を、上下回動し束寄せチエーン4の下方に収納可
    能とし、前記基部ステー9により支持した束押え
    ガイド板2を、後端の枢支部13を中心に結束装
    置Bの側に水平回動可能とし、該収納状態の束押
    えガイド板2により、同じく収納状態の束受け台
    1と束寄せチエーン4の後方を被覆したことを特
    徴とする排藁結束機の結束藁集束装置。
JP1985092692U 1985-06-18 1985-06-18 Expired JPH0454760Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985092692U JPH0454760Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985092692U JPH0454760Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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JPS61207133U JPS61207133U (ja) 1986-12-27
JPH0454760Y2 true JPH0454760Y2 (ja) 1992-12-22

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ID=30649720

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Family Cites Families (1)

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JPS61207133U (ja) 1986-12-27

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