JPH0454666Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0454666Y2
JPH0454666Y2 JP19909586U JP19909586U JPH0454666Y2 JP H0454666 Y2 JPH0454666 Y2 JP H0454666Y2 JP 19909586 U JP19909586 U JP 19909586U JP 19909586 U JP19909586 U JP 19909586U JP H0454666 Y2 JPH0454666 Y2 JP H0454666Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
fitting
insulator
main body
conductive metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19909586U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63108148U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19909586U priority Critical patent/JPH0454666Y2/ja
Publication of JPS63108148U publication Critical patent/JPS63108148U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0454666Y2 publication Critical patent/JPH0454666Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案はケース直付用カツトアウトに関するも
のである。
(従来の技術) 従来、例えば配電線路に配置される変圧器のケ
ースに直接カツトアウトを取着し、同変圧器の保
護を図ることが行なわれている。
そして、この種のケース直付用カツトアウトに
おいては第8図に示すように本体碍子60のヒユ
ーズ筒挿入孔61内頂部62にチユーリツプ形電
極金具63を固定し、同電極金具63に電気的に
接続された導電金具64が本体碍子60の先端部
に取着され、同導電金具64の外端部にリード線
65を取着している。従つて、このケース直付用
カツトアウトにおいてはその軸心方向の長さが本
体碍子60の長さにとどまることなく長くなり、
ひいてはケース70内面との対地間絶縁距離Lの
確保を考慮する必要があり、変圧器が大型化する
といつた問題がある。
そこで、この問題を解決するために第9図に示
すように電極取付金具64と接続されるととも
に、本体碍子60の軸心とほぼ直交する方向へ引
出される導電金具67を設け、同導電金具67の
外端部67aにリード線65を取着することが行
なわれている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記第9図に示すケース直付用カツ
トアウトにおいては導電金具67の外端部67a
に対しリード線65が直角に即ち、本体碍子60
の軸心方向に向いた状態で取着されるため、リー
ド線65を本体碍子60の軸心方向と直交する方
向へ折返さなければならないといつた問題がある
ばかりか、リード線接続時にあつては外端部67
aに螺刻した雄ねじに対して前記リード線65を
水平状態等に保持しながらナツトにて同リード線
65を締付けなければならず作業が面倒であり、
保守点検及び部品交換に手間がかかる欠点があつ
た。
本考案の目的は前記問題点を解消し、小型であ
つてしかも導電金具の外端部に取着されたリード
線を本体碍子の軸心方向と直交する方向へ折返す
必要がないとともに、保守点検及び部品交換作業
を容易にしたケース直付用カツトアウトを提供す
ることにある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するために本体碍子
のヒユーズ筒挿入孔内頂部に対しヒユーズ筒の上
部電極と接続される電極金具を電極取付金具を介
して固定し、前記電極取付金具と接続される導電
金具を本体碍子の軸心とほぼ直交する方向へ引出
し、前記導電金具の外端部にはリード線端部に設
けたリード線取付金具に対し本体碍子側方から着
脱可能に互いに螺合する連結部を設けたものであ
る。
(作用) 上記構成により導電金具は本体碍子の軸心とほ
ぼ直交する方向へ引出され、その外端部に設けた
連結部に対しリード線取付金具が係合される。そ
して、リード線は前記リード線取付金具に対し本
体碍子の軸心とほぼ直交する方向へ向いた状態で
取着される。
(実施例) 以下、この考案を変圧器直付用カツトアウトに
具体化した第1実施例について第1図及び第2図
に従つて説明する。
図中、配電線路に配置される変圧器はその本体
ケース1側壁に透設した挿通孔2にカツトアウト
の本体碍子3が挿通されている。前記本体碍子3
はその外端側に設けたフランジ部4に被冠した取
付金具5を介して本体ケース1に対し固定されて
いる。前記本体碍子3にはその外端面からヒユー
ズ筒挿入孔6が設けられ、同ヒユーズ筒挿入孔6
の下端部には拡径部7が設けられている。そし
て、前記拡径部7には密閉栓7aとともに前記ヒ
ユーズ筒挿入孔6を閉塞するはかま部材7bが固
着されている。
前記ヒユーズ筒挿入孔6の内頂部8には袋ナツ
ト8aが埋設固着され、同袋ナツト8aには電極
取付金具9の上端部が螺合されている。さらに、
前記電極取付金具9の中間部には導電金具10の
基端部が螺合された後、ダブルナツト11が締付
けられている。又、電極取付金具9の頭部9aと
前記ダブルナツト11との間には、チユーリツプ
形の上部電極12及び安定金具13が取着され、
上部電極12と前記導電金具10は電気的に接続
されている。そして、前記上部電極12にはヒユ
ーズ筒としての限流ヒユーズ14の上部接触子1
5が挟入接続されるとともに、筒状をなす上部接
触子15内には上部電極12側にスプリングを介
して保持された消弧棒16が挿入されるようにな
つており、ヒユーズ筒の開放時にあつては前記消
弧棒16と本体碍子3内に固定された消弧管16
aとにより細隙消弧部を形成するようになつてい
る。
さらに、前記限流ヒユーズ14の下端部に設け
られた下部接触子17は拡径部7内に設けた下部
電極18に接続係止され、さらに同下部電極18
には接続片19a、導体19を介して変圧器の一
次側コイルと接続されるリード線20の接続端子
が接続されている。なお、前記リード線20の接
続端子部には絶縁性の保護キヤツプ21が被せら
れている。
一方、前記導電金具10の中間部は本体碍子3
の軸心と直交する方向から内頂部8と連通して透
設されたリード線引出孔22内に配置され、導電
金具10の先端部は本体碍子3の軸心と直交する
方向へ引出され、その先端部には連通部としての
雄ねじ部10aが設けられている。前記リード線
引出孔22の外端にあたる本体碍子3側部には同
リード線引出孔22を拡径した筒状のはかま部2
3が形成され、同はかま部23内において前記雄
ねじ部10aにははかま部23内底部に当接する
パツキン24を介してナツト25が締付けられて
いる。
又、ナツト25とパツキン24との間にはOリ
ング24a及び平板25aが、さらに、ナツト2
5と導電金具10との間にはOリング24bが介
装され、ナツト25が締付けられることにより油
密構造とし、本体碍子3のリード線引出孔22か
らの油の浸入を防止している。
さらに、前記雄ねじ部10aにはバネ座金26
を介してナツト27が締付けられた後、同ナツト
27の外周に一片28aが係合された回り止め金
具28を介して一端には電源側リード線30がか
しめ着されたリード線取付金具29の他端に設け
たナツト部29aが螺合された後、前記回り止め
金具28の他片28bを折曲し、同ナツト29a
外周面に係合させて両ナツト27及びナツト部2
9a間の回り止めを図つている。なお、前記ナツ
ト27からリード線取付金具29間の各部材には
絶縁性の保護キヤツプ31が被せられている。
又、前記リード線取付金具29のかしめ部はその
形状を六角柱状とすることによりナツト部29a
と同様の作用を得ることができ、スパナ等の工具
にて同部を操作し前記雄ねじ部10aへの螺合が
できるようになつている。
さて、上記構成されたケース直付用カツトアウ
トの作用について説明する。
このように構成された変圧器直付用カツトアウ
トはその組付け時において、リード線30が取外
された状態で本体ケース1に挿通固定され、その
後、導電金具10の雄ねじ部10aにリード線3
0のリード線取付金具29を螺合する。すると、
同導電金具10は本体碍子3の軸心と直交する方
向に引出される。
従つて、前記電源側リード線30は本体碍子3
の軸心方向への長さが増大することはなく、ひい
ては本体ケース1を小型化することができる。
又、前記電源側リード線30は本体碍子3に対し
容易に取着することができるとともに、その接続
部において折返されて引き回しが行なわれること
なく本体ケース1内に収められる。
(第2実施例) 次に、第2実施例を前記第1実施例と異なる部
分についてのみ第3図及び第4図に従つて説明す
る。
本実施例においては前記第1実施例で用いた電
極取付金具9に螺合した導電金具10の代りに、
袋ナツト8aと接続した導体34を本体碍子3の
内頂部8に埋設し、リード線引出孔22を省略し
ている。さらに、前記筒状のはかま部23の底部
にあたる本体碍子3の側部に対し、前記導体34
と接続された袋ナツト35を埋設固定している。
また、前記袋ナツト35にはバネ座金36を介し
てボルト37の内端側が螺合され、同ボルト37
の外端側に設けた雄ねじ部37aには前記実施例
と同様のリード線取付金具29が回り止め金具2
8を介して螺合されている。なお、前記リード線
取付金具29の他端側には前記実施例とは異な
り、負荷側のリード線38が接続されている。
従つて、本実施例においては前記第1実施例と
は異なり三つの部材即ち、導体34、袋ナツト3
5、ボルト37とから導電金具を構成し、前記ボ
ルト37をその連結部としている。
一方、前記第1実施例では下部電極18に対し
本体ケース1内に設けた変圧器の一次側コイルと
接続されるリード線20を接続していたが、本実
施例においては本体ケース1外部にあたる本体碍
子3に限流ヒユーズ14の軸心と直交する方向に
電源側ブツシング部39を設けるとともに、同電
源側ブツシング部39内に設けた導体40と下部
電極18を接続している。そして、前記電源側ブ
ツシング部39の先端側において前記導体40の
一端には接続挟着金具40aを設け、同接続挟着
金具40aには電源側ケーブルL1の接続端に設
けた電源側接続端子41が挟入接続されている。
そして、取付金具5の側方から突設した一対の固
定部材42と連結した固定杆43をケーブルL1
の接続端に設けた押え金具44に挿通後、締付け
することにより前記電源側接続端子41を電源側
ブツシング部39側へ強固に固定している。
従つて、本実施例においては前記第1実施例の
作用に加え、本体ケース1外部に電源側ブツシン
グ部39を設けてそこに電源側接続端子41を接
続することができる。
(第3実施例) 次に、第3実施例を前記第2実施例と異なる部
分について第5図及び第6図に従つて説明する。
本実施例においては前記第2実施例で用いた電
源側ブツシング部39の代りに、本体ケース1外
部にあたる本体碍子3から基端部45aが限流ヒ
ユーズ14の軸心と直交する方向に引出された
後、先端部45bが限流ヒユーズ14の軸心方向
に折曲形成した電源側ブツシング部45を設けて
いる。又、取付金具5の両側には断面L形の支持
片5aが一対ボルト着され、同支持片5aには固
定杆46の基端部が掛止されている。前記固定杆
46の先端部は前記電源側ブツシング部45の先
端部45bに嵌合接続されるL字状の接続エルボ
47を固定すべく、接続エルボ47の頭部に設け
た押え金具48に掛止されている。そして、同押
え金具48に螺合された蝶ねじ49を前記接続エ
ルボ47側へ螺入し、接続エルボ47と押え金具
48を互いに離間させることによつて接続エルボ
47は強固に電源側ブツシング部45の先端部4
5bに固定される。なお、前記電源側接続端子4
7には検相用電極50が設けられている。
従つて、本実施例においては前記第3実施例の
作用に加え、限流ヒユーズ14の軸心方向に折曲
形成した電源側ブツシング部45の先端部45b
に対し、検相用電極50を備えた電源側接続端子
47を本体ケース1の側方から強固に嵌合接続す
ることができる。
(第4実施例) 次に、第4実施例を前記第1実施例と異なる部
分について第7図に従つて説明する。
本実施例においては前記第1実施例で用いた袋
ナツト8aを省略し、電極取付金具9の上端部を
内頂部8に対し直接埋設固定するとともに、同電
極取付金具9の上端部に対しL字状に折曲げ形成
した板状の導電片52を固定している。そして、
前記導電片52のリード線引出孔22と対応する
一端部に対し、同リード線引出孔22内に配設さ
れた導電ボルト53の内端部を螺合している。な
お、前記リード線引出孔22外端部周縁と導電ボ
ルト53との間にはパツキン54及び座金55が
貫挿されている。
さらに、前記導電ボルト53外端側に設けた雄
ねじ部53aには前記第1実施例と同様のバネ座
金26を介してナツト27が締付けられた後、リ
ード線取付金具29が回り止め金具28を介して
螺合されている。従つて、本実施例においては前
記第1実施例とは異なり二つの部材即ち、導電片
52、導電ボルト53とから導電金具を構成し、
導電ボルト53の雄ねじ部53aをその連結部と
している。
従つて、本実施例においては前記第1実施例の
作用効果に加え、導電金具の締付けが本体碍子3
内に固定された導体片52に螺合するだけの簡単
な構造であり、取着が容易である。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、この考案の趣旨から逸脱しない範囲で
任意に変更してもよい。
考案の効果 以上詳述したように、本考案においては導電金
具は本体碍子の軸心とほぼ直交する方向へ引出さ
れ、その外端部に設けた連結部に対しリード線取
付金具が係合される。そして、リード線は前記リ
ード線取付金具に対し本体碍子の軸心とほぼ直交
する方向へ向いた状態で取着される。従つて、こ
のケース直付用カツトアウトは小型であつてしか
も導電金具の外端部に取着されたリード線を本体
碍子の軸心方向と直交する方向へ折返す必要がな
く、保守点検及び部品交換が容易になるという産
業利用上優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化した第1実施例を示す
変圧器直付用カツトアウトの側断面図、第2図は
同じく変圧器直付用カツトアウトの要部分解図、
第3図及び第4図は第2実施例を示し、第3図は
変圧器直付用カツトアウトの側断面図、第4図は
同じく変圧器直付用カツトアウトの底面図、第5
図及び第6図は第3実施例を示し、第5図は変圧
器直付用カツトアウトの側断面図、第6図は同じ
く変圧器直付用カツトアウトの底面図、第7図は
第4実施例を示す変圧器直付用カツトアウトの要
部切欠側面図、第8図及び第9図はそれぞれ従来
例を示す変圧器直付用カツトアウトの要部断面図
である。 1……本体ケース、3……本体碍子、6……ヒ
ユーズ筒挿入孔、8……内頂部、9……電極取付
金具、10,34,35,37,52,53……
導電金具、12……電極金具、14……ヒユーズ
筒、15……上部接触子、10a,37,53a
……連結部、30,38……リード線、29……
リード線取付金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 本体碍子のヒユーズ筒挿入孔内頂部に対しヒ
    ユーズ筒の上部電極と接続される電極金具を電
    極取付金具を介して固定し、前記電極取付金具
    と接続される導電金具を本体碍子の軸心とほぼ
    直交する方向へ引出し、前記導電金具の外端部
    にはリード線端部に設けたリード線取付金具に
    対し本体碍子側方かた着脱可能に互いに螺合す
    る連結部を設けたことを特徴とするケース直付
    用カツトアウト。 2 リード線取付金具はリード線をかしめ着可能
    に設けたものである実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載のケース直付用カツトアウト。
JP19909586U 1986-12-30 1986-12-30 Expired JPH0454666Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19909586U JPH0454666Y2 (ja) 1986-12-30 1986-12-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19909586U JPH0454666Y2 (ja) 1986-12-30 1986-12-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63108148U JPS63108148U (ja) 1988-07-12
JPH0454666Y2 true JPH0454666Y2 (ja) 1992-12-22

Family

ID=31160399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19909586U Expired JPH0454666Y2 (ja) 1986-12-30 1986-12-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0454666Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0729560Y2 (ja) * 1989-01-11 1995-07-05 株式会社三英社製作所 変圧器内蔵形高圧カットアウト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63108148U (ja) 1988-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
HU216005B (hu) Villamos földelőcsavar-hüvely
JPH0531148U (ja) ねじ締め型コネクタ
JPH0454666Y2 (ja)
JPH08199381A (ja) 犠牲陽極取付装置
JPS596601Y2 (ja) ヒユ−ズ内蔵形ブツシング
JP3349041B2 (ja) 開閉器用の内装部品支持具
JPS5924091Y2 (ja) ブツシング
GB2060258A (en) Electrode arrangement for a capacitive voltage transformer
JPS6111949Y2 (ja)
JPH0441595Y2 (ja)
JPH0836930A (ja) 変圧器用ブッシング
JPH0338945Y2 (ja)
JPH0538507Y2 (ja)
AU2017100807A4 (en) High-safety structure for fixing a carbon brush leading-out wire
JPH0635342Y2 (ja) 継電器
JPH0139377Y2 (ja)
JPH0423355B2 (ja)
JPS6337707Y2 (ja)
JP2580939Y2 (ja) 母線導体支持装置
JPH0629869Y2 (ja) 開閉器のバイパス用端子取付具
KR0138663B1 (ko) 자동차의 케이블접속 및 스티어링휠과 컬럼조립용 컨넥터
JPH0624094Y2 (ja) 碍管締付装置
KR200209020Y1 (ko) 부스바체결용볼트의절연캡구조
JPH0238347Y2 (ja)
JPH031877Y2 (ja)