JPH0454366Y2 - - Google Patents

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JPH0454366Y2
JPH0454366Y2 JP1985162031U JP16203185U JPH0454366Y2 JP H0454366 Y2 JPH0454366 Y2 JP H0454366Y2 JP 1985162031 U JP1985162031 U JP 1985162031U JP 16203185 U JP16203185 U JP 16203185U JP H0454366 Y2 JPH0454366 Y2 JP H0454366Y2
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JP
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shift
pilot lamp
clutch
vehicle
circuit
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JP1985162031U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車両の自動変速装置に関する。
〈従来の技術〉 車両の運転状態を検出する運転状態検出手段か
らの検出信号又はシフトタワーからのシフト段指
定信号に基づいてシフトチエンジすべきか否かを
判断し、その判断に基づきエンジン、クラツチ及
びトランスミツシヨンを制御してシフトチエンジ
を行う制御ユニツトを備えた車両の自動変速装置
が知られている(実願昭57−163228号、実願昭59
−20536号等参照)。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、このような車両の自動変速装置にお
いては、例えば、Dレンジで2速から発進するよ
うに設定されている場合、急登坂路等での発進に
困難が生じるために、1速ギアへの変速指令を出
力する等不適格なレンジ選択を変更するべき指令
を警報出力として警告灯回路に入力させて、警告
灯を点灯させるようにした警告灯制御回路を制御
ユニツトに備えている。
しかしながら、従来装置においては、シフトタ
ワーにおけるシフトレバーの各ポジシヨンに対応
するシフトレバースイツチとパイロツトランプと
の直列回路相互が夫々並列関係となるように電源
に接続した構成のシフトインジケータ回路におけ
る前記パイロツトランプとは別に前記警告灯を車
室に設ける必要がある。
この結果、部品数が増加する等装置構造が複雑
になり、コスト的に不利であるという問題点があ
つた。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みなされ
たもので、シフトインジケータ回路のパイロツト
ランプを前記警告灯としても利用できるようにし
たことにより、装置構造の簡略化を図ることを目
的とする。
尚、本出願人は、先に実願昭59−180858号とし
て、警報発生時に車速検出手段とシフトセレクタ
及びシフト位置検出手段からの各出力信号に基づ
いて特定条件の時に警報手段の作動を停止させる
警報停止手段を設けた構成の車両用自動変速機を
案出している。
〈問題点を解決するための手段〉 このため、本考案は、シフトタワーにおけるシ
フトレバーの各ポジシヨンに対応するシフトレバ
ースイツチとパイロツトランプとの直列回路を相
互が夫々並列関係となるように電源に接続した構
成のシフトインジケータ回路を備える一方、シス
テム制御系の非制御を検出する装置からの不適格
なレンジ選択を訂正するべく適格なレンジを指摘
する信号を警報出力として前記シフトレバースイ
ツチとパイロツトランプとの直列回路個々に入力
させて、該パイロツトランプを点灯させる回路を
設けた構成とする。
〈作用〉 そして、システム制御系の非制御を検出する装
置からの不適格なレンジ選択を訂正するべく適格
なレンジを指摘する信号に基づく警報出力に基づ
いてパイロツトランプを点灯させることができ、
シフトインジケータ回路における前記パイロツト
ランプとは別に前記警告灯を車室に設ける必要が
なくなる。又、ドライバに直接適格なシフトレン
ジの表示を行うことにより、ドライバに素早く適
格な対応をさせることができ、トランスミツシヨ
ン、クラツチ、アクチユエータ等に過度の負担を
かけることなく、自動変速装置を良好に維持でき
る。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を第1図〜第5図に基づ
いて説明する。
第2図及び第3図は本考案を実施した自動変速
装置のハードウエア構成図及び制御ブロツク図を
示す。
第2図において、エンジン10にはメカニカル
クラツチ20を介してトランスミツシヨン30が
取り付けられ、その出力軸はプロペラシヤフト3
3を介して図示しないリアアクスルに連結されて
おり、エンジン10には電子ガバナ11を備えた
燃料噴射ポンプ12が設けられている。
前記クラツチ20には、そのストローク量から
クラツチの断接状態を検出するクラツチストロー
クセンサ21と、クラツチ20を断接駆動するク
ラツチアクチユエータ22とが設けられている。
前記トランスミツシヨン30には、トランスミ
ツシヨンをシフトすると共に、シフト位置を検出
するトランスミツシヨンアクチユエータ31と、
出力軸の回転速度から車速を検出する車速センサ
32とが設けられている。一方、運転室内には、
シフトチエンジの際シフト段を指定するシフトタ
ワー40と、後述するパイロツトランプとが設け
られている。
ここで、第1図に示すように、前記シフトタワ
ー40におけるシフトレバー40aの各ポジシヨ
ンに対応するシフトレバースイツチ43とパイロ
ツトランプ44との直列回路を相互が並列関係と
なるように電源45に夫々接続した構成のシフト
インジケータ回路46が設けられており、前記パ
イロツトランプ44を装備したシフトインジケー
タ47は運転室内に設けられている。尚、第1図
中、48はキースイツチ、49はヒユーズであ
る。
第3図において、制御ユニツト50は、公知技
術により車速センサ32からの車速信号、シフト
タワー40からのシフト段指定信号、トランスミ
ツシヨンアクチユエータ31からのシフト位置信
号、クラツチストロークセンサ21からのクラツ
チストローク信号、電子ガバナ11からのラツク
位置信号を入力してシフトチエンジすべきか否か
を判断し、その判断に基づいて電子ガバナ11、
クラツチアクチユエータ22、トランスミツシヨ
ンアクチユエータ31に制御信号を出力するよう
に構成されている。
この制御ユニツト50には、不適格なレンジ選
択等システム制御系の非制御を検出する装置を備
えている。
そして、上記装置からの警報出力を前記シフト
レバースイツチ43とパイロツトランプ44との
直列回路個々に入力させて、該パイロツトランプ
44を点灯させる回路(第1図の52参照)が設
けられている。
尚、この回路を図示しないが半導体スイツチ素
子の組み合せにより点滅制御回路として構成し
て、パイロツトランプ44を点滅させるように構
成するのが良い。
次に、具体例を挙げて上記システム制御系の非
制御を検出する装置の作用を説明する。
例えば、この装置を、車両の発進時にトランス
ミツシヨン30を2速ギアに入れて、クラツチ2
0をクラツチすべり率に基づいて半クラツチ状態
を保ちながら接続するように制御する場合、発進
制御開始から所定時間が経過した時点でクラツチ
20が半クラツチ状態にある時に1速ギアへの変
速指令信号を警報出力とする構成とする。
そして、この制御フローを第4図に示すフロー
チヤートに基づいて説明すると、Dレンジで発進
するに際し、アクセルを所定開度、例えば20%以
上に踏み込むと発進制御が開始され、クラツチ2
0の切断と同時にトランスミツシヨン30を2速
ギアに入れる(S1)。この段階で、Dレンジに対
応するシフトレバースイツチ43がONとなるの
で、Dレンジであることを示すパイロツトランプ
44が点灯する。
そして、エンジン回転をガバナ制御すると共
に、クラツチすべり率Sとアクセルを開度αとの
関数〔(dS/dt)+(K・dα/dt)〕で与えられる
特性(クラツチミート時間T)により半クラツチ
状態に保ちながら連続操作する(S2)。
そして、S3において、クラツチミート時間T
が所定時間tを越える、つまり所定時間tの経過
時点で、クラツチ20がまだ半クラツチ領域にあ
る時には、運転者に1速ギアへのシフトチエンジ
を促すべく警報出力を前記回路52に入力させ、
4レンジ(1速発進モード)への変更を指示する
べく4レンジに対応するパイロツトランプ44を
点滅させる(S4)。
又、システム制御系の非制御を検出する装置
を、車速がゼロで指定シフト段がニユートラル以
外の状態が一定時間継続した場合にクラツチ制御
を行う指令を行うと共に、トランスミツシヨン3
0をニユートラルにシフトさせる旨の指令信号を
警報出力とする構成とする。
そして、この制御フローを第5図に示すフロー
チヤートに基づいて説明すると、シフトレバー4
0aがNレンジ以外の時例えばDレンジで停車し
ていて(Dレンジであることを示すパイロツトラ
ンプ44が点灯している)発進待機指令がかかつ
ていると(S1)、クラツチ20を切断する(S2)
共に、トランスミツシヨン30を例えば2速ギア
に入れた(S3)状態で待機する。そして、(S4)
で発進指令があれば、発進制御を行い(S5)、発
進指令がなければ例えば5分経過後等にクラツチ
20を切断する共に、運転者にNレンジへのシフ
トチエンジを促すべく警報出力を前記回路52に
入力させ、Nレンジへの変更を指示するべくNレ
ンジに対応するパイロツトランプ44を点滅させ
る(S6)。
かかる構成によれば、システム制御系の非制御
を検出する装置からの例えば不適格なレンジ選択
を訂正するべく適格なレンジを指摘する信号に基
づいてシフトインジケータ47におけるパイロツ
トランプ44を点滅させるように構成したから、
シフトインジケータ47における前記パイロツト
ランプ44とは別に特別な警告灯を運転車室に設
ける必要がなくなる。
この結果、部品数の低減を図れる等構造の簡略
化を図れ、コスト的に有利なものとできる。
又、ドライバに直接適格なシフトレンジの表示
を行うことにより、ドライバに素早く適格な対応
をさせることができ、トランスミツシヨン、クラ
ツチ、アクチユエータ等に過度の負担をかけるこ
となく、自動変速装置を良好に維持できる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、シフト
インジケータ回路のパイロツトランプをシステム
制御系の非制御を検出する不適格なレンジ選択を
訂正するべく適格なレンジを指摘する信号を警報
出力とし、この出力に基づいて点灯する警告灯と
しても利用できるようにしたことにより、シフト
インジケータ回路における前記パイロツトランプ
とは別に前記警告灯を車室に設ける必要がなくな
り、構造の簡略化を図れ、コスト的に有利なもの
とでき、しかもドライバに直接適格なシフトレン
ジの表示を行うことにより、ドライバに素早く適
格な対応をさせることができ、トランスミツシヨ
ン、クラツチ、アクチユエータ等に過度の負担を
かけることなく、自動変速装置を良好に維持でき
る実用的効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の対象とするシフトインジケー
タ回路の一実施例を示す図、第2図は本考案を適
用した車両の自動変速装置のハードウエア構成
図、第3図は制御ブロツク図、第4図及び第5図
は制御フローチヤートを示す図である。 20……メカニカルクラツチ、22……クラツ
チアクチユエータ、30……トランスミツシヨ
ン、31……トランスミツシヨンアクチユエー
タ、40……シフトタワー、40a……シフトレ
バー、43……シフトレバースイツチ、44……
パイロツトランプ、45……電源、46……シフ
トインジケータ回路、47……シフトインジケー
タ、50……制御ユニツト、52……回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両の運転状態を検出する運転状態検出手段か
    らの検出信号又はシフトタワーからのシフト段指
    定信号に基づいてシフトチエンジすべきか否かを
    判断し、その判断に基づきエンジン、クラツチ及
    びトランスミツシヨンを制御してシフトチエンジ
    を行う制御ユニツトを備えた車両の自動変速装置
    において、前記シフトタワーにおけるシフトレバ
    ーの各ポジシヨンに対応するシフトレバースイツ
    チとパイロツトランプとの直列回路を相互が夫々
    並列関係となるように電源に接続した構成のシフ
    トインジケータ回路を備える一方、システム制御
    系の非制御を検出する装置からの不適格なレンジ
    選択を訂正するべく適格なレンジを指摘する信号
    を警報出力として前記シフトレバースイツチとパ
    イロツトランプとの直列回路個々に入力させて、
    該パイロツトランプを点灯させる回路を設けたこ
    とを特徴とする車両の自動変速装置。
JP1985162031U 1985-10-24 1985-10-24 Expired JPH0454366Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985162031U JPH0454366Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985162031U JPH0454366Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

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JPS6271446U JPS6271446U (ja) 1987-05-07
JPH0454366Y2 true JPH0454366Y2 (ja) 1992-12-21

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ID=31088902

Family Applications (1)

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JP1985162031U Expired JPH0454366Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58161622A (ja) * 1982-03-16 1983-09-26 Honda Motor Co Ltd ギヤシフトポジシヨンインジケ−タ
JPS5926646A (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 Isuzu Motors Ltd トランスミツシヨン自動制御システムの表示装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58161622A (ja) * 1982-03-16 1983-09-26 Honda Motor Co Ltd ギヤシフトポジシヨンインジケ−タ
JPS5926646A (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 Isuzu Motors Ltd トランスミツシヨン自動制御システムの表示装置

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JPS6271446U (ja) 1987-05-07

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