JPH0454144B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0454144B2 JPH0454144B2 JP8006384A JP8006384A JPH0454144B2 JP H0454144 B2 JPH0454144 B2 JP H0454144B2 JP 8006384 A JP8006384 A JP 8006384A JP 8006384 A JP8006384 A JP 8006384A JP H0454144 B2 JPH0454144 B2 JP H0454144B2
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- Japan
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- cold water
- heat storage
- storage tank
- cooler
- flow rate
- Prior art date
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 66
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 claims description 33
- 239000012267 brine Substances 0.000 claims description 18
- HPALAKNZSZLMCH-UHFFFAOYSA-M sodium;chloride;hydrate Chemical compound O.[Na+].[Cl-] HPALAKNZSZLMCH-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims description 18
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 11
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は製氷用蓄熱槽を用いた空調システムに
係り、特に製氷用蓄熱槽からの冷熱源の取出しに
好適な蓄熱式空調システムに関する。
係り、特に製氷用蓄熱槽からの冷熱源の取出しに
好適な蓄熱式空調システムに関する。
第1図は従来の蓄熱式空調システムの系統図を
示している。図において、1はチラーユニツト、
2は蓄熱槽、3はフアンコイルユニツトやエアハ
ンドリングなどの空調機を示していて、チラーユ
ニツト1内のブライン用クーラ4と蓄熱槽2とで
ブラインクーラ回路5を構成する一方、製氷用蓄
熱槽2と空調機3とで冷水回路6を構成してい
る。7はブライン回路5の媒体を循環させるブラ
イン循環ポンプ、8は冷水回路6の冷水を循環さ
せる冷水循環ポンプを示す。
示している。図において、1はチラーユニツト、
2は蓄熱槽、3はフアンコイルユニツトやエアハ
ンドリングなどの空調機を示していて、チラーユ
ニツト1内のブライン用クーラ4と蓄熱槽2とで
ブラインクーラ回路5を構成する一方、製氷用蓄
熱槽2と空調機3とで冷水回路6を構成してい
る。7はブライン回路5の媒体を循環させるブラ
イン循環ポンプ、8は冷水回路6の冷水を循環さ
せる冷水循環ポンプを示す。
この空調システムにおいては、冷水回路6の循
環冷水量は一定であるので、蓄熱槽2内の凍結の
状態が初期状態では低温の冷水が出るが、終了近
くには温度の高い冷水となつてしまい、必らずし
も空調機3の負荷と一致しない問題がある。
環冷水量は一定であるので、蓄熱槽2内の凍結の
状態が初期状態では低温の冷水が出るが、終了近
くには温度の高い冷水となつてしまい、必らずし
も空調機3の負荷と一致しない問題がある。
本発明の目的は、安価な夜間電力を使用して蓄
熱した冷水を空調機の負荷に見合つて効率よく消
費できる蓄熱式空調システムを提供することにあ
る。
熱した冷水を空調機の負荷に見合つて効率よく消
費できる蓄熱式空調システムを提供することにあ
る。
この目的を達成するために、本発明の蓄熱式空
調システムは、冷水用クーラおよびブライン用ク
ーラを設置したチラーユニツトと、製氷用蓄熱槽
と、フアンコイルユニツト、エアハンドリングユ
ニツト等の空調機とを備え、前記ブライン用クー
ラと製氷用蓄熱槽とでブラインクーラ回路を構成
する一方、前記冷水用クーラ、製氷用蓄熱槽と空
調機とで、冷水を空調機、製氷用蓄熱槽、冷水用
クーラ、空調機の順に循環させる冷水回路を構成
し、該冷水回路に製氷用蓄熱槽の入口側と出口側
とを連絡するバイパス回路を設け、かつ冷水回路
の製氷用蓄熱槽の入口側に第1流量調整弁を、前
記バイパス回路に第2流量調節弁をそれぞれ設け
ると共に、冷水用クーラの入口側水温を検出する
検出器を設け、冷水用クーラの入口側水温が前記
検出器の設定値以下のときには前記第1流量調節
弁が閉、第2流量調節弁が開となされ、前記水温
が設置値以上になると第1流量調節弁が開く方向
に動作し、かつ第2流量調節弁が閉じる方向に動
作するよう構成したことを特徴とする。
調システムは、冷水用クーラおよびブライン用ク
ーラを設置したチラーユニツトと、製氷用蓄熱槽
と、フアンコイルユニツト、エアハンドリングユ
ニツト等の空調機とを備え、前記ブライン用クー
ラと製氷用蓄熱槽とでブラインクーラ回路を構成
する一方、前記冷水用クーラ、製氷用蓄熱槽と空
調機とで、冷水を空調機、製氷用蓄熱槽、冷水用
クーラ、空調機の順に循環させる冷水回路を構成
し、該冷水回路に製氷用蓄熱槽の入口側と出口側
とを連絡するバイパス回路を設け、かつ冷水回路
の製氷用蓄熱槽の入口側に第1流量調整弁を、前
記バイパス回路に第2流量調節弁をそれぞれ設け
ると共に、冷水用クーラの入口側水温を検出する
検出器を設け、冷水用クーラの入口側水温が前記
検出器の設定値以下のときには前記第1流量調節
弁が閉、第2流量調節弁が開となされ、前記水温
が設置値以上になると第1流量調節弁が開く方向
に動作し、かつ第2流量調節弁が閉じる方向に動
作するよう構成したことを特徴とする。
以下、本発明の実施例を第2図により説明す
る。第2図は本発明による蓄熱式空調システムの
系統図を示している。この空調システムは、冷水
用クーラ12およびブライン用クーラ13を設け
ているチラーユニツト11と、製氷用蓄熱槽(以
下、単に蓄熱槽と云う)14と、フアンコイルユ
ニツト、エアハンドリングユニツト等の空調機1
5とを備えている。そして、前記ブライン用クー
ラ13と蓄熱槽14とでブラインクーラ回路16
を構成する一方、前記冷水用クーラ12、蓄熱槽
14と空調機15とで、冷水を空調機15、蓄熱
槽14、冷水用クーラ12、空調機15の順に循
環させる冷水回路17を構成している。18はブ
ラインクーラ回路16の媒体を循環させるブライ
ン循環ポンプ、19は冷水回路17の冷水を循環
させる冷水循環ポンプである。また前記冷水回路
17には蓄熱槽14の入口側と出口側とを連絡す
るバイパス回路20が設けられている。また冷水
回路17の蓄熱槽14入口側には第1流量調節弁
21が、前記バイパス回路20には第2流量調節
弁22がそれぞれ設けられていると共に、冷水用
クーラ12の入口側には、該入口の水温を検出す
る検出器23が設けられている。そして、冷水用
クーラ12の入口側水温が前記検出器23の設定
値以下のときには前記第1流量調節弁21が閉、
前記第2流量調節弁22が開となり、前記水温が
設定値以上になると第1流量調節弁21が開く方
向に動作し、かつ第2流量調節弁22が閉じる方
向に動作するようになつている。
る。第2図は本発明による蓄熱式空調システムの
系統図を示している。この空調システムは、冷水
用クーラ12およびブライン用クーラ13を設け
ているチラーユニツト11と、製氷用蓄熱槽(以
下、単に蓄熱槽と云う)14と、フアンコイルユ
ニツト、エアハンドリングユニツト等の空調機1
5とを備えている。そして、前記ブライン用クー
ラ13と蓄熱槽14とでブラインクーラ回路16
を構成する一方、前記冷水用クーラ12、蓄熱槽
14と空調機15とで、冷水を空調機15、蓄熱
槽14、冷水用クーラ12、空調機15の順に循
環させる冷水回路17を構成している。18はブ
ラインクーラ回路16の媒体を循環させるブライ
ン循環ポンプ、19は冷水回路17の冷水を循環
させる冷水循環ポンプである。また前記冷水回路
17には蓄熱槽14の入口側と出口側とを連絡す
るバイパス回路20が設けられている。また冷水
回路17の蓄熱槽14入口側には第1流量調節弁
21が、前記バイパス回路20には第2流量調節
弁22がそれぞれ設けられていると共に、冷水用
クーラ12の入口側には、該入口の水温を検出す
る検出器23が設けられている。そして、冷水用
クーラ12の入口側水温が前記検出器23の設定
値以下のときには前記第1流量調節弁21が閉、
前記第2流量調節弁22が開となり、前記水温が
設定値以上になると第1流量調節弁21が開く方
向に動作し、かつ第2流量調節弁22が閉じる方
向に動作するようになつている。
次に本発明の作用について説明する。
まず、安価な夜間電力を利用してブラインクー
ラ回路16を運転し蓄熱槽14に氷として蓄熱す
る。そして、昼間は冷水回路17を運転すること
により、冷水を循環させて冷房運転を行う。この
冷房運転において、冷房負荷が小さいときには冷
水の戻り温度、即ち冷水用クーラ12の入口側水
温が検出器23の設定値よりも低いので、第1流
量調整弁21が閉、第2流量調整弁22が開とな
つて、冷水は実線の矢印のように蓄熱槽14をバ
イパスして循環する。冷房負荷が増加し、冷水の
戻り温度、即ち冷水用クーラ12の入口側水温が
検出器23の設定値よりも高くなると、第1流量
調節弁21が開く方向に動作すると共に第2流量
調節弁22が閉じる方向に動作して、空調機15
を出た冷水の一部が破線の矢印の如く蓄熱槽14
へ流れ、該蓄熱槽14にて冷却される。前記第1
流量調節弁21および第2流量調節弁22の弁開
度は冷水の戻り温度に応じて検出器23により適
宜調節されるので、空調機15には冷房負荷に見
合つた温度の冷水が常に安定して供給される。
ラ回路16を運転し蓄熱槽14に氷として蓄熱す
る。そして、昼間は冷水回路17を運転すること
により、冷水を循環させて冷房運転を行う。この
冷房運転において、冷房負荷が小さいときには冷
水の戻り温度、即ち冷水用クーラ12の入口側水
温が検出器23の設定値よりも低いので、第1流
量調整弁21が閉、第2流量調整弁22が開とな
つて、冷水は実線の矢印のように蓄熱槽14をバ
イパスして循環する。冷房負荷が増加し、冷水の
戻り温度、即ち冷水用クーラ12の入口側水温が
検出器23の設定値よりも高くなると、第1流量
調節弁21が開く方向に動作すると共に第2流量
調節弁22が閉じる方向に動作して、空調機15
を出た冷水の一部が破線の矢印の如く蓄熱槽14
へ流れ、該蓄熱槽14にて冷却される。前記第1
流量調節弁21および第2流量調節弁22の弁開
度は冷水の戻り温度に応じて検出器23により適
宜調節されるので、空調機15には冷房負荷に見
合つた温度の冷水が常に安定して供給される。
以上説明したように、本発明によれば、次のよ
うな効果が得られる。
うな効果が得られる。
(1) 冷房負荷に見合つた温度の冷水を空調機に供
給することができる。
給することができる。
(2) 安価な夜間電力を利用した蓄熱冷水を昼間の
冷房運転の一部として使用するようにしたの
で、昼間冷水回路の運転のみで冷房を行え、省
電力化を図れる。
冷房運転の一部として使用するようにしたの
で、昼間冷水回路の運転のみで冷房を行え、省
電力化を図れる。
(3) 冷房負荷のピーク時は蓄熱槽の冷水で補うこ
とが可能なため、チラーユニツトの容量を小さ
くできる。即ちチラーユニツトの小形化を図れ
る。
とが可能なため、チラーユニツトの容量を小さ
くできる。即ちチラーユニツトの小形化を図れ
る。
第1図は従来の蓄熱式空調システムの系統図、
第2図は本発明の蓄熱式空調システムの系統図を
示す。 11……チラーユニツト、12……冷水用クー
ラ、13……ブライン用クーラ、14……製氷用
蓄熱槽、15……空調機、16……ブラインクー
ラ回路、17……冷水回路、20……バイパス回
路、21……第1流量調節弁、22……第2流量
調節弁、23……検出器。
第2図は本発明の蓄熱式空調システムの系統図を
示す。 11……チラーユニツト、12……冷水用クー
ラ、13……ブライン用クーラ、14……製氷用
蓄熱槽、15……空調機、16……ブラインクー
ラ回路、17……冷水回路、20……バイパス回
路、21……第1流量調節弁、22……第2流量
調節弁、23……検出器。
Claims (1)
- 1 冷水用クーラおよびブライン用クーラを設置
したチラーユニツトと、製氷用蓄熱槽と、フアン
コイルユニツト、エアハンドリングユニツト等の
空調機とを備え、前記ブライン用クーラと製氷用
蓄熱槽とでブラインクーラ回路を構成する一方、
前記冷水用クーラ、製氷用蓄熱槽と空調機とで、
冷水を空調機、製氷用蓄熱槽、冷水用クーラ、空
調機の順に循環させる冷水回路を構成し、該冷水
回路に製氷用蓄熱槽の入口側と出口側とを連絡す
るバイパス回路を設け、かつ冷水回路の製氷用蓄
熱槽の入口側に第1流量調整弁を、前記バイパス
回路に第2流量調整弁をそれぞれ設けると共に、
冷水用クーラの入口側水温を検出する検出器を設
け、冷水用クーラの入口側水温が前記検出器の設
定値以下のときには前記第1流量調節弁が閉、第
2流量調節弁が開となされ、前記水温が設定値以
上になると第1流量調節弁が開く方向に動作し、
かつ第2流量調整弁が閉じる方向に動作するよう
構成したことを特徴とする蓄熱式空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8006384A JPS60223967A (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 蓄熱式空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8006384A JPS60223967A (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 蓄熱式空調システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60223967A JPS60223967A (ja) | 1985-11-08 |
JPH0454144B2 true JPH0454144B2 (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=13707770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8006384A Granted JPS60223967A (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 蓄熱式空調システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60223967A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0772636B2 (ja) * | 1991-02-27 | 1995-08-02 | 株式会社荏原製作所 | 蓄熱式冷凍システム |
JP3352469B2 (ja) * | 1992-07-14 | 2002-12-03 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和装置 |
-
1984
- 1984-04-23 JP JP8006384A patent/JPS60223967A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60223967A (ja) | 1985-11-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |