JPS6136130Y2 - - Google Patents

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JPS6136130Y2
JPS6136130Y2 JP1982049287U JP4928782U JPS6136130Y2 JP S6136130 Y2 JPS6136130 Y2 JP S6136130Y2 JP 1982049287 U JP1982049287 U JP 1982049287U JP 4928782 U JP4928782 U JP 4928782U JP S6136130 Y2 JPS6136130 Y2 JP S6136130Y2
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JP
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storage tank
heat storage
heat
heat exchanger
evaporator
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JPS57179067U (ja
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、蓄熱装置を有する冷凍サイクルに関
する。
従来の冷凍機は、圧縮機、凝縮器、減圧装置お
よび蒸発器を備え、蒸発器で冷却されたブライン
をポンプにより負荷に供給して冷却することは周
知のとおりである。
上記冷凍機を使用した空調装置では、一般に空
調用熱負荷は一定でなく、夏期のある期間のうち
昼間の2〜3時間に負荷が集中して最大となる。
この最大負荷となる期間は年間の運転時間のうち
僅かな時間であるが、従来はその最大負荷を基準
として冷凍機は冷房期間の大部分が部分負荷で運
転されるから非常に効率が悪い。
また冷房負荷の小さい時間帯あるいは電力料金
の安い深夜電力により冷水を製造して蓄熱し、こ
の冷水をピーク負荷時に冷房に利用することが一
般に実施されている。このように深夜電力を利用
して製造した氷の融解熱を直接に冷房に使用する
と、巨大な蓄熱槽を必要とするから設備コストお
よび占有スペースが増大する欠点がある。
また、蓄熱槽に冷水の形で蓄えた冷力を、補助
熱交換器に送り込み、凝縮器から減圧装置に向つ
て流れる冷媒を冷却することが特公昭48−10337
号公報に示されている。しかし、補助熱交換器と
蓄熱槽とは、別体であり、そのため、蓄熱槽に冷
力を氷の形で蓄えた場合は、氷を溶かした後でな
いと蓄熱槽の冷力を補助熱交換器に送り込むこと
はできない問題がある。
本考案の目的は、蓄熱槽に氷の形で蓄えられた
冷力をそのまま冷媒の冷却に利用できる蓄熱装置
を有する冷凍サイクルを提供することにある。
本考案の特徴は、蒸発器からのブラインを循環
させて冷力を蓄える第1熱交換器および蓄えられ
た冷力を利用して凝縮器から減圧装置に向つて流
れる冷媒を冷却する、第2熱交換器の両熱交換器
を蓄熱構内に設置したものである。
上記のように第1、第2の両熱交換器が蓄熱槽
内に設置されているから、第1熱交換器で蓄えた
冷力を第2熱交換器で直接利用することができ、
そのため冷力が氷の形で蓄えた場合にも第2熱交
換器を通る冷媒を冷却することができる。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
図において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は絞
り(減圧装置)、4は蒸発器、6は凝縮器2と絞
り3の間の液冷媒回路5に設けられた切替弁、7
は負荷、8は蒸発器4と負荷7を接続するブライ
ン回路、9,10はブライン回路8に設けられた
ポンプおよび切替弁、11は蓄熱槽、12は第2
熱交換器、13は第1熱交換器であり、これら両
熱交換器12,13は蓄熱槽11内に設けられて
いる。第2熱交換器12は切替弁14を介して前
記冷媒回路5(凝縮器2の出口側と減圧装置3の
入口側との間)に接続され、第1熱交換器13は
切替弁15を有するブライン回路16を介して前
記ブライン回路8に接続されている。
次に上記構造からなる本実施例の作用について
説明する。
まず深夜電力を利用して冷水または氷を製造す
る場合には、蒸発器4のブライン回路8に設けた
切替弁10を閉じると共に、蓄熱槽11のブライ
ン回路16に設けた切替弁15を開き、前者のブ
ライン回路8のブラインを後者のブライン回路1
6に流通させ、第1熱交換器13を介して蓄熱槽
11内の水を冷却して冷水を作り、または氷結さ
せる。
ついで最大負荷時には冷凍サイクルの切替弁6
を閉、切替弁14を開、ブライン回路8の切替弁
10を開、ブライン回路16の切替弁15を閉の
各状態に保つて運転する。すると圧縮機1から吐
出された高圧の冷媒ガスは凝縮器2に流入して液
化された後に、切替弁14を経て蓄熱槽11内の
第2熱交換器12に流入される。この流入された
液冷媒は蓄熱槽11内の冷水または氷と熱交換し
て過冷却された後、絞り3を経て蒸発器4へ流入
してブライン回路8を流通するブラインを冷却す
る。前記蒸発器4へ流入する液冷媒は過冷却され
て蒸発潜熱が増加しているので、冷却能力も増加
しているから短時間のピーク負荷をカバーするこ
とができる。
尚上記実施例においては、蓄熱槽11内に冷力
を蓄冷するのに、第1熱交換器13を利用してい
るが、蒸発器4で生成される冷力が冷水の場合に
は、その冷水を蓄熱槽11内に直接的に導入して
もよい。この場合は第1熱交換器13を設置する
必要がなくなる。
以上説明したように、本考案によれば、冷力
(氷の融解熱または冷水の顕熱)によつて冷凍サ
イクルの冷媒を冷却するための第2熱交換器を蓄
熱槽内に設置しているから、冷力が氷の形で蓄え
られる場合にも蓄熱槽に蓄えられた冷力を前記冷
媒の冷却に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の蓄熱装置をそなえる冷凍サイク
ルの系統図である。 2……凝縮器、4……蒸発器、5……液冷媒回
路、8……ブライン回路、11……蓄熱槽、12
……第2熱交換器、13……第1熱交換器、1
4,15……切替弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、凝縮器、減圧装置および蒸発器が作動
    的に連絡され、これらの機器を冷媒が循環すると
    ともに、蒸発器で発生する冷力を蓄える蓄熱槽を
    有する冷凍サイクルにおいて、前記蓄熱槽内に設
    置された第1熱交換器および第2熱交換器を有
    し、この第1熱交換器は、前記蒸発器からのブラ
    インを循環させて冷力を前記蓄熱槽内に蓄えるよ
    うに第1熱交換器が蒸発器のブライン回路に連結
    され、第2熱交換器は、凝縮器からこの第2熱交
    換器に流れてくる冷媒を蓄熱槽内に蓄えられた冷
    力により冷却するように、第2熱交換器が前記凝
    縮器の出口と前記減圧装置との間に連結されてい
    ることを特徴とする蓄熱装置を有する冷凍サイク
    ル。
JP1982049287U 1982-04-07 1982-04-07 Expired JPS6136130Y2 (ja)

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JP1982049287U JPS6136130Y2 (ja) 1982-04-07 1982-04-07

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JP1982049287U JPS6136130Y2 (ja) 1982-04-07 1982-04-07

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JPS57179067U JPS57179067U (ja) 1982-11-12
JPS6136130Y2 true JPS6136130Y2 (ja) 1986-10-20

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