JPS5934820Y2 - 冷房装置 - Google Patents

冷房装置

Info

Publication number
JPS5934820Y2
JPS5934820Y2 JP4767679U JP4767679U JPS5934820Y2 JP S5934820 Y2 JPS5934820 Y2 JP S5934820Y2 JP 4767679 U JP4767679 U JP 4767679U JP 4767679 U JP4767679 U JP 4767679U JP S5934820 Y2 JPS5934820 Y2 JP S5934820Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerator
cold water
heat exchanger
circulation pipe
storage tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4767679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55146928U (ja
Inventor
修司 飯田
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP4767679U priority Critical patent/JPS5934820Y2/ja
Publication of JPS55146928U publication Critical patent/JPS55146928U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5934820Y2 publication Critical patent/JPS5934820Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍機を使用した冷房装置に関する。
一般に、冷房すべき室内空気から取り去るべき熱量(通
常冷房負荷と言われているため以下、単に冷房負荷とい
う)は、時候に応じて変化するものであり、従来の冷房
装置にあ・いては、小型な冷凍機にて全ての冷房負荷に
対処すべく、冷凍機の運転時には冷凍機をその能力1o
o%の状態にて稼動し得るように設定し、冷房負荷に応
じて冷凍機が断続運転するように構成されている。
しかしながら、冷凍機の冷凍能力と効率の関係は、冷凍
機の種類等によって若干具なるが、第1図のように変化
し、冷凍能力が略80tI)であるとき効率は最大とな
る。
上記の説明から理解されるように、従来の冷房装置にむ
いては、冷凍能力を100%必要としないときにおいて
も、冷凍機が能力100条の状態にて稼動することとな
って、エネルギーが不要に消費されている。
本考案はかかる実状に鑑みなされたもので、以下にその
実施例を説明する。
第2図には、本考案による冷房装置が概略的に示してあ
り、蓄熱槽10内には所要量の冷水が収容されている。
蓄熱槽10は、第1の循環パイプP1によって冷凍機1
1に接続され、また第2の循環パイプP2Vcよって熱
交換器12に接続されていて、第1循環パイプP1の往
路中には蓄熱槽10と冷凍機11間にて冷水を循環せし
める第1のポンプ13が介装され、また第2循環パイプ
P2の往路中には蓄熱槽10と熱交換器12間にて冷水
を循環せしめる第2のポンプ14が介装されている。
冷凍機11は、冷水を冷却するものであって、流入する
冷水の温度により冷凍能力が変化するものであり、例え
ば吸収式冷凍機、或いはターボ冷凍機である。
熱交換器12は、冷房すべき室内に設置されてその内部
に順次循環される冷水と室内空気間にて熱交換をさせる
ものであり、送風装置を内蔵している。
しかして、本実施例に釦いては、冷凍機11及び第1ポ
ンプ13を含む第1循環系に、冷凍機11の冷凍能力を
100%又は略80優に設定する能力設定装置20が設
けられ、また熱交換器12及び第2ポンプ14を含む第
2循環系に、熱交換器12における冷房負荷を算出し1
日当りの冷房負荷が設定値(冷凍機11を冷凍能力80
%にて1日中稼動することにより得られる熱量)以下に
なったときその翌日においてその低下量に逆比例する時
間(所定時間)信号を発しその時間経過後冷凍機11を
停止させる冷凍機作動制御装置30が設けられている。
能力設定装置20は、冷凍機作動制御装置30からの信
号により作動して冷凍機11に流入する冷水の温度を制
御し冷凍機11の冷凍能力を略80%に設定するもので
あり、一端にて第1循環パイプP1の還路に接続され他
端にて第1ポンプ13の流入側に位置する第1循環パイ
プP1の往路に接続された分岐パイプ21と、この分岐
パイプと第1循環パイプP1の還路との接続部に設けら
れ分岐パイプ21を開閉する三方電磁切換弁22(分岐
パイプ中に電磁開閉弁を介装して実施することも可能で
ある。
)と、冷凍機11に流入する冷水の温度を検出する温度
計23と、この温度計23の検出温度に応じて三方切換
弁22を開閉する設定器24を備えている。
冷凍機作動制御装置30は、第2循環パイプP2を流れ
る冷水の流量を測る流量計31と、熱交換器12に流入
する冷水の温度を検出する温度計32と、熱交換器12
から流出する冷水の温度を検出する温度計33と、流量
計31及び両温度計32.33からの信号に応答して熱
交換器12における冷房負荷を算出し冷房負荷が設定値
以下になったときその翌日において所定時間信号を発し
その時間経過後冷凍機11を停止させる制御器34とを
備えている。
このように構成した冷房システムにおいては、真夏のど
とく熱交換器12にての1日当りの冷房負荷が犬であっ
て設定値以上である場合には、冷凍機作動制御装置30
から信号は発せられず、能力設定装置20は作動しない
このため、このときには、その翌日においても三方切換
弁22が分岐パイプ21を閉塞し、冷凍機11にて冷却
された冷水は全て蓄熱槽10内に還流する。
したがってこの時には冷凍機11が従来同様その冷凍能
力100多にて稼動し、熱交換器12にての冷房負荷を
補償する。
ところで、初夏或いは晩夏のごとく熱交換器12にての
1日当りの冷房負荷が小であって設定値以下となった場
合には、その翌日、冷凍機作動制御装置30から所定時
間信号が発せられ、能力設定装置20が作動する。
このため、三方切換弁22が分岐パイプ21を開き、冷
凍機11にて冷却された冷水の一部は分岐パイプ21を
通って第1循環パイプP□の往路中に還流する。
この還流した冷水は冷凍機11に流入する冷水の温度を
低くするため、冷凍機11の冷凍能力は低下する。
この冷凍能力の低下は温度計23、設定器24及び三方
切換弁22の協働作用により制御され、冷凍機11の冷
凍能力は略80多に維持され、冷凍機11が最大効率に
て稼動される。
かくして作動している冷凍機11は熱交換器12におけ
る冷房負荷に関係なく蓄熱槽10の冷水を順次冷却し、
所定時間経過後制御器34により停止される。
その後は上記のようにして冷却された冷水が順次熱交換
器12に供給されて熱交換器12にネ・ける冷房負荷に
対処する。
したがってこの冷房システムにおいては、冷凍機11を
最大効率にて稼動させることにより蓄熱した熱量を有効
に利用することが可能であり、冷凍機11の稼動エネル
ギーを低減することができ、省エネルギーを計ることが
できる。
なお、上記実施例においては、能力設定装置20及び冷
凍機作動制御装置30によって三方切換弁22を開閉し
て、冷凍機11を能力ioo%又は略80%(最大効率
)にて稼動させ、冷凍機11の最大効率に釦いて得られ
た余剰の熱量を有効に利用した例について説明したが、
本考案の実施に際しては、分岐パイプの接続部又は分岐
パイプ中に設けた開閉弁を熱交換器にあ・ける冷房負荷
に応じて開閉制御して、冷凍機を能力100%又は最大
効率にて稼動し得るようにし、冷凍機の最大効率におい
て得られる余剰の熱量を有効に利用し得るように当該冷
房装置を制御すればよく、その制御方法及び装置は上記
実施例に限定されるものではない。
以上要するに、本考案においては、冷房装置を、冷水を
収容する蓄熱槽と、前記冷水を冷却する冷凍機と、この
冷凍機と前記蓄熱槽間に配設した第1の循環パイプと、
この第1循環パイプの往路中に介装されて前記冷水を前
記蓄熱槽と冷凍機間にて循環せしめる第1のポンプとを
備えるとともに、冷房すべき室内に設置されて前記冷水
と該室内の空気間にて熱交換をさせる熱交換器と、この
熱交換器と前記蓄熱槽間に配設した第2の循環パイプと
、この第2循環パイプ中に介装されて前記冷水を前記蓄
熱槽と熱交換器間にて循環せしめる第2のポンプを備え
、かつ前記第1循環パイプの還路に一端にて接続され他
端にて前記第1ポンプの流入側に位置する第1循環パイ
プの往路に接続される分岐パイプと、この分岐パイプの
接続部又は分岐パイプ中に設けられ前記熱交換器におけ
る冷房負荷に応じて開閉する開閉弁とを備えて、前記冷
房負荷が設定値以下になったとき、前記冷凍機により冷
却された冷水が前記分岐パイプを通して前記第1ポンプ
の流入側にも還流するようにしたことにその構成上の特
徴があり、これにより、冷房負荷が設定値以下にあると
きには、冷凍機をその最大効率にて稼動することが可能
であり、冷凍機の最大効率において得られる余剰の熱量
を有効に利用し得えて、当該冷房装置における消費エネ
ルギーを減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一冷凍機の冷凍能力と効率の関係を示したグラ
フ、第2図は本考案の一実施例を示す概略構成図である
。 符号の説明、10・・・・・・蓄熱槽、11・・・・・
・冷凍機、12・・・・・・熱交換器、13・・・・・
・第1ポンプ、14・・・・・・第2ポンプ、21・・
・・・・分岐パイプ、22・・・・・・三方切換弁(開
閉弁)、Pl・・・・・・第1循環パイプ、P2・・・
・・・第2循環パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷水を収容する蓄熱槽と、前記冷水を冷却する冷凍機と
    、この冷凍機と前記蓄熱槽間に配設した第1の循環パイ
    プと、この第1循環パイプの往路中に介装されて前記冷
    水を前記蓄熱槽と冷凍機間にて循環せしめる第1のポン
    プとを備えるとともに、冷房すべき室内に設置されて前
    記冷水と該室内の空気間にて熱交換をさせる熱交換器と
    、この熱交換器と前記蓄熱槽間に配設した第2の循環パ
    イプと、この第2循環パイプ中に介装されて前記冷水を
    前記蓄熱槽と熱交換器間にて循環せしめる第2のポンプ
    を備え、かつ前記第1循環パイプの還路に一端にて接続
    され他端にて前記第1ポンプの流入側に位置する第1循
    環パイプの往路に接続される分岐パイプと、この分岐パ
    イプの接続部又は分岐パイプ中に設けられ前記熱交換器
    に釦ける冷房負荷に応じて開閉する開閉弁とを備えてな
    り、前記冷房負荷が設定値以下になったとき、前記冷凍
    機により冷却された冷水が前記分岐パイプを通して前記
    第1ポンプの流入側にも還流するようにした冷房装置。
JP4767679U 1979-04-11 1979-04-11 冷房装置 Expired JPS5934820Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4767679U JPS5934820Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 冷房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4767679U JPS5934820Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 冷房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55146928U JPS55146928U (ja) 1980-10-22
JPS5934820Y2 true JPS5934820Y2 (ja) 1984-09-27

Family

ID=28929969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4767679U Expired JPS5934820Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 冷房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5934820Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55146928U (ja) 1980-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5934820Y2 (ja) 冷房装置
JPH0260950B2 (ja)
JP2771883B2 (ja) 氷蓄熱装置
JPS5843732Y2 (ja) 蓄熱式空気調和機
JPH0454144B2 (ja)
JP2000074455A (ja) 蓄熱・貯湯型空気調和機
JP2554137B2 (ja) 蓄熱装置の運転方法
JPS6224708B2 (ja)
JPS5922437Y2 (ja) 冷暖房給湯装置
JPH0692851B2 (ja) ヒートポンプ
JPH031744Y2 (ja)
JPS59229118A (ja) 空気調和機の運転制御装置
JPH11304272A (ja) 圧縮式冷却装置
JPS6330946Y2 (ja)
JPH0330744Y2 (ja)
JPH0245725Y2 (ja)
JPH0119011Y2 (ja)
JPS6216596Y2 (ja)
JPS6229877Y2 (ja)
JPS6029301Y2 (ja) 電力ケ−ブルの冷却装置
JPS5818123Y2 (ja) 冷暖房給湯装置
JPS6244277Y2 (ja)
JPS5816623Y2 (ja) 空気調和機
JPS608290Y2 (ja) 蓄熱式冷暖房装置
JPS5993134A (ja) 蓄熱型冷暖房装置